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ヴィシュワナート寺院の象の石像 |
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職人や商人の神々を祀った三層の屋根の寺院。支柱に供え物としてカップとスプーンが取り付けられている。 |
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ビムセン寺院の信者たち |
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カトマンズやバクタプルの王宮よりも古い歴史を持ち、主要な部分は17〜18世紀に建てられたもの。王が即位するたびに増築され、最盛期には12のチョーク(中庭を囲む建物)があったが、現在残されているのは3つだけ。 |
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霧の新王宮マニ・ケシャブ・ナラヤン・チョーク |
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旧王宮の北側には、マンガ・ヒティと呼ばれる水汲み場があり、今も町の人々が沐浴や水汲みに利用している。 |
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沐浴や水汲みで賑わう町内の水場 |
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ダルバール広場からは、Golden Temple という標識をたどって行くとこの仏教寺院に到着する。創建は12世紀といわれるが、現在の建物は19世紀のもの。屋根の上から垂れ下がる布製の黄金の蛇が、涅槃(ねはん)へ連れて行ってくれるという。 |
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ゴールデン・テンプル |
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ゴールデン・テンプルは仏教寺院であるが、ヒンドゥー文化との混淆(こんこう)が見られる。寺院の中庭に下りる場合は、皮革製品の持ち込みが禁止されているので注意を要する。 |
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ハマヌン(猿)像とハニ車 |
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午後、カトマンズの町内は相変わらず霧が晴れなかったが、オプショナル・ツアーのエベレスト遊覧飛行のフライトにゴーサインが出た。ネパールの物価を考えると、一人2,4000円の料金は高いが、折角のネパール旅行なので、夫婦二人でビーチクラフト機に乗り込み、1時間のフライトを楽しんだ。 |
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遊覧飛行機 Beachcraft 1900D |
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離陸後、高度を増すに連れてヒマラヤ山脈がハッキリと見え、快晴の素晴らしい景観が眼前に迫ってきた。マカルー(8,463m)は、エベレストから約22km東にある世界で5番目に高い山で、その山頂は四角錐状になっている。 |
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上空から眺めるマカルー(8,463m) |
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そしてこの旅行のフィナーレを飾るように、雲ひとつ無いエベレスト(8,848m)が眼前に現れ、感動しながら、愛機オリンパスE-410のシャッターを切った。エベレストは、1953年5月29日にニュージーランドのエドモンド・ヒラリーが、シェルパ族のテンジン・ノルゲイと共に東南稜からアタックし、世界初登頂に成功した。(ヒラリー卿は2008年1月11日午前、88歳で逝去) |
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エベレストは、ヒマラヤ山脈の中央にあり、ネパールとチベットの国境にそびえる標高8,848mの世界最高峰である。1852年、インドの大三角測量による結果の集計中に〈 ピーク XV 〉といわれていた峰が世界最高峰であることが発見された。現地名がわからなかったので、前インド測量局長官ジョージ・エベレスト George Everest の名をとってエベレストと命名された。その後、チベットでは チョモランマ Chomolungma (中国表記で珠穆朗瑪峰、〈大地の女神〉〈世界の母神〉の意)、ネパールでは サガルマータ Sagarmãthã (サンスクリットに由来する語で〈大空の頭〉〈世界の頂上〉の意)と呼ばれていることが分かった。 |
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標高については諸説あり、1954年にインド測量局が周辺12ヵ所で測定し、その結果を平均して得られた8,848mが長年一般に認められてきた。1975年には中国政府が雪面を含む標高を8,849.05m(8,848.13m+積雪0.92 m)と測定した。1999年、全米地理学協会はGPSによる測定値が8,850mであったと発表した。2005年10月9日、中国国家測量局が2005年5月時点での標高は8,844.43m(3.5mの氷雪は標高に含まず)と発表した。しかし、ネパール政府は現在もこれらの測定結果を認定せず、公式には8,848mとしている。 |
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サガルマータ(8,848m)の勇姿! |
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せつれいや ひときわたかき かみのやま |
The snowy peak of the God, the highest of all. |
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世界最高峰のサガルマータ(エベレスト)(8,848m) |
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感動の余韻に包まれながら、夕刻、タイ国際航空機にてカトマンズ空港を出発、タイのバンコク経由で25日(火)午前5時半、関西国際空港に無事到着した。一部霧の影響を受けたが、満足度の高い海外旅行だった。 |
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住居:兵庫県明石市 |
昭和11年(1936)生まれ |
趣味:音楽鑑賞 旅行 ウォーキングなどの運動 |
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感動写真集第95集/特集!旅紀行第69集 「ネパール感動の旅」 |
平成20年(2008)3月23日 作品:第10作 画像:(大86+小22) 頁数:6 ファイル数:225 ファイル容量:47MB
平成12年(2000)〜平成20年(2008) 作品数:281 頁数:979 ファイル数:33,375 ファイル容量:4,838MB |
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私の海外旅行
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私の海外旅行の目的は、自分を分析するように考えると、まず、異なった風景、文化に触れるのが好きだということです。それで結果的には世界文化遺産中心に観光を計画しております。
さきにWa☆Daフォトギャラリーで「ガンジスの夜明け」を発表していただきましたが、これは世界遺産とは無関係で、その土地の人々の生活に興味があるからです。私は旅先でなるべく土地の人とちょっとでも話をしたいと思っております。ボディランゲージまじりででも交流すると記憶に鮮明に残ります。
そのため、手持ちの手帳に土地の言葉で使いそうなものを最低限、カタカナでメモをしております。たとえばネパールでは、あいさつの「ナマステ」とか「私は日本人です。=モ・ジャパニ・フン」、「写真を撮ってもいいですか。=タパインコ・フォト・キツナ・サクツゥ?(フォトOK?でよかった。)」などです。ネパールの人の印象を一言で言うと「やさしい」です。
カタカナ言葉が実際に役にたった場面の主なものを列挙すると、ローマでタクシー乗り場をさがしたときに「ドベ・フェルマータ・タッスィ?」と商店主に聞くと手振り身振りで教えてくれました。エジプトのアブシンベル神殿でトイレをさがしたときには「フェーン・ハンマーム?」と警備の武装兵士たちに尋ねると皆さん指先で教えてくれました。なお、ハマームでは鳩になってしまいます。
もちろん、「有難う」とか「すみません」、「いくらですか?」、「高いです」、「まけてください」、「切符を2枚ください」などはどこででも役にたちました。旅先には欧米以外のアジアやアフリカなどにも配慮しバランスを考えます。勉強嫌いの私ですが基本的には旅行は勉強の一環になっているようです。
食べ物も日本人はいつもおいしいものを食べておられるので海外ではご不満の方もおられますが、私は、土地の料理の味に好奇心が強いのか、平気です。トナカイ、リャマの肉は当然、ペルーではクイというモルモットの仲間の肉も食べました。帰国すると家内はいつも「日本が1番、我が家が1番」と言いますが、私はいつも「あと1ヶ月くらいは旅を続けたい」と思っております。
この度は、私の下手な写真で、和田さんには、またご迷惑をおかけすることとなり恐縮です。
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【編集子が選ぶ名作】 |
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感動のヒマラヤ山脈!
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今年の冬の祭りシーズンの編集を終え、一週間前から出番待ちの編集に取りかかったが、最初の作品が小池淳二さんの感動写真集第二弾になるこの「ネパール感動の旅」である。昨年の秋にオリンパスE-410を入手され、本格的な一眼レフ機による初めての海外作品である。 |
小池さんは、愛機で和田式撮影術を実践されたようで、お送り頂いた原画から選び出す作業が大変だった。その理由は、名作が沢山あり過ぎて、先に進まないからである。 |
1,000万画素の原画は、ネパールやヒマラヤのロマンと感動を余すところなく撮し取っておられ
編集が進むに連れて熱が入り、明日でも良いのに、今日も一日中パソコンに向かい、一気呵成に仕上げてしまった。 |
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小池さんの作品には、風光明媚な風景や世界遺産の寺院群だけでなく、生き活きしたネパールの人々の普段着の姿が躍動している。暖かい慈悲に満ちた作品で、とても素晴らしく、あれもこれもとやっていくうちに、6ページ108枚という感動大作になった。 |
この作品は、ネパールのロマンと感動を伝える決定版として、世界中の読者から末永くアクセスされるだろう。これほど多くのネパールの魅力を写し撮った作品は前例がない。居ながらにして感動のヒマラヤ山脈を堪能できる喜びを読者の皆さんと共有できることは小池さんのお陰であり、改めてお礼申し上げたい。これからもご自愛頂きながら、奥様と共に愛機を携えて世界中を飛び廻って頂きたい。 〈 完 〉 2007年3月23日 和田義男 |
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【編集子が選ぶ名作】 |
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