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はじめに |
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平成17年(2005)9月19日(月)の祭日、横浜市戸塚区舞岡公園でカワセミを撮影して以来6年目となる平成23年(2011)も野鳥を求める旅を続けました。これで4作目となりますが、常連の他に新しい仲間も加わりましたので、ごゆるりとお楽しみ下さい。野鳥は動きが敏捷で、警戒心が強く、木々に隠れてなかなか姿を見せてくれません。今年も根気と忍耐の撮影行でした。 |
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小雨覆:しょうあまおおい
中雨覆:ちゅうあまおおい
大雨覆:おおあまおおい
初列風切:しょれつかざきり
次列風切:じれつかざきり
三列風切:さんれつかざきり
尾羽:おばね
上尾筒:じょうびとう
下尾筒:かびとう
腿:もも
脚:あし
趾:あしゆび
爪:つめ
上腹:じょうふく
下腹:かふく
胸部:きょうぶ
上背:うわぜい
耳羽:みみばね
喉:のど
眼先:めさき
過眼線:かがんせん /
眼の前後方向に入る線
嘴:くちばし
頭頂:とうちょう
冠羽:かんう / 頭頂部から生える細長い羽根
後頭:こうとう
頬:ほお |
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【凡例】 ▲:上の画像の説明文 ▼:下の画像の説明文 〈画像の左クリック〉:別窓に拡大写真を表示 |
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2011.01.17 /
横浜市栄区瀬上市民の森 |
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ルリビタキは、夏季は標高1000m以上の高山で繁殖し、冬季は餌の所為もあるのでしょうが、里山に降りてくる「漂鳥」と呼ばれる小鳥です。雄のコバルト色が濃くなるには、生後3年以上といわれていますが、ここまで濃い固体には早々お目にかかることではありません。(前
出→4/yatyo1.htm) |
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ルリビタキ(瑠璃鶲 学名:Tarsiger cyanurus
):動物界脊索動物門鳥綱スズメ目ツグミ科に分類される鳥。夏季はユーラシア大陸の亜寒帯やヒマラヤ山脈で繁殖し、冬季はユーラシア大陸南部で越冬する。日本では夏季に本州、四国の亜高山帯で繁殖し、冬季は標高の低い場所へ下りる(留鳥)。全長14cm。尾羽の羽毛は青い。体側面の羽毛はオレンジ色で、英名(flanked=脇腹、側面)の由来になっている。腹面の羽毛は白い。成鳥(生後2年)になるとオスの背面の羽毛は青く、幼鳥やメスの背面の羽毛は褐色。種小名cyanurusは「青い」の意。 |
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市民の森のルリビタキ / 横浜市 2011.01.17 12:56 |
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2011.01.29 /
札幌市北海道神宮 |
▼ イスカも毎年やってくるわけではないが、北海道神宮の赤松の松毬に30羽位で採餌していた。昨年末には山梨県の嵯峨塩鉱泉にも来て居たようだから、今期は、大挙して移動してきたと思われる。(前
出→79/yatyo8.htm) |
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イスカ(交喙、鶍、学名 Loxia curvirostra)
:スズメ目アトリ科に分類される鳥類の一種。ヨーロッパ、アジアの北部や北アメリカに広く分布する。日本には主に冬鳥として渡来するが、少数だが北海道や本州の山地で繁殖するものもある。 |
主に針葉樹林内で生活する。非繁殖期は、数羽から10数羽の群れで行動する。群れの中には、まれにナキイスカが混じっていることがある。樹木の種子や小さな昆虫をえさとする。特にマツの種子を好む。主に樹上で採餌するが、地上に降りて水を飲む姿がよく観察される。マツ等の針葉樹の樹上に枯れ枝を材料としたお椀状の巣を作り、2-4個の卵を産む。抱卵期間は約14日。雛は孵化してから14日程で巣立つ。 |
イスカのくちばしは左右互い違いになっており、このくちばしを使って、マツやモミなどの針葉樹の種子をついばんで食べる。たまごから孵って間もない雛は普通のくちばしをしているが、1〜2週間経つと先が交差してくる。しかし下のくちばしが右にでるか左にでるかは決まっていない。また、このくちばしから物事が食い違うことを「イスカの嘴(はし)」という。西洋では、イエス・キリストが十字架に貼り付けになったときに、その釘を引き抜こうとした為、このような嘴になったという伝承がある。その為、キリスト教文化圏ではイスカは義人のイメージを付与される。 |
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北海道神宮のイスカ / 札幌市 2011.01.29 10:32 |
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赤松で採餌するイスカ / 札幌市 2011.1.29 10:45
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2011.01.29 / 江別市野幌森林公園 |
▼ 今年も北海道は野幌(のっぽろ)森林公園に行き、雪景色の中のエゾフクロウを撮影しましたが、残念ながら一羽だけでした。いかにも眠たそうな表情なので、「まどろむエゾフクロウ」としました。 |
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エゾフクロウ:フクロウ目フクロウ科
全長
50cm。頭が大きく平らな顔をしている。頭から背、翼の上面は灰褐色で、灰色や褐色の縦斑がある。体の下面は淡い灰褐色で褐色の縦斑がある。翼の上面には斑が密にあるので暗色に見える。尾は短く、目は黒っぽい。本亜種は他の亜種よりも随分と白い。雌雄同色。 |
雄はボッボッ ゴロスケホッホと鳴く。フォフォフォフォフォと鳴いたり、バウバウバウバウとイヌのような声を出す事もある。雌は風邪をひいたような声でボッボッ ゴロスケホッホと鳴く。警戒するときはギャーギャーとカケスのような声を出す。幼鳥はピュウワー ピューワーと弱い声で鳴く。 |
夜行性で、林縁や下枝の少ない樹林などで採餌する。日中に休息する場所、監視する場所の下にペリットが落ちている。ネズミ類、小哺乳類、鳥類などを食べる。ネズミ類、モモンガなど夜行性のものを食べる傾向が強い。捕まえた餌は丸呑みにし、消化できないものをペリットとして吐き出す。関東地方で繁殖している個体群は最近では小鳥が主食のようである。繁殖期は3〜6月頃で、一夫一妻。雄は求愛期に盛んにさえずり、1月から始まる。アラカシやスダジイ、サクラ、リンゴなど樹洞の出来やすい木を好んで営巣する。カラス等の古巣や、時に壁や地上の洞につくる。地上の切り株の横など地面での営巣例も多く知られる。巣箱利用も多い。卵数は3〜4個。抱卵・育雛
抱卵は雌が行う。生まれて約10日は雛は抱かれている。約32日で巣立つ。 |
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ゆきのほら えぞふくろうは ゆめのなか |
A snow cave, the Ural Owl in a dream. |
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まどろむエゾフクロウ / 北海道江別市 2011.1.29 14:33 |
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▼ 去年の秋、同じ場所で撮影したときは、二羽のカップルが仲睦まじく並んでおり、ナイスショットを手に入れることができました。とてもラッキーだったんですね。(前
出→144/yatyo15.htm) |
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番 |
のエゾフクロウ / 江別市 |
野幌 |
森林公園 2010.11.13 |
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155 ハギマシコ |
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2011.01.30 /
札幌市円山原始林 |
▼ ハギマシコは、関東では相模原市城山ダムで撮影できるのですが、札幌では少し距離はあるものの、目線で撮影できる場所が円山(まるやま)原始林です。雪の中では腹部の萩色が際立って見えます。(前
出→29/yatyo3.htm) |
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ハギマシコ(学名:Leucosticte arctoa ):スズメ目アトリ科の鳥。夏季にロシア東部で繁殖し、冬季は中華人民共和国北部や朝鮮半島等で越冬する。日本では北海道の高山帯で繁殖するという報告もある(巣材を咥えたメスが観察された例がある)が詳細は不明。冬季に主に北海道や本州中部地方以北に飛来する(冬鳥)。 |
全長16cm。全身の羽毛は黒褐色で赤みを帯び、黒い斑点が入る。嘴は太く、先端が黒い。オスの頭部は黒く、側頭部のみ明色。メスは頭部が褐色で、全体的にオスよりも体色が淡い。岩場のある山地や海岸等に生息する。まれに平地の川原や草原に現れる。数十羽以上の大規模な群れを形成し生活する。鳴き声は日本語圏では「ジュ、ジュ・・・」と聞こえる。 |
食性は植物食で、主に種子を食べる。採餌は地上で行い、地上を跳ね歩きながら草の実等を探す。山地では山小屋のゴミ捨て場で残飯漁りをしていることもある。繁殖形態は卵生で、岩の隙間に枯枝等を組み合わせた皿状の巣を作り卵を産む。メスのみが抱卵する。 |
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円山 |
原始林のハギマシコ / 札幌市 2011.01.30 10:32 |
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ハギマシコは、4年前の冬に撮影しておりますが、このときは40羽ほどの群れで、幸運にも誰かが置いていた石のステージに乗ってポーズを取ってくれました。 |
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城山湖のハギマシコ
/ 神奈川県相模原市 2007.01.21 |
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156 トラツグミ |
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2011.02.07,16 /
横浜市栄区瀬上市民の森 |
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今期は関東にこのトラツグミが数多く来て居たようです。この固体は、比較的人馴れしていたので、至近での撮影を許してくれました。
(前出→30/yatyo3.htm) |
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トラツグミ(虎鶫 学名:Zoothera dauma ):スズメ目ツグミ科の鳥。体長は30cmほどでヒヨドリ並みの大きさ。体表の黄褐色の鱗模様が特徴的である。東アジア、シベリア東南部、オーストラリアなどに分布する。日本国内では留鳥または漂鳥で、主に丘陵地や低山の広葉樹林に好んで生息するが、林の多い公園などでも観察されることがある。積雪の多い地方にいるものは、冬は暖地へ移動する。 |
主に雑木林などの地面で、積もる落ち葉などをかき分けながら歩き、土中のミミズや虫などを捕食する。さえずりは「ヒィー、ヒィー」「ヒョー、ヒョー」。地鳴きは「ガッ」。 |
森の中で夜中に細い声で鳴くため鵺(ぬえ)や鵺鳥(ぬえどり)とも呼ばれ、気味悪がられることがあった。「鵺鳥の」は「うらなけ」「片恋づま」「のどよふ」という悲しげな言葉の枕詞となっている。トラツグミの声で鳴くとされた架空の動物はその名を奪って鵺と呼ばれ、今ではそちらの方が有名になってしまった。 |
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トラツグミ / 横浜市栄区 2011.02.07 10:17 |
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▼ 平安時代には、夜に啼く口笛に似たその声で、鵺(ぬえ)と呼ばれ、忌み嫌われていたそうですが、撮影してみると、黄金色に輝く極めて華麗な鳥でした。三日後に再挑戦し、雪景色のトラツグミを上手く撮影できました。 |
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雪のトラツグミ 2011.02.16 12:20 |
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2011.02.12 /
横浜市戸塚区舞岡公園 |
▼ 関東地方にやってくる「アカハラ」には二種類いると云われておりますが、舞岡公園に来たのは、亜種の頭が黒いオオアカハラのようです。全体的に色が濃いようで、他は行動も含めてアカハラと同じようです。(初
出)
(アカハラ→23/yatyo3.htm) |
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アカハラ(赤腹、Turdus
chrysolaus):動物界脊索動物門鳥綱スズメ目ツグミ科ツグミ属に分類される鳥。古くは、茶・(耶/鳥)(チャジナイ)と呼ばれていた。オオアカハラは、日本、ロシア(サハリン、千島列島)で見られ、夏季に千島列島で繁殖し、冬季になると日本へ南下し越冬する。 |
全長23.5-24cm。胸部から腹部側面にかけてオレンジ色の羽毛で覆われ、和名の由来になっている。腹部中央部から尾羽基部の下面(下尾筒)にかけて白い羽毛で覆われる。頭部は暗褐色の羽毛で覆われ、顔や喉は黒ずむ。上嘴の色彩は黒く、下嘴の色彩は黄色みを帯びたオレンジ色。後肢の色彩は黄色みを帯びたオレンジ色。 |
アカハラは、上面が暗い緑褐色の羽毛で覆われる。オオアカハラは、上面が濃い緑褐色の羽毛で覆われ、頭部や喉の黒みが強い。嘴は太くて長い。 |
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雪のオオアカハラ /
横浜市 2011.02.12 11:23 |
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158 ミコアイサ |
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2011.02.13 /
皇居日比谷濠 |
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五羽のミコアイサが皇居の濠に来ているとの情報を貰っておりましたので、晴天の日を待ち、満を持して出かけて撮影できた会心のショットです。(前
出→71/yatyo8.htm) |
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ミコアイサ(神子秋沙、巫女秋沙、学名:Mergellus albellus)
:動物界脊索動物門鳥綱カモ目カモ科ミコアイサ属に分類される鳥。本種のみでミコアイサ属を形成する。潜水カモ。オスは白と黒の羽色をしているため「パンダカモ」とも形容される。名前のアイサの由来は諸説あるが、「秋が去った頃に飛来する」=「冬に飛来する」ことに由来するとする説もある。和名は、オスの体色を神子(巫女)に見たてたことが由来とされる。 |
ユーラシア大陸北部の寒帯地方で繁殖し、冬季には、ヨーロッパ、カスピ海からインド北部、中国東部などの温帯地方に渡り越冬する。日本には、冬季に越冬のため九州以北に冬鳥として飛来する。北海道では少数が繁殖している。全長約42cm。翼開長約62cm。オスは羽毛が白い。嘴の基部から眼にかけてと、後頭部に黒い斑紋が入る。 |
越冬時は、河川、湖、池沼、海岸等に生息する。淡水域の方が多い。小規模な群れを形成し生活する。繁殖期は、河川や湖沼の周囲の草むらなどに生息する。食性は動物食で、潜水して貝類や甲殻類、魚類等を食べるが、他のアイサ類に比べると魚類以外の生物を採ることが多い。繁殖形態は卵生。水際の樹洞などを利用して大量の綿羽を入れて営巣する。繁殖期は5-7月で、産卵数は6-8個。他のアイサ類同様番いは抱卵前に解消され、抱卵と育雛はメスが行う。繁殖期にオスは、エルル、エルル、メスはクワッ、クワッと鳴く。 |
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皇居のミコアイサ /
東京都千代田区 2011.02.13 10:43 |
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▲▼ この日は、風も弱く、晴天で暖かく、しかも目の前15〜20mの範囲でユックリとくつろいでおり、この様な幸運な日もあることを実感できた撮影行でした。 |
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パンダガモとも呼ばれるミコアイサ |
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159
エナガ |
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2011.02.16 /
横浜市栄区瀬上市民の森 |
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餌が少なくなるこの時期のエナガは、樹木の表皮の内側に潜む虫などを探しており、採餌に夢中の余り警戒心が薄れ、このように案外近くで撮影できることがあります。
(前出→49/yatyo5.htm) |
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エナガ(柄長 学名:Aegithalos caudatus ):スズメ目エナガ科の鳥。エナガ科は世界で7種類が知られる。体長は14cmほどで、スズメより小さい。くちばしと首が短く丸っこい体に長い尾羽がついたかわいらしい小鳥である。目の上の眉斑がそのまま背中まで太く黒い模様になっており、翼と尾も黒い。肩のあたりと尾の下はうすい褐色で、額と胸〜腹は白い。 |
ヨーロッパから中央アジア、日本まで広く分布し、主に林に生息するが、木の多い公園や街路樹の上などでも見ることができる。繁殖期は番いで縄張りを持つが、非繁殖期は小さな群れをつくり、シジュウカラ、メジロ、コゲラなどの違う小鳥と群れをつくることもある。木の上で小さな昆虫やクモを食べ、特にアブラムシを好む。また、草の種子なども食べる。 |
また、非繁殖期には、ねぐらをつくって小さなからだを寄せ合って集団で眠る習性がある。街中のふつうの街路樹がねぐらとなることもあり、ねぐらとなった街路樹は夕方にはたくさんのエナガの鳴き声でザワザワと騒がしくなり、木の下には当然フンがたくさん落とされることになる。 |
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樹木に潜む虫を探すエナガ /
横浜市栄区 2011.02.16 10:57 |
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160 ヨシガモ(雄) |
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2011.02.19 /
皇居桜田濠 |
▼ 頭部の緑色の部分がフランス皇帝ナポレンの被った帽子の形に似ているとして、「ナポレオン鴨」と呼ばれておりますが、皇居桜田濠に約20羽の群が来て
いるとの情報がありました。(初出) |
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ヨシガモ(葦鴨、Anas falcata):中華人民共和国北東部、モンゴル、ウスリー、シベリアなどで繁殖し、冬季になると東南アジア、朝鮮半島、中華人民共和国南部などへ南下し越冬する。日本では冬季に越冬のため飛来し、北海道では少数が繁殖する。動物界脊索動物門鳥綱カモ目カモ科マガモ属に分類される鳥類。 |
繁殖期のオスは額から後頭、眼先、頬の羽衣が赤紫、眼から後頭の羽衣が緑色。喉の羽衣は白や淡黄色で、黒い首輪状の斑紋が入る。尾羽基部の下面を被う羽毛(下尾筒)は黒く、その側面には三角形の黄色い斑紋が入る。三列風切は長く湾曲し、黒く羽毛の外縁(羽縁)が白い。 |
河川、湖沼などに生息し、冬季になると内湾などにも生息する。食性は主に植物食で、種子、水生植物、海藻などを食べる。繁殖形態は卵生。6-8月に水辺の茂みなどに枯れ草を組み合わせた巣を作り、6-9個の卵を産む。メスが抱卵し、抱卵期間は24-25日。 |
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ヨシガモの雄
/ 東京都千代田区 2011.02.19 09:59 |
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▲▼ 折しも東京マラソンの一週間前で、多くのジョガー(jogger
ジョギングする人)を避けながら、遠慮しつつ撮影したのですが、美しい姿態をシャープに切り取ることができました。ご覧のように、誠に華麗なる鴨でした。 |
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皇帝の風格のあるヨシガモ 2011.02.19 10:05 |
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2011.02.19 /
我孫子市あけぼの山公園 |
▼ カラフトムシクイは、三年前、杉並区和田堀公園に数羽来て、私も数回通いましたが、撮影が思うに任せず、悔しい思いをした経験があります。今回我孫子に来ているとの情報があり、再挑戦とばかりに行きましたが、以前に比べて、更に撮影難度が高い状況でした。 |
数だけは沢山撮影しましたが、良い絵が撮れたという確信もなく、帰宅して確認したら、何と奇跡的に一枚だけ、我慢できる映像がありました。(初出) |
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カラフトムシクイ
(樺太虫喰、学名:Phylloscopus proregulus )
:スズメ目ウグイス科に分類される鳥類の一種。 |
ヒマラヤ山脈の北側の中国内陸部からロシア東部で繁殖する。冬期は、中国南部やミャンマー、インド東部などに渡り越冬する。日本に最も近い繁殖地は、サハリンである。日本では迷鳥としてごくまれに観察される種とされていたが、調査が進むにつれて観察記録が増えた。現在では、まれな旅鳥とされており、主に日本海側の島嶼部で秋の渡りの時に記録されている。 |
全長約10cm。ムシクイ類中最小の種である。体の上面は黄緑色で下面は少し黄色がかった白色である。頭央に黄色のやや幅の広い線が走っていることと、腰が黄色であることで、他のムシクイ類と区別できる。眉斑は黄色っぽい。 |
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何処にいるのか?カラフトムシクイ / 千葉県我孫子市 2011.02.19 14:00 |
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2011.02.26 /
大田区鵜の木多摩川河川敷 |
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トラフズクは、楠木や椎の木等常緑広葉樹の枝下で昼間を過ごすことが多く、暗く、また、光を避けた方向に顔を向けることが多いため、鮮明な撮影が難しいです。 |
強風の朝、私の到着後に偶然一羽が飛んできて、眼を閉じるまで約一分間撮影できるという幸運に恵まれました。(前出→112/yatyo12.htm) |
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トラフズク:フクロウ目
フクロウ科
全長(翼開長)35-37cm(90-100cm)。顔は橙褐色で、羽角は長い。上面は灰褐色で濃く褐色の縦斑と薄い黄色の斑がある。下面は薄い褐色に黒褐色の縦斑がある。虹彩はオレンジ色。幼鳥(若鳥)は、全体的に黄褐色味が強い。ウーウーと低い声で鳴き、幼鳥は金属的にキーキー。夜行性で、小哺乳類を好んで餌にする。北海道での食性分析では、エゾヤチネズミなどのネズミ類が最も多く、食虫類や小鳥も含まれる。繁殖は5〜7月に一夫一妻。 |
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多摩川のトラフズク / 東京都大田区 2011.02.26
09:05 |
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163
ギンムクドリ |
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2011.03.03 /
江戸川区葛西臨海公園 |
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温暖化の所為なのでしょうか、暖地性の鳥が冬の東京にやってきました。ムクドリに比べると、大きさは一回り小さく、毛の色は白が多く、メタリックに輝く黒い羽が、朝日に映えて綺麗な雌でした。(初出)
ムクドリ→121/yatyo13.htm |
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ギンムクドリ(銀椋鳥、Sturnus
sericeus):スズメ目ムクドリ科の鳥。英名は Red-billed
Starling。全長24cm(ムクドリと同じ大きさ)。嘴の基部は赤く、先は黒い。足は橙褐色。後頚・背・体下面は灰褐色あるいは青灰色。初列風切基部には、大きな白斑がある。腰と下尾筒は灰白色。虹彩は暗褐色。メスは全体に褐色味が強く、後頚から背はやや色が淡い。 |
中国南東部に分布し、一部はベトナム北部で越冬する。日本では、数少ない冬鳥または旅鳥として記録がある。記録のほとんどは日本海の離島や南西諸島のもので、与那国島や石垣島では毎冬、越冬している。本州・九州・伊豆諸島でも記録がある。近年、日本での分布が広がってきており、石川県では2005年1月から2月に内灘町の河北潟干拓地で雄1羽、輪島市舳倉島で2006年12月に1羽が観察されている。滋賀県では、2006年5月、湖北町海老江の「琵琶湖・水鳥湿地センター」で雄1羽が観察されており、2009年1月には高島市で雄1羽が観察されている。千葉県では2007年1月に若鳥1羽が記録されている。 |
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メタリックに輝くギンムクドリ /
東京都江戸川区 2011.03.03
07:57 |
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