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はじめに |
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平成17年(2005)9月19日(月)の祭日、横浜市戸塚区舞岡公園でカワセミを撮影して以来9年目となる平成26年(2014)も野鳥を求める旅を続けました。これで7作目となり、常連の他に新しい固体も続々と加わりましたので、楽しみは尽きません。野鳥は動きが敏捷で、警戒心が強く、木々に隠れてなかなか姿を見せてくれません。今年も根気と忍耐の撮影行でした。 |
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小雨覆:しょうあまおおい
中雨覆:ちゅうあまおおい
大雨覆:おおあまおおい
初列風切:しょれつかざきり
次列風切:じれつかざきり
三列風切:さんれつかざきり
尾羽:おばね
上尾筒:じょうびとう
下尾筒:かびとう
腿:もも
脚:あし
趾:あしゆび
爪:つめ
上腹:じょうふく
下腹:かふく
胸部:きょうぶ
上背:うわぜい
耳羽:みみばね
喉:のど
眼先:めさき
過眼線:かがんせん /
眼の前後方向に入る線
嘴:くちばし
頭頂:とうちょう
冠羽:かんう / 頭頂部から生える細長い羽根
後頭:こうとう
頬:ほお |
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【凡例】 ▲:上の画像の説明文 ▼:下の画像の説明文 〈画像の左クリック〉:別窓に拡大写真を表示 |
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2013.01.05 / 横浜市戸塚区舞岡公園 |
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今シーズン最初の標的になってくれました。目の前の杭に止まって動かず、折角ポーズをとってくれたのでついつい撮影しました。若鳥のようです。 (前出:yatyo15.htm
146 yatyo22.htm
248) |
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ジョウビタキ:スズメ目 ツグミ科 全長
14cm。雄は
顔が黒く、頭が白く、腹は橙色。上面も黒く、次列風切の基部に白斑がある。尾羽は黒く、外側尾羽が橙色。嘴と足は黒い。雌は
全体が茶褐色だが、下腹と尾が橙色。 |
鳴き声はヒッヒッ、カッカッなど。低い枝や杭の上に止まり、地上の昆虫などを見つけると降下して捕まえる。マサキ、ムラサキシキブ、ツルウメモドキの果実も食べる。モンゴル、中国西部からウスリー、サハリンなどで繁殖する。冬季はインド北部から中国南部、日本などに渡って過ごす。日本には冬鳥として全国に渡来する。積雪地では少ない。1983年6月、北海道大雪山の麓で5羽の雛が巣立ちに成功し、日本で初めての繁殖記録となった。越冬季には農耕地周辺、河原、明るい林など開けた環境に生息する。市街地でも普通に見られる。 |
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ジョウビタキ /
横浜市戸塚区舞岡公園 2013.01.05 12:45 |
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ジョウビタキ雄 / 藤沢市立石 2012.03.20 10:11 |
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2013.01.13 / 船橋市 |
▼ ミヤコドリの飛翔姿を撮影したくて行きました。チャンスは一回だけでしたが、比較的近い距離で撮影できました。
(前出:yatyo19.htm
207) |
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ミヤコドリ(都鳥、学名:Haematopus ostralegus):チドリ目ミヤコドリ科に分類される鳥類の一種。カモメ科の「ユリカモメ」のことを古代・中世に「ミヤコドリ」と呼んでいたともいわれる(古今和歌集に登場する都鳥など)。 |
体長は45cmほどで、ハトより少し大きい。くちばしと足は長くて赤い。からだの上面は黒く、胸から腹、翼に白い部分がある。北欧、中央アジア、沿海州、カムチャツカ半島などで繁殖し、西欧、アフリカ西岸、中東、中国南部、日本にかけての海岸で越冬する。かつて日本では旅鳥または冬鳥として主に九州に渡来していたが、近年は東京湾でも定期的に観察されるようになった。海岸で小さな群れを作ってすごすことが多い。 |
英名の「Oystercatcher」は、カキなどの二枚貝を食べる習性に由来している。くちばしは上下に平たくて先が鋭く、わずかに口を開けた二枚貝に素早くくちばしを差し込み、貝柱を切断して殻を開け、中身を食べる。ほかにカニやゴカイなども食べる。また、アイルランドの国鳥になっている。 |
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ミヤコドリ / 船橋市 2013.01.13
13:10 |
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みやこどり さかなくわえて はばたきぬ |
An oystercatcher flapping, holding a fish in
her bill. |
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古今和歌集で都鳥と詠われたユリカモメは別種 / 相模川(神奈川県寒川町) 2011.12.10
11:56 |
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2013.01.20 / 東京都港区 (初出) |
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南西諸島から台湾にかけて分布するとされております。大きさは普通のモズと同じ位でした。何故東京湾に迷い込んだのか解りませんが、昨年9月下旬から居着いていたそうで、正月になって、比較的近間に飛んでくるようになったそうです。 |
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タカサゴモズ(高砂百舌、Lanius schach):動物界脊索動物門鳥綱スズメ目モズ科モズ属に分類される鳥類。中華人民共和国南東部、台湾、ベトナム北部で繁殖する。 |
全長24-25cm。尾羽は長い。額や嘴の基部から眼を通り後頭部へ続く太い筋状の斑紋(過眼線)は黒い。頭頂から背にかけての羽衣は灰色、喉から頬、胸部にかけての羽衣は白い。上尾筒と下尾筒の色彩は橙褐色で、腹部や体側面の羽衣は橙褐色がかる。尾羽の色彩は黒く、外側尾羽の外縁(羽縁)は橙褐色。翼の色彩は黒い。初列風切基部に白い斑紋が入り、三列風切の羽縁は淡橙褐色。嘴や後肢の色彩は黒い。 |
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タカサゴモズ / 東京都港区 2013.01.20 12:26 |
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2013.01.27 /
越谷市
(初出) |
▼ クイナの仲間で胸から腹にかけての毛に緋色が載る可愛い鳥ですが、昨年11月ころから当地に2〜4羽で来ていたそうです。体長は23cmと云われ、ツグミより少し大きい小型の鳥です。中国東部から日本で繁殖するそうで、冬季に見られる個体は、北から南下してきたものと云われております。とにかく生活排水が流入するような環境を好むため、撮影に際しては背景の選択に難儀します。 |
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ヒクイナ(緋水鶏、緋秧鶏、学名:Porzana fusca):ツル目 クイナ科
ヒメクイナ属に分類される鳥類。古くは単に「水鶏」(くひな)と呼ばれ、その独特の鳴き声は古くから「水鶏たたく」と言いならわされてきた。 |
中華人民共和国東部、台湾、日本などで繁殖し、冬季になるとインドシナ半島、中華人民共和国南部、日本(本州中部以南)へ南下し越冬する。 |
全長19-23cm。翼開張37cm。体重0.1キログラム。上面の羽衣は褐色や暗緑褐色。喉の羽衣は白や汚白色。胸部や体側面の羽衣は赤褐色。腹部の羽衣は汚白色で、淡褐色の縞模様が入る。虹彩は濃赤色。嘴の色彩は緑褐色で、下嘴先端が黄色。後肢は赤橙色や赤褐色。 |
湿原、河川、水田などに生息する。和名は鳴き声(「クヒ」と「な」く)に由来し、古くは本種とクイナが区別されていなかった。食性は動物食傾向の強い雑食で、昆虫、軟体動物、カエル、種子などを食べる。繁殖形態は卵生。水辺の茂みや低木の樹上にヨシなどを組み合わせた皿状の巣を作り、日本では5-8月に4-9個の卵を産む。雌雄交代で抱卵し、抱卵期間は20日。 |
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ヒクイナ / 越谷市 2013.01.27
10:49
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2013.02.02 /
横須賀市
(初出) |
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ユーラシア大陸と北アメリカ大陸の環極地方で繁殖し、冬季は中国の南部、日本、北アメリカ大陸西部と東部沿岸などで過ごすとされている。全長 55〜65cm
日本では冬鳥として北海道、本州に渡ってくる。シロエリオオハムを撮影に行き、偶然見つけたものです。 |
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コクガン(黒雁、Branta
bernicla):動物界脊索動物門鳥綱カモ目カモ科コクガン属に分類される鳥類。 |
全長55-66cm。翼開張115-125cm。尾羽はやや短い。頭部から頸部、胸部の羽衣は黒い。頸部に白い首輪状の斑紋が入り、斑紋内に黒い斑紋がある。体上面の羽衣は羽毛の外縁(羽縁)が淡色の黒褐色。全体的に羽衣が黒いことが和名の由来になっている。体側面には白と淡黒褐色の縞模様が入る。下腹部や上尾筒、下尾筒は白い。嘴や後肢は黒い。 |
繁殖地ではツンドラ、越冬地では内湾や海岸、河口、干潟、沿岸部の湖沼などに生息する。非繁殖期は群れで生活する。食性は植物食傾向の強い雑食で、海草(アマモなど)や海藻を食べる。海底の海草や海藻は逆立ちして頭だけ潜水しながら食べる。 |
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コクガン /
横須賀市 2013.02.02 04:51
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2013.02.02 / 横須賀市
(初出) |
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シベリア北東部からハドソン湾(カナダ)にかけて分布し、冬は南下して日本周辺と北アメリカ大陸西海岸の沿岸で越冬するとされています。北海道では旅鳥として、本州以南では冬鳥として観察されます。港内にまで入るのは珍しいとのことでした。 |
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シロエリオオハム(白襟大波武、学名:Gavia pacifica)
:アビ目アビ科に分類される鳥類の一種で、日本へは冬鳥として多数飛来する。日本で観察されるアビ科の鳥の多くは本種である。 |
シベリア東北部からアラスカ、カナダで繁殖し、冬季は北アメリカ北部から西部の沿岸や、アリューシャン列島、千島列島を経由し日本、中国の東シナ海まで南下して越冬する。日本では冬鳥として九州以北に飛来する。南西諸島での記録は少ない。 |
全長約65cm。オオハムより小型で、前頸は紫色光沢のある黒色で、後頸がうすく白い。背は黒色で白い角斑が並ぶ。嘴はまっすぐとがるがオオハムに比べかなり短い。冬羽は後頸、背が黒褐色。前頸は白く、喉に首輪状の細い黒線があるが不明瞭なこともある。雌雄同色。 |
越冬時は、海上で生活し、魚類などを捕食する。港湾や沿岸近くの湖沼に入ることもある。鳴き声は「グァーン」または「グォーイ」など。 |
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シロエリオオハム
/ 横須賀市 2013.02.02
15:59 |
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2013.02.03 /
浦安市 |
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久しぶりに対面したのですが、岸壁で繁殖している海藻を食べていました。この個体はかなり原種に近いものと考えられます。
(前出:yatyo11.htm
101) |
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アメリカヒドリ(アメリカ緋鳥、学名:Anas americana)
:カモ目カモ科に分類される鳥類で、淡水鴨の一種。和名はアメリカ産のヒドリガモの意味。近縁種のヒドリガモとは交雑種を作る。 |
北アメリカ中部から北部で繁殖し、冬季は北アメリカ南部から中央アメリカ、西インド諸島に渡り越冬する。東シベリアの一部の地域でも繁殖しているといわれるが、詳細は不明。日本へは数少ない冬鳥として毎年渡来するが、1〜数羽での渡来がほとんどである。記録は、北海道から南西諸島まで各地にある。たいていヒドリガモの群れに混じっている。 |
体長45-56cm。翼開長76-89cm。雄成鳥は額から頭頂にかけて淡いクリーム色で眼から後頭部にかけて光沢のある緑色。眼の周囲は黒い。頬は黒褐色。胸から脇は赤褐色で下尾筒は黒い。雌成鳥は全体が褐色だが、顔の部分がやや灰色がかっている。嘴は雌雄とも青灰色で先端が黒い。 |
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アメリカヒドリの雄 / 浦安市 2013.02.03 11:56 |
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2013.02.03 / 浦安市 |
▼ アメリカヒドリを撮影しているうちにみつけました。
(前出:yatyo8.htm
74) |
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ヒドリガモ( 緋鳥鴨、学名:Anas penelope)
:カモ目カモ科に分類される鳥類の一種。オナガガモ、マガモ、コガモなどと並んで、日本で最も普通に見られるカモ類である。淡水型カモの一種。 |
体長約49cm。雄成鳥は額から頭頂がクリーム色で、顔から頸が茶褐色、胸は薄い茶色である。体の上面は灰色で黒い細かい斑が密にある。下尾筒は黒い。雌は全体に褐色。雄のエクリプスは雌と似ているが、全体に赤みが強い。雌雄とも嘴は青灰色で、先端が黒い。体の下面は白い。 |
ユーラシア大陸の北部の寒帯地域やアイスランドで繁殖し、冬季はヨーロッパ、アフリカ北部、インド北部、中国南部、朝鮮半島などに渡り越冬する。日本では冬鳥として全国に渡来する。北海道では厳冬期には少なく、春と秋によく見られる。 |
越冬時は、湖沼、河川、河口、海岸などに生息する。繁殖期はツンドラ地帯や針葉樹林にある湿地などに生息する。食性は植物食。水面に浮かぶ植物性の葉や茎・根・種等を採食する。また、岸や中洲に上がって陸上の植物も食べる。海草、海藻も好んで食べるので、他の淡水型カモ類と比べると、海岸付近で観察されることも多い。昼間は群れで休息し、夕方から明け方にかけて餌場に向かい採餌することが多い。繁殖形態は卵生。水辺の草地などに営巣し、1腹7-11個の卵を産む。抱卵日数は23-25日である。オスはピュー、ピューという特徴ある甲高い声で鳴くが、メスは他のカモ同様低い声でガァー、ガァーと鳴く。 |
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ヒドリガモの雄 / 浦安市 2013.02.03 11:55 |
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2013.02.03 / 浦安市
(初出) |
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シベリア東部で繁殖し、冬季は我が国へ南下してくるとされています。全長は51〜58cm、眼下部に三日月状の白い斑紋が入ることと、虹彩が灰白色若しくは灰青色という特徴のほか、上嘴基部に黒い瘤があり、ナイキガモの異名があります。 |
滅多に観察できないとされており、全く意識せずに海岸に行ったのですが、スズガモの群の中に、真っ黒い鳥が居て、もしやと思いつつファインダーを覗いて確認したときは、本当に驚きました。 |
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ビロードキンクロ(天鵞絨金黒、Melanitta fusca):動物界脊索動物門鳥綱カモ目カモ科クロガモ属に分類される鳥類。シベリア東部で繁殖し、冬季になると越冬のため日本へ南下する。 |
全長51-58cm。翼開張90-99cm。次列風切が白い。和名のキンクロはキンクロハジロの略で、キンクロハジロと同じく次列風切が白いことに由来する。後肢の色彩は赤紫色で、水かきの色彩は暗色。 |
オスの成鳥は全身の羽衣が黒く、眼下部に三日月状の白い斑紋が入る。種小名fuscaは「黒、暗褐色」の意で、オスの羽衣に由来する。また和名のビロードや英名(velvet=ベルベット)もオスの羽衣に由来する。虹彩は白や灰白色、灰青色。上嘴基部に黒い瘤がある。メスや幼鳥は全身の羽衣が黒褐色。虹彩が褐色。メスには眼前部と頬に左右に2つずつ白く不鮮明な斑紋がある。嘴の色彩は黒い。 |
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ビロードキンクロ
【1/2】 /
浦安市 2013.02.03 13:00 |
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ビロードキンクロ
【2/2】 /
浦安市 2013.12.14 13:57 |
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2013.02.11 /
神奈川県中井町 |
▼ 2月も中旬になるとモズのカップリングが始まるようです。(前出:yatyo1.htm
8
yatyo3.htm
26 yatyo4.htm
37) |
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モズ(百舌、鵙、Lanius bucephalus ):スズメ目モズ科モズ属に分類される鳥。中華人民共和国東部や朝鮮半島、ウスリー南部、サハリンで繁殖し、冬季になると中華人民共和国南部へ南下し越冬する。日本では周年生息(留鳥)するが、北部に分布する多くの個体は秋季になると南下して越冬する。全長20cm。翼や尾羽は黒い。 |
夏羽は頭頂部が灰色で、腹面が白くなる。冬羽は頭頂部が褐色の羽毛で覆われる。頭頂部オスは背面が青味がかった灰色の羽毛、体側面と腹面がオレンジ色の羽毛で覆われる。また初列風切羽基部に白い斑紋が入る。嘴の基部から眼を通り後頭部へ続く筋状の斑紋(過眼線)は黒い。メスは背面が褐色、腹面が淡褐色の羽毛で覆われ、腹面には波状の横縞が入る。過眼線は褐色。 |
森林や草原、農耕地等に生息する。様々な鳥の鳴き声を真似た複雑な囀りを行い、舌が百枚あると考えられたことが和名の由来とする説もある。食性は動物食で、昆虫類、節足動物、甲殻類、両生類、小型爬虫類、小型の鳥類、小型哺乳類等を食べる。樹上等の高所から地表の獲物を探して襲いかかり、再び樹上に戻り獲物を食べる。捕らえた獲物を木の枝等に突き刺したり、木の枝股に挟む(早贄/はやにえ)。秋に最も頻繁に行われるが、何のために行われるかは実際よく分かっていない。早贄を後でやってきて食べることがあるため、冬の食料確保が目的とも考えられるが、そのまま放置することもしばしばある。 |
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モズのカップル /
神奈川県中井町 2013.02.11 11:21 |
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2013.02.11 /
神奈川県中井町 |
▼ この時期のシメは綺麗ですね。 (前出:yatyo6.htm
56) |
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シメ(鴲 学名:Coccothraustes coccothraustes ):スズメ目アトリ科の鳥の一種。全長18cmでヒバリほどの大きさ。蝋嘴鳥(ろうしょうちょう)という異称がある。ユーラシア大陸中部に分布。日本では北海道で繁殖するほか、冬鳥として本州以南に渡来する。低地から山地の落葉広葉樹林や雑木林に生息。また、市街地の公園、人家の庭でも見ることができる。 |
雄の成鳥は、頭の上部と耳羽が茶褐色、頸の後ろは灰色。嘴は鉛色、円錐で太く大きい。冬羽になると肌色になる。風切羽は青黒色、背中は暗褐色、尾も暗褐色で外側尾羽に白斑がある。目からくちばしの周りやのどにかけて黒色で、胸以下の体下面は淡い茶褐色。雌は雄より全体的に色が淡く、風切羽の一部が灰色。ムクノキ、エノキ、カエデなどの種子を主食とする。果肉の部分は摂取せず、太い嘴で硬い種子を割って中身を食べる。 |
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シメ /
神奈川県中井町 2013.02.11 12:30 |
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2013.02.11 /
神奈川県中井町 |
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コゲラの雄には、頭部に赤い毛があるのですが、これを撮影するとなるとなかなか難しく、結果的に綺麗に写ってくれたと云う実感です。(前出:yatyo6.htm
55) |
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コゲラ(小啄木鳥、小啄木 学名:Dendrocopos kizuki or Picoides kizuki ):キツツキ目キツツキ科の鳥。英名は
"Japanese Pygmy Woodpecker" で、日本にいる小さなキツツキの意。学名の内、種名の「kizuki」は、本種を記録した時の標本の採集地が豊後の杵築(大分県杵築市)だったことからつけられた。 |
全長15cmほどで、スズメと同じくらいの大きさ。日本に生息するキツツキとしては最も小型である。雌のほうがやや大きい。灰褐色と白のまだら模様の羽色をしている。南方に分布するものほど体色が濃くなる傾向がある。雌雄の羽色の違いは後頭部にある赤い斑の有無(雄にある)程度だが、野外ではほとんど見えないため、羽色で雌雄を区別することは困難である。 |
ロシア南東部、サハリン、朝鮮半島北部、中国東北部、日本列島など、東アジアの限られた地域に分布している。日本では一部離島を除く全国の亜寒(亜高山)帯針葉樹林から亜熱帯照葉樹林まで広く分布する。基本的には留鳥だが、寒冷地に生息する個体は、冬季には暖地へ移動するものもいる。 |
天然林から雑木林や都市公園内の樹木など、木立のある場所ならば普通に観察される。本来は平地から山地の林に生息する鳥であるが、近年は都市の近郊にも定着しており、市街地に近い街路樹や人家の庭木、公園の樹木などでもよく見られる。 |
つがいや家族がいっしょにいることが多く、お互いの確認をするため「ギー、ギー」という声を出す。なわばりの主張や、遠方への自分の位置の伝達、巣立ったヒナが親鳥に給餌をねだるときなどには、「キッキッキ」という強い声を出す。嘴で木を強く連続して叩いて音を出すドラミングも行う。ドラミング音は、アカゲラなどの大型のキツツキに比べ小さく短い場合が多い。 |
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はつはるの つるはせんねん はばたけり |
Early spring, the flapping crane lives for 1000 years. |
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コゲラ /
神奈川県中井町 2013.02.11 13:19 |
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2013.02.11 /
神奈川県中井町 (初出) |
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体長は約19cm,中国の揚子江流域と東北部から朝鮮半島、ウスリーで繁殖し、冬は中国南東部、日本などに渡って越冬します。日本には主に冬鳥として本州、四国、九州などに渡来するが局地的に出現し、数は少なく、
今回もイカル3羽と一緒に行動して居ました。嘴の先が黒いのが特徴です。 |
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コイカル(小斑鳩、小鵤、学名:Eophona migratoria):スズメ目アトリ科に分類される鳥類の一種。ロシア東部の沿海州方面から朝鮮半島、中国東北部および中部で繁殖し、冬季は中国南部からベトナム北部に渡り越冬する。日本では、旅鳥または冬鳥として本州の中部以南に渡来するが、数はそれほど多くない。熊本県と島根県で繁殖の記録がある。 |
全長は約19cm。太く黄色い嘴を持つなどイカルと似ているが、一回り小さい。雄成鳥は額から顔、喉にかけてと、風切羽の一部が光沢のある濃い紺色で、体の上面は灰褐色、下腹から下尾筒は白い。初列風切羽の先端は白い。脇は橙褐色で体の下面は灰褐色に淡い橙色をおびる。雌成鳥は頭部が黒くなく暗灰褐色である他は、雄と羽色は似ている。 |
平地から山地の落葉広葉樹林に生息する。都市の公園林で見かけることもある。イカルの様に波状に上下に揺れるように飛翔する。地鳴きはイカルより濁っており、「ギョッ」「ギョッ」と聞こえる。さえずりはイカルと似ている。 |
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コイカル /
神奈川県中井町 2013.02.11 14:50 |
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2013.02.17 /
大阪南港野鳥園 (初出) |
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体長は60〜70cmで、ユーラシア大陸の低緯度地方の中央部および北部ヨーロッパで繁殖する。冬季は地中海地域からインド、中国南部あたりまで渡って過ごす。日本には冬鳥として、特に有明海には100〜300羽の群れでくるそうです。この公園には毎年50羽位出飛来するそうですが、滞在中に猛禽に襲われ、10羽位が餌食となるようです。大阪には、有明海の諫早水門が出来てから飛来するようになったそうです。 |
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ツクシガモ(筑紫鴨、学名:Tadorna tadorna
):カモ目カモ科に分類される鳥類の一種である。ユーラシア大陸の温帯部に広く分布する大型のカモで、日本へは少数が冬鳥として渡来する。特に有明海を中心とした九州北部で渡来数が多く、「筑紫鴨」の和名もここに由来する。九州以外では主に西日本で時々飛来するだけだったが、日本最大の干潟をもつ有明海の諫早湾の干潟が干拓により消滅した年より、瀬戸内海や大阪湾をはじめ、各地で定期的に少数が記録されるようになった。東日本ではまれに飛来する。 |
全長58-67cm。翼開長110-133cm。マガモよりも大きく、カモ類とガン類の中間くらいの大きさがある。くちばしが赤く、頭から首にかけて光沢のある緑黒色で、肩羽と腹部中央にもこの緑黒色が入る。胸に太くて白い首輪状の模様、その後ろに茶色の同様の模様がかかる。翼と尾羽先端は黒く、脚は鈍い赤橙色をしている。 |
カモ類としては珍しく雌雄同色だが、オスの額にはガチョウと同様にくちばしと一続きになったこぶがあり、特に繁殖期にはこぶが大きくなる。若鳥は頭部が光沢のない灰黒色で、他の体色も全般に鈍い。 |
越冬地では干潟や内湾に生息し、海岸や海面で休息する。通常は小規模な群れで行動しているが、渡りの前には1000羽近くの大群を形成することもある。繁殖期には海岸や河口、内陸の湖沼などに生息する。 |
食性は主に動物食。採餌はおもに干潮時に行い、潮が引いた干潟で地面にくちばしをつけ、振りながら歩く。くちばしに触れた甲殻類や貝類、藻類を食べる。そのほか小さな魚類や昆虫などの水生動物も食べる。 |
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ツクシガモ
/ 大阪南港野鳥園 2013.02.17 14:46 |
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拡大写真(2000x1350)399KB
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2013.02.22 /
札幌市円山公園 |
▼ ウソが来ると、なぜかシロハラゴジュウカラが近くにやってきます。(前出:yatyo14.htm 140) |
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シロハラゴジュウカラ:スズメ目 ゴジュウカラ科 全長
13.5cm。雄は
頭上から背中と雨覆は青味のある灰色であるが、風切はその色に黒褐色が強くなる。尾は短く、中央尾羽は青灰色でそれ以外は黒い。過眼線は黒い。嘴は細く、長い。下面全体は白色で、腹や脇はかなり白っぽく、下尾筒の赤褐色部は範囲が狭い。雌雄ほぼ同色。 |
高い声でフィフィフィとさえずる。雄は木の梢など高いところでフイ、フイ、フイ、フイとさえずる。対立のときにはピョッピョッピョッピョッと叫ぶ。森林内の樹木の幹を走り回り、ジグザグに行動する。樹皮の割れ目、枝の分れ目、枯れ枝の折れ口などに隠れている虫を探す。昆虫、クモ類などを主食とするが、秋には樹木の種子や果実も食べる。特に針葉樹やブナなどの種子を貯える習性があり、幹の割れ目や朽ちた部分に種子を運び込み、上から木片などでふたをして貯蔵する。 |
繁殖期4〜7月、一夫一妻。巣・卵
巣は樹洞などにつくる洞穴借用型である。巣箱を利用していることも多い。内部を掃除したり、ほじくったりする。入り口などを泥を使って小さくしたりすることも行う。造巣は雌だけが行う。卵数は6〜7個。抱卵日数は約14日、抱卵は雌雄交替が多いが、番によって大きく違う。雛は約24日で巣立つ。雌雄で雛に給餌する。 |
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シロハラゴジュウカラ / 札幌市円山公園 2013.02.22 14:46 |
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2013.02.23 /
札幌市円山公園 (初出) |
▼ 冬は木々が落葉するため、キツツキ類の観察には絶好なのですが、私には何故か縁が薄い鳥であり、今回ようやくそれなりの写真が撮れました。本州のアオゲラと良く似ておりますが、胸から腹部が白い特徴があります。 |
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ヤマゲラ(山啄木鳥、山緑啄木鳥、Picus canus):鳥綱キツツキ目キツツキ科アオゲラ属に分類される中形のキツツキ(啄木鳥)で、ユーラシアの旧北区から東洋区にかけての亜寒帯から温帯域に広く分布しているが、日本には北海道にのみ生息する。本州以南には同じアオゲラ属の近似種として日本固有の種であるアオゲラが生息し、またヨーロッパには同じくヨーロッパアオゲラがともに分布する。 |
全長は26-33cmで、アカゲラより大きく、アオゲラやヨーロッパアオゲラとほぼ同じ大きさ。翼開長38-40cm、体重110-206g、体長や体重に雌雄差はない。羽衣の色は亜種において多様であり、なかには赤色を帯びるものもあるが、多くは上面が緑色みを帯びており、下面は淡色で縞はなく、腰は黄緑色。顔は灰色で黒い顎線があり、頭頂から後頸にかけて灰色または黒色。 |
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ヤマゲラ / 札幌市円山公園 2013.02.23
09:12 |
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