|
|
|
|
|
|
|
2013.03.02 / 浦安市 |
▼ 東京湾では万単位で越冬しますが、3月にもなるとほとんどのスズガモがペアとなって行動しておりました。
(前出:yatyo12.htm 118 yatyo17.htm
169) 169) |
|
スズガモ:カモ目 カモ科 全長(翼開長) 40-51cm(72-84cm)。雄は頭から胸が黒く、頭には緑色光沢がある。背は白地に細い黒の波状斑があるため灰色に見える。上尾筒と下尾筒は黒い。虹彩は橙黄色である。雌は全身が褐色で、嘴基部に幅広い白斑がある。
ククー、クルルクルルクルルと鳴く。 水中に潜って採餌する。雑食性である。水底の巻貝類や二枚貝などの動物食を特に好む。繁殖: 時期・夫婦 繁殖期は5〜7月、一夫一妻で繁殖する。番は抱卵期に解消される。 |
|
|
|
|
|
|
スズガモのカップル / 浦安市 2013.03.02
15:12 |
|
|
拡大写真(2400x1600)618KB
|
|
|
|
|
|
|
|
|
2013.03.23 / 浦安市 |
▼ ウミアイサは、ユーラシア大陸中北部と北アメリカ中北部で繁殖し、冬季はヨーロッパ南部からメキシコ湾などに渡り越冬します。我が国へは冬鳥として、九州以北に渡来します。雄に比べて雌は大胆に岸辺に接近する傾向があるようです。この鳥もこの時期にはカップルになっております。
(
前出:yatyo12.htm
113 yatyo20.htm
223 yatyo21.htm
230) |
|
ウミアイサ:カモ目 カモ科 全長(翼開長)
52-58cm(70-86cm)。雄は、首から上は緑黒色で二段に分かれた冠羽がある。雄は嘴は細長く、先端はかぎ状に曲がる。胸は茶色で黒い斑が入る。背は黒い。翼の上面は雨覆いと次列風切が白く、初列風切が黒い。白色部には2本の横帯がある。虹彩は赤い。雌は頭から首にかけて茶色。のど、首の全部、胸は白っぽく続いている。背は灰褐色。嘴、足は橙赤色。 |
沿岸の岩礁地などで潜水して採餌する。水中に頭だけ入れて泳ぎ、狙いをつけると、回転するようにスムーズに潜水する。8〜10cmくらいの魚類を捕まえて、浮上してから飲み込む。小さいものは水中で食べているようである。雛は淡水の水生昆虫を食べる。5〜7月に短期的な一夫一妻で繁殖するものが多い。しかし、一夫多妻や一妻多夫の例もある。抱卵期に番は解消される。 |
|
|
|
|
|
|
ウミアイサのカップル / 浦安市 2013.03.23 16:02 |
|
|
拡大写真(2000x1220)503KB
|
|
|
|
|
|
|
|
|
2013.03.03 / 埼玉県北本公園 |
▼ 3月になると殆どの鳥がカップリングするようですが、この鳥もペアになっているようでした。
(前出:yatyo2.htm 12 yatyo9.htm 90) |
|
ホオジロ(頬白、Emberiza cioides ):スズメ目・ホオジロ科の鳥。東アジアに広く分布し、顔の模様とさえずりが特徴的な小鳥である。日本では千葉県、福岡市、海南市、白河市、天童市など、自治体を象徴する鳥として指定する自治体が多い。成鳥は全長17cmほどでスズメとほぼ同じ大きさだが、尾羽が長い分だけ大きくみえる。成鳥の顔は喉・頬・眉斑が白く目立ち、「頬白」の和名はここに由来する。白色部の間は帯模様で仕切られ、オスはこの模様が黒いが、メスは褐色なのでよく観察すると区別がつく。幼鳥は顔の色分けが不鮮明で、全体的に淡褐色をしている。くちばしは短く太い円錐形をしている。頭頂部は褐色と黒の羽毛が混じり、短い冠羽がある。首から下は全体的に赤褐色だが、背中には黒い縦しまがあり、翼の風切羽は褐色に縁取られた黒色である。また、尾羽の両外縁2枚は白く、飛翔時に尾羽を広げるとよく目立つ。
シベリア南部、中国から沿海地方・朝鮮半島、日本まで、東アジアに広く分布する。日本では種子島・屋久島から北海道まで分布し、身近な野鳥の一つである。基本的に長距離の渡りはしないが、北海道などの寒冷地では夏鳥となる。平地や丘陵地の森林周辺、農耕地、草原、荒地、果樹園、河原など明るく開けた場所に生息する。主に地上や低い樹上で活動し、丈の高い草の茂みに潜むことがあるが、高木の梢にはほとんど行かない。単独または数羽ほどの小さな群れで行動する。食性は雑食性で、繁殖期には昆虫類、秋から冬には植物の種子を食べる。
春になるとオスは草木の上に止まってさえずる。地域や個体による差があるが、さえずりの節回しは独特で「ピッピチュ・ピーチュー・ピリチュリチュー」などと聞こえる。この鳴き声の聞きなしとして「一筆啓上仕候」(いっぴつけいじょうつかまつりそうろう)「源平つつじ白つつじ」などが知られている。低木の枝に枯れ草を組んで椀状の巣を作り、一度に5個前後の卵を産む。畑の背の高い作物の間に営巣することもある。卵は白色で、黒褐色の斑点や曲線模様がある。また、カッコウに托卵されることがある。 |
|
|
|
|
|
|
ホオジロのカップル / 埼玉県北本公園 2013.03.03
10:33
|
|
拡大写真(1500x950)517KB
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
2013.03.03 /
埼玉県北本公園 |
▼ マガモもこの時期になるとカップリングが始まる様で、特に雄は婚姻色が顕著になり、頭部の緑色が濃くなって綺麗になります。 (前出:yatyo15.htm
149 yatyo24.htm
288) |
|
マガモ:カモ目 カモ科 全長
59cm。雄は
頭が光沢のある緑色で、嘴は黄色。首に白く細い輪がある。胸は褐色で腹側は灰白色。上尾筒は黒く、4枚の中央尾羽はカールしている。足は橙黄色。雌は
全身が褐色で黒褐色の斑がある。嘴は橙赤色で上嘴(じょうし)に黒斑がある。足は橙黄色。 |
グエッ、グエッ、グエッあるいはグエー、ゲゲと鳴く。雑食性だが、水草の葉・茎・種子などの植物食が主である。越冬地では、狩猟圧のため夜行性である。湿地や水田を歩きながら食べたり、水面で嘴を動かしてこしとるようにする。浅い水域で首を水底に入れたり、逆立ちして上半身を水中に入れ、水底の水草を食べる。繁殖時期は4〜8月で、一夫一妻。番の関係は抱卵期に解消する。番の形成は秋から春にかけて、越冬地で行われる。巣は、水辺の草むらや藪の下の浅いくぼみに草の葉などを敷いた皿形である。雌が作る。産座に自分の胸や腹の綿毛を敷く。卵数は6〜12個。雌が抱卵、世話をする。雛は約28日で孵化(ふか)し、約55日で独立する。雛は早成性の離巣性である。 |
|
|
|
|
|
|
マガモ / 埼玉県北本公園 2013.03.03
13:15
|
|
拡大写真(2000x1300)660KB
|
|
|
|
|
|
|
|
|
2013.03.03 /
埼玉県吉見町 |
▼
今年はなかなかやって来ないのでヤキモキしておりましたが、ようやく撮影することが出来ました。
(前出:yatyo21.htm 241) |
|
コミミズク(小耳木菟、Asio
flammeus):クロウ目フクロウ科に分類される鳥。アフリカ大陸北部、北アメリカ大陸、南アメリカ大陸、ユーラシア大陸、西インド諸島、台湾、日本、ミクロネシアに分布。日本では冬季に越冬のため全国的に飛来する(冬鳥)。全長38.5cm。頭部から背面の羽毛は褐色。腹面の羽毛は薄褐色で、暗褐色の縦縞が入る。虹彩は黄色。外耳状の羽毛(羽角)が短い(小さい)ことが、和名や英名の由来。 |
水辺の草原や湿地等に生息する。単独もしくはペアで生活するが、冬季には小規模な群れを形成し集団で眠る。夜行性だが、昼間に活動することもある。地上に降りたり、杭などにとまっていることが多い。鳴き声は大きく日本語圏では「ギャーウー」と聞こえる。食性は動物食で、昆虫類、小型の鳥類、小型哺乳類等を食べる。繁殖形態は卵生で、地表に卵を産む。 |
|
|
|
|
|
|
コミミズク
/ 横須賀市 2013.03.03
17:18 |
|
拡大写真(2000x1450)205KB
|
|
|
|
|
|
|
|
|
2013.03.09 /
平塚市本郷 (初出) |
▼
全長は約17cmで、我が国のモズとほとんど同じ大きさです。アジア中部から東部、ロシア、トルコ、ヨーロッパで繁殖し、冬季はアフリカ南部に渡り越冬するとされています。日本では迷鳥として舳倉島などで記録がありますが、この鳥の観察難易度は9と高い。この個体は、在来のモズ雌とツガイになり、子育てしたそうですが、残念ながら冬に入って確認が出来ておりません。 |
|
セアカモズ(背赤百舌、学名:Lanius
collurio):スズメ目モズ科モズ属に分類される鳥類。アジア中部から東部、ロシア、トルコ、ヨーロッパで繁殖し、冬季はアフリカ南部に渡り越冬する。 |
全長約17cm。雄は、頭上から後頸にかけてが青灰色で、背中や肩羽は淡い赤褐色である(これが和名の由来である)。体の下面は白っぽいが、一部桃色がかっている部分もある。通眼線は黒い。雌は雄と比べると体の上面が褐色味を帯びる。 |
平地から山林の明るい林や、果樹園、公園等に生息する。苔や植物の茎、草の葉などを用いて、雑木林や茂みの中に巣を作る。造巣は主に雄が行う。1腹5-6個の卵を産み、抱卵期間は14-16日である。 |
|
|
|
|
|
|
セアカモズ / 平塚市本郷 2013.03.09 11:24 |
|
拡大写真(2000x1420)538KB
|
|
|
|
|
|
|
|
|
2013.03.15 /
東京都大田区
(初出) |
▼
全長は約26cmで、普通種のツグミより少し大きいようです。ヨーロッパ北部からレナ川流域にかけて繁殖し、冬季はヨーロッパ中部および南部、イラン付近に渡って過ごすとのこと。日本では北海道、神奈川県、長野県、千葉県で記録があり、観察難易度は、9にランクされている珍鳥です。 |
|
ノハラツグミ(学名:Turdus pilaris):スズメ目ツグミ科に分類される鳥類の一種。北部ヨーロッパからシベリア中西部、バイカル湖付近で繁殖し、冬期はヨーロッパ中南部、トルコからイラン方面に渡り越冬する。ロシア西部からドイツ北部では、留鳥として生息する。 |
日本ではまれな迷鳥である。1960年に長野県で観察されたのが唯一の記録とされてきたが、その後北海道、埼玉県、神奈川県で数回記録されている。 |
農耕地や草原など、明るく開けた地域に生息する。分布地では、市街地の公園などでもよく見かける。 |
|
|
|
|
|
|
ノハラツグミ /
東京都大田区 2013.03.15
08:40 |
|
拡大写真(2000x1350)663KB
|
|
|
|
|
|
|
|
|
2013.03.16 /
東京都あきる野市 |
▼
私としては、6年ぶりに撮影できました。20羽足らずの群がやってきて、人に対する警戒心が薄いようで、1m位までは寄せて来るため、近すぎて撮影を諦め、眺めるしかない状況もありました。濃い桃色の綺麗な小鳥です。
(前出:yatyo3.htm
27) |
|
オオマシコ(大猿子 学名:Carpodacus roseus
):スズメ目アトリ科に分類される鳥類の一種。体長18cmほど。雄の頭部は濃い紅色、胸と腹部は桃紅色。雌は淡褐色で胸に立斑がある。冬鳥として九州以北に渡来するが、西南日本ではまれ。平地から山地や高原の林、草原で見られるが数は少ない。小群で生活し、アザミの種を食べたり地上に降りて草の実などを食べる。ツィ、チッと高い声で鳴く。ベニマシコに比べて大きく、尾が短く、メスも赤みのある羽をもっている。 |
|
|
|
|
|
|
|
あきるのの はるのいぶきや おおましこ |
A breath of spring, a rosefinch at Akiruno. |
|
|
オオマシコ /
東京都あきる野市 2013.03.16 12:00 |
|
拡大写真(2400x1600)473KB
|
|
|
|
|
|
|
|
|
2013.03.17 /
平塚市岡崎 |
▼
日本国内に居るチョウゲンボウとほぼ同じですが、大陸型とされており、国内に居るチョウゲンボウより全体として少し白く感じます。特に腹部が顕著に違っており、可愛い眼が際立っておりました。
(前出:yatyo13.htm
126 yatyo18.htm
189 190) |
|
チョウゲンボウ:タカ目 ハヤブサ科 全長(翼開長)
雄 33cm 雌
38.5cm(68〜76cm)。
成鳥の雄は頭と尾羽が青灰色、上面は茶褐色で黒い斑があり、下面はクリーム色の地に黒褐色の縦縞がある。雌は上面が淡茶褐色の地に黒褐色の斑があり、下面も雄と似て縦斑がある。幼鳥は成鳥の雌によく似ており、区別の難しい個体もいる。目のまわりと足は黄色で、目は黒っぽい。 |
鋭くキッキッキッと鳴く。採餌は、空中を旋回して地上を接索し、ホバリング後、急降下して襲う。電柱などの高いところから見張り、地上近くを飛んで急襲することもある。小哺乳類や小鳥を捕らえるが、特にネズミ類が主要食である。繁殖期は4〜7月。 |
|
|
|
|
|
|
チョウセンチョウゲンボウ /
平塚市岡崎 2013.03.17 11:33 |
|
拡大写真(2000x1333)185KB
|
|
|
平塚市岡崎 2013.04.13 12:48 |
|
拡大写真(2000x1450)416KB
|
|
|
2013.11.23
08:59 |
|
拡大写真(2000x1350)567KB
|
|
|
2013.11.23
08:59 |
|
拡大写真(1600x1450)563KB
|
|
|
|
|
|
|
2013.11.24 /
伊勢原市下平間 |
|
|
▼
冬の寒さとともに、舞い戻ってきたチョウセンチョウゲンボウ、春の個体と同一と考えられております。オオタカに襲われ、移動の季節でもあり、一度故郷へ里帰りしたのでしょうか、一段とたくましくなっておりました。後方にあるワラスボに獲物のカワラヒワを隠して飛び立つところです。 |
|
|
|
|
|
|
|
伊勢原市下平間 2013.11.24
09:26 |
|
拡大写真(1800x1200)341KB
|
|
|
|
|
|
|
|
|
2013.03.23 /
横浜市泉区 |
▼
北陸地方では集団で越冬するそうですが、関東地方では、単独で滞在することが多いようです。この個体もカルガモの群のなかで、健気に自己主張しておりました。飛び出す瞬間が撮影できました。
(前出:yatyo8.htm
78 yatyo22.htm
246) |
|
トモエガモ(巴鴨、Anas formosa)
:動物界脊索動物門鳥綱カモ目カモ科マガモ属に分類される鳥。模式標本の産地(模式産地)はバイカル湖(ロシア)で、英名の由来になっている。大韓民国、中華人民共和国、朝鮮民主主義人民共和国、日本、ロシア東部夏季にシベリア東部で繁殖し、冬季になると中華人民共和国東部、日本、朝鮮半島、台湾へ南下し越冬する。日本では冬鳥として全国から記録があるが、本州以南の日本海側に多く渡来し、太平洋側では少ない。 |
全長37-43cm。翼開張65-75cm。オスの方が大きい。胴体背面は褐色の羽毛で覆われる。オスの繁殖羽は頭部に黒、緑、黄色、白の巴状の斑紋が入り、和名の由来になっている。オスの非繁殖羽は全身が褐色の羽毛で覆われ、眼から頬にかけ不明瞭な黒い筋模様が入る。メスは全身が褐色の羽毛で覆われ、黒褐色の斑紋が入る。また嘴基部に白い斑紋が入り、喉が白い。嘴は黒色。 |
湖や池沼に生息し、河川や海岸に飛来することもある。越冬時は群れで行動しているが、コガモの群れに混じっていることもある。食性は植物食傾向の強い雑食で、主に種子を食べるが、水草、昆虫類、甲殻類も食べる。昼間は休息し、夕方から早朝にかけて採餌する。繁殖形態は卵生。森林地帯の渓谷に巣を作る。 |
|
|
|
|
|
|
トモエガモ /
横浜市泉区 2013.03.23 08:46 |
|
拡大写真(2000x1340)310KB
|
|
|
|
|
|
|
|
|
2013.04.27 /
東京港野鳥公園(初出) |
▼
北アメリカに生息し、冬期はメキシコ辺りで越しするとされておりますが、今年の冬の厳寒のせいなのでしょうか、東京湾に出現した超珍鳥です。ホオジロ科 全長約17cmで、ほぼスズメ大でした。国内では迷鳥として、北海道、山形飛島、群馬、千葉、埼玉、東京、石川舳倉島などでの記録があるとのことです。 |
|
ミヤマシトド (深山鵐、学名:Zonotrichia leucophrys)
:スズメ目ホオジロ科に分類される鳥類の一種。アラスカ、カナダ、アメリカ北部と西部で繁殖し、冬季はアメリカ南西部からメキシコに渡り越冬する。アメリカ西部では周年生息する。日本では迷鳥として、北海道、群馬県、千葉県、埼玉県、東京都、鹿児島県や日本海側の島嶼(飛島、舳倉島)で記録されている。 |
|
|
|
|
|
|
ミヤマシトド /
東京港野鳥公園 2013.04.27 12:57 |
|
拡大写真(2000x1450)416KB
|
|