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278 アカガシラサギ |
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2012.08.18 /
東京都江戸川区葛西臨海公園 |
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今年も来てくれました。今回は比較的近い所で好んで餌取りしてくれました。この個体は若鳥のようで、成鳥になると背中の羽の色がもっと濃くなるそうですから、来年も来てくれることを期待しています。 |
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アカガシラサギ(赤頭鷺、Ardeola bacchus):動物界脊索動物門鳥綱コウノトリ目サギ科アカガシラサギ属に分類される鳥類。インドネシア(スマトラ島北部、ボルネオ島)、カンボジア、タイ、中華人民共和国南東部(台湾含む)、日本、ベトナム、マレーシア、ミャンマー東部、ラオスに分布する。
夏季に中華人民共和国中東部で繁殖し、冬季になると東南アジアへ南下し越冬する。英名Chineseは中華人民共和国で繁殖する事に由来する。中華人民共和国南部では周年生息する。日本では冬季に越冬のため主に南西諸島に少数飛来(冬鳥)する。兵庫県神戸市でも越冬記録がある。まれに渡りの途中に飛来(旅鳥)し、秋田県、熊本県、千葉県では繁殖例がある。
全長42-45cm。翼開張75-90cm。腹部は白い羽毛で被われる。尾羽や翼の色彩は白い。嘴の色彩は黄色く、先端が黒い。後肢の色彩はオレンジがかった黄色や黄緑色。夏季は頭部から頸部が赤褐色、胴体上面は青みがかった灰黒色、胸部が紫褐色の羽毛で被われ(夏羽)、和名の由来になっている。冬季は夏季は頭部から頸部、胸部、胴体上面が黒褐色の羽毛で被われ、淡褐色の縦縞が入る(冬羽)。
河川、湖沼、湿原、干潟、水田などに生息する。夜行性。食性は動物食で、魚類、甲殻類、水生昆虫、両生類などを食べる。繁殖形態は卵生。集団繁殖地(コロニー)を形成する。しばしば他種と混成でコロニーを作る。雄が巣材を集め、雌が竹林などの樹上に巣を作る。1腹3-6個の卵を産み、抱卵期間は18-22日である。抱卵、育雛とも雌雄共同で行う。雛は孵化後約30日で飛べるようになるが、その後6日程の間は親から給餌される。
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アカガシラサギ /
葛西臨海公園 2012.08.18 14:43 |

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2012.08.18 /
葛西臨海公園 |
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汽水池の中程に、人工的に作られた子育て用の小さな石組の上で憩うカップルです。この公園には青大将が多いため、巣立ちまで生き残ることは殆んど不可能とか。 |
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セイタカシギ(背高鷸、学名:Himantopus
himantopus):チドリ目セイタカシギ科に分類される鳥類の一種。ユーラシア大陸の暖地、アフリカ北部、オーストラリア、南北アメリカ大陸に、渡り鳥または留鳥として分布する。
日本ではかつて迷鳥としてまれに記録される程度だったが、1978年以降、東京湾や愛知県の埋立地などで繁殖する個体群が現れた。現在は各地で生息が確認されており、東京湾付近の千葉県習志野市の谷津干潟などでは周年観察される種である。
体長(嘴の先から尾羽までの長さ)は 40cm ほどだが、付け根から指先まで 25cm
ほどもある長い脚が特徴で、和名もこの脚に由来する。足は赤または桃色で、翼は灰色、首筋から腹部にかけては白、嘴は黒という体色で、地味な鳥が多いシギ類の中でも目立つ体色である。夏羽では頭頂部から後頭部にかけてが黒くなり、冬羽では白または灰色になる。
雄は背面が光沢を帯びた黒色、雌は背面が褐色がかり、頭部は少々灰色がかる。
湿地、干潟、湖沼や水田などに生息する。繁殖期は番いで生活し、なわばりを持つ。非繁殖期は番いを中心とした家族が集まって群れを形成する可能性がある。食性は動物食。長い脚で水辺を歩き回り、昆虫や小魚、エビやカニなどを捕食する。脚が長いぶん、干潟などの浅瀬で競合するサギや他のシギ・チドリ類よりも深い場所にまで足を延ばすことができる。 |
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セイタカシギのカップル /
葛西臨海公園 2012.08.18
14:49 |

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280 タマシギのカップル |
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2012.08.19 /
神奈川県平塚市 |
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一妻多夫と云う特徴のある鳥ですから、メスを見つけることが至難です。雌は、卵を産むと抱卵・子育ては雄に任せ、他のパートナーと次々にカップルになり、それぞれの雄が子育てすると云われております。今年は、幸いにもカップルで居るところに遭遇できました。休耕田の草が少ない所で待っていたら、目の前をカップルで通過してくれたのです。 |
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タマシギ:チドリ目 タマシギ科 全長(翼開長) 23-28cm(50-55cm)。雄は
目の周囲の白色と胸側の白線とそれに続く背の外側の黄色い線が目立つ。喉(のど)から胸は灰褐色で、雨覆には丸い斑紋が並ぶ。雌は
美しく、喉から胸は赤褐色で、肩羽外側に白い線がある。嘴は緑褐色で先が赤い。
繁殖期にはコォーコォーコォーと10回くらい鳴く。この声を出す前にウッウフーという声を数回出すことが多い。用心探い習性をもっており、早朝や夕暮れの薄暗い時間帯に採餌する。浅い水の中に嘴を入れて左右にゆすったり、泥の中に嘴を入れたりして採餌する。雑食性で、植物食としてはイネ料やタデ料を食べる。動物食としては、ユスリカや水生昆虫の幼虫、バッタ、コオロギ類、ミミズ、カワニナなどの貝類、甲殻類など。
繁殖期は
4~10月で、一妻多夫。雌は雄の巣に産卵をすませると番関係を解消し、別の雄を探して求愛する。雌が継続的に番となる雄の数は不明。巣は湿地の突出部や草株の間の窪みに、草の葉などで皿形に作る。雄が作り、雌は何もしないが、巣の近くに巣材を放り投げたりする。卵数は3~6個で、4個が多い。雄が抱卵、育雛する。雛は約20日で孵化(ふか)する。最初は雄が雛に口移しに餌を与える。70~90日ぐらいで一人前になる。 |
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タマシギのカップル
/ 平塚市 2012.08.19
14:51 |

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281 アオバト飛翔 |
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2012.09.22 /
神奈川県中郡大磯町 |
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大磯漁港脇の岩礁帯に主に丹沢方面から海水吸飲にやってきます。ここの岩は、窪み が多くできているそうで、そこに溜った海水を簡単に飲めるということのようです。今年は例年より数が少ないと地元の人は懸念して居られました。雄の背には鮮やかな赤色翅がありますが、雌(右上)にはありません。 |
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アオバト:ハト目
ハト科 全長 33cm。雄は
上面は暗緑色で喉の色はやや淡い。下面も暗緑色で下腹部になるにつれ白っぽくなる。中雨覆、小雨覆は赤紫色。虹彩は赤色で内側が青い。嘴は青灰色で、足は赤紫色。雌は
翼の上面の雨覆が緑色。
アー アオー アオーと鳴く。樹上、特に小枝や葉が茂る樹冠部や林内、林緑の地上で採餌する。樹木や草の実・果実・種子などが主食。どんぐりのような竪果も丸呑みする。シイやカシ類の茂みの中に静かに止まって、黙々と食べる。北海道ではヤマザクラやクワの実がなると、そこに集まる。海岸の岩礁地でミネラルをとるために、海水を飲みに集まる場所があり、北海道の小樽市、神奈川県の大機などが知られる。この行動の意味は理解不能である。 |
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アオバト飛翔 /
神奈川県中郡大磯町 2012.09.22
14:11 |

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282 コサメビタキ |
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2012.09.30 / 横浜市舞岡公園 |
▼ 今年の秋は、季節の進みが約三週間遅れた様で、この鳥も遅れてやってきました。春は餌となるものが少ないせいでしょうか、滞在する期間が少なく見つけ難いのですが、秋にはミズキの実などを食べながらゆっくりと移動します。 |
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コサメビタキ(小鮫鶲、Muscicapa dauurica):動物界脊索動物門鳥綱スズメ目ヒタキ科サメビタキ属に分類される鳥類。夏季にシベリア南部、朝鮮半島、ヒマラヤ山脈などで繁殖し、冬季はユーラシア大陸南部、インドネシア、フィリピンへ南下し越冬する。日本では基亜種が夏季に九州以北に繁殖のため飛来(夏鳥)する。
全長13cm。和名はサメビタキより小型である事に由来する。上面は灰褐色、下面は白い羽毛で覆われる。体側面は褐色みを帯びる。眼の周囲に不明瞭な白い斑紋(アイリング)が入り、眼先も白い。嘴はやや長い。嘴の色彩は黒く、下嘴基部の色彩はオレンジ色。幼鳥は上面や翼に淡褐色や淡灰色の斑紋が入る。
平地から山地にかけての落葉広葉樹林に生息する。群れは形成せず、単独もしくはペアで生活する。食性は動物食で、昆虫などを食べる。樹先などに止まり、飛翔している獲物を目掛けて飛翔し捕食する。繁殖期に縄張りを形成する。日本では標高1,800m以下の落葉広葉樹林で繁殖する。高木の葉がない水平な樹上にウメノキゴケなどをクモの糸で付着させた樹皮やコケを組み合わせた皿状の巣を作り、日本では5-6月に1回に3-5個の卵を産む。メスのみが抱卵し、抱卵期間は12-14日。雛は孵化してから12-14日で巣立つ。 |
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コサメビタキ / 横浜市舞岡公園 2012.09.30 08:39 |

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283 ゴイサギ |
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2012.05.13 /
横浜市戸塚区柏尾川 |
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柏尾川にもゴイサギが居着いてくれました。以前から幼鳥のホシゴイがいましたが、成鳥は見つかりませんでした。 |
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ゴイサギ(五位鷺 学名: Nycticorax nycticorax
):鳥綱コウノトリ目サギ科ゴイサギ属に分類される鳥。北アメリカ大陸、南アメリカ大陸、アフリカ大陸、ユーラシア大陸、東南アジア等の熱帯、温帯に広く分布するが、寒冷地で繁殖するものは冬には暖地に移動する。体長58cm。カラスより少し大きい。足や嘴はアオサギやダイサギ程は長くない。成鳥は背中が黒っぽく、胸や腹が白い。虹彩は赤い。頭頂部には長く白い冠羽がある。幼鳥は褐色の体に白い斑点があり、成鳥とは全くちがうもようをしている。そのため「ホシゴイ」(星五位)と呼ばれることもある。
森林に生息する。英名 : Night heron(夜のサギ)またはNight
raven(夜のカラス)の通り、夜行性で、昼間は樹上等で休んでいる。雨天や曇りの日は昼間でも活動することがある。雨の夜にはカエルを狙って水辺近くの路上に現れることもある。鳴き声は大きく「クワッ、クワッ」ときこえ、夜に飛びながら鳴くので不気味である。
食性は肉食性で魚類、蛙、甲殻類等を食べ、夜のうちに養殖池の鯉や金魚を食べて損害を与えることもある。水辺で静止し、獲物が通りかかるのを待ち伏せる。獲物が通りかかると普段は折りたたんでいる頚部を伸ばして捕食する。繁殖は集団繁殖であり、他のサギ科の鳥と共に行うこともあるが、その場合は繁殖地の一角にゴイサギだけが集まる区画を作るという。繁殖期は昼間も採食行動を行う。 |
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ゴイサギ /
横浜市戸塚区柏尾川 2012.05.13 13:14 |

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284 ムギマキ |
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2012.11.02 /
大阪城公園
(初出) |
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関東地方は渡のコースから外れているようで、なかなか撮影が叶わなかったのですが、所用で大阪に行ったついでにお城に行ってみたら、若鳥のようですが撮影できました。 |
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ムギマキ(麦播、学名:Ficedula mugimaki):スズメ目ヒタキ科ヒタキ亜科に分類される鳥類の一種。ロシア東部からオホーツク海沿岸、サハリン、アムール、中国北東部で繁殖し、冬期は中国南部、東南アジア方面に渡り越冬する。日本では旅鳥として春と秋の渡りの時期に全国各地を通過するが、数は少ない。日本海側の島嶼(舳倉島、対馬等)では、比較的よく観察される。
全長約13cm。雄は上面が黒く、眼の後方の眉斑が白く目立つ。喉から腹はオレンジ色で、下腹以下の下面は白色である。雌は上面はオリーブ褐色で、眉斑は不明瞭である。喉から腹は雄に比べると淡いオレンジ色である。繁殖地では針葉樹林に生息し、つがいで縄張りを持つ。高木の枝の上に、鉢型の巣を作る。卵数は4-8個。
日本では海辺や山麓の松林で観察されることが多いが、市街地の公園に現れることもある。昆虫類、節足動物等を食べる。時々空中捕食もする。「ピピピ」とさえずる。地鳴きは「ティッ ティッ」。 |
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ムギマキ /
大阪城公園 2012.11.02 14:23 |

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2012.11.04 /
神奈川県高座郡寒川町 |
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今年は鮎が不漁のようで、なかなかダイブしてくれませんでした。やっと飛び込んで、大きなボラを捕まえました。少し遠いですが、魚を捕まえて飛び出すところが、ほぼ正面から撮影できたことが、本当に嬉しいショットです。 |
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ミサゴ(鶚、雎鳩、学名: Pandion):タカ目ミサゴ科ミサゴ属の総称。
極地を除くほぼ全世界に分布する。ユーラシア大陸と北アメリカ大陸の亜寒帯から温帯地域とオーストラリアの沿岸部で繁殖し、北方の個体はアフリカ大陸中部以南と南アメリカに渡って越冬する。日本では留鳥として全国に分布するが、北日本では冬季に少なく、南西諸島では夏に少ない。西日本では冬季普通に見られる鳥だったが、近年やや数が減少している。北海道ではほとんどの個体が夏鳥として渡来している。
全長54-64cm。翼開張150-180cm。体重1.2-2kg。雄雌ほぼ同じ色彩で、背中と翼の上面は黒褐色、腹部と翼の下面は白色で、顔も白く、眼を通って首に達する太い黒褐色の線が走る。後頭部に小さな冠羽がある。嘴は黒く、脚は青灰色。タカ科と区別される特徴として、spicule
と呼ばれる足の外側にある魚を捕らえるための棘、反転する第1趾(猛禽類ではミサゴだけである)、鼻孔の弁、密生し油で耐水された羽毛があげられる。
食性は肉食性で主に魚類を食べるが、爬虫類、鳥類、貝類を食べることもある。獲物を見つけると素早く翼を羽ばたかせて空中に静止するホバリング飛行を行った後に急降下し、水面近くで脚を伸ばし両足で獲物を捕らえる。 |
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獲物を狙うミサゴ /
神奈川県高座郡寒川町 2012.11.04 10:59 |

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獲物を捕まえたミサゴ /
神奈川県高座郡寒川町 2012.11.04 12:08 |

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286 カシラダカ |
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2012.12.16 /
横浜市旭区 (初出) |
▼ 10羽位の群れでしたが、日影でなかなか上手く撮せず、苦労しました。忍耐強くシャッター・チャンスを待ち、何とか一枚撮影出来ました。 |
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カシラダカ(頭高、学名:Emberiza rustica):スズメ目ホオジロ科に分類される鳥類の一種。和名の由来は、興奮すると頭頂部の羽を立たせることよる。スカンジナビア半島からカムチャッカ半島までのユーラシア大陸高緯度地域と、アリューシャン列島で繁殖し、冬季は中国東部に渡り越冬する。また、中央アジアに渡る個体もある。日本では冬鳥として、九州以北に渡来する。
体長が約15cm、翼開長が約24cm。後頭部に短い冠羽がある。雄の夏羽は、頭部が黒く目の上から白い側頭線がある。体の上面は茶色で黒い縦斑がある。体の下面は白色である。雄の冬羽と雌は、頭部と体の上面に淡褐色になる。外観はホオジロのメスに似ている。
平地から山地の明るい林や林縁、草地、農耕地、アシ原に生息する。繁殖期はつがいで生活するが、それ以外は数羽から100羽程の群れを作って過ごす。巣は地上または枝の上に椀形ものを作る。卵数は4~6個である。越冬時は地上を跳ね歩きながら時々冠羽を立てて、草木の種子を採食している。地鳴きは「チッ、チッ」。越冬期の後期では日本でも囀りを聴くことができる。ホオジロやアオジ等より早口で複雑な囀りである。
国際自然保護連合(IUCN)により、軽度懸念(LC)の指定を受けている。日本の高知県で、準絶滅危惧(NT)の指定を受けている。 |
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カシラダカ /
横浜市旭区 2012.12.16
10:12 |

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