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はじめに |
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平成17年(2005)9月19日(月)の祭日、横浜市戸塚区舞岡公園でカワセミを撮影して以来10年目となる平成27年(2015)も野鳥のロマンと感動を求めて旅を続けました。これで8作目となり、身近な鳥ばかりでなく、新しい固体も続々と加わりましたので、楽しみは尽きません。野鳥は動きが敏捷で、警戒心が強く、木々に隠れてなかなか姿を見せてくれません。今年も根気と忍耐の撮影行でした。 |
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小雨覆:しょうあまおおい
中雨覆:ちゅうあまおおい
大雨覆:おおあまおおい
初列風切:しょれつかざきり
次列風切:じれつかざきり
三列風切:さんれつかざきり
尾羽:おばね
上尾筒:じょうびとう
下尾筒:かびとう
腿:もも
脚:あし
趾:あしゆび
爪:つめ
上腹:じょうふく
下腹:かふく
胸部:きょうぶ
上背:うわぜい
耳羽:みみばね
喉:のど
眼先:めさき
過眼線:かがんせん /
眼の前後方向に入る線
嘴:くちばし
頭頂:とうちょう
冠羽:かんう / 頭頂部から生える細長い羽根
後頭:こうとう
頬:ほお |
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【凡例】 ▲:上の画像の説明文 ▼:下の画像の説明文 〈画像の左クリック〉:別窓に拡大写真を表示 |
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2015.01.04 / 横浜子供自然公園 |
▼ 平成27年の撮り始めは、ルリビタキを選択しました。年が明けて、3歳になった個体と考えられるところ、かなり成熟度が進み、青色が冴えた個体でした。しかし、冬季には誕生の地域近くで領域を確保出来るようになり、里山には降りてこないと云われております。綺麗な個体に出会うためには、冬に山里まで行くしかないようです。
(前出:yatyo1.htm
1 yatyo16.htm
152 yatyo21.htm
231 yatyo29.htm
363) |
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ルリビタキ(瑠璃鶲 学名:Tarsiger cyanurus ):動物界脊索動物門鳥綱スズメ目ツグミ科に分類される鳥。夏季はユーラシア大陸の亜寒帯やヒマラヤ山脈で繁殖し、冬季はユーラシア大陸南部で越冬する。日本では夏季に本州、四国の亜高山帯で繁殖し、冬季は標高の低い場所へ下りる(留鳥)。全長14cm。尾羽の羽毛は青い。体側面の羽毛はオレンジ色で、英名(flanked=脇腹、側面)の由来になっている。腹面の羽毛は白い。成鳥(生後2年)になるとオスの背面の羽毛は青く、幼鳥やメスの背面の羽毛は褐色。種小名cyanurusは「青い」の意。 |
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ルリビタキ /
横浜子供自然公園 2015.01.04 10:03
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2015.01.10 /
渡良瀬遊水池 |
▼ 今季は、関東地方にツクシガモがかなりの数飛んできて、次第に拡散し、いたる所で発見情報がありました。
背景になった護岸の景色に難がありますが、飛出しが撮影できました。(前出:yatyo25.htm
307) |
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ツクシガモ(筑紫鴨、学名:Tadorna tadorna ):カモ目カモ科に分類される鳥類の一種である。ユーラシア大陸の温帯部に広く分布する大型のカモで、日本へは少数が冬鳥として渡来する。特に有明海を中心とした九州北部で渡来数が多く、「筑紫鴨」の和名もここに由来する。九州以外では主に西日本で時々飛来するだけだったが、日本最大の干潟をもつ有明海の諫早湾の干潟が干拓により消滅した年より、瀬戸内海や大阪湾をはじめ、各地で定期的に少数が記録されるようになった。東日本ではまれに飛来する。
全長58-67cm。翼開長110-133cm。マガモよりも大きく、カモ類とガン類の中間くらいの大きさがある。くちばしが赤く、頭から首にかけて光沢のある緑黒色で、肩羽と腹部中央にもこの緑黒色が入る。胸に太くて白い首輪状の模様、その後ろに茶色の同様の模様がかかる。翼と尾羽先端は黒く、脚は鈍い赤橙色をしている。
カモ類としては珍しく雌雄同色だが、オスの額にはガチョウと同様にくちばしと一続きになったこぶがあり、特に繁殖期にはこぶが大きくなる。若鳥は頭部が光沢のない灰黒色で、他の体色も全般に鈍い。
越冬地では干潟や内湾に生息し、海岸や海面で休息する。通常は小規模な群れで行動しているが、渡りの前には1000羽近くの大群を形成することもある。繁殖期には海岸や河口、内陸の湖沼などに生息する。
食性は主に動物食。採餌はおもに干潮時に行い、潮が引いた干潟で地面にくちばしをつけ、振りながら歩く。くちばしに触れた甲殻類や貝類、藻類を食べる。そのほか小さな魚類や昆虫などの水生動物も食べる。 |
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ツクシガモ / 渡良瀬遊水池 2015.01.10
09:32
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2015.01.11 / 横浜市戸塚区舞岡公園 |
▼ 水浴びの後で万歳したところです。背中の紋様が綺麗です。もう一枚は別の個体ですが、餌のミミズを捕らえたところです。(前出:yatyo12.htm
115 yatyo24.htm
291 yatyo34.htm
478) |
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ヤマシギ:チドリ目 シギ科 全長(翼開長)33-35cm(56-60cm)。太っている。嘴は長い。頭にある4つの黒斑のうち額側から1番目と2番目はほぼ同幅。眼は嘴の延長線上にある。過眼線と頬にある線は平行ではない。背は赤褐色味がある。雌雄同色。チキッチキッ、プープー と鳴く。
繁殖期には林上を飛びながら鳴く。夕方から夜間にかけて林を出て、河畔、水田、沼沢地などに現れる。薄暗い場所の湧き水、溜り水、細い流れなどがある水湿地の地上で採餌する。猫背で嘴を45度ぐらいにしてゆっくり歩く。水溜りや堀などの軟らかい地面には嘴の三分の一ぐらいを差し込んで探り、虫を探り当てると嘴全体を差し込み、上下に動かし、先端部を開閉して虫を捕らえる。乾いた地面では、落ち葉を嘴でひっくり返したり、動物の糞をひっくり返したりして食べる。動物食で、ミミズや昆虫、とくに甲虫やハエ類の幼虫、ムカデ類、エビなどの甲殻類、軟体動物などを食べる。植物食としてはイネ料やタデ科の種子を食べる。繁殖は4〜6月である。一夫多妻か乱婚形式であろうと考えられている。。 |
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ヤマシギ /
横浜市戸塚区舞岡公園 2015.01.11 13:54
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2015.01.17 / 横浜市戸塚区舞岡公園 |
▼ タシギも餌の多くはミミズですが、以前その餌をモズに横取りされてから、モズが接近してくるとこのように尾羽を立てて威嚇するようになったそうです。(前出:yatyo6.htm
53 yatyo27.htm
331) |
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タシギ(田鴫 学名:Gallinago gallinago ):チドリ目シギ科タシギ属の鳥。日本では渡りの途中に飛来する旅鳥、もしくは本州中部以南では越冬のため飛来する冬鳥。全長27cm。頭部、胸部、背面は褐色に黒と白が混ざったような羽毛で覆われる。この体色は草の中では保護色になる。腹部の羽毛は白い。次列風切羽の先端部の羽毛は白い。嘴は長く、直線的。
水田、河川、内陸の湿地等に生息する。和名は田によくいることが由来。単独で生活するが、10頭前後の小規模な群れを形成することもある。食性は動物食の強い雑食で昆虫類、節足動物、甲殻類、種子等を食べる。繁殖形態は卵生。
フランス料理では食材として用いられる。タシギは狩猟鳥に指定されており、狩猟の対象種である。大日本猟友会が発行している狩猟読本では、『骨が柔らかくその食味は正に焼鳥の王者である』の記述がある。狙撃(スナイピング、sniping )はタシギ猟からの語源といわれている。 |
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メジロ /
横浜市戸塚区舞岡公園 2015.01.17 09:38 |
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2015.01.18 / 横浜市戸塚区舞岡公園 |
▼ 今季は7羽の群れがやってきて、3ヶ月にわたり滞在しました。イノコヅチやセイタカアワダチソウを餌にしておりました。(前出:yatyo4.htm
33 yatyo13.htm
130 yatyo34.htm
479) |
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アベニマシコ(紅猿子 学名:Uragus sibiricus 英名:Long-tailed Rose Finch ):スズメ目アトリ科の鳥。本州以南では冬鳥。北海道と青森県の下北半島で繁殖している。本州中部には10月末から11月に訪れ、翌年の4月頃までとどまる。平地から低山の林縁や河原の藪(やぶ)や葭原(よしはら)でよく見かける。
繁殖期には、おもに鱗翅目(りんしもく)の幼虫などの昆虫を食べているが、越冬地ではおもに植物質を食べる。藪や草の中にもぐって食物を食べていることが多い。エノコログサなどのイネ科、イヌタデ、ママコノシリヌグイなどのタデ科の小さな種子が主食である。ヨモギのごく小さい種子をしごいて食べていることもある。また、ムラサキシキブやタラノキなどの低木の奬果(しょうか)(汁や種子の多い植物)も食べ、春先にはノイバラやサクラ類の新芽も食べる。 |
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ベニマシコ
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横浜市戸塚区舞岡公園 2015.01.18 13:50 |
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2015.01.24 /
板橋区石神井川
(初出) |
▼ 日本では数少ない冬鳥または旅鳥だそうで、石垣島では冬鳥として余り稀ではないそうですが、本州や奄美では稀な迷鳥とされています。今季は各地で観察されており、かなりの数が飛来し、各地に分散した模様。雄成鳥は、頭部、背、下面は灰褐色、目が鋭く、可愛いとはいえないまでも、結構魅力的でした。 |
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カラムクドリ(唐椋鳥、Sturnus sinensis)はスズメ目ムクドリ科の鳥。英名は White-shouldered StarlingまたはChinese myna。 本種をコムクドリの亜種とする学者もいる。全長19cm(コムクドリ程の大きさ)。嘴峰は18-21mm、翼長95-108mm、尾長53-62mm、跗蹠(ふしょ)長は24-27mm。雄成鳥は、頭部、背、下面は灰褐色。 |
東アジアから東南アジアに生息する。 発見された国はブルネイ、 カンボジア、中国、インド、日本、韓国、ラオス、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、台湾、タイ、ベトナム。日本では、本州から九州、硫黄列島、石垣島や宮古島に分布する。
日本では数少ない冬鳥または旅鳥として生息する。石垣島では冬鳥としてあまり稀ではないが、本州や奄美では稀な迷鳥である。 インドシナ半島では林縁部や村里の粗林で数羽の群れをごく普通に見かける。習性はコムクドリに似ている。地鳴きは「キュルキュル」。 |
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カラムクドリ
/ 板橋区石神井川 2015.01.24 10:54
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2015.01.31 /
千葉県城之内海岸 |
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昨季、九十九里浜城之内海岸にやってきましたが、今季もやってきました。主にハマグリ等の貝類が餌だそうですが、よほど気に入ったのか、再来したような感じで、昨年よりサーファーを怖がらないようでした。待っていた時に、遠くから飛んでくる様子が撮影できました。(前出:yatyo30.htm
378) |
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アラナミキンクロ(荒波金黒、学名:Melanitta perspicillata)は、カモ目カモ科に分類される鳥類の一種。繁殖地はカナダ、アラスカ。冬期にはカムチャツカ半島、アリューシャン列島からアメリカ西海岸、東海岸に渡る。日本では、冬期まれな冬鳥として本州中部以北の海上に飛来する。観察例のほとんどが、1〜2羽。
全長はオスで約50〜56cm。オスは全身が濃い黒で、額の大きな角斑と後頭部の大きな白色の三角が特徴的。嘴に黄色、澄色、黒色、白色の4色の模様がある。メスは全体に黒褐色で、眼先と耳羽、後頸に白斑がある。嘴は灰褐色。る。嘴は灰褐色。る。嘴は灰褐色。る。嘴は灰褐色。る。嘴は灰褐色。る。嘴は灰褐色。る。嘴は灰褐色。る。嘴は灰褐色。
繁殖期には淡水湖沼とその周辺に生息する。非繁殖期は、海岸や海上で群れを形成して生活する。時には海岸近くの池や沼に入ることもある。食性は動物食で、潜水して貝類や甲殻類を捕食する。繁殖形態は卵生。繁殖期は6月から7月で、淡水湖沼の小島や茂みを選び営巣する。1腹5-7個の卵を産み、抱卵日数は27-28日。「アーアーアー」と鳴く。 |
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アラナミキンクロ
/
千葉県城之内海岸 2015.01.31 16:50
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487 アメリカコハクチョウ |
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2015.02.07 /
印西市笠神 (初出) |
▼ 以前ソデグロヅルが来たことがある場所には、アメリカコハクチョウも居たそうです。白鳥は今では周囲の田圃も含めると約3000羽が来るとされており、探し出すのが大変ですが、今回は運よく目の前に来てくれました。 |
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アラスカ州やハドソン湾などで繁殖し、冬季になるとカリフォルニア半島やチェサピーク湾などへ南下し越冬する日本へはごく少数が冬鳥としてコハクチョウの群れに混じって渡来する。
全長は約132cmで、コハクチョウ(全長約120cm)よりはやや大きい。コハクチョウよりもくちばしの黒色の占める割合が大きく、付け根の部分がわずかに黄色である。亜種アメリカコハクチョウと亜種コハクチョウとの交雑個体と考えられる個体も観察されている。全長115-150cm。翼開張180-225cm。全身の羽衣は白い。他の白鳥に比べると、嘴基部の黄色い部分が極端に少ない。 |
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アメリカコハクチョウ / 印西市笠神 2015.02.07
09:42 |
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2015.02.11 /
旭市中谷里海岸 |
▼ 関東地方では、海岸の岩礁地帯を中心に広く分布しているそうですが、いざ撮影となると、遭遇するのに苦労する鳥です。他の鳥を探しているときに偶然発見し、通常であれば人を確認すると逃げ出すことが多いですが、この個体はどんどん接近してきて、目の前で、餌の小魚をゲットしました。(前出:yatyo25.htm
302) |
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クロサギ(黒鷺、学名:Egretta sacra) :コウノトリ目サギ科に分類される鳥類の一種。東アジア、東南アジアからオーストラリア、ニュージーランド、ミクロネシアにかけて分布する。北方で繁殖した個体は、冬季南方へ渡る。日本では、太平洋側では房総半島以西、日本海側では男鹿半島以南で繁殖するが、やや局地的で数は多くない。北海道や青森県でも記録がある。本州の中部以南では留鳥として周年生息するが、それより北の地域では夏鳥である。
全長は63cm。中型のサギ。黒色型と白色型が存在する。九州以北では黒色型が分布するが、南西諸島では白色型の割合が増える。また、黒い羽と白い羽が両方ある中間型も少数存在する。雌雄同色である。
後頭部に房状の短い冠羽があるが、雄の方がやや豊かである。また、繁殖期に白色型は黒色型よりも冠羽が伸びる傾向がある。嘴は太くて長く、色は淡いオリーブ色、褐色、黄褐色など個体変異が激しい。足は比較的短く黄緑色または緑褐色の個体が多い。虹彩は黄色で、眼先は黄緑色である。
主に海辺の岩場や珊瑚礁に生息するが、干潟や河口にいることもある。コロニーは形成せず、単独もしくはペアで生活する。昼行性。海上を低空飛行し獲物を探す。食性は肉食性で魚類、甲殻類、貝類等を食べる。
繁殖形態は卵生で、海辺の樹木や岩の上に営巣し、1回に2-5個の卵を産む。抱卵期間は25-28日で、雌雄で抱卵し育雛も雌雄共同で行う。雛は孵化後35-40日で巣立つ。 |
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クロサギ / 旭市中谷里海岸 2015.02.11 13:14 |
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2015.11.24 /
石垣市新川河口域 |
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11月に石垣島で撮影したクロサギは、石垣市新川河口域で白色型とペアで採餌していた。 |
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クロサギ / 石垣市新川河口域 2015.11.24 08:16 |
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2015.02.11 /
千葉県城之内海岸 |
▼ 九十九里海岸には、アビの仲間であるオオハム等が越冬にきますが、なかなか海岸に接近しないので撮影が難しい。アビは比較的近くまで寄って来る種類ですが、今回は飛翔が撮影できました。(前出:yatyo27.htm
334
yatyo30.htm
374) |
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アビ(阿比、Gavia stellata):鳥類アビ目アビ科アビ属の1種。あびという呼び名はアビ科に属する鳥の総称として用いられ、古名かずくとり(潜鳥)。地方名へいけどり(平家鳥)、へいけだおしとも称される。これらは瀬戸内海に多数渡来したオオハムとともにその鳴き声が壇ノ浦の戦いによる平家の滅亡を悲しむ声とされたことによる。
アビという名称については江戸時代の中期よりみられるが、その和名はオオハムのハムと同様、潜水して魚を食(は)む「はみ(食み)」が変化したとする説があり、また、水かきをもつ足より「あしひろ(足広)」または「あしひれ(足鰭)」などから転訛したものとも考えられる。
北アメリカ大陸北部やユーラシア大陸北部で繁殖し、冬季になると越冬のため北大西洋、北太平洋の沿岸部に南下する。日本では冬季に越冬のため九州以北に冬鳥として飛来する。また、北海道では渡りの途中に旅鳥として飛来する。
全長63cm。翼開長109cm。上面は灰黒褐色の羽毛で覆われる。虹彩は赤い。嘴はやや上方へ反る。夏羽は頭部が灰褐色、前頸部が赤褐色の羽毛で覆われる。冬羽は額から後頸にかけて黒褐色、喉から腹部にかけて白い羽毛で覆われる。
アビ漁:瀬戸内海に浮かぶ斎島(呉市旧豊田郡豊浜町)では、アビ類(正確にはほとんどがシロエリオオハム)を目印にした「鳥持網代」(とりもちあじろ)または「鳥付網代」(とりつきあじろ)と呼ばれる漁場での漁「イカリ漁」が古くから行われていた。アビ漁は江戸時代の元禄あるいは寛永に始まったといわれ、かつては芸予諸島の竹原市忠海沖から防予諸島の周防大島沖まで広範囲に行われていた。アビの群れが好物のイカナゴを取り囲むようにして攻撃すると、追い込まれたイカナゴの群れは海中に潜る。これを狙ってマダイやスズキがやってきたところを一本釣りするというものである。それゆえこの地域ではアビを大切に保護してきた。この地域は「アビ渡来群游海面」として1931年(昭和6年)国の天然記念物に指定され、1964年には広島県の県鳥に指定されている。 |
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アビ / 千葉県城之内海岸 2015.02.11 14:56 |
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2015.02.11 / 千葉県城之内海岸 |
▼ 北海道のサロベツ原野にある湖では繁殖の記録があるそうですが、冬になると関東地方にはかなりの数が移動してきます。人を余り恐れず、結構近くに来るようです。(前出:yatyo27.htm
333
yatyo31.htm
393) |
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アカエリカイツブリ(赤襟鳰、Podiceps grisegena):カイツブリ目カイツブリ科カンムリカイツブリ属に分類される鳥類。夏季にヨーロッパ、ロシア西部および東部、カナダ、アメリカ合衆国北部などで繁殖する。冬季は沿岸部に出て、多くは南下して越冬する。日本では冬季に冬鳥として九州以北に飛来するが、北海道では繁殖する。
全長40-50cm、翼開長77-85cm、体重806-925g。やや大型のカイツブリ類である。頸は長くて、嘴はまっすぐでやや長い。嘴の色彩は黄色で先端が黒い。雌雄同色。夏季には夏羽として頸部から胸が赤褐色の羽毛で覆われ、和名や英名(red-necked=赤い首をした)の由来になっている。頬は灰白色。額から後頭にかけて黒い羽毛で覆われ、頭頂の羽毛が冠羽としてやや伸長する。体上面は黒く、腹部は白い羽毛で覆われる。小雨覆や次列風切には白い斑紋が入る。冬季には冬羽となり頬は白く、額から後頭にかけて淡褐色で、頸部が淡灰色の羽毛で覆われる。
夏季は内陸の湖や池沼などに生息するが、冬季には河口や内湾に生息する。食性は動物食で、魚類、カエル、昆虫、甲殻類などを食べる。潜水して獲物を捕食する。繁殖期には縄張りを形成する。水辺近くの水生植物などに固定された水生植物の葉や茎を組み合わせた逆円錐状の巣を雌雄で作り、6-8月に1回に通常4個(3-6個)の卵を産む。雌雄交代で抱卵し、抱卵期間は約21日。卵は淡青色だが、次第に赤褐色に汚れる。生後2年で性成熟する。 |
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アカエリカイツブリ
/ 千葉県城之内海岸 2015.02.11 15:16 |
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491 ソリハシセイタカシギ |
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2015.02.21 /
四日市市楠町
(初出) |
▼ 日本では、数少ない旅鳥または冬鳥として局地的に記録があるが、1-2羽で飛来することが多く、発見されても滞在はせいぜい三日間くらい。観察難易度7の鳥ですが、この地で越冬したようで、発見後約2ヵ月後になって情報を入手し、幸いにも撮影することができました。 |
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ソリハシセイタカシギ(反嘴丈高鴫、学名:Recurvirostra avosetta (Linnaeus, 1758)) は、チドリ目セイタカシギ科に分類される鳥類の一種。名前の由来は、セイタカシギに似るが、クチバシが上方に反ることから。
ヨーロッパ、中央アジア、アフリカ中南部で局地的に繁殖し、冬季はヨーロッパ南部、アフリカ、インド西部、中国南部などに渡り越冬する。日本では、数少ない旅鳥または冬鳥として北海道、本州、九州、南西諸島、小笠原諸島で記録がある。1-2羽で飛来することが多い。
体長約43cm。成鳥は、頭上から高等部、肩羽、雨覆の一部と初列風切は黒色、それ以外は白色である。嘴は黒色で、細くて先が反りあがっている。脚は青灰色で長い。幼鳥は、成鳥に比べて黒色の部分が褐色がかっており、脚の色も褐色味が強い。
干潟や砂浜、汽水湖、河口に生息する。越冬地では群れで生活する。繁殖地ではコロニーを形成する。食性は動物食。嘴を水や泥につけ左右に振りながら歩き、甲殻類、昆虫類などを捕食する。
繁殖形態は卵生。砂地など地上のくぼみに植物を敷いて営巣し、黄褐色の地に黒い斑のある卵を3-4個産む。抱卵日数は23-25日で雌雄協同で抱卵する。雛は約35日で巣立つ。鳴き声は「ホィッ」または「クリュッ」。 |
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ソリハシセイタカシギ / 四日市市楠町 2015.02.21
13:43 |
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2015.03.07 /
北海道野幌森林公園 |
▼ 今季は、マヒワの大群が札幌に遣ってきました。雄と雌が撮影できました。
(前出:yatyo4.htm
34) |
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マヒワ(真鶸 学名Carduelis spinus 英名:Eurasian siskin ):スズメ目アトリ科の鳥。夏季にユーラシア大陸北部で繁殖し、冬季はユーラシア大陸南部やアフリカ大陸北部で越冬する。日本では北海道や青森県に少数が周年生息し(留鳥)、本州、四国、九州では冬季に越冬のため飛来する(冬鳥)。
全長12.5cm。風切羽は黒い。嘴は細い。オスは背面が黄緑色、咽頭部、胸部、雨覆が黄色い羽毛で覆われる。頭部の羽毛が黒い。メスは背面が淡褐色、腹面が白い羽毛で覆われ、体側面には黒い縦縞模様が入る。
針葉樹林に生息する。繁殖期以外は群れで生活する。食性は植物食で、果実(ダケカンバ、ハンノキ等)、種子等を食べる。繁殖形態は卵生で、樹上に木の枝等を組み合わせたお椀状の巣を作り1回に5-7個の卵を産む。メスのみが抱卵し、抱卵期間は11-14日。雛は13-15日で巣立つ。 |
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マヒワ
/ 北海道野幌森林公園 2015.03.07 12:56 |
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のっぽろの このめついばむ まひわかな |
A siskin is pecking at the shoots of Nopporo. |
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マヒワ /
北海道野幌森林公園 2015.03.07 13:27 |
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2015.03.08 /
札幌市円山公園 |
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既に雌が抱卵状態にあり、オスは
巣のある洞の近くで警戒中でした。(前出:yatyo15.htm
144 yatyo16.htm
154 yatyo26.htm
311) |
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エゾフクロウ:フクロウ目 フクロウ科 全長 50cm。頭が大きく平らな顔をしている。頭から背、翼の上面は灰褐色で、灰色や褐色の縦斑がある。体の下面は淡い灰褐色で褐色の縦斑がある。翼の上面には斑が密にあるので暗色に見える。尾は短く、目は黒っぽい。本亜種は他の亜種よりも随分と白い。雌雄同色。
雄はボッボッ ゴロスケホッホと鳴く。フォフォフォフォフォと鳴いたり、バウバウバウバウとイヌのような声を出す事もある。雌は風邪をひいたような声でボッボッ ゴロスケホッホと鳴く。警戒するときはギャーギャーとカケスのような声を出す。幼鳥はピュウワー ピューワーと弱い声で鳴く。
夜行性で、林縁や下枝の少ない樹林などで採餌する。日中に休息する場所、監視する場所の下にペリットが落ちている。ネズミ類、小哺乳類、鳥類などを食べる。ネズミ類、モモンガなど夜行性のものを食べる傾向が強い。捕まえた餌は丸呑みにし、消化できないものをペリットとして吐き出す。関東地方で繁殖している個体群は最近では小鳥が主食のようである。繁殖期は3〜6月頃で、一夫一妻。雄は求愛期に盛んにさえずり、1月から始まる。アラカシやスダジイ、サクラ、リンゴなど樹洞の出来やすい木を好んで営巣する。カラス等の古巣や、時に壁や地上の洞につくる。地上の切り株の横など地面での営巣例も多く知られる。巣箱利用も多い。卵数は3〜4個。抱卵・育雛 抱卵は雌が行う。生まれて約10日は雛は抱かれている。約32日で巣立つ。 |
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エゾフクロウ
/ 札幌市円山公園 2015.03.08 07:53 |
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2015.03.08 /
北海道野幌森林公園 |
▼ 最初の写真は、晴れた朝に、餌探しに励む姿です。二枚目は、冬姿ですが、少し黄色が強いようです。(前出:yatyo22.htm
257
yatyo32.htm
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キバシリ(木走、学名:Certhia familiaris):スズメ目キバシリ科に分類される鳥類の一種である。木の幹に縦にとまり、登る姿からキバシリ(木走)の名が付けられた。
ユーラシア大陸や北アメリカ大陸の温帯から亜寒帯に生息する。生息地では基本的には留鳥だが、北方で繁殖したものは冬季南方へ渡る。北アメリカに生息する亜種は、別種(アメリカキバシリ、学名:Certhia americana)とする説が有力である。
日本では北海道、本州、四国、九州の亜高山帯の針葉樹林に留鳥として生息する。繁殖地はやや局地的で、個体数は多くない。冬季はやや標高の低い場所に移動する。北海道では平地の林に生息するものもある。
全長11-15.5cm。スズメより小さく細身。体の上面は褐色地に白色にのまだらで、樹皮に似た色をしている。腹面は白色、尾は長く褐色。くちばしは細長く下に湾曲している。雌雄同色である。
低山から亜高山帯の針葉樹林内に生息する。木の幹に住む小さな昆虫類やクモを主食としている。幹に尾をつけて体を支え、這うような姿勢で幹をらせん状に上下し、餌となる虫をあさる。
木の割れ目や樹洞に、朽木の破片をクモの巣で繋いで椀状の巣を作る。産卵時期は3-5月で、産卵数は4-5個。抱卵日数は14-15日で、雌が抱卵する。雛は14-16日で巣立ちする。 |
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キバシリ
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北海道野幌森林公園 2015.03.08 09:52 |
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キバシリ /
札幌市円山公園 2015.11.08 10:20 |
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2015.03.08 /
北海道野幌森林公園 |
▼ 広い公園の中で、なかなか遭遇できないのですが、この時期はカップルになっているので、一度に2羽撮影できます。(前出:yatyo15.htm
145) |
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オオアカゲラ:キツツキ目 キツツキ科 全長 28cm 。雄は 頭上が赤色。顎線は黒く、胸と後頭に伸びていて、つながる。翼は黒くて、小さい白斑がある。腰は白い。胸は白く、黒い横斑が全体にある。腹と下尾筒は赤色。亜種オオアカゲラと比べても大きく違いは分からないと思われる。雌は頭上が黒い。
鳴き声は キョッ、キョッ。枯れ木で採食することが多い。枯れ木にこだわり、長時間居座る。アリ類、甲虫の幼虫などを食べる。繁殖期は3〜6月頃で、一夫一妻。巣は枯れ木に雌雄で樹洞を掘る。地上10mぐらいの所に、直径7pぐらい、深さは40pぐらいの巣穴を掘る。卵数は3〜5個。雌雄で抱卵、育雛し、約15日で孵化し、約28日で巣立つ。 |
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オオアカゲラ / 北海道野幌森林公園 2015.03.08
11:37 |
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オオアカゲラ / 北海道野幌森林公園 2015.03.08
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2015.03.15 /
八王子市小宮公園
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▼ 2月に、北海道に爆弾低気圧が連続してきたことと、ナナカマドが不作だったので、珍しくキレンジャクが数多く本州に渡ってきたようです。
(前出:yatyo6.htm
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ホウロクシギ(焙烙鷸、学名:Numenius madagascariensis)
は、チドリ目シギ科に分類される鳥類の一種。シベリアやカムチャツカ、中国東北部で繁殖し、冬期にはフィリピンや台湾、オーストラリアなどへ渡りをおこない越冬する。形態がよく似ているダイシャクシギと比べると、繁殖地は局地的である。日本では、旅鳥として春と秋の渡りの途中で渡来するが、西日本では少数の個体が越冬する。北海道では夏季の観察例もある。
体長は60cmほどで、日本に渡来するシギではダイシャクシギと並んで最大級の大きさである。長い脚とくちばしが特徴で、全身の羽毛は褐色の細かいまだらもよう。
渡りの時期は、主に河口や海辺の干潟に生息する。干潟を歩き回って、長い嘴を利用し主にカニやゴカイ等を捕食する。稀に昆虫類を捕食する姿も記録されている。数羽から数十羽の群れを形成し、ダイシャクシギとの混群を形成することもある。日本の干潟が少なくなるとともに、日本で確認される渡来数も減少している。繁殖期は湿原に生息し、数つがいでコロニーを形成する。地表に営巣し、通常4卵産卵する。 |
★☆★彡 |
キレンジャク(黄連雀 学名:Bombycilla garrulus ):スズメ目レンジャク科に分類される鳥類。旭川市の「市の鳥」でもある。全長約19.5cm。体はおもに赤みのある灰褐色で、頭部には冠羽がある。次列風切羽の先端部に、赤い蝋状の突起物があるのが特徴である。これは羽軸の先端と外弁の一部が変化したものとみられており、ヒレンジャクにはないが、キレンジャクのほかヒメレンジャクにも見られる。この蝋状の物質がレンジャク科の英名「ワックスウィング」(Waxwing) の由来である。
平地や山地の林に生息し、おもに木の実を食べる。地上2〜6mの枝の上に、小枝、枯草、蘚苔類で皿形の巣を作る。5〜7月に卵を4〜6個産み、雌が抱卵する。13〜14日で雛鳥が生まれる。冬は10〜30羽くらい、時には100羽くらいの群れを作り生活する。北半球の寒帯に広く繁殖分布し、日本では冬鳥として見られるが、本州中部以北に多い。 |
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キレンジャク
/ 八王子市小宮公園 2015.02.20 15:11 |
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2015.03.28 /
江戸川区葛西臨海公園 |
▼ これらは共に幼鳥ですが、ホウロクシギの方が少し大きい体格です。ホウロクシギを初めて撮影できました。
ホウロクシギとダイシャクシギ、どちらも、最も大型のシギの仲間です。オス・メス同色で、大きく下方に湾曲した長いくちばしをもち、どちらも顔から腹にかけて黒褐色の縦班があるし…よく似てますね。
(ダイシャクシギ前出:yatyo19.htm
208) |
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ホウロクシギ(焙烙鷸、学名:Numenius madagascariensis)
は、チドリ目シギ科に分類される鳥類の一種。シベリアやカムチャツカ、中国東北部で繁殖し、冬期にはフィリピンや台湾、オーストラリアなどへ渡りをおこない越冬する。形態がよく似ているダイシャクシギと比べると、繁殖地は局地的である。日本では、旅鳥として春と秋の渡りの途中で渡来するが、西日本では少数の個体が越冬する。北海道では夏季の観察例もある。
体長は60cmほどで、日本に渡来するシギではダイシャクシギと並んで最大級の大きさである。長い脚とくちばしが特徴で、全身の羽毛は褐色の細かいまだらもよう。
渡りの時期は、主に河口や海辺の干潟に生息する。干潟を歩き回って、長い嘴を利用し主にカニやゴカイ等を捕食する。稀に昆虫類を捕食する姿も記録されている。数羽から数十羽の群れを形成し、ダイシャクシギとの混群を形成することもある。日本の干潟が少なくなるとともに、日本で確認される渡来数も減少している。繁殖期は湿原に生息し、数つがいでコロニーを形成する。地表に営巣し、通常4卵産卵する。 |
★☆★彡 |
ダイシャクシギ(大杓鷸、学名 Numenius arquata):チドリ目シギ科に分類される鳥類の一種。その名前は大きく下に反ったくちばしに由来している。
北欧から中央アジアにかけての内陸部で繁殖し、西欧からアフリカ、中東、インド、東南アジアの沿岸部で越冬する。外見が似ているホウロクシギと比べると、分布域がはるかに広い。日本では、主に春と秋の渡りの途中で立ち寄る「旅鳥」だが、一部の個体はそのまま越冬する。(冬鳥)
全長は60cmほどで、日本に渡来するシギ類ではホウロクシギと並んで最大級の大きさである。長い脚とくちばしが特徴で、頭から翼までの羽毛は褐色の細かいまだらもよう。外見や生態はホウロクシギとよく似ているが、飛び立てば後半身が白っぽいので区別できる。
渡りの時期は、主に河口や海辺の干潟に生息する。数羽から数十羽の群れを形成し、干潟を歩き回って、長い嘴を利用してカニやゴカイ等を捕食する。ホウロクシギと混群を形成することもある。繁殖期はつがいで生活し、縄張りを持つ。草地や湿原に生息するが、やや乾いた環境を好む。草地の地上に営巣し、産卵数は普通4個。雌雄ともに抱卵し、抱卵日数は27-29日である。飛翔中に「ホーヒィーン」というような声で鳴く。
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ホウロクシギ(左)とダイシャクシギ /
江戸川区葛西臨海公園 2015.03.28
14:49 |
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2015.04.13 /
札幌市円山公園 |
▼ 雪山が融けて水溜りになった場所に、給水に来たイスカの飛翔です。(前出:yatyo8.htm
79 yatyo16.htm
153 yatyo30.htm
388) |
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イスカ(交喙、鶍、学名 Loxia curvirostra) :スズメ目アトリ科に分類される鳥類の一種。ヨーロッパ、アジアの北部や北アメリカに広く分布する。日本には主に冬鳥として渡来するが、少数だが北海道や本州の山地で繁殖するものもある。
主に針葉樹林内で生活する。非繁殖期は、数羽から10数羽の群れで行動する。群れの中には、まれにナキイスカが混じっていることがある。樹木の種子や小さな昆虫をえさとする。特にマツの種子を好む。主に樹上で採餌するが、地上に降りて水を飲む姿がよく観察される。マツ等の針葉樹の樹上に枯れ枝を材料としたお椀状の巣を作り、2-4個の卵を産む。抱卵期間は約14日。雛は孵化してから14日程で巣立つ。
イスカのくちばしは左右互い違いになっており、このくちばしを使って、マツやモミなどの針葉樹の種子をついばんで食べる。たまごから孵って間もない雛は普通のくちばしをしているが、1〜2週間経つと先が交差してくる。しかし下のくちばしが右にでるか左にでるかは決まっていない。また、このくちばしから物事が食い違うことを「イスカの嘴(はし)」という。西洋では、イエス・キリストが十字架に貼り付けになったときに、その釘を引き抜こうとした為、このような嘴になったという伝承がある。その為、キリスト教文化圏ではイスカは義人のイメージを付与される。 |
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イスカの飛翔
/ 札幌市円山公園 2015.04.13
11:43 |
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