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2015.04.19 /
横浜市東俣野遊水池
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▼ 雌は抱卵中で、雄は領域の見周りです。(前出:yatyo9.htm
89 yatyo17.htm
178) |
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キジ(雉子、雉、学名:Phasianus versicolor):キジ目キジ科の鳥。日本の国鳥。また国内の多くの自治体で「市町村の鳥」に指定されている。鳥類分類学者の中には、キジをP. colchicus(英名:Common Pheasant)の亜種(P. colchicus versicolor)とする者もいる。キジやコウライキジは、世界中で主要な狩猟鳥となっている。なお、国鳥が狩猟対象となっているのは、日本だけという。国鳥に選ばれた理由の一つに「狩猟対象として最適であり、肉が美味」というものが含まれる。
日本では北海道と対馬を除く本州、四国、九州に留鳥として生息している。日本には、東北地方に生息するキタキジ、本州・四国の大部分に生息するトウカイキジ、紀伊半島などに局地的に生息するシマキジ、九州に生息するキュウシュウキジの4亜種が自然分布していた。ユーラシア大陸が原産地であるコウライキジが、もともとキジが生息していなかった北海道に狩猟目的で放鳥され、野生化している。
大きさは雌雄で差があり、キジでオスの全長80cm前後(メスでは60cm前後)、体重はオスで0.8〜1.1kg(メスで0.6〜0.9kg)。コウライキジではもう少し大きくなる。雄は翼と尾羽を除く体色が全体的に美しい緑色をしており、頭部の羽毛は青緑色で、目の周りに赤い肉腫がある。背に褐色の斑がある濃い茶色の部分があり、翼と尾羽は茶褐色。雌は全体的に茶褐色で、ヤマドリの雌に似ているが、ヤマドリの雌より白っぽい色をしており、尾羽は長い。コウライキジの雄は首に白い模様があり、冠羽と体色が全体的に茶褐色である。その他亜種間による細部の差異があるが、もともと雌や雛ではコウライキジも含め識別が困難であったこともあり、後述の通り現在では亜種間の交雑が進み、現在は雄も含めて識別が困難な状況になっている。右写真の雄はコウライキジのように体色が茶褐色であるが、コウライキジに特徴的な首輪模様がなく、頭部と冠羽がキジ同様青緑色であるため、キジとコウライキジの交雑個体と目される。
キジは毎年、愛鳥週間や狩猟期間前などの時期に大量に放鳥される。平成16年度には全国で約10万羽が放鳥され、約半数が鳥獣保護区・休猟区へ、残る半数が可猟区域に放たれている。放鳥キジには足環が付いており、狩猟で捕獲された場合は報告する仕組みになっているが、捕獲報告は各都道府県ともに数羽程度で、一般的に養殖キジのほとんどが動物やワシ類などに捕食されていると考えられている。これはアメリカ合衆国などでも同様であり、その原因として放鳥場所に適切な草木などキジの生息環境が整えられていない点が挙げられている。しかしながら少数ではあっても生き残る養殖キジはいるため、日本の元の亜種間で交雑が進み、亜種消滅を懸念する声もある。 |
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雉の幌打ち / 横浜市東俣野遊水池(アニメーション)
2015.04.19 07:16
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2015.04.29 /
江戸川区葛西臨海公園
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▼ 色鮮やかに変身したコサギのオスです。(前出:yatyo12.htm
119 yatyo19htm
196 yatyo28.htm
348) |
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コサギ(小鷺、Egretta garzetta):コウノトリ目 サギ科 全長(翼開長) 55-65cm(90-105)。夏羽は、全体に白く、足と嘴は黒い。趾(あしゆび)は黄色い。虹彩は黄色。頭から2本の白い冠羽がある。胸と背にもレース状の飾り羽がでる。この飾り羽は上方にカールしている。冬羽は、頭部の冠羽はなく、胸と背の飾り羽も目立たなくなる。婚姻色は目先と趾が濃いピンク色になる。雌雄同色。ゴァー ゴァーと鳴く。
川の浅瀬や水田を歩いて、ドジョウ、フナ、ウグイ、オイカワカエル、アメリカザリガニなどを嘴ではさみとって食べる。魚群のいる浅瀬を活発に歩き回ったり、岸辺で待ち伏せしたりして捕食する。片足を泥の中に差し込んで泥をかき回し、びっくりして飛び出したドジョウを素早く捕らえたりする。1羽ずつ分散して採餌することが多いが、魚が多い場所では群れて採餌する。4〜9月に年1回の繁殖が普通である。一夫一妻。 |
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コサギ婚姻色
/ 江戸川区葛西臨海公園 2015.04.29 12:51
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2015.05.01 / 千葉県手賀沼 |
▼ 営巣場所が決まり、周囲で警戒する雄の姿です。(前出:yatyo11.htm
109) |
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セッカ(雪加、雪下、学名:Cisticola juncidis) :スズメ目セッカ科に分類される鳥類の1種。アフリカ、ヨーロッパ南部、インド、東南アジア、中国南部、台湾、日本、オーストラリア北部に分布。日本では沖縄県から東北地方にかけて分布するが、北日本に住むものは冬になると暖かい地方に移動する。
全長12.5-13.5cmほどであり、スズメより小さい。成鳥夏羽は頭の上が褐色で、体の上面は黄褐色に黒褐色の縦斑、体下面は淡い黄褐色である。尾羽は黒褐色で先端が白い。また尾を広げると扇状になる。冬羽は頭の上も黄褐色に黒褐色の縦斑となる。雌雄同色。
チガヤ、ススキなどの生える平地から山地の草原、河原、水田に生息し、昆虫やクモを食べる。繁殖は、オスは草とクモの巣で楕円形の巣を作り、メスを呼び込む。
体の大きさや羽色の面からも、普段はあまり目立たない鳥だが、繁殖期には縄張り宣言のために「ヒッヒッヒッヒッ・・・・ジャッジャッジャッ」と鳴きながら、波線状に低空を飛翔する姿がよく観察される。 |
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セッカ / 千葉県手賀沼 2015.05.01
12:12
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2015.05.03 /
神奈川県丹沢湖 (初出) |
▼ 全長オス約75cm、メス約80cm。翼開長は約160cmから170cm。胸部から腹部にかけての羽毛は白く咽頭部から胸部にかけて縦縞や斑点、腹部には横斑がある。尾羽は長く幅があり、黒い横縞が入る。翼は幅広く、日本に生息するタカ科の大型種に比べると相対的に短い。これは障害物の多い森林内での飛翔に適している。翼の上部は灰褐色で、下部は白く黒い横縞が目立つ。頭部の羽毛は黒い。後頭部には白い羽毛が混じる冠羽をもつ。この冠羽が角のように見えることも和名の由来とされる森林性の大型猛禽類ですが、なかなか近くを飛んでくれません。 |
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クマタカ(角鷹、熊鷹、G、Spizaetus nipalensis)は、鳥綱タカ目タカ科クマタカ属に分類される鳥。
全長オス約75cm、メス約80cm。翼開長は約160cmから170cm。日本に分布するタカ科の構成種では大型であることが和名の由来(熊=大きく強い)。胸部から腹部にかけての羽毛は白く咽頭部から胸部にかけて縦縞や斑点、腹部には横斑がある。尾羽は長く幅があり、黒い横縞が入る。翼は幅広く、日本に生息するタカ科の大型種に比べると相対的に短い。これは障害物の多い森林内での飛翔に適している。翼の上部は灰褐色で、下部は白く黒い横縞が目立つ。
頭部の羽毛は黒い。後頭部には白い羽毛が混じる冠羽をもつ。この冠羽が角のように見えることも和名の由来とされる。幼鳥の虹彩は褐色だが、成長に伴い黄色くなる。
森林に生息する。飛翔の際にあまり羽ばたかず、大きく幅広い翼を生かして風を捕らえ旋回する(ソアリング)こともある。基本的には樹上で獲物が通りかかるのを待ち襲いかかる。獲物を捕らえる際には翼を畳み、目標をめがけて加速を付けて飛び込む。日本がクマタカの最北の分布域であり北海道から九州に留鳥として生息し、森林生態系の頂点に位置している。そのため「森の王者」とも呼ばれる。高木に木の枝を組み合わせた皿状の巣を作る。
食性は動物食で森林内に生息する多種類の中・小動物を獲物とし、あまり特定の餌動物に依存していない。また森林に適応した短めの翼の機動力を生かした飛翔で、森林内でも狩りを行う。
繁殖は1年あるいは隔年に1回で、通常1回につき1卵を産むが極稀に2卵産む。抱卵は主にメスが行い、オスは狩りを行う[1]。従来、つがいはどちらかが死亡しない限り、一夫一妻が維持され続けると考えられてきたが、2009年に津軽ダムの工事に伴い設置された猛禽類検討委員会の観察により、それぞれ前年と別な個体と繁殖したつがいが確認され、離婚が生じることが知られるようになった。 |
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クマタカ /
神奈川県丹沢湖 2015.05.03
12:35
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2015.11.01 /
神奈川県丹沢湖 (初出) |
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当歳の若鳥が巣立ち、飛翔の訓練をしているようでした。 |
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クマタカの幼鳥
/ 神奈川県丹沢湖 2015.11.01
12:37
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2015.05.06 /
千葉県手賀沼 |
▼ アマサギは、田圃の代掻きが始まる時期に合わせてやってきます。(前出:yatyo19.htm
202) |
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アマサギ(猩々鷺、飴鷺、Bubulcus ibis)は、動物界脊索動物門鳥綱コウノトリ目サギ科アマサギ属に分類される鳥類。本種のみでアマサギ属を構成する。 夏季にアメリカ合衆国や朝鮮半島で繁殖し、冬季になるとアフリカ大陸北部、オーストラリア、ニュージーランド、フィリピンなどへ南下し越冬する。多くの地域では周年生息する。日本では、亜種アマサギが夏季に繁殖のため飛来し(夏鳥)、九州以南では越冬もする(留鳥)。
全長46 - 56cm。翼開張88 - 96cm。体重0.1kg。後頸、胸部から腹部にかけて白い羽毛で被われる。嘴は短く、色彩はオレンジがかった黄色。後肢の色彩は黒褐色。繁殖期は眼先が赤く、嘴や後肢の色彩も赤みを帯びる。夏季は頭部から頸部、胴体上面はオレンジがかった黄色(飴色)の羽毛で被われ(夏羽)、和名の由来になっている。また、冠羽と飾羽が伸びる。冬季は頭部から頸部、胴体上面が白い羽毛で被われる(冬羽)。
草原、農耕地、湿原などに生息する。単独やペアで生活するが、小規模な群れを形成して生活することもある。昼行性。食性は動物食で、主に昆虫、クモを食べるが、魚類、両生類、小型爬虫類、甲殻類なども食べる。大型の草食獣の背中に止まり、寄生虫を採ることもあるので、共生関係の例に挙げられることもある。
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アマサギ
/ 千葉県手賀沼 2015.05.06 11:55 |
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2015.05.23 /
三浦半島森戸川林道 |
▼ 低い場所で巣作りを始めたカップル、巣はほぼ完成状態のようでした。雌が抱卵の都合も考えて、体全体で巣の形を整えておりました。(前出:yatyo33.htm
443) |
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サンコウチョウ(三光鳥 学名:Terpsiphone atrocaudata ):スズメ目カササギヒタキ科の鳥。日本へは夏鳥として渡来する。繁殖期のオスは、体長の3倍ぐらいの長い尾羽をもつ。羽色は、顔面部が黒紫色、腹部は濁白色、背面はやや赤みのある黒紫色、その他の部分は暗黒紫色で、アイリングと嘴は明るい水色である。 メスは、オスの色彩とほぼ同色であるが、オスと比較してアイリングと嘴の水色は不明瞭であり、更に、背部と尾部はかなり赤みの強い赤褐色をしている。尾羽は体長と同じくらいの長さにしか伸長しない。
日本には、夏渡来し繁殖する。低山の暗い林を好む。地鳴きは、「ギィギィ」と地味だが、囀声は、「ツキヒーホシ、ホイホイホイ」月・日・星、と聞えることから、三光鳥と呼ばれている。 また、他にも三光鳥と呼ばれる鳥としてイカルがいる。日本、台湾、フィリピンのバタン島とミンダナオ島に分布する。日本のものは、多く中国南部からスマトラへ渡り越冬する。3亜種に分類されている。静岡県の県鳥であり、ジュビロ磐田のエンブレムにも月・日・星と共に描かれている。 |
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サンコウチョウの巣作り
/ 三浦半島森戸川林道 2015.05.23 08:25 |
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はるのあさ さんこうちょうの すやみどり |
Spring morning, green is the nest of paradise flycatcher. |
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サンコウチョウの巣作り
/ 三浦半島森戸川林道 2015.05.23 08:33 |
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2015.05.24 /
横浜市東俣野遊水池 |
▼ 雛が4羽誕生し、一家でお食事中のようですが、雄は周囲への警戒に怠りは無く、オオタカが飛来したときの動きは、「さすが父親」と感じさせました。(前出:yatyo9.htm
89 yatyo17.htm
178 yatyo36.htm
499) |
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キジ(雉子、雉、学名:Phasianus versicolor):キジ目キジ科の鳥。日本の国鳥。また国内の多くの自治体で「市町村の鳥」に指定されている。鳥類分類学者の中には、キジをP. colchicus(英名:Common Pheasant)の亜種(P. colchicus versicolor)とする者もいる。キジやコウライキジは、世界中で主要な狩猟鳥となっている。なお、国鳥が狩猟対象となっているのは、日本だけという。国鳥に選ばれた理由の一つに「狩猟対象として最適であり、肉が美味」というものが含まれる。
日本では北海道と対馬を除く本州、四国、九州に留鳥として生息している。日本には、東北地方に生息するキタキジ、本州・四国の大部分に生息するトウカイキジ、紀伊半島などに局地的に生息するシマキジ、九州に生息するキュウシュウキジの4亜種が自然分布していた。ユーラシア大陸が原産地であるコウライキジが、もともとキジが生息していなかった北海道に狩猟目的で放鳥され、野生化している。
大きさは雌雄で差があり、キジでオスの全長80cm前後(メスでは60cm前後)、体重はオスで0.8〜1.1kg(メスで0.6〜0.9kg)。コウライキジではもう少し大きくなる。雄は翼と尾羽を除く体色が全体的に美しい緑色をしており、頭部の羽毛は青緑色で、目の周りに赤い肉腫がある。背に褐色の斑がある濃い茶色の部分があり、翼と尾羽は茶褐色。雌は全体的に茶褐色で、ヤマドリの雌に似ているが、ヤマドリの雌より白っぽい色をしており、尾羽は長い。コウライキジの雄は首に白い模様があり、冠羽と体色が全体的に茶褐色である。その他亜種間による細部の差異があるが、もともと雌や雛ではコウライキジも含め識別が困難であったこともあり、後述の通り現在では亜種間の交雑が進み、現在は雄も含めて識別が困難な状況になっている。右写真の雄はコウライキジのように体色が茶褐色であるが、コウライキジに特徴的な首輪模様がなく、頭部と冠羽がキジ同様青緑色であるため、キジとコウライキジの交雑個体と目される。
キジは毎年、愛鳥週間や狩猟期間前などの時期に大量に放鳥される。平成16年度には全国で約10万羽が放鳥され、約半数が鳥獣保護区・休猟区へ、残る半数が可猟区域に放たれている。放鳥キジには足環が付いており、狩猟で捕獲された場合は報告する仕組みになっているが、捕獲報告は各都道府県ともに数羽程度で、一般的に養殖キジのほとんどが動物やワシ類などに捕食されていると考えられている。これはアメリカ合衆国などでも同様であり、その原因として放鳥場所に適切な草木などキジの生息環境が整えられていない点が挙げられている。しかしながら少数ではあっても生き残る養殖キジはいるため、日本の元の亜種間で交雑が進み、亜種消滅を懸念する声もある。 |
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雉の御一家 / 横浜市東俣野遊水池 2015.05.24
10:26
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2015.05.31 /
千葉県北印旛沼 |
▼ 最近は、印旛沼周辺で越夏して子育てするカップルが居るそうです。この個体は雌ですが、北の子育て環境も悪くなったのでしょうか。(前出:yatyo34.htm
473) |
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チュウヒ(沢鵟、学名:Circus spilonotus):タカ目タカ科チュウヒ属に分類される鳥類。本種の名前は「宙飛」が由来とされているが、実際は低空飛行を得意とし、一方「野擦」が由来とされているノスリはチュウヒよりも高空を飛翔することが多いため、この両者は名前が入れ替わって記録されているという説がある。
主な繁殖地は北アメリカ大陸北部やユーラシア大陸北部。冬になると越冬のために南下する。日本には越冬のために飛来する冬鳥。かつては北海道や本州北部で繁殖していたが、現在では中部地方・近畿地方・中国地方でも繁殖が確認されている。
オスは全長48cm。メスは58cm。メスの方が大型になる。体色は地域や個体による変異が大きい。オスは頭部、背面、雨覆、初列風切羽の先端は黒い。腹部の羽毛は白い。尾羽の背面(上尾筒)には白い斑紋がある。メスや幼鳥は全身が褐色の羽毛に覆われる。腹面は淡褐色で褐色の斑紋が入る。
草原や湿地、ヨシ原等に生息する。食性は肉食性で、魚類、両生類、爬虫類、鳥類やその卵、小型哺乳類等を捕食する。地上付近を低空飛行し、獲物を探す。ヨシ原等の地上に枯れ草を積み重ねた巣を作り、5-6月に4-6個の卵を産む。抱卵日数は約35日で、主にメスが抱卵する。雛は孵化後、約37日で巣立つ。
チュウヒは、垂直離着陸可能な唯一の猛禽であるともされている。イギリスのBAE(旧ホーカーシドレー)製の、ハリアーVTOL(垂直離着陸)戦闘爆撃機の名前は、このチュウヒの能力から名づけられたと思われる。 |
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チュウヒの雌
/ 千葉県北印旛沼 2015.05.31 10:27
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507-1 ヨシゴイの雄 |
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2015.05.31 /
千葉県北印旛沼 |
▼ 見張り行為とか餌探しのポーズといわれておりますが、首を長く伸ばし、こんなに長くなるとは驚きました。(前出:yatyo19.htm
199 yatyo23.htm
274 yatyo33.htm
440) |
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ヨシゴイ(葦五位、Ixobrychus sinensis):動物界脊索動物門鳥綱コウノトリ目サギ科ヨシゴイ属に分類される鳥。日本には夏季に繁殖のため飛来(夏鳥)するが、本州中部以南では越冬例もある。
全長31-38cm。翼開張53cm。上面は褐色、下面は淡黄色の羽毛で覆われる。小雨覆や中雨覆、大雨覆の色彩は淡褐色、初列雨覆や風切羽の色彩は黒い。虹彩は黄色。嘴の色彩はオレンジがかった黄色。
幼鳥は下面が白い羽毛で覆われ、全身に褐色の縦縞が入る。雄は額から頭頂にかけて青みがかった黒い羽毛で覆われる。また頸部から胸部にかけて不鮮明な淡褐色の縦縞が1本入る。 雌は額から頭頂にかけて赤褐色の羽毛で覆われ、額に暗色の縦縞が入る個体もいる。また頸部から胸部にかけて不鮮明な褐色の縦縞が5本入る。
湿原や湖、池沼、水田などに生息する。ヨシ原に生息することが和名の由来。単独もしくはペアで生活する。薄明薄暮性。開けた場所には現れず、ヨシ原を低空飛行し獲物を探す。危険を感じると上を見上げて頸部を伸ばし、静止したり左右に揺れる。これにより下面の斑紋がヨシの草と見分けづらくなり、擬態すると考えられている。
食性は動物食で、魚類、両生類、昆虫、甲殻類などを食べる。水辺や植物の茎の間で獲物を待ち伏せし、通りかかった獲物を頸部を伸ばして捕食する。 |
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ヨシゴイの雄 / 千葉県北印旛沼 2015.05.31
10:57 |
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ヨシゴイカップルのランデブー飛翔 / 千葉県北印旛沼 2015.05.31
12:04 |
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2015.05.31 /
千葉県北印旛沼 |
▼ 餌取りから帰ってきた雄の姿です。なかなかギャラリーが望む方向へは飛んでくれません。(前出:yatyo23.htm
272) |
サンカノゴイ(山家五位, 学名:Botaurus stellaris):コウノトリ目サギ科に分類される鳥類の一種。ユーラシア大陸中部、北アフリカ、南アフリカで繁殖し、冬期に北方の個体は、東南アジアやインド、アフリカに渡り越冬する。
日本では北海道と滋賀県(琵琶湖)、茨城県(霞ヶ浦)、千葉県(印旛沼)などで繁殖が確認されている。北海道では夏鳥で、他の繁殖地周辺では留鳥として生息するが個体数は少ない。このほか、本州以南の各地に、冬鳥として少数が渡来する。
全長は約70cm、翼開長は125-135cmで、ずんぐりとした体形の大型のサギ類である。全身が黄褐色で、黒褐色の様々な形の斑が散在している。頭頂と顎線は黒褐色。体の下面は白みがかった黄褐色で、胸には暗褐色の縦斑がある。頸は短く見えるが、伸ばすと長い。足は黄緑色。雌雄同色。
湿地、湖沼、河川のヨシ原や湿原に生息する。繁殖期以外は単独で生活することが多い。日中は湿原に潜み開けた場所に出ることが少なく、警戒心が強いために観察されにくい。警戒時には頸を長く伸ばすため、草の中から頸だけ突き出た姿が観察される。
食性は動物食で、主に両生類や魚類、甲殻類を捕食するが、ヘビなどの爬虫類、ネズミなどの小型哺乳類、小型の鳥類を食べることもある。採食は主に夕方から早朝までに行う。水辺や水中で待ち伏せしながら餌を狙い、頸を長くのばして嘴を突き出して餌をとらえる。
日本での繁殖期は4月下旬から7月にかけてで、枯れ草やヨシの茎などを用いて巣を作り、3-7卵を産む。抱卵日数は約25日で、雌が抱卵、育雛を行う。その間雄は縄張りの防衛をする。雛は2-3週で巣から出て、巣の近くで過ごす。50-55日で親から独立する。繁殖期に「ボォー ボォー」と低くよく通る声で繰り返し鳴く。主に夜間鳴くが、しばしば日中にも鳴いている。 |
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サンカノゴイ / 千葉県北印旛沼 2015.05.31 11:09 |
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2015.06.13 /
相模川畔 |
▼ 孵化した雛のために、雄が餌をとってきて「これから行くよ。」とでも合図しているのでしょうか、久しぶりに撮影できました。(前出:yatyo18.htm
192
yatyo19.htm
207) |
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オオタカ(大鷹、Accipiter gentilis):タカ目タカ科に属する中型の種。日本における鷹類の代表的な種である。古今タカといえば、オオタカを指すことが多い。
雄の全長約50cm、雌の全長約60cm、翼開長約100〜130cm。日本の亜種は白い眉斑と黒い眼帯が特徴である。北海道ではユーラシアの亜種が往来するので別種とされていたが、現在は本州の亜種と同じものとして扱われている。
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オオタカの雄 / 相模川畔 2015.06.13 12:27 |
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2015.06.27 /
横浜市舞岡公園 (初出) |
▼ 全長は28cmほどで、ヒヨドリよりわずかに大きく、ハトより小さい。頭部と背中は灰色で、翼と尾羽は黒褐色をしている。胸と腹は白色で、黒い横しまが入るが、この横しまはカッコウやツツドリよりも細くて薄い。目のまわりには黄色のアイリングがある。時期になると鳴声は良く聞こえますが、姿を見たのは初めてでした。 |
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ホトトギス(杜鵑、学名:Cuculus poliocephalus)は、カッコウ目・カッコウ科に分類される鳥類の一種。特徴的な鳴き声とウグイスなどに托卵する習性で知られている(「ホトトギス目ホトトギス科」と書かれることもあるが、カッコウ目カッコウ科と同じものである)。日本では古来から様々な文書に登場し、杜鵑、杜宇、蜀魂、不如帰[注 1]、時鳥、子規、田鵑など、漢字表記や異名が多い。
全長は28cmほどで、ヒヨドリよりわずかに大きく、ハトより小さい。頭部と背中は灰色で、翼と尾羽は黒褐色をしている。胸と腹は白色で、黒い横しまが入るが、この横しまはカッコウやツツドリよりも細くて薄い。目のまわりには黄色のアイリングがある。
アフリカ東部、マダガスカル、インドから中国南部までに分布する。インドから中国南部に越冬する個体群が5月頃になると中国北部、朝鮮半島、日本まで渡ってくる。日本では5月中旬ごろにくる。他の渡り鳥よりも渡来時期が遅いのは、托卵の習性のために対象とする鳥の繁殖が始まるのにあわせることと、食性が毛虫類を捕食するため、早春に渡来すると餌にありつけないためである。日本へは九州以北に夏鳥として渡来するが、九州と北海道では少ない。
カッコウなどと同様に食性は肉食性で、特にケムシを好んで食べる。また、自分で子育てをせず、ウグイス等に托卵する習性がある。
オスの鳴き声はけたたましいような声で、「キョッキョッ キョキョキョキョ!」と聞こえ、「ホ・ト・…・ト・ギ・ス」とも聞こえる。早朝からよく鳴き、夜に鳴くこともある。この鳴き声の聞きなしとして「本尊掛けたか」や「特許許可局」や「テッペンカケタカ」が知られる。 |
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ホトトギス
/ 横浜市舞岡公園 2015.06.27 12:00 |
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511 カッコウの飛出し |
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2015.06.28 /
山梨県北富士演習場 (初出) |
▼ ホトトギスよりは一回り大きい体型です。飛び出しを狙いました。 |
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カッコウ(郭公、Cuculus canorus)とは鳥綱カッコウ目カッコウ科に分類される鳥。ユーラシア大陸とアフリカで広く繁殖する。日本には夏鳥として5月ごろ飛来する。
森林や草原に生息する。日本では主に山地に生息するが、寒冷地の場合平地にも生息する。和名はオスの鳴き声に由来し、他言語においてもオスの鳴き声が名前の由来になっていることが多い。属名Cuculusも本種の鳴き声に由来する。種小名canorusは「響く、音楽的」の意。本種だけではなくCuculus属は体温保持能力が低く、外気温や運動の有無によって体温が大きく変動する(測定例:日変動29〜39℃)ことが知られている。食性は動物食で昆虫類を始めとする節足動物等を食べる。主に毛虫を食べるとされる。 |
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カッコウの飛出し /山梨県北富士演習場 2015.06.28
07:13 |
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2015.06.28 /
山梨県北富士演習場
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▼ 目の前で囀り始めた雄、領土宣言は大事なお仕事です。
(前出:yatyo14.htm
134) |
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スズメ目 ホオジロ科 全長16cm。雄の夏羽は、頬以外は青灰色で、黒い縦斑が少しある。耳羽と小雨覆は赤褐色である。胸には黒と赤褐色の横帯がある。下面はやや赤味を帯びた蝋色(ろういろ)で、脇に黒褐色の縦斑がある。尾は褐色で外側尾羽二対の尾羽に白斑がある。雄の冬羽は、額から後首がバフ(黄土色に似た)白色になる。下面は褐色が強くなる。雌は、全体的に灰色味が薄い。脇の褐色の縦斑はやや目立つ。
チェチィチリンジュと鳴く。地鳴きはチッチッ。草地の地上や低木で採餌する。冬は水田などで採餌しているのを見ることがある。イネ科、タデ科などの乾いた種子を特に好む。雛の餌にはバッタ類やチョウ類の幼虫や成虫が多い。繁殖期は5〜7月で、一夫一妻。第二繁殖がある場合がある。 |
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ホオアカの雄
/ 山梨県北富士演習場 2015.06.28 08:44 |
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2015.06.28 /
静岡県朝霧高原
(初出) |
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最近は数が減って、なかなか撮影できなくなった鳥だそうです。(前出:yatyo15.htm
144 yatyo16.htm
154 yatyo26.htm
311) |
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アカモズ(赤百舌、Lanius cristatus)は、動物界脊索動物門鳥綱スズメ目モズ科モズ属に分類される鳥。
夏季に中華人民共和国や日本、ロシア東部、朝鮮半島で繁殖し、冬季になるとインドやインドネシア、東南アジアへ南下し越冬する。日本では亜種シマアカモズが九州南部や南西諸島、亜種アカモズが北海道、本州東部に繁殖のため飛来(夏鳥)し、本州西部、四国、九州では渡りの途中に飛来(旅鳥)、沖縄では越冬のため飛来(冬鳥)する。
全長20cm。嘴の基部から眼を通り後頭部へ続く黒い筋模様(過眼線)が入る。翼は黒い羽毛で覆われ、羽縁は褐色。メスは体側面に鱗状の斑紋が入る個体もいる。 |
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アカモズ
/ 静岡県朝霧高原 2015.06.28 12:13 |
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2015.11.23 /
石垣市名蔵
(初出) |
▼ 南西諸島から先島群島にかけて居付いているアカモズの亜種とされています。アカモズとシマアカモズの違いは顕著ではありません。 |
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シマアカモズ
/ 石垣市名蔵 2015.11.23 10:33 |
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2015.07.04 /
北海道旭岳姿見駅 |
▼ 旭岳のケーブル山上駅から出たところで囀っておりました。久しぶりの撮影でした。(前出:yatyo5.htm
45 yatyo10.htm
97) |
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ノゴマ(野駒、Luscinia calliope):動物界脊索動物門鳥綱スズメ目ツグミ科に分類される鳥。インド、カザフスタン、カンボジア、タイ、大韓民国、中華人民共和国(台湾、香港含む)、朝鮮民主主義人民共和国、日本、ネパール、フィリピン、ブータン、ブルネイ、ベトナム、ミャンマー、モンゴル、ラオス、ロシアに分布する。
夏季に中華人民共和国、ロシアなどで繁殖し、冬季は東南アジアへ南下し越冬する。日本では夏季に北海道に繁殖のために飛来(夏鳥)する。岩手県早池峰山でも繁殖例がある。本州以南では渡りの途中に飛来(旅鳥)する。南西諸島では少数が越冬(冬鳥)する。
全長15.5cm。体重16-29g。上面が緑褐色、胸部から腹部にかけての下面が汚白色の羽毛で覆われる。体側面は褐色みを帯びる。眼上部にある白い眉状の斑紋(眉斑)と嘴の基部から頸部へ向かう斑紋(顎線)は白く明瞭。
嘴の色彩は黒い。後肢の色彩は薄いオレンジ色。オスの喉は赤い斑紋が入る。メスの喉は赤い斑紋が入る個体もいるが面積が狭く、多くの個体は喉が白い。
平地から亜高山帯にかけての草原や灌木林に生息し、渡りの途中や越冬地では森林に生息することもある。和名は野(原野)に生息するコマドリの意。秋季から冬季にかけては小規模な群れを形成して生活することもある。食性は動物食傾向の強い雑食で、主に昆虫類を食べるが果実も食べる。
繁殖形態は卵生。繁殖期に縄張りを形成し、オスは草の上などで大声で様々な囀りを行う。種小名calliopeはギリシャ神話の文芸の女神「カリオペー」の意で、囀りに由来する。倒木の下などに枯葉や根などで皿状の巣を作り、6-8月に1回に3-5個の卵を産む。メスのみが抱卵する。 |
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ノゴマ / 北海道旭岳姿見駅 2015.07.04 11:21 |
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2015.07.04 /
北海道旭岳第3展望台
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▼ 意外なところで発見して撮影したものですが、綺麗な個体でした。
(前出:yatyo30.htm
381) |
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ビンズイ(便追、学名:Anthus hodgsoni):スズメ目セキレイ科に分類される鳥類の一種である。一般的な英名はOlive-backed Pipitだが、Indian Tree Pipit または Hodgson's Tree Pipitと呼ばれることもある。Tree Piptはヨーロッパビンズイをさす言葉だが、見た目が酷似しているのでそう呼ばれる。良い声でさえずる。
西シベリアからロシア極東、サハリン、朝鮮半島、中国東北部にかけてとヒマラヤ付近で繁殖し、冬季はインドや東南アジア、フィリピン、台湾などの温暖な地域に渡り越冬する。日本には漂鳥または夏鳥として四国以北の山地で繁殖し、冬は暖地に移動する。西日本での繁殖は局地的である。北海道や本州北部では平地でも繁殖する。
体長15-16cm、体重19-26g。雌雄同色である。夏羽の成鳥は頭頂から背中にかけて緑褐色。体下面は白色で脇や胸は黄色みを帯びる。頭や胸などに暗褐色の斑があり、背面にも不明瞭な斑がある。暗褐色の細い過眼線がある。後趾の爪は短く湾曲している。冬羽は中雨覆先端や脇、胸などの黄色味が強い。
繁殖期は、低山から亜高山の林、林縁、木の疎らに生えた草原などに生息する。非繁殖期は低地の松林で観察されることが多い。繁殖期は縄張りを形成する。非繁殖期は小群で生活する。繁殖期の主食は昆虫類やクモ類で、非繁殖期は植物の種子などが主食になる。主に地上で採食する。繁殖形態は卵生。年2回繁殖することが多い。草地、崖、土手の窪みに草の茎などを用いて椀形の巣を作り、5-8月に3-5個の卵を産む。卵は暗い茶色で黒っぽい斑点がある。抱卵期間は12-13日で、雌または雌雄協同で抱卵する。雛は約10日で巣立ちする。歩きながら尾をよく縦に振る。 |
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ビンズイ / 北海道旭岳第3展望台 2015.07.04
13:03 |
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2015.07.04 /
北海道旭岳第3展望台
(初出) |
▼ 当日は、現場は10℃位で霧雨の中寒さに耐えておりました。午後3時過ぎ、一人で待っていたら、雄の成鳥が出現してくれました。専門書の解説とは違って全体が紫がかって見えるので、ウィキペディア・フリー百科事典で調べると、やはり紫がかっていました。とても珍しい色ですね。 |
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ギンザンマシコ(銀山猿子、学名:Pinicola enucleator)は、動物界脊索動物門鳥綱スズメ目アトリ科に分類される鳥類の一種。スカンジナビア半島北部からロシア極東地域に至るユーラシア大陸の亜寒帯と、アラスカ、カナダ北部、ロッキー山脈で繁殖し、一部の個体は冬季に南方へ渡る。日本では、北海道の高山(大雪山系など)で少数が繁殖するほか、冬鳥として北海道の各地に渡来する。本州では冬季まれに観察される。
全長20-22cm。腹部の羽毛は灰色。翼や尾羽の羽毛は黒褐色で、羽縁は淡色。オスは全身が赤い羽毛で覆われる。メスは全身が黄褐色の羽毛で覆われる。
高山帯や針葉樹林に生息する。冬季になると標高の低い場所へ移動し、小規模の群れを形成する。冬季には市街地の街路樹でも見られる。食性は雑食で昆虫類、木の葉、果実(ナナカマド、ハイマツ、ハンノキ)等を食べる。地上でも樹上でも採食を行う。
ハイマツ等の樹上に枯枝を組み合わせた皿状の巣を作り、日本では5-6月に1回に3-5個の卵を産む。メスのみが抱卵し、抱卵期間は13-14日。雛は孵化してから約14日で巣立つ。比較的、人を恐れない。
地鳴きは「ピュル ピュル」など。さえずりは「ピュイーピュイーピュヨ ピュヨ ピュヨ」「ピュルピュルピュロルリリ」などのように聞こえる。 |
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ギンザンマシコ / 北海道旭岳第3展望台 2015.07.04
14:59 |
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2015.07.04 /
北海道旭岳第3展望台
(初出) |
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ハイマツの上に止まった姿、以前富士山五合目での遭遇以来でした。 |
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ホシガラス(星鴉、学名:Nucifraga caryocatactes)はスズメ目カラス科ホシガラス属に分類される鳥類の一種。
本種は2種いるホシガラス類のうちの1種で旧北区(主にユーラシア大陸)に分布し、類縁種のハイイロホシガラス(Nucifraga columbiana)は新北区の北米西部に分布する。
ホシガラスは広い分布域を持つ。スカンジナビアから北部ヨーロッパを経てシベリアから日本を含む東アジアに至る幅広い帯状の地域に分布し、北方の広大な冷帯針葉樹林を生息場所とする。
さらに、3つの隔離された個体群がより南方の山岳針葉樹林に分布する。一つは中央及び南東ヨーロッパ(アルプス山脈、カルパティア山脈、バルカン半島山岳地帯)で、二つ目はヒマラヤ西部、三つ目は中国西部で北方の個体群と中国中北部の比較的狭い断絶によって分けられている。個体群のいくつかはくちばしの大きさで分けることができる。日本では四国以北の高山帯から亜高山帯に生息する。冬季はやや低地に降りてくる。
体長32-37 cm。体長や嘴はカケスと比べてわずかに大きいが、頭部には冠羽がない。体色は全体的にチョコレートのような黒茶色だが、白い斑点が縞をなしているため、星空のようにみえる。和名の「ホシ」ガラスはこれに由来する。翼と上尾は青光沢のある黒。 |
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ホシガラス
/ 北海道旭岳第3展望台 2015.07.04
14:17 |
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