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2007.05.11 / 山梨県山中湖畔 |
日本国内で、小さい事でも囀りが大きいことでも有名ですね。この時初めて見たのですが、噂通りで驚きました。 |
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ミソサザイ(鷦鷯、三十三才 学名:Troglodytes troglodytes ):スズメ目ミソサザイ科の鳥。体長10cmほどで、日本で最小クラスの鳥である。大隅諸島以北に生息している留鳥。繁殖期は、亜高山帯〜高山帯で繁殖し、秋〜春先にかけては低山帯や平地に降りて越冬する漂鳥である。 早春の2月くらいから囀り始める習性があり、平地や里山などでも2月頃にその美しい囀りを耳にすることができる。日本の野鳥の中でも、キクイタダキと共に最小種のひとつ。 全身焦げ茶色の羽色をしており、常に短い尾羽を立てて、上下左右に小刻みに震わせている。 |
小さな体の割には声が大きく、高音の大変に良く響く声で「チリリリリ」とさえずる。また、地鳴きで「チャッチャッ」とも鳴く。 同じような地鳴きをするものにウグイスがいるが、ウグイスの地鳴きと比べて明らかに金属的な鋭い声で「ジジッ」と聞こえる。 ミソサザイの地鳴きを聞いたことがある人なら、聞き間違えることはないほどの相違点がある。 秋〜早春、場所によっては両種が同じ環境で生活しているため、初めて聞く人にとって、両種の特定には注意が必要である。卵を温める、ヒナを育てる行為を行うのはメスだけである。 |
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小さなミソサザイ |
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2008.07.21 / 長野市戸隠(とがくし)森林公園 |
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正確には、戸隠神社の参道脇の木で囀っていたところを撮影しました。直ぐ傍で聞こえるのに、朝5時前の暗い中では、見つけることが大変でした。明るくなるまで待って、漸(ようや)くシャッターがおちました。 |
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小躯大声のミソサザイ |
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42 ヤブサメ |
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2007.05.05 / 横浜市戸塚区舞岡公園 |
この鳥は、我が国にいる鳥で、最も小さいとされております。なかなか撮影できる機会が無いのですが、この時は約30分間このまま動かないで囀っておりました。 |
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ヤブサメ(藪雨/藪鮫 学名:Urosphena squameiceps ):動物界脊索動物門鳥綱スズメ目ウグイス科に分類される鳥。夏季は中国北東部、朝鮮半島で繁殖し、冬季は東南アジアで越冬する冬鳥。日本では夏季に繁殖のため飛来する(夏鳥)。全長10.5cm。全身は淡褐色の羽毛で覆われる。 |
頭部の羽毛は暗褐色で、眼上部にある眉状の斑紋(眉斑)は明色で明瞭。嘴の基部から眼を通り後頭部へ続く筋状の斑紋(過眼線)は黒い。尾羽は短い。森林や藪等に生息する。鳴き声は高く、日本語圏では「シシシ・・・」と聞こえる。食性は動物食で、昆虫類、節足動物等を食べる。繁殖形態は卵生で、木の根元等に落ち葉等を組み合わせたお椀状の巣を作り卵を産む。 |
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鳴き止まないヤブサメ |
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43 ブッポウソウ |
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2007.06.02 / 東京都あきる野市 |
青い鳥と聞いておりましたから、是非見たいと思っておりましたが、思いがけず近いところに居ることがわかりました。鳴き声はとても聞くに堪えないものですが、姿は非常に美しい。ブッポウソウと啼くのはコノハズクだそうです。近間では青梅市の御嶽山(みたけさん)で聞くことが出来るそうですが、富士山や長野県に行かないと安定して啼声を聞くことが出来ないそうです。 |
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ブッポウソウ(仏法僧、Eurystomus orientalis):鳥綱ブッポウソウ目ブッポウソウ科に分類される鳥である。ユーラシア大陸東部とオーストラリアで繁殖する。種小名orientalisは「東洋の」の意でブッポウソウ科では本種のみユーラシア大陸東部にも分布する。日本には夏鳥として飛来し、本州、四国、九州で繁殖し、冬は東南アジアに渡る。 |
全長約30cm。雌雄同色で、頭部は黒褐色、尾羽は黒色。のどは群青色で、胴体は光沢のある青色の羽毛で覆われ、この羽毛は光の加減により緑色に見えることもある。初列風切に白い斑紋があり、翼を広げる時、飛翔している時には目立つ。嘴と脚は赤橙色である。 |
生息域内では平地から山地まで分布し、水辺に近い森林に生息する。樹洞を巣にするが、木製の電柱やダムに設けられた排水溝等を巣として利用することもある。食性は動物食で昆虫類等を食べる。獲物は飛翔しながら捕食する。そのため、高木の枝や谷間の上を通過する高圧線などにとまり、昆虫類を探していると思われる個体を観察することが多い。その場合、ヒタキ類のように同じ場所から飛び立ち、捕食に成功しても失敗しても、ほぼ元の位置に帰るという行動を繰り返す(ことが多い)。繁殖形態は卵生で1回に4-6個の卵を産む。巣の中や周囲には貝類の殻、プルタブや瀬戸物のかけらなど光沢のあるものがあり、ブッポウソウがこういったものを集めることが知られている。この習性はヒナがこれらの堅いものを飲み込み、消化器官の砂嚢に入れておく事で、昆虫の堅い殻をすりつぶす為に親鳥がヒナに与えている事が明らかになっている。 |
森の中で夜間「ブッ・ポウ・ソウ」と聞こえ、仏・法・僧の三宝を象徴するとされた鳥の鳴き声がこの鳥の声であると信じられてきたため、この名が付けられた。しかし、実際のブッポウソウをよく観察しても「ゲッゲッゲッ」といった汚く濁った音の鳴き声しか発せず件の鳴き声を直接発することが確認できないため、声のブッポウソウの正体は長く謎とされた。結局のところ、この鳴き声の主はフクロウ目のコノハズクであり、このことが明らかになったのはラジオ放送が契機となった。 |
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ブッポウソウの雌 |
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2007.08.04 / 東京都あきる野市 |
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巣立ち直後の親子です。セミを捕まえてきて与えておりました。カナブンやカブトムシなどが主な餌だそうです。 |
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巣立ちしたブッポウソウ |
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44 カワセミ |
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2007.06.09 /
横浜市戸塚区舞岡公園 |
このカップルには5羽の雛が誕生し、ママが上の2羽を連れ、パパは残りの3羽を連れて子育て奮闘中でした。 |
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カワセミ(翡翠 学名:Alcedo atthis ):ブッポウソウ目カワセミ科に分類される鳥。水辺に生息する小鳥で、鮮やかな水色の体色と長いくちばしが特徴。古くはソニドリと呼ばれ、ヒスイと呼ばれることもある。体長は17cmほどで、スズメほどの大きさ。くちばしが長く、頭が大きく、首、尾、足は短い。くちばしは黒いが、メスは下のくちばしが赤いのでオスと区別できる。また、若干メスよりオスの方が色鮮やかである。頭、頬、背中は青く、頭は鱗のような模様がある。のどと耳の辺りが白く、胸と腹と眼の前後は橙色。足は赤い。本来、カワセミ自身は青くなく、光の加減で青く見える構造色で、シャボン玉の色がさまざまに見えるのと同じ原理。 この美しい外見から「渓流の宝石」などと呼ばれる。特に両翼の間からのぞく背中の水色は鮮やかで、光の当たり方によっては緑色にも見える。 漢字表記が翡翠(ヒスイ)と同じなのはこのためである。 |
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子育て中のカワセミ |
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雄のカワセミ(再掲) |
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45 ノゴマ |
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2007.06.18 / 苫小牧市ウトナイ湖 |
喉に日の丸を持ったこの鳥が見たくて、ウトナイ湖まで行きました。囀りは聞こえるのですが、姿が見えず録音をしていたら、目の前5メートルにあった横枝に止りました。(頭真っ白!) 近すぎてピントが合わず、ズームを少し縮めてやっと撮影できました。30センチ横に動いたら飛ばれてしまいました。 |
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ノゴマ(野駒 学名:Luscinia calliope ):スズメ目ツグミ科の鳥。夏季に中華人民共和国、ロシア等で繁殖し、冬季はユーラシア大陸南部、フィリピン等へ南下し越冬する。日本では夏季に北海道で繁殖する(夏鳥)。岩手県早池峰山でも繁殖例がある。本州以南では渡りの途中に飛来する(旅鳥)。南西諸島では少数が越冬する。 |
全長15.5cm。体重16-29g。全身は緑がかった褐色の羽毛で覆われる。眼上部にある白い眉状の斑紋(眉斑)と嘴の基部から頸部へ向かう斑紋(顎線)は白く明瞭。オスの喉は鮮やかな赤で、英名(ruby throat=ルビーの喉)の由来になっていると思われる。メスの喉は白い。 |
平地から亜高山帯までの低木林等に生息する。渡りの時期には平野部でも観察される。秋季から冬季にかけては小規模な群れを形成して生活することもある。食性は雑食で、主に昆虫類を食べるが果実も食べる。繁殖形態は卵生。繁殖期に縄張りを形成する。倒木の下等に枯葉や根等で皿状の巣を作り、6-8月に1回に3-5個の卵を産む。メスのみが抱卵する。 |
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日の丸を持ったノゴマ |
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2007.07.16 / 逗子市 |
営巣した場所が比較的撮影が容易な明るい場所でしたから綺麗に撮れました。抱卵中の姿ですが、なかなか可愛いものですね。メス2オス1という割合の時間配分で、交代で抱卵しておりました。 |
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サンコウチョウ(三光鳥 学名:Terpsiphone atrocaudata ):スズメ目カササギヒタキ科の鳥。日本へは夏鳥として渡来する。繁殖期のオスは、体長の3倍ぐらいの長い尾羽をもつ。羽色は、顔面部が黒紫色、腹部は濁白色、背面はやや赤みのある黒紫色、その他の部分は暗黒紫色で、アイリングと嘴は明るい水色である。 メスは、オスの色彩とほぼ同色であるが、オスと比較してアイリングと嘴の水色は不明瞭であり、更に、背部と尾部はかなり赤みの強い赤褐色をしている。尾羽は体長と同じくらいの長さにしか伸長しない。 |
日本には、夏渡来し繁殖する。低山の暗い林を好む。地鳴きは、「ギィギィ」と地味だが、囀声は、「ツキヒーホシ、ホイホイホイ」月・日・星、と聞えることから、三光鳥と呼ばれている。 また、他にも三光鳥と呼ばれる鳥としてイカルがいる。日本、台湾、フィリピンのバタン島とミンダナオ島に分布する。日本のものは、多く中国南部からスマトラへ渡り越冬する。3亜種に分類されている。静岡県の県鳥であり、ジュビロ磐田のエンブレムにも月・日・星と共に描かれている。 |
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サンコウチョウ(雄)の営巣 |
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三羽の雛が誕生 逗子市 2006.07.21 |
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2008.07.12 / 横浜市磯子区 |
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サンコウチョウは、2007年に、7年ぶりに営巣したのだそうです。雛が巣立ちした後、餌の蛾や甲虫探しで、近くに来てくれます。この写真は、見返り美人のようなアングルで撮れました。 |
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見返り美人?のサンコウチョウ |
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2007.08.05 / 横浜市戸塚区舞岡公園 |
巣立ちした親子がひまわりの花にやってきました。餌をねだる雛の仕草が、とても可愛かったですね。 |
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カワラヒワ(河原鶸 学名:Carduelis sinica ):スズメ目アトリ科の鳥る。英名 "Oriental Greenfinch" は東洋にいる緑色のアトリの意。体長は約 14cm でスズメ大。全体的に黄褐色で、太い嘴と、翼(初列風切と次列風切)に混じる黄色が特徴的である。 |
東アジア(中国、モンゴル、ロシア東南部、朝鮮半島、日本)に分布する。日本国内ではほぼ全域に分布する留鳥。ただし北部のものは冬場は暖地へ移動する。低山から低地にかけて広く生息し、市街地の公園や川原などでも観察される。繁殖期には番いで小さな縄張りを持つが、秋以降は群れを形成し植物の種子を求めて移動する。 |
食性は植物食で、主に植物の種子を食べる。ヒマワリなどの種子を特に好み、大きな種子を太い嘴でついばむ様子が観察される。地鳴きは「キリリ、コロロ」、さえずりは「チョンチョンジューイン」。 |
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向日葵とカワラヒワ |
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48 アオゲラ |
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2007.08.13 /
横浜市戸塚区舞岡公園 |
ドラミング*が聞こえてきたので、そっと待っていたら、目の前に現れました。一人で散策していると、案外近くの枝にやって来ることがあります。鳥撮影の秘訣かも知れませんが、地理と鳥の行動パターンが解ると、成功確率が高くなります。 |
*ドラミング:キツツキ類が「コンコンコン」と木を打つ行為 |
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アオゲラ(緑啄木鳥 学名:Picus awokera ):キツツキ目キツツキ科に分類される鳥類の一種。全長 30cm ほどで、ヒヨドリより少し大きい程度。背が緑色がかった褐色で、頬と後頭部に入る紅色が特徴。またオスは後頭部の紅色部分が頭頂部まで続くことで判別できる。北海道等に分布するヤマゲラに似るが、本種は腹部に斑点が入るところで判別できる。日本に分布する固有種で留鳥。 |
低山から亜高山帯にかけての森林に生息するが、常緑広葉樹林を好む傾向があり、針葉樹林や高山帯では少なくなる。地鳴きは「キョッキョッ」「ケレケレ」など。番い形成期から繁殖期にかけてはドラミングも行う。生木や枯木に嘴で穴を掘り巣にする。食性は雑食で、樹皮をつついて中に潜む虫を捕食したり、地面に降りてアリや節足動物等を捕食することも多い。また果実等も食べる。繁殖形態は卵生で、1回に5-8個の卵を産む。抱卵期間は15日程で、孵化後25日程で幼鳥は巣立つ。 |
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アオゲラの雄 |
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2008.04.19 / 横浜市戸塚区舞岡公園 |
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巣作りを始めたアオゲラでしたが、この巣も結局はメスに嫌われて放棄となりました。オスは大変ですね。 |
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巣作りするアオゲラ |
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2007.10.21 / 横浜市戸塚区舞岡公園 |
動きが激しくて、初めて写真らしく撮影出来たものです。水場に水浴びするためにやってきたエナガたちです。順番を作り、枝先から飛び込みを始めましたが、枝先に丁度スポットライトのような木漏れ日が当たりました。 |
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エナガ(柄長 学名:Aegithalos caudatus ):スズメ目エナガ科の鳥。エナガ科は世界で7種類が知られる。体長は14cmほどで、スズメより小さい。くちばしと首が短く丸っこい体に長い尾羽がついたかわいらしい小鳥である。目の上の眉斑がそのまま背中まで太く黒い模様になっており、翼と尾も黒い。肩のあたりと尾の下はうすい褐色で、額と胸〜腹は白い。 |
ヨーロッパから中央アジア、日本まで広く分布し、主に林に生息するが、木の多い公園や街路樹の上などでも見ることができる。繁殖期は番いで縄張りを持つが、非繁殖期は小さな群れをつくり、シジュウカラ、メジロ、コゲラなどの違う小鳥と群れをつくることもある。木の上で小さな昆虫やクモを食べ、特にアブラムシを好む。また、草の種子なども食べる。 |
また、非繁殖期には、ねぐらをつくって小さなからだを寄せ合って集団で眠る習性がある。街中のふつうの街路樹がねぐらとなることもあり、ねぐらとなった街路樹は夕方にはたくさんのエナガの鳴き声でザワザワと騒がしくなり、木の下には当然フンがたくさん落とされることになる。 |
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水浴びに来たエナガたち |
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2007.10.13 / 横浜市戸塚区舞岡公園 |
アルビノ*と思われますが、この年は二羽おりました。この個体は二歳の個体ですが、当歳の個体は白さが少な目でした。平成20年8月頃までは公園周辺に居たのですが、居なくなったので、多分、猛禽の獲物になったのでしょう。 |
*アルビノ:メラニンの生合成に係わる遺伝情報の欠損により 先天的にメラニンが欠乏する遺伝子疾患、ならびにその症状を伴う個体のこと。前者を先天性白皮症(-はくひしょう)・先天性色素欠乏症・白子症など、後者を白化個体・白子(しらこ・しろこ) などとも呼ぶ。またアルビノの個体を生じることを白化(はくか・はっか)という。 |
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スズメ(雀、すずめ 学名:Passer montanus ):スズメ目・スズメ科分類される鳥類の一種。人家の近くに生息するなじみ深い小鳥である。長は約14〜15cmほどで、雌雄同色。成鳥は頭部は赤茶色、背中は褐色で黒斑があり、頬から腹にかけては白色をしている。くちばしの色は黒色であるが、幼鳥の時は淡黄色。頬にある大きな黒い斑点は遠くからも目立ち、これが他の近似種との区別点でもある。幼鳥は全体に色が淡く、頬の黒斑や喉の黒線がはっきりしない。くちばしは短くて太い円錐形で、小さな餌をついばむために都合がよい構造となっている。地上では両足で飛び跳ねてすばやく移動する。鳴き声は一般的に「ちゅんちゅん」と表される。 |
ユーラシア大陸を中心に世界に広く分布する。草原、農耕地から都市部まで、およそ人の居住域付近ではごく普通に見られ、人間生活に強く密着した鳥である。逆に山野で人里から離れるとスズメは生息しない。スズメは、非繁殖期には若鳥を中心とした群れを作って生活するが、春の繁殖期にはつがいで生活する。雨樋と屋根のすき間などに枯れ草で巣を作るので、この時期には枯れ草をくわえて飛ぶ様が見られる。また、ツバメなど他の鳥の古巣を利用することもある。広島では、スズメバチの古巣を利用した例も報告されている。人間が設置した巣箱も利用するが、この際は出入口の位置まで巣材を積み上げる習性がある。 |
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アルビノのシロスズメ |
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