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 感動写真集

2011年12月25日改訂

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♪メドレー:ツグミ・マヒワ・ゴイサギ・ウグイス・モズ・アオジ・オオルリ♂・オオルリ♀
 

白樺に露命を繋ぐ真鶸かな   北舟

 

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An Eurasian siskin, earning a scanty living on a white birch.

2008年12月25日制作

小雪のなか白樺の実を啄むマヒワの雌

小雪のなか白樺の実を啄むマヒワの雌/札幌市北海道神宮

日本の野鳥を撮る旅

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31 ハチジョウツグミ

2007.02.17 / 札幌市真駒内

 札幌市真駒内(まこまない)の旧オリンピック選手村の街路樹に居ました。

ツグミ(鶇・学名:Turdus naumanni ):ツグミ科の鳥。福井県の県鳥に指定されている。ドイツの農家でアマチュアの博物学者だったヨハン・アンドレアス・ナウマンに献名された。体長は 20cm 前後、上部は灰色〜茶色で、眼の上部(眉毛に相当する部分)と腹部は白色である。 その見た目より英語では "Dusky Thrush"(黒っぽいツグミ)と呼ばれる。北東アジアに分布する。夏場はシベリアやカムチャツカなどで繁殖し、秋から初冬にかけて群れで日本および中国の一部へ渡来し、その後に分散して越冬する。
 日本国内では、全国で見られる代表的な冬鳥。各地へ分散して越冬したものが、晩春になると次第に集まるようになり、群れを成して北方へと旅立つ。食性は雑食で、主に土中に潜むミミズや虫、また熟した柿などの木の実も好んで食べる。日中は、草木の生い茂った場所よりは、田畑や落葉した雑木林など、比較的平坦で明るい場所へ好んで飛来する。飛来すると一旦木の枝など高いところへ留まり、食事に適した場所を探して降り立ち、地上では足を揃えピョンピョン跳ねるように歩きながら食糧を探す。このとき背筋を伸ばし胸を張って直立するような姿勢でいることが多く、この姿勢が本種の特徴でもある。雑木林では、降り積もった落ち葉を嘴でかき分けて虫を探す様子も見られる。越冬中はほとんど鳴くことがなく、日本国内では春の渡り直前のわずかな時期にのみ鳴く様子が観察される。日本国内ではほとんど鳴く様子を見られない生態から、口をつぐむの意で「ツグミ」と呼ばれるようになったという。
 1970年代以前は、かすみ網により食用として大量に捕獲され、焼き鳥屋で一般的に供されていた。野鳥保護の運動の高まりとともに、ツグミはそのシンボルとなり、現在は鳥獣保護法により禁猟。
ハチジョウツグミ:亜種ツグミ Turdus naumanni eunomus (Temminck, 1831) と共にツグミの亜種。学名 Turdus naumanni naumanni (Temminck, 1820)、英名 "Naumann's Thrush" 東アジアに分布し、日本国内へは少数が渡来する。見た目の特徴は亜種ツグミと酷似するが、全般に当亜種の方が体色が薄めの傾向があり、黒褐色から栗色である。

栄養たっぷりのハチジョウツグミ

栄養たっぷりのハチジョウツグミ

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32 アトリ

2007.02.19 / 札幌市北海道神宮境内

 社務所の人が作った餌台の処にやってきました。

アトリ(花鶏 学名:Fringilla montifringilla ):鳥綱スズメ目アトリ科アトリ属の鳥。ユーラシア大陸北部の亜寒帯で繁殖し、冬季は北アフリカ、ヨーロッパから中央アジア、中国、朝鮮半島に渡り越冬する。日本には冬鳥として秋にシベリア方面から渡来する。主に日本海より山形県、富山県等に飛来し、各地に散らばる。
 全長16cm。黄褐色を基調に黒、白を加えた羽色をもち、特に胸部の羽毛は橙褐色で目立つ。オスの夏羽は頭部が黒い。メスとオスの冬羽の頭部は褐色。山麓の森林や農耕地に生息する。昼行性で昼間は小規模な群れで生活するが、夜は集団で休む。食性は雑食性で、果実、昆虫類、節足動物を食べる。

雄のアトリ

雄のアトリ

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33 ベニマシコ

2007.02.24 / 横浜市戸塚区舞岡公園

 この年、この個体は舞岡公園が気に入ったようで、2月から4月初めまで約二ヶ月間滞在し、楽しませてくれました。 漢字で書くと、「紅猿子」と書くのだそうで、赤顔のお猿さんという意味だそうですが、言い得て妙ですね。

 アベニマシコ(紅猿子 学名:Uragus sibiricus 英名:Long-tailed Rose Finch ):スズメ目アトリ科の鳥。本州以南では冬鳥。北海道と青森県の下北半島で繁殖している。本州中部には10月末から11月に訪れ、翌年の4月頃までとどまる。平地から低山の林縁や河原の藪(やぶ)や葭原(よしはら)でよく見かける。
 繁殖期には、おもに鱗翅目(りんしもく)の幼虫などの昆虫を食べているが、越冬地ではおもに植物質を食べる。藪や草の中にもぐって食物を食べていることが多い。エノコログサなどのイネ科、イヌタデ、ママコノシリヌグイなどのタデ科の小さな種子が主食である。ヨモギのごく小さい種子をしごいて食べていることもある。また、ムラサキシキブやタラノキなどの低木の奬果(しょうか)(汁や種子の多い植物)も食べ、春先にはノイバラやサクラ類の新芽も食べる。。

猿を連想させるベニマシコの雄

猿を連想させるベニマシコの雄

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2007.03.24 / 横浜市戸塚区舞岡公園

 舞岡公園に長期逗留したベニマシコですが、このオスの個体だけでした。撮影はかなりの枚数でしたが、お気に入りの写真はなかなか無いものですね。

枯れ枝のベニマシコ

枯れ枝のベニマシコ

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34 マヒワ

2007.02.19 / 札幌市円山公園

 マヒワの雄が雪の上に落とした桂の木の実を食べておりました。真冬の採餌中ですから、カップルが仲良く並ぶことは無いですね。二枚目の写真は、札幌市北海道神宮で撮影したマヒワの雌で、小雪のなか、白樺の実を啄んでおりました。

マヒワ(真鶸 学名Carduelis spinus 英名:Eurasian siskin ):スズメ目アトリ科の鳥。夏季にユーラシア大陸北部で繁殖し、冬季はユーラシア大陸南部やアフリカ大陸北部で越冬する。日本では北海道や青森県に少数が周年生息し(留鳥)、本州、四国、九州では冬季に越冬のため飛来する(冬鳥)。
 全長12.5cm。風切羽は黒い。嘴は細い。オスは背面が黄緑色、咽頭部、胸部、雨覆が黄色い羽毛で覆われる。頭部の羽毛が黒い。メスは背面が淡褐色、腹面が白い羽毛で覆われ、体側面には黒い縦縞模様が入る。
 針葉樹林に生息する。繁殖期以外は群れで生活する。食性は植物食で、果実(ダケカンバ、ハンノキ等)、種子等を食べる。繁殖形態は卵生で、樹上に木の枝等を組み合わせたお椀状の巣を作り1回に5-7個の卵を産む。メスのみが抱卵し、抱卵期間は11-14日。雛は13-15日で巣立つ。

雪上の雄のマヒワ

雪上の雄のマヒワ

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  白樺に露命を繋ぐ真鶸かな  北舟 

しらかばに ろめいをつなぐ まひわかな

An Eurasian siskin, earning a scanty living on a white birch.

小雪のなか白樺の実を啄むマヒワの雌 2007.02.18

小雪のなか白樺の実を啄むマヒワの雌

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35 ゴイサギ

2007.03.27 / 横浜市戸塚区舞岡公園

この日一日だけの滞在でしたが、蝦蟇(がま)の原にゴイサギの幼鳥がジッと動かずでした。

ゴイサギ(五位鷺 学名: Nycticorax nycticorax ):鳥綱コウノトリ目サギ科ゴイサギ属に分類される鳥。北アメリカ大陸、南アメリカ大陸、アフリカ大陸、ユーラシア大陸、東南アジア等の熱帯、温帯に広く分布するが、寒冷地で繁殖するものは冬には暖地に移動する。体長58cm。カラスより少し大きい。足や嘴はアオサギやダイサギ程は長くない。成鳥は背中が黒っぽく、胸や腹が白い。虹彩は赤い。頭頂部には長く白い冠羽がある。幼鳥は褐色の体に白い斑点があり、成鳥とは全くちがうもようをしている。そのため「ホシゴイ」(星五位)と呼ばれることもある。
 森林に生息する。英名 : Night heron(夜のサギ)またはNight raven(夜のカラス)の通り、夜行性で、昼間は樹上等で休んでいる。雨天や曇りの日は昼間でも活動することがある。雨の夜にはカエルを狙って水辺近くの路上に現れることもある。鳴き声は大きく「クワッ、クワッ」ときこえ、夜に飛びながら鳴くので不気味である。
 食性は肉食性で魚類、蛙、甲殻類等を食べ、夜のうちに養殖池の鯉や金魚を食べて損害を与えることもある。水辺で静止し、獲物が通りかかるのを待ち伏せる。獲物が通りかかると普段は折りたたんでいる頚部を伸ばして捕食する。繁殖は集団繁殖であり、他のサギ科の鳥と共に行うこともあるが、その場合は繁殖地の一角にゴイサギだけが集まる区画を作るという。繁殖期は昼間も採食行動を行う。

ガマの原にいたゴイサギの幼鳥

ガマの原にいたゴイサギの幼鳥

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「ゴイサギ」の名は、平安時代に「五位」の位階を授けられたことに由来するという伝承がある。『大鏡』によれば醍醐天皇が神泉苑に遊んだとき、池に一羽の鷺が見えた。天皇は下人に鷺を捕獲するよう命じたが、鷺は飛び回りかなわなかった。廷臣の一人が「勅(ちょく)なれば畏(かしこ)まれ」と叫ぶと、鷺は天皇の下へ飛来し、羽根をたたんだ。天皇はこの鷺の行動を喜び、従五位に叙したという。この故事にちなんで、能楽「鷺」がある。
 江戸時代には、劫(こう)を経たゴイサギは夜に怪火を放つといわれ、「青鷺火」(「青鷺」はゴイサギの旧名)「五位の光」等と呼ばれ恐れられた。また沖縄では、この鳥を「ヨウガラサー」(夜のカラス)と呼び、この鳥の鳴き声を合図に海から疫病神がやって来るという内容の伝承が伝えられている。

ゴイサギの成鳥

ゴイサギの成鳥

写真:フリー百科事典 Wikipedia 

2007.10.21 / 横浜市戸塚区舞岡公園

木道脇にあった灌木の中に、密かにホシゴイが佇んでおりました。当歳の幼鳥ですが、なかなか精悍な姿でした。

 ゴイサギの幼鳥は褐色の体に白い斑点があり、成鳥とは全くちがうもようをしている。そのため「ホシゴイ」(星五位)と呼ばれることもある。

ゴイサギの幼鳥「ホシゴイ」

ゴイサギの幼鳥「ホシゴイ」

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36 ウグイス

2007.03.31 / 横浜市戸塚区舞岡公園

この時期は、ウグイスの天下です。極めて美声のウグイスでした。

ウグイス(鶯、鴬 学名 Cettia diphone 英名:bush warbler ):スズメ目ウグイス科ウグイス属の鳥。「ホーホケキョ」と大きな声でさえずる。日本三鳴鳥の一つ。山梨県と福岡県の県鳥。体長15cm程度で、スズメ同大。体色は背中がオリーブ褐色で腹面は白色、全体的に地味である。雌雄同色。東アジア(中国北東部ロシア沿海地方・サハリン、朝鮮半島、日本など)に分布する。
 日本ではほぼ全国に分布する留鳥。ただし寒冷地では冬季は暖地へ移動する。平地から高山帯のハイマツに至るまで生息するように、環境適応能力は広い。警戒心が高く、笹の多い林下や藪を好むが、囀りの最中に開けた場所に姿を現すこともある。食性は雑食だが、夏場は主に虫を捕食し、冬場は植物の種子なども食べる。警戒心が強く、声は聞こえど姿は見せず、薮の中からなかなか出てこない。英名 "Japanese Bush Warbler"(日本の茂みでさえずる鳥)はその生態から来ている。ホトトギスの托卵対象となる。
 さえずりは「ホーホケキョ、ホーホケキキョ、ケキョケキョケキョ……」、地鳴きは「チャッチャッ」。このうち「ホーホケキョ」が接近する他の鳥に対する縄張り宣言、「ケキョケキョケキョ」が侵入した者への威嚇であるとされている。ちなみに「ホーホケキョ」と鳴くのはオスだけ。平地にて鳴き始める季節が早春であることから春告鳥(ハルツゲドリ)の別名がある。 本州中部あたりでは 2月初旬頃からさえずり始め、 8月下旬頃までがよく聞かれるが、10月頃まで弱いさえずりが聞かれることがある。

ウグイスの囀り

ウグイスの囀り

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  鶯の囀り渡る新芽かな  北舟 

うぐいすの さえずりわたる しんめかな

A bush warbler loudly warbling on a sprout.

美声のウグイス(再掲) 2006.04.08

美声のウグイス

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37 モ ズ

2007.04.01 / 横浜市戸塚区舞岡公園

 モズもこの時期は恋の季節で、奥さんのために領土宣言と見回りが日課、目の前に飛んできてビックリし、かなり慌てました。

モズ(百舌、鵙、Lanius bucephalus ):スズメ目モズ科モズ属に分類される鳥。中華人民共和国東部や朝鮮半島、ウスリー南部、サハリンで繁殖し、冬季になると中華人民共和国南部へ南下し越冬する。日本では周年生息(留鳥)するが、北部に分布する多くの個体は秋季になると南下して越冬する。全長20cm。翼や尾羽は黒い。
 夏羽は頭頂部が灰色で、腹面が白くなる。冬羽は頭頂部が褐色の羽毛で覆われる。頭頂部オスは背面が青味がかった灰色の羽毛、体側面と腹面がオレンジ色の羽毛で覆われる。また初列風切羽基部に白い斑紋が入る。嘴の基部から眼を通り後頭部へ続く筋状の斑紋(過眼線)は黒い。メスは背面が褐色、腹面が淡褐色の羽毛で覆われ、腹面には波状の横縞が入る。過眼線は褐色。
 森林や草原、農耕地等に生息する。様々な鳥の鳴き声を真似た複雑な囀りを行い、舌が百枚あると考えられたことが和名の由来とする説もある。食性は動物食で、昆虫類、節足動物、甲殻類、両生類、小型爬虫類、小型の鳥類、小型哺乳類等を食べる。樹上等の高所から地表の獲物を探して襲いかかり、再び樹上に戻り獲物を食べる。捕らえた獲物を木の枝等に突き刺したり、木の枝股に挟む(早贄/はやにえ。秋に最も頻繁に行われるが、何のために行われるかは実際よく分かっていない。早贄を後でやってきて食べることがあるため、冬の食料確保が目的とも考えられるが、そのまま放置することもしばしばある。

オスモズの恋の季節

オスモズの恋の季節

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モズの雌(再掲)

モズの雌

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38 アオジ

2007.04.01 / 横浜市戸塚区舞岡公園

アオジも婚姻色である黄色が目立ち始めます。人にも環境にも慣れて、近づいても逃げなくなります。

アオジ(青鵐 学名:Emberiza spodocephala ):スズメ目ホオジロ科の鳥。ロシア西部からオホーツク海沿岸南部南千島、中国北東部と中国南西部で繁殖し、冬季は台湾、中国南部からネパール方面に渡り越冬する。日本では、本州中部以北に留鳥として生息し繁殖する。冬季は南方や平地に移動する個体も多い(漂鳥)。北海道には夏鳥として渡来し、本州中部以西には、冬鳥として渡来する。
 全長約16cm。名前に青とあるが、体色に青色は見られない。雄は頭から背が灰黄緑色で、眼先は黒く嘴は褐色である。体の下面は淡黄色で、胸と脇に黒褐色の縦斑がある。雌は雄よりも淡色である。
 繁殖期は山地の明るい林内に生息する。繁殖期はつがいで生活し、縄張りを持つ。非繁殖期は小さな群れをつくり、平地から低山の藪や竹林、潅木の茂み、アシ原などに生息しているが、公園や人家の庭に現れることもある。地上や低木の枝の上にイネ科の植物の茎等で椀状の巣を作り、5-7月に1回に4-5個の卵を産む。抱卵期間は13-14日で、雛は孵化してから12-13日で巣立つ。ゆっくりとしたテンポで「チョッピーチョ、ピー、チリリ」とさえずる。地鳴きは「ヂッ」と強く鳴く。

アオジの雄

アオジの雄

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39 オオルリ

2007.04.07 / 逗子市

 渡ってきたばかりのオオルリは、先ず始めに領地を確定させます。山の上の梢で囀っていたので、至近での撮影を狙って、椿の藪の中で待つこと2時間、やって来てくれました。高らかに領地宣言をしております。

オオルリ(大瑠璃 学名:Cyanoptila cyanomelana ):スズメ目ヒタキ科に分類される鳥。日本へは夏鳥として渡来・繁殖し、冬季は東南アジアで越冬する。高い木の上で朗らかにさえずる。 姿も囀りも美しい。 栃木県の県の鳥に指定されているほか、高知県馬路村や山梨県笛吹市などで市町村の鳥に指定されている
 全長約16.5cm。雄の背中は尾も含め光沢のある青で、尾の基部には左右に白斑がある。喉、顔は黒で腹は白い。雌は頭から尾にかけて背面が茶褐色で、喉と腹は白い。胸と脇が褐色。 また、雄が美しい色彩になるには2〜3年を要すると考えられ、若鳥時代の雄の羽色は雌の羽色と似た茶褐色で、背面の一部と風切羽及び尾羽に青色が表れているだけである。 コルリ、ルリビタキなど共に、「青い鳥」御三家の一つである。
 地鳴きはクッ、クッ。さえずりは、美しい声でゆっくりとピリーリー、ポィヒーリー、ピールリ、ピールリ、ジィ、ジィと鳴く。日本三鳴鳥のひとつ。(他はウグイスとコマドリ)。

オオルリ(雄)の領地宣言

オオルリ(雄)の領地宣言

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2007.05.11 / 山梨県山中湖畔

別荘地内にある泉に小鳥が集まって来ます。これこそ至近で撮影できますが、緊張感が無いですね。

 オオルリは、中国東北部、ウスリー、朝鮮半島や日本で繁殖し、インドシナ半島から大スンダ列島、フィリピンなどに渡って越冬する。日本には夏鳥として4月下旬ごろに渡来し、南西諸島を除く北海道から九州までの全国各地で繁殖する。
 低山帯から亜高山帯にかけての山地や丘陵に生息し、とくに渓流沿いのよく茂った森林に多く、飛翔している昆虫を捕食する。なわばりを持ち、林の中の湖のほとりや、牧場と林の境などでも見られる。渡りの時期には市街地の公園でも観察される。

見事な瑠璃色のオオルリ(雄)

見事な瑠璃色のオオルリ(雄)

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40 コルリ

2007.05.11 / 山梨県山中湖畔

コルリは人前にはなかなか出現しないのですが、この場所は別格です。

コルリ(小瑠璃 学名:Luscinia cyane ):動物界脊索動物門鳥綱スズメ目ツグミ科に分類される鳥。夏季に朝鮮半島、中華人民共和国北部、ロシア南東部で繁殖し、冬季はインドシナ半島、フィリピン、ボルネオ島等へ南下し越冬する。日本では北海道、本州中部以北で繁殖する(夏鳥)。全長14cm。成鳥(生後2年)はオスの背面は青、腹面は白い羽毛で覆われる。メスの背面は緑がかった褐色、腹面は淡褐色の羽毛で覆われる。種小名cyaneは「青い」の意。
 下生えが茂った亜高山帯の落葉広葉樹林に生息する。群れは形成せず単独で生活する。食性は動物食で、主に昆虫類を食べる。獲物は主に地表で捕食する。繁殖形態は卵生。繁殖期に縄張りを形成する。倒木の下等に枯葉や根等でお椀状の巣を作り、5-7月に1回に4-6個の卵を産む。メスのみが抱卵する。ジュウイチに托卵の対象とされることもある。

山中湖畔のコルリ

山中湖畔のコルリ

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