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立派な朱塗りの門をくぐり、玄関から中に入ると、正面奥に祭壇があり、御師の写真が飾られていた。祭壇の前に4人の白装束のスタッフが座っており、修業体験講座の申込者の受付にあたっていた。 |
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秋山荘の祭壇の前で受付 2008.9.6 12:20
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土曜日の午後1時から日曜日の午後4時半まで実施される修業体験講座の内容は、滝行、山駆け、大祓行法、鎮魂などで、18歳から65歳までの健康な男女なら誰でも参加できる。参加費は15,000円で、行に必要な褌や白衣などは貸与される。 |
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作務衣 |
などの貸与品を受け取る |
羽場左近 |
さん(74歳) |
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受付で作務衣(さむえ)などの貸与品を受け取っている人は、東京都国立市(くにたちし)にお住いの羽場左近(はばさこん)さん(74歳)で、今回で5回目という。参加者22名(うち女性9名)の中で最高齢者である。本来は高齢のため参加資格がないが、特別許可を得て参加した。 |
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羽場さんに貸与されたのは、作務衣上衣、越中褌、鉢巻、名札、修業体験講座のテキスト、貴重品袋の6点。テキストと貴重品袋以外は、終了後返納する。貸与された褌は布が薄くて透けて見える恐れがあるため、羽場さんは法衣店で調達した厚手の水行褌を締めた。 |
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滝行は鉢巻と褌以外何も身につけず、裸足で行うのが原則だが、滝壺は滑りやすいので白足袋を履くという。 |
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午後1時までに手続きを済ませた受講者たちは全員白衣に着替えた後、受付の隣の大部屋に集合し、須崎祭事部長による挨拶とスタッフの紹介、講座の概要説明、注意事項の伝達などのオリエンテーションが行われた。 |
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白衣に着替えて行者らしくなった受講者たちは、貴重品と荷物を宿に預け、手荷物のみを持って秋山荘を出発し、武蔵御嶽神社に向かった。移動は一列縦隊で歩き、私語は一切禁止である。 |
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