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 旅紀行日本の裸祭り

2011年2月12日改訂

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♪和楽器メドレー

神前に玉串奉ず滝行者   北舟

 

An ascetic of the waterfall
offers a branch of a sacred tree to the gods.

2008年9月16日制作

拝殿での奉告祭

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拝殿での奉告祭/武蔵御嶽神社(東京都青梅市)
鐵砲洲稲荷神社神紋   武蔵御嶽神社   鐵砲洲稲荷神社神紋

武州御嶽山滝行

神楽殿

 

神楽殿かぐらでん

 東向きに建つ拝殿に向かって左(南)側に神府授与所と神楽殿が一体となって建っている。神楽殿は平成5年(1993)に竣工した新しい建物で、地下には控え室やトイレなどがあり、拝殿につながる地下通路がある。
神社北側の神府授与所と

神楽殿かぐらでん

 2008.9.6 13:50

神社北側の神府授与所と神楽殿

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 神楽殿の奥には、本社と同じ櫛真智命(くしまちのみこと)・大己貴命(おほなむちのみこと)・少彦名命(すくなひこなのみこと)・廣國押武金日命(ひろくにおしたけかなひのみこと)の御嶽大神(みたけおおかみ)が祀られている。その手前に観客の畳席より一段高い檜舞台があり、神楽(かぐら)は神に向かって奉催される。

御嶽大神を祀る神楽殿の舞台

御嶽大神を祀る神楽殿の舞台

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玉串奉奠たまぐしほうてん

 神事で行う「玉串奉奠」は、仏式の焼香にあたるもの。玉串(たまぐし)は、紙垂(しで)や木綿(ゆう)をつけた榊の枝で、玉串を神前に捧げて拝礼することを玉串奉奠という。行者たちは、奉告祭を前に、その作法を教わった。
 神職から玉串を渡されたときは、玉串の根もとを右手で上から包むように、左手で枝先の下から持つようにして受け取る。このとき、左手(葉先)の方が高くなるようにする。
 玉串を捧げる案(あん)(机)の前へ進み、一揖(いちゆう)(軽いおじぎ)する。 玉串を胸の高さまで持ち上げたら、右手(根もと)を手前に引き玉串を縦にする。次に左手を根元に、右手を枝先へと持ち替える。玉串を右回りに回転させ、根もとを祭壇に向けて案(あん)(机)に置く。二礼二拍手一礼をし、再び一揖(いちゆう)して元の席に戻る。
正装の須崎祭事部長

正装の須崎祭事部長

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奉告祭ほうこくさい

 奉告祭とは、神に告げる儀式で修行講座に入学したことを報告し、その恙(つつが)なき成就を祈念するもの。行者の代表者数名が弊殿に上がり、神の前に額ずいて玉串奉奠を行った。

拝殿はいでん での

奉告祭ほうこくさい

 14:20

拝殿での奉告祭

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  神前に玉串捧ず滝行者  北舟 

しんぜんに たまぐしほうず たきぎょうじゃ

An ascetic of the waterfall offers a branch of a sacred tree to the gods.

 

深山跋渉の図しんざんばっしょうのず

 拝殿に飾られている「深山跋渉の図」は鰭崎英朋*(ひれざきえいほう)により明治43年(1910)に制作されたもので、大正元年(1912)に100人もの人夫により運び上げられたという。日本武尊 (やまとたけるのみこと) が東征の際、邪神の妖霧によって道に迷ったとき、白狼が現れて案内してくれたという伝説を描いたもので、日本武尊と白黒二頭の狼が描かれている。
*鰭崎英朋:明治14年(1881)- 明治43年(1910) 挿絵画家。本名は太郎、別号は晋司・絢堂。東京浅草生れ。明治34年(1901)鈴木清方・山中古洞らと烏合会を結成。明治後期、挿絵家として活躍。
鰭崎英朋ひれざきえいほう の名画「深山跋渉の図」/拝殿

鰭崎英朋の名画「深山跋渉の図」/拝殿

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神楽殿で

鳥船とりふね

の練習

神楽殿で鳥船の練習

服を着たまま

ふんどし

の締め方を指導

服を着たまま褌の締め方を指導

 

行者褌ぎょうじゃふんどし

 奉告祭を終えると、一行は神楽殿の畳の部屋に戻り、最初の滝行に備えて準備運動の鳥船(とりふね)などを練習したあと、男性は褌の締め方を教わった。神社側では単に「ふんどし」と呼ぶ行者褌は、白木綿の越中褌で、あらかじめ神楽殿で締めて行く。
神楽殿で褌を締める 14:50

神楽殿で褌を締める

 行者たちは拝殿の前に整列し二礼二拍手一礼で参拝した後、滝行が行われる綾広(あやひろ)の滝に向かった。菊のご紋の賽銭箱の前に立つのは、リーダーの須崎祭事部長。神職の礼は必ず直角の90度。
神前で二礼二拍手一礼して出発 15:10

神前で二礼二拍手一礼して出発 15:10

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夏雲と

御師集落おししゅうらく

夏雲と御師集落

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 武蔵御嶽神社から綾広の滝まで、約30分の山道を無言で歩く。間もなく、鳥居と「天狗の腰掛け杉」が目印の奥の院入口を通過。明日はここから奥の院に行き、5時間の山駆け(やまがけ)(一列縦隊による無言の徒歩行進)が行われる。
夕方の滝行に向かう行者たち/

奥宮おくのみや

入口 15:20

夕方の滝行に向かう行者たち/奥宮入口

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巨大杉の森を行く

巨大杉の森を行く

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 滝廉太郎が作曲した箱根八里の歌詞の一節「昼なお暗き杉の並木 羊腸(ようちょう)の小径(しょうけい)は苔(こけ)なめらか」 (昼なお暗い杉並木 羊(ひつじ)の腸のようにくねくねした小道には滑らかな苔が生えている)にピッタリの光景である。

昼なお暗き沢地

昼なお暗き沢地

谷底に下る行者たち

谷底に下る行者たち

  御嶽山修験の小径滝行者  北舟 

みたけさん しゅげんのこみち たきぎょうじゃ

Mt. Mitake, Ascetics of the waterfall on a path of Syugen Buddhists.

綾広あやひろ

の滝に到着 15:40

綾広の滝に到着

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