2001年10月21日(日) Y. H. 様より
ホームページ播州秋祭・浜の宮をみせていただきました。
突然のメールで失礼します。実は僕のこの祭りに中細江の氏子として参加しているひとりです。(ちなみに写真01・08で屋台の前の棒端を持っている者です) 祭り関係のホームページを検索していて仕事の休憩中に見せていただきました。
姫路での祭りといえば灘祭りが中心となっていますが、浜の宮の祭りを取り上げていただき誠にありがとうございました。また、ご丁寧に我が中細江の屋台等の特徴もご説明いただきありがとうごさいます。(鉢巻きと乗子襦袢のいろはエンジ色ですが・・・)
灘祭りと比べると観客や派手さはありませんが、各町の祭りに対する意気込みは負けておりませんので、これからも毎年10月8・9日は浜の宮におこしください。(こられた時には中細江の原に声をかけてください。)
これからもお体に気をつけて良い写真をお撮りください。それでは失礼いたします。
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お便り有り難うございました。こんなにも早く、浜の宮の祭りに参加された地元の氏子の方から直接お便りを頂けるとは思ってもいませんでした。本当に嬉しく思います。
4月に広島から神戸に転勤してきて、播州の秋祭りを知り、一番最初に出かけたのが浜の宮でした。NHKテレビを見ていて、浜の宮の「台場差し」が今年の八月に姫路市の重要無形民俗文化財に指定されたことを知り、是非見てみたい衝動に駆られたからです。その結果は期待以上でした。素晴らしい皆さんの熱気に圧倒され、ふんどしをしていない私の方が恥ずかしく感じるほどでした。気がつけば400枚を撮影していました。Hさんが写っている写真08は、気に入った写真の一枚です。練子全員がふんどし一丁で担いでいます。表情が素晴らしい。シデ方のお爺さんもいい顔をされていますね。
ご指摘を受け、早速本文を次のように修正させていただきました。
中細江 伊達綱は茶色に金糸で、昨年新調した。練子の法被は赤だが、シデは赤に白が混ざっている。鉢巻と乗子襦袢は臙脂色。須加と同様に、練子全員がふんどし一丁で担いでいたのは、小屋台でここだけだった。男意気を感じ、頼もしく思った。幼い子もふんどしを締めていたのが良い。
まだまだ勉強不足で、誤った記述があるやもしれません。もしよろしければ、ご指摘を頂ければ幸いです。
来年のことをいうと鬼に笑われそうですが、Hさんからお声をかけていただきましたので、来年10月8日か9日のどちらかの日に、是非伺いたいと思います。そのときは中細江の皆さんと同じいでたちで屋台を担ぐことができれば嬉しく思います。写真に登場していただいた方々はじめ中細江の皆さんによろしくお伝え下さい。
ご返信ありがとうございました。
説明文も早速訂正していただき誠に申し訳ありませんでした。中細江の祭典委員(祭り実行委員)に早速報告とホームページのコピーを見せたいと思います。今年の祭りにはNHKのおかげで例年以上の観客の皆さんに来ていただき、すごく活気のある祭りができたと思っています。
和田さんの写真をホームページで見せていただき改めて祭り当日の興奮が蘇ってきました。浜の宮の祭りの写真等はどうしても大屋台中心なのですが、小屋台の練り合わせ等たくさん掲載していただいて感謝しています。それに写真02の「お母さんといっしょ」も実は従姉妹の子供なのです。浜の宮をPRしていただき本当にうれしく思っています。
来年は中細江の屋台でよろしければ、時間の許すかぎりご参加してください。お待ちしています。ただ祭り当日は、普段とは違いみんな多少人格が荒くなりますが、普段はとてもいい奴ばかりなのでご安心ください。まわし(和田さんが本文で書かれているふんどしのことですが)も町内の貸出用でよければご用意しておきますので。(もうすでに屋台の修理箇所の把握や今年の反省点の改善等で、来年の祭りに向けて動きだしていますので・・・) |
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2001年10月22日(月) Kitatack 様より
播州秋祭りのご案内有難うございました。僕等の学生時代には、まだ、六尺ふんどしで泳いだものでして、今でも自分で締めることができると思います。でも、正直なところ、僕の趣味から言わせて頂くなら、ふんどし姿の男性の裸体はいただけません。やはり、ヴィーナスのような女性美がいいですな・・・
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ふんどし姿は意見が分かれるところですね。好むと好まざるとにかかわらず、日本人に生まれてきた以上、単なる下着だけでなく、労働着や祭りの衣装、国技の相撲のまわしなどとして日本に定着してきた長い伝統文化を簡単に捨て去るわけにはいけない気がします。日本人のアイデンティティの一つとして、ふんどしが祭りの衣装としてこれからも存続して欲しいと思っています。まわりがみんなふんどしを締めていると、ふんどしをしていない方が恥ずかしい気になりました。播州の女性は、ふんどし姿の男性に魅力を感じるそうで、その格好のまま彼女を駅まで送ってくる若い子が沢山いました。
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2001年10月26日(金) M. K. 様より
灘まつりの写真拝見させていただきました。
決定的な神輿からの転落場面、祭りに向かう姿、路上で憩う人々等、素晴らしい写真に加えて、祭りの歴史背景等の紹介まで載せられ、大変上手にまとめられており、大変勉強になりました。
私は、15日の午後、姫路市大塩町の秋祭りの撮影に行ってきましたが、準備不足と当直疲れ(本当は技量未熟)で使える写真1枚も撮れませんでした。大塩の祭りは、神輿の練りもありますが、無形文化財に指定されている獅子舞で有名な祭りで8頭の獅子が宮入りする場面は感動的でした。
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お便り有り難うございました。皆さんのおかげで十分な準備ができ、かなり良い写真が撮れました。しかし、広畑での撮影は、桟敷席から他に移ることができず、より多彩でアップした写真を撮りたかったのですが、3倍ズームでは限界でした。当日は抜けるような秋晴れに恵まれましたが、午後からのイベントのため逆光となり、かなりトーンのきつい画面になってしまいましたが、心配したほど悪くはありませんでした。
サンテレビで播州の秋祭りの特集を盛んに放映しています。明後日の日曜日にはいよいよ灘のけんか祭りが放映されますね。初回を逃しましたが、これまでずっとビデオにとってきました。昨日放映された大塩天満宮もシッカリと録画しました。獅子舞のシーンは圧巻ですね。
率直な感想として、播州の秋祭りといっても地域差がかなりあり、ふんどしで統一している祭りとふんどしのほかにパンツやトレパンありの祭りがあることが分かりました。私が行った浜の宮天満宮と松原八幡神社の祭りでは、キッチリとふんどしで統一していましたので、写真も素晴らしいのですが、混ざってしまうと、迫力が薄れ、ガッカリします。ビデオを見ると大塩天満宮はかなり混ざっており、残念に思いました。
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2001年10月26日(金) M.
A. 様より 「灘のけんか祭り」の作者
いい写真ですね
こんにちわ,和田様のHPみさせていただきました。いい写真が撮れてますね。私も一練り子ですので見れなかったところなんかも見れて非常に喜んでおります。
少し訂正なんですけれども,「ふんどし」ではなく「まわし」です。正式には「泥まわし」なんですけれども。相撲取りが稽古でつけているあのやつです。よく皆さん間違われるんですけれどもね。できれば直していただきたいなと思いメールいたしました。正しい灘のけんか祭りを理解して欲しいので・・・
∧∧
ミ^o^ミ HP URL http://www.nadamatsuri.jp/index.html
ヾ( _ _) 灘のけんか祭りHP管理人
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お便り有り難うございました。灘のけんか祭りで練り子を務められた地元の方から直接ご感想をいただき、嬉しく思います。この祭りの熱気や素晴らしさを全国に発信したいと思い、一人一人の表情が読みとれる大版写真を多数アップロードしましたが、何分勉強不足のところもあり、今後ともご指導を賜りたいと思います。
さて、「ふんどし」の件ですが、地元の方は「まわし」と呼んでおられることは存じ上げております。「ふんどし」を広辞苑で調べますと、「男子の陰部をおおい隠す布。たふさぎ。したおび。ふどし。」とあり、また「まわし」は、「腰にまとう布。ふんどし。特に力士の締込み。」と説明されており、「まわし」も「ふんどし」であることには変わりありません。
語感として「まわし」といいますと、広辞苑にあるように、私を含め日本全国の方々は相撲をイメージしてしまいます。そこで、「ヤッサ」を屋台と書かせていただいているように、あえて「ふんどし」と書かせていただきました。「ふんどし」という言葉は、歴史ある素晴らしい言葉で、日本人のアイデンティティやメンタリティをあらわす重要なキーワードだと認識しています。
播州の秋祭りで着用される「まわし」には、生地が厚くて堅い相撲まわしと、相撲まわしよりも薄手で柔らかく、祭り用にあつらえたものとがあるようですね。
ご指摘をいただきましたので、地元では祭りに締めるふんどしをまわしと呼んでいる旨、解説文に追加したいと思います。
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2001年10月29日(月) M.
A. 様より 「灘のけんか祭り」の作者
こんばんわ。灘のけんか祭りHP管理人です。やはり,「ふんどし」という表現は,私たち練り子からはちょっと嫌われますね。やはり「まわし」という表現をつかってもらいたいと思います。全国的にみればそういう表現の方がいいのかもしれないですが。一練り子の意見ではやはり「まわし」!です。
本当にいい写真が多かったです。何回もみさせていただきました。少し問題点が・・・いれずみ姿の人の写真をできればはずしてもらえないですかね?播州の祭り全体的な問題と少しなってきています。まぁ出来ればでよろしいので。 |
Aさん今晩は!お便り有り難うございました。私の写真を気に入っていただき、嬉しく思います。
まず、入れ墨姿の写真ですが、ご要望を尊重し、一の丸の写真に差し替えました。
次に、ふんどしという言葉の件ですが、皆さん、ふんどしという言葉に偏見をお持ちなのでしょうか。皆さんの格好は、どこから見てもふんどし姿です。それをまわしと呼ぼうとも、ふんどしをしていることには変わりません。ふんどしを着用している祭りは全国にあまたあります。六尺褌や締め込み、赤褌を含む水褌(すいこん)、越中褌、相撲まわしに近いものなど、ふんどしの種類は色々ですが、どれも日本の伝統を感じさせる祭り衣装で、男らしく、素晴らしいと思います。神社系の祭りは、水垢離などで越中褌が多いですね。ふんどしをしていることは、決して恥ずかしいことではありません。男らしくて日本古来の美学を感じます。皆さんもそう思っておられるのではないのでしょうか。
そういうわけで、ふんどしという言葉だけでなく、ふんどしそのものに愛着を持っています。日本の高温多湿の環境に先人があみ出した衣装を何故嫌うのでしょうか。現在、下着としてふんどしを常用している人は少数派だと思いますが、堂々と自己主張することが大事だと思っています。説明文にも書いているように、これからもふんどしが屋外で他人に見せる日本古来の伝統衣装として存続を願うものです。私のこだわりに免じて、どうかふんどしという言葉を使うことをお許し下さい。
参考までに、越中文俊(こしなかふみとし)さんの「褌」のホームページを紹介します。
http://homepage1.nifty.com/koshifumi/
サンテレビの播州の秋祭りシリーズをずっと録画していますが、浜の宮や灘のけんか祭りは、例外無しにふんどし(まわし)着用を義務づけておられるようで、嬉しい限りですが、祭りによっては、パンツやトレパンが混じってきており、残念に思っています。どうかこれからも伝統を崩さないように願っています。子供の奉納相撲でパンツの上にまわしを締めさせていた神社がありましたが、嘆かわしいことです。
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「ふんどし」を「まわし」に修正 |
M.
A. 様 先日は、貴重なご意見をお寄せいただき、有り難うございました。その後も他の方から「ふんどし」という言葉の使用についてご意見が寄せられました。再度検討させていただいた結果、自分のこだわりを押しとおすことで地元の人の思いを傷つけるのは、良くないことだと思い至りました。
そこで、訂正の申し入れのあった「灘のけんか祭り」に関係する「灘のけんか祭り」と「男たちの写真展」の文面から「ふんどし」という言葉を「まわし」に代えました。どうかご確認下さい。仲間の皆様にも宜しくお伝え下さい。 |
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2001年11月7日(水) M.
A. 様より 「灘のけんか祭り」の作者
こんにちわ。灘のけんか祭りHP管理人です。「ふんどし」修正されたの確認しました。ありがとうございます。お礼を言うのはおかしいかな(笑) 「まわし」の方がやっぱり私達にはしっくりときます。その言葉でなれてしまっているからでしょうか・・・?「ふんどし」ではないですね。灘に限ってではないと思いますが。
よく祭りを知らない子に写真とか見せて説明とかしてたら「ふんどし」してるとか言われます。そしたらすかさず「まわしや!」と言ってしまいますね(^^;;やはり「ふんどし」と「まわし」は別物でしょう。勝手な解釈でもうしわけないですが。相撲取りがしているのを「ふんどし」とは言わないと思うので・・・勝手なことばっかり書いてもうしわけないです。
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ミ^o^ミ HP URL http://www.nadamatsuri.jp/index.html
ヾ( _ _) 灘のけんか祭りHP管理人
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2001年11月8日(木) K.
S. 様より
灘のけんか祭り後日談 徒然日記を拝見いたしました。 灘同様に屋台(太鼓台)やみこしが登場し、勇壮な動きを見せる岸和田や愛媛の西条まつりなどでは、神前の礼儀か、曳き廻しのけが防止かは定かではありませんが、昔から、肌を露出しない装束となっているようですし、「はだかまつり」を除き、ふんどし姿はあまり見られないようです。
呼称につきましては、この「はだかまつり」の類では、”ふんどし”と呼んでおり、”まわし”という呼び方はしていないように思われます。千葉県に御輿をかついで海に入る祭りがありますが、担ぎ手は皆ふんどし一丁で、ここではたしか”ふんどし”と呼んでおりました。
灘地区では、相撲と同様に神前の礼として、祭り装束として”まわし”と呼び、下着の”ふんどし”と区別しており、また、呼称も祭りの一部としてこだわりをもっているのではないでしょうか。(推測です。) 私見といたしましては、訂正された判断は正しいものと思われます。失礼いたしました。
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