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 旅紀行日本の裸祭り
2016年10月5日改訂

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日没の参道・・・神男を待つはだかたち

日没の参道・・・神男を待つはだかたち(国府宮はだか祭)

2003年5月10日制作
 

劇場訓蒙図彙の挿絵

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ふんどし談議 2/2

←播州秋祭ふんどし談義→

 ←・・・・・・・・・・・・ 褌 の 話 題 ・・・・・・・・・・・・→

               
1/4 2/4 3/4 4/4 1/7 2/7 3/7 4/7 5/7 6/7 7/7 褌の種類 褌のお便り 褌の俳句 日本の裸祭り
 

■■■ ふんどしを詠んだ俳句 ■■■ 

○ 元旦やふどしたゝんで枕上  村上鬼城

「現代俳句歳時記」(昭和38年石田波郷・志摩芳次郎編/番町書房)、「最新俳句歳時記」(昭和47年山本健吉編著/文藝春秋)、「新撰俳句歳時記」(昭和51年秋元不死男編/明治書院)の「新年」に掲載されている有名なふんどしの句である。
・・・そのうち村上鬼城の句は三つの歳時記ともに採っている。百事一新の願いをこめて元旦を迎える気分を、さっぱりした清潔な褌をたたんで枕元においてある情景によってとらえたところが一つの趣向で、素材の面白さが歳時記編著者たちの目をとらえるからだろう。・・・(吟行版・季寄せ草木花/秋〈下〉 解説:本田正次 185〜186頁)

○ 四十二の古ふんどしや厄落し  正岡子規

【和田評】 子規らしい、非常に分かりやすい句。42歳の厄年(大厄)に身につけている褌を落として厄落しをする様を詠ったもので、褌に寄せる日本人の思いが彷彿としている。出典は松山子規会叢書第12集の「子規歳時 改訂版」。同書には次のような解説が載っている。
節分の夜「犢鼻褌の類を捨つるは厄年の男女其厄を脱ぎ落すの意とかや。それを手に持ち袂に入れなどして往きたるは効無し、腰につけたるまゝにて往き、懐より手を入れて解き落とすものぞ」などいふも聞きぬ。(墨汁一滴)
筆者訳:節分(旧暦大晦日)の夜「褌の類(男は褌、女は腰巻)を捨てるのは男女がその厄を脱ぎ落とすという意味があるらしい。それを(あらかじめ外して)手に持ったり袂に入れるなどして(神社に)往くのでは効果が無く、腰につけたままで往き、(その場で)懐から手を入れて(褌の類)を解き落とすものだぞ」などと話しているのも聞いた。(墨汁一滴)

○ 褌に団(うちは)さしたる亭主かな    蕪村  (落日菴句集)

【和田評】 江戸時代の夏、高温多湿の日本において普通に見られた光景をありのままに詠んだもの。宝井其角の「夕涼みよくぞ男に生まれけり」の句を思い出す。

○ ふんどしで汗をふきふきはなしかな   小林一茶

【和田評】 一茶の句に、こっけいな句ユーモアたっぷりの句が多いことは、よく知られている。夏の暑さのなかで褌一丁の男たちが話に興じている。額の汗が垂れて目にしみるので、褌の前垂れを手拭い代わりにして汗を拭っている様子が彷彿とする。ただし、前垂れが短いと顔に届かないので、一茶の褌は、かなり前垂れが長かったものと想像される。(笑)

○ ふんどしに笛つきさして星迎(ほしむかえ)   小林一茶

【和田評】 一茶の「七番日記」に収録されている褌句である。星迎は、七夕のことで、秋の季語。笛を吹いて、年に一度の逢瀬を祝うのだろう。

○ ふんどしもなくてことすむ案山子かな  佐藤愛子 「今は昔のこんなこと」所収

 一口にふんどしといっても六尺褌もあれば越中褌もある。六尺褌というのは六尺の晒を腰にぐるぐる巻きつけてその端を股ぐらに通して大事な箇所を包み込むもので、別名「しめこみ」という。
 真白な晒で下半身をキリリと締め上げた男の褌は老若を問わず力が漲(みなぎ)って見るからに勇ましく、胴長短足という日本人特有の体型にぴったり似合っていてご面相は問わず凛々しく美しくみえたものだ「よしッ褌締め直して行くぞ!」と男意識高揚させる時に褌がモノをいった。
 それに比べると越中褌はなんともだらしなく、頼りなげで貧乏くさい。三尺ばかりの小幅の晒の一方に細い紐がついている。それを腰の前で結び、その紐に股をくぐらせた布を通してのれんのように垂らす。実に簡単である。「緊褌(きんこん)一番」というにはほど遠い代物(しろもの)だ。
 ・・・時代映画では雲助といわれた悪質駕籠屋や馬子などが法被(はっぴ)に腹巻、越中褌という格好をしている。農民一揆などでも汚い越中褌が、立てたムシロ幟とよく似合っている。一所懸命になればなるほど緊褌一番という趣にはほど遠いのが哀れをそそるのである。
 ところで私の父(佐藤紅緑)は越中褌の愛好家であった。褌についての父の持論は、褌はその中にあるかのものを、常に悠々飄々大空を舞う奴凧の如くに自由に揺蕩(たゆた)わせておくべきものだというのである。かのものはのびやかに育って大モノになっていく。それに伴い精神もまた悠揚迫らず男らしい風格を持つようになるというのである。
 それを何ぞや、サルマタなどという醜怪きわまるものを着用するやからが増えている。日本の男はサルマタをもって衰弱の一途を辿るに違いないと嘆いていた。
 若い頃、父は詐欺師の口車に乗って、・・・新聞社を立ち上げようと夢見て失敗した。・・・家財道具から着るもの一切、質屋の蔵に入っている。都合良く丁度夏に向う頃だったので次々に着ている物を質屋に入れた後は越中褌ひとつで日を送るようになった。
 収入としては(かつて正岡子規に師事して、新聞の俳壇の選者などをしていた関係から)十句三十銭の俳句の通信添削料が入るだけである。少しは名が知られていたせいで、借金取りばかりでなく、俳人や俳句好きの訪れがあるが、その客たちを越中褌姿で迎えて、「褌の最も進歩したものは越中褌ですなあ」「褌の中で最も俳味のあるものは越中褌ですな」などとうそぶいていた。
 当時の句日記に、「ふんどしもなくてことすむ案山子かな」という句がある。雨がつづいて褌の洗い替えがなくなった時の所感かもしれない。そのこだわりのなさは、越中褌の中でかのものを悠々と遊ばせた歳月によって造られたのかも。・・・
(今は昔のこんなこと 褌 佐藤愛子著 文春新書62〜65頁 2007.5.20発行)

○ 栄螺にもふんどしがありほろ苦し  津田清子 「七重(平三)」所収

女性が「ふんどし」の語を詩歌の中で使った例は、あってもごく稀れだったのではなかろうか。別に異様なことともいえないが、やはり目をひく。しかもこの句、俳諧の正統たるおかしみを有する上に、結句「ほろ苦し」の利かせ具合も程がいい。一読、ああ面白いと思わせられる。(第十 折々のうた 大岡信著 33頁)

○ 子は裸父はててれで早苗舟      利 牛

【和田評】 「ててれ」とは褌のこと。「ててら」ともいう。江戸時代初期の絵描き久隅守景(くすみもりかげ)の「夕顔棚納涼図屏風」に描かれた夕涼みの父子を早苗を運ぶ小舟に乗せたかのような景色である。

○ ごろりと草に、ふんどしかわいた   種田山頭火

○ ふんどしは洗へるせせらぎがあり
○ ふんどしは洗へるぬくいせせらぎがあり
○ ふんどしを枝へ枝から落ちる葉
【和田評】 山頭火は季語や語数にこだわらない自由律の俳人である。1925年に出家し、翌年〈分け入つても分け入つても青い山〉と詠み、生涯にわたる行乞(ぎようこつ)放浪の生活をはじめた。これが俳句とはとても思えないのだが、「ふんどしかわいた」が何もない天涯孤独の行乞の様子を偲ばせる。

○ 犢鼻褌を干す物干しの月見かな   高浜虚子

「虚子京遊句録」の「清水坂愚庵十二勝」に掲載。
【和田評】 当時、京都の清水坂に愚庵という禅宗の僧が愚庵と名付けた家に住んでおり、愚庵の中の12の絶景を十二勝として自慢していたため、訪れた虚子がそれぞれの場所で発句し、12句を残した。この句は、嘯月壇(しょうげつだん)という愚庵の景勝地とされるところで詠んだもの。犢鼻褌は、「とくびこん」と読むのが普通だが、字余りとなるので、「たふさぎ」と読む。すなわち褌を干す物干しで月見をしたというたわいもないものだが、漢詩の世界を模倣して気取った十二勝を設定した愚庵を揶揄したものらしく、出家し、坊主となった愚庵愛用の褌が干してある傍らで月見をしたことを暴露したもの。

○ 物干しのふんどしに月やほととぎす   内田百

アポロ十一号ちゅう物が、お月さまへ飛んで行って、お月さまを引っ掻いたり、くすぐったりしているらしい。いい加減にしておかないと、お月さまが少し軌道をこっちへ、地球の方へ動かしたりしたら、困った事になる。
 お月さま、我々文学文章の徒に取っては、詩歌のセンチメントである。象徴であり、神聖であって、冗談ではない、科学者の勝手放題は迷惑とも何とも。・・・(まあだかい ちくま文庫 269-270頁)

○ 母を捨て

犢鼻褌たふさぎ

つよくやはらかき   三橋敏雄
昭和16年刊「太古」。「証言・昭和の俳句下」304頁の「自選50句」に収録。
【和田評】 この人の俳句はどれも難解で、私のような凡人にはさっぱり理解できない。犢鼻褌は「とくびこん」と読むのが普通なので、「たふさぎ」とルビをふっているが、褌のことである。昭和の世では、みんな「ふんどし」と称していたので、「たふさぎ」などという古代の呼び方は誰もしていないと思われるが、作者はなぜ「ふんどし」とせず、「たふさぎ」と表現したのか、どう考えても分からない。当時作者は他の人と同様に褌をしていたと思われるが、母を捨てた複雑な感情を表しているのだろうが、褌句で何をいいたいのだろう。自選50句に入っているので、よほど気に入った句なのだろうが、褌愛好家である私にさえ意味不明である。

○ 初春や紙ふんどしの土俵入り   大久保喬樹

さすがに子供たちが乳飲み子のうちはあわただしく、たしか、去年の正月あたりまでは、まだ紙おむつもとれてなくて、「初春や 紙ふんどしの 土俵入り」などと一句をひねったおぼえがあるが・・・。(風流のヒント 初春の巻 173頁)

○  ストーブに褌を干す一人かな   益田市 宮下章治

【評】一人暮らしの侘しさがよく描かれた句である。ふんどしを使われているのは御高齢か。誰に見咎められることもない自由な暮らしと表裏をなす孤独。干し物の乾かない悪天候の日々が続いている。(読売俳壇 矢島渚男選 2011.1.31)

     ○ 三伏の瑞枝に結ひて褌干す     

高橋悦男                                                             三伏:夏の極暑の期間/夏の季語  瑞枝:若い枝
 

     ○ 褌は竿にかがせつ冬ごもり     

稽翁木節けいおうもくせつ 蕉翁門裡)
 (続俳家奇人談/竹内玄玄一著)
 

     ○ 褌も秋の扇も白かりき        

夏井いつき
 

     ○ 褌をしめて始まるまつりかな    

吉田栄(句集・山の村)
 
     ○ 寒泳の衆目を負ふ褌(こん)の白     能村登四郎
 
     ○ 真白な褌(ふどし)に替へて漁始      古市文子
 
     ○ 学僧の褌干され小春風        改さん
 
     ○ 腹帯に会陽褌(えようふどし)を貰ひ受く 浅越節子(岡山市)
 
     ○ 褌の男が囲む捕鯨の図 宮西昭雄(相馬市)読売俳壇入選作 2010.4.19
 
 

■■■ 和田北舟の俳句 ■■■ 

立砂や相撲童子の白褌  北舟

    たてすなや すもうどうじの しろふどし

A pear of sand cones,
White fundoshi sashs
of sumo children wrestling.

齋王代の前で烏相撲の開始 (重陽の烏相撲/京都・上賀茂神社 2006.9.9)
齋王代の前で烏相撲の開始
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祭 

江ノ島寒中神輿錬成会

江ノ島寒中神輿錬成会

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江の島天王祭

江の島天王祭

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和良比はだか祭り

和良比はだか祭り

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続・寒中水浴大会

ずぶ濡れの裸たち

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江戸っ子!三社祭

宵宮の裸神輿/三社祭

撮影:志村清貴

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重陽の烏相撲

勝負あった!

撮影:K. T.

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若宮八幡裸祭り

美しくも勇壮な若宮八幡裸祭り

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加賀鳶はだか放水

加賀鳶はだか放水

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  寒垢離や褌に暖をたくするに かんごりや ふどしにだんを たくするに
  早春のてんころ舟や赤褌 そうしゅんの てんころぶねや あかふどし

播州秋祭・浜の宮天満宮

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  男らの褌姿里祭 おとこらの ふんどしすがた さとまつり
  播州の男はふどし秋祭 ばんしゅうの おとこはふどし あきまつり

四天王寺どやどや

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どやどやの護符奪ひ合う褌衆 どやどやの ごふうばいあう ふどししゅう
どやどやの掛け声走る褌衆 どやどやの かけごえはしる ふどししゅう
 

江戸開府400年・神田祭

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夏祭ともにふんどし父子なる なつまつり ともにふんどし おやこなる
 

江ノ島寒中神輿錬成会

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  初春や浜に褌の色模様 はつはるや はまにふどしの いろもよう
 

明の春十人十色の褌かな

あけのはる じゅうにんといろの ふどしかな
  正月や振袖担ぐ褌衆 しょうがつや ふりそでかつぐ ふどししゅう
  明の春大人になりて初褌 あけのはる おとなになりて はつふどし
  江ノ島や成人祭の褌衆 えのしまや せいじんさいの ふどししゅう
  成人の日に海に入る褌衆 せいじんの ひにうみにいる ふどししゅう

國府宮はだか祭

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  をさな児も褌しめる厄落 おさなごも ふんどししめる やくおとし
  儺追笹褌衆の厄落 なおいざさ ふんどししゅうの やくおとし
 

江の島天王祭

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  海渡る天王祭の褌衆 うみわたる てんのうさいの ふどししゅう
  水褌を締めて神輿の海に入る すいこんを しめてみこしの うみにいる
 

江ノ島白褌神輿

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  海坂に向かふ神輿や白ふどし

うなさかに むかうみこしや しろふどし

  江ノ島の白褌神輿海の渡御 えのしまの びゃっこんみこし うみのとぎょ
  夏の海白ふんどしの蛙跳び なつのうみ しろふんどしの かえるとび
  江ノ島のどっこい神輿褌の白 えのしまの どっこいみこし こんのしろ
 

長勝寺・寒の荒行

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  寒の空水行僧の褌の白 かんのそら すいぎょうそうの こんのしろ
 

船橋大神宮奉納子ども相撲

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  宮相撲行列長し褌小屋 みやずもう ぎょうれつながし まわしごや
  宮相撲緩む褌もなんのその みやずもう ゆるむふどしも なんのその
 

神輿一体走り

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  秋の水褌衆の頬被 あきのみず ふんどししゅうの ほおかむり
 

和良比はだか祭り

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  春祭子供参りに褌締め  はるまつり こどもまいりに ふどししめ
 

春田晴褌締めて騎馬合戦

はるたばれ ふんどししめて  きばかっせん
 

夫婦岩注連縄張り 

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  白褌注連張りわたる夫婦岩 しろふどし しめはりわたる めおといわ
 

坂越の船祭り 

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  浦祭神前に立つ褌衆 うらまつり しんぜんにたつ ふどししゅう
 

天下の奇祭!西大寺会陽

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  山盛りの会陽褌宝珠印 やまもりの えようふんどし ほうじゅいん
  本堂にあふれる会陽褌衆 ほんどうに あふれるえよう ふどししゅう

西大寺子供会陽

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  褌に英字法被の会陽かな ふんどしに えいじはっぴの えようかな
 

わっしょい!深川祭

写真

棒端の祭褌朱一本 ぼうばなの まつりふんどし しゅいっぽん

鐵砲洲稲荷寒中水浴大会

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褌を締めて禊の寒の水 ふんどしを しめてみそぎの かんのみず
寒禊気概の白褌老宮司 かんみそぎ きがいのびゃっこん  ろうぐうじ
 
 

続・寒中水浴大会

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  五十年の寒の水行褌の白 いそとせの かんのすいぎょう こんのしろ
  白褌に気合込めたる寒の垢離 びゃっこんに きあいこめたる かんのこり

江戸っ子!三社祭

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  三社祭自慢の褌尻端折 さんじゃさい じまんのふどし しりはしょり
江戸子の白ふんどしや夏祭 えどっこの しろふんどしや なつまつり
白扇子御輿で踊る褌衆 しろせんす みこしでおどる ふどししゅう
  夜渡の三社神輿や白ふどし よわたりの さんじゃみこしや しろふどし
  観音に差し上ぐ神輿江戸ふどし かんのんに さしあぐみこし えどふどし
 

重陽の烏相撲

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  立砂や相撲童子の白褌 たてずなや すもうどうじの しろふどし
  少年のふぐり見えもす宮相撲 しょうねんの ふぐりみえもす みやずもう
 

若宮八幡裸祭り

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  秋祭ママに手締の褌衆  あきまつり ままにてじめの ふどししゅう
  輿丁らの揃ひの白褌川神輿 よちょうらの そろいのびゃっこん かわみこし
  川に座す水掛神輿濡褌 かわにざす みずかけみこし ぬれふどし
  川渡の滴るふどし秋夕べ かわたりの したたるふどし あきゆうべ
  秋祭川渡褌茶に染る あきまつり かわとふんどし ちゃにそまる
 

加賀鳶はだか放水

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  正月や白ふんどしの纏舞  しょうがつや しろふんどしの まといまい
  白褌の放水天に出初式  びゃっこんの ほうすいてんに でぞめしき
 

豊後高田ホーランエンヤ

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  おらが春ぬき手で泳ぐ白ふどし  おらがはる ぬきてでおよぐ しろふどし

青島神社裸まいり

海から上がって元気な子!

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撮影:上平明

黒石寺蘇民祭

親子の寒中水浴

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とねり少年角力大会

とねり少年角力大会

撮影: K. T.

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鐵砲洲寒中水浴'07

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  白褌の裸形となりて寒の垢離  びゃっこんの らぎょうとなりて かんのこり
  鐵砲洲白衣白褌寒禊  てっぽうず びゃくいびゃっこん かんみそぎ
 

青島神社裸まいり

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  父と子の白ふんどしや寒禊  ちちとこの しろふんどしや かんみそぎ
  ふんどしの童に辛き寒の垢離  ふんどしの わらべにつらき かんのこり
 

鹿島神宮大寒禊

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  鳥船や白褌一色寒の垢離  とりふねや びゃっこんいっしょく かんのこり
  寒垢離や御手洗池の行褌  かんごりや みたらしいけの ぎょうふどし
 

妙法輪寺寒の荒行

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  白褌の行者白髪寒禊 

びゃっこんの ぎょうじゃはくはつ かんみそぎ

 

黒石寺蘇民祭

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  初春の蘇民ふんどし白晒  はつはるの そみんふんどし しろざらし
  瑠璃壷の親子褌寒の垢離  るりつぼの おやこふんどし かんのこり
  褌で夜道を巡る七日かな  ふんどしで よみちをめぐる なのかかな
 

江ノ島寒中神輿 '07

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  初春や新成人の初褌  はつはるや しんせいじんの はつふどし
  春の海六尺一本初神輿  はるのうみ ろくしゃくいっぽん はつみこし
 

天念寺修正鬼会

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  垢離取の行者ふんどし初薬師  こりとりの ぎょうじゃふんどし はつやくし
 

とねり少年角力大会

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  褌をもてきて相撲ふ童かな  ふんどしを もてきてすもう わらべかな
  関取と相撲ふをさな子白ふどし  せきとりと すもうおさなご しろふど
 

若宮八幡裸祭'07

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  若宮の褌神輿秋の川  わかみやの ふんどしみこし あきのかわ
  秋の潮上り神輿の濡褌  あきのしお のぼりみこしの ぬれふどし
 
 

池ノ上みそぎ祭

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  寒みそぎ大人褌子らも締め  かんみそぎ おとなふんどし こらもしめ
  寒垢離や褌衆の渦となる かんごりや ふんどししゅうの うずとなる
七日堂裸詣り

大鰐口に登った裸たち/七日堂裸詣り

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ホーランエンヤ'08

初泳ぎした4人の裸衆/ホーランエンヤ'08

撮影:清原 浩

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  寒垢離や赤褌の神男 かんごりや あかふんどしの しんおとこ
  岐阜っ子の厄除褌寒の垢離 ぎふっこの やくよけふんどし かんのこり
 
 

七日堂裸詣り

写真1 写真2 写真3 写真4

  初春や白ふんどしの綱のぼり

はつはるや しろふんどしの つなのぼり

  年の酒 褌衆の福の籤 としのさけ ふんどししゅうの ふくのくじ

鐵砲洲寒中水浴'08

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還暦の赤褌水浴初神楽 かんれきの あかふんすいよく はつかぐら
 
 

鷹栖観音鬼会

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  初春や夜川に栄ゆる褌の白

はつはるや よかわにはゆる こんのしろ

  どんど焼く褌衆の鬼会かな

どんどやく ふんどししゅうの おにえかな

 
 

ホーランエンヤ'08

写真1 写真2 写真3 写真4
  櫂捌く漁師褌宝船

かいさばく りょうしふんどし たからぶね

  宝船白ふんどしの初泳

たからぶね しろふんどしの はつおよぎ

  船初ふんどし衆のダイビング

ふなはじめ ふんどししゅうの だいびんぐ

 
 

宝光院はだか祭

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  鬼やらひ湯気たちのぼる褌衆

おにやらい ゆげたちのぼる ふどししゅう

  節分会白ふんどしの川渡

せつぶんえ しろふんどしの かわわたり

 
 

栃堀裸押合大祭

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  雪道を草鞋で駈ける褌衆 ゆきみちを わらじでかける ふどししゅう
  雪の夜白褌の裸押し

ゆきのよる しろふんどしの はだかおし

  雪御堂六尺一本撒与札

ゆきみどう ろくしゃくいっぽん さんよふだ

  雪の里福札取りの白褌 ゆきのさと ふくふだとりの しろふどし
  雪の径六尺一本草鞋がけ ゆきのみち ろくしゃくいっぽん わらじがけ

赤褌海水浴/中部地方の冬祭り

赤褌海水浴/中部地方の冬祭り

撮影:市川

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成佛寺修正鬼会

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  タイレシの越中褌寒禊 たいれしの えっちゅうふんどし かんみそぎ
  谷川の闇に白褌寒の垢離

たにがわの やみにびゃっこん かんのこり

 

中部地方の冬祭り

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  初日の出海の礼拝白褌

はつひので うみのらいはい しろふどし

  褌の透けて見えをり初日の出 ふんどしの すけてみえおり はつひので
  初日の出海に赤褌躍動す はつひので うみにあかふん やくどうす
  初春や褌衆の儺追笹 はつはるや ふんどししゅうの なおいざさ
  初春や白褌の竹登り はつはるや しろふんどしの たけのぼり
  追儺風褌衆の意気軒昂 ついなかぜ ふんどししゅうの いきけんこう
 

ざるやぶり神事

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  夏の夜や褌締めて笊破り

なつのよや ふんどししめて ざるやぶり

御師の宿に干された行者褌/武州御嶽山滝行

御師の宿に干された行者褌/武州御嶽山滝行

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武州御嶽山滝行

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  白褌の阿闍梨の気迫滝禊 びゃっこんの あじゃりのきはく たきみそぎ
  綾広の滝に打たるる褌衆

あやひろの たきにうたるる ふどししゅう

  滝行の白褌や御師の宿

たきぎょうの しろふんどしや おしのやど

100句

 

和田義男写真展

写真1
  海坂に向かう神輿や白ふどし うなさかに むかうみこしや しろふどし
 

江差・瓶子岩しめ縄飾り

写真1 写真2 写真3 写真4
  夏の海奇岩の注連張り白褌 なつのうみ きがんのしめはり しろふどし
  夏磯辺奇岩に紙垂を褌衆 なついそべ きがんにしでを ふどししゅう
 

小松神社裸参り

写真1 写真2 写真3 写真4
  垢離取りて褌のままの初詣 こりとりて ふどしのままの はつもうで
北上川に担ぎ込まれた流し舟/盛岡舟っこ流し

北上川に担ぎ込まれた流し舟/盛岡舟っこ流し

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盛岡舟っこ流し

写真1 写真2 写真3 写真4
  竜頭舟赤褌どもが夏川原 りゅうずぶね あかふんどもが なつがわら
 

若宮八幡裸祭'08

写真1 写真2 写真3 写真4
  秋の夜の川渡神輿や濡褌 あきのよの かわとみこしや ぬれふどし
  秋川を渡りし泥の褌かな あきかわを わたりしどろの ふどしかな
  秋川に下る神輿の白褌 あきかわに くだるみこしの しろふどし
  秋の川褌與丁の還御かな あきのかわふんどしよちょうのかんぎょかな
  若宮の褌に託す秋祭 わかみやの ふどしにたくす あきまつり
 

鐵砲洲寒中水浴'09

写真1 写真2 写真3 写真4
  白褌の寒中水浴鐵砲洲 びゃっこんのかんちゅうすいよくてっぽうず
  白褌の寒の水行江戸囃子 びゃっこんの かんのすいぎょう えどばやし
清風学園総員の入堂/四天王寺どやどや'09

清風学園総員の入堂/四天王寺どやどや'09

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盛岡舟っこ流し

写真1 写真2 写真3 写真4
  竜頭舟赤褌どもが夏川原 りゅうずぶね あかふんどもが なつがわら
 

四天王寺どやどや'09

写真1 写真2 写真3 写真4
  どやどやの御堂を目指す褌衆 どやどやの みどうをめざす ふどししゅう
  どやどやの濡れ褌や札奪ひ どやどやの ぬれふんどしや ふだうばい
  どやどやの熱気溢るゝ褌衆

どやどやの ねっきあふるる ふどししゅう

  どやどやの熱気渦巻く褌かな どやどやの ねっきうずまく ふどしかな
  どやどやの紅白褌六時堂 どやどやの こうはくふんどし ろくじどう
 

黒石寺蘇民祭'09

写真1 写真2 写真3 写真4
  寒垢離の薬師三巡白褌 かんごりの やくしさんじゅん しろふどし
  白褌の渦明け方の雪野原 びゃっこんの うずあけがたの ゆきのはら
スプラッシュ!/立源寺水行

スプラッシュ!/立源寺水行

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立源寺水行

写真1 写真2 写真3 写真4
  白褌の僧成満の寒の垢離 びゃっこんの そうじょうまんの かんのこり
  早春の僧水行の褌の白 そうしゅんの そうすいぎょうの こんのしろ
 

登別湯かけ合戦

写真1 写真2 写真3 写真4
  立春の湯かけ合戦白褌 りっしゅんの ゆかけかっせん しろふどし
  湯煙に霞む褌や春祭 ゆけむりに かすむふどしや はるまつり
 

岩戸寺修正鬼会

写真1 写真2 写真3 写真4
  七日夜の川の阿迦汲褌の白 なぬかよの かわのあかくみ こんのしろ
  七日夜や川に飛び込む褌衆 なぬかよや かわにとびこむ ふどししゅう
 

天念寺鬼会'09

写真1 写真2 写真3 写真4
  篝火に浮かぶ白褌初薬師 かがりびに うかぶびゃっこん はつやくし
垢離取場から阿迦を持ち帰る/岩戸寺修正鬼会

垢離取場から阿迦を持ち帰る/岩戸寺修正鬼会

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国府宮はだか祭'09

写真1 写真2 写真3 写真4
  儺追笹担ぐ氏子ら白褌 なおいざさ かつぐうじこら しろふどし
  褌に綱つけ守る儺追祭 ふんどしに つなつけまもる なおいさい
 

靖國奉納大相撲

写真1 写真2 写真3 写真4
  春風や相撲褌に託す相撲道 はるかぜや まわしにたくす すもうどう
 

八朔相撲祭

写真1 写真2 写真3 写真4
  褌の昼餉楽しき宮相撲 ふんどしの ひるげたのしき みやずもう
  をさなごも褌締めて宮相撲 おさなごも ふんどししめて みやずもう
 

見付天神裸祭

写真1 写真2 写真3 写真4
  白褌の波に洗わる秋の垢離 びゃっこんの なみにあらわる あきのこり
  秋の空白褌の浜の垢離 あきのそら しろふんどしの はまのこり
  天高し浜の押し合ひ白褌 てんたかし はまのおしあい しろふどし
  秋祭褌腰蓑足袋草鞋 あきまつり ふんどしこしみの たびわらじ

觸鈴を思う存分振り回す裸練り/二番觸(見付天神裸祭)

觸鈴を思う存分振り回す裸練り/二番觸(西中区)

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  長き夜や褌腰蓑鬼踊 ながきよや ふんどしこしみの おにおどり
  腰蓑を納めてふどし夜半の秋 ふんどしに つなつけまもる なおいさい
  白褌に鈴打ち鳴らす夜半の秋 びゃっこんに すずうちならす よわのあき
 

釣上古式子供相撲土俵入り

写真1 写真2 写真3 写真4
  秋日向化粧褌を締める子ら あきひなた けしょうまわしを しめるこら
  宮相撲化粧褌横一線 みやずもう けしょうふんどし よこいっせん
 

若宮八幡裸祭'09

写真1 写真2 写真3 写真4
  白褌の手〆目出度や秋祭 びゃっこんの てじめめでたや あきまつり
  純白の狩衣褌秋の川 じゅんぱくの かりぎぬふんどし あきのかわ
 

秋の水神輿に浴びせる褌衆

あきのみず こしにあびせる ふどししゅう
  秋川の泥に染まりし白ふどし あきかわの どろにそまりし しろふどし
  濁水に染まりし白褌秋の渡御 だくすいに そまりしびゃっこん あきのとぎょ

水門をのぼる神輿(緒方三社川越しまつり)

水門をのぼる神輿(緒方三社川越しまつり)

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緒方三社川越しまつり

写真1 写真2 写真3 写真4
  秋の夜水門下る褌衆 あきのよる すいもんくだる ふどししゅう
  白褌の鳥居くぐりや秋神輿 びゃっこんの とりいくぐりや あきみこし
  秋夜川白褌神輿石鳥居 あきよかわ びゃっこんみこし いしどりい
  急流に挑む白褌秋神輿 きゅうりゅうに いどむびゃっこん あきみこし

150句

 

大野八幡神社やんさ祭

写真1 写真2 写真3 写真4
  白褌のやんさやんさと杵の餅 びゃっこんの やんさやんさと きねのもち
 
  神前の餅搗棒や白ふどし しんぜんの もちつきぼうや しろふどし
  餅搗や臼を倒さむ褌衆 もちつきや うすをたおさん ふどししゅう
  餅搗や泥褌の臼倒し もちつきや どろふんどしの うすたおし
 

鐵砲洲寒中水浴'10

写真1 写真2 写真3 写真4
  年新た褌新たに鐵砲洲 としあらた ふどしあらたに てっぽうず
  年新た褌新たに氣吹せむ としあらた ふどしあらたに いぶきせん
気分爽快・海辺の櫓漕ぎ運動「

鳥船とりふね

気分爽快・海辺の櫓漕ぎ運動「鳥船」

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  歳ひとつ重ねて白褌寒の垢離 としひとつ かさねてびゃっこん かんのこり
 

禊して濡れ褌の寒詣

みそぎして ぬれふんどしの かんもうで
 

玉前神社大寒禊

写真1 写真2 写真3 写真4
  白褌の浜の鳥船寒禊 びゃっこんの はまのとりふね かんみそぎ
  寒禊褌締めて海に入る かんみそぎ ふんどししめて うみにいる
  寒みそぎ波に洗わる白ふどし かんみそぎ なみにあらわる しろふどし
  寒禊雄詰剣印濡褌 かんみそぎ おころびけんいん ぬれふどし
 

木古内寒中みそぎ祭

写真1 写真2 写真3 写真4
  六尺褌の四人行者や寒みそぎ ろくしゃくの よにんぎょうじゃや かんみそぎ
  寒みそぎ飛沫に凍むる白ふどし かんみそぎ しぶきにしむる しろふどし
  寒垢離や四人行者の褌の白 かんごりや よにんぎょうじゃの こんのしろ
褌一丁ふんどしいっちょう 垢離取場こりとりば を駈け抜ける男児たち

褌一丁で垢離取場を駈け抜ける男児たち  16:01

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二段波の襲来!/千葉県九十九里浜釣ヶ崎海岸

二段波の襲来! 2/3

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500周年!西大寺会陽

写真1 写真2 写真3 写真4
  西大寺會陽絵巻の褌衆 さいだいじ えようえまきの ふどししゅう
  白褌の子供會陽や垢離の水 びゃっこんの こどもえようや こりのみず
  褌の垢離に歓声會陽の子 ふんどしの こりにかんせい えようのこ
  爺孫の裸褌會陽の日 じじまごの はだかふんどし えようのひ
  西大寺會陽褌三十尺 さいだいじ えようふんどし さんじっしゃく
  白褌の地押轟く會陽かな びゃっこんの じおしとどめく えようかな
  褌と担架で帰る會陽かな ふんどしと たんかでかえる えようかな
 

鐵砲洲奉祝大祭

写真1 写真2 写真3 写真4
  ビルの谷江戸っ子褌神輿舁 びるのたに えどっこふんどし みこしかき
 

夏越の釣ヶ崎海岸禊

写真1 写真2 写真3 写真4
  褌の救命講習夏の浜 ふんどしの きゅうめいこうしゅう なつのはま
  褌の夏越の祓九十九里 ふんどしの なごしのはらえ くじゅうくり
  いざ行かむ禊褌夏怒濤 いざゆかん みそぎふんどし なつどとう
  褌の身を削ぐ禊夏怒濤 ふんどしの みをそぐみそぎ なつどとう
  白褌のドドンと波の夏禊 びゃっこんの どどんとなみの なつみそぎ
  褌の鳥舟漕や夏の浜 ふんどしの とりふねこぎや なつのはま
  褌の長老夏の元気かな ふんどしの ちょうろうなつの げんきかな
  褌の前垂れ靡く夏禊 ふんどしの まえだれなびく なつみそぎ
 

とねり少年相撲大会

写真1 写真2 写真3 写真4
  相撲取る白褌の舎人の子 すもうとる しろふんどしの とねりのこ
  白褌の大技小技宮相撲 びゃっこんの おおわざこわざ みやずもう
  取り終えて白褌相撲卒業す とりおえて びゃっこんずもう そつぎょうす
汗と泥まみれの熱戦

汗と泥まみれの熱戦/5人抜き(4・5・6年)

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和田乃神社奉納相撲

写真1 写真2 写真3 写真4
  褌を締めて四股名の相撲取 ふんどしを しめてしこなの すもうとり
  褌の四股名に恥じぬ宮相撲 ふんどしの しこなにはじぬ みやずもう
  太陽の下で相撲ふ子白ふどし たいようの したですまうこ しろふどし
 

見付天神裸祭'10

写真1 写真2 写真3 写真4
  水陣の水褌白き秋禊 すいじんの すいこんしろき あきみそぎ
  白褌の祭広場や秋の練り びゃっこんの まつりひろばや あきのねり
  白褌の〆切秋の鬼踊り びゃっこんの しめきりあきの おにおどり
  秋祭褌腰蓑見附の子 あきまつり ふんどしこしみの みつけのこ
 

宮島玉取祭'10

写真1
  白褌の玉取祭や夏磯辺 びゃっこんの たまとりさいや なついそべ
岩井雅史さんの熟練の弓取技

岩井雅史さんの熟練の弓取技

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太田神社黒虎相撲

写真1 写真2
  褌の上に褌宮相撲 ふんどしの うえにふんどし みやずもう
 

津屋崎祗園山笠

写真1 写真2
  緑陰の赤手拭や褌衆 りょくいんの あかてのごいや ふどししゅう
 

伊手熊野神社蘇民祭

写真1 写真2
  小雪舞ふ柴燈木登や白ふどし こゆきまう ひたきのぼりや しろふどし
  白褌の渦参道に雪夜かな びゃっこんの うずさんどうに ゆきよかな
 

若宮八幡裸祭'10

写真1 写真2
  狩衣の白褌神輿秋の川 かりぎぬの びゃっこんみこし あきのかわ
  秋の川濡褌の輿丁かな あきのかわ ぬれふんどしの よちょうかな
濡れ鼠状態の輿丁たち

濡れ鼠状態の輿丁たち

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若宮八幡ヤッサ祭

写真1 写真2
  鈴紐や汚れ褌の豊の秋 すずひもや よごれふどしの とよのあき

200句

 

荒川神社小芋まつり

写真1 写真2 写真3
  天高く屋台を翳す褌衆 てんたかく やたいをかざす ふどししゅう
  秋麗や褌一丁屋台舁 しゅうれいや ふどしいっちょう やたいかき
 

胡四王蘇民祭

写真1 写真2 写真3 写真4
  餅を搗く千本杵の褌衆 もちをつく せんぼんぎねの ふどししゅう
  雪上の注連縄褌初禊 せつじょうの しめなわふんどし はつみそぎ
  初春や褌登山の蘇民祭 はつはるや ふんどしとざんの そみんさい
  初春や褌松明胡四王山 はつはるや ふんどしたいまつ こしょうさん
  二日はや褌締めて争奪戦 ふつかはや ふんどししめて そうだつせん

雄叫び!

雄叫び!

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白子海岸初禊

写真1 写真2
  白褌の海中禊初日の出 びゃっこんの かいちゅうみそぎ はつひので
  褌の海の乱舞や初日の出 ふんどしの うみのらんぶや はつひので
 

鐵砲洲寒中水浴'11

写真1 写真2 写真3 写真4
  初春の褌新たに六十路かな はつはるの ふどしあらたに むそじかな
  初春や褌で走る江戸の町 はつはるや ふどしではしる えどのまち
  白褌の溢れるほどの寒禊 びゃっこんの あふれるほどの かんみそぎ
 

玉前神社大寒禊'11

写真1 写真2 写真3
  大寒の海の禊や褌の白 だいかんの うみのみそぎや こんのしろ
  大寒の大波浴びる褌衆 だいかんの おおなみあびる ふどししゅう
  寒垢離を終えて鳥船濡れ褌 かんごりを おえてとりふね ぬれふどし
山崎寛さんの滝行

山崎寛さんの滝行 11

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八海山滝行

写真1 写真2 写真3
  白褌に気合込めたる雪の滝 びゃっこんに きあいこめたる ゆきのたき
 

寒中みそぎ祭'11

写真1 写真2
  神々と禊ぐ海原雪ふどし かみがみと みそぐうなばら ゆきふどし
 

保原つつこ引祭

写真1 写真2 写真3
  早春の半袖褌つつこ引 そうしゅんの はんそでふんどし つつこひき
  春迎ふ つつこ練なり白ふどし はるむかう つつこねりなり しろふどし
 

ホーランエンヤ'11

写真1 写真2
  宝来の白褌一本初泳 ほうらいの びゃっこんいっぽん はつおよぎ
 

芦別健夏山笠

写真1 写真2 写真3
  芦別やふどしの子らの夏祭 あしべつや ふどしのこらの なつまつり
山笠会場に入場する褌衆

山笠会場に入場する褌衆

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  道産子の粋なふんどし夏祭 どさんこの いきなふんどし なつまつり
  芦別や北の山笠ふどし衆 あしべつや きたのやまかさ ふどししゅう
  山笠や北大黒の白ふどし やまかさや きただいこくの しろふどし
  道産子の山笠舁き行くや濡褌 どさんこの やまかきゆくや ぬれふどし
 

玉前神社夏越禊'11

写真1 写真2 写真3
  褌の浜の講習夏禊 ふんどしの はまのこうしゅう なつみそぎ
  白褌の鳥船海の夏禊 びゃっこんの とりふねうみの なつみそぎ
 

島立堀米の裸祭り

写真1 写真2 写真3 写真4
  幟持つ児らはふんどし村祭 のぼりもつ こらはふんどし むらまつり
  褌の童の参拝天王祭 ふんどしの わらべのさんぱい てんのうさい
  白ふどし悪霊祓ふ子らの夏 しろふどし あくりょうはらう こらのなつ
  青田道豊作祈願のふどしっ子 あおたみち ほうさくきがんの ふどしっこ
 

江ノ島白褌神輿'11

写真1 写真2 写真3
  江ノ島や天王祭の白ふどし えのしまや うちわだいこに ゆかたがけ
江ノ島や白水褌の神輿舁 えのしまや しろすいこんの みこしかき
神職による海上での 清祓きよはらえ

神職による海上での清祓(きよはらえ)

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湯殿山滝行

写真1 写真2 写真3 写真4
  湯殿山白褌の滝行人 ゆどのさん しろふんどしの たきぎょうにん
  滝の音や褌一丁沢下り たきのねや ふんどしいっちょう さわくだり
  滝行者褌一丁雪解水 たきぎょうじゃ ふどしいっちょう ゆきげみず
  湯殿山御滝行人濡褌 ゆどのさん おたきぎょうにん ぬれふどし
 

見付天神裸祭'11

写真1 写真2 写真3
  颱風の波に諍ふ褌衆 た いふうの なみにあらがう ふどししゅう
  颱風の雨に押し合ふ褌っ子 た いふうの あめにおしあう ふどしっこ
  いざ行かむ褌腰蓑秋祭 いざゆかん ふんどしこしみの あきまつり
 

袖師少年奉納相撲

写真1 写真2 写真3
  百年の白褌や宮相撲 ももとせの しろふんどしや みやずもう

土俵際の攻防

土俵際の攻防

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小諸八朔相撲

写真1 写真2 写真3
  木漏日の相撲童や白ふどし こもれびの すもうわらべや しろふどし
 

若宮八幡裸祭'11

写真1 写真2 写真3
  褌の水掛神輿秋夜川 ふんどしの みずかけみこし あきよかわ
  輿丁らの白衣白褌秋夜川 よちょうらの びゃくいびゃっこん あきよかわ
  輿丁らの濡褌や秋夜川 よちょうらの ぬれふんどしや あきよかわ
 

大野八幡神社やんさ祭'11

写真1 写真2
  幣束に寒夜の風や白ふどし へいそくに かんやのかぜや しろふどし
  餅搗や臼を争ふ褌衆 もちつきや うすをあらそう ふどししゅう
 

胡四王蘇民祭'12

写真1 写真2 写真3
  雪上の白褌や初禊 せつじょうの し ろふんどしや はつみそぎ
  初春や炎の褌胡四王山 はつはるや ほのおのふんどし こしょうさん

胡四王こしおう

の新春の風物詩 10:26

胡四王の新春の風物詩 10:26

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  雪山や褌衆の争奪戦 ゆきやまや ふんどししゅうの そうだつせん

250句

 

八王子神社米とぎ祭

写真1 写真2 写真3
  初春や幼児もくわえる白ふどし はつはるや ようじもくわえる しろふどし
  初春や六尺ふんどし米とぎ祭 はつはるや ろくしゃくふんどし こめとぎさい
  初春や舟で米とぐふどし衆 はつはるや ふねでこめとぐ ふどししゅう
 

鐵砲洲寒中水浴'12

写真1 写真2 写真3
  初春や湊交番褌走 はつはるや みなとこうばん ふんどしそう
  鐵砲洲新褌の寒禊 てっぽうず しんふんどしの かんみそぎ
 

光勝寺 五大尊蘇民祭

写真1 写真2 写真3
  褌のロール一反寒詣 ふんどしの ろーるいったん かんもうで
  寒詣噛符行燈白褌 かんもうで かみふあんどん しろふどし
無言の「裸参り」の開始/五大尊蘇民祭 19:43

無言の「裸参り」の開始/五大尊蘇民祭 19:43

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  氷点下ふんどし衆の赤はだか ひょうてんか ふんどししゅうの あかはだか
 

冬晴や褌登山の五人衆

ふゆばれや ふんどしとざんの ごにんしゅう
  護摩餅や褌衆の奪ひ合ひ ごまもちや ふんどししゅうの うばいあい
  雪渓を下るふんどし男たち せっけいを くだるふんどし おとこたち
 

江ノ島寒中神輿'12

写真1 写真2 写真3
 

正月や六尺一本神輿舁

しょうがつや ろくしゃくいっぽん みこしかき
湘南しょうなん の海・ 相模灘さがみなだ に入った4基の神輿 11:45

湘南の海・相模灘に入った4基の神輿 11:45

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勝鬨かちどき

をあげる裸男たち 14:39

勝鬨をあげる裸男たち 14:39

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甘酒こぼし

甘酒こぼし/七

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西流-山崩し/博多祇園山笠

西流-山崩し/博多祇園山笠

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神輿を押し上げる白組輿丁たち/若宮八幡裸祭

桂川を渡る神輿【弐拾八】 〜神輿を押し上げる白組輿丁たち〜 17:57

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玉前神社大寒禊'12

写真1 写真2 写真3
  大寒の鳥船漕や濡褌 だいかんの とりふねこぎや ぬれふどし
  大寒の海に合掌褌衆 だいかんの うみにがっしょう ふどししゅう
 

松平天下祭

写真1 写真2 写真3
  冴ゆる夜の天下褌いざ出陣 さゆるよの てんかふんどし いざしゅつじん
  冬花火鳥船漕の濡褌 ふゆはなび とりふねこぎの ぬれふどし
  冬晴るるみな褌のTバック ふゆはるる みなふんどしの てぃーばっく
  裸木や褌衆の鬨の声 はだかぎや ふんどししゅうの ときのこえ
  冬日影褌衆の玉競場 ふゆひかげ ふんどししゅうの たませりば
  冬日さす杜に谺す鬨の声 ふゆひさす もりにこだます ときのこえ
 

江戸の華!三社祭

写真1 写真2 写真3
  三北の入墨褌神輿差し さんきたの いれずみふんどし みこしさし
  江戸っ子の神輿褌三社祭 えどっこの みこしふんどし さんじゃさい
 

玉前神社夏越禊'12

写真1 写真2 写真3
  海の気を吸ふや夏越の白褌 うみのきを すうやなごしの しろふどし
  神庭の夏越の海や褌の白 かむにわの なごしのうみや こんのしろ
  石鳥居夏越の浜のふどし衆 いしどりい なごしのはまの ふどししゅう
 

猪鼻の甘酒こぼし'12

写真1 写真2 写真3
  甘酒を運ぶ村人白ふどし あまざけを はこぶむらびと しろふどし
  翠巒の甘酒こぼし白ふどし すいらんの あまざけこぼし しろふどし
  緑さす樽転がしや濡ふどし みどりさす たるころがしや ぬれふどし
  山青葉ふんどし衆の水に入る やまあおば ふんどししゅうの みずにいる
 

那古野神社「赤褌神輿」

写真1 写真2 写真3
  赤褌を締めて那古野の神輿舁 あかふんを しめてなごやの みこしかき
 

博多祇園山笠'12

写真1 写真2 写真3 写真4
  山笠やお汐井取りの褌衆 やまかさや おしおいとりの ふどししゅう
  山笠の子供も魅せる濡れふどし やまかさの こどももみせる ぬれふどし
  山笠や褌衆のひた走る やまかさや ふんどししゅうの ひたはしる
  山笠や褌衆の山崩し やまかさや ふんどししゅうの やまくずし
 

見付天神裸祭'12

写真1 写真2 写真3
  秋雨に濡るる白褌浜の垢離 あきさめに ぬるるびゃっこん はまのこり
  天神の赤褌犬や秋祭 てんじんの あかふんけんや あきまつり
 

徒然日記の年賀状

写真1
  階の注連縄褌初詣 きざはしの しめなわふんどし はつもうで
 

石浦神社元旦禊

写真1 写真2
  白褌の元旦禊雪筵 びゃっこんの がんたんみそぎ ゆきむしろ
  あら玉の手水をかぶる褌衆 あらたまの ちょうずをかぶる ふどししゅう
 

若宮八幡裸祭'12

写真1 写真2 写真3
  秋川に濡るる輿丁ら白褌 あきかわに ぬるるよちょうら しろふどし
  町渡る狩衣褌秋の夕 まちわたる かりぎぬふんどし あきのゆう
  秋夜川渡りし輿丁ら濡褌 あきよかわ わたりしよちょう ぬれふどし
 

鐵砲洲寒中水浴'13

写真1 写真2
  初春やおろしたてなる褌の白 あはつはるや おろしたてなる こんのしろ
  白褌の寒の水行鐵砲洲 びゃっこんの かんのすいぎょう てっぽうず
 

玉前神社大寒禊'13

写真1 写真2
  大寒に締める褌浜禊 だいかんに しめるふんどし はまみそぎ
  大寒の行者褌浜禊 だいかんの ぎょうじゃふんどし はまみそぎ

祭団扇と御輿差し 17:16

祭団扇と御輿差し 17:16

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黒褌御輿

写真1 写真2 写真3 写真4
  夏祭力者褌黒法被 なつまつり りきしゃふんどし くろはっぴ
  神前の黒褌力者夏祭 しんぜんの くろふんりきしゃ なつまつり
  夏祭黒褌御輿丸天井 なつまつり くろっふんみこし まるてんじょう
  黒褌の力者の担ぐ夏祭 くろふんの りきしゃのかつぐ なつまつり

300句

 

猪鼻の甘酒こぼし'13

写真1 写真2
  神庭の甘酒こぼし白ふどし かむにわの あまざけこぼし しろふどし
 

盛岡舟っこ流し

写真1 写真2 写真3 写真4
  仙北の精霊舟や赤褌 せんぼくの しょうろうぶねや あかふどし
  処暑近し車道の舟っこ赤褌 しょしょちかししゃどうのふなっこあかふどし
  竜頭舟赤褌どもが夏川原 りゅうずぶね あかふんどもが なつがわら
  仙北の赤褌一丁花火舟 せんぼくの あかふんいっちょう はなびぶね
イオラニ宮殿に向かって立つカメハメハ大王像 16:03
イオラニ宮殿に向かって立つカメハメハ大王像 16:03

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魅惑のオアフ島

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  ふんどしの大王ここに薄暑かな ふんどしの だいおうここに はくしょかな
 

博多祗園山笠'13

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  山笠や気合い漲る白ふどし やまかさや きあいみなぎる しろふどし
  山笠や褌衆の駆ける朝 やまかさや ふんどししゅうの かけるあさ
 

和田乃神社奉納相撲'13

写真1 写真2
  宮相撲ふんどし締めて腕相撲 みやずもう ふんどししめて うでずもう
  褌の四股名に恥じぬ名相撲 ふんどし の しこなにはじぬ めいずもう
 

見付天神裸祭'13

写真1 写真2 写真3
  觸鈴や褌衆の秋の垢離 ふれすずや ふんどししゅうの あきのこり
  觸鈴を手に秋祭しろふどし ふれすずを てにあきまつり しろふどし
  秋祭褌腰蓑子供連 あきまつり ふんどしこしみの  こどもれん

昼の部第3組 〜美しい水行〜

昼の部第3組 〜美しい水行〜

拡大写真(2600x1950)1.06MB

 
 

冬至水行祭

写真1 写真2 写真3 写真4
  白褌の冬至水行八人衆 びゃっこんのとうじすいぎょうはちにんしゅう
  水行や師走の夜の白ふどし すいぎょうや しわすのよるの しろふどし
  白褌の冬至水行気合かな びゃっこんの とうじすいぎょう きあいかな
  白褌の師走水行終えし夜 びゃっこんの しわすすいぎょう おえしよる
 

鐵砲洲寒中水浴'14

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  鐵砲洲十年の春や新ふどし てっぽうず ととせのはるや しんふどし
 

黒褌御輿'14

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  越中の初夏は黒褌男粋 えっちゅうの しょかはくろふん おとこいき
  暑き日や黒褌御輿黒法被 あつきひや くろふんみこし くろはっぴ
  夏めくや黒褌御輿アーケード なつめくや くろふんみこし あーけーど

庚三郎画集【壱】美しき日本の翁
円窓 【弐】 〜オリジナル画像〜

拡大写真(3508X2552)475KB

 
  麦秋や街は黒褌山王市 びばくしゅうや まちはくろふん さんのうい
  褌の跡が残りし日焼けかな ふんどしの あとがのこりし ひやけかな
 

津屋崎祗園山笠'14

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  黒褌の山笠の宮入おらが夏 くろふんの やまのみやいり おらがなつ
 

見付天神裸祭'14

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  觸鈴やふんどし童秋の浜 ふれすずや ふんどしわらべ  あきのはま
 

美しき日本の翁

写真1 写真2 写真3
  円窓の色づく秋や白ふどし まるまどの いろづくあきや しろふどし
  白褌の爺は花見の夢の中 びゃっこんの じいははなみの ゆめのなか
  白鷺や白髪白髭白褌 しらさぎや はくはつしろひげ しろふどし
 

福間浦玉せり

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  正月やふどし一丁玉洗ひ しょうがつや ふどしいっちょう たまあらい
福間浦玉せり 〜海辺の玉取祭〜 
福間浦玉せり 〜海辺の玉取祭〜 

拡大写真(2400X1650)554KB

 
  三日はや玉に群がる褌衆 みっかはや たまにむらがる ふどししゅう
  正月や浜の玉競り白ふどし しょうがつや はまのたませり しろふどし
  三日はや玉もて集ふ褌衆 みっかはや たまもてつどう ふどししゅう
 

大善寺玉垂宮鬼夜

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  初春に褌締める鬼夜かな はつはるに ふんどししめる おによかな
  七日夜のお汐井汲や褌の白 なのかよの  おしおいくみや こんのしろ
  初春の大松明やふどし染む はつはるの おおたいまつや ふどしそむ
  初春の鬼夜褌竹はぜる はつはるの おにびふんどし たけはぜる
  七日夜の白ふんどしや手一本 なのかよの しろふんどしや ていっぽん
 

大善寺玉垂宮鬼夜

写真1 写真2 写真3 写真4
  初春や水面に揺るる褌衆 はつはるや みずもにゆるる ふどししゅう
久井はだか祭 〜渦に向かう裸たち〜
御福木(陽)争奪戦【拾参】 〜渦に向かう裸たち〜 21:17:45

拡大写真(2000X1500)384KB 

 
 

久井はだか祭

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  酒樽のふんどし神輿冬祭 さかだるの ふんどしみこし ふゆまつり
  冬の夜の福木の渦やふどし衆 ふゆのよの ふくぎのうずや ふどししゅう

340句

 

裸褌の炭坑夫

写真1 写真2 写真3
  冬とてもふどし一丁炭坑夫 ふゆとても ふどしいっちょう たんこうふ
  石炭や手掘坑夫の泥ふどし せきたんや てぼりこうふの どろふどし
  冬のヤマ男は気合白ふどし ふゆのやま おとこはきあい しろふどし
 

青島裸まいり

写真1 写真2
  淑気満つ海に駆け入る褌衆 しゅくきみつ うみにかけいる ふどししゅう
  海の気を搗き込む餅や褌衆 うみのきを もちにつきこむ ふどししゅう
 

大学合同赤褌水浴

写真1
  赤褌の寒中水浴おらが浜 あかふんの かんちゅうすいよく おらがはま
四王子神社的ばかい
四王子神社的ばかい

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四王子神社的ばかい

写真1 写真2
  初春やふんどし締めて大太鼓 はつはるや ふんどししめて おおだいこ
  的ばかい海に練り込むふどし衆 まとばかい うみにねりこむ ふどししゅう
 

四季爛漫

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  空に舞ふ桜吹雪や白ふどし そらにまう さくらふぶきや しろふどし
  緑陰の川に揺らめく白ふどし りょくいんの かわにゆらめく しろふどし
  錦秋を惜しむ翁や白ふどし きんしゅうを おしむおきなや しろふどし
  白樺の吹雪の夜や白ふどし しらかばの ふぶきのよるや しろふどし
    津屋崎祇園山笠'15 写真1 写真2 写真3
  山笠や褌衆のいざ出陣 やまかさや ふんどししゅうの  いざしゅつじん
  益荒男の褌一丁青田道  ますらおの ふんどしいっちょう あおたみち 
  注連縄や褌衆の汗光る  しめなわや ふんどししゅうの あせひかる 
猪鼻の甘酒こぼし'15

 甘酒こぼし【八】 〜豪快に甘酒を掛けあう参加者たち〜

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猪鼻の甘酒こぼし'15

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  万緑を背に白褌の四人衆 ばんりょくを せにびゃっこんの よにんしゅう
  万緑を背に白褌の村祭 ばんりょくを せにびゃっこんの むらまつり 
  万緑を背に褌衆の竿倒し ばんりょくを せにふどししゅうの さおたおし
 

福間子ども相撲

写真1 写真2 写真3
  御神燈すまふ童の白ふどし ごしんとう すもうわらべの しろふどし
  木漏れ日の土俵せましや白ふどし こもれびの どひょうせましや しろふどし

363句

 

褌侍七変化

写真1 写真2
天高し六尺ふんどし江戸侍 てんたかし ろくしゃくふんどし えどざむらい
秋雨や見栄切る浪人褌の白 あきさめや みえきるろうにん こんのしろ
阿弥陀ヶ滝みそぎ祭り

阿弥陀ヶ滝をバックに記念撮影 10:55

拡大写真(2600X2150)1.63MB

 
 

阿弥陀ヶ滝みそぎ祭り

写真1 写真2 写真3
  褌の如き瀑布や美濃馬場 ふんどしの ごときばくふや みのばんば
  滝風に揺るる注連縄白ふどし たきかぜに ゆるるしめなわ しろふどし 
  緑陰の舟漕ぐ行者濡れふどし ばんりょくを せにふどししゅうの さおたおし
 
 
 
 
 

 

下着褌

日蓮宗長勝寺・寒の荒行

日蓮宗長勝寺・寒の荒行
 
  初春の新褌や頼もしき はつはるの しんふんどしや たのもしき
  年ひとつ重ねて白褌いざ行かむ としひとつ かさねてびゃっこん いざゆかん
  褌を干すや武蔵の春の風 ふんどしを ほすやむさしの はるのかぜ
  浴衣着る爺還暦の赤ふどし ゆかたきる じいかんれきの あかふどし
庭花火そろひのふどし爺と孫 にわはなび そろいのふどし じいとまご
夕涼し爺のふんどし孫も締め ゆうすずし じいのふんどし まごもしめ

     
     
 
ふんどし談議 2/2

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