ホームページお知らせお便りコーナー徒然日記俳句・海の風景ホームページ奮闘記作者のプロフィールリンク
 

Wa☆Daフォトギャラリー

 旅紀行日本の裸祭り
2016年5月22日改訂

今 日

昨 日

♪手をつないで・水の宮・海のアラベスク・桜川・プロローグ

旅と写真は元気の泉

感動の裸祭CD完成!

写真をクリックすると新しい窓が開き拡大写真(1400x900)291KBが表示されます(以下同じ)。

川組神輿の出発!

川組神輿の出発!(若宮八幡裸祭り/大分県豊後高田市)

2003年12月31日制作

1 / 2

劇場訓蒙図彙の挿絵

  wadapho.jp 内検索  
ふんどし談議 2/2

←播州秋祭ふんどし談義→

 ←・・・・・・・・・・・・ 褌 の 話 題 ・・・・・・・・・・・・→

   

←褌のお便り→

     
1/4 2/4 3/4 4/4 1/7 2/7 3/7 4/7 5/7 6/7 7/7 褌の種類 1/2 2/2 褌の俳句 日本の裸祭り
2016年5月21日(土)晴  A. B.  様より  大阪府からのお便り

「老いのときめき」で拝見しました。 

和田先生、

この度の先生の「老いのときめき」への投稿を拝読し、また先生のブログを拝見して、先生の褌に対する造詣の深さに感銘を受けました。先生より1年後に生まれ、東京の下町−深川の佐賀町で育ちました事で、小学校の水練では赤六尺褌に親しみ、富岡八幡宮例祭の神輿には純白の六尺褌を、私生活では白越中褌をと、高校入学時までパンツという物の存在さえ知らずに暮らしていました。

両親が共働きの上に二人の姉がいて、乳離れをして直ぐに引退をして京橋に隠居していた祖父母に九才まで育てられ、明治人の道徳を厳しく躾けられると同時に祖父に抱かれて眠る毎日に、いつしか熟老年男性への憧れが育まれていきました。

縁あって婚約し、挙式の日取りも決まっていたのですが、式の一週間前に彼女が自動車事故を起こして他界してしまったのです。
きっと、女性との縁がなかったのでしょうね。性の処理のために、エロ映画館で手淫をするようになりました。仕事疲れだったのでしょうか、ある日大股を広げ、愚息を社会の窓から覗かせたままで居眠りをしてしまったのです。気持ち良さに目覚めると脚間に立派な老紳士が蹲り口淫を施して下さっていたのです。驚きましたが目覚めた瞬間の快感に捉われ、吸い取られるように射精させられてしまいました。口内射精をしてしまった申し訳なさと欲求不満解消の感謝の気持ちで一杯で、恥じらい無口の私を優しく抱きしめ、「身繕いをしたら、外に出てお茶を飲みながら少し話をしよう」と言って下さいました。話をしている内に、我知らず秘めていた願望と気付くに至り、その方とのお付き合いが始まり、男色の何たるかのすべてを御指導頂くに至りました。

今でもその御方を我が人生の師と心得、心の底に居らして頂き愛情を感じさせて頂いているお陰で、横道にそれる事無く歳を重ねる事が出来ています。

「老いのときめき」への先生の投稿の何が私の目を奪ったかと言いますと、先生の小さな一枚の御写真でした。 先生の御容姿がその方にソックリだったんです。心臓発作を起こすのではと思われたほどの驚きでした。男色に対して深い御理解をなさる先生の御心を尊重してはいますが、先生に対する憧れの気持ちを抱いてしまった事は否定しきれずにいます。

見方を変えればこの様な私の気持ちはストーカー行為とも取られ兼ねない事も承知しています。御目に掛かりたいとか時折のメール交換をなどと、恐れ多い願い事などは言いませんが、できます事なら先生の御許しを得て、陰ながら堂々と憧れ続けさせて頂きたいと願っています。「そのような事をしては困る。如何か止めて欲しい」と仰るなら、願望を断つ事に致します。 どうか、御検討を頂き、お知らせ頂ければ幸いです。

拝見させて頂いた沢山の自画像の中で、槍を携えた雄姿がとても気に入っています。 また、中村屋の舞台姿からという事で素敵に決めていらっしゃいます。私の勝手な思いですが、この度は江戸の武士を観せて頂きました。如何でしょうか、先代の松緑張りの髪結新三で風呂帰りの浴衣姿など、江戸町民になられてみては如何でしょうか。それとですね、これも至って個人的な願望なのですが、先生御自身の裸姿で「褌の絞め方」として、六尺褌一丁と越中褌一丁の御姿を動画で、などと誠に勝手な思いにまで至ってしまいます。

長々と戯言を書き連ねて、大変失礼をしてしまいました。 どうか、御勘弁頂けますよう。


A. B. 

こんにちは。このたびは早々にメールをたまわり、ありがとうございました。長文のお便り、楽しく拝読しました。江戸っ子の方から生い立ちと私と同じ褌愛好者となられたいきさつがよく分かり、感動しました。私よりもずっと早く、褌ライフを謳歌されていたこと、大変羨ましく思いました。

高知の漁師町に育った私も小さい頃に銭湯で漁師たちの褌を見て、ある種のあこがれを感じましたが、特段のハプニングに巻き込まれることなく、貧しくとも普通に育ったため、ノンケの褌愛好者となりました。小さい頃の境遇によってある程度人生が導かれてゆくという典型を体験されたのですね。どちらが幸せなのかは、比べようもありませんが、我が道を信じ、世界から尊敬されている日本人の一人として誇りを持ち、堂々と歩んで下さい。

頂いたご提案は、検討させていただき、実行可能なものは、御期待に添いたいと思います。

こんなノンケ爺でよければ、褌愛好者のメル友ということで、文通させていただきたいと思います。1歳違いの同じ団塊の世代として話題も合うものと思います。お便りは、イニシャル表示で、お便りコーナーに掲載させて頂きたいと思いますので、どうかよろしくお願いします。ありがとうございました。

早速温かみの籠った御返信を頂き、嬉しさに心震える思いです。先生はノンケ爺のままで居らして頂いて、私は先生に憧れる塾老年を好む至って助平な爺です。如何に褌愛好家同士とは言え、本当に親しく文通をさせて頂いて構わないのでしょうか。(略)

私の好きな時代小説家に、高知県出身の山本一力という方が居ります。池波正太郎とまた違った江戸の文化を背景にして、私が生まれ育った深川を舞台にした、町人文化を主に題材になさっています。お陰様で、深川の歴史について、改めて勉強をさせて頂きました。ほかの作品では土佐を舞台にしたものもあって、違った視点からの龍馬やジョン万次郎も楽しく読む事が出来ました。(略)

「一度経験すれば世界が変わる」と云われたことがある。それほどまでに魅力的な体験なら、好奇心旺盛な筆者としては、一度トライしてみたいとも思うが、まだ、そこまでの勇気が湧いてこない。」と仰いますが、私の見識は違います。興味本位で肉欲を満たすために交わる事は、好き合う者同士が情を交える自然な成り行きで、肉体をも含むすべてを共有する喜びであって、性欲を満たす事自体が目的ではありません。相方を慈しみ、労り合うように悦びと喜びを分かち合う事が同性愛の実態ではないかと思います。

先生にも男色の素養があるという事実は御理解なさっていらっしゃるようですが、御相手の殿方が心から信頼できる男性であっても、尊び敬い慈しむ思いが募り相方のすべてを欲し、相方が求める御自身を捧げる御覚悟をなさる事が、先生が仰る「一線を越える」という事ではないかと、私は推察します。(略)

先生に対してはどんな時でも正直で居たいんです。心を開き合って、私のすべてを知って頂き、性的趣向を乗り越えた男同士の親交を願っています。どうか、末永くよろしく御願い致します。

、同性愛の神髄をご教授たまわり、ありがとうございました。単なる快楽の追求というそんな浅いものではないことを理解しました。好奇心で一線を越えても表面的なものしか得られないということは間違いありませんので、私は、お言葉に従ってこのままノンケ爺でいます。(^-^)

Facebookでもそうですが、私を一目惚れした人が沢山います。でも、これだけ本心を吐露し合うのは初めてです。私が好きだという想いは、有り難く受け止めさせて頂き、私ができることでお応えしてゆきたいと思います。ありがとうございました。
2016年5月1日(日)晴  江戸っ子  様より

六尺褌の長さ 和田さま

ずっと前から、そしていつも六尺褌愛好者がほっとできるサイトとして見させていただいてます。このたびは、TV番組にまで出演され、六尺褌を「日本人の常識」にまで高めてくださるなど頭が下がる思いです。

その「常識」ですが、編集後記のところの「長さ」で”鯨尺なので480cm”とされていますが、これは、ちょっと長すぎると思い、こうしてメールいたしました。私などが講釈するのはおこがましいのですが、鯨尺1尺はセンチメートルでは、37.8788cmです。曲尺1尺が約30.3cmで六尺180cm強。日本人でもこの長さで”前袋”で締めようとするとちょっと足りません。鯨尺の六尺で約227.3cm。これなら、"六尺”合格ってとこです。これでも現在のメタボ気味の人には短いくらいですが・・・。

私は、餓鬼のころから神輿バカで、神田、浅草を初めとして関東一円でずっと六尺ですが、自分のウェストサイズの3倍を勧めてきました。外国人にもあちこちで担がせてきましたが、日本人と変わらない体格のアジア系、アメリカ人の大男、どいつも自分のウェストサイズの3倍に晒しを切って、ちょうどいいです。

それにしても480cmは、長すぎますよね。280cm位の単純な間違いだと思って観させてもらってましたが、和田さんが六尺を「常識」とまでされる熱意がおありなら、長 さも「常識」的なものに早くされたらと思います。いかがでしょうか。生意気を言って恐縮ですが、ご検討いただければ幸いです。失礼いたしました。


江戸っ子 

おはようございます。誤りをご指摘頂き、ありがとうございました。まったくのミスプリです。早速訂正しました。電卓で長さを計算していましたので、227cmが480cmとなっているのは、自分でも不可解です。一目見れば分かることですよね。何度も推敲したのですが、気がつかなかったのは耄碌したからでしょうか。(^-^)

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

【改訂文】 ● 六尺ふんどしの長さも、当初の原稿では180cmとなっていたのだが、鯨尺なので六尺は227cmになり、ふんどし専門店では通常240cm前後で売られているので、「2メートルあまりの布」という表現に訂正した。たぬき堂に発注した六尺ふんどしの長さが280cmであるのは、身長差を考慮したもの。

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

私がたまに気分転換に締める前垂れ式六尺褌は、江戸時代の結び方で、ちょっと長めの2mです。前袋式六尺褌を普段着にされている方も見受けられますが、本当の通ですね。佃島では、漁師が前袋式六尺褌一丁で銭湯に通う路上の白黒写真が残されています。立褌(たてみつ)は巻いていません。手間がかかるからですね。その人は仕事着と普段着をかねているのでしょう。

前袋式のウエスト3倍は、良いアイデアですね。私は90x3=270cmになるので、ちょっと長めですが、余裕があるので安心です。これからも褌ライフをお楽しみ下さい。ありがとうございました。

和田義男 様 早速の返信をいただき誠にありがとうございます。

5月から7月は、仕事が手につきません。この3ヶ月の毎土日(ところによっては宵宮の金曜も)はほぼどこかの神輿に肩を入れてきました。ここ14,5年神田や湯島などの町会の役半纏を着るようになってからは少しおとなしくしてますが、体がそわそわしてしまうのは、どうしようもできません。(笑)

褌を締めるということでは、もう50年近く前袋の六尺で毎日暮らしてきました。海外出張は勿論、健康診断でも締めています。検査入院で手術室に入るときにT字帯(越中)にするように言われていたのを、うっかり六尺のまま入ってしまって、医者が解くのに困ったと言われたりもしました。全身麻酔がかけられていたので、どう転がされたか全く判りません。(笑)

こんな爺いのせいで、2歳の孫もオシメからそのまま褌で育てられています。娘がずっと私の褌姿しか知らないせいかもしれません。パンツ型のオムツより交換がとっても楽でいいと言ってます。

夏の磯遊びでの前袋の六尺褌は最高のスイムスーツですね。あらゆる方向からの制限や抵抗がないので楽に泳げます。東京湾の一番奥の三番瀬の近くに干潮時をねらって船底をゆるく”座礁”させて、日なが一日ボーとして、上げ潮になって船底が砂から浮いたら帰るのが楽しみでした。

思い出しました。何年か前の和田さんのホーランエンヤの写真の解説で、漕ぎ手の紅青色別の鉢巻と船の方向舷灯の左右の色(赤と緑)を対比されてましたが、舷灯の左右の色の説明が違っていたことをお知らせしたことがあります。あの時もすぐに修正していただきました。迅速なご対応に感服いたしました。

いろいろ、勝手なことをかきましたが、最後までお付き合いいただき誠にありがとうございます。今後とも、たのしい褌Webを見せていただけますようお願いいたします。失礼いたします。おやすみなさい。


江戸っ子 

おはようございます。長文のお便り、嬉しく拝読しました。久々のふんどし談義ですね。(^-^)

江戸っ子さんは、前袋式六尺褌で生活されておられ、江戸夏祭り・神輿舁を楽しんでおられるとのこと、素晴らしいですね。病院でのハプニングも看護婦さんは困ったことでしょう。私は越中褌ですので、昔、盲腸で入院したときもT字帯を買う必要はなく、「看護婦さんからふんどしは格好いいですね」と言われました。

2歳のお孫さんが褌とは徹底していますね。パンツより楽だと言うことは越中なのでしょうか。家族で褌ライフを楽しんでおられるご様子、江戸っ子の誉れだと感じます。(^-^)

首都圏の夏祭りで江戸っ子褌(前袋式六尺褌)を見かけると嬉しくなりますが、少ないのが残念です。深川祭では褌禁止だと聞いていますが、信じられません。また、三社祭や神田祭でせっかく褌しているのに、腹巻で隠している人を結構見かけますが、褌が恥ずかしいのでしょうか。直接ご本人に聞くわけにもいかず、その理由を知りたいのです。というより、とても見苦しく、見ていてこちらが恥ずかしくなりますので、止めて欲しいといつも思います。(^-^) 地方の褌祭では、あり得ない光景で、お江戸だけの現象です。江戸っ子頑張れ!と言いたいのですが、
江戸っ子さんの話を聞いて、やはり、本物の江戸っ子がいることに安堵しました。

私のサイトを褌Webと初めて表現されました。なるほどと思います。メーリングリストに登録させて頂きましたので、誰よりも早く新作をご覧下さい。

和田グループを募集していますので、機会があれば参加頂くと、お目にかかることができますので、嬉しいです。これからもよろしくお願いします。ありがとうございました。


神輿担ぎと褌

和田様 またまた、丁寧な返信をいただきありがとうございます。恐縮です。

五月に入って神田、浅草周辺の夏祭りを皮切りに、秋に向って日が経つにつれて、祭りが西、北、南に移っていくのが面白いですね。埼玉や東京新宿から西、神奈川と秋祭りがうじゃうじゃありますよね。

全国の多くの祭りを取材されていらっしゃる和田さんにこんなことを申し上げるのは、失礼と、重々承知の上ですが、私は、神輿を担ぐことと、そのときの衣装(多くは褌)は、別物だと思っています。半纏は担ぎ手の識別に必要ですが。

神輿を担いでいるときに、ちゃんと重さを感じているんですが、棒と肩の動きがひとつになって痛みや違和感が全くない、”その時”を得たくて神輿を担いでいます。このときは、みこしの四方にぶら下がっている紐房4っつが皆同じ方向に弾むように揺れ、屋根の天辺にいる鳳が調子よく羽ばたいて、最高の気分になります。それが、突然揺れがおかしくなり担ぐ気が失せます。担ぎ手が変わったときやヘタな担ぎ手が自分勝手な担ぎ出し方をするからです。

神輿担ぎは、ご存知の通り、なにかの都合で抜けたら誰かが入れ替わり肩を入れるという暗黙のルールで成り立っています。One for All, All for one なのはご存知のとおりで、とてもいいシステムです。そうして神輿を落とさず、年に(あるいは数年に一度)数日カミサマに外で遊んでもらおうというわけです。

で、褌、特に前袋六尺の担ぎ手が少ないかどうかということですが、神田、浅草、鳥越、芝、佃、辺りでは町神輿だと8割がた前袋六尺でしょう。ここで宮神輿だと、所によっては半たこ、あるいは股引に限るということがかなり多いです。ほとんど神社からの御達しです。神田の例大祭では、宮司を頭に祭典委員会がすべてを決めます。それが町会まで降りてきて万事滞りなく運営しなくてはなりません。なので、宮神輿を隣町会から渡されたら、半タコに替えて担ぎ、次の町会に渡したら六尺に戻してなんてことはしょっちゅうです。

深川の富岡八幡は全町会半タコです。私は「永代二」町会で担いでます。これも神社と祭典委員会の長い取り決めのしきたりです。これは佃ですが、明治時代の写真で六尺一丁裸、半タコ、浴衣で前がだらしなくはだけた姿で入り乱れて担いでいるのを見たことあります。この辺は、いろいろですね。時代の変化と同じく和田さんがおっしゃるように”変質”してます。

和田さんの理想実現は、和田神社と和田神輿なり和田山車なりを出すしかないですね。

どこの神輿運行にも必ず交通安全のために警察官が1人以上、丸一日町会の神輿についてくれます。頭がさがります。この日ばかりは神輿は車道を堂々とムカデのように”歩く車両”になるので、警察も大変です。警察官にも神輿担ぎが好きなのがいるんです。見ただけでわかります。いつか、制服のまま鼻に取っ付けて担がせたことがあります。皮靴で足を踏まれたくないので、皆で離れて囃し立てましたよ。面白かったです。休憩場所や接待で出してくれるアルコール類を口にしていると、寄ってきて「神輿の飲酒運転は禁止」と冗談を言うのもいて、結構楽しんでます。

話がちょっとずれましたが、元に戻してと。私は、単純に機能的に良いと思って褌にしています。確かに神輿を担ぎに来る、特に睦同好会のなかには、ファッションとして、腹巻などで見え隠れさせるのを”会の方針”としているふしがあるようなのは、多いです。下町の昔からの住民がほとんどいなくなっても町神輿は残っているという町会がほとんどですから、彼ら同好会が必要なんです。和田さんの理想からどんどん遠ざかりますが、しかたありません。

浅草三社で、くりからもんもんのヤクザが神輿にあがって、ケツをカミサマに向けるのもどうかと思ってましたし、目黒不動のときに六尺前袋の若い女が神輿に上がって、ケツをカミサマ向けているのを見たこともあります。子供ならまだしも、肩を入れていて、見上げると股間のタマが袋の中で垂れ下がっているのを見るのはどうも・・・。あの若い女の場合はどうだったろうとスケベになりますが・・・(苦笑)

でも祭りはヤルやつのものです。見に来る人は基本的になにも言えません。いやなら見なきゃいいし、こなくてもいいです。残念ながら、和田さんにお伝えしたいのは、こんなところです。いつか、神輿を担いでいるときにお会いできて、こんな話でもできたらいいですね。どうぞ、お元気でご活躍ください。


江戸っ子 

こんばんは。長文の神輿と褌談義、興味深く拝読しました。長い経験から到達したこだわりの哲学をお知らせ頂き、門外漢の私にとっては大変参考になりました。

人それぞれの考え方があり、意見の違うところがあるのは当たり前で、参加者は、最終的には宮司や氏子総代など祭主催者の指示に絶対服従しなければなりません。重量物の運搬作業ですから、チームワークが乱れれば大事故につながります。

全国の祭を見ていると、結局、主催者の美意識やセンス、伝統を重視するかどうかなどの哲学や価値観の善し悪しにかかっています。
江戸っ子さんは、見たくなければ来なければよいと極論されましたが、祭は、神輿を担ぐ人だけのものではありません。

最近は、外国人客が日本に押し寄せ、お祭りもクールジャパンとして世界に誇る大きな文化として注目されています。神輿舁は担ぎ手が楽しむと同時に見せる(魅せる)ものでないと、単なる町内会の自己満足のお祭り騒ぎに終わってしまいます。そんなものは、高い旅費を出して遠くから見に行く価値はありません。全国どこの祭でも主催者はやるからには見に来て欲しいと思っています。

江戸時代から先祖が伝えてくれた伝統を変質させることなく、更に美しく豪快で格好良く誇りに思える祭にしたいと思っています。部外者からの建設的な意見に耳を貸す主催者もあれば、けちを付けられたと気分を害する人もいます。会社が発展するのも潰れるのも社長次第です。祭も最後は宮司や氏子総代のセンスの善し悪しにかかっています。(^-^)

博多祇園山笠や西大寺会陽などの有名な裸祭は、衣装統一がしっかりしています。褌と決まっているのにハンダゴで来れば仲間に入れてもらえません。赤手拭い(あかてのごい)や若頭などの中間リーダーたちがしっかり指導しているからです。祭装束が統一されていることこそチームワークの良さであり、どこに出しても恥ずかしくない伝統の祭文化として賞賛され、日本の無形文化財として指定を受ける資格が生まれます。町内会のお祭り騒ぎでは、誰も相手にしません。

神輿によってハンダコから褌へと衣装を変えるお話は、貴重でした。わきまえておられる方は、ちゃんとされているんですね。お江戸の神輿祭も誰に見られても恥ずかしくない、美しくて格好良いお祭りになることを願っています。ありがとうございました。
2015年7月27日(月)晴  こうへい  様より

神様の前で褌を着用してはならない? こんにちはっ。いつも各地のお祭り写真、楽しみに見ております。教えてもらいたいことがあるので、メッセージをしました。突然にごめんなさい。

先日知人に、「京都から西では、神様の前で六尺・越中などの褌は着用してはならない!」と言われました。私は初めて聞いたことですし、調べても、そのようなことを書いてあるものはありません。その人曰く、「だから京都とか、博多山笠では締め込みなのだ。」と。。。

私としては、キチンとした理由がわからないので、そのことを鵜呑みにできず、モヤモヤとしております。その人も詳しくわからないのか、理由を詳しく話してくれません。

もし、わかることがありましたら、教えてください。突然のお願いで大変申し訳ありません。
 

ご質問にお答えします。その人の言ったことは、根も葉もない嘘です。神職の正装は、和服ですが、下着は越中褌です。そのため、神事として催行される裸祭は越中褌を着用する例が多く見られます。また、江戸時代の庶民の下着は六尺褌が多く、裸祭に六尺褌が使われるのはそのためです。

京都から西でも越中褌や六尺褌を使用しておこなう裸祭は、枚挙に暇がありません。

久井はだか祭(久井稲生神社/広島県三原市)
http://wadaphoto.jp/maturi/kui01.htm

川狩り(勝岡八幡神社/愛媛県松山市)
http://wadaphoto.jp/maturi/ittai4.htm

青島裸まいり(青島神社/宮崎県宮崎市)
http://wadaphoto.jp/maturi/aosima7.htm

Wa☆Daフォトギャラリーに証拠写真が沢山ありますので、その人に見せて、いい加減なことを言わないように注意してあげてください。(^-^)

丁寧にありがとうございます!私も、かなり疑問点が多くあったので、とても参考になりました!勉強にもなりました!このまま転送させてもらい、キチンと説明しておきますっ!ありがとうございます!

問題を解決できて良かったですね。(^-^)

はい!本当に勉強になりました! ありがとうございました。

2015年6月3日(水)雨 

満  様より

きりりとした六尺褌の締め方の伝統とは 見ず知らずの一読者ですが、失礼します。貴ホームページの作品群を長年拝見して
楽しませていただいております。ところで、ひとつお伺いしたいことがあり、ぶしつけなメールをお送りした次第です。

最近掲載のあった「大学合同赤褌水浴」について、貴台が、「褌の締め方がなっていない。何とリボン結びで、見るに忍びない。褌
を締めるからには、指導者を仰ぎ、日本男児の魂の入った褌をキリリと締めた姿を見せて頂きたい。」とコメントされておられまし
たが、私もまったく同感したところであります。

六尺褌の後ろは結ぶものではないと思っているのですが、果たしてそれが昔からの伝統かとなるとわからなくなります。たとえば、
最近たまたまであった次のような明治ころの写真をみると、みんな褌の締め方がきりっとしていない。結んでいる。(添付画像は、
その中の一枚) http://karapaia.livedoor.biz/archives/52116073.html

これが例外かといえば、そうでもなく、古い刺青写真などでも、六尺褌の締め方は、結んだり、だらしなくねじり合わせたりしている
のが多い。貴台のイメージされている(そして私も思い描く)きりりとした六尺褌の締め方は、意外と最近になっての美学なのでは
ないかという思いがわいてくるのです。

もはや、明治に生きた先人は生存しておらず、当時の実態を聞き出すことはできません。わずかに残された写真しか手がかりに
ならないのですが、どうも、きりりとした六尺褌の締め方をだれもがしていたというのは、実際を知らない勝手な思い込みなのでは
ないかという疑問が払拭できません。

ひとつ、そのあたりについての薀蓄見解がおありでしたら、HPで披露いただければ嬉しく存じます。唐突な愚見をお送りしたことご
寛恕願います。今後ともますますご活躍されますことをお祈り申し上げます。

満 様

おはようございます。お便りありがとうございました。久しぶりの褌談義ですね。( 笑 )

 お送りいただいた刺青褌や飛脚の写真を見ましたが、これは前垂れ式六尺褌で、海で泳ぐ前袋式六尺褌(水褌)とは違います。写真館で撮影したものが主で、綺麗な褌をゆるく結んでいます。ただし、結び方は、江戸時代のルール通りです。前垂れ式六尺褌の結び方は、我が褌談義「056 江戸時代の褌」 http://wadaphoto.jp/maturi/japan15_4.htm に解説した守貞謾稿(もりさだまんこう)の通りです。端をひっぱれば、ぱらっと外れるようになっています。なかなかの智恵ですね。相撲まわしも同じ前垂れ式ですので、引っ張ると外れるようにはなっていませんが、締め方は同じです。

 江戸時代の武士や町人は、殆どが前垂れ式六尺褌を下着に締めていました。飛脚も下着をそのまま労働着として使っていたのでしょう。私も前垂れ式六尺褌を締めるときは、このように締めますが、寝転ぶと結び目が背中に当たりますので、違和感があります。江戸時代の人は平気だったのでしょうね。( 笑 )

 ちなみに、越中褌(三尺褌)は、老人や神職、僧侶が使っていました。普段着には越中褌が一番簡便で、褌を締めているという着装感がなく、私も常用しています。戦前の軍隊は、涼しく清潔で布が少なくて済む越中褌を下着に指定していました。

 前袋式六尺褌(水褌)は、両端を後褌(うしろみつ)から後横褌(うしろよこみつ)の左右に巻きこみますので、このような結び目はありません。大学生がリボン結びにしているのは、本人たちは気がついていないのか、女の子が結ぶ帯のような感じで、女々しく、見ていて恥ずかしいのです。旧海軍の水泳訓練と私が見付天神裸祭の浜垢離に参加したときに着用した水褌(すいこん)の写真を添付しておきます。現代でも古式泳法の師範はこのような締め方をしています。

 
  三角折りの褌

褌の解説/守貞謾稿

褌の解説/守貞謾稿

海軍の水泳訓練

海軍の水泳訓練

見付天神裸祭和田グループ代表和田義男 2013.09.11

見付天神裸祭和田グループ代表和田義男 2013.09.11

2015年5月27日(水)晴  フジタ  様より 

和田フォトの学生寒中水泳を拝見して はじめまして。フジタと申します。

学生のふんどし着用が統一されていませんが、少人数参加の九州工大の学生は男子全員ふんどし着用しているので心構えが良いと思います。少数精鋭ですね。

選手宣誓の九州大学生のように、入水直前まで眼鏡姿でいる学生もいますが、九州工大の学生は開会式から眼鏡を外してスタンバイしています。

寒中水泳参加者は、安全を意識していれば早めに眼鏡を外すかコンタクトレンズを着けて参加するなど心構えが必要です。来季の寒中水泳は、学生の了解を得て九州工大の学生をメインに撮影するのもいいですね。九州工大の男子水泳部員の印象は最も良いと思います。

こんばんは。お便りありがとうございました。確かに、九州工大は少数ですが男性は全員赤褌で揃っていますね。また、眼鏡を外すなど、きちんとした準備が取れていて好感を持ちます。ただ、遠浅の冬の海で泳ぐと云うことより、水浴びをするということなので、水のかけっこくらいなら、眼鏡でも構わないと思った人もいるのでしょう。

来年は、マナーの良い統制の取れた大学を密着取材するようにしたいと思います。ご意見、ご感想、有り難うございました。  

2015年5月22日(金)晴  加藤幸治  様より  富山県南砺市からのお便り

富山山王祭中止について(塩の道祭りのおまけ) 今年の6月1日は平日の月曜で、北陸新幹線の開業により好況なのですが、一方で雇用面では人手が足らないという状態です。従って、個々の諸事情により裏方さんが十分に集まらなかったとお察します。

また、正規の地域神輿は予定通りなので、今回はこれに集中したい、というねらいもあります。今日のニュースにもありましたが、ゴミの処理に大変な手間をかけており、悩んだ主催者側ではエコバックの配布などを検討しているそうです。

全国の皆さまにはせっかくの新幹線開業なのに申し訳なく思います。富山県はエボラ薬はじめとする売薬の他、皆さんが身に着けているファスナーや全国の寺や公園などに置かれる銅器、山形の花笠に欠かせないスゲ笠、新幹線に至ってはは「かがやき」の他「はやぶさ」や「のぞみ」の運転席前面ガラスなんかも作っている技術県でもあり、ある意味仕事師県です。

昔、観光下手な県だと言われたことは有名で、やむをえないかなぁ〜と思っているケンミンのひとりですが、なぜ?なぜ!と言われても中止になってホッとしているのは私だけ…いや私だけじゃない!でしょうか。

お詫びに…GWに開催されました塩の道祭りウォーク(長野県小谷村〜白馬村〜大町市)で飛脚で参加しました。毎年エキストラ(主催者公認・非公認の仮装ウォーカー)さんがしているのですが、今回は一般参加として加わりました〜www 1日目の小谷村のみの仮装で2日目の白馬村は善光寺参拝で早めに切り上げるためカツラのみにした所、なぜだ〜褌じゃないのぉと文句言われましたとさ。ご自慢の写真です。


赤褌飛脚隊 / 塩の道祭り (長野県北安曇郡白馬村) 2015.05.03 10:59

赤褌飛脚隊 / 塩の道祭り (長野県北安曇郡白馬村) 2015.05.03 10:59

拡大写真(2400X1800)956KB

加藤 様

こんばんは。お久しぶりです。お便りありがとうございました。地元南砺市にお住まいの加藤さんから富山山王まつりの中止の裏事情をお知らせ頂き、興味深く拝読しました。

富山市の黒褌御輿、来年以降、どうなるのでしょうね。一般神輿を優先したということは、未来は険しいようですね。ここまで支えて来られた常連者の方々もガッカリされているのではないでしょうか。

一昨年の6月、黒褌ランナーの写真をお送りいただき、有り難うございました。今年は、褌飛脚で塩の道祭りに参加されたとのこと、ご苦労様です。お送りいただいた飛脚衆の写真、毎年参加されておられる常連の方々のようで、板に付いていて格好いいですね。

白馬村でのクレームは、最後まで褌姿で走り抜いて欲しかったのでしょう。赤旗を持っておられる方が加藤さんですね。赤褌ではなく、越中褌ですか?( 笑 )貴重な写真、有り難うございました。

【参考】塩の道まつり:平成27年(2015)で36回目となる「塩の道まつり」は、例年ゴールデンウィークに北は小谷村から白馬村を経由して、南は大町市までを結んで行われる春の北アルプス山麓のウオーキングイベント。

戦国期、越後の上杉謙信が敵方の甲斐の武田信玄に塩を送ったと言う美談「義塩」が残る千国街道「塩の道」を、往時を偲んだ昔の旅姿をした人達と一緒に歩く春幕開けの大イベントである。道中、所々で披露される「小谷民謡」や「太鼓」の音色を聞き、春の匂いを楽しみながらのんびり歩く。

例年どおり5月に、3日は小谷村、4日は白馬村、5日は大町市でそれぞれの古道を歩く。風は冷たいが、絶好の好天に恵まれた今日は参加者4000人? 受付を3500人でやめて、まだぞろぞろ来ていたとか。スタート地点の下里瀬は身動きもままならぬほどの人ごみ。

商工会の若い衆は赤フン飛脚隊で盛り上げる。ゆっくりではあるが、この山坂を掛け声とともに走っていく。そしてところどころでパフォーマンスを繰り広げる。すっかり小谷塩の道の名物として人気者になっている。(internet関連記事より抜粋)
2015年2月1日(日)晴  吉田好幸  様より  福岡県宗像市からのお便り

我が輩は褌である。
 吾輩は、褌である。私の仲間には背が高い6尺普通、腰で紐を結ぶビキニパンツのようなもっこ褌、露出
性が高い黒猫褌がある。

私は、長さ100センチ幅34センチ両方から紐がついてます。この紐を腰から廻してヘソの下で結びお尻に垂れている布を前に持ってい
き、ヘソの下の紐に通して形を整えて完了する。越中褌なのです。いつのころからそう呼ばれるようになったのか、定かでない。御
主人様のバッグに入れられたままであった。

バッグから出たのは、御主人様が和田フォトギャラリーをみてからのことである。ある日、奈良の稲田工業所と三越デパートから
僕の仲間を、沢山連れて来ました。色の赤いの、黒いの、白いの、茶色、格子がらのチェック、緑、グレー色々です。トランクスを
見ても御主人様はカラフルな色物が、好きなようだ。和田フォトギャラリーをみてから、博多祇園山笠、津屋崎祇園山笠を調べだ
し、ガイド本や新聞を切り取りし資料として褌まで入れて郵便局へ行きました。

彼の悪い癖です。親切心からの行動です。(もうどうにも止まらない。)この事が始まりで、和田さんとの付きあいが始まったので
す。(和田さんは、迷惑だろうな?)(きっと誰かさんと違って人間が出来ているのだ。)(和田さんありがとう)

7月になると、頻繁に津屋崎に行くようになった。(これは何か頼まれたな!と感じた)

吉田好幸

次回 7月20日日曜日津屋崎祇園山笠へ

吉田 様

こんにちは。お便りありがとうございました。「我が輩は褌である。」というタイトルで、吉田さんと私の出会いをご紹介いただき、光栄です。事実に基づいたもので、嬉しく拝読しました。お送りいただいた黒猫は死蔵したままですが、稲田製の白いワイシャツ生地で作った越中褌は、1月11日の第60回鐵砲洲寒中水浴で使わせていただきました。晒木綿とちがって生地が厚いので、水に濡れても透けて見えず、水浴に最適でした。鐵砲洲寒中水浴は、新品でないといけないので、この褌は、私の冬用の下着としてローテーションに入り、第二の人生を送っています。( 笑 )

次回の「7月20日日曜日津屋崎祇園山笠」の作品をお待ちしています。有り難うございました。

2015年1月31日(土)晴  吉田好幸  様より  福岡県宗像市からのお便り

草津温泉 草津温泉の写真良いですね。褌愛用五十年の風格、貫禄があり格好良いですね。自動タイマーで撮られたのですか?和田さんに、パンツ、トランクスを一度つけた感想を聞いてみたい気もありましたが、あの写真を見ると和田さんは、褌がお似合いです。又、健康的です。Fundosi is my lefe.間違っていたら失礼しました。明治のころ、最初にパンツを着けた人達は何を感じたでしょうか?と思っただけです。私は、和田さんの正月のタコ上げの赤褌叔父さんの体型に近づいているので今年は、胴回り94p→88pへ努力します。昨日から風邪<#MASK>で寝込んでます。
 
こんばんは。お便りありがとうございました。私の褌姿が似合っているとのこと、お褒めの言葉と受け取ります。( 笑 )

草津温泉の我が褌姿を発表しようと思ったのは、裸褌祭の写真は山ほどあっても普段の着物褌姿がなく、日本の裸褌文化を海外に紹介するには、片手落ちだと気付いたからです。

しかし、グーグル検索であちこち探しましたが、品のある着物褌姿がなく、あるのは、頭部を隠したそちらの世界の褌写真ばかりでした。そこで自分がモデルになるしかないと覚悟を決めた次第です。( 笑 )

これからも機会を見つけて、私のありのままの褌姿をアップしたいと思っていますが、こんな年寄りではなく、もっと溌剌とした格好良い男性がいたらご紹介下さい。

I have been enjoying my fundoshi life for about half century.

昨日は東京は雪が降りましたが、今日は良い天気になり、夕方5q1時間の多摩川健康ウォークで汗をかいてきました。7月の津屋崎祗園山笠の裸参り7qのランニングに備え、途中で1qほどジョギングしましたが、やはり歩くよりもきつく、体力をつけなければと思いました。まだ半年あるので、これから身体をつくってゆきたいと思います。吉田さんもヘルスメーターで自己管理をして、減量に励んで下さい。

風邪を引かれたとのこと、お大事に。
2015年1月29日(木)晴  S. A.  様より

伊勢神宮の禊褌 おはようございます。先日、伊勢神宮会館の禊用の越中褌を購入しました。とても良く出来た仕上がりの褌で
した。宅急便の代金引換(コレクトサービス)で届きました。一枚あたり、300円、その他送料、手数料でした。出来は最高です。10
枚頼みましたが、あと10枚頼んでも良かったです。

とてもしっかりした晒で、縫製仕上げも確かです。

腰紐の幅は何センチですか。宜しければ、希望者にお勧めしたいと思います。安いと、紐は布テープなので、長期使用に耐
えません。
 
紐の幅は、今計ると2.5センチでした。しっかりした袋縫いです。これは、使い捨てではありません。
 
伊勢神宮禊褌の紐(袋縫い)

伊勢神宮禊褌の紐(袋縫い)

しっかりしていますね。これならお勧めですね。Aさんは、下着として愛用されるんですね。伊勢神宮の記念品販
売サイトにアクセスしましたが、褌はありませんでした。 http://www.jingukaikan.jp/kaikan/shop.html 公式には
販売されていないんですね。
 
神宮会館とのやり取りは下記のとおりです。やり取りは全て tsuhan@jingukaikan.jp のメールアドレスで行
っております。

●第一回目の問い合わせ
お伺いいたします。そちらで参拝者の禊用褌のお取り扱いがあると伺いましたが、通信販売による取り寄
せも可能でしょうか。

単価、送料、払込方法、注文方法等ご教示願います。

●第一回目の回答
A 様 お問い合わせありがとうございます。禊用褌(税込300円)の件ですが、通販にてお取り扱いさせて頂
いております。ご注文はメール、お電話、FAXにて承っておりまして、商品のお届けはクロネコヤマトの代
金引換便となります。お客様のご住所、お名前、お電話番号とご注文数をご連絡ください。

ご注文お待ち申し上げます。 神宮会館

●注文のメール
神宮会館 様 禊用褌の注文をいたします。 どうぞ宜しくお願いいたします。

〒・・・ 住所・・・ 氏名・・・ 電話番号・・・

注文品目 禊用褌 10枚

どうぞ宜しくお願いいたします。

●注文確認メール
A様 この度は頒布品のご注文をいただき、誠にありがとうございます。ご注文の商品は発送のご用意が
出来次第、クロネコヤマトの代金引換にてお送りさせていただきます。

お支払い金額はふんどし@300×10、送料@756、代引き手数料@324で合計4,080円でございます。

ご注文ありがとうございました。 神宮会館
 
お知らせ有り難うございました。送料などを入れて1本400円なら安いですね。越中褌を下着にと考えている人に勧めてみます。有り難うございました。
 
いえいえ お役に立てれば光栄です!

デパートで取り扱いのあるアングルの越中褌が800円、浅草仲見世のかづさやの越中褌が600円以上するのを考えると、かなりのお手頃価格です。まとめて20枚購入したら、もっと安く買えますからね。
2014年7月29日(火)晴  A. B.  様より   福岡県からのお便り

私の褌事情 本日は、どうも来年の目標ができました。褌は、今のところ週5日使用してます。遠方に出かけるときは、事故にあって救急車で病院もあり得ると思い、ステテコを併用しています。あと通販(稲田)、衣料品店で購入しましたが、下着としては、白、晒し、ガーゼがいいようです。ちなみに、赤は外に干したくないようで止めてくれといわれました。今は、白黄色(風水から金運)緑(風水から安全、健康)を着用しましたが、白が一番いいようです。トランクスも単身赴任もあって未開封がたくさんあるのです。
追伸:先日、西日本新聞(読者欄こだま)に「心身とも快適ふんどし脚光」と投稿文がありました。

こんばんは。「私の褌事情」、興味深く拝読しました。有り難うございました。私の家内も褌を干す場合は、外から見られないように位置を調整したりして気を遣っていますが、褌の内容には、口を挟みません。多分、言っても無駄だと悟っているからでしょう。(笑)でも奇抜なものは、私の好みではなく、矢張り、下着には、白晒の越中褌が最良です。

病院でのことを考えておられるようですが、病院こそT字帯という名の使い捨の越中褌を売っておりますので、恥ずかしいことは全くありません。私は、ブリーフやトランクスは一枚も持っていませんので、褌しか身に付けるものはありません。若い頃は少し気にした時期もありましたが、この年になってみれば、病院の検診や入院でも全く気になりません。看護婦さんから格好いいと誉められたこともありますが、これはお世辞でしょう。(笑)

ステテコは、現役の時は、ズボンを保護するために褌とセットで使用していましたが、今は、冬に着用するくらいになりました。

最近、褌の良さが見直されてきていますが、海外からも注目され、facebookで知り合ったマレーシアや台湾の方にお送りしたりしています。日本以外にも高温多湿の国が沢山ありますので、先人の知恵が編み出した日本の裸褌文化を伝道したいと思い、裸褌文化伝道者 the evangelist of Japanese traditional naked fundoshi culture を自認しています。(笑)有り難うございました。
2014年7月11日(金)晴  A. B.  様より   福岡県からのお便り

和田家謹製褌のお礼 昨日夕方受領しました。芸術品とも言える仕上がりにびっくりです。昨日衣料品店から綿(ガーゼ、サテン)購入。日本製でしっかり縫製。スーパーは晒し生地でヒモが貧弱でした。(オグランジャパン大阪市)

和田家製品は、芸術品です。江戸からの贈り物えーど、エード。どうも。お爺ちゃんには、見せるだけにします。お爺ちゃんも必要があれば近所の年配の縫製屋さんに頼みます。(我が家には、ミシンがないのです。)

和田家製品は和田さん監修のもと商品化されればヒットします。理由:手作り、縫製がいい、生地が最適。褌にトランクスの生地はマッチしない。若者向けには、ワンポイント(文字、絵)あれば、大ヒット。諺:人の褌で相撲をとる。

追伸:大家である和田さんにこんなところで手作りの褌を作ってますなんて、弘法大師に筆を教えるような所業でした。反省してます。御容赦の程。今、パソコンが故障しており、購入予定はあります。「和田フォト作品集」のCD/DVD楽しみです。

こんにちは。お便りありがとうございました。和田家謹製の褌を気に入っていただき、光栄です。市販のものとくらべ、半世紀50年使用のノウハウが詰まっていて、年季が違います。(笑)特に、横褌(よこみつ/紐)と立褌(たてみつ/胴)の交差部が破れ易いので、両端を力糸(ちからいと)で補強しています。

国旗と同じように細長く畳んで並べておき、手前から順繰りに使うのですが、封筒に入りませんでしたので、四角にたたみ直して送りました。我が家では10本程度を毎日取り替えて使用して、布がすり切れて廃棄するまで2〜3年持ちます。(笑)

フェイスブックで知り合ったマレーシアの政府高官の方と台湾のラジオのMCをしている若者にエアメールでお贈りしたしたところ、大変喜ばれました。海外へも結構安く送れます。

市販の越中褌は、紐が貧弱なものがあります。つまり、使ったことのない人が仕立てているので、病院のT字帯のように使い捨ての粗悪品になりがちです。和田家謹製褌が芸術品というのは誉めすぎですが、これ以上ない完成品です。

ロゴを入れて販売すれば、そこそこ売れると思いますが、1本作るのにも手間がかかりますので、今のところ自家用と贈呈用だけにしておきます。(笑)

青梅は台風が通ったのは信じられないほど何もなく穏やかでした。

落雷でパソコンを購入しなければならなくなり、大変な被害でしたね。私はマンションに入っていて、避雷針が二本立っていますので、その心配はありません。今度購入されるパソコンには、雷よけの過電流防止機能付きテーブルタップを使われると安心です。これからもCD/DVD化を進めて行きたいと思っていますので、ご期待下さい。有り難うございました。

追伸:

Wa☆Daフォトギャラリーを介してAさんと知り合うことができ、Aさんも私の褌ライフを気に入っていただいたようで、嬉しいです。これからAさんも褌を一生の下着として高温多湿の日本で快適な生活をお送り下さい。

私の褌ライフのノウハウの一端を披露させていただくと、洗濯はネットに入れて洗うと絡まらず、傷みません。以前は、ステテコと共用していましたが、リタイアしてからは褌のみ。風呂上がりに汗をかく部分にシッカロールをつけ、ゆる褌にするのが最高。(笑)

シッカロールは、毛穴をふさぐので赤ちゃんには良くないということが分かり、最近、需要が減っているようですが、汗かきの私にとっては股間に汗をかかなくなり、さらさら状態になりますので、褌とともに手放せません。(笑)
2014年4月2日(水)晴  愛読者  様  Wa☆Daフォトギャラリーより

丹後縮緬の越中褌  今年の3月6日(木)に満67歳の誕生日を迎えた。世界最大のSNS / Social Networking Service として知
られるフェイスブック facebook https://www.facebook.com/yoshio.wada.12?ref=tn_tnmn を始めて約25ヵ月となったが、フェイスブ
ック・フレンドから多くの祝福を受けた。

 その際、私が半世紀にわたって越中褌を愛用していることを知っている知人が誕生祝に化粧箱に入った丹後縮緬の越
中褌をプレゼントしてくれた(写真下)。このメーカーはMAYUKO絹工房といい、京都府与謝郡与謝野町字岩屋317の「丹
後ちりめん歴史館」の中にあり、京丹後市の吉村商店が生地をつくり、MAYUKO絹工房が縫製して販売しているという。

薄くなめらかで絹色の光沢が特徴の丹後縮緬の越中褌

薄くなめらかで絹色の光沢が特徴の丹後縮緬の越中褌

拡大写真(3000X1700)496KB


▼ Googleで「丹後縮緬 褌」のキーワードで検索すると、真っ先に楽天市場に出店しているMAYUKO絹工房が表示され、このメー
カーの絹製品の中に紅白の越中褌があった。この羽二重の絹の褌がよく売れており、「楽天ふんどし」部門でトップにランクされて
いるという。特に、還暦祝いの絹の「赤ふんどし」が人気らしい。 http://item.rakuten.co.jp/mayuko/499938/ 私はとっくに還暦を
卒業しているので、送られてきたのは色落ちの恐れのない白だった。

 製品説明によると、柔らかな正絹の丹後羽二重生地で縫製してあり、立褌(たてみつ)(胴の部分)の幅9寸7分(37cm)、長さ2尺
6寸(110cm)、横褌(よこみつ)(紐)の長さ145cmのフリーサイズである。右側の紐が短く、体側で結ぶ方式であり、我が家の褌の
ように臍下3寸(約10cm)の丹田で結ぶよりもすっきりと着用できる。しかし、丹田の上で結ぶと、結び目が丹田を刺激して着装感
があるので、綺麗な蝶結びにはならないが、これまでの慣行どおり丹田で結ぶことにした。

ホームページに展示されている絹の越中褌

ホームページに展示されている絹の越中褌


 この白羽二重の越中褌は、デパートで6000円で売られているそうだが、産地直送なので、送料込で4000円ほどで入手できる。
私の常用する越中褌は自家製で、白晒布木綿一反(10m)から6〜7本作れるので、1本が僅か200円に過ぎない。労賃が入って
いないので、安いのが当たり前だが、市販の木綿製の越中褌でも既製品は500円〜1500円ほどで買えるので、絹の越中褌はとて
も高価で、普段着とはいかない。

  何日間か使ってみたが、木綿よりも薄い絹の羽二重は、肌触りが良く、吸湿性があり、着用感が殆どなく、皺になりにくい。しか
し、洗濯機や乾燥機が使えず、絹やウール用の洗剤で手洗い・陰干が必要なので、手間がかかる。また、サラサラの絹のため
摩擦が少ないので、前袋が緩んだり幅がせまくなりやすい。結論としては、確かに晒木綿よりも肌触りが良いが、不便な点もあり、
常用したいという気分にはなれなかった。絹の褌を締めるとリッチな気分になれるかも知れないが、昔から使われてきた晒木綿の
褌が一番良いことを再認識した。(笑)

2014年4月2日(水)晴  辻 竜二  様より   札幌市からのお便り

Re: 丹後縮緬の越中褌
 私も越中、その他の褌を常用しています。絹の越中は数枚持っていますが、その中のジョーゼッ
トと言う生地で作って頂いた物は自分では最高です。かなり薄いので、全く使用感がなく ザラついた生地なので 滑ってず
れる事もなく重宝しています。山登りの時には必ず締めて行きます。


ジョーゼットの褌で登山

海外旅行や山登りでは、越中褌が便利ですね。シルクの欠点を無くしたのがジョーゼットのようですね。
2014年2月16日(日)晴  A. B.  様より

日本褌 先日のメールの話題は褌でした。結婚後の私はパンツをはいていますが「党籍」は「褌党員」です。私は明治世代の師匠にお仕えしました。師匠の下着は褌でした。弟子の我々に褌を強要することはありませんでしたが、大学を卒業して修行道場に出立する折に「褌を締めて頑張れ。」と真新しい晒しの褌をいただきました。坐禅は腹式呼吸です。パンツのゴムは呼吸を乱しますが、褌は下腹に力がみなぎって意識が集中します。心身もおのずと凛とします。茶道、能楽、華道、武道、…現在に伝わる日本の精神文化に共通するのは正座、和服、呼吸、そして褌です。各地に伝わる祭礼の褌姿は禊そのものと思います。今後も健全な褌文化の発信ご継続を祈念申し上げます。

こんばんは。お便りありがとうございました。私のせいで褌談義に入ってしまいましたが、A.さんも褌党とのことで、嬉しく思います。明治世代の師匠から修行に出発するA.さんに「褌を締めて頑張れ。」と真新しい褌を頂いたとのエピソードは、私の心に響きました。褌は、単なる下着ではないことがよく分かります。「現在に伝わる日本の精神文化に共通するのは正座、和服、呼吸、そして褌です。」とのお言葉は、初めてお聞きするもので、仏道の修行を積まれたA.さんならではの達観だと感心しました。有り難うございました。
2014年1月20日(月)晴  谷川寛敬  様より   富山県魚津市真成寺からのお便り 

Re:本年第1集「冬至水行祭」完成! 和田先生 素晴らしい作品をありがとうございました。真成寺の水行祭も益々活性させていきたいと思いを新たにしました。明日にでも真成寺のホームページにアップさせていただきたいと思います。

先生の名に恥じぬよう、より一層精進して行きます。また様々にご指導賜りたいと思います。この度は、素敵なご縁をありがとうございました(感謝‼️)

こんばんは。お便りありがとうございました。色々な方々の御縁により、この大作が生まれました。リンクを張ってまだ僅かな時間しか経っていませんが、既にアクセス件数は350件(人)を超えました。(Wa☆Daフォトギャラリーはデイカウンターですので、同じ日に同じ人(パソコン)で何度アクセスしても1件です。どこかのインフレカウンターとは違います。)

出足快調で、凄い人気ですね。internetの世界では、口コミで評判がねずみ算式に広がりますので、時にはパンクするほどアクセスが集中します。

231枚もの大作になったのは、それだけの見せ場があり、中味が素晴らしいからです。つまらない祭では、いくら枚数を増やそうと思ってもアップできる写真が少なく、数だけ増やすということはできません。編集中、水行の熱気に吸い込まれてゆき、自分が撮影した写真に感動しつつ作業を進めました。(笑)

今年の第七回冬至水行祭が更に盛大なものとなり、クオリティの高い裸祭になることを祈念しています。冬至水行祭は、正月12日に行われた鐵砲洲寒中水浴大会の和田グループ20人と比べると、若い人の比率が高く、それだけ魅力が高いと思
います。

水行は、褌一丁の裸形になって水を被るという単純な作業ですが、日本独自の伝統文化に惹かれる若者が増えているとすれば嬉しいことです。最近、褌を下着に着用するのが静かなブームになっていますが、これからの日本を背負う若者達が
日本の伝統文化の素晴らしさに気付いてくれれば、これほど嬉しいことはありません。

このあと、スライドショーDVDを作成してお送りします。5秒ごとに画面一杯に広がる電子紙芝居ですが、ホームページとは違った迫力があります。プリントもでき、永久保存版として後世に残せますので、ご期待下さい。

住職はじめ、お世話になった皆様方に宜しくお伝え下さい。有り難うございました。
2013年8月28日(水)晴  I  様より   群馬県からのお便り

盛岡舟っこ流しお疲れ様でした。 こんばんは。和田様。先日の「盛岡舟っこ流し」では大変お世話になりました。また、ホームページ拝見させていただきました。あれからもう1週間以上も経つんですね。ホームページを見ながら、懐かしく思う反面、非常に有意義な時間を過ごさせていただいたことを感謝しております。また、祭りに参加すると、なかなか自分の姿を第三者的に見ることが出来ないのですが、和田さんのおかげで、見ることが出来て感謝しております。

和田さんのホームページにはいつも感心させられております。裸祭り自体のみならず、その祭りの背景や、祭りを支える人たちの表情を的確に捉えており、本当に密度の濃い記事になっていると思います。こんな写真いつとったんだろう、と思うような写真や、祭り自体の迫力ある、まさに祭りの熱が伝わってくる写真は、すばらしいと思います。

盛岡の舟っこ流しは、数回参加させてもらっておりますが、非常に好きな祭りです。中でも、仙北二丁目自治会は、昔ながらの伝統を守っており、舟っこ流しを支える地域の皆さんの「誇り」が感じられ、そのお手伝いが出来る事を嬉しく思います。地域の皆さんも優しく迎えてくれ、部外者である自分自分も祭りだけでなく一体感を感じられることが非常に好きになる理由でもあると思います。

舟っこ流し自体が、時代の流れにより変化しているにもかかわらず、仙北二丁目自治会は伝統の赤フン姿や、舟っこを人の手によって運ぶことにこだわる姿勢は、本当に伝統ある舟っこ流しを守っていこうという地域の方の想いが感じられます。

平日の開催になることもあり、参加することも難しいところではありますが、今後も参加させていただきたいと思っております。非常に楽しい時間を過ごすことが出来たとともに、和田さんのホームページにより、舟っこ流しのバックステージも知ることが出来て感謝しております。また、次にお会いできる機会を楽しみにしております。

おはようございます。お便りありがとうございました。そして、「盛岡舟っこ流し」ご苦労様でした。長文の感想文、I さんの祭に対する真摯な態度がにじみ出ています。また、I さん同様、私も我々部外者を受け入れて下さった地元仙北二丁目自治会の伝統の赤褌にこだわる誇りと自負と信念、そして暖かい思いやりに感動しました。来年は私も赤褌一丁で取材したいと思っていますので、宜しくお願いします。有り難うございました。
2013年8月27日(火)晴  萱岡雅光  様より   岩手県盛岡市教育委員会からのお便り

資料提供の御礼 お世話になっております。お返事が送れて大変恐縮です。

写真データとスライドショー、どうもありがとうございました。特に、舟に火をつける松明を肩に赤褌の男が夕闇迫る北上川に向かってる写真はすごく素敵ですね。

前回許可を頂きました写真利用に関しましても当課で貴重な資料として永く活用させていただきます。現在こちらでも今回の舟っこの写真を整理しておりますが、また何かありましたら、どうか御協力をいただけると幸いです。

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
  盛岡市教育委員会  歴史文化課
  文化財調査員 萱岡 雅光
  Tel:019-651-4111(内線7391)
  E-Mail:kayaoka@city.morioka.iwate.jp
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

こんにちは。お便りありがとうございました。すごく素敵だとおっしゃておられる写真は、添付の写真だと思います。2000枚の中から選んだ237枚にこの写真を加えたのは、紅蓮の炎で赤く染められた姿に感動し、男のロマンを感じたからです。日本人は本当に褌が似合います。

舟っこを見守る葛巻進さん 17:59:00

舟っこを見守る葛巻進さん 17:59:00

拡大写真(1600X1560)322KB


プリントできるスライドショーDVDは、これから作成にかかり、完成次第、お送りします。写真の内容は殆ど変わりませんが、永久保存できるメディアに原画が入っていますので、A2のポスターにも使えるほどの解像力があり、教育委員会にとっても貴重な資料となることでしょう。

いずれ私の命運が尽きれば、internet上のWa☆Daフォトギャラリーも消え去る運命にありますので、元気なうちに私のライフワークを後世に残すべく、CD化・DVD化に勤しんでいます。これからもどうか宜しくお願いします。有り難うございました。

2013年8月19日(月)晴  萱岡雅光  様より   岩手県盛岡市からのお便り

盛岡舟っこ流し 先日の舟っこ流しではお世話になりました。仙北二丁目で記録を取っておりました、盛岡市教育委員会歴史文化課の萱岡雅光(かやおか まさみつ)と申します。

ホームページの名前をお聞きしたときに、「どこかで聞いたことがあるな」と思ってはいたのですが、家に帰って確認しましたら、何度か拝見して参考にさせて頂いていたサイトで、まさか管理人様にこうして出会える日が来るとは思ってもいませんでした。お会いできて大変光栄です。改めて今後ともどうかよろしくお願いいたします。

さて、それでもしよろしければ仙北二丁目の流した後の記録の写真を頂けると幸いです。私も是非直会の方へも参加させていただきたかったのですが、他の舟流しの記録を撮らねばならなかったので同行できませんでした。ですので、流した後に町へ戻ってどんなことをしたのか(もし儀礼などがあったならそれも詳細に)その様子が分かる写真を頂けると幸いです。

このメールに添付してご返信いただく形でもいいのですが、容量の問題で難しいという場合は大変お手数ですが、以下の住所にDVDなどにいれて送付して頂けると幸いです。

〒 020-8532 岩手県 盛岡市 津志田14地割37-2 都南文庁舎 教育委員会歴史文化課 萱岡 雅光

お忙しい中恐縮ですが、どうかよろしくお願いします。 

おはようございます。お便りありがとうございました。先日は、褌一丁での取材、ご苦労様でした。私もその予定でしたが、品切れで駄目になりました。仙神会事務局長にお聞きすると、教育委員会の取材と云うことで中古の足袋などを集めて提供されたようです。来年は、私も褌一丁で取材させて頂くことを楽しみにしております。(笑)

何度かWa☆Daフォトギャラリーをご覧頂いているとのこと、大変光栄です。今回の取材は、曇空の柔らかい光線のお陰で、美しい映像を切り取ることができました。私の密着取材の方針は、将来の参考となる民俗資料として記録・保存に耐える内容にすることで、褌の締め方や最後の解散まで、教育委員会の調査資料に載せるべき項目は全て切り取っています。

褌を締めるシーンでは、佐々木さんに何度か注意されましたが、それがないと民俗資料に穴が開くことになりますので、私の友人の伊藤さんやご了解を得た人を撮影し、仙北二丁目自治会の赤褌の締め方を記録保存することができました。他の裸祭でも保存会などのご了解を得て、更衣シーンを記録しており、褌と一言でいっても様々なバリエーションがあることが分かります。このような視点で全国の裸祭を密着取材している人はプロ・アマ含めて誰もいませんので、使命感に燃えて撮影を続けています。(笑)

できあがった写真は、CDまたはDVDに格納し、プリントできるスライドショーとして永久保存し、主催者や教育委員会などにお送りしておりますので、今回も完成次第、萱岡さんにお送りします。現地では、ビデオDVDが販売されていますが、華やかな舞台が中心で、準備や終わった後の様子など、民俗文化資料としては不十分に思われます。その点、高精細画像の静止画は、動きや音声こそありませんが、貴重な映像や文字情報が鮮明に記録されていますので、後世の資料価値は大変高いものと自負しています。

来年も伺いますので、これからもどうか宜しくお願いします。有り難うございました。
2013年7月30日(火)曇り  松本高明  様より  神奈川県川崎市からのお便り

「甘酒こぼし」ありがとうございました
 甘酒こぼし、参加できて良かったです。かなり前に観光パンフレットで写真を見た記憶があるのですが、まさか自分が参加する機会に恵まれるとは思いもしませんでした。独特の祭りですね。規模の大きい他の祭りとは違う魅力を感じました。あまり観光化せず、この雰囲気のまま、この規模のまま、永く続いてほしいと思います。

今回、初めて草鞋を履きましたが、チクチクして少し痛いですね。ほんの少しだけ甘酒をいただきましたが、一般によく知られる甘酒とはまったく別物だと感じました。この祭りは「疫病流し」の意味合いもあるとのことですが、なるほどこれなら疫病も退散するかも?と思わずにはいられない、独特の味でした。難病の患者としては是非あやかりたいと思います。

祭りだけでなく、直会の会場から見える「樹木が生い茂る緑の山」、「青い空」、「白い雲」、そして「暑い日射し」は、子供の頃にイメージしていた「夏休み」の情景そのもので、絵日記の1コマにできそうな懐かしさを感じました。

貴重な体験ができました。ありがとうございました。

おはようございます。「猪鼻の甘酒こぼし」初参加、ご苦労様でした。おっしゃるように、こぢんまりとした楽しい村祭りですね。毎年、参加者が増え、今年の直会では、井上宮司がわざわざ私の席に来られて御礼のお言葉を賜り、嬉しく思いました。

予期していたとおり、2年前から毎年Wa☆Daフォトギャラリーに発表して全国的に知られるようになり、今年は過去最高の大勢の参加者やギャラリーで賑わうようになりました。秩父市長も一昨年と今年、観覧され、挨拶されるなど、秩父市もこの埼玉県無形民俗文化財を郷土の誇りとして力を入れていかれるようで、嬉しい限りです。

井上宮司も過疎の祭がWa☆Daフォトギャラリーの発表で年々盛大になってきたことに気付かれてお言葉をかけていただいたものと思います。これまで、十数年、多くの裸祭を取材してきましたが、宮司がわざわざ私の所に来て御礼をいうというのは、初めてのことですので、感激しました。普通、宮司さんは一番偉い方ですので、下々の方へはなかなか下りてこられませんから。(笑)

私は、鐵砲洲の寒中水浴しか参加しませんが、この祭も六尺褌をきりりと締めて参加したい衝動に駆られますが、鐵砲洲と違って代わりに撮影していただける人がいませんので、これからも撮影に徹したいと思います。来年も和田グループに参加していただけると嬉しいです。(残念ながら今年から和田グループが5人に制限されたのは残念ですが、参加者が増えて準備が大変なのも分かります。)

今年の甘酒は、最高で、一夜酒にもかかわらず熟成が進み、黄色に色づいて芳香を放ち、一口飲ませていただきましたが、御利益がありそうでした。(写真添付)ここの甘酒は、麦麹を使って徹夜で造る本物ですので、値打ちがあります。市販の甘酒は、辞書に載っているような本物ではないことを知ったのは、「甘酒こぼし」の取材のお陰です。だから甘くて美味いのですが、本物は不味いですよね。(笑)

甘酒を祭礼用の樽に移し替える 12:51

甘酒を祭礼用の樽に移し替える 12:51

拡大写真(2000X1500)464KB

添付写真二枚目は、本番の第一投ですが、黄色の甘酒がはっきりと写っています。このあと水槽の水でどんどん薄めるため、途中から水掛祭になるのですが、最初の甘酒を観客の方にかけられると大変です。参加者たちはそのことをよく分かっていて、水になってから観客に掛けてくれます。(笑)私のカメラは防塵防滴仕様ですので平気ですが、ニコン、キャノンなどは水に弱いので要注意です。

甘酒こぼし/壱 〜第一投!〜 13:07

拡大写真(2400X1800)1.16MB

松本さんは、現在、体調が万全で、普通の生活を送られておられるとのこと、何よりです。これからもお元気でご活躍下さい。有り難うございました。

2013年7月29日(月)雨  M. S.  様より   群馬県前橋市からのお便り

Re: 甘酒こぼし和田グループ
 こんばんは。和田様。昨日の「猪鼻の甘酒こぼし」では大変お世話になりました。大変有意義で楽しい時間を過ごさせていただきました。和田さんには、こんな機会を与えていただき、非常に感謝しております。

初めての参加で、右も左もわからない感じでしたが、始まってしまえば、童心に戻ったように非常に楽しく、つい笑みがこぼれてしまうような心情でした。祭りの最後に、見に来ていた地元の年配の女性に「楽しかったよ、ありがとう」と言っていただき、「こちらの
方こそ、こんな楽しい祭りに参加させていただき、ありがとうございました」という、気持ちでした。お互いがプラスになれる関係、そんな素敵な時間が地元の皆さんをはじめ、様々な人の気持ちで作られている事に感激し頭が下がる想いです。

ある意味ビジネス化しているとも思われる祭りも、参加してしまえば楽しいことには変わりないのですが、こういった、多くの人の純粋な想いで作られている祭りには、今後も可能な限り参加して、その気持ちを共有していけたらと思っています。

また、今までは和田さんのホームページを拝見させていただくだけでしたが、実際に和田さんとお会いし、話が出来たことで、和田さんの人柄を感じ取れ、裸祭りに対する信念等を直にお聞きできたことを嬉しく思っています。和田さんには、懇親会でもいろいろ話していただき、非常に楽しい時間を過ごすことが出来ました。次回はもう少し長くお話しできればと思います。次の機会を楽しみにしております。

おはようございます。お便りありがとうございました。甘酒こぼし和田グループ2期三人衆のお一人として、参加して頂き、ご苦労様でした。年々、参加者や観客が増え、過疎の寒村もお祭りのときだけは、活気を取り戻します。祭の準備が大変と云うことで、和田グループは今年から5人という枠をはめられてしまい、残念ですが、和田グループは、キチッと前垂れ式六尺褌を締め、伝統の祭に忠実に従いました。

しかし、今年は、私の注意を無視してハンダコで参加したグループがいたのは、残念です。日本人男性の下着は、江戸時代だけでなく、明治時代も褌でした。ハンダコは大正時代に発明された新しい下着で、伝統の裸褌祭の品位を下げるものです。来年は、そのようなエチケット知らずのグループが参加しないようにして欲しいものですね。祭は楽しむものですので、大いに楽しんで頂いて構いませんが、埼玉県無形民俗文化財でもあるという重みをしっかりと自覚しながら行動する必要があります。これからも宜しくお願いします。有り難うございました。
2013年6月14日(金)晴  山口陽一郎  様より  ジャンゴフィルム劇場用映画「WOOD JOB!」製作スタッフからのお便り

ふんどし男性募集 ご連絡が遅くなってしまいまして申し訳ございません。

今回お願いしたいことですが、6月28日から7月5日まで行われます撮影に関して、褌姿でご参加頂ける方を募集しております。添付したものが現地の三重県津市周辺で配布中のチラシです。

作品の概要は、以下のアドレスにてご確認頂くのがよろしいかと思います。
http://www.woodjob.jp/

新作映画「WOOD JOB!」

新作映画「WOOD JOB!」

ふんどし男性、求む!

今回、作品の褌祭りでのご参加をお願いする方は基本的にボランティアということになってしまいますが、出来る限り、気持ちの中で皆様に御礼が出来るようにと、お食事や、終了後には全国共通の特別鑑賞券をお送りする予定です。

和田様には、関西方面での、お祭りご参加の方のネットワークをご紹介頂けますと大変ありがたいです。こちらでは、映画の監修、協力の欄にてお名前を掲載させて頂きますが、現金によるお礼は状況次第かと思われます。

海外へのご出発前にぶしつけなお願いで大変申し訳ございません。ご検討頂ければ幸いです。

こんばんは。お便りありがとうございました。「WOOD JOB!」とはどんな映画なのか、よく分かりませんが、多分クライマックスに褌祭があり、60人のエキストラ役を募集されているとのことですので、私のメーリングリスト登録者約400名にお知らせし、徒然日記にも紹介して、希望者にご協力いただくようお願いします。

6月28日から7月5日まで毎日出演するとなると、リタイアされた方は良いとして、仕事を持つ方なら勤めを休まなければなりませんので、交通費や宿泊費、日当などを出さないと、なかなか集まらないかも知れませんね。場所が三重県津市ですので、関西の方だと都合が良いですが、交通費や宿泊費が出るなら、関西以外の方でも参加できると思います。
早速のご対応に感謝いたします。肝心のシーンなのですが、なかなか予算的に厳しい状況がありまして、宿泊や交通のコストを確保することに難儀しております。ただ、状況に応じて出来る限り頑張ろうと思います。ちなみに、和田様のリストには尾張のお祭りの方はいらっしゃいますでしょうか?

また、すでにこのメールは一斉送信されてらっしゃいますか?確認でした。内容は趣旨をくんで頂いており、感謝しております。
おはようございます。お便りありがとうございました。尾張の祭は、色々とありますが、松平天下祭など、密着取材をしたところはリストに関係者の名が登録されています。夕べ発信した400人のリストの中には、中部や関西の方もおられます。

最初の文面を校正した内容で徒然日記に掲載していますので、再確認下さい。

徒然日記 http://wadaphoto.jp/nikki.htm

映画を作るのは大変なコストがかかることは承知しています。低予算で作成するとなると、エキストラをボランティアでということになるのでしょうが、一般論として主役の人たちの出演料が高すぎる気もします。交通費と日当支給をうたわないと、エキストラをやろうかなどとはなかなか思わないのではないでしょうか。

それとフンドシ祭なるものがどんなものか、例えば、裸神輿を出すものだとか、具体的なシーンを提示しないと、躊躇する人もいると思います。やり方によっては卑猥なシーンにもなりますので、どんなふうに演じるのか不安に感じる人もいると思います。もちろん、公序良俗に反する映画は上映できませんので、程度の問題です。

お知らせいただいたのが2週間前とあまり余裕がなく、参加者にとっては日程的にきついものがあると思いますが、希望どおりの人数が集まると良いですね。有り難うございました。
2013年6月7日(金)晴  加藤幸治  様より  富山県南砺市からのお便り

誰?だろう...と【びっくり】 山王祭に参加した地元富山少ない田舎(世界遺産!)の南砺市の参加者です。開始以前から出ていてだいたい1年おきに出ています。仕事が交代制で昼間あいてたとか、健康診断(午前)から直行という年もありました。昔は褌一丁だったのですが、ハッピ着てするのは初めてでしたのでなんで皆短スカートはいたみたいにエロ尻出しするんですかwww当日にいきなり申し込みで聞いたらたった20数名とか、じぇじぇじぇ!週末なのに...終末じゃないか、ってお粗末wwwたくさんおれば見るだけにしておこうかと思ったもの結局祭りの虫がうぐいて参加しちゃいましたぁ。

バチャバチャ撮るカメラ馬鹿にはうんざりしつつ、マスコミのカメラだけは避けようと顔はうつむいてましたね。その滝水を浴びせているくらいバチャバチャ撮るカメラマンって誰だろう?と思ってたら貴方様でしたか〜「いい写真」でございました〜できればオールスポーツみたいに専用サイト興して写真販売していただければ...

そのあと、砺波市庄川町で大花火大会があり、テルメ金沢で仮泊して、翌日福井県の坂井市古城マラソン※で千姿万走をスローガンにその褌のまま飛脚姿の仮装でハーフを1時間45分で完走www沿道の住民や子供たちにはびっくり。黒褌に「かっこいい」との声をいただきましたwwwまあ、赤は祝いの意味があるけど白はなんとなく下着のイメージなんでしょう。やはり黒は一筆褌といわれてますからかっこいいのでしょう! By 加藤幸治

※オールスポーツコミュニティの第8回坂井市古城マラソンを検索、パスワード1532でカードナンバー247を検索 
こんばんは。お便りありがとうございました。地元参加者が少なく、貴重ですね。今年で何回目の参加でしょうか。5回くらいでしょうか。黒褌のまま翌日ハーフマラソンに参加されるとはガッツがありますね。日本男児の鏡として敬服します!(笑)

現在「黒褌御輿」として作品を編集中ですが、完成すれば、Wa☆Daフォトギャラリーに発表するほか、スライドショーCD化して運営委員会にお送りします。褌を締めて参加された方であれば希望者にも進呈するつもりです。ご希望なら送付先をお知らせ下さい。

追伸:「黒は一筆褌といわれてます」とありますが、初耳ですので、その意味を教えて頂ければ幸甚です。

お返事有り難うございます。石井さんって知事のお孫?さんねw、5年ほど前、祭の翌日に同じ場所で大火になって実家の寝具店が燃えちゃったなぁ。気の毒でしたけど、嫌ってる偏見な?森市長より石井知事の方が理解あって力者と知事が記念に収まったんでね。今回も知事がスピーチで挨拶に来ていたはず?(看板に出てる)

来年は日曜か…マラソン(午前)→御輿(午後2時)で忙しそうだ。あっ前夜は砺波市庄川町の観光祭花火大会もどうぞw翌日はそのまま盛り上がっちゃって下さい。

【一筆褌】褌一丁の全裸?時代、背中に自分の好きなメッセージを芸術学校の学生にマジックで書いてもらっていた。褌の後ろTがTOYAMA英頭文字のTに見えるので「○○○(一筆)富山にて」と言う意味で一筆褌って前聞いたことがあるなあ。どうなんだろ?主催者に聞いてみないとわからない。
飛脚姿の仮装でハーフを1時間45分で完走

飛脚姿の仮装でハーフを1時間45分で完走

2013年2月6日(水)曇  長岡隆司  様より  千葉県からのお便り

はじめまして。和田様のHPを拝見しました。
 はじめまして。突然のメール、大変失礼致します。今回和田様のホームページを拝見し、メールを送らせて頂きました長岡と申します。

素晴らしい写真の数々、拝見させて頂きました。どれも素晴らしい写真で、特に2011年に撮影された白子海岸初禊の初日の出の写真は、本当に素晴らしいと思いました。

自分が和田様のHPを拝見したきっかけは、自分が昨年富山で行われた「とやま山王市」に参加したことがきっかけでした。実は大人になって初めて、参加した祭りが山王市でした。友人から誘われて参加したのですが、凄く楽しかったです。

そして先日、岐阜の大垣で開催された「節分会はだか祭り」に参加しました。この祭りにも初めて参加させて頂きましたが、すごく楽しい時間を過ごせました。自分は千葉から参加しましたが、東京からも何人か参加されてました。

また初参加でありながら利剣木を手にすることが出来、「福男」になることが出来ました。今年は大盛況で、130人参加されたそうですが、初参加でありながら福男になれたことは、少し申し訳ない気がしますが、今年後厄ということもあり、せっかく福男になれたので、ありがたく頂戴させていただこうと思います。おかげで友達も出来ました。すごくありがたいです。

今年は土曜日ということもあり、富山の山王市には沢山の方が参加してくれるのでは?と思います。祭りでは珍しく、黒い六尺褌を締めての祭りです。もしお時間がありましたら、ぜひ富山の山王市もぜひ取材して頂ければと思います。

乱文にて、大変失礼いたしました。これからも、沢山の素晴らしい写真を拝見させて頂ければ、と思っております。どこかのお祭りでお会いできれば、ぜひお話を聞かせて頂ければ幸いです。今後のご活躍を、心よりお祈りしております。

おはようございます。お便りありがとうございました。私の裸祭シリーズを気に入っていただき、光栄です。大垣の裸祭では福男になったとのこと、おめでとうございます。なかなか取れるものではありませんので凄いですね。

千葉の方ということですので、鐵砲洲寒中水浴や玉前神社大寒禊などで和田グループに参加して頂ければ嬉しいです。黒褌の神輿祭「とやま山王市」をご紹介頂き有り難うございました。初めて知った祭ですので、ネットで検索すると、去年から半纏着用となって、トーンダウンしたようですが、勇壮な褌姿は健在なのでしょうか。取材する機会があれば、そのときは色々と教えて下さい。有り難うございました。

おはようございます。長岡です。お返事を頂き、大変光栄に思います。ありがとうございます。

福男になれたことは、本当にビッグサプライズだと思います。今週末は愛知県豊田市で松平天下祭が行われますね。
自分は参加出来ませんが、多くの祭り友達は参加するようです。来年はぜひ、参加したいと思っております。

とやま山王市ですが、近年の諸事情を配慮し、法被を着ながらとなりますが、黒褌はまだまだ健在です。黒褌、しかも六尺で越中のように前が垂れない褌は、全国でもかなり珍しいと思います。また自分も六尺褌が好きなので、締めると気合が入りますね。

参加しているみんなも着こなしがかっこよく、法被の裾を挙げて、褌を見せるように着こなします。もともと支給される法被は、裾が長いのですが、そのまま長いまま着ると、だらしなく見えるため、みんなホチキスとかで裾上げをし、着こなしてます。六尺が半分くらい見えるように着こなすと、すごく精悍な感じになります。

祭りの開催が6月1日固定なので、去年は30人くらいの参加でしたが、今年は土曜日、来年は日曜日で北陸新幹線も開業とあって、沢山の人が参加してくれることを、期待しております。事前に参加申し込みすれば一般参加もできる祭りなので、今年は友達を誘ってみようと思います。

最後に、返信を頂いた文章に「和田グループ」とありますが、どのような集まりなのでしょうか?もし差支えなければ、教えて頂けないでしょうか?

寒い日が続きますが、体調にはご自愛ください。

早々のご返信、有り難うございました。和田グループは、私がWa☆Daフォトギャラリーに募集広告を出し、全国のファンが安心して裸祭に参加できるように便宜をはかっているものです。現在、一月の鐵砲洲寒中水浴、玉前神社大寒禊、夏の玉前神社夏越禊、猪鼻の甘酒こぼし、秋の見附天神裸祭の5つの祭に参加しています。是非、お友達と参加頂ければ嬉しいです。とくに若い人は大歓迎です。(笑)

鐵砲洲寒中水浴 http://wadaphoto.jp/maturi/sui121.htm

玉前神社大寒禊 http://wadaphoto.jp/maturi/tama121.htm

玉前神社夏越禊 http://wadaphoto.jp/maturi/tama124.htm

猪鼻の甘酒こぼし http://wadaphoto.jp/maturi/amazake11.htm

見附天神裸祭 http://wadaphoto.jp/maturi/mituke41.htm

「とやま山王市」は、今年、取材したいと思います。二ヵ月ほど前になれば、主催者に密着取材を申し込みたいと思います。祭の日程や道順など教えていただき、宜しければ長岡さんやご友人の方々と同道したいと思います。宜しくお願いします。

長岡です。早速のご返信、ありがとうございます。

和田グループの説明、ありがとうございました。また各祭りのお写真も、拝見させて頂きました。どれも素晴らしい写真ですね。お祭りも、日程が合えばぜひ参加させて頂きたい祭りばかりです。

実は自分は自営業を営んでおりまして、基本的に土日関係なく仕事をしております。ご紹介頂いた祭りに全て参加できるかわかりませんが、もし宜しければ、入会を前向きに検討させて頂ければと思います。
詳しい内容等わかりましたら、ぜひご教授下さい。

とやま山王市は、約3ヶ月前より募集を始めると思います。昨年はFacebookにて、募集要項等詳しい内容が掲載されました。まめにチェックされると、宜しいかと思います。
2012年10月29日(月)晴  根岸福太郎  様より  東京都青梅市からのお便り

見付天神裸祭
 「見付天神裸祭'12」 の魅力あるショット 楽しく拝見いたしました ページをめくるたびに現れる 裸祭りの迫力ある名場面に感動いたしました。濡れた肌 焼けた肌 躍動する褌姿の男達 いいですね褌は・・・やはり こういう場面になくてはならない男の衣装 男達を魅力的に演出してくれて素晴らしい。観る者に 水しぶきがかかるほどの迫力に圧倒させられました。

若い頃 静岡の祭り仲間に誘われて「見付天神の裸祭り」に二回ほど参加した記憶が鮮やかに蘇り 感傷と感動に浸りながら 深まりゆく秋の日差しの中 繰り返し拝見いたしました。有難うございました。

こんにちは。お久しぶりです。お便りありがとうございました。早々に「見付天神裸祭'12」をご覧いただき、有り難うございました。おっしゃるように裸祭は裸褌文化の最たるもので、褌がこれほど日本人男性に似合うとは思いませんでした。パンツやハンダコでは興醒めです。

四回目の取材で、褌姿だけで作品を11頁300枚の感動巨編を完成させることができました。来年も更に素晴らしい男たちの裸の美学を追い求めてゆきたいと思います。ご期待下さい。有り難うございました。
2012年10月26日(金)晴  芳賀美代子  様より  福島県会津若松市からのお便り

ハク通信
 すっかり秋も深まり、朝晩はストーブを焚き、夜は電気敷布をONにして寝ています。年賀状の予約が始まり、あと2カ月でお正月になるかと思うと焦るような毎日です。

ハク通信97号(クリックするとPDFがダウンロードできます)

ハク通信97号(クリックするとPDFがダウンロードできます)
芳賀 様 おはようございます。お久しぶりです。お便りありがとうございました。東京もめっきり涼しくなり、秋らしくなってきました。

ハク通信97号有り難うございました。楽しく拝読させていただきました。ハクの裸の大将は、傑作ですね。いつも思いますが、衣装の作成にも大変だと思います。

裸といえば、私の研究する裸褌文化で、小林桂樹が演じた裸の大将の写真は、越中褌をしている清ですね。芦谷雁之助扮するテレビ放映は、私も見て楽しみました。


裸の大将

私が嘆いているように、褌一丁のスタイルが芦谷雁之助になるとランニングシャツと半ズボン姿になっていますね。これでは裸の大将とはいえません。ディレクターは何を考えているのでしょう。茶の間に裸褌姿の清は駄目なのでしょうか。

尤も小林桂樹バージョンも越中褌が大きすぎます。なるべく裸を隠すようにしたのでしょうが、当時は生地も高いし、下着ですから、もっと小さいものです。実際の写真を見てもそうです。また、文字通り、素っ裸で線路を歩いたときもあったようです。洗濯するのが手間だからだそうです。とんだふんどし談義でした。(笑)

ボジョレーヌーボーの記事も力作ですね。日本では、ワイン業者の宣伝が上手かったようで、すっかり定着した感があります。もちろん、ワイン通の私は買いません。(笑)  有り難うございました。(写真添付)

芦屋雁之助扮するTV「裸の大将放浪記」では山下清はランニングシャツに短ズボン姿で私達の多くがイメージする山下清スタイルです。和田さんのおっしゃる通り、これでは「裸の大将」にならないだろうはごもっともな話。

指摘されるまで疑問にも思いませんでした。どうしてこんな代名詞がついたのか調べてみようと「裸の大将」「褌姿」で検索すると、なんと“2012年お便り(10月)<和田フォト>”の見出しを見つけ開けてみるとびっくり。ハク通信がでてきたではありませんか。感謝感謝です。和田さんは優しい方ですねえ。 “ブログ”や“フェイスブック”などの情報発信アイテムに怖くてためらっている小心者の私に情けの手を差し伸べてくださって。うれしい限りです。

山下清に「裸の大将」という名前がついた由来はというと、明確な答えは見つからなくて「純真無垢な山下清を比喩した表現だったのでは?」とか「暑い最中は褌姿になって歩いたようで」などといった説明程度でした。褌文化を提唱している褌博士としては、小林桂樹のだらしない下帯姿はいただけないですね。

“ふんどし談義”改めて読ませていただきました。奥が深い話です。ありがとうございました。お元気で。
今晩は。お便りありがとうございました。山下清が裸の大将と呼ばれていたのは、暑い時期に褌一丁で歩く放浪癖があったからだといわれています。清は箱館まで来ていますが、やはり寒いので引き返しています。(笑)

芦屋雁之助バージョンは、そういった時代考証を無視し、放浪する先々で人々とのほのぼのとした交流を描いたもので、あくまでもフィクションの世界として良い作品だったと思います。でも、裸の大将らしさを表現しようと、事実にあわせて褌姿を演じた小林桂樹バージョンの方が私は好きです。小林桂樹の褌姿は、だらしがないのではなく、大きく綺麗な褌を締めていて、立派すぎるのです。清は貧乏ですからよれよれの褌です。(笑)有り難うございました。

和田さんの文章をよく読めば、映像ですから露出度を少なくした立派な褌だったことが説明されていましたね。「裸の大将」命名の由来や清さんのふんどしについて再度の説明ありがとうございました。私も小林桂樹の映画の方が好きです。
2012年10月24日(水)曇  長谷川昇司  様より  東京都八王子市からのお便り

褌の武者
 見付天神以来です、お元気ですか、私は元気です、この前の日曜日21日で私の今年の神輿祭は終わりました、

今日の産経新聞の芸術欄に和田さんが興味を抱きそうな芸術を見つけたので連絡をいたします、市谷のミズマアートギャラリーと言うところで褌姿の若者たちが騎馬に乗り合戦をしているアートです、私は26日(金)の仕事帰りに伺って見たいと思っています、

ミズマアートギャラリーのhpを下に書きます、
http://mizuma-art.co.jp/top.php

天明屋尚「韻」展

天明屋尚「韻」展

次にお会いするのは鉄砲洲ですね、お元気でお過ごし下さいませ。 

おはようございます。お久しぶりです。お便りありがとうございました。六尺褌一丁の若者たちが馬に乗っている絵は、日本古来の裸褌文化に思いを寄せる作者の作品で、新しいジャンルの絵画ですね。私と同じメンタリティーをお持ちの作家だと思います。全員が白褌を締めているところに作者のこだわりがあるようで、これからの活躍を期待したいと思います。機会があれば、見てみたいですね。有り難うございました。
2012年10月17日(木)曇  網干区在住者  様より  兵庫県 姫路市からのお便り

褌の質問
 はじめまして。姫路市の網干区在住です。魚吹八幡宮です。播州の秋祭りも、いよいよ終盤。今日は英賀神社。魚吹は、21・22 日です。

さて、こうして連絡したのは、まわしの下の事です。魚吹八幡宮の祭りでは、泥まわしと、紺色のまわしの2種あります。私はあまり参加しませんが、5回ほど参加してます。その時に、まわしの下に、サポーター(水泳と違い、まわし用のがあります)を着けますが、姫路市飾磨区の友達の地区では、そんなの着けないらしいです。全国的に、まわしの下は、何もなしなんですか? 普通に着けるものだと思ってました。

ご質問にお答えします。祭褌や相撲廻しの下は、何も付けないのが普通です。ただし、大相撲では、化粧廻し(褌の先がエプロン状になった一体もの)の下に晒の六尺褌や越中褌をT字に結んだ褌を外から見えないようにしてつけています。これは、化粧廻しを汚さないためです。さいたま市の古式子ども土俵入りでも化粧廻しの下に畚褌や越中褌を付けていますが、同じ目的です。こちらは外から見えますので、格好悪く、見苦しく思います。

http://wadaphoto.jp/maturi/kosiki05.htm

最近、相撲廻しの下にパンツを着けて相撲を取る光景を目にしますが、これは、アマチュア相撲を世界的に普及させるために推進団体が許可したもので、見苦しくて正視に耐えません。日本相撲協会は、このような破廉恥な行為は認めていません。褌は素肌に直接締めるもので、これは江戸時代から変わらない裸褌文化です。

貴方の地区では、泥まわしの下に特別なサポーターを付けるというのは、汚れ防止からでしょう。相撲廻しは、日干しするだけで洗わない慣行がありますので、嫌な人は見えないようにサポーターを締めるのは理解できますが、邪道であることは変わりありません。13年間の裸祭の取材を通じて、褌の下にサポーターを付けるという話は、これまでに聞いたことがありません。ご友人のおっしゃるのが正解で、私としては、昔のしきたりにしたがって欲しい気がします。

返事ありがとうございます。サポーターといっても、水泳用とか、Tバック風でもないです。紺色のまわしと、同様の生地で作ってある、黒猫褌です。返答ありがとうございました。 
2012年9月21日(金)曇  竹村義行  様より  岐阜市からのお便り

ふんどしについての質問
 いつもお世話になります。 和田様が褌を付け始めたのは何歳位の時でしたか?越中褌は自分で作られるのですか?買って お見えになるのですか?和田様褌の生地はなんですか?褌を付けたとき気持ちが新たになりますか?スラックスを穿いている時も褌を付けていますか?

 私は岡山県の西大寺会陽に参加したのが褌を付け始めたきっかけです。もう10年前の事になりますが・・・・ それから褌を愛用しています。それと私は西大寺の会陽など都合の付いたとき、参加しています。私もスラックスを穿いているときも、越中褌を愛用しています。和田様のように褌が好きな人がいてとても嬉しいです。これからもふんどしにまつわる話や、裸祭についてお教え下されfれば幸いに存じます。よろしくお願いします。

おはようございます。お便りありがとうございました。久しぶりの褌談義ですが、最近は青梅市にお住まいの根岸福太郎さんとのやりとりがありますが、日常生活の中の下着の話ですので、あまり、話すことはありません。作者プロフィールの「我が褌人生」に書いているように、大学生時代、医師に勧められて越中褌を下着にして47〜8年、ずっとこれ一本です。

市販の白晒木綿一反10mを購入し、手作りです。暇で元気なときに作った段ボール1箱分のストックがあり、多分、死ぬまでもつでしょう。薄くて小さな夏用とやや厚手の大きな冬用の二種類があり、私の体格(167cm 65kg)に合わせて作っていますので、これ以上、太らないように気をつけています。(笑)

パンツやブリーフは持っていませんので、これまでの通勤や旅行、入院など、あらゆる人生のステージで常時越中褌を着用しています。病院で女性の看護士から格好いいといわれたことがあります。(笑)毎日、夜の入浴後、新しい褌を締めるのが日課で、リフレッシュした気分になり、日本人に生まれて良かったと感じています。

最近では海外でも褌が見直され、フェースブックで知り合ったマレーシア、台湾、ブータンの男性に我が家特製の褌を送り、喜ばれています。余り放出すると、ストックがなくなりそうなので、これからプレゼントするのは、市販のものにしたいと思っています。 (CC 根岸福太郎 様)

浜垢離・二番觸/見付天神裸祭 2012.9.19

浜垢離・二番觸/見付天神裸祭 2012.9.19
2012年9月22日(土)曇  根岸福太郎  様より  青梅市からのお便り

成人の日に・・・
 和田様 こんにちは ご無沙汰いたしております ますますお元気で 西に東に取材されておられるご様子 何よりのこととぞんじます。昨日の竹村様からのMailに 失礼とおもいつつ かってに書き送りしたこと お詫びもうしあげます。

竹村様のMailにも書き添えましたように 私が20才の成人の朝 母親が手縫いの新しい越中を出してくれました せめてものお祝いにと 縫ってくれた越中 褌は始めて締めた記念の朝になりました この褌を締めることによって 褌特有の着用感が「アア俺も大人になったんだ」一回り大きくなったような気分と 一人前の男としての責任 無言の母親の教えだったような気がいたします。

以来 普段褌をしめていた父親に習って まだまだ若い私でしたが 褌を締めて50数年 若さゆえの ぎこちない褌を締めた日々でしたが 定年も遠に過ぎて 今は後期高齢者 ようやく褌を締めても どうにか見られる体躯になったような気がします。

祭りのときの六尺 夏場の越中 冬の褌 四季おりおりの褌を締めている楽しさと風景 これからも止むことなく 褌を愛用していきたいとおもいます。 褌は人に曝け出すものではなく 秘かにその着用を楽しみ かつその効用を願うものなのでしょう・・・・・・・

こんにちは。お便りありがとうございました。見付天神裸祭に全国連和田グループ10名が参加し、二泊三日で取材し、昨日の夜帰宅しました。途中で雨が降り、赤外線が雨に反射してピントが合わず、シャッターが切れないトラブルもあり、決定的瞬間をかなり逃してしまいましたが、まずまずの成果を得ました。詳細はお便りコーナー http://wadaphoto.jp/otayori.htm をご覧下さい。後日、名作集「見付天神裸祭'12」を発表しますので、ご期待下さい。

根岸さんは成人の日に母手作りの越中褌を締めはじめたとのことですが、私は18歳の大学生時代ですから、二年ほど褌人生の始まりが早いようですね。後2年で私も50年の節目を迎えます。(笑)

小学生のとき、高知の漁師町で育った私は、銭湯の脱衣場で越中褌姿を見慣れており、大きくなったら締めたいと思ったものでした。褌は、日本人のアイデンティティ(日本人らしさ)を感じる肌着で、私もこれからの余生を褌とともに楽しみたいと思います。有り難うございました。 (9月25日)
2012年8月11日(土)曇  根岸福太郎  様より  東京都青梅市からのお便り

赤褌
 昔 漁師は赤褌を締めているのが常でした 浜で作業する時 浜から船に乗り込んで漁に出て行く時 赤銅色に日焼けた肌に 真っ赤な褌 ねじり鉢巻 絵になる風景でした。夏になると 今は亡き知り合いの漁師と ひねもす赤褌一丁海で過ごした日々は若かった私の一ページでした。

漁師は海で漁をする時赤褌一丁になるのは 魔除けと 万が一災難にあった時 赤と云う色合いが 目印になるのだそうです そして六尺と云う褌の 立みつと横みつが後ろで交差する部分を 水に溺れた場合 それを掴んで 助けるのだそうです 六尺は正しくきっちり締めると 絶対にほどけません 理にかなった習慣でしょうか。

そして今回の「那古野神社 赤褌神輿」たいへん珍しく ユニークな祭りだと感銘いたしました。真夏の神輿担ぎ 想像以上の過酷な祭りだとおもいます。しかし 赤褌になって担ぐ神輿 男冥利につきるかとおもいます 世の中に赤の褌で祭りを挙行するとは 思ってもいませんでした。

作者 宮嶋様も 赤褌になっての祭りに 興味をもたれたようですが やはり「魔除け」のためのようですね。赤褌一丁神輿を担いで 名古屋の中心地を練り歩く「憧れと羨望」 真夏のセレモニーに対して やはり担ぎ手の少なくなっている現状は 外部からの応援が必要になっているようです 続けていきたい 続けてください 日本の文化を 伝統を 継承してください 後々までも・・・・・・

撮影作者 宮島 茂 様    監修 和田義男 様  ありがとうございました。

おはようございます。お便りありがとうございました。早々に「赤褌神輿」をご覧いただき、光栄です。褌に造形の深い根岸さんの見識あるコメント、感銘を受けました。

私の「ふんどし談義」 http://wadaphoto.jp/maturi/japan15_3.htm に日本海軍の水泳訓練の写真があります。(写真添付)

海軍の水泳訓練

海軍の水泳訓練

水褌(すいこん)、前袋式六尺褌ですが、おっしゃるように、救助の時に、後ろ横褌(よこみつ)を掴んで助け上げるのに便利だと聞きました。また、遭難したときには、褌を解いて足に結べば、巨大な生物と間違えて鮫が寄ってこないということです。現在も飛行機のパイロットの着装品に細長い紐があり、海に不時着したときに、足に巻き付けて鮫除けに使うそうです。

海に投げ出された兵士は、暑いときは、海水を含んだ褌をたたんで頭に載せて熱射病を防ぎ、立ち泳ぎしながら救助を待ったといいます。今の海水パンツでは、絶対にできない機能を持つ褌は、日本人が発明した素晴らしい下着ですね。

赤は、古くから魔除け厄除けとして信仰されており、子供の着物に使われたほか、還暦に赤褌を締めるのは、長寿を祈願する意味があるんですね。

これからも昔から培われてきた褌文化を大切に守ってゆきたいものです。有り難うございました。

2012年6月16日(土)雨  竹村義行  様より  岐阜市からのお便り

褌について
 おはようございます。褌について和田様にお伺いしたいことがありメールしました。私も褌愛好家でいつも赤い越中褌をしています。スラックスの時も褌を付けています。和田様はどんな褌を身に着けていますか?和田様がはいている褌の種類や色などを私にお教え願え願えませんでしょうか。どうか宜しくお願い致します。和田様からのご返信首を長くしてお待ちし申しております。

おはようございます。お便りありがとうございました。私は白の越中褌です。冬場の厚手でやや長めのものと夏場の薄手で短めのものとを使い分けています。現在は夏用です。

ほかには白の六尺褌がありますが、気分転換に締めるだけで、ほとんど使いません。締め方は、江戸時代の下着同様、前垂れ式です。下着ですので、越中同様ユルフンです。愛好家によっては前袋式に締める人もいますが、もはや下着としては不便ですので、別の目的があるのかも知れません。

なお、褌ははくとはいわず、締めるといいます。有り難うございました。
2012年1月30日(月)晴  Y. T.   様より  岐阜市からのお便り

CD購入希望 拝啓 突然E-メールを差し出す無礼をどうかお許し下さい。和田様のサイトを閲覧させていただきました。とても美しい写真ばかりで感動致しました。1000万回アクセス突破記念CDを見たくなり、CDを和田様から購入したいと思います。私も裸祭りが大好きで多々方々に行っては、裸祭りに参加しています。

 和田様が東京都中央区湊の稲荷神社で赤い褌を締めていましたが、どこで購入されましたでしょうか? 和田様が締めていた赤い褌を私も欲しくなりましたので、褌を買った店舗(店舗の屋号、住所、価格など)を教えて頂けないでしょうか?

 私もいつも褌を締めている褌愛好家です。来年の寒中水浴大会に参加したいと思います。まだまだ寒い日が続きます。和田様もお体にお気を付けてください。

 なお今後和田様から裸祭りについてお教え頂きたく、和田様の住所 郵便番号などを教えて下さい。 お願い申し上げます。 

おはようございます。お便りありがとうございました。伝統の裸褌文化にロマンと感動を覚える私と同じ趣味をお持ちの方と拝察しました。私の団塊の世代の方かと思われますが、それとももっとお若い方なのでしょうか。

私の還暦記念の赤褌水浴のときに購入した赤褌は浅草仲見世の「かづさや」で700円で購入したもので、「いなせな男の クラシックパンツ 越中褌」と表示されていました。

住所:東京都台東区浅草1-18-1 電話:03-3841-0189 営業時間:10:00〜20:00

なお、現在は、internetで越中、六尺、畚、黒猫など様々な褌を手軽に購入できる通販店が沢山あります。中でも褌屋は老舗で、自分のサイズにあった褌を仕立てて送ってくれますので、お薦めです。

褌屋 http://www.fundoshiya.com/

来年の鐵砲洲寒中水浴には、ぜひ、ご参加下さい。遠方の岐阜からだと地元氏子の方々も喜ばれると思います。Tさんのメールアドレスをメーリングリストに登録させていただきましたので、これから、新作のお知らせや寒中禊などの和田グループの募集のときには、ご連絡させていただきます。

私の住所は次のとおりです。(略) ご質問などは、メールでお願いします。その方が早いし、お金がかかりません。(^^;

さて、CDのご希望ですが、1000万回アクセス記念CDには、裸祭が入っていますが、枚数も少なく、もう3年も前のもので、古いと思います。裸祭・褌愛好家ということですので、現在、和田グループとして毎年参加している裸祭のプリントできるスライドショーCDをお薦めします。(略)
2011年12月9日(金)雨  A. I.   様より  京都市上賀茂からのお便り

 ホームページ感想
 和田 義男様

 拝啓、師走の候はじめまして I. と申します。和田様が取材、撮影された記事を拝読しています。特に裸祭に興味を抱きます。褌を締めて祭事にあたる男たちは永田町の連中よりも一番かっこいいです。

 私の住む京都は裸祭は少ないのですが、あの有名な鞍馬の火祭りの他、上御霊神社(京都市上京区)の御霊祭(5月18日)、祇園祭の一部の神輿担ぎにまわしを締める人が数人いました。かつて8月初旬、下鴨神社でみたらし祭の一部の矢取神事で白褌の男衆がみたらし池で矢を取り合っていましたが、今は法被にハンダコの惨めな姿に変貌してしまいました。本当に失望し、神社の責任者に2度、書信をしたためました。もう、開いた口がふさがりません。和田様が嘆く気持ちが良くわかります。

 江戸の祭りも酷い状況になっているのですね。六尺褌をきりっと締めて神輿を担ぐ江ノ島の天王祭や盛岡の舟っこ流し、大阪・四天王寺のどやどや、テレビでも見たことがありますが、国府宮はだか祭、話題をもたらした蘇民祭、備前西大寺会陽は美しく素晴らしいです。そして、神聖な姿と存じます。

 私はカトリック教会の信者ですが、裸祭の美しさに圧倒され尊敬いたします。裸は(誤解なさらないでください)キリスト教にとって神の似姿に作られた美しい姿であります。しかし、愚かにも情けないことに裸を恥すべきものと解釈され歪められ、わが国に大きな影響を今日に至るまで与えてしまい、本当に嘆き悲しみます! 褌文化は決して絶やしてはなりません。

 話を変えて、私が褌をはじめて締めたのが小学2年生か3年生の頃、お相撲さんの真似をクラスの同級生(男子です)らと一緒にしたときです。あれからしばらく遠ざかり10代後半に興味を示し、20代で再び締めました。六尺褌を締めた自分を見て、日本男児であること(変な意味で申していませんが)に誇りを持ち惚れました。

 褌は和装のほかに、洋装にもあうことを発見しました。ズボンのずれを防ぐ効果もあります。また、健康にも良いことも知りました。知り合いにもぜひ、薦めてまいります。

 不躾な文となり申し訳ありません。褌の締めた裸祭が復活、復元、そして創生されるよう心から祈り、応援申し上げます。これからのご活躍を期待しいたします。

 敬具  平成23年(2011年)12月8日  京・上賀茂より 

こんにちは。お便りありがとうございました。このたびは、師走のお忙しい中、当サイトの感想文をお寄せ頂き、光栄に思います。私と同じメンタリティをお持ちだと云うことが分かり、大変に意を強くしました。

下鴨神社の矢取神事が白褌からハンダコに変貌しているとのこと、誠に嘆かわしいことですね。京都は、伝統衣装に強いこだわりがあると認識していましたが、そうでない所もあるんですね。I.さんのお近くの上賀茂神社で9月9日に行われる烏相撲は、今から五年前の2006年に取材し、重陽の烏相撲、 http://wadaphoto.jp/maturi/karasu1.htm として発表しましたが、こちらは、古色蒼然とした装束で、子供たちは白褌一丁で汗を流しながら相撲を取っていた姿が忘れられません。上と下とで、こんなにも違うのでしょうか。信じられないことですね。

齋王代の前で烏相撲の開始  2006.9.9

齋王代の前で烏相撲の開始 2006.9.9

拡大写真(1600x1200)440KB

お便りの中で、「裸はキリスト教にとって神の似姿に作られた美しい姿であります。」とありましたが、ギリシャに旅したとき、古代オリンピックでは一糸まとわぬ男性が競技を繰り広げ、ツボや皿などの容器にその姿が写されているのですが、恥ずかしくないのかと現地ガイドに尋ねたところ、「全知全能の神ゼウスそっくりに作られた人間の身体を恥じるギリシャ人はいない」との答えでしたので、キリスト教も同じお考えなのですね。ちなみに、素っ裸になる前には、六尺褌そっくりのロインクロス(腰巻・褌)を締めて、競技していたそうですが、あるとき、それが外れて素っ裸で一位になった選手がおり、その方が有利かもしれないと、全員が素っ裸になって競技するようになったということです。褌で競技している容器が残されていますので、間違いありません。(^^

今年、広島市在住で、広島大学大学院教育学博士の肩書きを持つ「ふどし」さんが、 わが国初となる子供向けふんどしサイト「ふんどし好きの男の子のためのサイト」  http://fundoshi.kids.coocan.jp を立ち上げられました。ふどしさんは、子どもの頃、田舎っぺ大将の赤褌にあこがれて自作褌を締めたそうですが、褌を見て格好良いと思う子は結構いますので、このような、正しいホームページがあれば、決して異常な行動ではないことが分かります。私は黒猫褌からスタートしていますが、銭湯の大人の越中褌が格好良く見え、憬れを抱きました。

大学生以来、越中褌一筋ですが、これほど素晴らしい下着はありません。日本人のアイデンティティを最も感じる文化です。ふどしさんも I. さんも子どものころに私と同じ価値観に目覚めた訳ですが、世の中、それが少数派となっていることは、残念ですね。

「褌は洋装にもあう」とのこと、全く同感です。六尺褌だと横褌や後立褌が太いためにしっくりいきませんが、越中褌だと完璧に適合します。ズボンのずれを防ぐ効果があるというのは、股ずれを防ぐということでしょうね。

久しぶりのふんどし談義になりましたが、これからも日本古来の伝統装束である褌の普及活動を続けてゆかれるよう、祈念しております。来年も裸祭シリーズの更なる充実を目指して旅を続けて行きますので、ご期待下さい。これからもどうかよろしくお願いします。ありがとうございました。

2011年10月30日(日)晴  Masa   様より

褌をテーマにした小説を書きました。 7月ですが、江ノ島の祭りでお世話になりましたマサです。褌に関して、祭事を含めてテ
ーマにした小説書きましたので、御送付します。お暇な時に読んでいただければ幸いです。

アレルギー小説「日本男児をやめられない」 第1章 ラテックス・アレルギー
http://whiterainbow.blog76.fc2.com/blog-entry-52.html

おはようございます。お便り有難うございました。アレルギー患者にとって褌が肌に優しく、医療に使われれていることをヒントに創作されたようですね。のちほどゆっくりと読ませて頂きます。私も汗かきが原因で皮膚病に悩んでいたときに医師から勧められてたのが褌を着用するきっかけです。高温多湿の気候風土にマッチした健康下着ですので、多くの人に愛用して頂きたいものですね。ありがとうございました。
2011年10月2日(日)晴  根岸福太郎  様より  東京都青梅市からのお便り

拝読 和田様
 こんばんは 「我が褌人生」 楽しく拝読いたしました。和田様の歩んできた人生の一端を知り そのなかから生まれた褌人生は 私の「俺と褌」の部分が重なってまいります。

誰に恥ずるでもなく 夏の湯上り越中一丁で過ごせる至福のひとときは これぞ「日本の男」に許された特権かと楽しんでいますが 和田様のごく自然に導入 生活に取り入れている姿に自分の姿が見え隠れいたします。

越中 6尺 褌の T P O を日常締め分けて50数年 成人式を迎えた日を境に今日まで ようやく褌を締めても似合う年齢になってきたような気がいたします。これからも 夏に良し冬に良し 季節に合った褌の効用を楽しんで 余生を生きていきたいと念じております。

こんばんは。お便りありがとうございました。早々に「我が褌人生」をご覧いただき、とても光栄に思います。

最近、交流が始まったふんどし研究会 http://fundoshi.style.coocan.jp/ を運営されておられる「ふどしさん」からもお便りをいただき、「ここまで堂々とご自身の褌姿を披露されているサイトは見たことがありません(^^;」との感想を頂きました。立派な体格ではありませんが、正しい褌の締め方を示したく、自らモデルになって本邦初公開ということになりました。

根岸さんの半世紀を超える褌人生は、私の大先輩ですね。今ではとても似合っていて、風格があります。お互い、日本人に生まれて良かったですね。好きなことを好きなだけすることが長生きの秘訣です。これからも春夏秋冬、褌を締めて元気よく人生を謳歌したいですね。有り難うございました。
2011年8月30日(火)晴  根岸福太郎  様より  東京都青梅市からのお便り

祭と褌
 早速のREありがとうございました 和田様のHPフォトギャラリーは ファンの一人として以前から拝見させていただいておりました  私の近くにこんな素晴らしい写真を撮り そして大勢のファンにおしみもなく披露されている姿に敬服しておりました 今回の「甘酒こぼし」でお会いでき望外の喜びでございます。

写真の一枚一枚が見る者に感動を与え その場に参加しているかのようなリアルな写真は 見る者を飽きさせません それもこれも 精力的に取材活動されている表れかと存じます。 今までの膨大な写真の全てが和田フォトギャラリーに収録されて この作業をお一人でされているエネルギーは大変なものと拝察しております。

私も褌一丁で参加できる各地の裸祭りには 西 東 北 と渡り歩いておりました 行く先々で年に一度逢う友人も大勢おりました 最近は加齢とともに参加は少なくなりました。

先日の埼玉 猪鼻地区の「甘酒こぼし」のみ 今でも続いております 初めての参加からかれこれ20数年になります 当初は荒川村でした 村人たちの素朴で温かい「もてなし」が忘れられず 夏がくると疼いてまいります。

夏になり また夏を待ち 来る年も 来た年も 重ねる毎にその日だけは地元の住人になって 無病息災を喜び 祭りを謳歌してまいりました。当初は褌姿になる人も少なく 海水パンツの上に晒を巻きつけたり ブリーフ 白いパンツETC 私と友人で六尺褌になって 何年かかったて゜しょうか みんなが一応褌姿が様になるようになったのは・・・・

猪鼻地区も過疎化になっていくようです 一人? また一人? 去年元気だった あの爺は??? 村が好きです 裸祭りが好きです 褌が好きです 「甘酒こぼし」が好きです 日本の伝統 褌文化とともに 祭り文化を守りたいとおもいます。

こんばんは。長文のお便りありがとうございました。嬉しく、拝読させていただきました。これまでの根岸さんの裸祭への取組がよく分かりました。また、祭と褌に寄せるこだわりの美学も私と同じメンタリティをお持ちだと知り、とても嬉しく思いました。

「甘酒こぼし」一本に絞って参加されておられることは、その素晴らしさの故でしょうね。かつて、子供たちがいたころ、海水パンツで参加を認めていたことは、資料から分かりました。根岸さんたちの熱意が徐々に浸透し、今のように、褌一丁・草鞋履きという江戸時代の伝統を取り戻したんですね。二十数年間、本当にご苦労さまでした。

私も気力体力の続く限り、美しい裸褌文化が彷彿とする日本の美しい祭を応援して行きたいと思っております。根岸さんとは青梅という同郷のよしみもありますので、どうかこれからも宜しくお願いします。有り難うございました。
2011年8月29日(月)晴  根岸福太郎  様より  東京都青梅市からのお便り

有難うございました
 先日の「甘酒こぼし」の祭りでお会いしました 青梅の根岸です いろいろと有難うございました。

先日浅香さんからCD送っていただきました 「甘酒こぼし」の数々の素晴らしい写真を拝見させていただき感動しております。
私の貴重な写真は良い記念になりました 有難うございました これからも どうぞよろしくご指導お願いいたします。

こんばんは。お便りありがとうございました。地元青梅市の根岸さんからの連絡をお待ちしていました。ご住所が分かれば、CDを直接お送りする予定でしたが、保存会長からお送りいただいたんですね。その方が値打ちがありますが・・・。(^^;

私の作品は、ご覧いただいたでしょうか。 猪鼻の甘酒こぼし http://wadaphoto.jp/maturi/amazake01.htm

発表後、まだ26日ほどしか経っていませんが、既にアクセス11,000件を超えました。裸祭は特に人気が高いですが、その中でも上位にランクされるでしょう。やはり、六尺褌一丁で統一された美しい裸祭に人気が集まっているものと思われます。

来年は、和田グループを編成し、伝統文化をしっかりと守り、模範的な集団として参加したいと思っておりますので、その際は、是非、ご友人と共に仲間にお入り頂き、世話役をお願いしたいと思います。褌をきちっと締められない人が結構いましたし、褌の端を垂らしたり、ユルフンだったりして、だらしない人がいましたので、是非、基本から指導して頂きたいと思います。

多分、来年は興味本位で参加する人が減ると思われますので、その分、数が減らないよう、応援してゆきたいと今から張り切っています。浅香会長へは、改善策なども提言させて頂いておりますので、来年は、今年以上に素晴らしい裸祭になるものと期待しています。

メーリングリストに登録させていただきました。新作発表のときには連絡させていただきます。今週末は、静岡県磐田市で見付天神裸祭があり、和田グループとして参加します。 見付天神裸祭 http://wadaphoto.jp/maturi/mituke21.htm 

これからもどうか宜しくお願いします。有り難うございました。
2011年8月21日(日)雨  ふどし  様より  広島市からのお便り

ふんどしの論文見つけました
 こんばんは。先日,xzytes社より返答がありまして,件の図の出典は「昔のことなのでわからない」そうです。図を見る限り,水泳の入門書のようにも見えるのですが,どなたかご存知の方はおられませんでしょうか。

さて,所用があって大学の図書館に立ち寄った折,かねてから目をつけていたふんどしの論文をコピーしてきました。著者は上村六郎(うえむらろくろう)氏,タイトルは「日本の古代の陰部の『おおい』について」。

内容の詳細は私のサイトのブログ http://fundoshi.style.coocan.jp/blog/ に書いてありますが,要は古代の日本人は男女を問わず,腰巻状の下半身のおおいと,ふんどし状の下半身のおおいとを場合によって使い分けていた,ということらしいです。

私は古代史にはあまり関心がなく,どちらかというと明治以降のふんどしの歴史に興味がありますが,上村氏の説はふんどしの起源に迫るもので,それなりに面白いと思います。

ちなみに上村氏は染色研究の大家であるようで,そのためか赤褌に関する調査研究を行っているようです。次作の論文は氏の業績を追ったものになりそうです。

このたび新サイトを立ち上げました。「ふんどし好きの男の子のためのサイト」 http://fundoshi.kids.coocan.jp というもので,小中学生向けのふんどし入門サイトです。わが国初の試みです。 ふどし 拝

こんばんは。お便りありがとうございました。上村六郎著「日本の古代の陰部の『おおい』について」と題するふんどしの論文が見つかったそうで良かったですね。また、赤褌の調査研究もされているとのこと、ふどしさんの次作を楽しみにしています。

また、日本初の子供向けのふんどしサイト「ふんどし好きの男の子のためのサイト」 http://fundoshi.kids.coocan.jp を立ち上げられたとのこと、おめでとうございます。早速、訪問させていただいたところ、4番目の訪問者でした。漢字にはルビがふられ、子供が疑問に思っていることを易しく解説されているので、とても分かりやすいと思います。

裸祭などに参加して、ふんどし姿を格好良く思うこどもは沢山いると思います。自分も締めてみたいと思っても、まわりに褌愛好者がいないことの方が多く、どうしたらよいかよく分からないという子は沢山いますので、素晴らしい企画だと思います。

私のサイトをリンクしていただき、光栄です。トップページでは、巨大なギャラリーなので、なかなか目的の作品に到達できませんので、子供たちが褌をしめている作品を直接リンクしていただいて構いません。

例: 島立堀米の裸祭り http://wadaphoto.jp/maturi/simadati01.htm

和田及神社奉納相撲 http://wadaphoto.jp/maturi/wada1.htm

重陽の烏相撲 http://wadaphoto.jp/maturi/karasu1.htm 

これからの益々のご発展を楽しみにしております。有り難うございました。
2011年8月17日(水)晴  ふどし  様より  広島市からのお便り

Re:ふんどしの論文完成しました
 拙稿をお読みいただき,また貴サイトにご紹介いただき光栄です。ご承知の通りふんどしの学術的研究はまったくと言って良いほど行われておりません。拙稿はとりあえず手をつけてみた,といった程度で,学術的価値はまだまだです。

まず,圧倒的に史料数が少ないのが致命的です。明治・大正期は日本の近代水泳が確立していく時期ですから,無数の水泳書が出版されていたはずで,その中には水褌の締め方も数多く掲載されていたはずです。それをすべて当たらなくては本物とは言えません。私にはとてもそのような余裕はないので,どなたか卒業論文,修士論文のテーマにされ
てみてはいかがでしょうか。きっと良い論文になると思います。

さて,拙稿の図を引用されたいとのこと,引用はもちろん結構なのですが,是非原典にも当たっていただきたいと思います。原典は国立国会図書館の近代デジタルライブラリーにおいてデジタル化されており,インターネット経由でどなたでも無料で閲覧できます。当該ページのURLを記しておきます。http://kindai.da.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/860273/18 

「各流派の資料を収集・分析」とありますが,そうできれば良かったのですが,残念ながら流派の名称が記載されていたのは「大日本游泳術」のみで,他はありませんでした。他の書もおそらく何らかの流派の流儀に基づいた締め方を紹介しているはずなのですが,流派の記載まではありませんでした。

参考資料を一つ。xzytesという,男性用下着を売るネットショップがアメリカにありまして( http://www.xzytes.com/ ),そこでふんどしを売ってるんです。それも六尺,越中,もっこ,黒猫と一通り揃って。商品名はずばり"fundoshi"で,日本の某メーカーのように「クラシックパンツ」などという姑息な言い回しをしてるのとは訳が違います。

さて,本題ですが,そのサイトの「ふんどしの締め方」のページに添付画像のような画像があります。

明らかに日本の書籍あるいは雑誌からの転載で,現在出典を問合わせ中ですが,この図によれば,拙稿の「交差方法A」は「向井流」,「交差方法B」は「水府流太田派」ということになります。日本泳法の流派による締め方の違いを,アメリカのサイトで教えられるとは,思ってもいませんでした。

長くなってしまいました。それでは今後ともよろしくお願い致します。 ふどし 拝  

おはようございます。長文のお便りありがとうございました。褌研究の補足を興味深く、拝読しました。学術論文のイロハのイとして、原典当たるべしとのこと、ごもっともです。国立国会図書館の近代デジタルライブラリーをご紹介いただき、光栄です。早速アクセスしましたところ、確かに、犢鼻褌の原典を見ることができました。流派の紹介が殆ど見られないこと、網羅的な研究の必要があることなど、多くの課題があることがよく分かりました。本格的な研究を期待したいものですね。
原典:国立国会図書館・近代デジタルライブラリー

http://kindai.da.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/860273/18

細紐をつけた前垂式六尺褌

また、アメリカの褌販売店の話題、有り難うございました。高温多湿の日本では、褌が静かなブームとなっていますが、アメリカでも褌のネット販売店があるとは驚きました。日本の褌が世界中で愛用されると良いですね。日本のように高温多湿の気候風土の国は沢山ありますので、そのような国に住む人々に褌が歓迎されるかも知れません。有り難うございました。

xzytes のトップページ

資料: http://www.xzytes.com/
2011年8月15日(月)晴  ふどし  様より  広島市からのお便り

ふんどしの論文完成しました
 ふどしです。こんにちは。お約束しておりました,明治・大正期における水褌の締め方に関する論文が一応の完成をみましたので,私のサイト http://fundoshi.style.coocan.jp の「ふんどしの研究」のページにアップしております。概要は以下の通りです。

「明治・大正期における水褌の締め方について」
Tying methods of "suikon" (Japanese loincloth for swimming) from the Meiji era to the Taisho era.

内容梗概:明治・大正期の水泳に関する文献史料を基に,水褌の締め方の異同について考察した。その結果,おおむね締め方は類似しているものの,後部の交差の方法が2種類に大別されることが分かった。また,紐付きの前垂付き六尺ふんどしや,もっこふんどしを水褌として推奨している文献も発見された。

ご興味があれば是非ご一読ください。 ふどし 拝

おはようございます。お便りありがとうございました。ふんどしの研究論文、第一号ですね。「明治・大正期における水褌の締め方について」 http://fundoshi.style.coocan.jp/research01.html  早速読ませていただきました。水褌の締め方は、如何にして緩まないかという観点からそれぞれの流派が色々と工夫していることがよく分かりました。

明治期の稲田実「新游泳術」における「犢鼻褌」は、前垂式六尺褌にこだわり、前袋式と比べて緩みやすいという欠点を細紐で補うという工夫をしているんですね。私にとっては新しい発見でした。

また、古賀円蔵「速成水泳術自在」では、もっこ褌を水褌にしていますが、私が幼少の頃親しんだ黒猫褌のルーツなのでしょうか。興味深い資料ですね。

これまで、水褌の紹介といえば、○○流ではどうのこうのという単発資料でしたが、各流派の資料を収集・分析され、学術論文として発表されたことは、とても意義深いことだと思います。これからも広島大学大学院教育学博士の肩書きを持つ「ふどし」さんによる本格的な褌研究がなされることを期待しております。
細紐をつけた前垂式六尺褌

細紐をつけた前垂式六尺褌

裸褌文化に興味を持たれる多くの方々にアクセスしてもらうよう、Wa☆Daフォトギャラリーの「ふんどし談義」の「褌の話題」と「褌のお便り」に紹介させていただきたいと思います。一部、添付の絵図(inadatokubikon.jpg)を引用させていただきたく、お願い申し上げます。これからもどうかよろしくお願いします。有り難うございました。

2011年7月21日( 木)雨   ふどし 様より

ふんどしの研究をしております 突然のメール,失礼いたします。また,ハンドルネームでメールを差し上げるご無礼をお許しください。私はふんどしの研究をしておりますふどしと申します。和田様のサイトの写真はとても素晴らしく,楽しませていただいておりますとともに研究上の参考にさせていただいております。

ふんどしに関しましては,わが国の学界ではほぼ完全に「無視」されており,まともな研究はほとんど行われておりません。少なくとも私の知る限りにおいて,大学の紀要(これは大学の教員であれば無審査で投稿でき,論文の質は事実上問われません)に数
編,ふんどしをテーマにした論文があるのみです。きちんとした審査付きの学会誌に,ふんどしをテーマにした論文が掲載されているのを私は見たことがありません。学術論文のデータベースで何度検索しても出てきませんから,これは確実だと思います。

こうなると,在野の研究者の出番だと思います。とりあえず私は,ふんどしがまだ現役であった時代を知る方々からの証言を記録に残すことが急務と考えます。ふんどしが日常の下着として,また水着として現役であった時代を知る人々は年を追うごとに亡くな
っていかれます。それとともに,ふんどしが現役であった時代の事情もわからなくなっていってしまいます。

そこで私は,「ふんどし研究会」なるウエブサイト( http://fundoshi.style.coocan.jp/ )を立ち上げ,証言の収集を始めています。インターネットを自由に扱える年配の方は少ないのかまだ証言の応募はありませんが,今後に期待したいと思っております。

また,サイトにはアンケートもあり,こちらにはこれまで20数編の回答が寄せられております。ふんどしを締めるようになったきっかけやふんどしに関するエピソードなど興味深いものがあり,特に戦後生まれの方からの回答が多いのが特徴です。

ふんどしに関する文献研究も進めたいと考えており,とりあえず明治期における水褌の締め方についてまとめたいと考えております。明治期の水泳入門書に,水褌の締め方が掲載されているものがいくつかあり,その異同について考察する予定です。

最後になりましたが,サイト開設から1年,和田様のサイトにはご挨拶もせずリンクを貼らせていただいておりました。これを機に改めてリンクのお許しを頂戴したく存じます。

それでは和田様の益々のご活躍をお祈りしております。

おはようございます。長文のお便り有難うございました。褌の研究をされておられるとのこと、私と同じ路線に立っておられるようなので、嬉しく拝読しました。私のサイトはリンクフリーなので、「ふんどし研究会」のリンク集に収録して頂き、光栄に思っています。

おっしゃるように、褌に関する学術研究がなされていないことは、internetや市販の出版物を見ても明らかです。日本の着物文化の研究書は沢山出ていますが、襦袢などの肌着はあっても褌の項目がないものが殆どです。これでは、昔、日本の男性がどのような衣類を身につけていたのかを明らかにしたとはいえず、不備があります。著者は、そのことに気付いているはずだと思いますが、なぜ調べないのか、なぜ掲載しないのか、理解に苦しみます。

私は、文章だけでは、正確なイメージがつかめませんので、浮世絵やイラスト、写真などの過去の文献を精査し、ビジュアル化することが大切だと思います。「ふんどし談義」でその成果を明らかにしています。

このたび、資料に基づき、明治期の水褌について研究されることは、意義のあることだと思います。発表の際は、お知らせ下さい。拝見させて頂きます。

現在、私は、裸祭や社寺の水行などを通じて裸褌文化を記録保存しています。これからも気力体力のある限り、続けて行きたいと思います。誰もやっていないことをするのは、大きな意義があります。「ふんどし研究」のご発展を祈念しております。ありがとうございました。  追伸:略

お忙しい中,返信誠にありがとうございました。また,早速に和田様のサイトにメールを掲載していただき,どうもありがとうございました。

(追伸で)和田様のご指摘を受け,熟考した末,本名こそ出さないものの,その他のプロフィール(生年,居住地,学歴,職業)については公にしようと考えるに至りました。別に学歴を自慢しようという訳ではなく(そもそも博士号を取得するのに9年もかかった劣等生ですから!普通は3〜4年で取ります。),一応の学識をもつ者が運営するサイトであることを明らかにすることで,決して興味本位のサイトではないことを示すのが目的です。

私は現在ふんどしを常用しておりませんが,この夏休みを機に「準常用」に移行しようと考えています。「準」といいますのは,教員をしておりますので休憩時間が短く,1分1秒を争って用を足さねばなりません。ふんどしですと「穴からちょん」という訳に参りませんので,1分1秒を争う現場には残念ながら向かないのです。従って職場では心ならずもトランクス,プライベートではふんどしと使い分けるつもりです。つくづくふんどしは「スローライフ」の下着であると(それゆえに日本人が今一番取り戻さねばならないものであると)思います。

また話が長くなってしまいました。今後ともよろしくお願い申し上げます。

おはようございます。お便りありがとうございました。先ほど、ささやかな協力ですが、アンケートに応募しましたので、よろしくお願いします。

学歴を含め、パーソナリティを明らかにすることは、どのような人が運営されているサイトなのかが分かり、有識者から責任を持つサイトとして評価されることになりますので、英断だと思います。internetは玉石混淆の文化です。猫も杓子もで、石が多いく、玉を探すのに骨が折れます。プロフィールの開示はそのメルクマールになります。

越中褌を下着に常用されることをお勧めします。越中褌と前垂れ式六尺褌は、小は横から、大は前垂れを外すか、前垂れを緩めて90度回せば用を足せますので、手間はまったくかかりません。前袋式六尺褌(水褌)の場合、緩めるのに手間がかかり、確かに不便です。
2011年1月27日(木)晴  柴田 栄  様より

Re: 「鐵砲洲寒中水浴'11」完成! 和田様 「鐵砲洲寒中水浴'11」のお知らせ、ありがとうございます。先日の玉前神社の大寒禊の余韻に浸っていたところに、さらに鐵砲洲のアルバムを拝見することができて、とても幸せな気分です。今回のアルバムは、確かに文字情報は少なく、画像の力で現場の雰囲気をとてもよく伝えてくれていると思います。自分がその場にいたから余計そう思うのかも知れませんが、これを見て来年はさらに参加者が増えるのではないでしょうか。

玉前神社の大寒禊は今回参加できて本当によかったです。初めての海での禊に不安もありましたが、とても楽しかったです。大きな波に負けまいと頑張っているうちに、あっと言う間に終わってしまいました。雄大な太平洋の景色を楽しむ余裕がなかったのが残念ではありました。

襲ってくる強い波にふらつかないように、体を横向きにして耐えていたら、褌がずれて大事なモノがモロ出しになってしまい、あわてて直そうとしましたがすぐには直らず、でも他の人たちも同様で思わず笑ってしまいました。浜の見物人からは多分見えなかったのだと思いますが、何とも言えない開放感と連帯感を感じました。(実はこれが一番の印象だったりして)

直会だけでなく帰りの電車も多くの参加者と一緒で、千葉駅までお話ができたのも楽しかったです。長谷川さんや新尺さん以外にも、全国の祭りに出かけている方が多くおいでになることに驚きました。お祭り男というと、いかつい、荒くれ男という先入観がありましたが、みなさん穏やかで話題豊富で、とても心地よい時間を過ごすことができました。

和田さんからいただいたご縁を大切にして、これからもいろいろな場に参加させていただければと思います。今後ともよろしくお願いいたします。

こんにちは。このたびは群馬県伊勢崎市から鐵砲洲寒中水浴と玉前神社大寒禊の和田グループに参加して頂き、ありがとうございました。

九十九里浜一宮海岸での浜垢離は、波が荒く、大変でしたね。越中褌は外れやすいのが欠点ですが、波にもまれては、ほとんどの方が同じ経験をされたのではないでしょうか。超望遠レンズで撮影しましたが、そのような様子は写っていませんでしたので、浜にいた見物客も気がついていないと思います。

海は水褌(すいこん)と呼ばれる前袋式六尺褌でないと、容易に外れてしまいます。ちなみに、静岡県磐田市の見付天神裸祭では、神職は越中褌ですが、氏子たちは水褌で浜垢離をします。本来、神社の禊の下着は越中褌ですが、目的に合わせて水褌に変更したものと思われます。

これからも末永くお付き合い頂ければ幸いです。ありがとうございました。
2010年11月29日(月)晴  知子 Leinweber   様より   アメリカからのお便り

Re: Request of Photo お久しぶりです。お蔭様でレポート提出できました。私のレポートは短い文章なのですが、先生もクラスの皆さんも褌は見慣れないようで和田さんの写真は大好評でした。

本当にありがとうございました。

私のつたない英文ですが、宜しければお使い下さいませ。
Tomoko Leinweber
November 15th, 2010 Fundoshi
Everyone knows about the traditional Japanese dress, the kimono, but there is another piece of clothing that is just as old and has just as much tradition: the fundoshi. The fundoshi is a type of underwear that has been used since ancient times. It is a long rectangular piece of clothes that breathes well in Japan’s very humid climate. Also, it goes well with the traditional kimono.

After WWII western clothing came into style and the number of people who wore fundoshi daily suddenly decreased. Currently almost no one uses fundoshi as underwear for their normal clothes. Now it is used as part of a Shinto ritualistic outfit at some Japanese festivals. A certain kind of fundoshi, called a mawashi, is used in the national sport of sumo wrestling. The color of a fundoshi is normally white, but for certain Shinto ceremonies, many people wear a red fundoshi under their kimono.

When I see men wearing fundoshi at festavals in Japan, no matter how young or old they are, I think they look pretty cool.

 【和田仮訳】                                                    2010年11月15日
                                                       知子 レインウェーバー
                                ふんどし

 日本伝統のドレスである きもの は、誰でも知っていますが、それと同様に古くて長い伝統を有する衣装に ふんどし があります。ふんどし は、古代から用いられてきた下着の一種で、日本の多湿な気候に適した通気性の高い細長い長方形の布で、伝統の きもの にとても良く似合います。

 第二次世界大戦の後、西洋の衣類が用いられるようになり、毎日ふんどし を着用していた人たちの数は急に減少し、今では、普段の下着に ふんどし をしている人はほとんどいなくなりました。現在、ふんどし は、日本のお祭りで神道の祭礼衣装の一部に使われています。まわし と呼ばれる ふんどし の一種は、国技の相撲に使われます。ふんどし の色は普通は白ですが、ある種の神道の儀式では、多くの人が着物の下に赤いふんどしを着用します。

 私は、日本のお祭りで ふんどし をしている男性を見ると、老いも若きも、とてもかっこいいと思います。

知子 Leinweber 様  おはようございます。アメリカからのお便りありがとうございました。「Fundoshi」と題する英文レポートをお送りいただき、有り難うございました。早速、私の仮訳を添えて、お便りコーナーで紹介させていただきます。

Fundoshi のレポートは、こなれた英語で、簡明直裁に説明されており、大変素晴らしいレポートだと思います。最後に、「私は、日本のお祭りで ふんどし をしている男性を見ると、老いも若きも、とてもかっこいい(クール)と思います。」と書いておられることを嬉しく思いました。Leinweber さんと結婚されてアメリカで暮らしておられる知子さんの日本の伝統文化に寄せる熱い思いがひしひしと伝わってきます。

日本に住んでいる日本人は、ふんどしを恥ずかしいと思う人が多いのが現状です。海外に出て、世界の文化を見れば、日本の多彩な文化が美しく、誇らしく思うようになると思います。私もその一人で、海外に旅して初めて日本文化の素晴らしさに目覚めたのです。

特に普段洋服を着て、西洋人とまったく同じ格好で暮らしていると、着物が如何に素晴らしいかが分かります。そして、ご指摘のように、着物にはふんどしがとても似合います。

これからもアメリカで日本の多彩な文化をアピールして下さい。小さな一歩が相互理解を一歩前進させ、日米親善に寄与できることでしょう。ご主人始め、アメリカに住む皆様方によろしくお伝えください。有り難うございました。

騎馬戦開始/和良比はだか祭り(千葉県四街道市) 2004.2.25

騎馬戦開始/和良比はだか祭り(千葉県四街道市) 2004.2.25

拡大写真(1600x1200)270KB 【E-1 54mm/28-108mm  F6.3 1/250秒 ISO200】

2010年11月12日(金)晴  知子 Leinweber   様より   アメリカらのお便り

写真の使用について
 はじめまして。友子 Leinweber と申します。

私は米国シアトル近郊に住んでおります。渡米したばかりで英語が上手く話せず、現在学校に通っております。その授業の課題で自国の伝統的な衣装をレポートする事になりました。

日本の着物は大分認知されているので、私はお祭りでしめる褌について書こうと思っています。つきましては和田さんの撮られた私の地元、千葉県の「和良比はだか祭り」の写真を参考としてレポートに付けたいのですか、宜しいでしょうか?

許可を頂けたら幸いです。宜しくお願い致します。

おはようございます。お便りありがとうございました。アメリカの学校で日本の祭褌を紹介されるとのこと、とても嬉しく思います。日本の高温多湿の気候風土にはぐくまれた裸褌文化は、国技である相撲や裸祭の衣装として定着しており、世界に誇ることができるすばらしい文化です。アメリカでご紹介いただければ、日本人の風俗習慣やメンタリティの理解に役立ち、日米の相互親善が深まることが期待されます。

当サイトの写真をご自由にお使い下さい。できれば、「Photo by Wa☆Da Photo Gellery」とキャプションを表示して頂ければ嬉しいです。また、よろしければレポートをメールに添付してお送り下さい。外国人も多数アクセスするWa☆Daフォトギャラリーで紹介させて頂きます。

以上、よろしくお願いします。ありがとうございました。
2010年7月19日(月)晴  柴田 栄  様より

Re: ふんどし談義「江戸時代の褌」完成! ふんどし談義「江戸時代の褌」拝見しました。褌に関する膨大な資料、読み応えがあります。文中、紐を固定せず布の一端を袋縫いにして紐を通す方式の越中褌のことを書かれていますが、私の祖父がしていた越中褌(母が縫っていました)がそうでした。それなので、紐が固定されているのを初めて見た時は逆に違和感を覚えたものです。祖父がしていた越中褌はご指摘の通り後ろの布が真ん中に集まって尻がほとんど丸見えのことが多かったです。最近、インターネット通販の「褌屋」さんがこのような越中褌も作成するようになりましたね。これからもよろしくお願いいたします。

今晩は。お便り有り難うございました。江戸時代の裸褌文化を研究している学者先生がいるかどうかは分かりませんが、裸祭りの取材を続けてゆくうちに、ビジュアルな文献を探すようになりました。文字情報の文献はありますが、文字では正確な文化が分かりません。そういう意味で、浮世絵はビビッドに当時の情報を伝えてくれる貴重な文献です。褌の解説もinternetでかなりの文献がありますが、文字情報が殆どで、よく分からない点が多々あります。これからもビジュアルな文献を発掘して発表するのが私の使命だと考えています。誰もやっていないことをやるのは、楽しいです。(^^

柴田さんのお父さんのお話をお聞きして思うことは、以前は、江戸時代というとかけ離れた昔の話だと思って余り興味がありませんでしたが、日本人のアイデンティティ(日本人らしさ)を考えてゆくうちに、我々のDNAに江戸時代を生きた先祖の感性が脈打っており、褌以外の選択枝がなかった江戸庶民の褌への思い入れが分かるに連れ、江戸時代をとても身近に感じるようになりました。有り難うございました。
2010年1月15日(金)晴  すずき  様より

和田家謹製褌 寒中水浴でプレゼント頂いた和田家謹製褌は、丁寧に補強しているため、確かに折り返しがよく見えますね。肌触りも良いようですが、生地は薄め?でしょうか。ズボンの下履きを穿くことを考えると、これ位の生地が良さそうですね。夏用は汗を吸い取り、冬用は下履きでゴワ付かないように・・・と僕は解釈しました。

水浴参加者・和田グループの皆さんの感想を色々拝読しました。それぞれの想い、感想、決意をお持ちになっていて、大変素晴らしいと思います。またそれらを心の内にしまわず、皆さんに打ち明けられると言う事は、素晴らしいことです。日本人気質で内側にこもりがちですが、こうしてグループとして分かち合えると言うのは、良いことですね。年に一回のご対面かも知れませんが、同じ空の下に同士が居るというのは、心強いことです。また来年も良い禊ぎに成ることと思っています。

お便り有り難うございました。冬用がゆったりとしていて身体に合うと思います。生地は厚手のものもありますが、やや薄手だったようですね。厚手、薄手も晒木綿ですので、そんなに差はありません。肌触りは、新しいうちはよくありません。使い込み、洗濯を重ねるうちに、柔らかくなります。江戸時代では、褌は、僧侶に無償で着用してもらい、馴染んだところで、洗濯のうえ、販売する店もありました。赤ちゃんのおむつは、お古の浴衣を仕立て直して使うのもそのためです。

同じ価値観を持つ者同士が集まり、胸襟を開くのは、楽しいことですね。来年も宜しくお願いします。有り難うございました。
2010年1月15日(金)晴  K. T.  様より

 寒中水浴大会御礼 鉄砲洲稲荷神社寒中水浴大会では大変にお世話になり有難うございました。

初めての水浴でしたが、事前にいただいた”寒中水浴の栞”や当日の和田様はじめ世話役の皆様のご指導・ご配慮により、体調以外には不安無く迎え、無事に水浴することが出来ました。ご心配をお掛けいたしましたが、貴重な経験をさせていただき、新年を新たな気持ちで迎えることが出来ました。水は想像以上に冷たかったですが、心身共にスッキリしました。来年は是非とも、体調万全の元に水浴に臨む所存でおりますので宜しくお願いいたします。

頂いた”和田家謹製褌”、大変に丁寧な縫製に感激しました。有難うございます。大切に使用させていただきます。

***
水浴後は体もスッキリして、腰の痛みも忘れていたら、翌日から急に動けなくなり、今日からヤット出勤することが出来る様になりました。メール環境は会社のPCのみに設定していたために御礼のメールが遅くなり失礼いたしました。(東京都 63歳)

おはようございます。お便り有り難うございました。昨年の講演会に引き続き、水浴和田グループに参加賜り、大変光栄に思っています。ギックリ腰の影響で、水浴のあと動けなくなり、昨日出勤できるようになられたとのこと、災難でしたね。お見舞い申し上げます。直会でも立ち上がるのに時間がかかっていたようですので、心配していました。軽傷で済んだようで、大事に至らなくて幸いでした。

腰痛で苦しんでいる人を何人か知っておりますが、直ったようでも痛めたところが完全に元通りにならないので、何回か繰り返しているうちに、痛みが取れなくなり、慢性的な症状を来たし、出勤もままならないようになることがありますので、無理をせず、大事を取って十分に治療を受けられることをお勧めします。西洋医学だけでなく、漢方もかなり力になってくれるようです。来年は、万全の体調でお越し下さい。楽しみにしています。

T.さんも越中褌を常用されているとのことでしたので、予備に用意したものを進呈したのですが、気に入っていただき、嬉しく思います。鐵砲洲褌もそうですが、市販のものは、大量生産とコスト削減のためか、簡素なものが多く、常用するには縫製が不十分です。手作りだと、自分のサイズにあったものを丁寧に仕立てられます。特に、立褌と横褌が交わる両サイドが破れ易いので、力糸というのでしょうか、ミシンでたたいて補強していますので、生地が薄くなって、手で触って破れてしまうまで使えます。最近は、ネットに入れて水流で洗いますので、昔のように手でごしごしやりません。そのため、生地が傷まず、7年ほど前の神戸時代に卸したものもいまだに健在です。(^^; 今後の参考にしていただければ幸いです。
2010年1月14日(木)晴  松本高明  様より

 寒中水浴の感想 第55回鐵砲洲稲荷神社寒中水浴に参加させていただきました、松本(一期生一覧の18)です。とても良い体験ができたと思っています。ありがとうございました。水浴を振り返ってみて、いろいろ思ったことや感じたことがありますので、それをお話したいと思います。

私は、末梢神経が傷つき手足の筋肉が徐々に衰えていく病気があります。シャルコーマリートゥース病と言い、医療関係者でも知らない人が珍しくないほど知名度の低い、遺伝性の病気です。命に関わるものではありませんが、長い年月をかけて少しずつ進行していきます。私の症状はまだまだ軽いほうで、杖や車椅子を使っている人もいます。空気や接触によって他人に感染することはないのですが、まだ解明されていない部分も多いようで、今のところ治療法がありません。このため、手足を動かして筋力を維持することが重要で、主治医からも「日常生活がいちばんのリハビリ」と言われています。この病気の進行を、何とか阻止したい。これが、水浴に懸ける願いでもありました。

申込の後、水浴をとても楽しみにしていました。送っていただいた栞を早速印刷し、鳥船、振魂、雄健、雄詰の動作をやってみました。ところが…。病気の症状はまだまだ軽い、といっても、直立不動の姿勢を保つことが困難になりつつあり、駅のホームで電車を待つときや信号待ちのときなどでは足元がふらついてしまうことがあります。そんな状態で鳥船が漕げるか?よろけて倒れたりはしないだろうか?という不安が浮かびました。そして、ゴム草履。持ち合わせがなく、何年も履いていません。病気の影響で足の指先に力がほとんど入らなくなっているので、草履の鼻緒を掴めないかもしれない。つま先が垂れ下がりがちになるので、サンダルやスリッパもすぐに脱げてしまうし、つまずいて転んでしまう危険もある。だから、ゴム草履を履いて走るなんて、とても…いう不安も感じました。これは練習が必要だ、と思い、近所の靴屋やスーパーを探しましたが、海水浴シーズンでなければ店頭に並ばないのか、どこにも売っていませんでした。最終的に、鳥船〜雄詰は「何とか踏ん張ってみる」と気持ちを切り替え、ランニングは裸足で臨むことにして、当日を迎えました。

待ちに待った水浴の日。これまで、岡山・西大寺の裸祭りには16年、そして去年は初めて愛知・国府宮はだか祭に参加していますが、祭事・神事の場で『白越中褌・白鉢巻』姿になるのは初めてで、着替え終わって水槽の横に立ったときは、自分の姿が何
だか誇らしく感じられました。心配だったランニング、裸足でスタートしましたが、ペースが比較的ゆっくりだったこともあり、つまずいたり転んだりせずに走れました。鳥船〜雄詰も、途中で何度もよろけましたが、最後まで踏ん張ることができました。特に雄健は、澄み渡った青空に大声が吸い込まれていくような感覚があり、とても良い気分でした。

いよいよ水浴。ここにきて、本来ならば真っ先に心配すべき?氷柱が入れられた水の冷たさは果たしてどれだけのものなのか?という不安が…。過去の水浴の様子をHPで拝見していましたが、水に入っている時間が2 〜 4 分間、とあり、それだけの時間を耐えられるのかな?と思っていました。でも今年は違うパターンだったようですね。いざ、水槽の中に入ると、やっぱり冷たい。当たり前ですけど。でも、我慢できずにリタイヤするほどの激烈な冷たさではないな、と感じました。1 回あたりの水浴の時間、体感では 1 分 〜 1分半くらい、といったところでしょうか?水浴初心者にとっては「1 回で長時間」よりも、今回のような「短時間で複数回」のほうが、辛さが軽減されるのではないか?と思いました。それに、自分が水浴している間に水槽の周りで行われる鳥船が自分への応援のようにも感じられ、3 回とも最後まで頑張ることができました。

湊湯、ありがたいですね!早く湯に浸かりたいと思い、荷物を持って脱衣所に入ったのですが、社務所に靴を忘れたことに気づきました。しまった!と、あわてて取りに戻りました。湊湯〜社務所の一往復、ひとり褌ランニングでした。

鳥船と雄健で大声を出したせいか、当日の午後には声が少し涸れました。そして翌日、腕と脚に筋肉痛が現れました。でも、充実感でいっぱいでした。水浴の翌日、東京は曇りで気温も上がらず、寒い日になりましたね。「水浴が昨日で良かったな、すごく恵まれた気象条件のなかで水浴ができたんだな」と改めて思いました。

自己紹介のときにも少しお話しましたが、水浴の前日、神田明神の寒中禊を見てきました。参加者は 35 人くらい、うち女性が 5 人くらいだったと思います。男性の衣装は六尺褌の人が 2 人、越中褌の人が 2 人(一期生08・09の澤田さんと庄さんだったようです、さすが!)、それ以外はみんな半股引姿で、その下にトランクスやボクサーブリーフを履いている人が大多数を占めていました。禊の前は良いのですが、水を被って濡れると中の下着が透けて見え、あまり恰好よくないな、と思いました。対して鐵砲洲の寒中水浴の男性陣は全員越中褌で統一。壮観ですね。神事に臨む潔さのようなものを感じます。和田さんの衣装統一への思いがわかります。ですが、社務所で購入できる褌は、体格の大柄な人には少し小さいかも?とも感じました。私も普段の下着として越中褌を締めており、余裕を持って締めるにはひもの長さがウエストサイズ+50p くらいは必要かな、と思っています。それに褌は、生地によっては何度か洗濯するうちに 5 〜 10p くらい縮みますから、体格が良い人なら前垂れ(褌本体?)の長さもそれなりに必要ですよね。今回の和田グループの皆さんは標準体型の方ばかりのようでしたが(私は少々メタボですが)、次回の案内(栞)では、当日の受付時に購入できる褌のサイズを記載し、持ち込む場合(自分の体に合った褌を準備する場合など)は新品の白の越中褌を、というようにすると、より詳しいガイドになるのでは?と感じました。

長くなってしまい、申し訳ありません。寒中水浴、来年以降も参加し続けようと思います。貴重な機会を用意してくださいまして、本当にありがとうございました。(神奈川県 45歳)

おはようございます。このたびは、長文のお便りをお寄せ頂き、有り難うございました。じっくりと読ませて頂きましたが、これほど中身の濃いメールをいただいたのは、10年前にホームページを開設して以来初めてのことで、大変嬉しく、熱いものが込み上げてきました。

難病の進行を阻止するために水浴を実践されておられる松本さんの鋭い観察眼はさすがで、このメールは、鐵砲洲稲荷神社や弥生会のみならず、伝統文化を変質することなく現代に受け継ぐ努力を惜しまない方々への福音であり、私もその一員として意を強くした次第です。

ゴム草履の件ですが、私も探すのに苦労し、最終的にはinternetでダイバーやサーファーなどが利用する沖縄の店を見つけ、空輸してもらいましたが、送料の方が高くつきました。(^^; 裸足の褌ランニングは、大変だったことと思います。スピードが速くなくて良かったですね。

寒中水浴は、二手に分かれ、交互に3回行われましたが、水浴時間が短いので、私も何とか全うすることができました。寒さは、出たあとに効いてくるので、銭湯に入るまでが一番きつかったと思います。長老の方は2回で止めるなど、体力にあわせて調整していました。途中でパスしても半数は鳥船をやっていますので、目立たず、気恥ずかしい思いをすることがありませんので、この方式が一番参加しやすいと思いました。

翌日からの筋肉痛は、私や世話役の新尺さん、石川幹事長など、まじめに鳥船に取り組んだ方は、全員経験しており、道彦の篠・氷川神社宮司の完璧な指導のお陰で、気合いが入った素晴らしい水浴ができた証拠であり、勲章だと思っています。

神田明神の寒中禊のことは、以前から承知していますが、ご指摘のように、江戸時代から続く裸褌文化が変質してしまい、美しくありませんので、取材に行く気になりません。神社の禊は越中褌であって、六尺褌が混在するのはよくありません。鐵砲洲も4〜5年前は混在していましたが、私の指摘で越中褌に統一されました。ハンダコや色柄パンツはもってのほかです。鐵砲洲や鹿島神宮(大寒禊)を見習って、美しい神事禊をされるようになれば、神田明神の寒中禊を取材したいと思っていますが、今年も変わっていなかったようですね。和田グループ一期生が率先垂範して正していただければ嬉しいです。

越中褌については、ご提言を頂いたように、来年の寒中水浴の栞には、体格の大きい人などの参考となるように寸法を記載し、同等品とはどのようなものか分かるようにしたいと思います。今のままでは、不親切だということを反省しています。

今回、初めての集団参加でしたので、至らぬ点が多々あり、来年はこの経験を踏まえて、更に立派な寒中水浴を披露して、全国の模範となることを目指したいと思います。これからもどうか宜しくお願いします。有り難うございました。

2010年1月15日(金)晴  石川辰夫  様より  鐵砲洲稲荷神社弥生会幹事長からのお便り

和田 様
 こんにちは。松本さんの感想文、私も読んで感動いたしました。昨日今日と何回も読み返してしまいました。寒中水浴に望む姿勢、これほど深い想いがあるとは、想像だにしませんでした。感服いたしました。自分の中にあった、浮ついた気持ちが、吹っ飛んでしまいました。

弥生会の広報誌「いやおひ」にも掲載させていただいて、よろしいでしょうか。氏子の皆さんにも是非紹介させていただきたいと存じます。また来年の「栞」でも別掲で、参詣の皆様にも紹介させていただきたいと存じます。こういう寒中水浴に望む想いに触れますと、ますますしっかりとした運営をしていかなければと、痛感いたします。

松本 様 感想文拝読させていただいて、本当にありがとうございました。
石川 様 こんにちは。お便り有り難うございました。松本さんのメールは、多くの方の感動を呼び起こし、改めて寒中水浴に臨む人それぞれの深い思いや祈りがあることを知らせてくれました。志村さんが書かれていたように、寒中我慢大会というような不遜な態度は慎むべきだと、思いを新たにしたところです。来年は、更に褌を締め直して臨みたいと思います。

松本さんの寄せられた随筆を弥生会の広報誌「いやおひ」と来年の「寒中水浴の栞(別添)」へ掲載する件は、大変光栄に思います。松本さんもきっと喜ばれることと思いますので、是非、お願いします。

松本 様 本件を了承頂ければ、幸甚です。宜しくお願いします。
2009年12月19日(土)晴  羽場 左近  様より

水浴和田グループお知らせ第1号 水浴和田グループの皆様 今晩は。今年もあと半月となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。先日、鐵砲洲稲荷神社から水浴経験者ということで案内の往復葉書が届きました。早速、「和田グループから参加」と返信しましたが、携行品は、「白はちまき、白越中ふんどし、ゴム草履、タオル」とあり、和田グループ事務局の案内には入っていなかった「ゴム草履」が含まれていました。

履き物は、今までは社務所に青いビーチサンダルが用意されていたのですが、参加人員が増え、足らなくなったことから携行品に加わったものと思います。お手数ですが、持参品に追加して下さい。

なお、褌鉢巻は、社務所の受付で購入するように考えていますが、「白はちまき、白越中ふんどし」であれば持参可とします。来春は少なくとも60人は参加すると思われますので、15人が統一した鐵砲洲褌をしていても、他の人が持参の褌であれば、意味がないという意見がありますので、履き物も統一されていないこともあり、余りシビアに考えないことにします。

できれば、新春ですので褌は新品のものをお願いします。ただし、これも新品と書かれていませんので、使用中のものでもかまわないということです。これは私のこだわりに反しますが、主催者の意向ですからそれに従っていただいて構いません。事実、これまで道彦をなされた方や神職の方で新品でない褌をしていた人もおられました。人それぞれです。

ということで、私個人の信念を他人に押しつけることを差し控えた方が無難かと思い、若干、方針を変更させて頂きます。(勿論、私は自分の信念で臨みます。ご賛同頂ければ幸甚です。)

当日は、神事水浴ですので、規律ある行動をお願いします。過去に、態度が悪く、冷やかしか興味本位で参加されたような方がおられて、中川宮司に怒られた人がいましたので、呉々も顰蹙を買うようなことのないようにお願いします。ゴム草履も派手なものではなく、できるだけ目立たないものを持参下さい。

以上、宜しくお願いします。有り難うございました。

監修有難うございました。 寒気日増しに厳しく、本年も残り少なとなりました。和田様お元気でご活躍のご様子、小生も相変らずです。
 
 毎々格調高い記録写真、嬉々として鑑賞させて頂いております。この度は、水浴第1号の送信有り難う御座いました。この神聖な行への貴兄の真摯な気構え、万端怠り無い気配り、敬服致します。また、奥村様も小生に併せて参加とのこと、嬉しく存じます。小生初めてのこと、文字どうり「歳寄りの冷や水」では、と危惧しております。

 ご教示のように年初の神事、参加心情は全くご同感です。グル−プの一員として、主催関係者に非礼の無いよう、ご指示通り行動致します。衣装については、心新たかに社務所備付の物を購入使用、と思っております。(念のため、別途、新品も用意して行きますが…。)

 新春、元気な姿でご指導賜りますよう、精進致します。どうぞ、和田様、時節柄ご自愛のほど。よいお年をお迎え下さい。

おはようございます。お便り有り難うございました。羽場さんもお元気のご様子、嬉しく思います。いつも私の作品をご覧いただき、光栄です。

来春の初禊ぎもあと20日ほどになりました。神前で新しい褌を締めて斎戒沐浴をし、気分を一新して新年が充実した1年となるようスタートしたいと思います。

羽場さんは、76歳の最長老で参加されるわけですが、既に武蔵御岳神社の滝行を何年も続けておられますので、心配することはありません。気合いが入れば、冷水もそんなに苦にならないと思います。どうかよろしくお願いします。お元気で、良いお年をお迎え下さい。有り難うございました。
 
2009年10月25日(日)雨  WB  様より

HP拝見しています はじめまして。いつも,HPを拝見しています。写真の量もさることながら,お祭りの歴史的背景なども取材してあり,その情報量に感心しています。

裸祭りは,人間の素のままの姿が見られていいですね。年齢を重ねた人には,その年齢が身体に出ているようですし,子どもたちのふんどし姿には,凛々しさを感じます。最近の子どもたちは,トランクスをはく子が多いせいか,何となくだらしなく感じるものですが,日焼けした褐色の肌には白いふんどしがよく似合います。日本の伝統をなくさないでほしいものです。

でも,最近の小中学生の相撲大会では,まわしの下にスパッツらしきものを着用しています。こちらの地方でも相撲大会が盛んに行われているのですが,その様子を新聞の写真で見ると,あれは明らかに異様な光景です。裸になる恥ずかしさを解消して,相撲人口を減らさない努力はわかるのですが,それで本当にいいものかどうか・・・・。

「釣上古式子供相撲土俵入り」の速報を拝見しましたが,裸になることに抵抗を感じる子がひとりもいないということで,感心します。全国の裸祭りを精力的に取材されていることに敬意を表します。今後とも,いろいろなお祭りをHP上で楽しませてください。

おはようございます。お便り有り難うございました。「見付天神裸祭」と「釣上古式子供相撲土俵入り速報」のご感想をたまわり、光栄です。秋の裸祭りが2本続きましたが、日本人にはふんどしがよく似合います。裸祭りにパンツ姿が混じると、日本の伝統美が損なわれます。

相撲もパンツの上にまわし(相撲褌)を締めている光景を目にするようになりましたが、おっしゃるように異様な光景で、世界に相撲の普及を図るためとはいえ、伝統の正装を崩してまで推進する日本相撲連盟や国際相撲連盟の姿勢に疑問を感じています。その点、大相撲を催行している日本相撲協会は、丁髷を含め、完全に伝統装束を維持しており、子供たちを指導するにしてもパンツの上にまわしを締めることは認めていません。大相撲を見るとこれが国技だと嬉しく思ってしまいます。フランスのシラク前大統領は相撲好きで、愛犬にもスモウという名をつけています。

伝統を大切にするのは、イギリスやフランスなど、西洋の先進国でも同じ価値観があります。イギリス・スコットランドのスカートのような伝統衣・キルトは、その下に何も履かないのがしきたりです。チャールズ皇太子もキルトを着るときは何もつけていません。日本人も着物を着るときは下着はふんどしでないといけないのですが、見えないからといってパンツやブリーフをはいている人が多いのではないでしょうか。伝統を守る姿勢が大切であり、尊いことだと思います。

思わぬふんどし談義になりました。裸祭りのサイトはWa☆Daフォトギャラリーが日本一だと自負しています。これからも昔ながらに継承されている裸祭りを発掘し、世界に紹介したいと思っていますので、ご期待下さい。有り難うございました。

こんばんは。お忙しいのに,メールの返信をいただき,恐縮です。たくさんのアクセスのあるHPの管理者の方から返事をいただき,ありがたいことです。

> 日本人にはふんどしがよく似合います。裸祭りにパンツ姿が混じると、日本の伝統美が損なわれます。

その通りですね。いまでもふんどしで水泳をする学校があるということを聞いたことがありますが,そのような伝統は残してほしいものです。できることなら,そのような学校が増えればいいとは思うのですが,それは今の状況からは難しいでしょうね。ただ,大人でふんどしを着用している人が増えているのは,すごいことですね。(女性用のふんどしもあるらしいですが・・・・)

裸まつりにパンツはいただけません。行ったことはないのですが,大阪のどやどやは,中高生のまつりのようですが,みんなふんどしのようですね。あれって,同じ仲間が一緒にするから,かえって自分一人だけパンツにできないんでしょうかね。思春期の一番恥ずかしい年頃の子たちが,ふんどしだけの姿になるのは,ある種の潔さも感じます。そのことが各地の裸まつりの意義の一つなのでしょうか。

「釣上古式子供相撲土俵入り」は速報とのことで,今後正式版がアップされるのを心待ちにしています。お忙しいかとは思いますが,よろしくお願いいたします。
2008年9月23日(火)晴  テレビ朝日  様より

ふんどしの文献 お世話になっております。突然のメールで大変失礼いたします。私、テレビ朝日の10月から始まります新番組で番組を担当しておりますE.N.と申します。番組で【ふんどし】に関しまして、調べておりまして、現在、江戸時代などの【ふんどしの絵巻】などを探しております。また、ふんどしにおける文献なども探しております。

そこでご相談です。和田さんのHPを以前から拝見させていただいていたのですが、江戸時代の絵巻や、本などが紹介されております。そこで是非、和田さんからそういった絵巻や、ふんどしの文献などについてお話を伺えないでしょうか?お電話でかまいません。一度メールに返信頂けると幸いです。

簡単ではありますが、番組の企画書を添付させていただきます。是非とも前向きにご検討頂ければと考えています。ご確認のほどよろしくお願いいたします。

おはようございます。お便り有り難うございます。私の作品をご覧いただいているようで、光栄です。添付の「ふんどし」の企画書を拝見しました。私も知らない話があり、とても受けるのではないでしょうか。

江戸時代の文献ですが、私の知っているものは、「ふんどし談義」などに発表していますので、改めてご紹介します。

1 http://wadaphoto.jp/maturi/japan15.htm

 桂馬のふんどし「駒くらべ将棋のたはむれ 歌川国芳」 歌舞伎を図解した劇場訓蒙図彙

2 http://wadaphoto.jp/maturi/japan15_3.htm

 ふんどしに関する諺 絵新聞日本地/河鍋暁斎 義理と褌 当てことと越中褌

3 http://wadaphoto.jp/maturi/sanja7.htm 

 浮世絵に見る 彫物・褌

私は、現在の褌の撮影が中心で、江戸時代の褌の研究はあまりやっていませんので、お役に立ちそうなものはありません。ご紹介したもので、使えるものがありましたら、取り上げて下さい。ご質問などはメールにてお願いします。

以上、よろしくお願いします。有り難うございました。
2008年5月22日(木)晴  ロイ   様より  香港からのお便り

Would you please tell me 和田さんへ いつも日本の伝統的な祭りを紹介していただきます。ありがとうございました。私は香港の大学生です。日本文化を専攻していますので、和田さんのHPはとても役立つと思います。数日前、友達がこの写真を送ってくれました。この写真は、和田さんが撮りましたか。よろしければ、どこ、どんな祭りを教えていただきませんか。これから、宜しくお願い致します。  香港・ロイより

11902.1132494833.jpg

11902.1132494833.jpg

筆者註:上の写真は筆者が縮小してぼやかしたもので、送付された実画像は(1286x668)280KBのシャープなものである。

ロイ 様 今晩は。お便り有り難うございました。お送り頂いた写真は、私の裸祭りのデジタル写真から褌(loincloth)の部分を消去し、全裸であるかのように改ざんしたもので、私の著作物を不法に侵害した犯人が作成した証拠物です。

私の写真は貼付の写真 http://wadaphoto.jp/maturi/images/enos37l.jpg で、2004年1月18日に開催された「江ノ島寒中神輿錬成会」 http://wadaphoto.jp/maturi/enos3.htm  の作品の内の1枚です。

正月や新成人の初御輿/江ノ島寒中神輿錬成会  2004.1.18

正月や新成人の初御輿

拡大写真(1600x1200)316KB 【E-1 184mm/100-400mm  F5.6 1/800秒 ISO200】

正月や新成人の初御輿/江ノ島寒中神輿錬成会 2004.1.18
拡大写真(1600x1200)316KB 【E-1 184mm/100-400mm F5.6 1/800秒 ISO200】貴方の友達がこの写真を改ざんしたのか、改ざんされた写真を入手して貴方に送ったのか、どちらかでしょうが、いずれにしても、この違法な写真を貴方に送付した友達の行為は私の著作権を侵害する違法な行為です。日本文化を専攻しておられる貴方に公序良俗に反する偽造写真を送りつけるような非常識な人とは、今後、交際しない方が良いでしょう。

貴方の友達がどのような人か、私が貴方にお聞きしても答えは得られないと思いますが、不法改ざんとその頒布を行った犯人が分かったときは、日本の伝統ある裸文化を冒涜する卑劣な行為として糾弾し、決して許しません。お知らせ、有り難うございました。

和田さん 大変申し訳ございません。この写真が和田さんの作品を存じませんでした。友達がどこから写真を入手したのを聞いています。厳しくに警告してやりました。ご迷惑掛けて、申し訳ございません。 ロイ
2008年5月8日(木)晴  宮元弁慶   様より

Re: 「江戸っ子!鐵砲洲大祭」速報! 和田義男さんこんばんは。宮本弁慶でございます。鉄砲洲大祭の取材ご苦労様でした。(略)

 昨年の大晦日で和田さんが、「古式水泳による寒中禊も全国で散見されますが、全員が水褌をきちっと締めて泳ぐ由緒正しき禊がありましたら」のことについてですが、今年の水任流の初泳ぎ会と、観海流の寒中水泳で参加した結果です。 両方とも、水褌で参加しているのは、私も入れると、水任流も初泳ぎ会では3人、観海流寒中水泳では5・6人でした。 女性の参加者もいますので、男性が全員水褌着用するのは、難しいなぁと感じました。 お力にならなくて申し訳ありませんでした。m(_ _)m

 今年の6月1日(日)は、香川県高松市の玉藻公園のお堀で、水任流保存会主催の「英公様追悼遊泳祭」が開催されます。 高松市の無形文化財の水任流と水戸発祥の水府流を中心に、毎年、全国の日本泳法の各流派の模範演技を、お城のお堀で披露します。 まだ、未定ですが、私も観海流の代表として参加する予定です。 まずは、練習しなければいけませんので、頑張っていきます!それではまた!(^^)/。

今晩は。お便り有り難うございました。鐵砲洲大祭の完成版、現在編集中ですので、ご期待下さい。

古式泳法は水褌であるべきで、海パンではサマにならないと思うのは、私だけではないと思います。日本と西洋の文化の混淆があるのは残念です。

古式泳法は、江戸時代に大和撫子が参加していたのでしょうか。多分、男性だけだと思います。海女がいますが、これは別物です。今は男女同権で、相撲も女子が取るように、古式泳法も女性が参加するんですね。

船橋大神宮の奉納相撲では女子も短パンの上に相撲まわしをつけていますが、女性の古式泳法では、白衣なのではないでしょうか。ちなみに、鐵砲洲の寒中水浴は、男性は全員が褌、女性は白衣です。女性が参加するから男性の水褌が少ないというのは、理由にはならないように思われます。

要は、主催者の伝統文化のこだわりがどこまで強いかというセンスの問題だと思われます。古式泳法を披露するのに、水褌の代わりに海パンというのは、国技としての相撲を取るのに相撲褌(まわし)を締めず、パンツ姿でやるのと同じで、とても滑稽な姿だと思うのですが・・・。

高松市の全国大会、是非、水褌による伝統文化をありのままに披露して頂きたいものですね。そして、是非、その勇姿を撮影していただければ嬉しいです。有り難うございました。
2008年3月4日(火)晴  星野幸男  様より

浦佐の裸押合大祭 昨日は三男が学校から帰るのを待って店を早閉めして 妻と二男、三男と私でちょと浦佐に行きました。私と二男の智が裸押合いに参加してきました。智君はこれで3年連続の参加となり 私は一昨年に続いての参加です。今年も智君が金杯を取ったので帰りが遅くなりました。(略)

おはようございます。お便り有り難うございました。浦佐の裸押合大祭に参加され、お子様が金杯を取られたとのこと、おめでとうございます。浦佐が褌からハンダコ(半股引)になったのは、いつの頃でしょうか。各地の裸祭りを見ていると、明治維新以後、革命政権による文明開化政策で、褌一丁の裸が野蛮だとして、半纏を着たり、ハンダコになったりしているのですが、浦佐もそのときに変質したのでしょうか。そうだとすれば、とても残念なことですね。有名な博多山笠もかつては褌一丁でしたが、明治政府の悪政で水法被を着用するようになったといいます。(略)

浦佐の裸押合い大祭ですが現在の形(ハンダコ)なった思惑も色々あるとは思いますが、 現状での姿で受け継がれてきた伝統もあります。これから来年の裸押合い大祭に向けて満30歳までの多聞青年団が毘沙門天の伝統的裸押合大祭を行うため1年間を掛けて準備をしていきます。30歳を過ぎると実行委員から離れて受け継がれていくのですからすごい祭りだと思います。毎年OB会ができます。浦佐までは車で1時間ちょいの距離です。これからも仲良くふる里の祭りを盛り上げていきたいと思います。

お便り有り難うございました。浦佐の裸押合大祭は、規模が大きく、盛大な祭りですね。褌がハンダコに変わったからと云って地元の方にとっては愛着のある祭りですので、悪く云うつもりはありません。現在のままで、末永く続けていかれることでしょう。私にとっては日本古来の祭りが変質していくことに悲しみを覚えますが、個人的なメンタリティの問題かも知れません。(^^;
 
祭り主催者によっては、部外の批判をけしからんとばかり、憤慨される方も多々おられる一方で、部外からの批判を提言と受け取り、よりよい祭りにしようとされる方もおられます。お国柄でしょうか、人それぞれですね。私は思ったことを直ぐに話してしまうので、うるさいと取られることも多々ありますが、全国の祭りを見てきている立場から、耳を傾けていただける方が一人でもおられると嬉しく思います。有り難うございました。

私が浦佐の青年団の方とつながりを持って7〜8年になります。規模や地域は違っても同じ裸押合い大祭のふる里として盛り上げたい気持ちは一緒です。

浦佐の若者が栃堀の裸祭りに参加するとほのぼのとした田舎らしい温かさと新鮮さを感じるようです。その新鮮さを感じるところが下帯一枚のところらしいです。身が引き締まる想いなのかもしれません。栃堀の裸祭りで何かを感じてくれています。

おはようございます。ハンダコから褌に締め替えて栃堀の裸押合大祭に参加した浦佐の若者が田舎らしい温かさと新鮮さを感じたとの感想は、我が意を得たりとの思いです。(^^; 褌の良さを体感できるのも、裸祭りの良いところですね。
2008年3月2日(日)晴  PG  様より

はじめまして 和田様、はじめまして。大阪のPGと申します。貴殿のHPを拝見し、充実した内容に感動しました。特に「ふんどし談義」のコンテンツは、様々なエピソードが盛り込まれており、とても興味深いものでした。まだまだ続編(?)をやってもらいたいぐらいです。

私も褌が好きで、かつ、自他共に認める「相撲廻しマニア」です。現在、58歳ですが、10年ほど前から相撲の稽古を行っています。
最初はただの「相撲のユニフォーム」程度にしか考えていなかったのですが、転んだときに腰まわりを守る・自分の廻しの上に相手の廻しを乗せて吊り上げる、など、じつは非常に機能性に富んだ「道具」であると気づいてからは、もっと廻しについて知りたくなりました。生地の違いを知るために色々な廻しを入手したり譲ってもらい、効果的な締め方を研究するうちに、とうとう一人で締められるぐらいにまでなりました。譲ってもらったものには赤色の廻しもあり、還暦にはこれを締めて稽古したいと思っております。

また、夜寝るときも私は薄い生地の廻し、又は、博多山笠の締め込みを締めます。数年前から朝目覚めたときに腰の痛みを感じるようになり、何か「腰枕」になるようなものはないかと思ったときに廻しを締めてみたら案外快適だったので手放せなくなりました。就寝前に廻しを締めていると女房からは「今から一人で裸祭りか?」と茶化されます。そのおかげか男性機能も快復し(尻の食い込みが効果的だと聞いたことがあります)、女房も喜んでおります(苦笑)。

一人で勝手に書き連ねて参りましたが、これからも褌と廻しにこだわった写真を楽しみにしております。

追記:蘇民祭における報道で気になった点がひとつ。「下帯」という表現が、各社申し合わせたかのように乱発されていましたね。せっかく「ふんどし」が世間一般に浸透してきたと思っていたので、少々残念です。

今晩は。お便り有り難うございました。長文の感想文、楽しく拝読しました。久しぶりの褌談義ですね。最近の褌ブームは嬉しく思いますが、ホットな話題は、何と言っても蘇民祭のセクハラ・ポスター騒動ですね。祭りも終わって蘇民祭フィーバーもやっと下火になりましたが、素っ裸の男性に褌をさせようとした警察の介入が失敗したという結末、これも褌談義に花を添えるものとして、「ふんどし談義1/2」 http://wadaphoto.jp/maturi/japan15.htm に追加しましたので、ご覧下さい。(^^; 

黒石寺では、蘇民祭用の褌を販売していますが、私は蘇民褌と勝手に名付けています。しかし、商品には下帯という表示になっているのが残念でなりません。報道各社のレポーターはそれを見て下帯と言ったのかも知れません。地元の青年部は「ふんどし」と言っているのに、「したおび」としたのは、上品に表現しようとしたものと思いますが、立派な歴史ある表現がありますので、「黒石寺蘇民祭」の作品では、「ふんどし」と呼称するよう提言しています。

TBSのサンデー・ジャポンの記者が褌一本で蘇民祭に参加し、体験レポートが放映されましたが、スタジオの司会者やコメンテーターを含め、みんな当然のように「ふんどし」を連発し、スタジオの女性達も褌姿を絶賛していました。当たり前のことを喜ばなければならないのが残念ですが、徐々に正しい「ふんどし」という用語が復権しつつあることは、間違いありません。

ところで、「相撲まわし」が大好きということですが、褌の中でも特殊なものですから、とても珍しい趣味だと思います。奥様からも認知されているということですので、誰憚らず楽しまれておられ、幸せなご様子、嬉しく思います。腰痛がなくなれば、一石二鳥ですね。褌の新しい効用として紹介できるかもしれませんね。有り難うございました。
2008年2月5日(火)晴  Og  様より

柳津の写真提供について こんにちは。早速DVD送って頂いてありがとうございました。3日の夜には届いていましたが、やっと先ほど拝見させて頂きました。いやぁ、驚きです。枚数に…。軽く1000ショット超えているとは。恐れ入ります。

和田さんが撮って頂き、実際に自分があちこちに写っているので、とても良い記念になります。ありがとうございました。実は、柳津の祭りは今回の参加で丁度10回目を数えました。その為なのか、今回はいろんな箇所で自分の写った写真・映像が使われて、なんだか嬉しいような恥ずかしいような複雑な気持ちです。(笑)

それにしても、自分が福島民友に載った写真は1度目にチャレンジして落っこちる前のモノだったのですね(汗)。あのとき『えっ!?握力落ちてる!?綱が滑る!!登れない!?!』と焦っていたときのモノでした。結局この時は握力が落ちてしまい上まで登るのは止めて握力の回復を待つこととなりました。

しかし、赤褌は変に目立ちますねぇ…。本来は還暦の方が締めるのですが(^^; 和田さんの撮られた写真も赤褌締めている自分が気持ち多いような気がします(笑 …あくまでもですけれど) 来年に向けてもっとトレーニングしなくては・・・

お便り有り難うございました。撮影枚数が半端な数ではないのが和田流で、「下手な鉄砲も数打ちゃ当たる」を実践しています。フィルム時代なら無駄が多く、資源の浪費になりますからできませんが、デジカメ時代になってからは、費用がかかりませんので、可能になった写真術です。節分の宝光院はだか祭では秒間5コマの連写を使いましたので、2500枚撮影しました。これからは物量作戦で名作が生まれることと思います。
 
赤褌が目立ちますが、私はまんべんなく撮影していますので、赤褌を狙っているわけではありません。本来は白褌でなければならず、赤褌は還暦や厄年の人が特別に締めるものだと思います。紫褌もありましたので、色物はOKということですね。さすがに柄物がないところが、一線をわきまえていると思いました。
2008年1月31日(木)晴  M. M.  様より

還暦おめでとうございます 拝啓 初めてお便りさせて頂きます。数年来和田さんのHPをお気に入りに登録して日々旅に出掛けた気分で、美術品を鑑賞している気分で、祭りの言われや歴史の説明文を読みながら素晴しい撮影画像を楽しく味わさせて頂いております、有難うございます。

まだまだ先でございますが、厚かましくもリクエストを、、、、、栃木県生子神社の「泣き相撲」を1度取上げて頂けたらな、、、と申し訳けございません。

少し調べてみると長い歴史、言われがあって土俵で赤ちゃんをただ持ち上げるだけでなく、その昔死んだ赤子が息を吹き返した水源を神主さん、氏子総代や廻しを締めて力士役を務める氏子の皆さん等々が行列をなして御参りして神社に向かわれたり、
相撲甚句の様な謡いがあったりして結構奥が深い祭りと知りました。

50歳以上でしょうか、還暦を過ぎた方々でしょうか、ご年輩が赤ちゃんを持ち上げる姿は“老い”と“新しい生命”の対比があって
とても微笑ましく、また大学の相撲部やプロの力士では無く、地元の氏子さんが力士役を務めて地元の為の祭りという姿勢に好感を持ちました。

なんせ関東では有名な祭りで、カメラマンが多く撮影が混乱を極めるかも知れませんが、一考の機会があれば宜しくお願い致します。関東からは遥か遠い場所なんで、、、、、

還暦の寒中禊ぎも無事済まされ、益々のご活躍を期待しお祈り申し上げます。くれぐれもご自愛のほどを。

今晩は。お便り有り難うございました。私のホームページを気に入っていただき、とても光栄です。

泣き相撲は全国に見られますね。栃木県は首都圏からそう遠い場所ではないと思いますが、ホームページで調べましたら、生子神社の「泣き相撲」は、ちゃんとした土俵でまわしを締めた男性が介添え役となって赤ちゃんが泣き相撲を取るということで、由緒あるお祭りのようです。

しかし、残念ながら、私の取材基準には該当しません。赤ちゃんが洋服を着たままだからです。赤ちゃんが裸となり、金太郎のような腹掛けや可愛らしい褌を締めているのなら、飛んで行きます。(^^; 日本古来の伝統衣装が変質せず、正しく継承されている泣き相撲をご存じなら教えて下さい。有り難うございました。

こんばんは、和田さん、有難うございました。私ごときの壱ファンからのメールに早速応えてくださり恐縮致します。ちゃんとポリシーを持って撮影されておられる姿勢が伝わって来て、とても頼もしく感じまして益々これからの展開が楽しみになりました。

こんな赤ちゃん相撲が行われている土地があります。氏子さんが廻しを締めた力士姿で赤ちゃんを抱えて現れます。赤ちゃんは裸になって化粧廻し締めた姿です、そして赤ちゃん全員が土俵に寝転がされて鳴き声を競うのです。宜しかったら参考までに、、、、、 http://rk.nsf.jp/akasumou.html

寒い折風邪に気をつけてください、今後のご活躍期待しております。 

おはようございます。熊本県上天草市の泣き相撲をご紹介いただき、光栄です。東京からだととても遠いですが、何とか機会を見つけて取材したいと思います。泣き相撲に参加するのにかなりな費用がかかるようですが、昔からの伝統を守って毎年行われているのは素晴らしいですね。有り難うございました。
2008年1月21日(月)晴  M. T.  様より

江ノ島寒中錬成会 本日、江ノ島寒中錬成会に行って参りました。午前中から昼頃まで天気に恵まれ、冬のわりに暖かかったです。長谷川さんや山本さんに会えて、挨拶をすることが出来ました。

三年前に一度撮影に行ったのですが、三年前と比べると、参加者とギャラリーが多く驚きました。そのため、今回の撮影はうまくいかず、失敗ばかりでした。枚数を気にせずに撮影することが大切だと感じました。やはり、長靴や三脚などが必要だと改めて感じました。または、思い切って褌で海の中に入って撮影するもの1つではないのかと思いますね。

また、機会があればいろいろな場所で撮影してみようと思います。有り難うございます。

おはようございます。お便り有り難うございました。色々と失敗を重ねながら良い写真が撮れるようになりますので、今回も無駄ではなかったと思います。褌で海に入り、撮影するのは止めていただけると嬉しいです。祭りの景色に汚点となります。結構そのような人がいますが、自分だけ良ければ良いという身勝手な考え方の持ち主だと思われます。

あくまで、水際から、裸神輿の美しさを損なわないようにして撮影して下さると助かります。有り難うございました。
2008年1月14日(月)晴  光岡新一  様より  感動写真集/光岡新一

「鐵砲洲寒中水浴’08」速報! 拝見しました おはようございます。還暦の赤褌水浴、おめでとうございます!身を切るような寒さの中、真水に氷柱を入れての水浴、見ているだけでも身震いがするほどです。

私も二年ほど前に、還暦を迎えましたが、今に思えば、こういう行事もあったのかと思うと、やっておけば良かったと・・(これはウソで、全くその様な勇気はありません(^^; )思うことなく見入っています。真冬に水の中に入ることなど、とても凡人には出来ることなどありません!水浴の皆さんの姿がとても真剣で気が入っている表情が手に取るように判ります。

和田さんの赤褌姿、とても良く似合ってます!!水浴にて身を清められた和田さんの今年一年のご成功をご祈念申し上げます。有難うございました。

お便り有り難うございました。一年来の計画でしたが、遂に実現しました。全くの初心者でしたので、大変でしたが、慣れれば大丈夫だと思います。私も凡人ですが、指導者とともにみんなで進めば怖くありません。光岡さんも是非チャレンジしてみて下さい。一夜明けた今日は、気力が更に充実した感じがします。

東京に戻って5年、フィットネス・クラブでサウナに入り、水風呂に飛び込むことをずっと続けていますので、皮膚が鍛えられ、風邪を引いたことがありません。会社を病気で休んだのは、去年の大腸ポリープの手術くらいです。

赤褌が似合っているとのこと、有り難うございます。私も日本人ですし、若いつもりでも還暦になりましたから、似合う年になったのでしょう。痩せぎすは似合いません。和服と同じで、小太りが一番サマになるようです。外人、特に西欧人の褌姿は似合いませんね。

今年1年、張り切ってゆきたいと思います。有り難うございました。
2008年1月13日(日)晴  M. T.  様より

鐵砲州稲荷神社寒中水浴 1/13(日)の鐵砲州稲荷神社寒中水浴、ご苦労様でした。今年はカメラマンではなく参加者でしたが、いかがでしたか? 私自身も祭りなどは、普段はカメラを持って撮影する立場でしたが、今回初めて参加させていただきましたが、参加するのもいいものだと感じました。

特に鉢巻きをして、褌を締めると改めて自分自身が日本人であると再確認し、日本人でよいと感じました。そして寒中水浴をしているときの気分が表現のしようない不思議な感じがしました。また、今後も鐵砲州稲荷神社寒中水浴に参加してみたいと思います。そして、他にも裸祭りに参加できるものがあれば出てみたいと思います。

今度は1/20(日)の江ノ島の寒中御輿錬成大会に写真を撮りに行ってみたいと思います。 有り難うございました

おはようございます。お便り有り難うございました。還暦記念水浴にもお付き合いいただき、光栄です。褌着用の裸祭りは日本人としてのアイデンティティ(日本人であること、日本人らしさ)を感じる祭りですね。寒中水浴で渇が入った感じで、身体全体が活性化し、効用は大きいと思います。私も健康である限り、毎年参加したいと思っています。

今年は撮る側から撮られる側になりました。辛さが顔に表れてしまいましたが、堂々とした水浴ができたと思います。翌日の毎日新聞東京版には、私と平野さんが写った赤褌水浴の写真が掲載されていました。

1月20日の江ノ島寒中神輿錬成会の取材は、今年で4年目になりますが、山本グループが例年参加していますので、今年も激写したいと思っています。現地でお会いできそうですね。有り難うございました。
2008年1月5日(土)晴  M. T.  様より

鐵砲州稲荷神社寒中水浴大会について 和田様、初めまして。和田様のホームページを楽しく拝見させて頂いております。私は、東京都北区のM. T.と申します。

ところで、1/14(日)の鐵砲州稲荷神社寒中水浴大会に還暦記念水浴に参加するとのことですが、私自身、寒中水浴大会に参加してみたいと思っておりました。しかし、なかなか参加の決心がつかなかった状態であります。今年は和田様が還暦記念水浴大会を行なうということで、私も是非にこの機会に経験してみようと思います。

そのため鐵砲州稲荷神社寒中水浴大会について、集合時間や持参するもの等の情報を頂きたいと思いますので、是非お返事を頂けたら幸いです。

おはようございます。お便り有り難うございました。第53回鐵砲洲稲荷神社寒中水浴大会に参加したいとのこと、大歓迎です。開催日は、14日ではなく、1月13日(日)で、午前11時から水浴開始です。準備がありますので、10時過ぎには来場下さい。神社に入って右に社務所がありますので、一階の受付で登録して下さい。初穂料は500円です。二階が控え室ですので、そこで入浴の準備をして下さい。

準備するものは、白鉢巻と白の越中褌です。褌は当日弥生会からも購入できますが、事前にご自分にあったものを用意された方が良いと思います。常連の方で古い褌を締めておられる人が散見されますが、正月の神事ですので、新品のものをご持参下さい。水浴後、銭湯に入りますので、タオルや洗面道具があると良いでしょう。

鐵砲洲稲荷神社へのアクセスは、公式サイトをご覧下さい。  http://teppozujinja.or.jp/jinja/map.shtml
水浴大会のポスター http://wadaphoto.jp/maturi/images4/suiyokup08.jpg

以上、宜しくお願いします。有り難うございました。
2007年12月9日(日)晴  宮嶋 茂 様より  感動写真集/宮嶋茂

Re: 「池ノ上みそぎ祭」速報!
 お知らせありがとうございます。この寒い時に各地でこういった祭りがあるのですが、寒いからこ
そ意味があるのでしょうね。NHKのニュースでこの祭りが報道されましたが、その時はやはり「下帯」と言っていました。その後料
理番組があり蟹の調理法をやっていまして、料理人の方が「このように褌を取って・・・」って説明されていましたのにね。

カメラも素晴らしい機能のようですね。私のは故障ばかりで、昨日修理に時間が掛かりますとの断りの電話がありました。まあ気
長に待ちます。完成をお待ちいたしております。では、お寒いなかどうぞお元気で。

今晩は。お便り有り難うございました。日本は、冬が裸祭りのシーズンです。これからが本番です。特に正月や旧正月の2月は多くなります。

岐阜新聞は「下帯」、中日新聞は「ふんどし」と出ていました。記者の器量によると思われます。神社に出掛けて祭りを見物し、記事を書いたのであれば、神社の入口にある「みそぎ参加大歓迎 御神酒鉢巻褌は、祭元に用意してあります。公民館え来て下さい。祭元」の看板を読めば、褌でなければなりません。

カメラの故障、残念ですね。どうかご自愛下さい。有り難うございました。
2007年5月15日(火)曇  tknr  様より  新座市・大和田氷川神社(裸みこし)のご案内

お祭りのご案内
 こんばんは。tknrと申します いつも拝見しております。さて毎年7月の最終金曜日・土曜日の夜に新座市大和田の氷川神社で夏祭りが執り行われています。この祭りでは神輿も出るのですが、最近では珍しいことに担ぎ手は褌を必ずすることになっています。理由はよく知らないのですが、そのような伝統のようです。褌でないと正式な担ぎ手になれません。

和田様もご都合が合えばご覧になってください。土曜日は終了が11時過ぎなので電車では相当きつい可能性があるので、そこにはご注意ください。

ただし、参加者が割と少ないために時々臨時で裸でない担ぎ手が補助に入ることもあります。1参加者としてそこが残念なところではありますが、かなり激しい渡御なので(担ぐ側は相当きついです(笑)) 写真を撮るにしてもかなり良い被写体になるのではないでしょうか。ぜひご検討ください それでは
大和田氷川神社(裸みこし)/埼玉県新座市
大和田氷川神社(裸みこし)

資料

お便り有り難うございました。裸祭りのご案内、光栄です。この祭りは知っておりますが、余り規模が大きくないと思い、まだ、取材していませんでした。internetで検索すると、晒木綿の六尺腹巻姿でかなり激しい神輿練りが行われるようですね。お知らせ頂いたことでもあり、今年、都合がつけば取材したいと思います。褌姿でない人も混じっているのが少し残念ですね。有り難うございました。
2007年5月1日(火)曇  Steve  様より  米国ロサンゼルス在住のアメリカ人からのお便り

Sominsai Dear Mr. Wada,

I'm an American living in Los Angeles. I have had an opportunity to visit Tokyo, Kyoto and Osaka. Unfortunately, I have never witnessed a hadaka festival, except through your unique website. You are a fortunate man, to chronicle history and take part in such remarkable rituals. I especially like the sominsai festival. The hundreds of men in fundoshi, and some without, jostling for position on a thin ledge with wooden torches for light is an amazing site. I hope the ban against nudity does not take place. The ritual should be honored as it was for decades and centuries. I hope you will continue to share your photographs with us. Do you have any plans for a video? I would love to see more of the sominsai. Regards,

Steve


筆者仮訳: 蘇民祭 和田様、私はロサンゼルス在住のアメリカ人です。かつて東京、京都、大阪に行く機会がありました。貴方のユニークなウェブサイトを除いては、不幸にも今までに裸祭りを見たことがありません。貴方はそのような目を見張る祭りを歴史にとどめ、かつ、その一翼を担っておられる幸運な方です。

私は特に蘇民祭が気に入りました。数百人の男性が褌を締め、あるものは全裸で、角燈を持ち、薄い棚の上で押し合いながら場所を奪い合う光景は驚きです。全裸禁止が実行されないよう希望します。この祭りは、数百年の間行われてきたという名誉に浴すべきものです。これからも撮影を続けられて私たちに提供下さい。ビデオ撮影をする計画はありますか。これからも更に多くの蘇民祭を見たいと思っています。どうか宜しくお願いします。

Dear Steve,

Thank you for sending me a e-mail form Los Angeles. I'm glad you like Somin ritual so much. This nude festival is a very rare religious culture throughout the world so that its tradition should not be spoiled. I'll travel continuously around Japan to photograph traditional nude rituals more and more. Please expect me. I introduced your opinion on my 'e-mail corner'. http://wadaphoto.jp/otayori.htm Best regards. Thank you again.


ロサンゼルスからメールをお送りいただき、有り難うございました。蘇民祭をとても気に入られたようで嬉しく思います。この裸祭りは、世界中でとても珍しい宗教文化ですので、この伝統を変質させないようにすべきですね。これからも引き続き日本中を旅して多くの歴史的な裸祭りを写真撮影したいと思います。どうかご期待下さい。貴方のご意見をお便りコーナーに紹介しましたので、宜しくお願いします。有り難うございました。
2007年4月18日(水)雲  K. T. 様より

松本には「島立のはだか祭」という奇祭があります。http://www.maff.go.jp/soshiki/koukai/muratai/21j/no8/mura01.html  毎年
7月1日に行われているそうですが、私はあいにくとまだ見に行くことができていません。 願わくば、和田様の手による激写を心
から望む次第です。(笑)4月も半ばというのに急に冷え込みました。ご自愛ください。

おはようございます。お便り有り難うございました。「島立のはだか祭」のご案内、早速、internetで当たってみました。六尺褌
を締めた80人くらいの男子児童のお祭りですね。現在もこのような素朴な祭礼が残されているのが良いですね。褌に運動靴
というスタイルが少し気になるところですが、機会があれば取材したいと思います。有り難うございました。

島立の裸祭り1   島立の裸祭り2

資料

2007年3月13日(火)晴  大森保武 様より  感動写真集/大森保武 

天下一の奇祭「黒石寺蘇民祭」拝見しました 
凄い作品になりましたね 庫裏の周辺のたたずまい、行ってみたくなる所ですね
驚いたのは裸の渦の中に小刀を口にくわえ飛び込む光景、この種のお祭りで見たのは初めてです 他にはないのでは? 神様の加護があるから、怖さ感じないのでしょうね 私のお気に入り、やはり水飛沫です 

いろいろお疲れ様でした 満足感一杯の疲労ですね 有難うございました  ではまた

今晩は。お便り有り難うございました。感動が強かったせいか、本当に二週間、のめり込んで編集しました。今日、最後の推敲を終わり、ドッと疲れが出ました。今日は、祝杯のスコッチのロックのあと、早めに寝ます。(^^; 土曜日は山さん、昇ちゃん、KUMAちゃんと打ち上げ会をすることになりました。もうすっかり意気投合です。

黒石寺の藤波住職ともメールをやりとりし、今日、黒石寺のホームページに私の作品をリンクして頂きました。夢のような交流です。 http://kokusekiji.e-tera.jp/link.html 

今回、一人で全てのシーンを切り取るのは矢張り難しく、鬼子登の薬師堂外陣での松明の儀式や外陣の争奪戦の模様が撮れていません。来年は、外陣の屋根裏に上がって撮影し、欠けているシーンを補充したいと思っています。

素裸の親方が小刀を口にくわえて渦に飛び込む迫真のシーンも屋根裏からだと上手く撮れると思いますので、ご期待下さい。今年の裸祭りを締めくくるにふさわしい蘇民祭でした。有り難うございました。 
2007年3月12日(月)晴  宮嶋 茂 様より  感動写真集/宮嶋茂

Re: 天下一の奇祭「黒石寺蘇民祭」完成!
 「黒石寺蘇民祭」の完成おめでとうございます。早速拝見させていただきました。私は今までクライマックスの画面を見ていただけで、このような祭りの全貌を拝見したのは今回が初めてです。本当に見応えがありました。大変なご努力だったと感服いたしております。

これで和田フォトギャラリーにまた素晴らしいページが増えましたね。時の流れはまさに無常ですが、こういった伝統がいつまでも伝承されていくことを陰ながらお祈りしています。日本精神の根本だと思っておりますので。では、どうもありがとうございます。

おはようございます。早々に「黒石寺蘇民祭」をご覧いただき、有り難うございました。これまでで一番感動した裸祭りですので、一気に仕上げました。これだけの大作を二週間でやり遂げたのは、今も残る感動以外の何物でもありません。それほど、素晴らしく、美しい裸祭りでした。今年撮り得なかったアングルがありますので、来年も是非取材したいと思っています。有り難うございました。
2007年3月12日(月)晴  三木芳樹 様より

蘇民祭本編完成おめでとうございます 和田さん、蘇民祭の本編完成おめでとうございます。昨晩ご連絡頂き、早速いっきに拝見しました。速報番では取り上げられてなかった、青年部の方達の祭りのこまごまとした準備の様子、精進小屋、食堂、売店など手作りの素朴な佇まい、水垢離場や本堂、参道、庫裏の位置関係など、これまでビデオやインターネットでは全く取り上げられなかったような細部まで取材され、この作品が貴重な民俗資料として後世まで語り継がれるものと確信しました。

私のつたない知識の中では、蘇民祭と言えば水垢離と柴燈木登、蘇民袋の争奪戦くらいしか知りませんでしたが、別当登、鬼子登といった宗教行事を含む壮大な祭りであることを初めて知りました。祭りの流れを逐一拝見し、私も見物に加わっていたかのような感動を覚えました。

東北、北海道は昨晩から寒波が襲来し大雪のようです。東京はこのまま桜の開花便りが聞こえて来ることでしょうが、どうぞお元気で、次の感動作品制作に向けおからだご自愛ください。

今晩は。早々に「黒石寺蘇民祭」をご覧いただき、有り難うございました。三木さんにご紹介いただいたお陰で、交流の輪が広がり、蘇民祭の日本一の作品ができあがりました。何度お礼を言っても足らない位です。

蘇民祭は、おっしゃるように、夜の部だけの写真が殆どで、裸ばかりが出てくるサイトばかりですので、最初から昼の部を是非撮りたいと思っていました。結果は、昼の部に3頁を費やすことになりました。10頁の大作になりましたが、これで、黒石寺とその夜祭りの全貌が明らかになりました。

そして、藤波住職や、山さん、昇ちゃん、KUMAちゃんの個人の顔が入り、より踏み込んだ作品になったと思います。中でも昇ちゃんの最後の素裸は、貴重な映像で、来年からは見ることが出来ません。(^^; これからもこのような密着取材により、踏み込んだ作品を創りたいと思っています。有り難うございました。
2007年3月12日(月)晴  蓮野 渉 様より  感動写真集/蓮野渉

Re: 天下一の奇祭「黒石寺蘇民祭」完成!
 黒石寺蘇民祭。菰囲い、筵、藁、俵、炭火、畑地、地下足袋、等・・その素朴さ!氷点下、褌一丁、禊、裸参り、争奪等・・その厳しさ荒々しさ!そして柔和な住職のお姿。昨夜前半今朝後半、10ページにもわたる大作労作拝見いたしました。有難うございました。
今晩は。早々に「黒石寺蘇民祭」の完成版をご覧いただき、有り難うございました。ご指摘のように、昔懐かしい光景の中で、夜を徹して営まれる素朴な祭りですが、心を打たれるものがありました。

都会に暮らす我々が失ってしまったものが残されているからでしょうか。千年の伝統を親から子へ、子から孫へと受け継いで行く重みも実感しました。一人一人が相互依存しながら精一杯生きている生への悦びも感じました。地方にいる人それぞれがそれぞれの環境で素晴らしい人生を営んでおられることが分かりました。有り難うございました。

2007年3月11日(日)雨  Y. I. 様より

蘇民祭 私は昨年の夏頃に、三回ほど貴殿にメールを差し上げた愛知県在住のY. I.と申します。その時は、貴殿の大ファンのあまり、失礼なメールを送り付けましたが、どうぞお許しください。もし、許して頂けるのなら、少々私の話を聞いてください。

今年の、岩手県水沢市の蘇民祭りの取材には行かれましたでしょうか。その祭りですが、奇異ともいえる為に、ルーツが語られる事があまりないようです。私が思うには、黒石寺は格式の高い寺院のように見受けられ、檀家も限られた人々ではないでしょうか。

それで、当時、頻繁に起こった冷害が基で百姓一揆が勃発して、「糞くらえっ!」と、ばかりに、武器を持たない彼らは、格調高い場所に相反する全裸によるデモンストレーションで自分達の存在を示す。如何でしょうか。

蘇民祭の写真、映像ですが、最近は肖像権、個人情報の漏洩等、法的な規制がある為か、そこに写っている人達は半プロのようなモデルで、今ひとつ迫力に欠けます。地元の議員、教師、青年団であったなら違和感はないでしょう。和田様はお持ちでしょうか。宜しくお願いします。

今晩は。お便り有り難うございました。去年の夏のお便り、保存していますので、読ませていただきました。昔、蘇民祭をご覧になって、衝撃を受けたという内容でしたね。このたび、遂に取材し、ホームページにアップしましたので、どうかごゆるりとご覧下さい。

「黒石寺蘇民祭」 http://wadaphoto.jp/maturi/somin1.htm

黒石寺は、格式が高いかどうかは知りませんが、檀家の数も少なく、小さなお寺です。それだけに、住職が中心となって、檀徒や部外協力者による手作りのお祭りで、とても親しみが持てます。

蘇民祭の発祥は、蘇民信仰に基づくもので、百姓一揆による全裸の反抗だというのは勝手な憶測で、失礼ですが、妄想です。そのような反社会勢力に立派な天台宗の住職が協力するはずがありません。ご意見を述べられるときは、文献や確かな根拠に基づいて発言されることをお勧めします。

蘇民祭は、地元の方々だけでなく、何十回と参加されている部外の賛同者たちが祭りを支えています。半プロやモデルで今ひとつ迫力に欠けるとのことですが、そのような方々は一人もいません。みんな手弁当で参加しており、報酬を得る方はいません。完全なボランティアによる社会奉仕活動です。アダルトサイトに出回っている全裸ビデオを見て、そのような偏見をお持ちなら、残念でなりません。

蘇民祭の素朴さ、素晴らしさに感動して参加されている人たちばかりです。常連ですから、あちこちで顔をあわせますが、それで迫力が欠けるとは少しも思いません。褌を締め慣れているために、かえって頼もしく、美しい姿です。素人の方が締めた褌は、格好が悪く、サマになりません。

地元の議員、教師、青年団だとなぜ違和感がないのでしょうか。それ以前に、裸祭りは裸一貫の祭りで、議員や教師などの肩書きを外し、1個の人間として参加しますので、肩書きが分かるはずもなく、おっしゃる意味が分かりません。

2007年3月6日(火)晴  K. L.   様より  香港の中国人男性からのお便り

Re: Somin Rituals Dear Yoshio-san,

Actually I am interested to know what started your interest in photographing nude rituals? And why there are so many nude rituals in Japan? (At least I can't see too many such rituals in Chinese...) I understand that some of the winter nude rituals (from temples especially) are about the cleansing of one's soul, but some of them with very large crowds, especially in summer, seemed to have various purposes.

The 15th day of Lunar New Year just over last night, thus the Chinese New Year Festival just came to an end...

Cheers,  K.


筆者仮訳:蘇民祭について よしおさん、実際、貴方が裸祭りの写真を撮るようになったのはどういう興味がおありだったのか知りたいですね。そして日本にはなぜ裸祭りが多いのでしょうか?(少なくとも、中国ではそのような祭礼は殆ど見かけません。)特にお寺の冬の裸祭りは、あるものは魂を浄化するためだと理解していますが、あるものは特に夏期に凄い人数が繰り出しますが、種々の目的があるように思えます。

旧暦の正月15日が夕べで終わり、中国の新年祭りは終わりを迎えました。それでは。  K.

Dear K.,

Thank you for your reply again. I was deeply impressed to see Nada kenka ( portable shrine fighting ) ritual in Himeji city Hyogo pref. six years ago when I was living at Kobe city due to my occupation. One thousand people wearing t-back loincloth without exception look manly and wonderful just matching Japanese traditional culture and shrine itself. I determined there to take pictures like them and open to the public on my websight.

Purification of body and soul at a shrine or a temple just before or after New Year's Day in order to meet new year with clean body and spirit is one of Japanese tradition. Men and women in old good days bath with flesh water naked or only with loincloth.

The climate Japan features high temperature and high humidity so that our ancestors worked outside semi nude, especially farmers, fishermen, artisans and many other outside men workers only with fundoshi the t-back loincloth in summer. Originally fundoshi was a men's underwear, then it was used as a working uniform and later became the uniform of rituals. So you can see fundoshi nowadays in Japan, everywhere at various kinds of nude festivals or rituals all the year round.

Thank you again. Yoshio WADA


再度のお便り有り難うございました。6年前神戸に赴任していたとき、兵庫県姫路市の「灘のけんか(神輿のぶつかり合い)祭り」を見て感動しました。千人もの人々が例外無しに褌をしており、男性的で日本の伝統文化や神社にとてもマッチしていました。そこで私はこのような写真を撮影し、ホームページに発表しようと思い立ったのです。

綺麗な身体と心で新年を迎えるために、元旦の前後に神社やお寺で心身を浄化することが日本の伝統の一つとなっています。古き良き時代の男女は全裸か腰巻だけで清水を浴びていたのです。

高温多湿が特徴の日本の気候のため、我々の先祖は殆ど裸で働きました。特に、百姓、漁夫、職人その他多くの男性の屋外労働者たちは、夏には褌しか身につけていませんでした。もともと褌は男性の下着でしたが、仕事着となり、祭りのユニフォームになりました。そのため、日本では今日でも一年中色々な祭りや祭祀で褌を目にすることができます。

2007年3月3日(土)晴  Macky 様より

蘇民祭について 初めまして。兵庫県明石市在住のMackyと申します。蘇民祭での全裸禁止を知り大変悲しく思っています。確かに、褌も日本古来の文化であり、褌着用状態を慣習的に裸と称するのは理解出来ます。そして私も褌を好み、時折締めて身を引き締めたりしています。公衆の面前で全裸になることが違法行為であることももちろん理解しています。

しかし・・・やはり釈然としません。そもそも裸で神事に臨むのは己の全き姿を隠し立てすること無く、神前に捧げることに意味があったのでは無いでしょうか?それを現代人の都合によって改変するというのは悲しい物があります。

私自身がヌーディストですから、この問題に過敏に反応しているのかも知れませんが、法の過剰適用とも言える今回の「警告」は大変悲しい物があります。住職の決断も苦渋のものであったと思います。まことに残念です。

私は残念ながら一度も裸祭り(褌含む)に参加したことはありません。(当明石にも「おしゃたか船」がありますが。)しかし、人間の肉体をともすれば猥褻と称する、昨今の風潮に憤慨し、このようなメールを書かせて頂きました。乱文失礼いたします。

おはようございます。お便り有り難うございました。蘇民祭に関する貴重なご意見、興味深く拝読させていただきました。日本は高温多湿の気候風土に育まれた裸文化が発達し、銭湯や温泉が今も流行っているように、全裸になることに抵抗感はないのですが、明治維新の文明開化政策以後、キリスト教の文化が導入され、裸は未開の遅れた文化であるという誤った認識が日本を風靡してしまいました。

キリスト教徒も伝導と称して裸を禁じ、ハワイでは一時フラダンスやサーフィンまで禁じられることになりました。今は、それが誤りであることが明らかとなっており、世界各地でも昔の伝統ある裸文化が復活しています。日本もその点は同様で、裸祭りがあちこちで盛大に行われています。

しかし、公衆の面前で素裸となることは、日本では公然猥褻物陳列罪という刑法に触れる恐れがあり、法治国家である以上、例外は許されません。蘇民祭の全裸行為も形式的には間違いなくこの刑罰の構成要件に該当しており、また、判断能力のある人がそれを認識しながら行っていますので、有責性もあります。しかし、祭礼としての正当業務行為という観点から違法性が阻却されると考えられ、結果的には刑法違反に問えないという解釈になろうかと思います(和田説=通説)。

しかし、社会的には嫌悪感を感じる方がおられることは間違いなく、風紀の紊乱につながることは避けられず、参加者については褌を義務付けてこの問題を解決したいというのが、藤波住職のお考えですので、私は、現実的な選択として、高く評価したいと思います。

政府や公共団体が行う公のイベントですと、差別や偏見などと、批判される余地がありますが、ここは私有地内の祭礼ですので、管理・所有権を持つ住職が禁じて立入を拒否する権限がありますので、問題ありません。

参加者が褌のみになったとしても、親方などが素裸で行う宗教的行事は残るものと思いますので、完全に素裸の伝統が失われることはないと思われます。この点どうかご理解いただきたいと思います。

アメリカなどではヌーディストクラブがあり、公然とした活動を行っています。日本も憲法に人権が保障されていますので、公共の福祉と公序良俗に反しない限り、何をやっても自由です。ヌーディストも自由ですが、公衆の面前に出るような行為は、公序良俗に触れる行為として規制を受けることになります。また、internetで全裸の画像をアップする行為も刑法の猥褻物陳列罪に当たる恐れがあります。

以上、この件に関する私の認識と意見を書き連ね、蘇民祭の全裸規制は法の過剰適用ではないと考えられますので、ご参考になさって下さい。有り難うございました。

2007年3月2日(水)晴  Billy Mak   様より  外国人男性からのお便り

Somin Rituals Dear Yoshio-san,

I read the comments from Mr. K. from Hong Kong and if I may, I would like to join in the discussion. I also have enjoyed your beautiful images around the world for some time now. The ones on Japan give me an insight of history and rituals of the country and people.

I was lucky enough to be in Okayama one time when the Saidaji Matsuri took place. It was a spectacular event, especially when the lights went out and the crowd cheered. However, many participants were not Japanese, and I found their behavior disrespectful. As I understand, Matsuri is ancient religious ritual that takes place in a temple. People need to be reminded of the purpose of festival. People can enjoy the festivities but remember that it is also about respect for history and tradition.

I agree ritual dating back thousands of years should be preserved. I am sad to see so many things in life being modernized. Whoever we are and wherever we live, we lose a little more of our heritage and history everyday.

Just my opinion and thank you for reading it.

Billy


筆者仮訳:蘇民祭 よしおさん、香港のK.さんのコメントを読ませていただき、もし宜しければ私も討議に参加させていただきたいと思います。私もまた貴方の世界を巡る美しいイメージを暫し楽しませていただきました。日本の映像は、地方や人々の歴史と祭礼について理解を深めることができました。

以前、西大寺会陽が開かれたとき、岡山でたっぷりと過ごさせていただきました。それとても壮大なイベントで、特にライトが消され、群衆が歓声を上げたときは最高でした。しかしながら、参加者の中には外国人も多くいて、彼らの振るまいが尊敬すべきものではありませんでした。私の理解では、祭りとはお寺の中で催される古代の宗教的な祭礼です。人々は祭りの目的を知る必要があります。人々は祭りを楽しむことができますが、祭りは歴史と伝統の尊敬でもあるということを想起すべきです。

千年の歴史ある祭礼は保存されるべきであると、私も思います。人生の中で本当に多くの事柄が近代化されつつあり、悲しくなります。私たちが誰であれ、何処に住んでいようとも、我々は毎日何らかの遺産や歴史を失っているのです。

私の意見を述べさせていただきました。お読み頂き、有り難うございました。 ビリー

Dear Billy-san,

Thank you for your e-mail about your opinion on Somin and Saidaiji
rituals. Many foreigners interest in Japanese rituals, and want to join them. It is true that some of them join for fun without understanding the meaning of the rituals. They should listen humbly to the guidance of priests and follow the tradition. In Saidaiji ritual, some of them look slovenly due to loosen t-back loincloth. Japanese friends should check them and tighten their t-back loincloths.

 I agree with your opinion that ritual dating back thousands of years should be preserved. However everything is evanescent more or less and nothing is certain in life as Buddha said. Thank you.

ビリーさん、蘇民祭と西大寺会陽に関するご意見をメールしていただき、有り難うございました。多くの外国人が日本の祭祀に興味を持ち、参加を求めます。彼らの中には祭祀の意味を理解せずに興味本位で参加する人がいることは確かです。彼らは僧侶の指導に謙虚に耳を傾け、伝統に従うべきです。西大寺会陽で、外人の中には褌が緩んでだらしない格好をしている人がいます。日本の友人は彼らをチェックして褌をしっかり締めてやるべきです。

千年の歴史ある祭礼は保存されるべきであるという貴方の意見に賛成します。しかしながら、釈迦が言ったように、多かれ少なかれ、全ては移り変わり、そして人生は無常です。 有り難うございました。
 

Dear Wada-san.

Thank you for your reply. I would like to visit another Matsuri again. Do you recommend one that is still very tradional?

Best Regards. Billy


筆者仮訳:和田さん、ご返事有り難うございました。私は再度別の祭りを見に行きたいと思います。今も伝統を残している祭りをお勧めいただけませんか。
 
Dear Mak san,

Thank you for your e-mail again. I recommend Kounomiya hadaka ritual held in Feb. at Nagoya Japan. Thousands of people join the ritual with t-back loincloth only. At the final stage, Shin otoko (God man) appears naked. You can enjoy it on my homepage. http://wadaphoto.jp/maturi/kouno1.htm 


Mak さん、再度メールを頂き有り難うございました。二月に名古屋で開かれる国府宮はだか祭りをお勧めします。数千人の人々が褌一丁で祭りに参加します。最後の段階で、神男が全裸で現れます。私のホームページで楽しむことができます。
http://wadaphoto.jp/maturi/kouno1.htm 有り難うございました。
 
Dear Wada-san.

Thank you for your reply. I have never been to Nagoya so this is a good chance for me to visit.

Honestly speaking, your good work on the website gives me much pleasure to view places and festivals that I have never seen. Thank you again for sharing these with us.

Best Regards.  Billy


筆者仮訳:和田さん、ご返事有り難うございました。名古屋には行ったことがありませんので、これは私にとって訪問するのに良いチャンスです。正直に申し上げて、ウェブサイトの貴方の素晴らしい作品がこれまで見たこともない場所や祭りを見る悦びを沢山与えてくれました。この悦びをともに分かち合うことができましたことに、再度、お礼申し上げます。これからも宜しくお願いします。 ビリー

2007年2月28日(水)晴  Kuno LAM   様より  香港の中国人男性からのお便り

Somin Rituals Dear Yoshio,
Sorry that I can only write in English.

I've reading your website for a few years and your photos on Japanese rituals are very very very nice and beautiful.I found there are some discussions about the somin rituals photos posted in your blog. What happened to them? The photos are very well-taken and full of dynamics.

A Happy Chinese New Year to you. Cheers,  Kuno LAM  (A Chinese man in Hong Kong)


筆者仮訳:蘇民祭 よしおさん、英語しか書けないことをお許し下さい。私は数年間貴ウェブサイトを見せていただきましたが、日本の祭りはとてもとてもとても素晴らしくビューティフルです。貴方のブログの蘇民祭の画像について何か議論がなされていることを知りました。その画像に何があったのでしょうか。それらの画像は、とても良く撮れており、躍動感に満ちあふれています。

旧正月おめでとうございます。有り難うございました。  クノ・ラム (香港在住の中国人男性)

Dear Kuno,

Thank you for your sending me a e-mail from Hong Kong. I'm very glad you liked my website especially on Japanese rituals since a few years ago. My Somin ritual photos including naked men and t-back loincloth posted in my blog are no problem at all.

However, a nude performer at Somin ritual were warned by police to wear t-back loincloth instead of nude. The nude performance has been a traditional practice in Somin ritual since one thousand years ago. The performer learned later the chief priest of Kokuseki temple had decided to prohibit the nude performance in Somin ritual this year.

So, he determined to wear t-back loincloth instead of nude in the next ritual in 2008. It is obvious the nude performance corrupts public morals. Althogh I feel pity to change the ritual of one thousand
year's history in quality, I cannot choose but admit the chief's choice to prohibit nude. Thank you again.

クノさん、香港から私にメールをお送りいただき有り難うございました。数年前から私のウェブサイト、特に、日本の祭りを気に入って頂き大変嬉しく思います。私のブログにある全裸や褌を含む蘇民祭の写真は、全く問題ありません。

しかしながら、蘇民祭に全裸で参加した人が全裸ではなく褌を着用するよう警察から警告を受けました。蘇民祭では、千年の昔から全裸での参加が慣行となっています。その全裸の人は、後刻、黒石寺住職が今年の蘇民祭で全裸を禁止すると決断していたことを知りました。

それで彼は2008年の次の蘇民祭には全裸の代わりに褌を着用する決心をしました。全裸での参加は、風紀を乱すことは明白です。千年の祭りを変質させることはとても残念に思いますが、住職が全裸を禁止する決断をしたことに賛同せざるをえません。有り難うございました。
 
Dear Yoshio,

Thanks very very much for your reply, and it's really good that we can communicate in English.

It's a rather sad case to hear about this change of nude practice for Somin ritual. I must say these kind of ancient Japanese rituals are very well preserved and there are very few places which have ritual practices well preserved for so long (I think many ancient Chinese rituals are heavily modernised now, Koreans are doing better in this.)

Actually I'd guess some of the photos you've posted are also edited to avoid showing the frontal part of nude males.

btw, I am really pleased to know somebody like you who can write very fluent English, since I always think the general English level of Japanese is not good enough for basic communication. I had an experience with a Japanese friend who later stopped send emails to me because he found headache in writing English...

Cheers,  Kuno

筆者仮訳:よしおさん、ご返事大変有り難うございました。英語でやりとりできるなんてとても良いですね。

蘇民祭の全裸がなくなると聞きましたが、これはむしろ悲しい事例ですね。この種の日本古来の祭祀は大変よく保存されており、そのように長い間保存されてきた祭祀は非常に例が少ないことを是非お伝えしたいと思います。(多くの中国の祭礼は今甚だしく近代化されています。韓国人は、この点、上手くやっています。)

貴方が掲載されたいくつかの画像は、明らかに全裸男性の前の部分を表示しないよう編集されていると思われます。

ところで、私は貴方のような流暢な英語を書かれる方がいらっしゃることを本当に嬉しく思いました。というのは、常々、日本人の一般的な英語レベルは基本的なコミュニケーションにも支障があると思っているからです。ある日本の友人が英語を書くと頭が痛くなることが分かったため、その後私にメールを送るのを止めてしまったという経験があります。

それでは。クノ
 
Dear Kuno,

Thank you for your prompt reply. How wonderful it is to communicate immediately to you in Hong Kong through internet sitting in the living room of my house in Japan!

I really understand your point of view that preservation of traditional culture must be grave. To tell the truth, Somin ritual is a very valuable national cultural property in the field of fork customs. I suppose there will be a lot of discussions about this case in Japan, especially among knowledgeable persons. Thank you.


Yoshio WADA


クノさん、素早いご返事、有り難うございました。日本の我が家の居間に居ながらにして香港におられる貴方とお互いにインターネットで直ちに連絡できることは、とても素晴らしいですね!

伝統文化の保存がとても重大な事柄であるという貴方の視点はよく理解できます。実を言いますと、蘇民祭は、国の大変価値ある民俗文化財でなのです。日本では、この問題について特に有識者の間で多くの議論がなされるものと思われます。有り難うございました。
2007年2月10日(土)曇  I T   様より

鐵砲洲稲荷神社寒中水浴会の感想 
前略。6年ほど前、新富町に住んでおり、先代の宮司時代の禊に幾度か参加させていただいた者です。先代宮司は毎朝6時半、褌一枚で境内に出て来られ、禊をやってみようと来る方に、親身に指導なさっておられ、私も数回参加しました。

しかしその後、宮司が体調を崩されて、禊をなさらなくなった日もあったそうですが、こうして寒中水浴のかたちで今なお継続されていることに、改めて都会の真ん中の素敵な街だったと思う次第です。

寒中水浴の翌週の日曜の早朝、車を飛ばして久々に鐵砲洲まで足を運んだところ、禊をやっていないはずなのに、越中褌一枚
になって、木刀の素振りをしている男性に出くわしました。素振りが終わったところでお話を伺えば、古流剣術の修行をなさっている方で、以前道場のお友達に、先代の宮司さんの禊行に誘われたとのこと。以来、男性は現在の宮司さんにお願いして、休みの日に境内で木刀の素振りをなさっているそうです。

境内の隅には剣道着と袴が脱いで畳まれて置いてあり、最初は剣道着で素振りをしているそうですが、体が暖まってくると、上半身裸、そして褌一枚になって素振りをしているとおっしゃってました。先代宮司さんから、今の宮司さんへ。精神を鍛え、心を豊かにする修行ができる場所の鐵砲洲稲荷神社は、本当に素晴らしい場所だと思います。

男性は短髪の方で、どうやら都内の西のほうから始発電車で鐵砲洲に来られるとのこと。祝日や日曜日の朝によく来られると
か。「仕事が忙しいけど、ここにはできるだけ来たい」と言ってました。

今後もサイトを楽しみにしております。   元・鐵砲洲稲荷神社近くの住民 I・Tより。
 
こんにちは。お便り有り難うございました。早朝禊は、地元の平野さんもやられておられたようですが、今も休日に禊と古式剣術の稽古に来られる方がおられるんですね。

褌一丁の素振りは、境内だから許されることでしょうが、早朝にお参りに来られた方は目にされることになりますね。まるで江戸時代のようなお話みたいですが、江戸下町に残る伝統の早朝禊と、褌一丁の素振りが違和感なく受け入れられるところが、鐵砲洲の良いところですね。有り難うございました。
2007年1月30日(火)晴  K. T.   様より

ご無沙汰しております。 烏相撲の際にお世話になったK.Tです。ますますのご活躍、いつも楽しくホームページを拝見しています。時代の趨勢でふんどし姿と言うのも裸祭ぐらいでしかお目にかからなくなっていますが、新潟県柏崎市の生涯学習施設「田んぼの分校」の運営サイトで、子供たちが赤ふんどしを締めて川遊びをしている写真を見つけました。(下記サイトの「川遊び」を参照) http://www.asahi-net.or.jp/~hd2t-iksm/ 

祭礼だけでなく、生活の中でこういう光景がまだ生きているのを見るのはとても楽しいですね。こういう施設が増えていくといいのですが。ではご活躍を期待しております。
 
おはようございます。烏相撲では素晴らしい画像をご提供いただき、有り難うございました。

水浴に水褌(すいこん)を締めて泳ぐ伝統は、戦後急速に廃れて行きましたが、古式泳法の伝承をはかる団体のほか、各地で継承されている例が散見されます。東京では、学習院が夏の臨海学校に赤褌を締めて泳ぐことが知られていますが、巣鴨や九段高校も実践しているようです。

事故があったとき、褌をつかめば直ぐに救助できるので便利ですが、海水パンツだとつかみようがありませんので、水褌は安全水着といえるかも知れませんね。
 

川遊び 2004.8.15

川遊び

写真: 天上家持のページ

夏の小川で柏崎市の子供たちが赤褌で遊んでいる画像を拝見しますと、体験学習の一環で実践されているのかも知れません。最近、褌の効用が見直されており、九州屋では子供の越中褌まで販売されるようになりました。静かなブームになっているようで、嬉しく思っています。有り難うございました。
 

ご返事ありがとうございました。

>東京では、学習院が夏の臨海学校に赤褌を締めて泳ぐことが知られていますが、巣鴨や九段高校も実践しているようです。

東京学芸大附属大泉小学校もまだ伝統を守っているそうです。
http://www.es.oizumi.u-gakugei.ac.jp/
http://www.es.oizumi.u-gakugei.ac.jp/photogallery/2006gyouji/rinkai2006/DSCF0805.JPG
http://www.es.oizumi.u-gakugei.ac.jp/photogallery/2005gyouji/2005tomiurarinnkai/IMG_0641.JPG

臨海学校で遠泳等する場合は、安全水着と言えるかもしれませんね。合理的かつ伝統的なスタイルを今後も守って欲しいものです。
 
おはようございます。お便り有り難うございました。東京学芸大学附属大泉小学校が毎年千葉県南房総市富浦町で富浦臨海学校を開いているとは知りませんでした。写真のように男子は全員赤の水褌ですね。教育の場でも日本古来の裸褌文化が継承されていることを歓迎します。有り難うございました。
 

富浦臨海学校 2005.7.15-30

富浦臨海学校

写真: 東京学芸大学附属大泉小学校

2007年1月22日(月)雨  S. M.    様より

Re: 「江ノ島寒中神輿’07」速報!拝見しました お早うございます。此度は、金沢、鹿島、江ノ島と連ちゃんの強行軍で大変でしたね!江ノ島に於いては天候も良く最高でしたね。先ず目に付いたのが、いつもは「越中褌」の先入観があり、それとばかり思い込んでいたところに色のカラフルな『六尺褌』で驚きました!

六尺も又、風情があっていい雰囲気をかもし出していますね。”江ノ島”は、前にも拝見しました新成人を祝う祭りで無礼講が許される祭りはここだけではないかと思います。ズームアップされた、”tattoo”の見事さは、博多山笠の飾り山にも見られるまさに芸術品です!!「最後の踏ん張り」も、各人の表情が本当に良く捉えられていて最高の雰囲気です。完成版、楽しみにしています。

褌談義の中での”きんつり”と言う呼び名は、私どもの地方でも(長崎県)同じ呼び名でした。私は仕事の関係で、岡山の大手製鉄会社に勤務して定年を迎え、現在は「西大寺会陽(はだか祭)」で有名な(と、思います)観音院の近くに在住しております。
 
おはようございます。毎回お便りを頂戴し、有り難うございました。江ノ島寒中神輿は六尺褌です。一般に、重量物の運搬など、激しい運動を伴うものは、乱れにくい前袋式六尺褌が殆どです。越中褌は外れやすいので、寒の垢離など、斎戒沐浴する静的な祭りに使われます。これは原則ですので、例外もあります。

長崎県も広島県と同様、黒猫褌を「きんつり」というんですね。広島・長崎に旅行する人は、近畿ツーリストをキンツリと言わないように注意しないといけないですね。(^^; 

2007年1月9日(火)晴  上平 明   様より  感動写真集/上平明

青島神社裸まいり 今晩は、「加賀鳶はだか放水」速報拝見しました。すごい迫力ですね。改めて、出初め式も様々だと感心しました。

さて、1月8日宮崎県を代表する新春恒例行事の一つである青島神社の「裸まいり」に行ってきました。この「裸まいり」は、日向神話の「山幸彦・海幸彦」伝説に基づくもので、神話の中で、山幸彦が海の宮から帰ってくるという知らせを受けた村人たちが、着衣をまとう暇もなく浜へ飛び出して出迎えたという伝承を再現したものです。今年は、1歳から83歳まで宮崎県内外の男女278人が、男はふんどし姿で女性は短パンと襦袢を身につけ、身を切るような寒さの中、海水で身を清めました。

青島神社参道を行く裸まいり 2007.1.8

青島神社参道を行く裸まいり

青島神社前浜での鳥船

青島神社前浜での鳥船

「裸まいり」は、青島観光ホテルで出発式を行い、青島神社の参道をゆっくりとした駆け足で、青島神社前浜に集合、準備運動した後1度目の禊ぎをし、本殿で参拝、その後青島ビーチへ移動し2度目の禊ぎをして終了しました。天気は日差しこそ穏やかだったのですが、水温、気温とも11度で北西の風が吹きすさび、特に2度目の禊ぎでは見学する方が震えるような状況でしたが、全員無事禊ぎを終え、晴れ晴れとした面持ちで、見学する方も大いなる感動をもらいました。

裸まいり入水

裸まいり入水

海の禊ぎ

海の禊ぎ

現在は、成人式にあわせ実施していますが、元来は旧暦12月17日(新暦2月4日)の夜に行なわれ、当夜参拝すれば、お百度参りの10回分つまり1000日易うると伝えられているもので、天孫降臨神話の地である宮崎に相応しい伝統行事の一つです。

青島神社本殿へ

青島神社本殿へ
 
今晩は。お便り、そして素晴らしい写真、有り難うございました。冬は裸祭りのシーズン、毎週週末の取材を組んでいますが、上平さんから裸祭りの写真をお送り頂けるとは、新年早々幸運が続きます。拝見しましたところ、良く撮れており、神話に因んだ禊ということで、とても感動しました。子供のふんどし姿が可愛いですね。(^^;

是非、感動写真集第4作として、詳しく発表していただきたいと思いますので、いつものように原画CDと解説文をお送り頂ければ幸いです。メールでお送り頂いた画像は、とりあえず、お便りコーナーと読者の投稿写真集に掲載させて頂きます。どうか宜しくお願いします。有り難うございました。
2007年1月8日(月)晴  三木芳樹   様より 

加賀鳶はだか放水拝見しました 和田さん、寒中お見舞い申し上げます。当方、喪中ため新年の挨拶はご遠慮させて頂きました。さて、加賀鳶はだか放水速報版のご案内を頂き早速拝見しました。さすが、和田さんの作品。これまで見た裸放水画像とは迫力が違い、これぞ男の祭という思いです。全身ずぶぬれになっての体当たり取材、いつもながら感動いたします。本編完成も心待ちにしております。

鉄砲洲もあと一週間になりました。神社からポスターも送られてきました。新しい褌の準備も年末に浅草のかづさやさんで整えました。紅白1本づつ購入しました。水浴大会では白の方を締めるつもりですが、一応、赤褌も持参し青柳会長や弥生会の皆様のご了解を頂けたら、赤褌にしたいと思います。

昨日までの荒天が嘘のように穏やかな三連休最終日になりました。おそらく、作品完成に向けてお忙しいことと存じます。14日の再会楽しみにしております。寒さ厳しき折、どうぞお体ご自愛ください。
 
おはようございます。今年の金沢への初旅は暴風雨の洗礼を受け、難航しましたが、何とか初期の成果を得て帰還しました。三木さん同様、還暦を迎えて、体力的にも自信がつき、なお一層ハッスルしています。

14日の鉄砲洲寒中水浴は、還暦祝いの赤褌で臨まれたら良いと思います。中川宮司や青柳会長も歓迎されることでしょう。第52回の寒中水浴から還暦祝いの初禊を鉄砲洲稲荷神社で赤褌で行うという風習が生まれ、伝統化してゆけば、素晴らしいことだと思います。

「加賀鳶はだか放水」をお勧め頂いた金沢の奥村さんは、当初迷われていたようですが、最長老として今年も元気に参加されますので、14日は賑やかになりそうですね。弥生会の直会も楽しみです。有り難うございました。

2007年1月8日(月)晴  sominsai   様より  

今年の蘇民祭期待しています あけましてあめでとうございます。今年は蘇民祭の取材に行かれるそうですね。自分も去年は黒石寺を訪れたのですが何分写真の腕がなくあまり良いものが撮れませんでした。ことしはプロの腕に大いに期待しています。がんばってください。

全裸の裸参り

全裸の裸参り

薬師堂の盛り上がり

薬師堂の盛り上がり

蘇民袋争奪戦

蘇民袋争奪戦

黒石寺蘇民祭

青森県奥州市の黒石寺(こくせきじ)で旧暦1月7日夜から翌暁にかけて行われる蘇民祭(そみんさい)は、厳寒積雪の中で行われる裸の夜祭りで、修験道(しゅげんどう)の性格をもった寺のなごりを残している。

蘇民祭は、薬師信仰千古の歴史にのっとり、五穀豊穣と災厄祓いを願って、裸参り、柴燈木登り(ひたきのぼり)、別当登り(べっとうのぼり)、鬼子登り(おにごのぼり)と続き、祭りのクライマックス・蘇民袋争奪戦に至る水と炎の織りなす勇壮な裸祭りである。

江戸時代後期に傑出した紀行文を多数残した旅行家・菅江真澄(すがえますみ)は、蘇民祭を見て「世に珍しきあらがい祭りなり」と記している。現在、国の重要無形民俗文化財に指定されている。2007年は2月24日(土)午後10時から行われる。 問い合わせ:水沢総合支所商工観光課(TEL 0197-24-2111)
  黒石寺蘇民祭

 
お便りと写真をお送り頂き、有り難うございました。世界一の裸祭りの写真館をめざすWa☆Daフォトギャラリーとしては、日本一の奇祭・黒石寺蘇民祭を取材していないのが気になっていましたが、アメリカのプロカメラマン・高橋和男さんが私のサイトを見て蘇民祭の取材をしたいとの申し入れがあり、一緒に行こうかと思っています。

撮影する光景は、お馴染みのものばかりですが、品質の点で私の出番があるのではないかと思っています。昨日の加賀鳶はだか放水のことを考えると、厳寒の夜間ではあっても、テント小屋が用意されており、さほど困難な問題はなさそうだと思っています。もし、アドバイスなどがありましたら、ご教授下さい。

お送り頂いた写真は、お便りコーナーや読者の投稿写真集で紹介させていただきます。有り難うございました。

追伸:不躾な質問で申し訳ありませんが、二三教えて下さい。脚立を持参しようと思うのですが、屋外なら問題ないと思われますが、薬師堂でも使用して大丈夫でしょうか。裸になって蘇民祭に参加されている人は、何人ほどおられますか。観客はどれだけ来るのでしょうか。分かる範囲で結構ですので、ご教授いただければ幸いです。有り難うございました。
 
ご存知のように蘇民祭は夜10時頃から始まり早朝7時ごろまで続きます。結果的に最後の方は徹夜になりますので保存会の方々を除けば最後まで残っているのは参加者、見学者ともコアな人達だけになります。最初の夏祭りでは境内を周っているのは300人ほど、そのうちふんどし姿の裸男は100〜150人ほどだと思います。観客はその3倍はいると思いますので1000人くらいかとは思いますが、あまりにも数が多いので正確なところは正直わかりません。

柴燈木登りまでは随分人がいますがその後蘇民袋争奪戦まで4〜5時間空くこともあり蘇民袋争奪戦まで残っているのは参加者、観客とも各50人くらいだと思います。ただ、地元ではなく遠方から来るような人達は熱心な人が多いのか、素っ裸で参加する人が多く、また、夏祭りから全裸の人達は一晩中素っ裸のまま最後まで参加する人が殆どのようです。脚立の件は争奪戦中は激しくぶつかり合うこともあり少し危険かもしれません。
 
今晩は。早々のご回報、有り難うございました。人垣ができると、脚立がないと撮影できないことが多いので、脚立を持参したいと思います。争奪戦などのときには使用しないようにしたいと思います。

参加者は、酒も入るのか、テント小屋で寝込み、途中の行事を抜かしてしまうようなレポートもありましたね。私は、寝るつもりはありませんが、目覚ましを持参し、居眠りしても大丈夫なようにしたいと思います。貴重なアドバイス、有り難うございました。これからもどうか宜しくお願いします。 1/9
 
すみません。紛らわしい書き方でしたね。蘇民祭はご存知のとおり裸参り、柴燈木登り、別当登り、鬼子登り、蘇民袋争奪戦の5つで構成されていますがこのうち一般参加が認められているのは裸参り、柴燈木登り、蘇民袋争奪戦で別当登り、鬼子登りは黒石寺住職、檀家、保存会の人たちのみしか参加できません。

一般の人たちは柴燈木登りと蘇民袋争奪戦の間は何もできなくなるので数時間の待ち時間ができてしまいます。もちろんその間も祭りは続くので祭りのレポートをする方、写真を撮る方は大忙しで寝る間もありません。

自分は昨年本堂での蘇民袋争奪戦に最後の30分だけ加わらせていただきました。現地で知り合った参加者にせっかく来たのに参加せずに帰るのはもったいないと諭され、地下足袋のみをお借りして、生まれたままの姿で輪の中に突っ込みました。残念ながら小間木をとることはできませんでしたがたった30分の体験にも関わらず心が奮えました。そして帰宅後どうして最初から裸で参加しなかったのだろうと後悔しました。

今年はカメラを持たずに参加者としてこの蘇民祭に挑みたいと思います。地下足袋、褌は用意しましたが全裸になるべきかならざるべきか非常に葛藤しております。昨年の全裸で小間木を奪い合ったことは最高の時間でありました。しかしながら大勢の見物人の前で何もかも取り払ってしまうことに若干の羞恥心を感じることも事実であります。今のところほんの少しだけ勇気が足らないといった状況です。もし誰かが背中を押し
てくれたら躊躇無く褌を解き素っ裸になって瑠璃壺川に飛び込むつもりではいるのですが。
 
おはようございます。お便り有り難うございました。目覚まし時計は不要とのこと、よく分かりました。(^^ 貴重な情報、大変助かります。今年は撮る方から参加する方へと更に一歩進まれるのですね。日本の伝統行事に身をもって参加することは大変有意義といえますので、是非、躊躇することなく、古来のしきたりに従って、褌を解いて参加して下さい。私の写真に登場されるかもしれませんが、発表するのは、公序良俗に反しないよう編集しますので、ご安心下さい。(^^ 現地でお会いできれば嬉しいですね。

裸祭りの取材を通じて人の輪が広がり、多くの知人ができました。そのお陰で、今回の取材では、常連の方の密着取材も検討しています。色々な角度から男のロマンと感動漲る蘇民祭のありのままの姿を切り取り、後世に残る記録となるような感動シーンを多数切り取りたいと思っています。有り難うございました。 1/17
 
アドバイスありがとうございます。今年は思い切って素っ裸で参加しようと思います。和田様の写真に登場するなど光栄のきわみです。むしろこちらから頭を下げて撮ってくださいとお願いしたいくらいです。お願いしたいくらいなのですが・・・

何分、200万PVを誇る和田様のHPに掲載される勇気に乏しくいま少し度胸があればよいのにと自分の器の小ささに情けなくなるしだいであります。あと少しの勇気を持ちたいものですね。
 
平成18年の蘇民祭のポスター
今晩は。お便り有り難うございました。当日は、平成18年の蘇民祭のポスターに掲載されている常連のグループと合流し、密着取材をすることで御了解いただいています。
sominsaiさんも覚悟?ができましたら声を掛けて下さい。撮影させていただきます。あるいは知らないまま撮影し、作品に登場願うことになるのかも知れませんね。(^^;
ちなみに、この方は、知る人ぞ知る大変有名な方で、蘇民祭の多くのサイトで見かけます。勿論褌を締めておらず、生まれたままの姿で出場しています。 1/23
2007年1月3日(水)晴  すずき   様より

遅ればせながら、ご挨拶させて頂きます。 新年、あけましておめでとうございます。本年も、宜しくお願い致します。早々に年賀状を頂きまして、有り難うございました。休み中、TVで新年の催しを見ながら、14日の事を楽しみに想像を膨らませて居ました。非常に寒そうですが、伝統ある行事への参加を楽しみにしています。

今年の始まりも、馴染みの銭湯「元町湯」で第一歩を踏み出しました。実家で風呂へは入って来た物の、やはり始まりはここから・・・。正月は赤の越中褌、と決めていますので、皆さんに披露してきました。服を着ての新年挨拶も良いですが、隠す所の無い挨拶、これも良い物ですね(笑)。いつもの笑みに、温かいお湯。ホッとする一時でした。

それでは、また連絡させて頂きます。失礼します。
 
おはようございます。お便り有り難うございました。初風呂は赤褌ですか。いつもまわりのお客さんが今日は何色かと楽しみにしているとのことでしたね。銭湯のほのぼのとした雰囲気が良く分かります。私も今年還暦ですので、14日の鐵砲洲の寒中水浴大会では、弥生会の青柳会長と一緒に赤褌で寒中水浴しなければなりませんが、そうなると撮影できませんので、取材に専念することにしています。鉄砲洲でお会いできることを楽しみにしています。入浴後、直会で弥生会の方々と大いに交流頂ければ幸いです。有り難うございました。

2006年11月27日(月)雨  K   様より

こんにちは 
私のつたないメールを褌談義のところにも掲載していただけてるんですね。うれしく思います。和田さんのサイトは、以前アップされた祭りでも、あとから加筆修正され、写真も新たなものが加わっていたりと見る側をあきさせません。

若宮の裸祭りも、褌を締めるところも紹介された上、祭りが終り、褌を解いているところも掲載され、参加者達が祭りの緊張感から解かれ、安堵している雰囲気も伝わってきます。(素っ裸のまま、ストーブにあたり、暖をとっている様子からも明らかですね。)

さて、日本人というのは、褌姿がよく似合うということをおっしゃっていたような気がします。和田さんのサイトを拝見していて、凛々しい体格の方が、きりりと真っ白な褌を締めている姿というのは非常にうつくしくみえます。先進国の仲間入りをし、都市化や近代化が進んだ日本で、今後もこのような伝統が受け継がれていけば、それはなんと素晴らしいことなのでしょう。とかく、裸でいることは、野蛮であるといった誤解をもったりしがちなんですが、・・・。

これとは少し角度が違いますが、裸祭りで見受けらる、褐色の肌に、純白の晒しを褌として締めこんでいる姿をみていて、アインシュタインが日本の存在を賛美していたことを思い起こしました。

ところで、近代化の過程において、素っ裸で行っていた伝統行事が、褌着用となってしまった事例というのは、どれほどあるのでしょう?和田さんはご存知ですか?凛々しい褌姿を拝見していて、禊のことについて、ある方から次のようにお話いただいたことを思い出しました。この文句を読み返してみると、なんとなく胸に染み入るほどの説得力があるような気がします。

「衣服を脱いで河や海の水で身を清める。禊がこのことなら、なぜ下帯をつけるのでしょうか。下帯まで取って禊をするのが礼儀でしょう。と自然に思うだけです。歴史書に書いてあるのかないのか。しりませんが。それはどうでもいいことのように思われます。」

この言葉のとおり、禊が行われるのを見たことがありますが、やはりきれいな光景のような気がしました。禊をしていない、ただ単に見物しているだけの私でも、禊をしたようなすがすがしい気持ちを味わったことは確かです。

今晩は。長文のお便り有り難うございました。久々のふんどし談義ですね。アインシュタインが褌ファンだったとは初耳ですが、本当であれば愉快ですね。(^^

おっしゃるように、禊は、そもそも何も付けないで行うものだと思います。高知の須崎という漁師町に暮らしていた私の小学時代、市内を流れる新庄川でお遍路さんが禊をしている姿を見かけましたが、みんな素っ裸でした。褌をしていては濡れてしまうし、近くには誰もいないのですから、何も付ける必要はないのだろうと思っていました。

現在でも生まれたままの姿で禊するところがあちこちに残っています。当サイトでは、次の三箇所でみられます。いずれも感動写真集の同志の方の写真で、私が撮影したものではありませんが、それぞれの画像も添付しました。

1 日本三大奇祭「黒石寺蘇民祭」 http://wadaphoto.jp/maturi/kisai_2.htm

2 宗像大社「沖津宮現地大祭」 http://wadaphoto.jp/maturi/munakata.htm
  宗像大社沖津宮「神の島の祭り」 http://wadaphoto.jp/japan/kami2.htm

3 国崎二船祭り「全裸禊」 http://wadaphoto.jp/maturi/nifune2.htm
 

黒石寺蘇民祭

黒石寺蘇民祭

宗像大社「沖津宮現地大祭」

宗像大社「沖津宮現地大祭」

宗像大社沖津宮「神の島の祭り」

国崎二船祭りの全裸禊

国崎二船祭りの全裸禊

有名な岩手県奥州市の黒石寺蘇民祭は、来年二月にアメリカから来日されるプロカメラマンの高橋さんといっしょに取材したいと思っていますので、ご期待下さい。千年以上の歴史を有する黒石寺蘇民祭は、国の無形民俗文化財に指定されている裸祭りで、全く変質することなく今日まで継承されている希有な祭りです。雪の降り積もる厳寒に夜を徹して行われる奇祭は、撮影する方も大変ですが、参加する方はもっと大変でしょうね。宗教行事が観光化している面もあり、いつまで存続できるものか、大変気になるところです。
 

補足です。アインシュタインは、褌を賛美したのではなく、世界に日本という国があってよかったとおもうときが来るだろうと賛美したのだと思います。 http://www.kumanolife.com/History/ain.html
 
捕捉、有り難うございます。短いフレーズでは受け取り方によってニュアンスが変わってしまいます。「裸祭りで見受けらる、褐色の肌に、純白の晒しを褌として締めこんでいる姿をみていた」のは、K さんだったのですね。

日本を訪問したときのアインシュタインの言葉

「私はとうてい、驚きと感嘆を隠せません。日本では、自然と人間は一体化しているように見えます。・・・この国に由来するすべてのものは、愛らしく朗らかであり、自然を通じてあたえられたものと密接に結びついています。かわいらしいのは、小さな緑の島々、丘陵の景色、樹木、入念に分けられた小さな一区画、そしてもっとも入念に耕された田畑、とくにそのそばに建っている小さな家屋、そして最後に日本人みずからの言葉、その動作、その衣服、そして人びとが使用しているあらゆる家具等々。」

「いたるところで外国のものにかぶれているのは、日本および日本人のために好ましくありません。・・・とにかく日本の風習の中で、保存すべきものまで破壊しようとする気風には感心しません。」

アインシュタインは、日本の伝統文化の良き理解者であったのですね。我が意を得たりです。有り難うございました。

2006年11月17日(金)晴  西村文次郎   様より

Re: 「若宮八幡裸祭り」完成版アップ! こんにちは。「若宮八幡裸祭り」完成版アップ!おめでとうございます。作品のペースが早いですね〜。今回の作品も素晴らしいですね!褌をきりりとしめた姿、かっこいいですね。和太鼓の演奏の時にも、時折みかけますが、実にかっこいい!中には外人さんもおられますね〜。

相撲をとるのにもパンツの上からまわしをつける話も聞きますが、あの外人さんの褌姿も決まってますね〜。写真も素晴らしいけど、和田さんの行動力、交流の広さにも、脱帽です。今回も素晴らしい写真と感動をありがとうございました。向寒の折から、ご自愛なさってこれからも素敵な写真を撮って下さいね。

早々に「若宮八幡裸祭り」をご覧いただき、有り難うございました。日本相撲協会が相撲の国際試合の普及のために、パンツの上にまわしを締めることを認めるという失策をしたことが残念でなりません。それぞれの国で発祥した伝統衣装を変質させてまで普及を図ることには大反対です。外人の褌姿が決まっているとのお言葉、大相撲の琴欧州も格好いいですよね。(^^

ホームページのお陰で、多くの素晴らしい人たちと簡単に交流できます。本当に有り難い時代になったもので、ますます熱くなります。有り難うございました。

2006年11月16日(木)晴  K   様より

メールありがとうございます 裸祭完成版のご連絡ありがとうございました。祭りの準備段階とも言うべき、下帯を締める光景もありますね。皆さん上半身に白いものを着用して着替えているので、男性自身を周囲に見られることを恥じらって、そのように褌を締めているのかと思いましたが、よくみると違いますね。晒しを上半身に着用した半纏の上からも巻いていますね。裸祭にも多種あるように、それぞれの裸祭にそれぞれの褌の着用方法があるのが興味深いです。

国府宮裸祭では、準備の際、裸男たちは褌に着替える前に一度風呂に入り、そこから部屋に戻り、素っ裸のまま褌を着用するのが多いと聞いております。また、足袋を履いてから褌を締めないと、褌や晒しをあまりにきつく締め上げるため、たいへんなことになるようです。きつく締めるので、腰をかがめられないんだそうです。

若宮の裸祭の褌を締め方はどうなのでしょう?和田さんは、写真撮影のため現場にみえましたよね?どうでしたか?裸男たちは、息をすべて吐き、おなかをへこませて褌を締めていましたか?

お便り有り難うございました。若宮八幡の祭り衣装ですが、最初に足袋と草鞋をつけ、狩衣と呼ばれる短い上衣を着たあと、1反10mの晒木綿で褌と腹巻きをします。

腹巻きは、横褌と狩衣の上にきつく巻上げ、ずれるのを防いでいます。写真をご覧いただければお分かりですが、きつく締めたといっても、かがむことはできます。ある程度腹をへこませて締めないと緩みますから、程度の差があるということでしょう。川の中に入ると水に濡れて晒布がからみつき、ずれにくくなりますので、そんなにきつく巻く必要はないようです。

公民館で褌を締める川組の輿丁たち

公民館で褌を締める川組の輿丁たち

拡大写真(1600x1200)272KB

国府宮裸祭りも密着取材しましたので、良く知っていますが、腰をかがめられないほどきつく腹巻きを締めているグループがあるとすれば、特殊な人たちで、一般の人たちはそのようなことはありません。国府宮の場合は、上衣は着けませんので、素っ裸で褌とその上に腹巻きをします。

2006年11月16日(木)晴  匿名   様より

「若宮八幡裸祭り」拝見しました。 若宮八幡まつり拝見しました。いつも以上にダイナミックな画像で感動いたしました。個人的に以前から、あのような褌の締め方(余った布をお腹に巻きつける方法)がいまひとつわからなかったので、自分でやってみてもすぐに横みつだけが下がってくるのですが、今回の画像を見て、おそらく通常の六尺よりは最初の横みつが幾分高めのところで締められているのですね。入水することで褌は汚れていましたがあれは一回きりの使用でしょうか?祭りによってはご利益として保存する場合がありますよね。

おはようございます。お便り有り難うございました。六尺褌の締め込み方ですが、横褌(よこみつ)は普通の位置です。その上に、腹巻きを何重にもしめるのですが、緩いとずれてしまいますので、かなりきつく巻いているようです。

新品の褌は1回で汚れてしまい、後半のお上りは新しい晒です。川組後援会の説明によると、汚れた褌は洗濯して予備として準備するほか、妊婦の腹帯や神社のお手ふきなどに使うようです。祭りによっては、浄めの布として切り取って配る地方もありますね。

2006年11月15日(水)曇  大森保武   様より  つれづれなるままに 

「若宮八幡裸祭り」拝見しました 
『若宮八幡裸祭り』を見て、褌にこだわる気持ち、良くわかりました (祭りがハンダコだったら900年も続かなかったでしょう) 法被にハンダコ姿の祭り・・・・・・、確かに『大原の秋祭り』でも、褌にこだわる人がいました 粋でした (写真添付) でもチャンポンでは・・・・ 大作有難うございました   ではまた

大原の秋祭り

大原の秋祭り

今晩は。お便り有り難うございました。江戸時代の有名な絵師・葛飾北斎の名著「北斎漫画」は、あらゆるシーンを描いた巨大なデッサン集ですが、ハンダコ姿はどこにもありません。江戸時代の町民の代表として知られる魚屋のぼて振り・一心太助は、褌であって、ハンダコではないのです。江戸時代の男性は、みんな褌をしていました。布は貴重なので、貧乏人は褌すらしていなかったようで、暑くもないのに尻からげをしているのは、褌をしていると自慢しているのだそうです。ハンダコ姿は、日本のマスコミが作り上げた虚像で、非常に腹の立つことです。

お送りして頂いたお祭りの写真は、大相撲のような下げまで付けた伝統の祭り衣装にこだわる褌愛好者が粋な姿を披露する一方で、あり得ないハンダコ姿が幅をきかしています。伝統の裸文化が変質し、このような玉石混淆のシーンとなりました。ズボンや運動靴まで登場しては見るに堪えませんね。(^^;

褌は、格好悪いという人がいますが、これほど日本的な姿は世界中何処を探しても見あたりません。褌をする部族はいますが、日本人のような粋な姿はどこにもありません。私は日本人男性のアイデンティティを示す褌の良さをこれからもアピールしてゆきたいと思います。熱くなって、すっかりふんどし談義になってしまいました。(^^; 有り難うございました。
ふんどし談議 2/2

←播州秋祭ふんどし談義→

 ←・・・・・・・・・・・・ 褌 の 話 題 ・・・・・・・・・・・・→

   

←褌のお便り→

     
1/4 2/4 3/4 4/4 1/7 2/7 3/7 4/7 5/7 6/7 7/7 褌の種類 1/2 2/2 褌の俳句 日本の裸祭り
Wa☆Daフォトギャラリー

今 日

 和田フォトギャラリー

昨 日

 Copyright (C) 2000-2014 Yoshio Wada. All Rights Reserved. 

ホームページお知らせお便りコーナー徒然日記俳句・海の風景ホームページ奮闘記作者のプロフィールリンク