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ざるやぶり神事は、三重県津市河芸町一色(つし・かわげちょう・いっしき)に鎮座する八雲神社(やくもじんじゃ)で毎年7月15日に行われる夏祭りで、約400年の伝統を受け継ぐ裸祭りである。紅と白の褌を締め分けた120人ほどの裸男たちが直径1mほどの笊(ざる)を奪い合う光景は勇壮で、町外からも多くの見物客が訪れる。 |
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ざるやぶり神事の幟/一色八雲神社(三重県津市) 2008.7.15 |
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還暦記念に奉納された絵幕/一寸法師 |
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大きな幟(のぼり)が立てられた八雲神社の門前通りに、一寸法師や日吉丸などの絵幕が張られていた。とても上手に描かれていたので撮影した。絵幕の端に奉納した人々の名前と趣旨が記載されている。 |
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日吉丸と蜂須賀小六 |
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晴れ着を着てやってきた女の子たち |
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夏の奇祭「ざるやぶり神事」は、約400年の伝統を受け継ぐ一色八雲神社の裸祭り。7月15日の夜、ふんどし姿の男衆が肌と肌をぶつけ合い、豊漁と安全を祈願する。 |
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クライマックスには、神前の「大ざる」がねりの中に投げ込まれ、激しい奪い合いとなる。その由来は、三井高次ら一族が紀州地方を転戦の末破れ一色海岸にたどり着き、空腹のあまり民家のざるにあった「よまし麦」を食べたところを家人に見つかり、ざるの奪い合いになったという故事にちなむものである。ひきちぎられたざるの竹の端を噛むと歯痛に効くといわれる。 |
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境内に集合した赤褌グループ |
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白褌グループも入場 |
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午後8時ころ、花火の合図とともに、「ワッショイ、ワッショイ」と気勢を上げながらスクラムを組んで境内を駆け回る120人余の褌衆は、バケツの力水を浴びながら威勢良くぶつかり合い、揉み合った。 |
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境内で揉み合う褌衆 |
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盛り上がるはだかたち |
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はだかの集団に降りかかる力水 |
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ずぶ濡れになったはだか衆 |
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エスカレートする裸の練り合い |
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水浸しになった社殿 |
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ずぶ濡れの揉み合い |
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やがて、ずぶ濡れの裸の集団に大笊(おおざる)が投げ込まれると、男たちが我先に群がり、なだれを打つように奪い合う光景が見られ、祭りは最高潮に達した。ザルは間もなくバラバラになり、見物客たちも破片を拾い集め、大事そうに持ち帰った。 |
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ざるの奪い合い! |
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なつのよや ふんどししめて ざるやぶり |
Summer night, a scramble for
a bamboo colander wearing fundoshi sash. |
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ざるを掴む男たち |
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