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平成23年(2011)11月11日(金)と11月13日(日)の両日、大分県豊後高田市に鎮座する若宮八幡神社で秋季大祭川渡神事(かわたりしんじ)が行われた。永保4年(1084)に荒行の一つとして始められたこの裸祭りは、今年で928回目となる。 |
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この作品は平成22年(2010)の
若宮八幡裸祭'10 に続くもので、
今回で6作目となる。この祭礼の説明は、平成18年(2006)の「若宮八幡裸祭り」に詳しい。興味のある方はそちらを参照願いたい。 |
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【凡例】 ▲:上の画像の説明文 ▼:下の画像の説明文 〈画像の左クリック〉:別窓に拡大写真を表示 |
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日頃の感謝を込めて三本締め 2011.11.11 16:52
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11月11日(金)は、周防灘に注ぐ桂川の右(東)岸に鎮座する若宮八幡神社・本宮(もとみや)から左(西)岸下宮(しもみや)への神輿渡御(みこしとぎょ)が行われた。地元ではお下り(くだり)と呼ぶ神事である。 |
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2011年川組オールキャスト /
豊後高田市役所玄関 17:30
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撮影:渡邊 淳 |
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▲ 祭りの主役を務める川組は、赤線三本の襷を掛ける山田武司(たけし)会長(40歳)以下赤組白組に分かれた元気の良い若者たち。全員、純白の狩衣(かりぎぬ)上衣に白晒しの腹巻・褌(若宮褌)を締め込み、豊後高田市役所玄関前で記念写真を撮った。 |
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2011年川組のリーダーたち / 豊後高田市役所玄関前
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撮影:渡邊
淳 |
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円陣を組んで最終ミーティング 17:35 |
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清めの塩を神輿に投げていざ出陣!/ 市役所前 2011.11.11 17:54
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撮影:渡邊 淳 |
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先棒を担ぐ赤組輿丁たち / 市役所前を出発! 18:01 |
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整列した川組の三本締め 18:09 |
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▲▼ 若宮神輿の渡御は、桂川の川床(かわどこ)を渡るところがユニークで、いくつもの見せ場がある。最初は、狩衣・褌・白足袋の與丁(よちょう)たちが白布を巻いて保護した宮神輿を担ぎ、桂川東(右)岸のスロープを下って川に入るところで、純白の装束がスポットライトに浮かび上がり、神々しくも美しい姿を見せてくれる。 |
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▼ 二つ目の見所は、川中の篝火(かがりび)を目印に渡御コースを進みながら、要所で神輿を川床に置いて円陣を組み、前後の担ぎ棒に乗った與丁たちに水を浴びせるなどして神と戯れ、柏手(かしわで)で〆るところである。 |
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撮影:渡辺 淳 |
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ふんどしの みずかけみこし あきよかわ |
Autumn river at night, portable shrine bathing by guys of loincloth.
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撮影:渡邊 淳 |
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▲ 若宮神輿は、陸組・川組共に神輿差しを行わない。特に、川組にあっては、足場が悪いので、神輿差しは危険な行為となる。
その代わりに、輿丁たちが担ぎ棒に乗り、水をかけ合うというパフォーマンスが生まれたのだろう。 |
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撮影:渡邊 淳 |
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撮影:渡邊 淳 |
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