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大寒禊の会場となった一宮海岸の九十九里浜(くじゅうくりはま)は、千葉県房総半島東岸にある刑部岬(ぎょうぶみさき)(旭市)から太東埼(たいとうさき)(一宮町)までの全長約66kmの太平洋に面する海岸で、「日本の白砂青松100選」と「日本の渚百選」に選ばれた雄大かつ風光明媚な海岸である。今回、夏冬通算5度目にして初めて雨に見舞われ、海上も大時化
という最悪のコンディションだったが、雨天決行という方針が貫かれた。 |
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大時化となった禊場の九十九里浜 |
一宮海岸 |
の朝 2012.1.22 10:15 |
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平成23年(2011)1月23日(日)に行われた「第2回大寒禊」(通算第3回目の禊)では、事前に当サイトで参加を呼びかけた結果、全国から19人(新人13人)が和田グループ第三期に参加し、合計27人が禊を行い、平成23年(2011)2月に
玉前神社大寒禊'11
として発表した。 |
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▼ 今回も開催に先立ち、Wa☆Daフォトギャラリーに
第3回玉前神社大寒禊のご案内
を掲示して和田グループ第五期を募集したところ、全国から16人の応募があったが、荒天のため欠席者が相次ぎ、茨城、群馬、埼玉、東京、神奈川から参集した12人(新人1人)が禊に参加した。
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▲▼ 当日、和田グループ東京組は、東京駅地下ホーム08:05発快速千葉行きの先頭車両に乗り、千葉駅に08:43に到着。5番線から08:53発外房線・普通列車・勝浦行に乗り、09:40に上総一ノ宮駅に着いた。 |
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上総一ノ宮駅からシャトルバスが出ると思っていたが、来ないので神社に電話したところ、神社から出ているとの回答があったので、駅前に配車してもらった。去年の夏越禊では、駅前から乗車したので、当然来るだろうと思っていた。 |
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今年から参加費が1500円に値上げされた。また、神社の募集広告には、新たに保険証と健康診断書が必要とのことだったが、医師の健康診断書は費用がかかるので、事前に照会したところ、不要との回答があり、事前に和田グループ申込者に周知した。 |
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受付に際しては、住所氏名などの記帳と参加費の納付、誓約書の提出だけで済み、従前と変わることはなかった。(健康診断書の要求は、千葉県神社庁の指示とのこと。診断書一通取るのに8000円もかかることを知っているのだろうか。元役所のやりそうなことだが、東京都神社庁からはそのような指示は出ていない。) |
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申込手続が終わり、領収書をもらうと、各自が越中褌・鉢巻セットを取るセルフ・サービスとなった。シャトルバスで一度に着くので、長い行列ができ、受付に時間がかかり、人手が足りないのはやむを得ない。 |
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禊用の越中褌と鉢巻は、終わった後、収納できるようにビニール袋に入っていた。なお、これまでもらっていた大祓詞(おおはらえことば)は、今回は用意されていなかった。 |
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ビニール袋に入った越中褌・鉢巻セットを取る俵雅史さん 10:21
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受付の後、和田グループ参加者の点呼をとり、全員に参加者名簿とプリント出来るスライドショーCDを進呈した。雨のため、十分なミーティングはできなかったが、新人は1人だけだったで、十分に対応することができた。 |
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和田グループ参加者全員に名簿と共に進呈したCD |
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▼ 午前10時半から救命講習が予定されていたが、雨でAED(自動体外式除細動器)がショートする恐れがあるとのことで、中止となった。参加者たちは、地元氏子のご奉仕による焚火で暖を取ったあと、更衣テント一張りの中で、純白・新品の越中褌と鉢巻を締め、大寒禊の用意をした。 |
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テントの内部は狭く、テーブルが少なく荷物も置けず、床に敷かれていたビニールシートは泥だらけで、靴を脱ぐにも靴下が汚れてままならず、更衣に大変だったが、陸自現役幹部の新尺俊勝世話役が「この程度で文句を言うべきではない」と一喝。
しかし、去年の夏越禊のときは、広いテントで快適だったのに・・・。 |
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狭いテントの中で支給された越中褌と鉢巻を締める 10:43
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午前11時前、大時化の太平洋をバックに、大寒の雨が降る最悪のコンディションの中で、準備運動が始まった。道彦(みちひこ)の温情なのか、焚火を中心に円陣を組み、鳥船(とりふね)が行われた。 |
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焚火を囲んで準備運動「 |
雄詰 |
」 10:57 |
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▲▼ 神社から供与されたこれまでの越中褌は、前垂れが長すぎたが、前回の夏越禊から支給されるようになった巫女手作りの褌は、前垂れの長さが丁度良い。この玉前褌(たまさきふんどし)は、禊が終わった後、持ち帰っても良いが、下着として使えるほどしっかりしたものではく、神社としては、事後回収し、炊きあげるとのことだった。 |
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道彦 |
の |
富越脩権禰宜 |
による準備運動「 |
氣吹 |
」 10:58 |
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これまでの鉢巻は、玉前神社の神紋や文字が入った手拭いだったが、前回の夏越禊から白晒木綿を折りたたんだものに変わった。褌と同様、終了後回収して炊きあげるという。神事は、白装束が掟なので、手拭いは、文字や柄がプリントされているので、神事に用いるにはふさわしくない。 |
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焚火のそばの鳥船はすぐに終わり、間もなく道彦を先頭にいつもの浜辺に向かって走り始めた。恒例の褌ランニングである。 |
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鳥船の際に斉唱する和歌の掲示板を中心に円陣を組み、肌を刺す雨の降る中で、本格的な鳥船が始まった。 |
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輪になって |
鳥船 |
を始めた36人の行者たち 11:07 |
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だいかんの とりふねこぎや ぬれふどし |
Wet loincloth, rowing a Torifune boat in the coldest
season. |
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今年は、満潮の時期に重なったためか、砂浜が狭く、渚(なぎさ)が迫っており、ときおり押し寄せる大波に足を洗われ、足下が掘られて徐々にめり込んで行く光景が見られた。 |
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