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 旅紀行日本の裸祭り

2013年11月11日改訂

今 日

昨 日

♪千年女王〜海のアラベスク〜海に帰る〜氷湖〜水の都〜精霊

觸鈴を手に秋祭しろふどし   北舟
 

Autumnal festival,
the heralding bells in hands wearing white fundoshi loincloth.

2013年11月11日制作

祭広場の賑わい(アニメーション)

拡大写真(2000X1650)746KB

祭広場の賑わい(アニメーション)/遠州灘福田浜(静岡県磐田市)

国指定重要無形民俗文化財

神紋:八弁菊   矢奈比賣天神社   神紋:剣梅鉢

見付天神裸祭'13

祭広場

海に入って最後まで残っていた祭組の撮影に夢中になっていて、気がついてみると、福代さんはじめ御瀧車一行の姿がなく、既に松原に引き揚げていた。そこで、最後の撤収組と共に引き返すことにした。
松原に引き揚げる裸っぽたち 【壱】 11:33

松原に引き揚げる裸っぽたち 【壱】 11:33

パノラマ写真(4000X1700)1.15MB

最後まで海に残っていたのは西区元喬車(げんきょうしゃ)(加茂川通)の裸っぽたち全員褌一丁に統一しており乱れた姿もなく、完璧な後ろ姿が美しい。水陣同様、しっかりした指導者がいるのだろう。
松原に引き揚げる裸っぽたち 【弐】 〜全員褌一丁に統一している西区元喬車の裸っぽたち〜 11:37

松原に引き揚げる裸っぽたち 【弐】 11:37

拡大写真(2400X1600)627KB

松原に引き揚げる裸っぽたち 【参】 〜4つの祭組が合体した西区梯団〜 11:40

松原に引き揚げる裸っぽたち 【参】 〜4つの祭組が合体した西区梯団〜 11:40

拡大写真(2400X1800)609KB

▲▼ 西区の最後の撤収は、一番觸(一番町)を中心に元喬車(げんきょうしゃ)、玄社(げんしゃ)(幸町)、水陣(水堀)の4つの祭組が隊列を組んで行進した。これだけ多くの裸っぽたちが褌一丁で行進するのはなかなか見られるものではなく、壮観だった。
松原に引き揚げる裸っぽたち 【四】 〜一団となって行進する西区梯団〜 11:41

松原に引き揚げる裸っぽたち 【四】 〜一団となって行進する西区梯団〜 11:41

パノラマ写真(2600X1050)441KB

松原に引き揚げる裸っぽたち 【五】 〜先頭の浜印に続く褌一丁の裸っぽたち〜 11:42

松原に引き揚げる裸っぽたち 【 五】 〜先頭の浜印に続く褌一丁の裸っぽたち〜 11:42

パノラマ写真(3000X1300)545KB

私も褌一丁のまま西区の裸っぽたちの隊列の中に入り、激写しながら松原に向かった。浜垢離の全てを撮影して分かったことは、西区が4つの梯団の中で最も褌着用を徹底していることである。
 残念ながら、 見附宿場通り(旧東海道)を挟んで東西に並ぶ4梯団は、東に行くに従ってパンツ姿が増え、東区は、神社のお膝元(宮元)に位置するにもかかわらず、最もパンツ姿が多い。平成23年(2011)以来、私の作品には、ガイドブックのルールに反するパンツ姿は一切掲載しないので、東区の写真が少ないのはそのためである。
松原に引き揚げる裸っぽたち 【六】 〜裸っぽたちと一緒に松原へ〜 (アニメーション) 11:42-45

松原に引き揚げる裸っぽたち 【六】 〜裸っぽたちと一緒に松原へ〜 (アニメーション) 11:42-45

裸っぽたちと一緒に松原へ 1/4 裸っぽたちと一緒に松原へ 2/4

拡大写真1/4(2000x1500)673KB

拡大写真1/4(2000x1500)642KB

裸っぽたちと一緒に松原へ 3/4 裸っぽたちと一緒に松原へ 4/4

拡大写真1/4(2000x1500)884KB

拡大写真1/4(2000x1500)702KB

神輿

先供さきとも

係の 直会なおらい  11:46

神輿先供係の直会 11:46

拡大写真(2000X1500)686KB

▲▼ 松原放生会祭(まつばら・ほうじょうえ・さい)(松原の神事)が行われた場所で、神輿先供係と見付天神三社崇敬者会の直会が開かれていた。神事の当事者だった輿番の地脇は、自分たちのテントで直会を開いていた。
久野宮司と見付天神三社崇敬者会 直会なおらい  11:46

久野宮司と見付天神三社崇敬者会の直会 11:46

拡大写真(2400X1600)882KB

松原の祭広場と直会会場
 
「松原の神事」が行われた場所は福田(ふくで)中学校の南側の松原で、その奥(西側)に芝生の「祭広場」がありそれを囲むように、28の祭町会のテントやシートが設営されて、直会(なおらい)会場となっている。 一部の祭組は、砂浜にテントがあって不便だが、過去に割り振られた地割りは毎年同じで、変更されることはないという。
松原の祭広場に到着した西区梯団 11:47

松原の祭広場に到着した西区梯団 11:47

拡大写真(2600X1800)1.11MB

▲▼ 浜垢離から松原に引き揚げてくると、いっしょに戻ってきた西区の裸っぽたちが祭広場で裸練りを始めたので、早速激写した。本番の堂入りで行われる鬼踊りの練習のようにも見える。
祭広場の賑わい 【壱】 11:48

祭広場の賑わい 【壱】 11:48

パノラマ写真(3000X1650)1.26MB

祭広場の賑わい 【弐】

祭広場の賑わい 【弐】

拡大写真(2400X1800)1.01MB

觸鈴を手に秋祭しろふどし 北舟

ふれすずを てにあきまつり しろふどし

Autumnal festival, the heralding bells in hands wearing white fundoshi loincloth.

祭広場の賑わい 【参】 11:50

祭広場の賑わい 【参】 11:50

拡大写真(2400X1900)0.99MB

▲▼ 祭広場が賑わうにつれて、天気が良くなり、空が晴れて日が差し始めた。1時間早く晴れていれば、浜垢離ももっと気分が良かったのにと思われたが、写真的には曇天の方が美しく撮影出来る。直射日光は、影が黒く潰れて見にくくなるので、痛し痒しである。
祭広場の賑わい 【四】 11:50

祭広場の賑わい 【四】 11:50

拡大写真(2400X1900)1.22MB

▲▼ この後も他の梯団の裸っぽたちが祭広場で盛り上がったが、どうしてもパンツ姿が混じり、撮影しても掲載できないので、祭広場の取材を取り止め、東中区の御瀧車のテントに行き、以後、御瀧車の一員として行動した。
祭広場の賑わい 【五】

祭広場の賑わい 【五】

拡大写真(2000X1650)746KB

松原に引き揚げてきた東中区 元宮社げんぐうしゃ の子供たち 12:00

松原に引き揚げてきた東中区元宮社の子供たち 12:00

拡大写真(2000X1500)915KB

▼ 御瀧車のテントの西側で、浜垢離のときと同じように和田グループ全員が片山千代三・東中区梯団長と肩を組んで記念写真を撮った。私は、依然として褌一丁だったので、日焼けがひどく、このあと半纏を貸してもらった。
東中区・片山千代三梯団長(

御瀧車おんたきぐるま

と和田グループ 12:04

東中区・片山千代三梯団長(御瀧車)と和田グループ 12:04

拡大写真(2400X1900)1.19MB

撮影:福代陽一
▼ 続いて同じ御瀧車のテントの西側で、平成23年(2011)以来続けている親子三代の記念写真を撮影させてもらった。直射日光が強かったが、フラッシュを使って影を消したところ、良く撮れていたのでホッとした。
石川家の親子三代 / 東中区御瀧車

石川家の親子三代 / 東中区御瀧車

石山家の親子三代 / 東中区

美登里みどり

石山家の親子三代 / 東中区美登里

斎藤家の親子三代 / 東中区

地脇じわき

斎藤家の親子三代 / 東中区地脇

石山家のツーショット / 東中区

地脇じわき

石山家のツーショット / 東中区地脇

▼ 半纏を着る前に、福代さんに私の褌姿を撮影してもらった。この日ばかりは、大勢の裸っぽの中の一人なので、誰憚ることなく撮影出来る。(笑)
和田義男(66歳)の裸っぽ(アニメーション)

和田義男(66歳)の裸っぽ(アニメーション)

撮影:福代陽一
▼ いつものように、片山千代三東中区梯団長の挨拶廻りが始まったので、御瀧車幹部とともに和田グループ全員が同行した。挨拶に訪れると、必ずビールか御神酒が振る舞われるので、これを続けると、かなり酔っ払ってしまう。私も御瀧車の一員ではあるが、撮影に専念させてもらった。
東中区

元宮社げんぐうしゃ

への挨拶廻り 12:10

東中区元宮社への挨拶廻り 12:10

拡大写真(2000X1500)666KB

元気な

元宮社げんぐうしゃ

の赤ちゃん

元気な元宮社の赤ちゃん

拡大写真(2000X1500)362KB

太鼓を叩く子供たち / 東区元天神 12:12

太鼓を叩く子供たち / 東区元天神 12:12

家族の団らん / 西区水陣 12:13

家族の団らん / 西区水陣 12:13

拡大写真(2000X1500)739KB

東中区大乃浦への挨拶廻り

東中区大乃浦への挨拶廻り

東中区大乃浦の直会テント 12:13

東中区大乃浦の直会テント 12:13

西区

月松社げっしょうしゃ

(境松)の直会 12:14

西区月松社(境松)の直会 12:14

  ▲▼ 裸祭は男性中心の祭だが見附天神の浜垢離は家族全員が松原のテントで楽しめるのが良い神事禊という神道(しんとう)の行事が大規模な老若男女の町内ピクニックとして地域社会に定着していることが、この祭が江戸時代以降今日まで盛大に続いている秘訣なのだろう。  
東中区

緑ヶ丘みどりがおか

のテント 12:18

東中区緑ヶ丘のテント 12:18

西中区

二番觸にばんぶれ

の直会 12:19

西中区二番觸の直会 12:19

拡大写真(2000X1500)806KB
▼ 挨拶廻りの後、御瀧車のテントで生ビールを飲みながら腹ごしらえをしていると、今度はお返しの挨拶廻りを受けた。その都度、乾杯するので、片山梯団長はすっかり酔っ払ってしまった。梯団長は、酒が強くないとつとまらない。(笑)
東中区・片山千代三梯団長と乾杯 /

御瀧車おんたきぐるま

 12:51

東中区・片山千代三梯団長と乾杯 / 御瀧車 12:51

拡大写真(2000X1500)670KB

▼ 前宮司の退任に伴い、今年3月に栄進された久野隆(くのたかし)宮司(47歳)の訪問を受けた。5度の取材で宮司が祭組のテントに来訪したのは初めてで驚いたが、気さくで話が弾み、誰からも親しまれているようだった。
久野宮司と乾杯 / 御瀧車(アニメーション) 12:53 

久野宮司と乾杯 / 御瀧車(アニメーション) 12:53 

拡大写真(2000X1500)510KB

▼ 午後2時頃になると、約50台の大型バスを借り切って2500人ほどの氏子たちが参加した浜垢離が終わり、それぞれの祭組が駐車場で待機していたバスに乗り込み、全員が揃った順に福田海岸を後にした。私は、福代さんと共に御瀧車の車に乗せてもらい、帰途に着いた。
大型バスで引き揚げる氏子たち 14:05

大型バスで引き揚げる氏子たち 14:05

  ▼ 御瀧車は、見附宿に帰る途中にJR磐田駅と磐田市役所に立ち寄るのが恒例の行事となっているので、今年も同行取材した。市役所に着くと、磐田市のイメージキャラクターの赤褌犬「しっぺい」を大きく描いた磐田市の赤バスが止まっていた。赤褌にあわせて赤バスにしたのだろうか。(笑)  
ゆるキャラ

赤褌犬あかふんいぬ

しっぺいをデザインした磐田市の赤バス 14:55

ゆるキャラ赤褌犬しっぺいをデザインした磐田市の赤バス 14:55

拡大写真(2000X1250)375KB

  ▲▼ 磐田市役所には「しっぺい」を使ったポスターが多数張り出されており、赤褌犬は磐田市の顔になっている。話題の「ゆるキャラグランプリ」にも参加しており、上位に進出して熊本県の「くまモン」のように有名になれるかどうかの正念場を迎えており磐田市は100万票の獲得を目指して市民が一丸となって投票するよう呼びかけている投票〆切は11月8日だったので、結果はどうなったのだろうか。  
磐田市役所に乱入?(アニメーション) / 東中区御瀧車 14:58

磐田市役所に乱入?(アニメーション) / 東中区御瀧車 14:58

拡大写真1/5(2000X1400)467KB

磐田市役所に乱入?(アニメーション) / 東中区御瀧車 2/5 磐田市役所に乱入?(アニメーション) / 東中区御瀧車 3/5

拡大写真2/5(2000x1400)467KB

拡大写真3/5(2000x1350)414KB

磐田市役所に乱入?(アニメーション) / 東中区御瀧車 4/5 磐田市役所に乱入?(アニメーション) / 東中区御瀧車 5/5

拡大写真2/3(2000x1500)406KB

拡大写真5/5(800x600)88KB

  ▼ 午後3時過ぎ、取材基地として毎年お世話になっている福代邸(カットサロン小西)に到着。福代さんに半纏姿を撮影してもらったあと、シャワーを使わせて貰い、日帰り取材を終えた。  
取材基地・福代邸(カットサロン小西)に帰着 15:17

取材基地・福代邸(カットサロン小西)に帰着 15:17

撮影:福代陽一

祭広場の賑わい(アニメーション)

祭広場の賑わい(アニメーション)

拡大写真(2000X1650)746KB

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