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▼ 西中区の総社入りを撮り終えると、急いで1km先の見付天神に移動。
途中で東区の道中練りを撮影できたが、取材は、既に体力勝負になっている。昼間、拝殿に安置されていた神輿は、既に幣殿中央に移され、その上に鈴が取り付けられて、神事の準備が整っていた。 |
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幣殿 |
に移された宮神輿 2013.9.14 22:35 |
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間もなく、堂入りの第一陣となる西区一行が鈴木道彦梯団長を先頭に拝殿前に到着した。万燈を持つ先頭集団が社殿を時計回りに一周するのを待つ。 |
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堂入り・鬼踊り 【壱】 〜鈴木道彦梯団長を先頭に拝殿前に到着した西区一行〜 22:47
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▼ 万燈グループが一周して所定の位置に着くと、鈴木梯団長が見付天神の扁額を背に、提灯で合図を送った。拝殿前の石段を上がったところで待機していた西区の裸っぽたちは、まず、境松(月松社・中央町)
が我先に拝殿を目指して駆け込んできた。これが堂入りで、最初の勇壮なシーンである。 |
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堂入り・鬼踊り 【弐】 〜一番乗りを競う境松/ |
月松社 |
〜 22:53:30 |
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堂入り・鬼踊り 【参】 〜堂入り一番乗りの
歓喜!〜 22:53:50
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▼ 鈴木道彦西区梯団長は、祭組毎に提灯をまわして堂入りの合図を送り、それを確認してから次の祭組が堂入りする。西中区と東中区が一斉堂入りするのに対して西区は祭組単位の堂入りのため、堂内の鬼踊りと堂入りの勇姿を交互に激写することができた。 |
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堂入り・鬼踊り 【四】 〜鈴木道彦西区梯団長の合図で祭組毎に堂入りする〜 22:58
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堂入り・鬼踊り 【五】 〜可愛い |
龍陣 |
坊やの堂入り〜 (アニメーション) 23:01 |
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▲▼ 天井のスプリンクラーから撒水(さんすい)が開始されると、拝殿の中は徐々に汗と熱気が広がり、やがて堂内を広く包んでむせ返るほどになる。褌腰蓑姿の裸っぽたちが押し合いへし合い、「オイッショ、オイッショ!」という精力的な掛け声と地団駄(じだんだ)を踏む床音が次第に激しくなり、拝殿は喧噪に満たされて行く。 |
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堂入り・鬼踊り 【
七】 〜西区祭組の盛り上がり!〜
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▲▼ この晴れ舞台のために用意された神聖な觸鈴は、たったひとつしか持ち込めない。觸鈴を持つことのできる資格者は、リストバンドをしている人だけ。次々に觸鈴がリレーされ、打ち鳴らされるが、騒音に打ち消されて、全く聞こえない。 |
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堂入り・鬼踊り 【八】 〜紫のリボンのついた觸鈴を打ち鳴らす一番觸〜 (アニメーション)
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▲▼ 若者に担がれて觸鈴を打ち鳴らす長老は、一番町一番觸の鈴木敏三さん(80歳)。今年も浜垢離からその元気な姿を披露してくれた。この人は、堂入り最長老記録を更新中と思われる。 |
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堂入り・鬼踊り 【九】 〜一番觸・鈴木敏三さん(80歳)の觸鈴!〜 (アニメーション) 23:09
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▼ 西中区の堂入り予定は23:20。二番觸の松本直希警固長が提灯の合図を送ると、西中区の裸っぽたちが一斉に石段を駆け上がり、我先に拝殿を目指した。残念ながら、今年も雨に見舞われ、カメラの赤外センサーが雨で弾かれてピントが合わず、シャッターが切れない。決定的瞬間にフラッシュが光らないのが残念! |
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堂入り・鬼踊り 【拾】 〜西中区の一斉堂入り!〜 (アニメーション) 23:19
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▼ 走って幣殿に戻り、福代さんに確保してもらっていた脚立に上がり、西中区の裸っぽたちを激写する。しかし、これはという写真はなかなか撮れない。
和田グループの新尺・長谷川・両世話役の一瞬の勇姿を捉えることができたのが幸いだった。 |
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堂入り・鬼踊り 【拾壱】 〜西区の裸っぽの登場!〜 (アニメーション) 23:21
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東中区の堂入り予定は23:30。片山梯団長の提灯が円を描くと、大集団の裸っぽたちが一斉に階段を駆け上がり、延々と堂入りが続いた。 |
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堂入り・鬼踊り 【拾弐】 〜大集団の一斉堂入りの合図を送る片山千代三東中区梯団長〜 23:27
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▼ 雨が降り続いており、全員びしょ濡れである。先頭集団は觸鈴の代わりに榊を持っている。新たな取り組みである。 |
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堂入り・鬼踊り 【拾参】 〜榊を持って堂入りする最大集団・東中区の裸っぽたち〜
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再び幣殿に駆け戻り、脚立の上から鬼踊りを激写する。東中区の裸っぽたちが堂入りすると、拝殿は身動きが取れないほどのラッシュ状態となった。 |
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堂入り・鬼踊り 【拾四】 〜西中区と東中区の熱狂!〜 (アニメーション) 23:30
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ながきよや おいもわかきも おにおどり |
A long autumnal night, Ogre Dance
young and old. |
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堂入り・鬼踊り 【拾五】 〜人気の赤鈴!〜 23:36
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殿(しんがり)を飾る東区の堂入りが行われたので、赤鈴が下げられ、緑の觸鈴があらわれた。堂内は人また人で超過密状態となり、鬼踊りは最高潮に達した。 |
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堂入り・鬼踊り 【拾六】 〜東区の堂入りで動きが取れないほど満杯となった拝殿!〜 23:46
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▲▼
鬼踊りもあっという間に時が過ぎ、幣殿での神事に備えて、輿番・地脇が拝殿から幣殿に上がってきた。神輿の出発時刻が近づいて来たのである。 |
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堂入り・鬼踊り 【拾七】 〜輿番・東中区地脇の幣殿入り!〜 23:48
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▼ 時刻は翌日の日曜日に入ったが、拝殿の鬼踊りが続けられる中、幣殿では、神輿を囲んで神職と先供係・輿番が整列し、渡御奉告祭が始まった。久野宮司の祝詞奏上(のりとそうじょう)のあと、紐を引いて天井の鈴を鳴らすという神事はとても珍しい。鈴の音で場を清めるという趣旨だと思われる。 |
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神事が終わると、神輿が総社門を安全にくぐり抜けることができるように鳳凰などの屋根飾りを取り外す光景が見られた。これは輿番が地脇のときだけに行われるもので、輿番が権現の場合は、屋根飾りは取り外さずにそのまま渡御が行われる。 |
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権現と地脇とで神輿渡御の作法が異なるが、地脇は、かつて輿番のときに鳳凰を外す栄誉を得たことから、それを取り消すことなく、現在もその栄誉を担う子孫の手によって鳳凰を取り外すという奉仕が続いている。 |
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渡御奉告祭/見付天神幣殿 2013.9.15 00:09-18
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幣殿における神事のあと、先供係たちが大榊や弓矢などの宝物を持って六ッ石のそばの山神社に向かったので同行すると、間もなく、提灯と松明の明かりを頼りに、山神社祭(やまじんじゃさい)が執り行われた。 |
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宮司から
「一番觸」の声がかかると、長老の合図を受けて煙火があがるのを待って先供の世話方より觸榊(ふれさかき)が御山役(おやまやく)に渡され、野次(やじ)と呼ばれるお付きたちと共に觸番(ふればん)が觸鈴(ふれすず)を打ち鳴らしながら山を下り、「いちばーんぶれー」と連呼しながら総社までの約1kmの道中を走り、全戸消灯となる神輿渡御が近いことを知らせた。 |
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「二番觸」の声がかかり、觸榊が手渡されて「にばーんぶれー」と連呼しながら觸番が出発すると、
二発目の煙火が打ち上げられ、それを合図に拝殿はじめ神輿渡御の道筋の照明が全て消された。ここからはカメラの電源を切り、神輿の後を追って総社に向かったので、三番觸と神輿の姿を撮影することはできなかった。 |
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山神社祭 |
〜次々と出発する |
触番 |
〜 (アニメーション) 00:20-24 |
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山神社祭 2/7 |
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山神社祭 3/7 |
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山神社祭 4/7 〜三本の触榊を持つ御先供係たち〜 |
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山神社祭 5/7 〜煙火係に合図〜 |
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山神社祭 6/7 〜最初の煙火で一番觸の出発〜 |
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山神社祭 7/7 〜二番觸の出発〜 |
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おわたり(神輿渡御) |
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▼ 見付天神では、二番觸出発の煙火の合図で明かりが消されると、暗闇の中で鬼踊りに興ずる裸っぽの間を輿番が割って入り、神輿をお掻込(かいこ)み状態にして拝殿を下り、山神社まで近づくと、三番觸が出発する。觸番は神輿から離れないよう、ゆっくりと先導し、「さんばーんぶれ」と語尾を延ばさないように注意しながら連呼する。 |
暗闇の中で輿番が抱え持つ神輿が参道を下り、その後を追随する裸っぽたちを〆切たちが榊で鞭打ちながら狼藉を阻止する戦いが繰り広げられる。旧東海道に出ると、輿番たちは神輿を担ぎ上げ、総社に向かって小走りに進む。 |
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▲▼ 暗闇の街道に唯一西中区の舞車(まいぐるま)の提灯1個が点灯し、総社入口を示している。神輿はその前を右折して総社の参道に入る。舞車の提灯と御神酒献上係がその後に従う。拝殿前の総社門は低いため、輿番は神輿をお掻込(かいこ)み状態にして通過し、拝殿に到着する。 |
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篝火のそばを渡御する神輿/総社石鳥居 2009.9.27 00:33
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神輿が御旅所の総社に到着すると、煙火1発が上がり、それを合図に町内は光を取り戻し、ここから再びフラッシュ撮影が可能となった。拝殿と総社門の間には、神輿の後方を護ってきた〆切たちの姿が見られた。彼らは、街道練りでは腰蓑を着けていたが、〆切を務めるときは邪魔なのか、褌一丁だった。 |
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御旅所の総社 【壱】 〜神輿の後ろで〆切を果たした東区 |
元門車 |
たち〜 (アニメーション) 00:44 |
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▼ 総社拝殿では、輿番が神輿を拝殿の西側に安置し、屋根飾りを取り付けたあと、無事に大役を果たして拝殿を退出。神輿のそばには神職と先供係たちが残り、神事の準備が始まった。 |
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御旅所の総社 【弐】 〜神輿を無事に総社に届けた氏子たち〜 (アニメーション) 00:45
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御旅所の総社 2/3 〜外した鳳凰などを取り付ける輿番〜 |
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御旅所の総社 3/3 〜舞車の提灯係と御神酒係〜 |
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▼ 神輿が総社拝殿に安置されたあと、神輿総社着御祭(みこし・そうしゃ・ちゃくぎょさい)が執り行われてからお開きとなるが、総社ではまだ神事が行われている一方で、神輿渡御にお供してきた裸っぽたちは、総社の西(左)の注連縄(しめなわ)に囲まれた納所(おさめどころ)で腰蓑納めをしたあと、三々五々帰途に着いた。 |
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▼ まだ降り止まぬ雨の中、西中区二番觸は、腰蓑を納めた後、拝殿前で隊列を整え、赤鈴を持つ幹部たちを先頭に一団となって町会所に向かった。 |
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雨の中、隊列を組んで総社を引き揚げる二番觸 00:52
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▼ 一行は町会所前の車道に着くと、午前1時に交通規制が解かれるまで、最後の裸練りを楽しんだ。拝殿では人が多すぎて十分に発散することができなかったので、和田グループ参加者たちも觸鈴を振り回して、鬼踊りに興じた。 |
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二番觸・会所前の鬼踊り (アニメーション) 00:55-01:00
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▼ 全ての行事が終わり、一人の落伍者もなく、無事憩の家に引き揚げてきた和田グループは、褌を解いて更衣したあと、片山梯団長を囲んで全員で乾杯した。 |
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歓談途中で松本邸からお呼びがかかり、私と和田グループ二番觸は、松本邸にお邪魔して乾杯。奥様の手料理に舌鼓を打ちながら午前3時頃まで交歓させて頂いた。 |
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祭のあとの乾杯! 【壱】 〜深夜の |
直会 |
〜 (アニメーション) |
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和田グループの乾杯/宿町老人憩の家 01:50 |
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二番觸・松本邸の乾杯 02:04 |
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撮影:伊藤修 |
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大孫で暫しまどろんだ後、午前11時頃から宿町(しゅくまち)老人憩の家で、見付天神裸祭保存会の幹部と和田グループとの直会が開かれ、東京の祭に参加するため欠席した新尺さんと遠来の伊藤さん以外は全員出席し、酒食を楽しみながら12時40分頃まで歓談。このあと台風が近づいているため早々に帰路に着いた。皆様、お疲れ様でした! |
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祭のあとの乾杯! 【弐】 〜保存会と和田グループの |
直会 |
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/ 宿町老人憩の家〜 11:06 |
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撮影:福代陽一 |
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撮 影
2013年9月11・14・15日
OLYMPUS E-5
12-60mm
1230万画素 4,700枚 12GB
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編集後記 |
磐田市見付への旅は、平成21年(2009)以来、今年で5度目となり、初秋の恒例行事となった。毎年確実に詳しくなり、感動も大きい。 |
見付天神裸祭保存会には、当初から和田グループの参加を認めていただき、今年は新人がいなかったものの8人が裸祭の醍醐味を体感させて頂いた。 |
見付の裸祭は、国の重要無形民俗文化財に指定された数少ない裸祭であるばかりでなく、神事と祭事、静と動とが見事に調和した、美しく勇壮な祭礼であり、私はすっかり魅了されてしまった。 |
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今年は、東中区御瀧車に加わり、取材途中で褌一丁になり、初めて浜垢離に参加した。これまで見るだけの立場だったが、大海原に身を投じ、寄せ来る波を被りながら海水で垢離を取る感動は、終生忘れ得ない体験となった。上の写真は、終始アテンド頂いた福代陽一さんに撮影して頂いたもので、思い出に残る記念写真となった。 |
★☆★彡 |
今回も親子三代の写真や子供連の記念写真を多数撮影させて頂いたが、親から子へ、子から孫へと確実に伝統の裸褌文化が継承されており、少子高齢化が危惧される日本にありながら、見付天神の氏子たちは見事に問題を克服しており、未来の展望は極めて明るい。
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一時期、褌の代わりにパンツを認めたことから、伝統の裸褌文化に乱れが生じていたが、保存会の懸命の指導啓蒙により、毎年、装束違反者が減少し、今年はガイドブックからパンツ姿の写真が消え去った記念の年となった。福岡の博多祇園山笠や岡山の西大寺会陽のような褌着用という衣装統一を徹底した美しい裸祭に近づいていることは間違いない。 |
松原に引き揚げる
西区祭組の裸っぽたち 11:42
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パノラマ写真(3000X1300)545KB |
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特に今年は、写真上のように、浜垢離で西区祭組の大勢の裸っぽたちが隊列を組んで浜から松原に引き揚げる光景を目にしたが、全員褌を徹底しており、その統制の取れた美しい行進をとても頼もしく思った。見附天神裸祭に誇りを持ち、一流の祭にしたいと願う指導者たちのセンスの良さが光っている。
しかし、天気予報の西高東低ではないが、祭組によっては、浜垢離・御大祭ともにルールを知りつつもあえてパンツやハンダコ姿で堂々と参加していることも事実であり、その行動は私には理解しがたく、指導者のなお一層のモラル(士気)の向上を望みたい。
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謝 辞 |
このたびは、見付天神裸祭の取材にあたり、全国連和田グループ五期8名を快く受け入れていただき、裸祭のロマンと感動を皆様方と共有する喜びを分け与えて頂きました。鈴木亮司会長はじめ見付天神裸祭保存会の皆様、そして地元でお世話になった多くの方々に心から御礼申し上げますと共に、これからも、保存会特別取材班として、皆様の晴れ姿を激写して記録保存し、世界に発信することで、ご厚誼に報いたいと思っております。
既に来年の参加に向け、大孫への宿泊を申し込んでおります。気力体力の続く限り、毎年、全国から参加者を募集し、全国連和田グループを編成して見付天神裸祭に参加させていただき、伝統の祭装束を身につけた模範集団となるべく行動して行きたく思っておりますので、今後ともご指導ご鞭撻のほど、どうかよろしくお願い申し上げます。皆様方の今後益々のご発展ご健勝を祈念しております。有り難うございました。 2013.11.11 和田義男 〈 拝 〉 |
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日本の裸祭り第172集(97種)「見付天神裸祭'13」 |
撮影・制作 : 和田義男 |
平成25年(2013)11月11日 作品:第14作 画像:(大195+小25) 頁数:6 ファイル数:428 ファイル容量:184MB
●平成12年(2000)〜平成25年(2013) 作品数:462 頁数:1,881 ファイル数:85,493 ファイル容量:16,946MB |
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拡大写真
「西中区二番觸の浜垢離」(2600X1950)871KB |
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スライドショーDVD写真集 |
静岡県 |
磐田市 |
見付 |
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平成24年(2012)・平成25年(2013)9月の記録 |
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▼ 今年で5年連続の取材となった見附天神裸祭の名シーンを多数納めた二年分の写真集は、収録画数830枚、上映時間90分の大作となり、CDに入りきれなくなったのでDVD化しました。保存会やお世話になった方々にお送りした永久保存版と同等品です。1230万画素の原画を同梱しましたので、個人で楽しむ限り、最大A2までプリント・アウトできます。
ご希望の方に1枚2000円でお分けします。 日本の祭CD・DVD完成! |
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サンプル YouTube 見附天神裸祭2013(抜粋縮小版)/21分35秒 |
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