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祭り前夜の12月1日(月)。祭りの前の静けさが漂う。この幟(のぼり)の先に最大斜度25度という急坂の団子坂(だんござか)がある。12月3日のフィナーレには、秩父神社から御旅所に向かう笠鉾・屋台が通過する団子坂周辺が囃子手、曳き子、観客で埋め尽くされ、歓声と熱気、秩父屋台囃子の高鳴りで、夜祭最大の山場を迎える。 |
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12月2日(火)、前夜祭である「宵まち」の朝を迎えた。上町(かみまち)町内の場合、囃子手の家に大勢の仲間がお祝いを持って訪れる。出発間際に囃子手の父親が神前で火打のお清め式を行った。 |
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朝、屋台収蔵庫へ向う自宅前で記念撮影。上町の場合、囃子手は4人選出され、囃子手係と呼ばれる囃子手のサポート役が行事担当役員の中から2人選任され、付き人となる。 |
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出発式の上町屋台責任者の挨拶。上町の囃子手は、仲間同士4人が一つのチームとなって応募する。平成20年度の囃子手は、7回目の応募で当選し、晴れて囃子手として屋台に乗ることとなった。 |
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屋台行事を行う6町会の秩父市内の位置は、上町(かみまち)が武甲山(ぶこうさん)に最も近い南側に位置し、北側に向かって中町(なかまち)・本町(もとまち)・中近(なかちか)・宮地(みやじ)・下郷(したごう)の順に並んでいる。 |
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屋台には大人から子供まで25〜30名程の太鼓係が乗り込み、秩父屋台囃子を演奏する。屋台が止まり、降りてくる場面に出くわすと、何処にこれだけの人間が乗っていたのかと驚く。 |
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キリン |
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上町屋台の方向転換は、「キリン」と呼ばれるジャッキを使った回転方法で、屋台をジャッキアップして宙に浮いた状態にし、一気に方向を変える。屋台行事を行う6町会の内で上町だけがこの方法をとっている。 |
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紅白のタスキを掛けた「鐘振」が屋台の運行を指示する。開始・出発の合図は吹笛、停止の合図は振鐘となっており、まさに運行の司令塔である。「拍子木」役は、「鐘振」に続き、出発と停止の拍子木を叩く。 |
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上町以外の5町会の方向転換は、「ギリ廻し」と呼ばれる回転方法を用いる。「梃子棒」を使い、屋台を持ち上げ「ギリ」と呼ばれる凸型の支持台を屋台の「ギリ受け」にはめ込み、屋台が宙に浮いた状態にして、一気に方向を変える。写真下は、本町(もとまち)屋台を運行する達磨会(だるまかい)の面々。 |
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宵まちに秩父神社へ宮参りするため、神門へと屋台を曳きつけ、所作事(踊り)を奉納する。夜祭の屋台は歌舞伎屋台といわれ、屋台が張り出し舞台へと変身する。 |
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ちちぶさい かぶきやたいの みやまいり |
Chichibu Ritual, first visit to the shrine by the Kabuki wagon. |
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