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Wa☆Daフォトギャラリー Wa☆Daフォトギャラリー 旅紀行日本の裸祭り

2015年5月4日改訂

今 日

昨 日

♪篠 笛

白褌の甘酒こぼし奥秩父   北舟

 

The back Chichibu, sweet sake scattering wearing white loincloth.

2014年7月7日制作

佳境に入った甘酒こぼし

パノラマ写真(3000X1600)1.44MB

甘酒こぼし 2012.07.22/猪鼻熊野神社(埼玉県秩父市荒川)

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ご一緒に参加しませんか!

 和田グループ募集予定

はじめに

 
 
このたび和田グループの年間募集予定を改訂しましたので応募の際の参考として下さい今後、和田グループの募集は、毎年7種の裸祭について実施することにしており、募集広告は数箇月前にWa☆Daフォトギャラリーのトップ頁と日本の裸祭り目次頁に掲載します定員がある場合は、募集広告を出す前にメーリング・リスト掲載者(現在約500名)に事前告知し、優先参加ができるように配慮します。
 
 今般、2015年7月18日(土)19日(日)の【五】津屋崎祗園山笠に和田グループ第一期を立ち上げて参加することになりましたが、遠隔地につき、早割などによる旅費節約のため、早めに募集を行った結果、既に定員に達して募集を終えております。ご希望の方は来年(2016)の第二期にご応募下さい。  
 
 なお、メーリング・リストへの掲載を希望される方は件名「メーリングリスト掲載希望」と本文「氏名と掲載メールアドレス」をmaster@wadaphoto.jp 宛にお知らせ下さい。直ちに、追加登録させて頂きます。
 
 

初春や傘寿水浴鐵砲洲   北舟

 

拡大写真(2000x1500)779KB

The New Year,
bathing of eighty year-old man at Teppouzu.

2014年1月12日

傘寿水浴の羽場左近さん(80歳)と一緒に水行/鐵砲洲稲荷神社(東京都中央区湊一丁目)

傘寿水浴の羽場左近さん(80歳)と一緒に水行/鐵砲洲稲荷神社(東京都中央区湊一丁目)

【壱】 鐵砲洲寒中水浴

第61回鐵砲洲稲荷神社寒中水浴大会

次回の募集:第七期 平成28年(2016)1月10日(日) 募集人員:20人程度

東京都中央区湊一丁目 鐵砲洲稲荷神社 正月第二日曜日

 
 鐵砲洲稲荷神社で行われる寒中水浴大会は、関東一の水の祭りとして知られ、東京の新春の風物詩となっています。午前10時50分中川文隆・鐵砲洲稲荷神社宮司の挨拶と全員の参拝を皮切りに寒中水浴大会が始まります。参加者たちは、越中褌と鉢巻をキリリと締め、準備運動の鳥船、神社一周の褌ランニング鐵砲洲囃子が流れる中での三度の水行、整理運動の鳥船と、50分に及ぶ裸の水行を無事にこなし、湊湯で冷え切った身体を温めた後、社務所二階の直会(なおらい)に出席して和やかな初春のひとときを楽しみ、清々しい新年のスタートを切ります。
 Wa☆Daフォトギャラリーは、2005年の第50回大会から密着取材を始め、2014年で10年目となりました。2008年に筆者が60歳の還暦を迎え、還暦記念赤褌水浴を果たして以来、撮影は弥生会広報部にお任せし、毎年禊に参加するようになり筆者の新年は鐵砲洲から始まることになりました。
全国連和田グループ第四期19名の記念撮影 2013.01.13

                         青柳前会長      篠宮司(道彦)     中川宮司     松戸会長

全国連和田グループ第四期19名の記念撮影 2013.01.13

拡大写真(2400x1800)617KB

撮影:小林豊一

 2010年以降、全国から参加者を募集し、全国連和田グループとして参加するようになりました。2015年の和田グループ第六期は、群馬、茨城、埼玉、千葉、東京、神奈川、愛知、大阪の各都府県から22人(新人5人)が参加しました。

YouTube 鐵砲洲寒中水浴

↓画像をクリックすると寒中水浴の歴史が分かるスライドショー動画がはじまります。

 
撮影 :

 星 宏幸 ほしひろゆき

 

【 弥生会広報部 】

住居: 東京都

趣味: お祭りを楽しむこと、鉄道、山歩き、落語を聞くこと

あとがき

  鐵砲洲寒中水浴が始まって60年人間で言えば還暦という一つの節目を迎えました。この間参加者がわずか4〜5名という時代もありましたが、今や参加者は100名にも達し、海外にも知られる行事となりました。この行事をはじめられ、地道に続けて来られた先代宮司が今日の隆盛をご覧になったら、どんなにか喜ぶことでしょう。
 
 「伝統行事」と呼ぶにはまだまだ程遠いものですが、次の60年、そのまた次の60年と歴史を重ね、どんなに時代が変わっても未来に残る行事になって欲しいと思います。
★☆★彡

感動写真集〈 第204集 〉日本の裸祭り〈 第190集 〉(100種)「鐵砲洲寒中水浴'15」

撮影:星宏幸・小林豊一・伊藤秀行 協力:鐵砲洲稲荷神社弥生会  監修:和田義男

   平成27年(2015)4月3日  作品:第6作 画像:(大85+小65=150)  頁数:5  ファイル数:254  ファイル容量:82MB
  
平成12年(2000)〜平成27年(2015)  作品数:486  頁数:1,986   ファイル数:90,980  ファイル容量:18,927MB

■ 国際化元年 ■

和田義男 2015.01.11 13:38
 本日、星宏幸さん、小林豊一さん伊藤秀行さんのご助力を得て感動大作「鐵砲洲寒中水浴'15」が完成した。千葉県浦安市の三木芳樹さんに誘われて鐵砲洲の取材を始めて11年、マンネリ画像を危惧していたが、どうしてどうして、毎回新しいハプニングや発見があり、新鮮な作品に仕上げることができたと自負している。
 平成20年(2008)1月13日(日)の第53回寒中水浴大会で還暦記念の赤褌水浴を行って以来、今回で8度目の寒中禊となり、和田グループ代表として取材陣のカメラに最も写りやすい最前列で禊をさせてもらっており、弥生会のご配慮にいつも有り難く思っている。
 今年は、オックスフォード大学など4大学約10名による学術調査団の来訪があったが、団長のカヴァナさんからWa☆Daフォトギャラリーの「鐵砲洲寒中水浴」を見たのがきっかけだったと聞き、私の個人サイトが国際的に知られていることを知り、とても嬉しく思った。
 去年は、イギリスの有名紙 THE TIMES に鐵砲洲寒中水浴の写真が大きく掲載され、今年は初めてイギリス人が禊に参加した。また、ハワイからも菅原真樹さんが参加するなど、鐵砲洲寒中水浴は、国際色を強めており、2015年を鐵砲洲寒中水浴の国際化元年と呼ぶことにしたい。 来年は、マレーシア・クアラルンプールにお住まいのfacebook friend是非参加したいといってきており、更に国際化が進むことが期待される。

 
■ クリストファー・カヴァナ団長の礼状 ■

 2015年1月16日(金)、学術調査団のクリストファー・カヴァナ団長からメールによる礼状が直接送られてきたので、以下に紹介したい。
鐵砲洲稲荷神社宮司 中川様 石川様 和田様 その他ご協力頂いた皆様

先日の寒中水浴大会(寒中禊)の折には、大変お世話になり有難うございました。北海道大学のクリストファー・カヴァナです。この度は皆様に温かく迎えて頂き、大変に手厚いご協力を賜った結果、我々の学術調査を成功裏に終了することができました。遅ればせながら、改めて皆様に御礼を申し上げたくメールを差し上げる次第です。

中川宮司様、石川様には大変丁重なご説明を頂き、また和田様には素晴らしい写真とDVDを頂戴致しました。研究チーム一同を代表して心より御礼申し上げます。

寒中禊は非常に感動的なイベントで、参加された皆さんの頑張りには目を見張るものがありました。

なお、皆様に親身なご協力を頂いた結果、イベント開催時には80のアンケート回答、140の唾液サンプル採取を達成することができました。今後、我々はこれらのデータを時間を掛けて分析していきますが、興味深い結果が出ることを一同で期待しております。近い将来、今採取した情報を基に得られた分析結果や、関連論文/報告書が出た際には必ずご報告させて頂きますので、引き続き宜しくお願い申し上げます。

また、私個人の経験と致しましても、今般、寒中水浴に参加させて頂き、大変に思い出深い時間となりました。昨年1月には、北海道の木古内においても寒中禊に参加させて頂いたのですが、その際も、今回の貴神社での寒中水浴の際も、凍るような水の冷たさが身に沁みる一方で、その関係者やコミュニティーの皆さまの温かさが、私にとっては何よりも印象的であり、感激致しました。このような素晴らしいイベントに参加させて頂いたことを心から嬉しく思います。

お送り頂いた写真やメディアでの紹介記事についてもご共有頂き有り難うございました。我々の撮影した写真の一部を同メールに添付致しましたが、また後日、我々に同行した写真家マーク・モフェット氏の写真が送付されてきた際には追って転送させて頂きます。

最後になりましたが、今回の我々の学術調査に関して不明点・照会事項等ございましたらいつでもお気軽にお問い合わせ下さい。今回お世話になった皆様が今後北海道にいらっしゃる機会があれば、喜んでお手伝い/ご案内させて頂きますので、いつでもご連絡頂ければ幸いです。

今回頂いた素晴らしいご縁を今後も大切にしていければと思っております。また皆様にお目にかかる日を楽しみにしております。今後とも何卒宜しくお願い致します。


北海道大学 クリストファー・カヴァナ ロブ・トムソン その他研究チーム一同

Dear Nakagawa-guji, Ishikawa-san, Wada-san & everyone else,

This is a short message to thank you all, on behalf of the entire research team, for welcoming us so warmly and for helping to make our research trip so successful. The entire community could not have been more helpful and we want to thank you sincerely for all the help; from Nakagawa-guji’s patient explanations, Ishikawa-san’s kind introductions to Wada-san’s excellent photos and DVD. The Kanchu misogi event was extremely impressive and the hard work of everyone involved was very evident. We managed to collect over 80 questionnaire responses and 140 saliva samples, and while it will take time to conduct the analysis we are anticipating some interesting findings. We will certainly be in touch to let you know about the results and will share any articles/other reports that we produce. Personally, it was also a very memorable experience to take part in the misogi, I had experienced the extreme cold of a misogi once before in Kikonai in Hokkaido during the previous winter but the Kanchu Misogi matsuri had a very unique atmosphere and a paradoxical strong feeling of community warmth. I am very grateful for allowing me to participate.

Thanks also for including all the photos and links to articles. I’ve included a few from us below and will be happy to forward more from Dr. Mark Moffett after he organises them.

Finally, please feel free to contact us if you have any questions/are visiting Sapporo, we would be happy to host you in Hokkaido and hope that we will have the chance to further develop our friendship in the future!

Yours Sincerely,
Chris Kavanagh
Rob Thomson
& the rest of the Research Team
 
  初春や腕振る水の痛きかな  北舟 

はつはるや うでふるみずの いたきかな

The New Year, how the water painful shaking hands in it.

 
■ 謝 辞 ■

 中川文隆宮司はじめ鐵砲洲稲荷神社の皆様、日本一の道彦・氷川神社・篠直嗣宮司様、弥生会松戸純一会長はじめ弥生会の皆様敬神婦人会の皆様禊会場や昼食を準備し後片付けをされるなど寒中水浴を支えて下さった皆様、警察・消防の皆様、大勢の観客の皆様、国際学術調査団の皆様、新聞、テレビ、ラジオなどの報道陣の皆様その他寒中水浴にかかわって下さった皆様本当に有り難うございました 多くの皆様方のお陰でこの作品が生まれました。衷心より御礼申し上げます。〈 合掌 〉
 今年は、星さんが1010枚5.47GB小林さんが690枚2.84GB伊藤さんが1280枚3.32GB合計2980枚11.63GBもの大量の原画が送られてきました見るだけでも大変でしたがこの中から傑作を抽出するのはとても楽しく編集に時間を要したものの至福のときを楽しみながら普段なかなか切り取れない力作を多数アップすることができました。お力添えを頂いた方々には、改めて御礼申し上げます。〈 拝 〉
 
■ 全国連和田グループ六期生の皆様 ■
 真新しい禊褌をキリリと締めた和田グループ六期生の皆さん今年も他の模範となる寒禊を見事に完遂していただき、誠にご苦労様でした。特段の事故もなく、成功裏に終わったことは大変喜ばしく、皆様方のご協力に感謝申し上げます。
 我々は寒中水浴の導きを賜る生徒であり先生は中川文隆宮司と篠直嗣道彦です。そのため毎年○期生と呼称します。両先生方のご指導により、日本で一番素晴らしい寒禊を経験できたことを誇りに思います。これから一年間清々しい気分で己の信じる道を邁進していただき、お元気でご活躍されんことを心より祈念しております。来年もご友人を多数お誘いのうえ是非ご参加いただくようお願いします。〈 完 〉  2015.04.03

大寒の大波浴びる褌衆  北舟

 

Men of loincloth, bathing huge waves in the coldest season.

2011年1月23日

二段波の襲来 11:04

拡大写真(2000X1270)358KB
二段波の襲来/九十九里浜一宮海岸(千葉県長生郡一宮町 )

【弐】 玉前神社大寒禊

次回の募集:第九期 平成28年(2016)1月20日(火)に近い週末 募集人員: 無制限

千葉県長生郡一宮町九十九里浜(太平洋) 玉前神社

 
 上総一ノ宮・玉前(たまさき)神社では平成22年(2010)から冬の大寒禊(一宮海岸)と夏の夏越禊(玉 之浦/釣ヶ崎海岸)を続けています。Wa☆Daフォトギャラリーは、スタート時より取材を続けると共に、大寒禊・夏越禊ともに全国連和田グループを組織して参加しています。

太平洋を背に記念撮影/九十九里浜一宮海岸 2013.1.27

太平洋を背に記念撮影 11:31
拡大写真(2600X1250)686KB
 2013年1月27日(日)の第七回浜垢離(第四回大寒禊)では和田グループ第七期7人が参加しましたこれからもこの新しい伝統の裸祭の発展をフォローし、撮影を続けてゆくと共に、全国から参加者を募集し、模範的禊集団として参加することにしています。

YouTube 玉前神社浜垢離(大寒禊・夏越禊)

↓画像をクリックするとスライドショー動画がはじまります。

 
  直会は、大いに盛り上がり、御神酒も尽きた午後2時半頃、次回6月の夏越禊で元気に再会することを約してお開きとなった。
 このあとシャトルバスでJR上総一ノ宮駅と神社まで送ってもらい帰途に着いた帰りの電車ではグループ内の交流が行われ、褌談義や祭談義に花が咲いた。皆さん、楽しい一日お疲れさま!

 
 
今回も栗原宮司と御園生総代長には和田グループ七期7名の名簿と共に過去6回の禊を納めたスライドショーCDを進呈した。
 

   
 
撮 影


2013年1月27日


★☆★彡


OLYMPUS E-5

 
12-60mm


1230万画素 1,765枚 4.6GB
 

オリンパス二刀流 褌カメラマン 和田義男

玉前神社浜垢離万歳!

 平成22年(2010)1月24日(日)の大寒禊からはじまった玉前神社の九十九里浜における冬・夏の浜垢離は今回で 4年目・7回目を迎え、すっかり定着した。最初はたった3人で発足した和田グループは、毎回参加者が増え、平成23年(2011)の夏越禊では、参加者27人 水浴者24人(初心者13人) となり、禊を行った45人の過半数を占めた。
 
 
 それに比べると今回は和田グループ参加者7人(新人2人)、禊参加総員24人と、ピーク時と比べてかなり減ってしまった。その理由は、受付時刻が午前8時半から9時までと1時間半も早まったことで、首都圏からの参加者が間に合わず、辞退したことが大きい。
  この点、神社当局は、次回の夏越禊から従来のように受付時刻を10時からにするという。また次回もホテル一宮シーサイドオーツカのご奉仕が得られそうだと聞いており、次回は、参加者が激増することを期待したい。
 年二回開催されるこの浜垢離は、まだ、発展途上にある。失敗をバネに更なる完成度を加え「房総に玉前神社の浜垢離あり」と全国に知られる有数の水の祭になることを祈念したい。
 ともあれ祭礼が終わったあと立派な温泉で疲れを癒し山海の珍味に舌鼓を打つ直会に参加できる裸祭は筆者の経験では玉前神社だけである。次回の夏越禊は、冬の大寒禊のような過酷な寒さの試練もないので、皆さん是非家族連れで気軽に参加して頂きたい。 2013.3.16 和田義男 〈 完 〉

日本の裸祭り〈 第166集 〉(96種)「玉前神社大寒禊'13」

撮影・制作 : 和田義男

    平成25年(2013)1月27日 作品:第5作  画像:114(大69+小45) 頁数:4 ファイル数:200 ファイル容量:62MB
    平成12年(2000)〜平成25年(2013) 作品数:453 頁数:1,823 ファイル数:81,274 ファイル容量:15,287MB

拡大写真(2600X1800)837KB
山王の祭団扇や御輿差  北舟

2013年6月1日

Festival fan, holding up the Sannho mikoshi.

フィナーレの御輿練り 17:16

フィナーレの御輿練り/平和通り歩行者天国(富山県富山市)

【参】 黒褌御輿

第13回とやま山王市男御輿

次回の募集:第二期 平成27年(2015)6月1日(月) 最少催行人員:力者5名

開催中止(理由:資金、人員が不十分で安全に開催することが困難)

富山県富山市 日枝神社 とやま山王市

 
 11年前に町興しの一環として始まった御輿巡行は、当初、黒褌一丁の裸形(らぎょう)で担いでいたことから裸御輿と呼ばれていました。参加者も多く、最盛期には100人を超え、二台の大御輿で町内を巡行していたといいます。ところが、裸御輿に偏見を持つ現職の森雅志富山市長による横槍が入り、力者に法被を着させたために、法被を羽織るなら止めるという参加者が続出して年々減り続け、11回目の平成25年(2013)は26人になってしまいました。

和田グループ第一期の記念撮影/地場もん屋 2014.06.01

和田グループ第一期の記念撮影/地場もん屋三階更衣室前通路 13:08

拡大写真(2000X1700)410KB

 しかし、地元有志は、富山の活性化のために、懸命に御輿巡行を続けていますその姿に感動した筆者は、平成26年(2014) 6月1日(日)第12回とやま山王市に全国連和田グループ第一期16人の代表として加勢し、筆者も黒褌を締めて取材しました。このとき、和田グループの応援無しには、御輿が上がらないという崖っぷちに立たされていることが分かりましたので、これからも毎年、加勢する予定です。 今年の春には北陸新幹線が開業し、富山へのアクセスが格段に便利になりましたので、どうか我々にお力をお貸し下さい。

YouTube 黒褌御輿

↓画像をクリックするとスライドショー動画がはじまります。

黒装束の和田義男

  
撮 影

2014年6月1日

OLYMPUS
 

E-5 E-30
 
9-18mm 12-60mm

 
1230万画素
 
1,700枚 4.4GB

 

 和田グループ第一期16名の皆様、古参力者の皆様、今年は30℃を越える炎天下の中大汗をかきながら40人が一致団結して2時間余りに及ぶ男御輿を巡行させ毎年50万人の観客を動員する「とやま山王市」を大いに盛り上げることができ、本当にご苦労さまでした。
 ペットボトルの給水ストップでは、私もご相伴にあずかりましたが、身体の水分は汗で飛んでしまい、去年と違って、巡行中、一度もトイレに行くことはありませんでした。(笑)
 二度目の取材の私は、力者と同じ黒褌を締めて勇姿を激写し、本日、「黒褌御輿'14」として発表することができました。
 僅か10日間で西暦2000年から続く日本の裸祭シリーズ第178作目に当たるこの感動長編を完成させることができたことは、如何に編集に気合いが入っていたか、換言すれば、如何に私がこの裸祭に熱中していたかが分かります。富山県最大の御輿祭といわれるだけあって、本当に素晴らしい祭でした。

★☆★彡

 今年は地元富山市にお住まいの中田清志さんが私の助手として終始アテンドしてくれました彼に私の予備機をお貸しし、二人で黒褌御輿を追いかけ私と違ったアングルの写真や私自身を撮影してもらいました。彼のお陰で、私の褌姿が多数登場することとなり、多彩な作品が生まれました。この場をお借りして、中田さんに深謝申し上げると共に、来年以降もお力添えを賜りますようお願いします。
  
 
 和田グループに全国の神輿舁に詳しい方々が大勢加わっていただき、色々とご意見を賜り、有り難うございました。また、古参の力者の皆さんと心温まる触れ合いが生まれ、新たに力者同志の交流が広がったことは嬉しい限りです。
 直会では顔なじみの古参者から「和田グループを止めないで」と懇願されました私はその方の熱意に感動しこれからも毎年全国連和田グループを立ち上げることを決意しました。来年は北陸新幹線が開業する記念すべき年です。黒褌御輿の隆盛を願って新幹線で富山入りしたいと今から楽しみにしていますので、どうか、これからも宜しくお願い申し上げます。 有り難うございました。 2014.06.11

★☆★彡

日本の祭り〈 第212集 〉/日本の裸祭り〈 第178集 〉(98種)「黒褌御輿'14」

撮影・制作 : 和田義男   協力 : 中田清志

   平成26年(2014)6月11日 作品:第8作  画像:119(大94+小25) 頁数:5 ファイル数:236 ファイル容量:106MB
   平成12年(2000)〜平成26年(2014) 
作品数:471 頁数:1,921 ファイル数:87,706 ファイル容量:17,730MB

九十九里浜千里の波や夏禊   北舟

 

Summer ablution, waves from thousands distance at Tsukumo beach.

2012年6月24日

次々と寄せ来る波

拡大写真(2150x1500)451KB

次々と寄せ来る波/九十九里浜釣ヶ崎海岸(千葉県長生郡一宮町)

【四】 玉前神社夏越禊(玉之浦禊行)

       次回の募集: 第八期 平成27年(2015)6月21日(日) 募集人員: 無制限

千葉県長生郡一宮町九十九里浜(太平洋) 玉前神社

 
 上総一ノ宮・玉前(たまさき)神社では平成22年(2010)から冬の 大寒禊(一宮海岸)と夏の夏越禊(玉之浦/釣ヶ崎海岸)を続けています。Wa☆Daフォトギャラリー は、スタート時より取材を続けると共に、大寒禊・夏越禊ともに全国連和田グループを組織して参加しています。
石鳥居の前で記念撮影 2012.06.24

石鳥居の前で記念撮影 2012.06.24

拡大写真(2600x1750)544KB
 2012年6月24日(日)の第六回浜垢離(第三回夏越禊)では和田グループ第六期15人が参加しましたこれからもこの新しい伝統の裸祭の発展をフォローし、撮影を続けてゆくと共に、全国から参加者を募集し、模範的禊集団として参加することにしています。

YouTube 玉前神社浜垢離(大寒禊・夏越禊)

↓画像をクリックするとスライドショー動画がはじまります。

和田義男

   
 
撮 影


2012年6月24日


OLYMPUS E-5 E-30 
 
 
9-18mm
12-60mm 70-300mm


1230万画素 1,400枚 3,4GB
 
 

  今ブームとなっているfacebookの構築に10日ほど費やしたため、編集が遅れ、今日、7月12日(木)に本年第14作通算437作目となる「玉前神社夏越禊'12」が完成した。
 今回も栗原宮司と御園生総代長には和田グループ六期15人 の名簿と共に過去五回の禊を納めたスライドショーCDを進呈した。
 毎回、同じ日程の禊ではあるが、その都度改善点があり、充実した祭礼として着実に歴史が積み重なって行くことに喜びを禁じ得ない。何百年という歴史的な祭礼は、全国に多々みられるが、先人の知恵と努力の結晶であることを改めて痛感する。

玉前神社浜垢離に思う

 平成22年(2010)1月24日(日)の大寒禊からはじまった玉前神社の九十九里浜における冬・夏の浜垢離は今回で6度目を迎え、すっかり定着した観がある。最初はたった3人で発足した和田グループは、毎回参加者が増え、去年の夏越禊では、参加者27人 水浴者24人(初心者13人) となり、禊を行った45人の過半数を占めた。
 
 
 それに比べると今回は和田グループ参加者15人(初心者4人)、禊を行った人38人と、ピーク時と比べてかなり減ってしまった。理由は種々あるが、行事が重なって参加できなかったり、体調を崩した人もいる。しかし、何度来ても新たな感動を体感できる行事でないと、参加する意欲が薄れてゆくことは間違いのないことである。
 今後の改善点は地元の氏子たちの参加が待たれることである。全国から集まる人たちは、禊自体に大きな価値を置いているが、地元民との交流も大きな要素となっている。「あの人とまた会いたい、話を聞きたい」というインセンティヴも大きい。今後、ハード面の整備だけでなく、ソフト面の充実も切に期待したい

日本の裸祭り第<93種・157集> 「玉前神社夏越禊'12」

撮影・制作 : 和田義男

  平成24年(2012)07月12日 作品:第14作 画像:(大64+小13) 頁数:4 ファイル数:272 ファイル容量:76MB
  ● 平成12年(2000)〜平成24年(2012) 作品数:437 頁数:1,738 ファイル数:75,891 ファイル容量:13,383MB

益荒男の山笠担ぎて颯爽と   北舟

 

Brave men looking cool,
carrying Yamakasa wagon on their shoulders.

2014年8月4日制作

町内を祓い清める山笠/岡流(福岡県福津市)

拡大写真(2000X1900)828KB

町内を祓い清める山笠/岡流(福岡県福津市)

【五】 津屋崎祗園山笠

次回の募集: 第一期 平成27年(2015)7月18日(土)19日(日) 募集人員: 8人

福岡県福津市津屋崎( つやざき) 波折神社( なみおり・じんじゃ)

2015.07.18-19 全国連和田グループ第一期(8名)募集

2月19日:満席 茨城1 東京3 京都1 大阪1 山口1 長崎1

第59回鐵砲洲寒中水浴のご案内


追い山【弐】 全力疾走/新町流 08:55 
 募集人員8名満席 2/27 募集終了!
拡大写真(336X606)27KB

和田グループ代表 和田義

 
● このたび、福岡県福津市の津屋崎っ子たちとの交流を通じて三百年の伝統を誇る津屋崎祗園山笠を体験するため平成27年(2015)7月18日(土)19日(日)の両日波折神社(なみおりじんじゃ)で開催される津屋崎祗園山笠(つやざきぎおんやまかさ)の三流さんながれ(岡流・新町流・北流)のうち漁家を代表する北流(きたながれ)(山小屋:津屋崎漁協駐車場)に全国連和田グループ第一期として参加する希望者を募ります。
津屋崎祗園山笠の内容はWa☆Daフォトギャラリーなどの作品を参照して下さい。
2014 津屋崎祗園山笠'14 http://wadaphoto.jp/maturi/tuyazaki3.htm 吉田好幸
2010
津屋崎祗園山笠 http://wadaphoto.jp/maturi/tuyazaki1.htm     曽根ゆか
2008
津屋崎祗園山笠 http://www.chibaphoto.jp/hadakamairi/hadakamairi1.htm

★☆★彡

 
参加者は、体調管理を含め、全て自己責任で民宿海の家「吉田屋」に集合し、和田グループ・和田義男代表(68歳)と北流・玉城栄二(たまきえいじ)代表世話人(58歳)の指示に従い、統一した衣装により、神事にふさわしい格式と規律のもとに整然と行動して頂きます。

初めての方でも気軽に津屋崎祗園山笠を体験して頂けるよう、和田グループ代表・和田義男のほか、北流の船長・光橋誠二(みつはしせいじ)世話役(65歳)、和田グループ世話役・新尺俊勝(54歳)、吉田屋の吉田好幸(よしだよしゆき)幹事(65歳)がサポートに当たりますので、初心者でも安心して参加できます。
● 第一期参加者には、次の特典があります。
 
 1:締込み(ヘこ)腹巻水法被薄桃色鉢巻など、地下足袋(脚絆)以外の祭装束を貸与
 2:前夜の裸参り〜当日の追い山〜流れ舁〜山崩しまで全ての行事に参加
  3:町内の流れ舁(ながれかき)で北流山笠(きたながれやま)を担ぎ、停止時に台上り(だいあがり)の記念撮影
 4:吉田屋にて入浴・更衣後、北流の古小路(こしょうじ)などの直会(なおらい)に参加
 5:後日、この活動を記録した「津屋崎祗園山笠」のスライドショーCDを贈呈(郵送)
 
 過疎化・高齢化の逆風を受けながらも天平8年(736)以来今日まで約1300年にわたって継承されてきた「甘酒こぼし」に加勢するため、2015年も全国から賛同者を募集し、「和田グループ第 四期(代表:和田義男)」として参加することにしました。浅香会長のご希望で、参加枠は5人程度となりましたが、難易度が低く、初めての方でも安心して楽しめる裸祭ですので、気軽にご応募下さい。 私も褌一丁で取材します。(笑)

 

                       津屋崎祗園山笠実施要領

【会 名】津屋崎祗園山笠「全国連和田グループ第一期」
略称「和田グループ」

     代表:和田義男(68歳)
     顧問:玉城栄二(58歳)
     世話役:光橋誠二(65歳) 新尺俊勝(54歳)
     幹事:吉田好幸(65歳)

【後 援】津屋崎祗園山笠保存会「北流」

【会 場】波折神社

       〒811-3304 福津市津屋崎4-33-1
TEL.0940-52-0264
 
【宿 泊】民宿海の家「吉田屋」/ 味季の地魚「よし田」(相部屋)
     〒811-3304  福津市津屋崎1-37-27 TEL&FAX.0940-52-0464
       
        ○交通のご案内
        
                  ・(公共交通機関)JR鹿児島本線福間駅下車・吉田屋まで送迎 (タクシー約1000円)
       
                  ・(マイカー)九州自動車道古賀インター下車約25分(電話/住所でナビ検索)
                     古賀インター出口〜3号線〜流れ交差点左折〜97号線〜花見交差点右折〜
          福間方面〜旭橋交差点出光GS前左折〜495号線〜交番前左折〜海水浴場
          道路〜吉田屋駐車場


【参加者】全国の 「Wa☆Daフォトギャラリー」 ファンで健康な成人男性(定員8名)
        ※厳粛で規律ある裸祭を行う模範集団として行動できる方に限ります。
        
※心臓疾患・高血圧・入墨・興味本位・撮影不可の方はご遠慮下さい。
 
【費 用】参加料:10,000円( 当日吉田屋にて納入 宿泊・食事・北流への御礼など全て込み )

【衣 装】紺又は黒の地下足袋(脚絆)持参。締込み、水法被などその他の祭装束は貸与。
      締込み(同等品)の持込み可。地下足袋は足に十分馴染ませておいて下さい。

【日 程】平成27年(2015)7月18日(土)・19日(日)

        18日13:00  
吉田屋集合(時間厳守)
         13:30 〜
ミーティング 貸与品受領 実地踏査
         17:00 〜 吉田屋にて軽食
         17:30 〜 世話役光橋邸にて水法被以外の祭装束に更衣
後、裸まいりに参加
                
(波折宮〜金比羅宮〜宮地岳宮 参拝 ゆっくりの駆け足約7km)
         21:00 〜 吉田屋にて入浴・更衣後夕食 就寝
       19日05:00 〜 起床
         05:30  
光橋邸にて祭装束に更衣後、お汐井取り
         07:20 〜 北流山小屋集結
         08:10 〜 一番山笠〜三番山笠 宮入
-追い山-流れ舁-山崩し
         12:30 吉田屋にて入浴・更衣後、北流・古小路(こしょうじ)の直会に参加
         15:00   お開き


【持参品】紺又は黒の地下足袋(脚絆)、旅行用具一式、衣服等運搬用のバッグ

【服 装】和服・洋服とも普段着でお越し下さい。


【貴重品】貴重品は、吉田屋に保管依頼して下さい。

【その他】
1 和田代表は、祭装束で参加しつつ北流と和田グループを中心に密着取材します。
 
     2 裸参りは、7kmの長丁場を休憩しながら走りますが、小学生も参加しますので、
       それほどきつくはないそうなので、和田代表もカメラを持って走ります。それでも
      
心配な方は、今からジョギングするなどして脚力をつけておいて下さい。
 
     3 参加者は、体調管理を含め、全て自己責任で行動して頂きますので、年齢制限は
       ありません。当日、体調が悪いと感じた方は、勇気を持って参加を中止 して下さい。
 

● 日程は、集合時間以外は目安です。正確なスケジュールは、ミーティングのときに説明します。
 

神庭の甘酒こぼし白ふどし   北舟

 

The white fundoshi loincloth,
scattering sweet sake wine at the garden of deities of Shinto.

2013年7月28日

甘酒こぼし/八 〜盛り上がる甘酒掛けくらべ〜

拡大写真(2400X2100)1.36MB

盛り上がる甘酒掛けくらべ /甘酒こぼし(埼玉県秩父市荒川白久)

【六】 猪鼻の甘酒こぼし

次回の募集: 第四期 平成27年(2015)7月26日(日) 募集人員: 5人程度
 埼玉県無形民俗文化財

埼玉県秩父市荒川白久(あらかわ・しろく) 猪鼻熊野神社(いのはな・くまの・じんじゃ)7月第4日曜日

 
 平成26年(2014)7月27日(第4日曜日)埼玉県秩父市荒川白久(あらかわ・しろく)
に鎮座する猪鼻熊野神社(いのはな・くまの・じんじゃ)で、埼玉県無形民俗文化財の「猪鼻区甘酒こぼし」(井上哲雄宮司 保存会:浅香文男会長)が開かれます。
 
 天平8年(736)以来今日まで約1300年にわたって「甘酒こぼし」を継承してきた奥秩父の猪鼻地区では過疎化
・高齢化が進み、かつて70軒あった村落が39軒にまで減少し、もはや地元の勢力だけでは祭の催行が難しくなっています。
 
 平成24年(2012)7月22日(日)に行われた「甘酒こぼし」では、北海道、栃木埼玉東京神奈川から13人の有志が集まり、和田グループ第一期として参加し、 一昨年7月30日に 猪鼻の甘酒こぼし'12 として発表しました。
 
 平成25年(2013)も和田グループ二期として全国から参加者を募ったところ、浅香会長から「和田さんのお陰で部外参加者が多くなり、準備が大変なので和田グループは5人程度にしてほしい」旨の依頼があり和田グループは埼玉・群馬・東京・神奈川の4人(新人2人)の参加となり、
猪鼻の甘酒こぼし'13 として発表しました。
和田グループ第一期の記念撮影/甘酒かきこみ所 2012.07.22

和田グループ第一期の記念撮影/甘酒かきこみ所 2012.07.22

拡大写真(2000X1750)611KB

 
 過疎化・高齢化の逆風を受けながらも天平8年(736)以来今日まで約1300年にわたって継承されてきた「甘酒こぼし」に加勢するため、2015年も全国から賛同者を募集し、「和田グループ第 四期(代表:和田義男)」として参加することにしました。浅香会長のご希望で、参加枠は5人程度となりましたが、難易度が低く、初めての方でも安心して楽しめる裸祭ですので、気軽にご応募下さい。 私も褌一丁で取材します。(笑)
 

YouTube 猪鼻の甘酒こぼし

↓画像をクリックすると平成23年(2011)のスライドショー動画がはじまります。

 

和田義男

   
 
撮 影


2013年7月28日



OLYMPUS E
-5
 
 

 
12-60mm


1230万画素 1,510枚 3.6GB
 

 平成25年(2013)8月4日(日)、撮影して7日後に平成12年(2000)以来第168作目の裸祭作品「猪鼻の甘酒こぼし'13」が完成した。
 今回も秒間5コマの連写を多用したので、1,510枚という大量の原画から傑作を選別する作業が大変だったが昨年同様光線の具合が良く、万緑の中で繰り広げられた裸祭の素晴らしさを十二分に切り取ることができ、4頁107枚という傑作が生まれた。
 写真はカメラが写すもの。今回、ISO800に設定し隅々までシャープに撮影することを目指したところ、E-5の性能は申し分なく、全くノイズのない美しい画像を切り取ってくれた。

 
美しい伝統文化の存続を願って

 
 
1300年の歴史を有する「猪鼻の甘酒こぼし」は、世界に1つしかない奇祭であり、日本の素晴らしい裸祭である。しかし、今回、文中に書き記したように、ハンダコや私服を着用した不心得者がいたことは、とても残念である。まわりが褌一丁という中で、自分だけが違う装束であることを自覚しての参加であり、私なら恥ずかしくて退散してしまうところだが ・・・。
 奥秩父という山村の素朴な祭に無銭飲食者の防止のために直会参加章と引き替えでないと弁当がもらえなくなったのは、世知辛い世の中に対応した保存会の智恵である。浅香会長による褌着用のお願いを無視して、ハンダコや私服で参加するような事態に対しても、保存会は、一般の祭では必ず存在する警備員の配置など、何らかの対応が求められよう。

 ★☆★彡

 私の意見をうるさいと感じる人がいるに違いない。「どうせお祭り騒ぎなのだから、どんな服装で参加しようといいじゃないか。」という意見もあるだろう。 日本古来の伝統文化を存続させてゆくのか、変質して俗に陥ってゆくのか、その判断や舵取りは保存会にある。
 しかし、もはや「猪鼻の甘酒こぼし」は、保存会の私物ではなく、久喜邦康・秩父市長が挨拶で述べられた「秩父市民が誇る貴重な文化財」であるばかりでなく、我々日本人が世界に誇る公共財(みんなの宝) だということを忘れないで欲しい。「甘酒こぼし」は、日本人の心に響く素朴で美しい裸祭なのだから!
 
 
謝  辞
 この作品を制作するにあたり、地元猪鼻区の氏子の方々には、大変お世話になりました。とりわけ、甘酒こぼし保存会の浅香文男会長には、数々のご支援を賜り、衷心より御礼申し上げます。
 伝統の裸褌文化が躍動する「甘酒こぼし」に加勢させて頂くため来年以降も法被をお借りして保存会写真班の立場で取材させて頂きまたWa☆Daフォトギャラリーを通じて全国から参加者を募り和田グループとして参加させて頂きたく思っておりますのでこれからもどうかご高配のほど宜しくお願い申し上げます
 末筆となりましたが、皆様方の今後益々のご発展とご多幸、ご健勝を祈念しております。ありがとうございました。 〈 拝 〉 2013.08.04 デジタル写真家 和田義男

日本の裸祭り<97種・第168集>「猪鼻の甘酒こぼし'13」

撮影・制作 : 和田義男

  平成25年(2013)8月4日 作品:第9作   画像:(大79+小32)   頁数:4   ファイル数:187   ファイル容量:94MB
  平成12年(2000)〜平成25年(2013) 作品数:457 頁数:1,849 ファイル数:83,032 ファイル容量:16,067MB
觸鈴や褌衆の秋の垢離   北舟
(2600X1800)671KB

Heralding bells,
the autumnal purification by the people of fundoshi loincloth.

2013年11月11日制作

浜垢離名作アニメーション/見付天神(静岡県磐田市)

見付天神裸祭'13
浜垢離名作アニメーション/見付天神(静岡県磐田市)

【七】 見付天神裸祭

次回の募集: 第六期 平成26年(2014) 8月27日(水)浜垢離 / 30-31日(土-日)御大祭 募集人員:10人程度
国指定重要無形民俗文化財

静岡県磐田市見付(いわたし・みつけ) 矢奈比賣天神社(やなひめ・てんじんしゃ) 御大祭:旧暦8月10日直前の土日

 
 磐田市の中心部に位置する見付宿場通り(みつけしゅくばどおり)(旧東海道)一帯は、江戸時代に東海道五拾三次の見付宿(みつけじゅく)として栄えた宿場町です。見付天神裸祭は、8日間にわたって行われる矢奈比賣天神社(見付天神)の秋の例大祭で、その最大の見所が毎年旧暦8月10日の直前の土日に催行される御大祭(ごたいさい)と、その3日前に行われる浜垢離(はまごり)で、 毎年、 全国連和田グループが参加しています。
和田グループ五期の七人 / 宿町老人憩の家 2013.09.14
吉澤知秀 庄俊之 新尺俊勝世話役

和田義男代表

長谷川昇司世話役

小野寺健二

伊藤修

 

和田グループ五期の七人 / 宿町老人憩の家 2013.09.14

拡大写真(2500X900)366KB
 

YouTube 猪鼻の甘酒こぼし

↓画像をクリックすると平成25年(2013)のスライドショー動画がはじまります。

 

  
 
撮 影


2013年9月11・14・15日

OLYMPUS E-5

 
 12-60mm



1230万画素 4,700枚 12GB


編集後記

 磐田市見付への旅は、平成21年(2009)以来、今年で5度目となり、初秋の恒例行事となった。毎年確実に詳しくなり、感動も大きい。
 見付天神裸祭保存会には当初から和田グループの参加を認めていただき、今年は新人がいなかったものの8人が裸祭の醍醐味を体感させて頂いた。
  見付の裸祭は、国の重要無形民俗文化財に指定された数少ない裸祭であるばかりでなく、神事と祭事、静と動とが見事に調和した、美しく勇壮な祭礼であり、私はすっかり魅了されてしまった。
 今年は、東中区御瀧車に加わり、取材途中で褌一丁になり、初めて浜垢離に参加した。これまで見るだけの立場だったが、大海原に身を投じ、寄せ来る波を被りながら海水で垢離を取る感動は、終生忘れ得ない体験となった。上の写真は、終始アテンド頂いた福代陽一さんに撮影して頂いたもので、思い出に残る記念写真となった。

★☆★彡

 今回も親子三代の写真や子供連の記念写真を多数撮影させて頂いたが、親から子へ、子から孫へと確実に伝統の裸褌文化が継承されており、少子高齢化が危惧される日本にありながら、見付天神の氏子たちは見事に問題を克服しており、未来の展望は極めて明るい。
 
 
 一時期、褌の代わりにパンツを認めたことから、伝統の裸褌文化に乱れが生じていたが、保存会の懸命の指導啓蒙により、毎年、装束違反者が減少し、今年はガイドブックからパンツ姿の写真が消え去った記念の年となった。福岡の博多祇園山笠や岡山の西大寺会陽のような褌着用という衣装統一を徹底した美しい裸祭に近づいていることは間違いない。 
松原に引き揚げる 西区祭組の裸っぽたち 11:42

松原に引き揚げる西区祭組の裸っぽたち 11:42

パノラマ写真(3000X1300)545KB

 特に今年は、写真上のように、浜垢離で西区祭組の大勢の裸っぽたちが隊列を組んで浜から松原に引き揚げる光景を目にしたが、全員褌を徹底しており、その統制の取れた美しい行進をとても頼もしく思った。見付天神裸祭に誇りを持ち、一流の祭にしたいと願う指導者たちのセンスの良さが光っている。
 しかし、天気予報の西高東低ではないが、祭組によっては、浜垢離・御大祭ともにルールを知りつつもあえてパンツやハンダコ姿で堂々と参加していることも事実であり、その行動は私には理解しがたく、指導者のなお一層のモラル(士気)の向上を望みたい。

謝 辞
 このたびは、見付天神裸祭の取材にあたり、全国連和田グループ五期8名を快く受け入れていただき、裸祭のロマンと感動を皆様方と共有する喜びを分け与えて頂きました鈴木亮司会長はじめ見付天神裸祭保存会の皆様そして地元でお世話になった多くの方々に心から御礼申し上げますと共に、これからも、保存会特別取材班として、皆様の晴れ姿を激写して記録保存し、世界に発信することで、ご厚誼に報いたいと思っております。
 既に来年の参加に向け大孫への宿泊を申し込んでおります気力体力の続く限り毎年全国から参加者を募集し全国連和田グループを編成して見付天神裸祭に参加させていただき、伝統の祭装束を身につけた模範集団となるべく行動して行きたく思っておりますので今後ともご指導ご鞭撻のほどどうかよろしくお願い申し上げます皆様方の今後益々のご発展ご健勝を祈念しております。有り難うございました。 2013.11.11 和田義男 〈 拝 〉

日本の裸祭り第172集(97種)「見付天神裸祭'13」

撮影・制作 : 和田義男

 平成25年(2013)11月11日  作品:第14作 画像:(大195+小25)  頁数:6  ファイル数:428  ファイル容量:184MB
  ●平成12年(2000)〜平成25年(2013) 
作品数:462 頁数:1,881 ファイル数:85,493 ファイル容量:16,946MB
長き夜や老いも若きも鬼踊   北舟
 

A long autumnal night, Ogre Dance young and old.

2013年9月14日

堂入り・鬼踊り(アニメーション)

拡大写真(2400X1800)715KB
堂入り・鬼踊りアニメーション/見付天神(静岡県磐田市)

特集!旅紀行(海外写真集)

 

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