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▼ 今年の3月6日(木)に満67歳の誕生日を迎えた。世界最大のSNS / Social Networking Service
として知られるフェイスブック
facebook
https://www.facebook.com/yoshio.wada.12?ref=tn_tnmn
を始めて約25ヵ月となったが、フェイスブック・フレンドから多くの祝福を受けた。 |
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その際、私が半世紀にわたって越中褌を愛用していることを知っている知人が誕生祝に化粧箱に入った丹後縮緬の越中褌をプレゼントしてくれた(写真下)。このメーカーはMAYUKO絹工房といい、京都府与謝郡与謝野町字岩屋317の「丹後ちりめん歴史館」の中にあり、京丹後市の吉村商店が生地をつくり、MAYUKO絹工房が縫製して販売しているという。 |
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薄くなめらかで絹色の光沢が特徴の丹後縮緬の越中褌 |
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拡大写真(3000X1700)496KB |
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▼ Googleで「丹後縮緬 褌」のキーワードで検索すると、真っ先に楽天市場に出店しているMAYUKO絹工房が表示され、このメーカーの絹製品の中に紅白の越中褌があった。この羽二重の絹の褌がよく売れており、「楽天ふんどし」部門でトップにランクされているという。特に、還暦祝いの絹の「赤ふんどし」が人気らしい。
http://item.rakuten.co.jp/mayuko/499938/
私はとっくに還暦を卒業しているので、送られてきたのは色落ちの恐れのない白だった。 |
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製品説明によると、柔らかな正絹の丹後羽二重生地で縫製してあり、立褌(たてみつ)(胴の部分)の幅9寸7分(37cm)、長さ2尺6寸(110cm)、横褌(よこみつ)(紐)の長さ145cmのフリーサイズである。右側の紐が短く、体側で結ぶ方式であり、我が家の褌のように臍下3寸(約10cm)の丹田で結ぶよりもすっきりと着用できる。しかし、丹田の上で結ぶと、結び目が丹田を刺激して着装感があるので、綺麗な蝶結びにはならないが、これまでの慣行どおり丹田で結ぶことにした。 |
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ホームページに展示されている絹の越中褌 |
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この白羽二重の越中褌は、デパートで6000円で売られているそうだが、産地直送なので、送料込で4000円ほどで入手できる。私の常用する越中褌は自家製で、白晒布木綿一反(10m)から6〜7本作れるので、1本が僅か200円に過ぎない。労賃が入っていないので、安いのが当たり前だが、市販の木綿製の越中褌でも既製品は500円〜1500円ほどで買えるので、絹の越中褌はとても高価で、普段着とはいかない。 |
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何日間か使ってみたが、木綿よりも薄い絹の羽二重は、肌触りが良く、吸湿性があり、着用感が殆どなく、皺になりにくい。しかし、洗濯機や乾燥機が使えず、絹やウール用の洗剤で手洗い・陰干が必要なので、手間がかかる。また、サラサラの絹のため摩擦が少ないので、前袋が緩んだり幅がせまくなりやすい。結論としては、確かに晒木綿よりも肌触りが良いが、不便な点もあり、常用したいという気分にはなれなかった。絹の褌を締めるとリッチな気分になれるかも知れないが、昔から使われてきた晒木綿の褌が一番良いことを再認識した。(笑) |
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