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ドイツ鉄道 Deutsche Bahn ( DB ) |
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ライン川左(西)岸にあるトレヒティングハウゼン Trechtingshausen 村に沿って走るドイツ鉄道の赤い列車が見えた。ドイチェバーンと呼ばれるドイツ鉄道は、旧西ドイツ国鉄 (DB, Deutsche Bundesbahn ドイツ連邦鉄道)と旧東ドイツ国鉄(DR, Deutsche Reichsbahn ドイツ国有鉄道)が1994年はじめに統合し、民営化された際に誕生したDBグループの中核会社である。 |
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トレヒティングハウゼン Trechtingshausen 村を走るドイツ鉄道(DB)の赤い列車(左岸)
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ドイツ鉄道の民営化といっても、依然として国家の所有となっており、実際には株式会社化されただけで、株式の売却による実質的な民営化は今後の課題となっている。 |
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ドイツの古城をバックに走る列車の写真は、鉄道ファンにとって垂涎の的である。特にライン川に沿って走る客車は、多くの鉄道ファンの熱い眼差しが注がれている。 |
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ライン川の豊かな流れに沿って、緑の木立と美しい町並みの中を疾走する列車は、とても絵になる風景で、時間があればじっくりと撮影したいところである。 |
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貨物列車が多い中で、僅か1時間半の船旅で普通列車と特急列車を撮影できたのは、幸運だったかも知れない。シャープな画像を見事に切り取ることができたのは、オリンパスの愛機のお陰である。 |
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ライヒェンシュタイン城 Burg Reichenstein
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トレヒティングハウゼン村の近くにあるライヒェンシュタイン城は1000年以上の歴史を誇る。1282年ルードルフ・フォン・ハプスブルクにより、盗賊の拠点であるとして破壊された。城内は公開されており、城内博物館や貴重な宝物が見所。 |
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ソーネック城 Burg Sooneck |
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1010年に建設されたソーネック城は、ルードルフ・フォン・ハプスブルクにより破壊されるまでは、13世紀を通じて盗賊騎士の住処として悪名が高かった。何度か再建されたが、現在の城はヴィルヘルム I 世が再建したもの。 |
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ロルヒは、ラインガウ地方特有の牧歌的なワインの町である。町の上には、ノッリヒ城址 Burgruine Nollig がそびえている。白い民家が印象的。 |
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なつのかわ らいんのこじょう みぎひだり |
Summer river, Old castles of Rhine on both sides. |
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ワインの神バッカスの名前に由来するバッハラッハは、1000年以上の歴史を誇る魅力的な小都市で、ローマ時代からのワインの集散地である。市壁の16箇所に物見の搭があるほか、町には木骨建築によるワイン醸造の専門学校やゴシック様式の礼拝堂がある。 |
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バッハラッハの山上には、シュタウフェン王朝のシュタールエック城が建つ。1689年にフランス軍によって破壊されたが、その後修復され、現在はユースホステルとして使用されている。 |
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ライン川を遡る観光船(船籍:オランダ・ロッテルダム)
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初夏の南ドイツの気候は不安定である。晴れていてもにわかに暗雲が発生し、スコールが襲う。テレビの天気予報も「晴れ時々曇り、所により雨」といった感じで、雨具の用意は欠かせない。逆に、雨が降っても直ぐに止むので、有り難い面もある。 |
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鉛筆のように細長い観光船(船籍:フランス・アルザス地方のストラスブルク)
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カウプは市壁と物見の搭が美しい風光明媚な町。1813年の大晦日にライン川を渡ったブリューヒャー将軍のライン渡河記念碑 Blücherdenkmal があるほか、山上には13世紀に建てられたグーテンフェルス城 Burg Gutenfels がある。 |
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カウプ地先のライン川の中洲に船を模して建設されたプファルツ城は、正確にはプファルツグラーフェンシュタイン Pfalzgrafenstein といい、14世紀のころ、プファルツ選帝候の関税城だった。 |
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ラインの舟人たちは、行く先々で何度も通行税を徴収され、その出費は交易品の価格に上乗せされたが、それでも利益が出るほど貿易はうま味があった。 |
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伝説で名高いローレライの対岸に位置するオーバーヴェーゼルは、風光明媚な景観を誇る避暑地として栄え、ワインの醸造所として知られる。ゴシック様式のリープフラウエン教会には貴重な祭壇や壁画、墓石などがある。 |
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シェーンブルク城とリープフラウエン教会/オーバーヴェーゼル(左岸)
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オーバーヴェーゼルの山上には、シェーンブルク城がそびえる。この城は12世紀の頃に建築された後、帝国の公使に与えられ、17世紀にフランスのルイXIV(14)世の軍に破壊されるまでその所有が続いた。 |
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現在は古城ホテルとして利用されているが、城が復旧されたのは19世紀末で、二百年近く廃虚となっていた。「ライン幻想紀行」の著者であるビクトル・ユーゴーは、かつて廃虚同然だったこの城を見て、「最も美しい廃虚!」と讃えたという。 |
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シェーンブルク城には、ローレライの7人姉妹の伝説がある。かつてこの城の城主には美しい7人の娘がいた。彼女たちに言い寄る男性は大勢おり、みな必死にプロポーズしたが、果たせる者は誰もいなかった。 |
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ある時、琴の名手でもある騎士ヴァルダーが7人娘の一人アーデルグンテに恋したが、他の男たちと同様に思いを遂げることができず、絶望した彼はライン川に身を投げてしまった。 |
ライン川の下にある妖精の国の女王は、ヴァルターを哀れみ、シェーンブルクの7人娘をローレライの岩まで誘い出し、「人を愛すること知らない石のような心の娘たちは、その心のように岩になってしまうがいい」と叫ぶと、7人の娘たちはあっという間に岩にさせられてしまった。 |
その後、岩になった娘たちは、ローレライの岩を通りすぎようとする船乗りたちに美しい歌声(七重のエコー)を聞かせ、彼らを誘い込んで渦中に引きずり込むので、ラインを通る舟人たちから恐れられたという。 |
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美しいオーバーヴェーゼルの町(左岸)
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