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▼ 13:30頃、ホテル・シュバルツゼーを出発した。右手に深い藍色に染まる湖の畔に立つ小さな礼拝堂が見えた。池のように小さい湖は、天候によってはシュバルツ(黒)に見えるのだろう。 |
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ホテル・シュバルツゼーを(2,589m)出発 8月2日 13:30 |
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▼ 写真下は、下山したときに立ち寄って礼拝堂の内部を撮影したもの。質素なものだが、祈りを捧げる祭壇があり、こんな山奥にも信仰の証しがあるのは感動的である。 |
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湖畔の小さな教会の質素な内部 |
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登山道よりシュバルツゼーを臨む |
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登山道よりブライトホルンとクラインマッターホルンを臨む |
ブライトホルン↓ |
クラインマッターホルン↓ |
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パノラマ写真(2200x1200)431KB
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断崖に鉄の歩道が設けられた難所 / ヘルンリ・ヒュッテ(3,260m)への登山道 |
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▲▼ マッターホルンは、日が西に傾く頃になると、決まって東の方向に旗雲を発生させることで知られる。この日も予想どおり見事な雲を引くマッターホルンを仰ぎ見ることができた。 |
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くもをはく まったーほるん なつのてん |
The summer sky, Matterhorn emitting a cloud. |
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ヘルンリ・ヒュッテ(3,260m)への山道 |
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▲▼ 1865年7月14日、エドワード・ウィンパー、チャールズ・ハドソン、フランシス・ダグラス卿、ダグラス・ハドウのイギリス人パーティは、ミシェル・クロッツとタウクヴァルター父子をガイドにして初登頂に成功した。このとき選んだヘルンリ稜(尾根)を通る登山路は、意外にも他のルートより平易であることが分かった。 |
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ヘルンリ稜に位置するヘルンリ・ヒュッテ(3,260m) |
東壁↓ |
ヘルンリ稜↓ |
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↓北壁 |
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▲▼ 下山中、ハドウの滑落にクロッツとハドソン、ダグラスが巻き込まれてザイルが切断し、4人は1400m下に落下して死亡した。発見されなかったダグラス卿を除く3人の遺体は、ツェルマットの墓地に埋葬されている。 |
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なつやまじ ちかくてとおき こやみあぐ |
The summer mountain path, looking up the close and far
hütte. |
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ライトの灯るヘルンリ・ヒュッテ(3,260m) |
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▲ これまでに500人を超える命を奪ってきたマッターホルンは、これからも山を愛する者たちが目指す巨人として君臨し続けることだろう。多くの登山家の心を惹きつける神々しささえ感じられる。 |
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緩やかな坂で小休止 |
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マッターホルンから見たブライトホルンとクライン・マッターホルン |
ブライトホルン↓ |
クライン・マッターホルン↓ |
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あるぷすの じゅんれいなりや なつひょうが |
The summer glacier, are they pilgrims of the Alps? |
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ヘルンリ・ヒュッテに繋がる登山道 |
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崩落した岩石の間を歩く |
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雄大なアルプスの景観をバックに登る |
ブライトホルン↓ |
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↓クライン・マッターホルン |
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ヘルンリ・ヒュッテ(3,260m)に到着! 17:30 |
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▼ ヘルンリ・ヒュッテにチェック・インし、案内された部屋は、シンプルで小綺麗な部屋だった。しかし、夏でも夜に入るととても寒く、沢山着込んで寝た。 |
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小綺麗な部屋 |
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▼ マッターホルンの全ての斜面と尾根は、全ての季節において制覇されている。現在の水準からいえば、マッターホルンは確かに技術は必要であるものの、熟練の登山家にとってそれほど難しいものではないという。 |
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ヘルンリ稜を下る二人のクライマー |
ヘルンリ稜↓ |
↓北壁 |
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▲ しかし今日でも、未熟な登山者による登頂や不注意による岩場からの滑落などによる遭難で年間何人かの登山者が命を落としている。また、アイガー、グランド・ジョラスと共に三大北壁の一つに数えられる北壁ルートは、熟練者にとっても困難なルートである。 |
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テントで一夜を過ごす人たち |
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暮れゆくマッターホルンとヘルンリ・ヒュッテ |
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撮影:阿部新助 ホームページ |
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■ 7日目:ヘルンリ・ヒュッテ〜ツェルマット (ツェルマット泊) ■ |
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7日目8月3日(木)は、ヘルンリ・ヒュッテからツムットを通り、ションピエール・ヒュッテに行く予定が、夜半からの大雪で危険なため、急遽予定を変更してツェルマットに引き上げた。安全を期すため、吹雪の中、全員ザイルをつないでゆっくりと降りたが、昨日と打って変わった天候にとても驚いた。安全のため、撮影も中止。 |
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吹雪に霞むヘルンリ・ヒュッテ |
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