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午後4時半ころ、何と人口3人という農家が左手に現れた。スティヴィという部落で、かつて、オスロからベルゲンに王立郵便船が運航していたときには、スティヴィにも寄港しており、1996年まではノルウェー最小の郵便局があったという。左手の滝はスティヴィ滝。 |
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屏風滝 |
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スティヴィを過ぎると、すぐ右手に最高1800mの山がそそり立ち、黒い屏風のような岩山に何本もの滝が白い帯のように落下する壮大な光景が現れ、目を見張った。観光資料には名前が付けられていないので、屏風滝と命名しておこう。 |
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べた凪の海面を滑るように走る小型高速船と左舷対左舷の右側通行ですれ違った。国際的な船舶衝突予防規則に従った操船である。時間が貴重な人は、この高速船を利用するのだろう。 |
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グドヴァンゲンからフロム行きのフェリーとすれ違った。筆者が乗船するフェリーの同型船で、Fjord1
(フィヨルド1号)という船名である。この巡航船は、地元民の大事な足であり、夏場の観光船でもある。船橋の左ウイングでカメラを構えている人が見えるが、私も同じ位置で撮影している。 |
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グドヴァンゲンからフロム行きのフェリー「フィヨルド1号」
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午後4時45分ころ、右手に人口20人のバッカの村が見えてきた。このあたりは幅250m、水深12mしかなく、ナーロイフィヨルドの最狭部である。 |
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拡大写真(1400x1050)335KB |
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水深が浅いので、航行船舶の乗り上げを防止するため、水路の左右に緑と赤の簡易灯標が設置されている。船舶はこの灯標の間を航行すれば、座礁する心配はない。 |
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拡大写真(1400x1050)345KB |
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下の写真は、感動写真集の作者である蓮野渉さんが、2005年5月に筆者と逆コースでこの地を通過した際、赤灯標付近で撮影したものである。5月なのでまだ雪が残っている。船が走った後に発生する航走波の中に青空が円形に映り込み、まるで青空が波の中に取り込まれたようで、とても不思議で素晴らしい写真である。 |
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フィヨルドの美しい紋様!/バッカの赤灯標付近 (2005.5) |
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撮影:蓮野渉 |
拡大写真(1400x930)269KB |
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バッカの岸辺に、小型のヴァイキング船があった。カヌータイプで、ヴァイキング船独特の船首飾りが付いている。 |
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拡大写真(1400x1050)397KB |
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拡大写真(1400x1050)148KB |
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バッカを過ぎると、いよいよナーロイフィヨルド最奥部にあるグドヴァンゲンである。「神と草原」という意味のグドヴァンゲンは、1800年代から観光客が訪れていたといい、多いときには350台もの馬車が待機していたという。 |
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パノラマ写真(2000x1200)461KB |
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グドヴァンゲンは、予想外に小さな港で、何もないところだ。左手に見える1200mの崖の上から大量の雪融け水が落下している。その中の大きな滝は、シェル滝という名がついている。 |
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パノラマ写真(2000x1050)396KB |
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 |
拡大写真(1400x1050)325KB |
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 |
拡大写真(1400x1050)325KB |
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 |
拡大写真(1400x880)235KB |
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2時間の快適な船旅が終わり、午後5時ころ、フェリーはグドヴァンゲンのフェリー専用バースに着岸した。我々の荷物を運んでくれたツアーバスは、既に駐車場に待機しており、直ぐにバスに乗り込むことができた。 |
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