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フロイエン山山頂から見えたブリッゲン地区の南端にベルゲンに残存する最古の木造建築であるハンザ博物館がある。1702年の火災で建て増しした建物の中に、18世紀の商館がそっくり残されている。 |
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我々はガイディング・レシーバーを耳に付け、ワイヤレスマイクで話す現地ガイドのまりこさんの説明を聞きながら、北ノルウェー産の干し鱈(ほしだら)で栄えた当時の商館を巡った。 |
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博物館の中は、フラッシュを使用しなければ撮影が許されていたが、薄暗い屋内の撮影はフラッシュがないと無理で、事実上撮影禁止と同じ状態だった。しかし、愛機・オリンパスE-410のISOを800にして撮影したところ、暗い館内の雰囲気を見事に切り取ることができた。 |
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写真下の搾油機で得られた魚油は、ランプの灯油として使われた。明るく輝き、煙も匂いも出ない白熱電球は、1879年のエジソンの発明まで待たなければならない。 |
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15世紀頃からハンザ商人が使用していた倉庫兼住居の内部に一歩足を踏み入れると、実物の中世世界が突如出現し、商館の暗い屋内の様子を体感することができる。明るい照明の中で暮らす現代人にとっては耐え難い暗さである。 |
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ハンザ同盟は、中世後期に北ドイツを中心にバルト海沿岸地域の貿易を独占し、ヨーロッパ北部の経済圏を支配した都市同盟である。ハンザ Hanse とは古いドイツ語で「団体」を意味し、もともと都市の間を交易してまわる商人の組合的団体を指した。 |
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ハンザ同盟の中核を占める北ドイツの都市は、神聖ローマ帝国の中で皇帝に直接忠誠を誓う帝国都市であり、相互に独立と平等を保つ緩やかな同盟だったが、その中央機構は存在せず、拘束力も弱かったので、政策においてはそれぞれの都市の利害が優先された。 |
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ドイツ商人の商業活動の広がりに応じてハンザ同盟の商館の置かれる範囲は拡大し、西はイングランド(イギリス)のロンドンから東はルーシ(ロシア)のノヴゴロドまで広がった。 |
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ハンザ同盟はロンドンとノヴゴロドに加えてフランドル(ベルギー)のブリュッヘ(ブリュージュ)とノルウェーのベルゲンの4都市を外地ハンザと呼ばれる根拠地とし、その勢力はヨーロッパ大陸の内陸から地中海にまで及んだ。 |
ハンザ同盟に加盟する都市は、ドイツ人の広がりを反映して必ずしもドイツ都市に限られず、15世紀の最盛期には、加盟都市は200を越えたという。 |
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寝室のベッドには厳しい寒さを和らげるために引き戸がついている。ベッドが短いのは、当時の人の身長が低かったのではなく、寒いので足を折り、縮むようにして寝ていたからだという。 |
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ベルゲン港の最奥部に面した広場に建つ魚市場は、いつも地元の買物客や観光客で賑わいを見せている。その場で買ってすぐ食べるなら、塩ゆでの小エビやスモークサーモンのサンドイッチなどが良い。 |
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ノルウェー産キャビア Norwegian Caviar
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魚市場にはカラフルなキャビアが並んでいるが、ノルウェーでは魚卵のことをキャビアと呼ぶ。チョウザメの卵である本物のキャビアは見あたらなかった。真正キャビアにそっくりの黒色のものがよく売れており、画面左端にある50g入りの瓶詰め6個パックが200クローネ(4000円)ほど。 |
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何といってもノルウェーの特産は北海で捕れるスモークサーモンで、日本のスーパーに並ぶほどポピュラーである。ホテルのスモーガスボード(バイキング料理)にも必ず登場する定番の食材だが、塩がきついので、日本に輸出されているものには減塩されているものもあるという。 |
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