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ブリッゲン Bryggen |
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ブリッゲン地区は、ベルゲン港に面した三角屋根の木造の建物が並ぶ地域で、ベルゲンがハンザ同盟で栄えた頃、ドイツ商人の住居や事務所などに使われていたところ。中世ノルウェー建築の典型として、1979年に世界文化遺産に登録された。ブリッゲンとは「岸壁」のことで、かつてはドイツ岸壁
Tyskebryggen と呼ばれていた。 |
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世界文化遺産・ブリッゲン地区の全景
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パノラマ写真(2635x1000)416KB (注:実際は一直線に並ぶ) |
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古い建物であるだけに、歪(ゆが)んだり、傾いたりしているところがあり、お互いに支え合って共存している。現在は表側にレストランやブティックがあり、奧は芸術家たちの工房として使用されている。 |
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右に傾いでいる洋装店'KNUT SKURTVEIT'
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二階にあるレストランなどは、昔ながらに窓から滑車を利用して荷物の揚げ下ろしをしているという。建物と建物の間の通路を入って行くと、奧にはさらに建物が組み合わされて建てられているという、面白い構造である。 |
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板張りの路地裏通り
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裏庭には井戸が掘られ、その回りが石畳になっている。この日はテレビ中継があるということで、セットが組まれていた。芸術家たちの工房が立ち並び、ベルゲン文化の発信地ともなっているようだ。 |
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裏庭の井戸端広場
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再度狭い路地を通って表通りに戻ってきた。石畳が趣(おもむき)を加味しており、傾いたりねじれたりしている木造家屋が肩を寄せ合って建っている様子は独特の雰囲気があり、ユーモラスでさえある。 |
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肩を寄せ合って建つ店
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ヨハネス教会 Johannes kirken |
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魚市場前から西に延びる目抜き通りの奥に建つヨハネス教会は、1894年に建てられた煉瓦造の教会で、街のシンボルになっている。夕食後、午後9時頃に訪れたが、夏至に近い時期とあって、とても夜とは思えない。ハスキー犬を連れて散歩する女性が現れたので、パチリ。白夜の街にふさわしい光景だった。 |
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煉瓦造りのヨハネス教会
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スモーガスボード smorgasbord |
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翌6月13日(水)朝目を覚ますとベルゲンは珍しく晴天だった。北欧のホテルは、どの国も朝食はスモーガスボード(バイキング料理)。パンとコーヒーしかない貧しいコンチネンタルとは異なり、とてもリッチな食事で、宿泊客たちは、しっかり食べていた。 |
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スモーガスボード(バイキング)の朝食
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サービス・カウンターにはスモークサーモンをはじめ、サバなどの海産物や、定番のハム、ソーセージといった肉類が取り揃えられていた。トーストなどの穀類に加え、コーヒー、紅茶、ジュース、ミルク、水などの飲み物や果物などもあり、至れり尽くせりの内容である。ノルウェー人たちが体格が良いのも頷ける。 |
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豊富な魚類 |
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ハム、ソーセージ類 |
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ベルゲン美術館 Bergen Art Museum |
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この日は朝10時出発で、余裕があったので、早々に朝食を済ませて市内を散策した。人造池に噴水のある市立公園を通ると、噴水の向こうに白壁のベルゲン美術館が見えた。ベルゲン美術コレクション、ステナーセン・コレクション、ラスムス・マイエル・コレクションが展示されているという。 |
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人造湖のそばのベルゲン美術館
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ベルゲン駅 Bergen Jernbanest |
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散策の最初の目的地は、ノルウェー国鉄( NSB; Norges Statsbaner )が誇るベルゲン鉄道の終着駅である。駅舎の外観は城館を思わせる風情があり、期待していたとおり、石造りの堂々たる建物だった。 |
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終着駅ベルゲンの朝
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駅舎の中に入ると、アーチ型の広い空間がたっぷりと取られ、落ち着いた雰囲気がある。時刻は8時半を廻っており、通勤ラッシュのピークが過ぎたころであった。 |
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ベルゲン駅舎の内部
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駅構内には改札口がないので、そのままホームに入ると、丁度ホームの左側にベルゲン行きの電車が到着したところだった。右側にはフロム鉄道の接続駅・ミュルダール Myrdal 行きの電車が発車時刻を待っていた。終着駅なので線路は行き止まりになっている。広い採光部のあるかまぼこ型の屋根が印象的だった。 |
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ベルゲン駅のプラットホーム
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