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10月15日(月)は、朝から雨に見舞われ、外出しても仕方ないのでホテルでゆっくりと休んだ後、ツアーバスは午前10時頃マウント・クック村を出発し、クイーンズタウンに向かった。 |
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10月15日の観光ルート(マウント・クック村〜ワナカ湖〜クイーンズタウン)
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車窓から見る光景は前日と同じだが、常にカメラを構え、居眠りすることなく、珍しい光景を切り取る体勢を整えていたので、この日も毛を刈り取られたばかりの羊が一列に並んで移動している光景を撮影することができた。 |
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午前11時頃オマラマでトイレ休憩のあと、午前11時40分頃、ワイタキ・バレーとセントラル・オタゴを結ぶ標高965mのリンディス峠を通過した。このときも、禿げ山の特異な光景を上手く切り取ることができた。 |
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1857年に発見されたこの峠は絵葉書にもなっており、名所の一つになっている。丸みを帯びた茶色の草がタソックで、タカヘがこの根を食べることが分かり、それが目印となって次々に発見されていったエピソードは、「サイン・オブ・ザ・タカヘ」で紹介したとおりである。 |
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12時45分頃、ワナカ湖に到着。30分ほど散策することができた。南北48kmの細長いワナカ湖は、最深311mもある美しい湖である。湖畔に佇むワナカの町は、夏は登山口として、冬はスキーのベースタウンとして賑わう。 |
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この湖は自然の宝庫で、色々な種類の鳥が生息している。危害を加える人がいないとみえて、餌を求めて直ぐ近くまでやってくる。野鳥に餌をやってはいけないのだが、それを禁止している様子はない。 |
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この鳥は、ツアーを通じてよく見かけるクロアカツクシガモの雄で、あとで調べてみると、ニュージーランド全土に分布する固有種である。河口域から低地の池沼、山地の河川まで様々な環境に生息している。草や水草の葉、種子、昆虫や甲殻類などを餌としているという。 |
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雌雄で体色の大きく異なる鳥で、オスは全身が黒っぽく、頭部が特に黒いが、逆にメスは頭部が白色で、体は茶褐色である。嘴(くちばし)は雌雄共に黒く、オシドリのように番(つがい)で暮らしている。繁殖期は8月頃からで、南島の山地がおもな繁殖地だという。 |
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散策後、湖畔のレストランでイギリスのファースト・フードで知られるフィッシュ・アンド・チップスの昼食を取った。イギリスでは鱈(タラ) codfish を揚げたものだが、海魚の白身ということしか分からなかった。 |
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1997年の秋にイギリスのロンドンに行ったとき、マックのハンバーガーに押されて殆ど店が無く、郊外でやっと見つけて食べてみたが、淡泊な味で、余り美味いものではなく、マックが流行っている理由がよく分かった。 |
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一般に、イギリスはプロテスタントの国で、何事も質素を美徳としてきたため、食文化も簡素で、イギリス料理は不味いという評価が定着しているが、イギリス移民を先祖に持つニュージーランドも同じ傾向にある。 |
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ニュージーランドに着いて最初の食事がクライストチャーチでは有名な「サイン・オブ・ザ・タカヘ」での昼食だったが、最初のサーモン・スープは淡泊かつ奇妙な味で、殆ど残してしまった。日本人の醤油を中心としたアミノ酸文化とは味覚が違うのだろう。 |
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最近、フランスのボルドーなど本場のワインが売れず、フランス政府が苦慮しているが、その原因は、チリやアメリカのカリフォルニアなどのワインが安価で美味いという評価を得たからである。ニュージーランドのワインは日本では余り知られていないが、良質のワインで味も良く、あちこちで葡萄畑を見かけた。フランスは益々強敵を抱えて安穏としていられないだろう。 |
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バンジージャンプは、ニュージーランドがビジネス発祥の地。旅行中、あちこちでバンジージャンプ場を見かけた。ここ、アロー川にかかる橋にもバンジージャンプ場があり、賑わっていた。 |
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アロータウンは、クイーンズタウンから北東21kmほどに位置するゴールドラッシュで沸いた町。1862年にアロー川で金
gold が発見されてから急速に発達した。最盛期には人口が7,000人にも達したという。現在、目抜き通りには、当時の建物がそのまま残っており、最盛期の面影を伝えている。 |
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新緑が萌え出づるアロー川のそばに、マウンティン・バイクの練習場が設けられ、楕円形のヘルメットを付けた子供たちが自転車を乗り回していた。日本の公園にもこの程度の施設があれば良いなと思った。 |
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午後5時頃ワカティプ Wakatipu 湖畔に佇む人口7,500人のクイーンズタウンに着いた。周囲の山々に囲まれた美しさがヴィクトリア女王(クイーン)にふさわしい町だということで、女王の町・クイーンズタウンと名付けられた。 |
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1862年にショットオーバー川で金
gold が発見されて以来、町は急速に発展。現在は世界的に有名な観光・保養地として年間を通じて国内外から多くの観光客が訪れる高級リゾートとなっている。そのため、土地や家屋の値段が高く、外国の金持ちが一等地を占めている。 |
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スカイライン・コンプレックス The Skyline Complex
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我々ツアー一行は、スカイラインのロープウェーに乗り、ボブス・ピークの展望台にある展望レストランに行った。 |
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展望レストランからは、クイーンズタウンの美しい町並みや鏡のようなワカティプ湖を見渡すことができた。対岸のセシル・ピークやウォルター・ピークなども手に取るように見えた。ときどき、色鮮やかなパラグライダーがふわりと舞い下りていく。素晴らしい眺望だった。 |
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雨上がりのクイーンズタウン/展望レストランからの眺望
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ゆきげかぜ くいーんずたうんに まいおりぬ |
Snow melting wind, Descended to Queenstown. |
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1980年代に二人のニュージーランド人がクイーンズタウン近郊のカワラウ橋で、世界で初めてバンジージャンプの運営を開始した。それ以来バンジージャンプは、クイーンズタウンでも特に人気の高いアトラクションとなり、全国に広まっていったという。現在も何千という旅行者が究極のスリルを体験するためにやってくるという。 |
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展望レストランの目前のロープウェーのそばにバンジージャンプ台があり、窓際の席からその様子を撮影することができた。スリルを味わいたいというたったそれだけの冒険のために、ロープに命を賭して果敢に挑戦する若者たち。私のカメラが捉えたのは、何とうら若き女性で、飛び降りた後、ヨーヨーのように上下に踊った。 |
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