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  Wa☆Daフォトギャラリー 特集!旅紀行Q

2007年11月28日改訂

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♪Hine e Hine(ヒネ・エ・ヒネ)/マオリの子守歌 キリ・テ・カナワ

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早春の

山頂光アルペングロー

を仰ぎ見つ   北舟

2007年11月13日作成

マウント・クックの見事なアルペングロー(山頂光)

マウント・クックの見事なアルペングロー(ニュージーランド南島)

 ニュージー早春の旅

ニュージーランド国旗

ロート

 マウント・クックを激写した後、1階の食堂に降りてゆくと、大勢の観光客がテーブルを囲んで夕食を楽しんでいた。食堂の北面は大きなガラス窓となっていて、世界自然遺産の絶景を見渡すことができた。  

ハーミテージ・ホテルの食堂

ハーミテージ・ホテルの食堂

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 既に家内が食堂に先行し、私の席を確保しておいてくれたので、暮れゆくマウント・クックを見ながらバイキング・スタイルの料理に舌鼓を打ち、至福の時を過ごすことができた。  

マウント・クックを見ながら至福の夕食

マウント・クックを見ながらの夕食

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 食事中、ふと気がつくと、マウント・クックの山頂が赤く染まっていた。アルペングロー* Alpine glow と呼ばれる見事な山頂光だった。直ぐに外に飛び出て、この一瞬の光景を切り取ることができた。  
  *アルペングロー Alpine glow :山頂光。日の出前や日没後に高山が紅色や黄金色に輝く現象。  

マウント・クックのアルペングロー(山頂光) 19:56

マウント・クックのアルペングロー(山頂光)

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 ホテルの前庭で撮影したあと、急いで611号室に戻り、アーベントロート* Abendrot と呼ばれる夕焼けを撮影した。右手前の山の稜線がマウント・クックを遮っているので、611号室の方がよく見える。この地域は雨の多いことで知られ、マウント・クックを見ずに帰るツアーが多い中で、アーベントロートまで見ることができたのは超ラッキーだった!  
  *アーベントロート Abendrot :夕日をうけて雲が赤く染まること。高山でみる夕焼け。 Abend = 夕方  rot = 赤い  

611号室から見たマウント・クックのアーベントロート(夕焼け) 19:59

マウント・クックのアーベントロート(夕焼け)

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 下の写真で最も高く見える尖ったところは標高3,695mの峰。その右奥に白く頭を出している峰が標高3,754mのマウント・クックの主峰で、こちらがニュージーランド最高峰である。  

マウント・クックの見事なアルペングロー(山頂光) 20:00

マウント・クックの見事なアルペングロー(山頂光)

拡大写真(1800x1350)282KB

早春の

山頂光アルペングロー

を仰ぎ見つ
北舟

そうしゅんの アルペングローを あおぎみつ

Early spring, Looking up at the alpenglow.

 

夏のマウント・クック

 
 翌朝、ハーミテージ・ホテルの西方、歩いて1時間の距離にあるケア・ポイント Kea Point まで散策し、ベストポジションからマウント・クックを撮影する予定だったが、残念ながら雨と霧に閉ざされてマウント・クックの姿は全く見えなかった。その代わりに、同じ場所から撮影した夏のマウント・クックの写真を紹介する。  

ケア・ポイントから見た夏のマウント・クック

ケア・ポイントから見た夏のマウント・クック

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資料

 

マウント・クックとルピナス

 
 マウント・クックといえば、ルピナス Lupinus を連想するほど、ニュージーランドでは定番の美しい花であるが、今年は天候異変で寒さが厳しく、開花が遅れており、ルピナスを見ることはできなかった。  
   この花は外来種で、ニュージーランドの気候に適合して増殖し、今では原産の花と見まがうほど勢力を伸ばしている。南光優さんが1995年12月下旬に撮影された写真をご覧いただきたい。  

ルピナスとマウント・クック 1995年12月下旬

ルピナスとマウント・クック

拡大写真(1200X800)280KB

 ニュージーランドの山々 撮影:南光 優

南半球星空観測ツアー
 夕食後、オプションの南半球星空観測ツアーに参加した。ニュージーランドの国旗にはサザン・クロス(南十字星)があしらわれており、南半球からしか見えないこの星を切り取ってきたいと思っていたので、三脚と懐中電灯を持ってバスに乗った。  

南十字星が描かれたニュージーランド国旗

南十字星が描かれたニュージーランド国旗

天体望遠鏡で星座を観察

天体望遠鏡で星座を観察
拡大写真(1400x1350)252KB
 森田さんという日本人ガイドが案内してくれた。バスで10分ほど走った草原で、空を見上げ、1時間半の星座観測を体験。南十字星の見つけ方や、木星や銀河、流星などについて説明があり、それを拝聴しながら2台の天体望遠鏡で星空を観察したが、空気が澄んでいるのでとても良く見えた。  

星座の説明をするツアーガイドの森田さん

星座の説明をするツアーガイドの森田さん
 観測の合間に、私も三脚にデジカメをセットし、数十秒の開放撮影を行い、見事に南十字星を切り取ることが出来た。よく見ると、星には色があり、青い星や赤い星が南十字を形成していることが分かった。  

南十字星/南半球星座観測ツアー  2007.10.14. 21:55

マウスカーソルで画面のどこかをポイントすると星座が現れます。

南十字星/南半球星座観測ツアー  2007.10.14. 21:55

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  赤と青南十字の春の星  北舟 

あかとあお みなみじゅうじの はるのほし

Red and blue, The spring stars of the Southern Cross.

マウント・クック遊覧飛行
 翌10月15日(月)の朝、悪天候のため、予定されていたオプションのマウント・クック遊覧飛行は中止となった。その代わりに、南光優さんが1995年12月下旬に撮影された写真をご覧いただきたい。  

遊覧飛行の基地/マウント・クック空港

遊覧飛行の基地/マウント・クック空港

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 ニュージーランドの山々 撮影:南光 優

遊覧飛行機から見たマウント・クックの偉容

遊覧飛行機から見たマウント・クックの偉容

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 ニュージーランドの山々 撮影:南光 優

 マウント・クック遊覧飛行の催行率は30%。夏場はもう少し率が上がるかと思われるが、南光さんの強運のお陰で、その様子を見ることができ、大変有り難い。詳しくは ニュージーランドの山々をご覧いただきたい。  

タスマン氷河に着陸したセスナ機

タスマン氷河に着陸したセスナ機

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 ニュージーランドの山々 撮影:南光 優

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