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  Wa☆Daフォトギャラリー 特集!旅紀行Q

2010年3月29日改訂

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♪ アルプホルンとシンメンタールのヨーデル〜クーグロッケンと古いシャングナウのヨーデル〜メゾルチナの娘さん〜トゲンブルクのヨーデル〜トゲンブルクのこだま

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2006年7月21日作成

壮大で美しいベルナー・オーバーラントの野山!

壮大で美しいベルナー・オーバーラントの野山!(スイス夏の旅)

スイス国旗
 

 スイス夏の旅 〈後編〉

ミューレン

 
クライネ・シャイデック Kleine Scheidegg
 ユングフラウヨッホでスイスの誇る世界自然遺産の景観を楽しんだあとは、自由行動となったので、我々12人のグループは、ユングフラウ鉄道でクライネ・シャイデック駅まで下り、ラウターブルンネン行きの電車に乗り換えて、ミューレンに行った。

グリンデルワルト(1,034m)のイラストマップ

グリンデルワルト(1,034m)のイラストマップ

拡大写真(1600x1200)520KB 資料:地球の歩き方

メンヒ・ヤングフラウ・シルバーホルンを正面に見るクライネ・シャイデック駅

メンヒ・ヤングフラウ・シルバーホルンを正面に見るクライネ・シャイデック駅

拡大写真(1400x900)235KB

 ラウターブルンネン行きの電車がクライネ・シャイデックを出発すると間もなく、左の車窓にユングフラウ三山を中心とした素晴らしい景観が現れた。草原には草花が咲き乱れ、小さな湖面はアルプスの影を宿している。余りの美しさに声を失って見とれてしまった。

壮大で美しいベルナー・オーバーラントの野山!

マウスカーソルで画面のどこかをポイントすると説明が現れます。

壮大で美しいベルナー・オーバーラントの野山!

パノラマ写真(2000x1035)459KB

アイガーとメンヒをバックにくつろぐお花畑の牛たち

アイガーとメンヒをバックにくつろぐお花畑の牛たち

拡大写真(1600x1200)392KB

 電車はゆっくりと走るので、高山植物が咲き乱れる野山を心ゆくまで楽しむことができた。お花畑の中を歩く元気なおばあさんを見て、思わずパチリ。長生きの秘訣は、大自然に親しむことにあるのだろう。

お花畑を歩くおばあさん

お花畑を歩くおばあさん

拡大写真(1400x1140)427KB

ラウターブルンネン Lauterbrunnen
 車内でおにぎり弁当を食べながら車窓の素晴らしい景観に見とれていると、ヴェンゲン Wengen を通過して間もなく、電車は深い谷を下りはじめた。長さ300mもあるシュタウプバッハの滝 Staubbach-fäll が見え、ラウターブルンネンの村が谷底にあった。

深い谷底の村ラウターブルンネン

深い谷底の村ラウターブルンネン

拡大写真(1600x1200)407KB

ラウターブルンネン Lauterbrunnen
 ユングフラウ地方の西側に広がる谷は、崖の上から流れ落ちる70以上の滝や小川があることから、ラウター(音が大きい)ブルンネン(泉)と名付けられた。中でもゲーテやワーズワースが感動の詩をしたためたシュタウプバッハの滝は、垂直に切り立った渓谷の岩肌をまっすぐに流れ落ちる印象的な滝で、村のランドマークとなっている。

シュタウプバッハの滝のある美しい村

シュタウプバッハの滝のある美しい村

拡大写真(1260x1400)420KB

ハングライダー
 夏空を背景に、ハングライダーが舞い降りてくる。このスポーツはタンデム・フライトと呼ばれる。崖の上の村ミューレン Mürren へは、ロープウェーで登ることができるので、ハングライダー愛好者たちにとっては垂涎のスポットである。

夏空の下で谷底に舞い降りるハングライダー

夏空の下で谷底に舞い降りるハングライダー

拡大写真(1380x1600)364KB

ステッチェルベルク Stechelberg
 ラウターブルンネンからミューレン行きのケーブルカーは、ロープウェーへの切り替え工事中で利用できず、振替輸送のシャトルバスに乗ってステッチェルベルク(867m)という小さな村に行き、そこからロープウェーを二つ乗り継いで、ミューレンに行った。写真下の左の滝はトリュンメルバッハの滝。

ステッチェルベルクの村

ステッチェルベルクの村

拡大写真(1600x1200)442KB

トリュンメルバッハの滝

資料

 
トリュンメルバッハの滝 Trümmelbachfalle
 トリュンメルバッハの滝は、2kmにわたって続く山内の洞窟を10層になって流れ落ち、最後はステッチェルベルクのリフト乗り場のそばに落下する珍しい滝である。
滝口までは小さなロープウェーで登れ、トンネル・リフトや照明などが完備しているので、4月から11月まで10 の小滝 ten cascades を見学することができる。シーズン最中とあって駐車場にはバスや車が沢山駐車していた。

アルプスの雪解け水がダイナミックに落下するトリュンメルバッハの滝

アルプスの雪解け水がダイナミックに落下するトリュンメルバッハの滝

拡大写真(1200x1600)357KB

 ゴンドラが切り立った絶壁の前面を斜めに上昇するにつれて、谷底に点在する民家が箱庭のようになり、視界から消え去ると、今度は断崖の上にあるミューレン(1,638m)の村が見えてきた。

天空の村ミューレン

天空の村ミューレン

拡大写真(1800x1350)537KB

 二つ目のロープウェーに乗り継いで、断崖の上空を平行に移動すると、谷底の村からは何も見えなかったベルナーアルプスの雄大な景観が眼前に迫り、天空の村・ミューレンに到着した。

ハングライダーが飛び立つミューレン

  ↓ハングライダー
ハングライダーが飛び立つミューレン

拡大写真(1800x1350)533KB

 雪渓に湧き立つ雲や天の村  北舟 

せっけいに わきたつくもや てんのむら

A village high up to the sky, clouds rising up from the remaining snow.

 ゴンドラの下を覗くと、丁度小鳥のように小さなハングライダーが、ら旋を描きながら舞い降りて行くのが見えた。ロープウェーの終着駅では、「歓迎 Mürren 」という文字が我々を出迎えてくれた。

ミューレン到着!

ミューレン到着!
ミューレン Mürren
 車両の乗り入れを禁止している清々しい山村ミューレンは標高1,650m。 シルトホルンの麓(ふもと)、ラウターブルンネン谷の切立った岩壁の上にサンテラスのように位置し、眼前にはアイガー、メンヒ、ユングフラウの三山が谷越しに聳えている。

アルプス連山と共にある村

アルプス連山と共にある村

拡大写真(1400x1600)426KB

空に浮かぶレストラン

空に浮かぶレストラン

拡大写真(1400x1050)391KB

 ここは、夏はハイキング、冬はベルナーオーバーラント有数のスキーリゾートとして賑わう人気スポットである。

望遠鏡と戯れる子

望遠鏡と戯れる子

拡大写真(1400x1400)209KB

アルメントフーベル Allmendhubel
 ミューレンからアルメントフーベル鉄道のケーブルカーでアルメントフーベル(1,912m)へ上がった。駅を出るとアルプス連山とロボットが我々を出迎えてくれた。ここはお花畑の村であった。

アルプス連山とロボットが出迎え!

アルプス連山とロボットが出迎え!

拡大写真(1200x1400)318KB

 タンポポの綿毛は日本と同じ。ベンチで一休みする男性の背後にはシルトホルン(2,971m)の展望台が見える。

お花畑の丘

お花畑の丘

拡大写真(1600x920)336KB

 シルトホルンへは、シュテッヒェルベルク Stechelberg からロープウェーを乗り継いで上がることができる。アルメントフーベルからも歩いて行けるが、体力を要する距離である。

ロープウェーで登れるシルトホルン(2,971m)

ロープウェーで登れるシルトホルン(2,971m)

拡大写真(1800x1100)365KB

アルメントフーベルのお花畑で「はいポーズ!」

アルメントフーベルのお花畑で「はいポーズ!」

拡大写真(1400x1100)323KB

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