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 旅紀行日本の裸祭り

2012年2月18日改訂

今 日

昨 日

♪獅子/邦楽鼓囃子

 

初春や褌松明胡四王山  北舟

 

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The beginning of spring,
naked torchbearers of a loincloth at Mt. Kosyo.

2011年1月11日制作

勢いを増した松明 10:24
 

勢いを増した松明/胡四王山(岩手県花巻市)

三割菊   胡四王神社   左三つ巴

胡四王蘇民祭

浄火祭

▼ 胡四王山山頂までの約400mの表参道は事前に除雪のうえ圧雪されているので歩きやすいが参道を外れると雪が深く、歩行困難となる。 参道は、ところどころ石段や木段で整備されているが、殆どは細い山道である。  
山頂の

胡四王こしおう

神社を目指す一行 2011.1.2 10:19

山頂の胡四王神社を目指す一行 2011.1.2 10:19

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  ▼ 表参道の中間地点に新しい松明が用意されており、柿色の半纏をはおった役員たちが松明に点火のうえ、火が消えかけた松明と交換する作業が行われた。  
松明交換地点に到着

松明交換地点に到着

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▼ 中間地点で新しい松明と交換したため、一気に火勢が増大し、裸参りの行列は、燃え上がる炎と黒煙に覆われ、銀世界のなかに美しく幻想的な光景が現出した。  
勢いを増した 松明たいまつ  10:24

勢いを増した松明 10:24

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  初春や褌松明胡四王山  北舟 

はつはるや ふんどしたいまつ こしょうさん

The beginning of spring, naked torchbearers of a loincloth at Mt. Kosyo.

燃え盛る

松明たいまつ

の行進 10:26

燃え盛る松明の行進 10:26

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急峻きゅうしゅん

な石段を登る 10:27

急峻な石段を登る 10:27

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▼ 先行して表参道を登り胡四王山山頂に着くと広場の奥に胡四王神社の本殿と拝殿があった。広場は除雪されているが、圧雪状態で、地面は見えなかった。神社は北を向いて建てられていた。  
北に向けて建てられた胡四王神社(176m)

北に向けて建てられた胡四王神社(176m)

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胡四王山こしおうさん

山頂(176m)に着いた先頭集団 10:28

胡四王山山頂(176m)に着いた先頭集団 10:28

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▲▼ 出発して、約17分後に裸詣りの先頭集団が山頂の広場に姿を現した。一行は、井桁(いげた)に組んだ柴燈木(さいとぎ)のそばから拝殿前に進んだ。  

井桁いげた

に組んだ 柴燈木さいとぎ のそばを通って拝殿へ向かう 10:29

井桁に組んだ柴燈木のそばを通って拝殿へ向かう 10:29

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山頂の拝殿前には、長さ約180cm、太さ約20cmの松の木が8段の井桁に組まれ、150cmほどの高さに積まれている。この柴燈木(さいとぎ)の外側には、四方に青竹が立てられ、注連縄が張られて清浄な結界を作っていた。  
胡四王神社拝殿前に整列 10:31

胡四王神社拝殿前に整列 10:31

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浄火祭じょうかさい

 
▲▼ 裸衆は、拝殿前広場に着くと、横隊に整列し、保存会の中島会長、鎌田審判長、氏子総代たちが拝殿に上がり、午前10時半過ぎから浄火祭の神事が行われた。  
胡四王こしおう 神社拝殿での神事 10:34

胡四王神社拝殿での神事 10:34

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拝殿の神事を見守る裸たち

拝殿の神事を見守る裸たち

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浄火祭じょうかさい のお祓い 10:36

浄火祭のお祓い 10:36

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▲▼ 短い神事が終わると、杉山正道禰宜(ねぎ)が裸男たちの御祓いを行った。それが終わると男たちが回れ右し、全員が注視するなか、柴燈木(さいとぎ)が点火された。  

柴燈木さいとぎ

に点火/ 浄火祭じょうかさい  10:37

柴燈木に点火/浄火祭 10:37

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▼ 裸男たちは、携えてきた松明を柴燈木(さいとぎ)に納めると、紫煙(しえんが)が上がって火勢が増大し、大気を浄化するお炊きあげが行われた。  
   ちなみに、黒石寺蘇民祭(こくせきじ・そみんさい)や井手熊野神社蘇民祭(いでくまのじんじゃ・そみんさい)では、柴燈木を「ひたき」と呼び、裸衆がこの上に乗って煙を浴びる柴燈木登(ひたきのぼり)が行われる。  

松明たいまつ

柴燈木さいとぎ に納めて燃やす

松明を柴燈木に納めて燃やす

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  続いて裸男たちが注視するなか、昨年の取主半纏(とりぬしばんてん)を羽織った八重樫将弘さんから杉山宮司に優勝旗が返還された。  
昨年度の 取主とりぬし ・八重樫将弘さんより杉山宮司へ優勝旗の返還 10:38

昨年度の取主・八重樫将弘さんより杉山宮司へ優勝旗の返還 10:38

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優勝旗返還を見上げる裸たち

優勝旗返還を見上げる裸たち

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中島秀樹保存会会長の挨拶 10:38

中島秀樹保存会会長の挨拶 10:38

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▲▼ 中島秀樹保存会会長が拝殿の回廊から挨拶したあと、午前10時40分ころから餅撒(もちま)きがはじまった。  

餅撒きもちまき

  10:40

餅撒き 10:40

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餅撒きに興ずる人たち

餅撒きに興ずる人たち

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▼ 餅撒きでは、餅と蜜柑(みかん)のほか、御福銭(おふくぜに)が撒かれた。厄年の参加者とか、何かの願いをこめたいときや願いが叶った人が個人的に提供する縁起物である。あくまで個人の提供なので、撒かれないときもあるが、近年は蘇民祭参加者の誰かが撒くようになったという。  
宙を舞う

御福銭おふくぜに

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▲ 今年、御福銭を提供した小原紘一さんは、東京都町田市に住む地元出身者。蘇民祭復活の頃に功績のあった人で、今年は、たまたま参加できずに餅と一緒に撒かれたもの。いつもは争奪戦の最中に、裸でもみ合う一団の上から撒くことが多いという。  
餅のほかに蜜柑や福銭が宙を舞う

餅のほかに蜜柑や福銭が宙を舞う

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