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 旅紀行日本の裸祭り

2020年5月17日改訂

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海に帰る~水の都~精霊

旅と写真は元気の泉

感動の裸祭CD完成!

遠州の寄する白波秋の垢離   北舟

 

The autumnal water purification, the white waves rushing at Ensyu.

2020年5月17日制作

先供たちの浜垢離 【弐】 ~浜印を先頭に海に入る~

拡大写真(3000X2000)863KB

先供たちの浜垢離(静岡県磐田市福田浜)

国指定重要無形民俗文化財

神紋:八弁菊   矢奈比賣天神社   神紋:剣梅鉢

見付天神裸祭'19

 

浜垢離

▼ 松原の神事が終わると、氏子関係者たちは次の神事である海浜の修祓(しゅばつ)のため、福田浜に移動した。

海浜の修祓に向かう一行/福田浜(遠州灘) 2019.09.4 10:33

海浜の修祓に向かう一行/福田浜(遠州灘) 2019.09.4 10:33

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白砂青松の福田浜に入る 10:34

白砂青松の福田浜に入る 10:34

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広大な遠州灘福田浜

広大な遠州灘福田浜

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神々に降臨を促す合図を送る神職 10:37

神々に降臨を促す合図を送る神職 10:37

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神籬(ひもろぎ)を植える

神籬(ひもろぎ)を植える

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福田浜で待機していたのは、サーフ・パトロールの隊員たち。水際に旗を立てて遊泳許可区域を設定し、各自救命浮器を携えて出動準備を終えていた。今年は5人の隊員たちが浜垢離の安全を守る。

遊泳許可区域を設定し、救命浮器を携えた Surf Patrol の隊員たち

神籬(ひもろぎ)を植える

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海浜の

修祓しゅばつ

 
白砂青松の広大な福田浜の渚に鉾(ほこ)と天神(てんじん)と呼ばれる大榊(おおさかき)と共に先供と輿番の浜印(はまじるし)(幟旗)が立てられ、神饌(しんせん)を載せる八足机(はっそくづくえ)などが置かれた祭壇が遠州灘に向かって据え付けられた。大榊や浜印の笹は神々の依代(よりしろ)、つまり、神々が降臨するための目印で、神籬(ひもろぎ)となるものである。

海浜の修祓/遠州灘福田浜(静岡県磐田市) 10:50

海浜の修祓/遠州灘福田浜(静岡県磐田市) 10:50

パノラマ写真(4800X2000)1.37MB

▼▲ 最初に、禰宜(ねぎ)が海神(わたのかみ)と祓戸大神(はらえどのおおかみ)を迎える迎神詞を奏上。「オー」と警蹕(けいひつ)を掛けて座に戻り、続いて米酒などを献饌(けんせん)したあと、 久野宮司が砂浜に直に正座し、祝詞(のりと)を奏上した。

久野宮司の祝詞奏上

久野宮司の祝詞奏上

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小祓(こばらい)でお清め 10:54

小祓(こばらい)でお清め 10:54

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▲▼ 大麻(おおぬさ)と紙吹雪のような切麻(きりぬさ)による修祓(しゅばつ)の後参列者全員に20cmほどの竹串に紙垂(しで)を付けて麻で縛った小祓(こばらい)が配られ各自起立したまま小祓に息を吹きかけ、頭からつま先まで、左、右、左と身体を祓(はら)った。

小祓に息を吹きかけ禊ぐ秋 北舟

こばらいに  いきをふきかけ みそぐあき

The autumnal purification, insufflating an exorcising charm with breath.

小祓で全身を祓い息を吹きかける

小祓で全身を祓い息を吹きかける

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小祓(こばらい)でお清めしたあと砂浜に差す 10:54

小祓(こばらい)でお清めしたあと砂浜に差す 10:54

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撤饌(てっせん)のあと禰宜による昇神詞の奏上で神々を送り砂浜での修祓(しゅばつ)の神事が終わると海に入って垢離(こり)を取る浜垢離(はまごり)を行うため先供たちは、砂浜の上で脱衣して褌(ふんどし)一丁の裸形(らぎょう)となった。 私もTシャツと短パンを脱いで六尺褌一丁になり、海に入って激写する体勢を整えた。
その場で裸になる神輿先供係たち 11:01

その場で裸になる神輿先供係たち 11:01

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夏空の下で六尺褌一丁になる

夏空の下で六尺褌一丁になる

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入道雲と褌衆

入道雲と褌衆

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神職の禊は越中褌がルール

神職の禊は越中褌がルール

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▼ 裸になったあと、全身の厄(やく)を拭い取った小祓(こばらい)を神々の降臨する憑代(よりしろ)の下に立てて、祓戸大神(はらえどのおおかみ)にその処理を託したのち、浜垢離(はまごり)に向かうのが伝統の作法である。

憑代(神籬)の根本に小祓を差してから海に向かう 11:03

憑代(神籬)の根本に小祓を差してから海に向かう 11:03

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▼ 最初は神職たちの浜垢離(禊)で、久野宮司(左端)ら4人の神職が鉢巻・越中褌姿で並び、遠州灘に向かって柏手(かしわで)を打ち、拝礼したあと、海に入って身体を清めた。 

海に向かって柏手を打つ四人の神職たち

海に向かって柏手を打つ四人の神職たち

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海に向かう神職たち

海に向かう神職たち

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荒波の中で固まって禊する神職たち

海に向かう神職たち

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▼ 宮司ら神職たちの禊が終わると、御輿先供係(みこしさきともがかり)と書かれた浜印(はまじるし)を持つ旗手を先頭に、六尺褌姿の先供(さきとも)たちが海に入った。

先供たちの浜垢離 【壱】 ~海に拝礼する御輿先供係~ 11:04

先供たちの浜垢離 【壱】 ~海に拝礼する御輿先供係~ 11:04

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先供たちの浜垢離 【弐】 ~浜印を先頭に海に入る~

先供たちの浜垢離 【弐】 ~浜印を先頭に海に入る~

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  遠州の寄する白波秋の垢離 北舟 

えんしゅうの よするしらなみ あきのこり

The autumnal water purification, the white waves rushing at Ensyu.

先供たちの浜垢離 【参】 ~潮揉み~

先供たちの浜垢離 【参】 ~潮揉み~

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▲▼ 先供たちは、誰もいない大海原に真っ先に入った。何という爽快な気分! そばにいて同じ褌一丁で激写している筆者も共有するこのフィーリング。神職を補佐し、8日間の神事を取り仕切る彼らの任務は重大で、浜垢離で心身を清め、清々しい身となってこそ神々にご奉仕できる資格が得られる。
先供たちの浜垢離 【四】

先供たちの浜垢離 【四】

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先供たちの浜垢離 【五】

先供たちの浜垢離 【五】

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▲▼ 先供たちは、寄せ来る大波を浴びて垢離(こり)を取ったあと、荒波に洗われて丸くなった小石を拾い、浜砂と海水を桶に汲み取る。浜砂と海水は御大祭前日の「御池(みいけ)の清祓(きよはらい)」に小石は御大祭の「御輿出御祭」に使われる。
先供たちの浜垢離 【六】 ~小石の採取~ 11:06

先供たちの浜垢離 【六】 ~小石の採取~ 11:06

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先供たちの浜垢離 【七】 ~桶に収める~ 11:09

先供たちの浜垢離 【七】 ~桶に収める~ 11:09

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