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2008年12月28日改訂

今 日

昨 日

♪野の花/邦楽琴

夏川を紅蓮に染むる流舟   北舟

盛岡舟っこ流し

The drifting boat dying the summer river crimson red.

2000年7月31日開設

仕掛け花火の点火

拡大写真(2000x1400)490KB

仕掛け花火の点火/盛岡舟っこ流し(北上川・岩手県盛岡市)

2008年の日記  

 

12
  11月 12月 2009年1月

目次


 
2008年12月28日(日)
 
 
■■■ 和田義男講演会(仮称)実行委員会のキックオフ! ■■■
 
   2008年12月27日(土)夜、ホテル銀座ラフィナートで和田義男講演会(仮称)実行委員会のキックオフ会が開かれた。来年の4〜5月ころ、Wa☆Daフォトギャラリーの累計アクセス数が1000万件を突破する見込みで、それを記念して講演会と懇親会を開催すべく発起人が集まったもので、私も出席させていただいた。  
 これまでに賛同頂いた発起人は今村一憲、三木芳樹、石川辰夫、高橋建男、志村清貴、丹下誠司、星宏幸(順不同)の7人の各氏。今後もご賛同の方は発起人に加わって頂ければ幸甚である。この日は、5人の発起人にお集まり頂き、実行委員長を引き受けて頂いた石川さんの司会で意見交換が行われ、大筋が決まったものの、今後更に細目を詰めてゆくことになった。
【会 名】 「デジタル写真家和田義男氏ロマンと感動の旅を語る」〜Wa☆Daフォトギャラリー1000万アクセス突破記念〜
【内 容】 「旅」と「祭」をテーマにプロジェクタを使用して各1時間程度、講演を行う。
【主 催】 和田義男講演会(仮称)実行委員会
【日 時】 平成21年(2009)7月4日(土)午後4時から講演会、終了後、懇親会
【会 場】 コートヤードマリオット銀座東武ホテル(予約)
      (日比谷線・都営浅草線の東銀座駅より徒歩2分、銀座線・丸の内線の銀座駅より徒歩5分)
【参加者】 全国の「Wa☆Daフォトギャラリー」ファン 50〜200名程度
【会 費】 講演会:2000〜3000円程度(茶菓子提供) 懇親会:5000円程度(バイキング・フリードリンク形式)
【募 集】 「Wa☆Daフォトギャラリー」で告知 人数把握・会場確保のためメールでの事前予約制
【その他】 アトラクションとして記念品の贈呈(籤引):写真展展示の写真、写真俳句集(ミニアルバム)、DVD版Wa☆Daフ
      ォトギャラリー、ヒマラヤのアンモナイト化石など世界各地から集めた土産品、書籍:沢木耕太郎新刊「旅する
      力」、弥生会手拭い、水浴褌など祭グッズetc.

キックオフ会で記念撮影

星宏幸、高橋建男、石川辰夫、(筆者)、三木芳樹、丹下誠司の各氏

キックオフ会で記念撮影

拡大写真(1600X1000)302KB
 公民館など、余り費用のかからない施設も検討されたが、準備や来客の不便などの難点があり、飲食物の実費負担をお願いすることになるものの、参加者に心おきなく楽しんで頂ける東武ホテルを利用することとした。
 私が熱弁をふるう講演の大筋は既にできあがっており、大画面の画像をご覧いただきながら、「和田義男が今明かす秘話」をちりばめた多彩でユニークものとなる予定なので、是非、ご参加頂きたい。
第一部/世界の旅(案)

(1)Wa☆Daフォトギャラリーの誕生
(2)オリンパスとの出会いと初の写真展
(3)感動写真集の誕生
(4)Wa☆Daフォトギャラリーの大ブレーク
  (そのコンセプトと先進性)
(5)和田式撮影術
  (激写、パソコンで創る写真、編集テクニック)
(6)ヤフー・グーグルなど無料の広告代理店
(7)アフィリエート広告
(8)世界の旅の楽しみ色々・エピソード
(9)Wa☆Daフォトギャラリーの文化保存と社会貢献
(10)結語「継続は力なり」「好きこそものの上手なれ」
(11)質疑応答
第二部/日本の祭(案)

(1)日本の祭文化の特質
  (美しさ・清潔さ、神仏祭祀による継承文化、職場からの
  解放、職人芸の集大成)
(2)裸祭との出会い(播州・灘のけんか祭)
(3)日本人の祭DNA
(4)祭の変質と裸褌祭を追うこだわり
(5)国技・相撲の行方
(6)鐵砲洲稲荷神社弥生会との出会い
(7)首都圏トップになった「水の祭・鐵砲洲寒中水浴大会」
(8)黒石寺蘇民祭秘話
(9)結語「脱会社人間」「日本人を生きる」「大人が熱中する
  道楽」
(10)質疑応答

 
2008年12月25日(木)晴
 
 
■■■       感動写真集第107集 「日本の野鳥を撮る旅」完成! ■■■
 
   本日、本年第37作(通算第368作)をアップした。

                 感動写真集第107集「日本の野鳥を撮る旅」

撮影・原作 : 横山 稔  監修:和田義男

 

 感動写真集の33人目の同志になって頂いた横山稔さんは、海上保安大学校の同期生で、今年10月17日に東京・青山で開かれたクラス会で久しぶりにお会いした。以前からWa☆Daフォトギャラリーにアクセスして頂き、メールを通じて写真談義に花を咲かせていたが、クラス会の席上、3年来撮り溜めてきた写真をCDで送って頂けることになり、この素晴らしい作品が生まれることになった。

 自宅に送られてきたCDには、140もの Microsoft Ward のファイルが収められており、各ファイルには、野鳥の高精細画像が1枚と解説文が付されていた。どれも手間暇かけた写真ばかりで、これは凄いと思った。
 この作品は、横浜市の野鳥の宝庫である戸塚区舞岡公園がベースとなっているが、多摩川や富士山、山中湖畔、長野市、筑波山、そして札幌市やウトナイ湖畔など北海道にまで及んでいる。そのため「日本の野鳥を撮る旅」とタイトルをつけさせて頂いた。140ショットの中から80余りの名作を抜粋して古いもの順に並べ、それぞれにコメントと百科事典の解説を付した。撮影日記として編集したため、同種の被写体がある。
 「ですます調」になったのは、横山さんの持ち味を生かすため原案のコメントをそのまま掲載したためである。野鳥の鳴き声を収集したが、どうしても分からないものがあったため、個別に収録することを諦め、ページ毎に登場する野鳥の声をメドレーとしてBGM化し、バード・ウォッチングの雰囲気を再現してみた。
横山稔さん
 
 
 
撮影 ・原作 : 
 

横山 稔よこやま みのる

 
【出身地】 広島県府中市上下町

年 齢 昭和22年3月生まれの61歳
 
 【現住所】 横浜市戸塚区 (数年後は札幌市民になる予定)
                               【趣 味】
(1) 園芸(良い香りのする野生蘭)
(2) 花好きが嵩じて蝶、蝶は撮影が極めて難しく結局網を持つことに。デジカメの出現で、 改めて撮影を開始し
  ました。何時の日か、蝶の写真を掲載したいですね。
(3) 大賀蓮の撮影を行った後で、偶然カワセミの巣立ち後の情景に遭遇したことから、今では、すっかり小鳥の
  撮影に嵌っております。鳥追いを始めて漸く3年を経過した程度ですからまだまだです。シャッターを押す瞬間
  の緊張感は快感です。

あとがき

 平成14年からデジタルカメラを使用するようになって6年になるのですが、フィルムカメラと違って、「白抜け」現象を理解できるまで相当苦労しました。 映像として、パソコンの画面上で見るには特に問題は感じませんでしたが、印刷する場合はプリンターの性能が大きく影響することも知りました。
 反面、映像を自在に細工できることも出来ますが、如何に撮影時の印象に近く再現できるかをモットーにしてきました。最近は、画素数の大きいカメラが出現しましたから、暗いところでの撮影も、以前に比べると、画質の低下がかなり軽減されました。
 鳥は暗い所に居ることが多く、その意味ではかなり楽になりましたが、画素数が増えてくるにつれて、パソコンのメモリーが占領され、特に R.A.W. 撮影がやりにくくなりました。これからも試行錯誤の繰り返しですね。

★☆★彡

感動写真集〈 第107集 〉「日本の野鳥を撮る旅」

撮影・原作 : 横山 稔  監修:和田義男

 平成19年(2008)12月25日 作品:第37作  画像:(大77+小7)  頁数:7  ファイル数:233  ファイル容量:44MB
  平成12年(2000)〜平成20年(2008) 
作品数:368 頁数:1,352 ファイル数:37,961 ファイル容量:6,038MB
  梅が香に目白の遊ぶ佳き日かな  北舟 

うめがかに めじろのあそぶ よきひかな

An auspicious day, a white-eye playing with the scent of plum blossoms.

【編集子が選ぶ名作】

梅とメジロ

梅とメジロ

拡大写真(2000x1300)248KB

野鳥を撮る旅の感動
 この作品は、「ロマンと感動!世界の旅の写真館」のこれまでのコンセプトを逸脱しているやに思われるかも知れないが、本質的に全く変わるところはない。
 野鳥のロマンと感動をひたすら追い求めて旅する横山さんの姿を思い浮かべるとき私と同い年の団塊の世代の共通点を多々見出すことができる。私と違うところは、ひたすら野鳥が現れるのを待つ強い忍耐力を持っておられる点だろう。
 気短な私にはとても出来ないことだが、彼はそれをやってのけたのである。最初は試行錯誤で臨みながら、徐々にノウハウを積み重ね、素晴らしい一枚を切り取ると、更にそれを超えるものをと、目標はどんどんレベルアップしてゆく。
和田義男
 夢中でシャッターを切り重ねているうちに、これだけの名作が生まれたのである。まさに「継続は力なり」を地で行く作業であり、脱帽せざるを得ない。野鳥の世界にまったく無頓着な筆者が、鳥の囀りに敏感に反応するようになったのは、横山さんのお陰である。
  白樺に露命を繋ぐ真鶸かな  北舟 

しらかばに ろめいをつなぐ まひわかな

An Eurasian siskin, earning a scanty living on a white birch.

【編集子が選ぶ名作】

小雪のなか白樺の実を啄むマヒワの雌

小雪のなか白樺の実を啄むマヒワの雌

拡大写真(1400x1050)124KB

 厳しい大自然の中で懸命に生を謳歌する野鳥には悲喜こもごもの表情があり、心を打たれるものがある。下手な俳句を付したが、横山さんの感性豊かな写真を鑑賞すれば、誰しもが詩人になるのではないだろうか。
 まだまだ見たい野鳥が沢山残されているので、これからもライフワークとして更に素晴らしい野鳥の旅を続けられて、その感動の果実をお送り頂きたい。 < 完 > 2008年12月25日 監修 和田義男
  鶯の囀り渡る新芽かな  北舟 

うぐいすの さえずりわたる しんめかな

A bush warbler loudly warbling on a sprout.

【編集子が選ぶ名作】

ウグイスの囀り

ウグイスの囀り

拡大写真(1400x1050)124KB


 
2008年12月23日(火)
 
 
■■■ 平成21年(2009)鐵砲洲稲荷神社カレンダー ■■■
 
   過日、鐵砲洲稲荷神社弥生会の石川辰夫幹事長から平成21年(2009)の鐵砲洲稲荷神社カレンダーと第54回寒中水浴大会のポスターが送られてきた。年の瀬になると、毎年お送りいただいており、これを見ると今年もあと僅かしかないことを実感する。  

平成21年(2009)鐵砲洲稲荷神社カレンダー

平成21年(2009)鐵砲洲稲荷神社カレンダー

拡大写真(1270X1800)606KB
 毎年豪華になるカレンダーとポスターだが、カレンダーの方は、今年の5月5日(月)、6年ぶりの御本社神輿渡御が行われた際、歌舞伎座前で撮影した写真が採用されており、写真の左下に「撮影:和田義男」とキャプションが表示されていた。この写真は、今年の10月26日(日)に開かれた鐵砲洲稲荷神社「弥生会」創立十周年記念祝典の御祝いに寄贈させて頂いたものである。鐵砲洲大祭といえば歌舞伎座の神輿練りであり、お祭りファンにとっては、垂涎の祭りカレンダーである。
平成二十年鐵砲洲稲荷神社例大祭/歌舞伎座前の御本社神輿

平成二十年鐵砲洲稲荷神社例大祭/歌舞伎座前の御本社神輿

拡大写真(1600x1300)647KB

 第54回寒中水浴大会のポスターは、今年1月13日(日)に開かれた第53回大会の模様を星宏幸さんが撮影した写真が使われていた。「中央区の新年の風物詩」とキャッチ・コピーがついているが、次回からは「首都圏の新年の風物詩」とされた方が良いと思う。

 筆者も半分ほど写っているが、この後還暦記念の赤褌水浴を行い、弥生会の直会で毎年参加することを約束したので、来年も参加することにしている。寒中水浴大会は来年から定員50名の事前申し込み制になった。まだ申し込んでいない人は早めに電話予約して頂きたい。

 石川さんによると、申込みは全国からあり、遠来の客も多く、神田明神の氏子の方からも参加申し込みがあったという。今年9月に行われた武州御嶽山滝行で知り合った高野山真言宗阿闍梨の小林宗峰さんや最長老74歳の羽場左近さんも参加されるので、来年の参加者は多方面にわたっている。参加者のみならず、写真取材の方々とも鐵砲洲でお会いできることを楽しみにしている。

平成21年(2009)第54回寒中水浴大会のポスター

平成21年(2009)第54回寒中水浴大会のポスター


 
2008年12月19日(金)晴
 
 
■■■       感動写真集第106集 「エローラ石窟寺院」完成! ■■■
 
   本日、本年第36作(通算第367作)をアップした。

                 感動写真集第106集「インド世界遺産・エローラ石窟寺院」

撮影・原作 : 丹下誠司  監修:和田義男

 

 西インドの世界遺産では、やはり、アジャンタ遺跡と並び賞されるエローラ遺跡が有名で、観光地としても名高く、インド国内のみならず世界各地から多くの観光客が訪れる名所となっている。今回の作品は、2005年8月22日撮影のもの。帰任直前に、念願のアジャンタ・エローラ遺跡を見ることが出来、その時の画像を3年経って、やっと編集することが出来た。

 アジャンタ遺跡が壁画なら、エローラ遺跡は、石窟と浮き彫りに特徴がある。インド人の神話信仰とインド人の美的感性をじっくりと味わうことの出来るこのエローラ遺跡、ごゆるりとご鑑賞頂ければ幸いである。
プロフィール

拡大写真(800x600)99KB

 
 
撮影 ・原作 : 
 

丹下誠司たんげせいじ

 

職業:大成建設(株)勤務

住居:インド共和国西ベンガル州プルリア地区バグムンディ村 (撮影当時)
    東京都国分寺市(現在)
趣味:インドの神像収集
    (前任地のインドネシアの絣(イカット)も100枚ほどのコレクションがあります)

撮影後記

 2005年8月の撮影から3年ほど経って、エローラ遺跡の画像をやっとまとめることが出来ました。撮影を逃した第17窟から第29窟は、死ぬまでにもう一度、撮影で乗り込んでみたいと思っています。3日間は連泊して撮影してみたいものだと思います。
 前日のアジャンタ遺跡に続き、またも暗い窟内でシャッターが下りず、手ぶれで悩みましたので、素人という腕のせいもあるのでしょうが、暗闇専用モード付きデジタル一眼の登場に期待したいものです。インドは、こうした文化遺跡ですと、撮影は自由に許されているところが多いのですが、特別な許可のない限り三脚の使用は禁止ですので、どうしてもカメラを手に持っての撮影となり、採光はいかんともしがたく、暗くてシャッターが思うように切れず苦戦してしまいます。フラッシュをたくと、自然の色にはなりませんし、辛いところです。
 最後になりましたが、佐藤宗太郎先生のエローラ石窟寺院(木耳社:佐鳥出版)には、画像と図版の照合などで、大変参考にさせて頂きました。1977年の出版で日本語版は限定1000部印刷であり、まず国会図書館で閲覧後、ネット市場で京都の古本屋から手に入れることが出来ました。大量に出版され、大量に消えていく今の出版状況の中ですが、ここまでの画像と研究資料を残されていることに、残る本とは何かを教えて下さるような分厚い一冊でした。佐藤先生の研究の成果であるこの御本が無ければ、自分の画像を今回まとめることはとても不可能だったと思っております。本当に感謝しております。 2008.12.19

参考図書

佐藤宗太郎 エローラ石窟寺院 佐鳥出版
武澤秀一 建築巡礼27  空間の生と死 アジャンタとエローラ  丸善
週刊 世界遺産  No.88 エローラの石窟寺院群  講談社
KAILAS(カイラス)  チベット聖地巡礼  松本栄一写真集 小学館
三蔵法師のシルクロード  高橋徹&後藤正  朝日新聞社
インドを書く  山内利男  論創社
定本インド花綴り  西岡直樹  木犀社

★☆★彡

感動写真集〈 第106集 〉「インド世界遺産・エローラ石窟寺院」

撮影・原作 : 丹下誠司  監修:和田義男

 平成19年(2008)12月19日 作品:第36作  画像:(大69+小14)  頁数:6  ファイル数:165  ファイル容量:29MB
  平成12年(2000)〜平成20年(2008) 
作品数:367 頁数:1,345 ファイル数:37,703 ファイル容量:5,990MB

孫と一緒に

孫と一緒に

拡大写真(1600x1067)284KB

エローラ石窟寺院の感動
 2008年もあと10日あまりで終わろうとする頃、今年4月に発表した「タージ・マハル探訪記」に続く、インド世界遺産シリーズ「エローラ石窟寺院」が完成し、丹下誠司ワールドは10作目となった。
 探求心旺盛な丹下さんの今回の作品も中身が濃く、これを出版するとなると、かなり分厚い本になってしまうので、こうして手軽にinternetで高精細画像をアップし、インドの誇る偉大な世界遺産のロマンと感動を読者と共に分かち合える幸せを噛みしめている。
 宗教の信仰心が人類の巨大な芸術作品を創造する例は、枚挙にいとまがない。これほどの大がかりな建築物を長い年月をかけて創造したインド人の建設技術は、ローマの遺跡に匹敵する高度なもので、建設会社に勤める丹下さんですら、その技術力に驚嘆しておられる。
和田義男
 この作品を何度も推敲してみると、作品の取材と制作に込められた丹下さんの熱意や美意識、暖かい眼差し、インド文化を多面的に捉えた第一人者としての自負心や探求心などが強く感じられる。美しい原色が退色し、異教徒たちによって顔面が削りとられ、破壊を受けた宗教遺産。興味のない方には、みずぼらしく地味な作品にちがいない。しかし、大画面で詳細に観察すれば、必ずや日本の仏教文化の原泉たるエローラの遺産に秘められたロマンと感動を見出すことが出来るだろう。
  朝涼や観音菩薩慈悲深き  北舟 

あさすずや かんのんぼさつの じひぶかき

Cool morning, merciful Kannon the Buddhist saint.

【編集子が選ぶ名作】

エローラ第12窟の観音菩薩三尊像

エローラ第12窟の観音菩薩三尊像

拡大写真(1800x1170)355KB

 丹下さんの Microsoft Word で書かれた原作は、既に5月の連休に完成しており、私の怠慢で年末の発表となってしまった。感動写真集の新人の作品を優先したことや、初めての写真展を東京・大阪で開催したことなどで遅れてしまったことをお詫び申し上げたい。
 当サイトの文体は、簡明直截な「である調」に統一しているが、丹下さんに関しては、「ですます調」の原文をそのままアップしている。丹下節とでもいうべきウィットに富んだ独特の語り口を尊重したためで、他の作者や読者の皆様のご理解をお願い申し上げる。 < 完 > 2008年12月19日 監修 和田義男
  夏野原廃墟の岩屋巡る旅  北舟 

なつのはら はいきょのいわや めぐるたび

Summer field, a journey to the cavern temple of ruins.

【編集子が選ぶ名作】

エローラ第16窟の遠景

エローラ第16窟の遠景

拡大写真(2000x1200)369KB


 
2008年12月14日(日)雨
 
 
■■■ 鐵砲洲寒中水浴大会が「水の祭り」のトップに! ■■■
 
   このほど、(株)交通新聞社第1出版事業部/ムック・書籍編集部から大人の首都圏散策マガジン「散歩の達人ムック/祭り&イベントカレンダー2009」(平成20年12月27日発行 96頁 定価780円)が送られてきた。先月、編集部からWa☆Daフォトギャラリーの写真の使用願いがあり、深川八幡祭り、秩父夜祭り、高尾山薬王院・大火渡り祭(2点)、鐵砲洲寒中水浴大会、鹿島神宮大寒禊、拝島大師達磨市の7点の写真を提供していた。  
 この本は、平成21年(2009)に首都圏で行われる予定の祭りやイベント600件を掲載しており、ジャンル別に主要なものを写真入りで紹介し、最後に月ごとの祭りカレンダーを収録している。
 第一章の「祭り」では、5〜9頁に「神輿・山車の祭り」が掲載され、三社祭り、深川八幡祭り(撮影:和田義男)、神田祭り、江の島天王祭、大原はだか祭り、鳥越祭り、秩父夜祭り(和田フォト提供)の順に紹介されている。
 10〜13頁の「火の祭り」に続き、14〜17頁からの「水の祭り」では、トップに鐵砲洲稲荷神社の寒中水浴大会が紹介され筆者の写真が掲載されていた。そして11頁以降、鹿島神宮大寒禊(撮影:和田義男)、ぼんてん立て、湯河原湯かけ祭り間々田蛇(ままたじゃ)祭り、木場の角乗(かくのり)、和良比(わらび)はだか祭り、貴船神社の船まつりが紹介されていた。
 続いて「流鏑馬(やぶさめ)の祭り」「獅子舞の祭り」が紹介されて第一章が終わり、第二章では酉の市などの「季節の市」第三章では「季節の花祭り」が掲載され、第四章として「首都圏祭りイベントスケジュール」(50〜95頁)が掲載されている。
提供写真:神殿に向かって水浴する第一陣 鐵砲洲寒中水浴'07(寒の水行)

提供写真:神殿に向かって水浴する第一陣

拡大写真(1400x1050)375KB

「水の祭り」の次の頁に掲載された鹿島神宮大寒禊

提供写真:

神拝詞しんぱいし

を取り出す

鹿島神宮大寒禊(大寒禊)

提供写真:神拝詞を取り出す

拡大写真(1600x1200)322KB

 平成21年(2009)1月11日(日)午前11時から第54回鐵砲洲稲荷神社寒中水浴大会が開かれるが、年を追う毎に参加者が増えている。平成19年(2008)から大型円形水槽が導入され、一度に水浴出来る人数が増加した。来年からは、定員50名・事前申し込み制(社務所Tel:03-3551-2647)となり、首都圏の「水の祭り」を代表する初春の神事として益々注目を集めることだろう。筆者は今年還暦記念の赤褌水浴を果たしたが、来年も参加して心身を清め、更なる飛躍の年としたい。

 
2008年12月13日(土)曇
 
 
■■■       感動写真集第105集 「江差・瓶子岩しめ縄飾り」完成! ■■■
 
   昨日、本年第35作(通算第366作)をアップした。

                 感動写真集第105集/日本の裸祭り第83集 「江差・瓶子岩しめ縄飾り」

撮影・原作: H. I.  監修 : 和田義男

 

 平成20年(2008)7月5日(土)・6日(日)、北海道の江差町(えさしちょう)で、夏の幕開けを告げる「かもめ島まつり」が開かれ、かもめ島(鴎島)と海を舞台に「瓶子岩(へいしいわ)のしめ縄飾り」や「江差音頭千人パレード」「全道北前船競漕大会」などが行われて、大勢の見物客で賑わった。このうち、初日に行われた「瓶子岩のしめ縄飾り」を密着取材した。

 H. I.   エッチ アイ

 

お便り大歓迎!

住居:北海道    年齢:43歳   趣味:国内旅行、ドライブ

 

 写真は小学生の高学年頃から少しづつ始め、就職してから一眼レフを購入。一時期ビデオ撮影に変更した時期があったが、ニコンD70を購入してから写真撮影に復帰、昨年はオリンパスE510を追加購入。D70を最近発売されたニコンD90に変更。
 

あとがき

 このお祭りに初めて撮影に訪れたのは、2006年の7月で、前年にニコンD70を購入し、初めて28-300mmレンズの性能を確認するため訪れたのを記憶しています。

 しかし、日没が近い午後5時前とあって、日光に当たる部分と陰の部分の露出のバランスが難しく、当時はホワイトバランスをオートにしていたこともあって結構手ぶれの写真に悩まされた記憶があります。

 翌年は、同じ機種ながら、当時大評判のニコン製18-200mmVR(手振補正内蔵)のレンズを購入して臨みました。撮影位置については、昨年の経験で歩き回りましたが、これもイマイチ消化不良。

 今年は、手振れ補正で評判のオリンパスE-510+70-300を購入し、ニコン+オリンパスの競演でしたが、若者の褌が変形的な締め方で幻滅… もっとアングルを変えて次回に望みたいと思います。 H. I.
 

編集後記
 
   今回も3年分の写真の中から良く撮れているものを抜粋して作品化した。2006年と2007年は晴れていたが、そのために肌が白飛びになっている画像が散見され、惜しまれた。どうしてもこれをという画像は、白飛びの肌を手作業で修正してアップした。逆に2008年は曇っていたので、人物は良く写っていたが、背景の空が灰色になり、晴天のものとトーンが合わず、苦労した。

 2006年が一番良く撮れていたので、その画像を中心に構成した。鴎の雛の保護・返還の写真は、2008年が良く撮れており、一ページ目の見出し写真に採用したが、漁師たちの優しさに感動した。

 2008年は、越中褌?を変なふうに締めている若者が何人かいて、とても見苦しく、彼らが写っている写真は採用しなかった。来年からは、正規の水褌(前袋式六尺褌)をきちんと締めて神事に臨んで欲しい。 和田義男
 
 

★☆★彡

 
 

感動写真集第105集/日本の裸祭り第83集  「江差・瓶子岩しめ縄飾り」

 
 

撮影・原作: H. I.  監修 : 和田義男

 
   平成20年(2008)12月12日 作品:第35作  画像:(大31+小3)  頁数:3  ファイル数:85  ファイル容量:24.2MB
 平成12年(2000)〜平成20年(2008) 
作品数:366 頁数:1,339 ファイル数:37,538 ファイル容量:5,961MB
 
  瓶子岩雛の護りを夏鴎  北舟 

へいしいわ ひなのまもりを なつかもめ

Heishi Rock, the summer seagull defending her baby bird.

【編集子が選ぶ名作】

ひな

を護る親鴎

雛を護る親鴎

拡大写真(1400x1250)335KB

緋縮緬ひちりめん

 の ふんどし
 筆者は、函館に2年ほど単身赴任していたが、江差には何度か足を運んだことがある。江差追分やソーラン節など、海の男たちを讃える民謡がこれほど多いのは、当時、蝦夷(えぞ)と呼ばれた北海道が水産王国であることを示すものである。
 江差は、江戸時代に発展した漁村で、北前船が数多く入港して栄えた。司馬遼太郎の名作「菜の花の沖」では、高田屋嘉兵衛が船主船長として当時最大の1500石(こく)積みの辰悦丸(しんえつまる)に乗って松前に上陸し、やがて箱館(函館)を拠点として蝦夷の海産物を兵庫に運び、巨万の富を築く様子が鮮明に描かれている。
 当時の北前船の乗組員は今でいう外航航路の花形船員で、最下級の炊(かしき)(飯炊き)ですら緋色*(ひいろ) の絹を平織りにして作った緋縮緬の褌を締めていた。
和田義男
*緋色:紅花染による紅色と、ウコンやキハダ、 くちなし等の黄色染料との交染で得られる赤い色
 鰊(ニシン)漁にわいた当時、北前船の航海安全や漁船の大漁と安全操業を祈願して、瓶子岩(へいしいわ)に大注連縄が張られるようになったものと推測されるが、現代も海の若者たちが先祖代々の伝統行事を忠実に受け継いでいることに感動する。かつての漁師たちは、神事には白褌(しろふんどし)、漁に出るときは赤褌(あかふんどし)と、きちんと使い分けていたことだろう。
 幕末に榎本武揚(えのもと・たけあき)が幕府の開陽丸(かいようまる)で江戸から蝦夷に転進し、箱館の五稜郭(ごりょうかく)を拠点に独立国を打ち立てようとした。その歴史を象徴するように鴎島(かもめ島)には江差沖で沈没した開陽丸の実物大の復元模型が展示されていて、観光客を驚かせている。 〈 完 〉 2008年12月12日 和田義男
  夏の海奇岩の注連張り白褌  北舟 

なつのうみ きがんのしめはり しろふどし

Summer sea, hanging a sacred straw rope on a strange rock, wearing white fundoshi sash.

【編集子が選ぶ名作】

9人の海の若者たちで行われる裸の神事

9人の海の若者たちで行われる裸の神事

拡大写真(2000x1330)436KB


 
2008年12月12日(金)晴
 
 
■■■ 「和田義男写真展」無事終了! ■■■
 
   平成20年(2008)11月6日(木)から19日(水)まで東京都千代田区神田小川町の「オリンパスプラザ東京」で「和田義男写真展」を開催。その後、12月5日(金)から大阪市西区阿波座の「オリンパスプラザ大阪」で同様の個展行っていたが、昨日の11日(木)午後3時、無事に写真展が終了した。  和田義男写真展  

「ブライトホルン登頂の旅」の沖本ご夫妻と 2008.11.6 撮影:小林宗峰

「ブライトホルン登頂の旅」の沖本ご夫妻と

拡大写真(1800x1400)342KB

 初めての写真展であったが、期間中、多くの方々にご来訪を賜り、展示作品を鑑賞して頂くとともに、オフ会として面識を深めることができ、大変有意義なイベントだった。全紙大などに大きく引き伸ばされた写真はとても迫力があり、我ながら名作だと惚れ直したことがあった一方で、プリントよりもパソコンの液晶ディスプレーの方が原画の再現性が高いということにも気付いた。
 オリンパスイメージングの若松誠一さんのお陰で、このような立派な写真展を開催出来たことを大変嬉しく思う。デジタルとアナログの両面から写真を見る眼が養われたことが大きな収穫だったと思う。これをバネに、更に腕を磨き、間もなく新発売される1230万画素のオリンパスE-30を主力機として、ロマンと感動溢れる作品を数多くプロデュースしてゆきたい。引き続き、愛読者の方々のご支援とご鞭撻をお願い申し上げる。 2008.12.13 和田義男

 
2008年12月9日(火)曇
 
 
■■■       感動写真集第104集 「春のアメリカ二人旅」完成! ■■■
 
   本日、本年第34作(通算第365作)をアップした。

                        
感動写真集第104集 「春のアメリカ二人旅」

撮影・原作:今村一憲  監修 : 和田義男

 

 平成20年(2008)4月13日(日)から5月5日(月)まで、カミさんと金婚の記念旅行を企画し、手作りでアメリカ二人旅を楽しんだ。ロサンゼルス、サンフランシスコ、ニューヨークに各1週間滞在し、心ゆくまで歩きまわったが、最後は脚が痛み、ワシントンをパスして杖を突いて帰ってきた。

★☆★彡

 

拡大写真(345x447)40KB
撮影・原作:  今村一憲 (いまむら かずのり)
1932年生まれの76歳、 埼玉県所沢在住

趣味趣向:囲碁、絵画冗句(575)横隔

膜運動(カラオケ)、旅行記執筆

(昔の趣味:ゴルフ、登山、マージャンなどのギャンブル、飲酒放吟)

あとがき

 父が転勤族私もそうであり沖縄から北海道まで32年間に16回転居し「人生は旅なり」を実感してきました。旅では新しいものに出会い感動があります。リタイア後は年1回の海外旅行と年2回の遠出です。どこへでも夫婦旅行ですが、何でも知りたい体験したいという私とその足を引っ張るカミさんとのコンビも2008年4月には50年の歳月が重なり、金婚式当日はニューヨークで迎えることになりました。

 ツアー団体旅行と違い手作り旅行には悲喜こもごものハプニングが付き物です。感動と悲哀の繰り返しですが、帰国して旅行記の取りまとめになりますと、こうしたデキゴトが旅に彩りを添えるわけで、道に迷ったり、邪険にされたり、詐欺にあったことも得難い経験として苦笑できるようになり、やがて楽しい思い出に変わるのです。

 また、困ったときに出会った親切な人々との束の間も交流などは、大きな感動として残るものです。海外では、言葉が不自由なだけに、見ず知らずの他人に声をかけなければなりません。国内旅行ではまずありえないことです。この地元の人々との後日のメールや手紙のやり取りも楽しみの一つです。

 春のアメリカ二人旅は、その一部始終を随筆「アメリカ合衆国旅行記 American Funny Trip」に纏めています。興味のある方は是非ご覧下さい。(随筆名をクリックすれば、別窓にPDFファイルが現れます。)

 今や後期高齢者として分別されてもいじけずに、これからも旅を続け、その感動を受けたいと望んでいます。また、この度は、和田さんの格別のご配慮で感動旅行の仲間にいれていただくことになり、感謝しています。「わが人生に悔いなし」の境地です。 2008.12.9 今村一憲
 

 
 

★☆★彡

 
 

感動写真集第104集/特集!旅紀行第78集  「春のアメリカ二人旅」

 
 

撮影・原作:今村一憲  監修 : 和田義男

 
   平成20年(2008)12月9日 作品:第34作  画像:(大44+小12)  頁数:5  ファイル数:136  ファイル容量:37.9MB
 平成12年(2000)〜平成20年(2008) 
作品数:365 頁数:1,336 ファイル数:37,454 ファイル容量:5,939MB
 
  暮れなずむダウンタウンの春の燭  北舟 

くれなずむ だうんたうんの はるのしょく

The lingering glow in the evening sky, the spring lights of downtown.

【編集子が選ぶ名作】

ツインピークスから見たサンフランシスコの夜景

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個人旅行 Personal Tour
  インターネットの格安チケットの購入から宿の手配など、全てが手作りで企画された世界で唯一のアメリカ旅行。その顛末が一杯詰まった「春のアメリカ二人旅」は今村御夫妻の汗と涙の結晶である。
 この作品の解説は、44頁に及ぶ「 アメリカ合衆国旅行記 」から写真に関係する部分を抜粋したもので、原作は何倍もの喜怒哀楽が詰まっており、思わず吹き出してしまう名作である。
 

 

和田義男
 若いバックパッカーならこれしきのトラブルは何ともないことだろうが、老夫婦が治安の悪いアメリカのダウンタウンのホテルに連泊し、行き違いや詐欺まがいのトラブルに巻き込まれれば、音を上げてしまうのは誰しも同じで、杖をつきながらも無事に帰国できたことは、とても幸運だったと思う。幾多の困難にもめげず、今後も個人旅行を考えておられるのは、御夫妻が旅の手配や悲喜こもごもの出会いが大好きだということなのだろう。
 私たち夫婦が利用しているパック・ツアーは、添乗員( Tour Director TD )が同行するので、ホテルのダブルブッキングに遭遇しても、責任をもって同格のホテルを探してくれる。我々ツアー客は、文句を言いながら連れて行かれた宿に泊まるだけで済む。お湯が出なければ、日本語で添乗員に電話すればたちどころに解決する。
 これが個人旅行となると、責任は全て自分にふりかかり、不自由な英語をたよりに一夜の宿を探さなくてはならない。事前に送られてきた写真と違ったボロ部屋に案内されても、別の部屋や宿を要求する会話力はなく、泣き寝入りになってしまうことが多い。
 この作品のお陰で、旅のロジスティックス(兵站、手配)に忙殺されることなく、名所旧跡を心おきなく観光し、写真撮影に集中できるパック・ツアーの有り難さを再認識することができた。
 なお、この作品は、今村さんの持ち味を生かした旅行記が主体となっており、観光スポットの解説が不十分なところがある。そのため、見出しを ニューヨーク」のように表示してフリー百科事典にリンクしているので、詳しい説明はそちらを参照して頂きたい。
  春川の久遠の流れ摩天楼  北舟 

はるかわの くおんのながれ まてんろう

Skyscrapers, everlasting flow of the spring river.

【編集子が選ぶ名作】

パノラマのニューヨーク市街

パノラマ写真(2000x1000)486KB

アメリカ音楽 American Music
 アメリカ音楽といえばジャズ Jazz であるが、BGMには、定番のジャズに加え、オールドデイズ( Old Days )の名曲を集めている。最後の頁では今村御夫妻の金婚記念を祝しニューヨークが舞台のウエストサイド物語( West Side Story )の名曲・トゥナイト( Tonight )をアップした。想い出のサンフランシスコ( I left my heart in San Francisco )のメドレーと共にごゆるりと楽しんで頂きたい。 〈 完 〉 平成20年(2008)12月9日  監修 和田義男

 
2008年12月6日(土)晴
 
 

■■■ 大阪で「和田義男写真展」始まる! ■■■

 
   平成20年(2008)11月6日(木)から19日(水)まで、東京都千代田区神田小川町の「オリンパスプラザ東京」ショールームで「和田義男写真展」を開催したが、12月5日(金)から大阪市西区阿波座の「オリンパスプラザ大阪」でも写真展が始まった。 オリンパスプラザ大阪  

★☆★彡

会場の「オリンパスプラザ大阪」(大阪市西区阿波座) 2008.12.5

会場の「オリンパスプラザ大阪」(大阪市西区阿波座) 2008.12.5

拡大写真(1250x1600)442KB

 
プラザ大阪の入口に張り出されたポスター

プラザ大阪の入口に張り出されたポスター

 
 
玄関を入った光景

玄関を入った光景

拡大写真(1600x1200)227KB

 
 

奥のオープンフォトスペースに展示された作品

          展示室のソファー↓

        Wa☆Daフォトギャラリーが閲覧できるパソコン↓

奥のオープンフォトスペースに展示された作品

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   前日の12月4日(木)に大阪に行き、展示準備を完了。夜は出展にご尽力頂いたオリンパスイメージング営業本部グループリーダーの若松誠一さんとオリンパスプラザ大阪の森安峰照所長と懇親の夜を共にし、親睦を深めることが出来た。  
 

ソファーに用意している展示写真の解説/A4サイズ

ソファーに用意している展示写真の解説/A4サイズ

印刷用pdfファイル/137KB

 
   初日の12月5日(金)は、午前10時から午後3時までオリンパスプラザ大阪に在館した。生憎の雨天だったが、Wa☆Daフォトギャラリーのファンの方々が次々に来訪され、休む暇もないほどの盛況だった。  
 

裸祭りでお馴染みの三木芳樹さんの友人・森 考照さんと 2008.12.5 12:10

裸祭りでお馴染みの三木芳樹さんの友人・森 考照さんと 2008.12.5 12:10

 
   午後から「ネパール感動の旅」でお馴染みの小池淳二さんと代表作「絲綢之路シルクロードの旅」の大森保武さんが明石と岡山から駆けつけて来られ、旅行談義や写真談義に花が咲いた。午後3時まで、終わってみればあっという間のオフ会で、後ろ髪を引かれる思いで大阪を後にした。  
 

「ネパール感動の旅」の小池淳二さん(向かって左)と「絲綢之路シルクロードの旅」の大森保武さんと

「ネパール感動の旅」の小池淳二さん(向かって左)と「絲綢之路シルクロードの旅」の大森保武さんと

拡大写真(1600x1200)224KB

 
 

 オリンパスのホームページに掲載された写真展のスケジュール

オリンパスのホームページに掲載された写真展のスケジュール

 
   オリンパスプラザ大阪「オープンフォトスペース」での開催期間は、12月5日(金)〜12月11日(木)の10:00〜18:00(日曜休館、最終日は午後3時まで)。お近くの方は、是非足を運んで頂ければ幸甚である。なお、11月10日から写真展の広報がオリンパスプラザ大阪の公式サイトに掲載されている。  

和田義男 和田義男写真展 『ロマンと感動の旅』

和田在館時間

                オリンパスプラザ大阪:12月5日(金)1000〜1200 1300〜1500

 
2008年12月1日(月)晴
 
 
■■■       旅紀行ジャパン第108集 「日本の結婚式」完成! ■■■
 
   本日、本年第33作(通算第364作)をアップした。

                       旅紀行ジャパン第108集 「日本の結婚式」

 平成20年(2008)11月23日(日)の大安吉日に東京都港区白金台(しろかねだい)の八芳園(はっぽうえん)で濱崎家と井上家との教会式結婚式が開かれた。新郎は私の甥で、妹の長男・濱崎達矢(たつや)くん(27歳)、新婦は井上希(のぞみ)さん。親族として結婚式場に入ることが出来たので、愛機オリンパスE-3を持ち込み、現在日本で行われている典型的な洋風結婚式を激写した。
 

★☆★彡

和田義男

  
 
撮影

2008年11月23日


OLYMPUS E-3
 
 
12-60mm


1000万画素 1100枚 5.0GB
  
 

 結婚は、出生や死亡に次ぐ、人生の大きな節目であり、そのセレモニーには、ロマンと感動が満載されている。
 このたび、私の甥の結婚式に出席する機会を得たので、日本人の典型的な結婚式をありのままに記録することができた。
 事前の下見もないままのぶっつけ本番だったが、オリンパスE-3の優秀さに支えられ、何とか人様にお見せ出来る作品ができあがったので、西村文次郎さんの名作「韓流結婚式」の対比の意味で「日本の結婚式」というタイトルをつけて、こゝに公開した。
 結婚式の写真は、対象が変化に富む人物であるだけに、祭りと同じように、感動的なシーンをうまく切り取ることが難しい。この点は、和田式撮影術を十分に生かし、下手な鉄砲を数多く撃ち、数時間の間に1100枚を激写したことで、どうにか対応することができた。
 多くの読者がお気づきのように、この作品は新郎新婦が主役であるが、新婦・希さんの写真が圧倒的に多い。それだけ心引かれる魅力的な女性である。達矢くんは本当に果報者で、希さんを幸せにしてあげないと神罰が当たることだろう。ニュー・カップルの新たな船出に永遠(とわ)に幸あれと祈る。
 日本の結婚式は、チャペルでの挙式のほか、神前結婚など様々なスタイルがある。今後、機会を見つけて種々の婚礼に足を運び、ロマンと感動を切り取ってゆきたいと思っている。 〈 完 〉  2008.12.1 和田義男

旅紀行ジャパン第108集 「日本の結婚式」

撮影・制作 : 和田義男

   平成20年(2008)12月1日 作品:第33作  画像:(大24+小6)  頁数:3  ファイル数:50  ファイル容量:12.1MB
   平成12年(2000)〜平成20年(2008) 
作品数:364 頁数:1,330 ファイル数:37,246 ファイル容量:5,886MB
  秋の宵チャペルの友が紙吹雪  北舟 

あきのよい ちゃぺるのともが かみふぶき

The autumn evening, confetti by the friends at the chapel.

【編集子が選ぶ名作】
友人たちのフラワーシャワー
友人たちのフラワーシャワー

拡大写真(2000x1500)457KB


 
2008年11月29日(土)晴
 
 
■■■ 第54回鐵砲洲寒中水浴大会が告示さる! ■■■
 
   このほど、鐵砲洲稲荷神社のホームページに来年1月11日(日)に開催される第54回寒中水浴大会の実施要領が掲載
された。来年から50名の定員制で、満杯になり次第締め切るとのことである。今年までのように、当日の飛び入り参加が
出来なくなったので、参加希望者は、早めに社務所に電話して申し込んでいただきたい。
 

鉄砲洲稲荷神社: 東京都中央区湊一丁目6番7号 TEL03-3551-2647  鐵砲洲稲荷神社公式サイト 

第54回寒中水浴大会実施要領(鐵砲洲稲荷神社ホームページより抜粋)

第54回寒中水浴大会実施要領(鐵砲洲稲荷神社ホームページより抜粋)

第54回寒中水浴大会のポスター

第54回寒中水浴大会のポスター

 来年から事前申し込み・定員制になったのは、今年、興味本位の飛び入り参加があったことから、神事としてふさわしい
大会にしたいということと昼食の弁当の手配など、必要数をはっきりとさせておきたいということなので、ご了解願いたい。
私も今年同様、水浴する予定なので、皆様とご一緒出来れば幸いである。

第53回鐵砲洲寒中水浴大会 2008.1.13

拡大写真(1800X1350)526KB

  11月 12月 2009年1月

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