見付天神裸祭'１０（道中練）【和田フォト】

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裸祭'１７

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裸祭'１６

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裸祭'１４

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裸祭'１３

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裸祭'１２

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裸祭'１１

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見付天神裸祭

福田浜

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浜垢離

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祭広場

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子供連

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道中練

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鬼踊

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渡御

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曽根由香


	▼　和田グループ６人のうち世話役の長谷川昇司さん（東京都八王子市）、庄俊之さん（神奈川県相模原市）、石川学さん（群馬県前橋市）の３人が東中区の片山千代三梯団長にお世話になった。

和田グループ

御瀧車おんたきぐるま

班の３人たち/片山邸（

宿町しゅくまち

・東中区）　2010.9.11 19:25

庄俊之さん（神奈川県相模原市）

世話役の長谷川昇司さん（東京都八王子市）

石川学さん（群馬県前橋市）

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	▼ こちらは保存会事務局長の福代邸。御瀧車の警固長を先頭に裸っぽたちが乗り込んできたのは、福代さんのお孫さんの誕生を祝うためだった。
	福代さん、おめでとうございます。お孫さんの健やかなご成長を祈念申し上げます。

お孫さん誕生を祝って練り込む永田孝幸警固長ら

御瀧車おんたきぐるま

の裸っぽたち/福代邸（宿町・東中区） 20:05

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	▼ 御瀧車の会所前で、石川会長を囲み、恒例の記念撮影が行われた。和田グループ３人の元気な顔も見える。代表の筆者が参加できなくて残念！

御瀧車おんたきぐるま

（東中区）の記念撮影/宿町会所前 20:24

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	▼ 午後９時になると煙火（はなび）１発が打ち上げられ、宵祭が始まる。それに前後して、東中区梯団11ヵ町の祭組では「渡り付け」と呼ばれる挨拶廻りが行われた。西区では「刻限触れ」、西中区では、「渡り付け」と呼ぶが、東区では挨拶廻りとなる。最初に親町（おやまち）から子町（こまち）に対して行われ、子町は親町へ返礼の使者を出す。

東中区の渡り付け/御瀧車会所前　20:43

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	▲▼ 親町の渡り付けが終わると、今度は受ける立場となる（写真上下）。数が多いので、纏めてやってくる祭組もある。独特の作法が決められており、双方が提灯を横一列に並べ、鉢巻を外して首に掛け、代表者が「渡り付け、有り難うございます。提灯の合図のもと、親町との合流、宜しくお願いします。」と口上が述べられると、御瀧車の代表者がお礼の口上を述べ、若者が盃を配って御神酒を振る舞ったあと、拍手をして見送る。

手締めで出陣を祝す/宿町（東中区）

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	▼ 地脇の山車（万燈）には、「月ハ三ヶ月梅鉢御紋主ハ見付で裸ノ衆」（つきはみかづき　うめばちごもん　ぬしはみつけで　はだかのしゅう）（７・７・７・６音）と読める風流な和歌が漢字・カタカナ・ひらがな交じりで書かれている。かつての文人が詠まれたものと思われ、長い歴史を有する見付天神裸祭の文化的成熟度の高さが伺われて興味深い。
	「裸ノ衆」を「裸衆（はだかしゅう）」にすれば７・７・７・５音でリズムがよくなると思われる。「月は三ヶ月梅鉢御紋主は見付の裸衆」とされては如何。

地脇じわき

（東中区）の

山車だし

（万燈）

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	▼ 渡り付けが終わると、いよいよ宵祭の見せ所である道中練りが始まった。親町の「御瀧車」を先頭に東中区の祭組たちが一体となって旧東海道の見付宿場通りに繰り出し、行進を始めた。

東中区のいざ出陣！
	片岡千代三梯団長	永田孝幸御瀧車警固長

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	▼ 最前列は前〆（まえじめ）として隊列が崩れないようスクラムを組み、その中に練りの集団を封じ込めている。青のリストバンドが前〆であることを示す。「オイッショ、オイッショ！」の掛け声と共に行進する褌腰蓑姿の集団は、あっという間に町中を熱気に包んだ。

東中区の道中練り/見付宿場通り（旧東海道）福代邸前　21:21

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	▼　今年は、福代邸の二階に加えて、鍋久食堂の二階からも激写することができ、裸っぽたちの迫力ある道中練りを余すところ無く切り取ることが出来た。（ピンチヒッターの曽根さんの腕前に脱帽！）

西中区の道中練り/見付宿場通り（旧東海道）鍋久食堂前　21:30

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盛り上がる西中区の裸っぽたち/見付宿場通り（旧東海道）鍋久食堂前　21:31

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	▼ 「しっぺい太郎生誕700年記念」として、４町の祭組を擁する西中区が11町の祭組を擁する東中区と合流し、15町が一団となって鍋久食堂前を通過した。その勇姿を鍋久食堂の二階から激写したのが写真下である。その迫力は、これまでに見たことのないもので、素晴らしいの一語に尽きる。

西中区と東中区の合流/見付宿場通り（旧東海道）鍋久食堂前　21:32

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街道の裸踊りや秋の夜　北舟

かいどうの　はだかおどりや　あきのよる

Autumn night, bare-chested dance at the main road.

佳境に入った裸練り/見付宿場通り（旧東海道）鍋久食堂前

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	▼ 西中区と東中区の大集団を激写した後、再び福代邸の二階に引き返し、東進する西区８町の道中練りに焦点を合わせた。山車（万燈）は、前から順に月松社（げっしょうしゃ）、元喬車（げんきょうしゃ）、龍神（りゅうじん）、梅社（ばいしゃ）、根元車（こんげんしゃ）、水陣（すいじん）、一番觸（いちばんぶれ）、玄社（げんしゃ）の８町が並んでいる。

西区８町の山車（万燈）/見付宿場通り（旧東海道）福代邸前　21:58

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見付宿場通り（旧東海道）を東進する西区４町の裸っぽたち 1/3

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見付宿場通り（旧東海道）を東進する西区４町の裸っぽたち 2/3

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見付宿場通り（旧東海道）を東進する西区４町の裸っぽたち 3/3

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	▼ 続いて左から西進する東区５町の山車（万燈）が現れた。先頭から眞車（しんしゃ）、〆切の元門車（げんもんしゃ）、輿番の権現（ごんげん）（三番觸）、宮本（みやもと）の山車の順で、この後に元天神（もとてんじん）が続いている。

東区の山車（万燈）/見付宿場通り（旧東海道）福代邸前　22:04

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	▼ 東区の前〆は、屈強の男たちを揃えた黄鉢巻の元門車（げんもんしゃ）の〆切たち。全身汗だく・びしょ濡れで頑張っている。赤襷は、輿番・権現の小西大作警固長。手首に若草色のバンドをはめているのが觸鈴を持つことのできる者で、觸鈴を手にしようと、いくつもの腕が伸びている。

東区の道中練り/見付宿場通り（旧東海道）福代邸前　22:07

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	▲▼　これらの迫力ある素晴らしい写真の数々を見ると、拝殿での鬼踊りも凄いが、道中練りの方が更に迫力があるように思われる。

東区の触鈴を持つ青年/見付宿場通り（旧東海道）福代邸前

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	▲▼ 拝殿での鬼踊りは、僅かな人が入口から中を覗けるだけなので、その感動を目にするのは容易なことではない。観客には、旧東海道を行き交う裸っぽの道中練りをタップリと堪能して頂きたい。ただ、これらの写真は、高みの見物のお陰であり、観客の二階観覧席がないのが残念である。

西進する東区５町の裸っぽたち/見付宿場通り（旧東海道）福代邸前

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	▼ 道中練りの撮影を終え、堂入りの取材のために通りかかった宮本の会所を覗くと、老若男女がテーブルを囲んで酒食を共にしている姿があった。裸祭りは男たちの祭りのように思われがちだが、女性陣もしっかりと楽しんでいた。