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▼ 23:40過ぎに殿(しんがり)を飾る東区の堂入りが行われ、赤鈴が下げられて緑の觸鈴に変わったはずだが、緑の觸鈴を確認できたのは、23:48。堂内は人また人で超過密状態となり、鬼踊りは最高潮に達した。 |
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鬼踊り 【拾弐】 〜東区・緑の觸鈴登場!〜 23:48
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鬼踊り 【拾参】 〜佳境の鬼踊り!〜 23:49
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鬼踊り 【拾四】 〜緑の觸鈴を鳴らす東区の裸っぽ〜 2017.09.23 23:52
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▼ やがて、榊を持ち黄色の頬被りをした東区・元門車(げんもんしゃ)の〆切たちが堂入りし、神輿出発の刻限が迫っていることを示威したが、あっという間に堂外に消えた。 |
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堂入り
【弐拾】 〜榊を持つ〆切 / 東区・元門車の入場〜 23:58:30
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堂入り 【弐拾壱】 〜頬被りができるのは〆切・元門車の特権!〜
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▼ 拝殿では喧噪の鬼踊りが続けられている一方で、宮神輿が安置されている祝詞殿(のりとでん)では渡御奉告祭が始まった。浜垢離で採取した十二支をあらわす12個の石を神輿のまわりに置き、大豆・小豆・粟の穂が植えられた稲穂籠(荒目籠)などが神饌(しんせん)として献上された。 |
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神事 【壱】 〜稲穂籠(荒目籠)の奉納〜 2017.09.24 00:01
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神事
【弐】 〜渡御奉告祭〜
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神事 【参】 〜久野隆宮司による祝詞奏上〜 00:01:20
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▲▼
時刻は既に翌日の日曜日に入っているが、拝殿の鬼踊りが続けられるなか、幣殿では、祝詞殿に安置された宮神輿と神職に向かって先供係と輿番が整列し、渡御奉告祭が進められている。静と動が同居する珍しい世界である。 |
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久野宮司の祝詞奏上(のりとそうじょう)の後、紐を引いて天井の鈴を鳴らす「八鈴ノ儀」という神事はとても珍しい。鈴の音で場を清める趣旨だと思われる。 |
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神事 【四】 〜八鈴ノ儀〜 00:08:53
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神事 【五】 〜渡御奉告祭を終えて山神社に向かう久野宮司〜 00:17:45
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神事 【六】 〜榊を持って神輿の〆切を担う東中区・御瀧車(宿町)の氏子たち〜 00:08
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▲▼
祝詞殿における神事のあと、久野宮司ら神職と共に先供係たちが大榊や弓矢などの宝物を持って六ッ石のそばの山神社に向かったので同行した。 |
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神事 【七】 〜山神社に向かう久野宮司〜 00:09
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神事 【八】 〜山神社〜 00:11
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▲▼
一行が山神社前に到着すると、提灯と松明の明かりを頼りに、山神社祭(やまじんじゃさい)が始まった。宮司から
「一番觸」の声がかかると、長老の合図を受けて煙火があがるのを待って先供の世話方より觸榊(ふれさかき)が御山役(おやまやく)に渡され、野次(やじ)と呼ばれるお付きたちと共に觸番(ふればん)が觸鈴(ふれすず)を打ち鳴らしながら山を下り、「いちばーんぶれー」と連呼しながら総社までの約1kmの道中を走り、全戸消灯となる神輿渡御が近いことを知らせた。 |
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神事 【九】 〜切り幣(きりぬさ)の舞う山神社祭〜 00:12
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神事 【拾】 〜祝詞奏上〜 00:12:30
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神事 【拾壱】 〜一番觸の出発〜 00:14
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久野宮司の「二番觸」の声を待って二発目の煙火が打ち上げられると、それを合図に拝殿はじめ神輿渡御の道筋の照明が全て消された。ここからはカメラの電源を切り、二番の觸榊が手渡されて「にばーんぶれー」と連呼しながら觸番が出発すると、その後を追って総社に向かったので、二番觸・三番觸と神輿の姿を撮影することはできなかった。 |
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見付天神裸祭は、矢奈比賣(やなひめ)神社(見付天神)の女神・矢奈比賣が遠江国の総社である淡海国玉神社の男神・大国主命のもとへ一夜の逢瀬を楽しむために神輿渡御する祭である。女神が渡御する姿を見られたくないとの思いからか、神輿渡御の際は、沿道の全ての照明が落とされ、暗闇の中で密かに渡御が行われる。 |
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▲▼ 見付天神では、二番觸出発の煙火の合図で明かりが消されると、暗闇の中で鬼踊りに興ずる裸っぽの間を輿番が割って入り、神輿をお掻込(かいこ)み状態にして拝殿を下り、山神社まで近づくと、三番觸が出発する。觸番は神輿から離れないよう、ゆっくりと先導し、「さんばーんぶれ」と語尾を延ばさないように注意しながら連呼する。 |
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暗闇の中で輿番が抱え持つ神輿が参道を下り、その後を追随する裸っぽたちを〆切たちが榊で鞭打ちながら狼藉を阻止する戦いが繰り広げられる。旧東海道に出ると、輿番たちは神輿を担ぎ上げ、総社に向かって小走りに進む。 |
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篝火のそばを渡御する神輿/総社石鳥居 2009.9.27 00:33
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▲▼ 暗闇の街道に唯一西中区の舞車(まいぐるま)の提灯1個が点灯し、総社入口を示している。神輿はその前を右折して総社の参道に入る。舞車の提灯と御神酒献上係がその後に従う。拝殿前の総社門は低いため、輿番は神輿をお掻込(かいこ)み状態にして通過し、拝殿に到着する。 |
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なお、輿番が東中区・地脇の場合は、神輿の擬宝珠など飾り物を外してから総社門を通過する。
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神輿が御旅所の総社に到着すると、煙火1発が上がり、それを合図に町内は光を取り戻し、ここから再びフラッシュ撮影が可能となった。
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御旅所の総社に到着した宮神輿 00:34:40
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神輿に飾り物を取り付ける輿番たち 00:34:50
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神輿を守り切った締切(しめきり)たち / 総社拝殿前 00:35:20
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▼ 総社拝殿では、輿番が神輿を拝殿の西側に安置し、無事に大役を果たして拝殿を退出。神輿のそばには神職と先供係、舞車の御神酒献上係が残り、神輿総社着御祭(みこし・そうしゃ・ちゃくぎょさい)が執り行われた。 |
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清めの布を銜えた氏子二人の先導で拝殿を退出する輿番たち 00:36:20
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大任を終えた汗だくの輿番たち
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拍手で輿番を見送る締切たち 00:36:40
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神輿先供係によって整えられた神輿 00:37
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西中区・舞車(馬場町)による御神酒献上 00:38:40
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▼ 総社ではまだ神事が行われている一方で、神輿渡御にお供してきた裸っぽたちは、総社の西(左)の注連縄(しめなわ)に囲まれた腰みの納め所(こしみのおさめどころ)で腰蓑と草鞋を納めたあと、三々五々帰途に着いた。 |
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腰みの納め所/総社(御旅所) 00:39
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こしみのを おさめてひらく あきまつり |
Autumn festival,
finished with putting a straw skirt in the sacred place. |
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腰蓑と草鞋の回収 00:40
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腰蓑と草鞋を納めて総社門から引き上げる裸っぽたち 00:41:30
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▼
西中区二番觸は、腰蓑を納めた後、拝殿前で隊列を整え、赤い觸鈴を持つ幹部たちを先頭に一団となって行進し、町会所に向かった。 |
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総社を引き上げる西中区・二番觸 【壱】 〜隊列を整えて退場〜 00:42:40
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総社を引き上げる西中区二番觸 【弐】 〜旧東海道に出る〜 00:43
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▼ 一行は町会所前の車道に着くと、午前1時に交通規制が解かれるまで、最後の裸練りを楽しんだ。拝殿では人が多すぎて十分に発散することができなかったので、觸鈴を振り回して、鬼踊りに興じた。 |
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二番觸・会所前の鬼踊り 00:47
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全ての行事が終わり、一人の落伍者もなく、片山邸に引き揚げてきた和田グループは、褌を解いて更衣したあと、片山梯団長を囲んで全員で乾杯した。 |
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深夜の直会で乾杯! / 片山邸 01:17
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▼ 歓談途中で、和田グループ代表は、片山邸から松本邸にシフトし、再度乾杯。奥様の手料理に舌鼓を打ちながら午前3時頃まで交歓させて頂いた。皆様、ご苦労様でした。また、来年、お会いしましょう! |
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鈴木保存会会長を囲む直会! / 松本邸 02:18
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OLYMPUS OM-D
EM-1
M.ZUIKO DIGITAL
ED 12-40mm F2.8 PRO
2,037万画素
6,800枚
56.7GB
撮影 2017年9月20,23-24日
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編集後記
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● 磐田市への旅は、平成21年(2009)以来、今回で9度目となり、初秋の恒例行事となった。毎年確実に詳しくなり、感動も大きい。 |
見付天神裸祭保存会には、初めて取材したときから和田グループの参加を認めていただき、今年は新人2人を含む総勢6人が裸祭の醍醐味を体感させて頂いた。 |
見付天神裸祭は、国の重要無形民俗文化財に指定された数少ない裸祭であるばかりでなく、神事と祭事、静と動とが見事に調和した美しくて勇壮な祭礼であり、今年も終生心に残る素晴らしい体験をさせて頂いた。 |
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● 平成30年(2018)1月25日(木)、8頁265枚303MBの感動巨編「見付天神裸祭'17」がようやく完成した。昨年の秋、我が家をスケルトン・リフォームするため、3ヵ月間の仮住まいを余儀なくされ、施工業者との打ち合わせやモデル・ルームの見学、荷造りや二回の引越作業など、関連作業が忙しく、編集が大幅に遅れてしまい、年越しの完成となったが、作業が遅延しても手抜きは一切しておらず、新鋭機
OLYMPUS OM-D E-M1 MarkII
で切り取ったビビッドでシャープな大画面をたっぷりと堪能頂きたい。
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★☆★彡 |
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● 一時期、褌の代わりにパンツを認めたことから、伝統の裸褌文化に乱れが生じていたが、保存会の懸命の指導啓蒙により、毎年、装束違反者が減少し
ていることは誠に喜ばしい。しかし、祭組によっては、浜垢離・御大祭ともにルールを知りつつもあえてパンツやハンダコ姿で堂々と参加していることも事実であり、指導者のなお一層のモラル(士気)の向上を望みたい。
私の作品の中では、全員褌が守られているかのように見えるが、パンツ姿が目立つ写真をボツにしているためで、実際は装束違反が散見される。毎年、警鐘を鳴らしてもルール違反を根絶できないのは、見付では他の祭組に干渉しないという文化が根強く残っているからなのだろうか。
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謝 辞 |
このたびは、見付天神裸祭の取材にあたり、全国連和田グループ第九期6名を快く受け入れて頂き、随所で歓待を受けたばかりでなく、祭のロマンと感動を皆様方と共有する喜びを分け与えて頂きました。鈴木亮司会長はじめ見付天神裸祭保存会の皆様、そして地元でお世話になった多くの方々に心から御礼申し上げますと共に、これからも、保存会特別取材班として、皆様の晴れ姿を激写して記録保存し、世界に発信することで、ご厚誼に報いたいと思っております。皆様方の今後益々のご発展ご健勝を祈念しております。有り難うございました。
2018.01.25 和田義男 〈 拝 〉 |
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日本の裸祭り〈第223集/105種〉「見付天神裸祭'17」 |
撮影・制作 : 和田義男 |
平成30年(2018)01月25日
作品:第1作 画像:265(大261+小4) 頁数:8 ファイル数:538 ファイル容量:303MB
平成12年(2000)〜平成30年(2018) 作品数:522 頁数:2,139 ファイル数:99,490 ファイル容量:23,707MB |
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スライドショーDVD写真集 |
静岡県 |
磐田市 |
見付 |
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平成26年(2014)・平成28年(2016)・平成29年(2017)9月の記録 |
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今年で9年目8回の取材となった見附天神裸祭の名シーンを多数納めた最近3年分の写真集は、収録画数1012枚、上映時間88分の大作となり、CDに入りきれなくなったのでDVD化しました。保存会やお世話になった方々にお送りした永久保存版と同等品です。1230万・2000万画素の原画を同梱しましたので、個人で楽しむ限り、最大A3までプリント・アウトできます。 ご希望の方に1枚2000円でお分けします。 日本の祭CD・DVD完成! |
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【14c】
見附天神裸祭平成29年(2017)版 |
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