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 旅紀行日本の裸祭り

2012228日改訂

 

 

 

今 日

昨 日

♪メドレー「春の海」

寒禊海鮮鍋に舌鼓  北舟

 

Midwinter ablutions, smacking lips over a bowl of hot seafood.

2010年2月5日制作

栗原崇次(くりはら・たかつぐ)宮司を囲んで和気藹々の昼食会/斎館 12:14

拡大写真(1600X1200)360KB

栗原崇次宮司を囲んで和気藹々の昼食会/玉前神社・斎館(千葉県長生郡一宮町)
神紋:十五弁菊花   上総国一ノ宮   神紋:尾長右三つ巴

玉前神社大寒禊

海鮮鍋

大祓詞 海浜禊 雄詰剣 海鮮鍋 和田義男
▼ 大寒禊が終わったあと、11時半までに神社に集合とのことだったので、再度タクシーに乗り、駅の西にある玉前神社に行った。現在、神殿は白いキャンバスで囲まれており平成の大修理中だった。赤鳥居が一の鳥居でその奥に石造の二の鳥居が見える。
 千葉県長生郡一宮町に鎮座する玉前神社(たまさきじんじゃ)は、延喜式神名帳では式内社、名神大社に分類されている上総国の一ノ宮である。明治以降の旧社格は国幣中社、現在は神社本庁包括の別表神社となっている。
 永禄年間(1558〜1570)の戦火により、社殿や記録類が焼失したため、創建年代は不明であるが、少なくとも鎮座以来1200年以上経過していることは間違いないといわれる。祭神は玉依姫命(たまよりひめのみこと)で、初代天皇である神武天皇の母上にあたる。
 玉依姫命は海神である綿津見大神(わたつみのおおかみ)の子で、豊玉毘売命(とよたまひめのみこと)の妹に当たる。海の恩恵を受ける一宮町にふさわしい祭神であり、大寒禊では、神社を背にして、海原に向かって拝礼し、大祓詞を斉唱していたのは、祓戸大~(はらえどのおおかみ)たちのほか、海神への拝礼でもあったと考えられる。尤も、大寒禊の趣旨は八百万(やおよろず)の神々への願いなのであるが・・・。

玉前神社たまさきじんじゃ

入口 11:30

玉前神社入口 11:30

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▼ 玉前神社の境内には、千葉の県木「イヌマキ」が大小20本余り群生している。一番の長老は本殿東側の樹高20m・幹囲3.26mの巨木で、樹齢300年といわれている。高野槇(こうやまき)と同様、玉前神社槇(たまさきじんじゃまき)と名付けられ、「一宮町指定文化財 天然記念物」となっている。その他、ご神木の「なんじゃもんじゃ」と呼ばれるイスの木や、ザクロ・イチョウを始めケヤキ・クスノキ・シイノキ・サクラなど多彩な樹木が見られる。

玉前神社槇たまさきじんじゃまき

の群生

玉前神社槇の群生

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▼ 本殿西側のマキの大樹のそばに立てられた句碑の表面中央には、風化して読みにくくなっているが、「たかき屋にの御製の有難を今も猶 叡慮にて賑ふたみや庭かまど はせを」と大書されている。「はせを」は芭蕉のことで、元禄元年(1688)秋冬の頃の作で、仁徳天皇の聖徳を称えたものであるという。

松尾芭蕉まつおばしょう

の句碑

松尾芭蕉の句碑

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左端には「名にしおはゞ名取草より社宮哉 金波」の句を発句とする表十句が刻んであり上総千町村(現茂原市千町)の俳人・起名庵金波(河野五郎兵衛)一門によって建てられたもので、書も金波のものといわれている。

玉前神社参集殿

玉前神社参集殿

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▲▼ しばらく休憩所で待機していたところ、鉄筋コンクリート製のモダンな参集殿(さんしゅうでん)に案内され、拝殿で参拝した。禊会場での説明が十分でなかったせいか、参加者が7〜8人と少なかったのが残念である。

玉前神社拝殿にて参拝 11:44

玉前神社拝殿にて参拝 11:44

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▼ 目に付いたのは、御神体の鏡の台に施された立派な波の彫り物。南総には江戸時代「波の伊八」と呼ばれる有名な彫刻師がいたようで、本人かその一門が彫ったものではないかとも推測される。来歴を調べて宣伝すれば参拝者に喜んでもらえるのではなかろうか。
波を彫刻した見事な鏡台

波を彫刻した見事な鏡台

巫女の舞 11:46

巫女の舞 11:46

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▲▼ 拝殿では神職のお祓いを受けたあと巫女の舞に続いて鈴による巫女のお祓いを受け、最後にスーツ姿の宮嵜道彦の玉串奉奠(たまぐしほうてん)にあわせて参列者全員が拝礼した。
宮嵜道彦による

玉串奉奠たまぐしほうてん

宮嵜道彦による玉串奉奠

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栗原崇次くりはらたかつぐ

宮司の挨拶

栗原崇次(くりはらたかつぐ)宮司の挨拶

御神酒おみき

奉仕コーナー

御神酒奉仕コーナー

▲▼ 最後に、栗原崇次(くりはら・たかつぐ)宮司が挨拶しで参拝が終了した。参加者は御神酒を頂いて、退出した。

御神酒おみき

を頂く

御神酒を頂く

立派な二基の宮神輿の展示/参集殿

立派な二基の宮神輿の展示/参集殿

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斎館さいかん

に移動 11:56

斎館に移動 11:56

▼ 大寒禊一行は、斎館(さいかん)に移動し、昼食会となった。最初に甘酒が振る舞われたあと、寒鰤や海老などの魚類や野菜がタップリ入った海鮮鍋とおにぎりソーセージ鏡餅を砕いて炒ったと思われる霰(あられ)が出された。私もご相伴にあずかったが、身体が温まり、美味しく頂けた。
暖かい甘酒と海鮮鍋の奉仕

暖かい甘酒と海鮮鍋の奉仕

  寒禊海鮮鍋に舌鼓  北舟 

かんみそぎ かいせんなべに したつづみ

Midwinter ablutions, smacking lips over a bowl of hot seafood.

栗原崇次(くりはら・たかつぐ)宮司を囲んで和気藹々の昼食会/斎館 12:14

栗原崇次(くりはら・たかつぐ)宮司を囲んで和気藹々の昼食会/斎館 12:14

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和田義男

 
撮 影

2010年1月24日

OLYMPUS E-30 
  
 
★☆★彡

12-60mm
 
1230万画素 1070枚 

2.62GB 
 

 昼食会のホストは、栗原崇次(くりはら・たかつぐ)宮司が自ら担当され、食事を頂きながら最後まで歓談させて頂いた。気さくな方で、私が会話を独占しないようにしたが、結局、水浴和田グループとの歓談が主となってしまって、反省している。写真上は、最長老76歳で参加された羽場さんと宮司との歓談風景である。
 記念すべき第一回大寒禊の道彦をつとめられた君津市・人見神社禰宜の宮嵜慎(みやざきひろし)さんは、スーツ姿で宮司の隣に正座され、終始歓談に耳を傾けておられたが、奥ゆかしくも逞しい好青年で、来年以降も道彦を続けてゆかれれば、大寒禊の顔となるだろう。

 今回新たに大寒禊を始められた理由を宮司にお聞きしたところ、1年4ヵ月ほど前に着任されたときから町興しのことを考えておられ、夏に行っていた禊を冬もやろうということで始められたそうである。栗原宮司の素晴らしいアイデアで、この大寒禊が生まれ、やがて伝統となって次代に引き継がれていくことを想像すると、とても感動的で、上総一ノ宮の新たな歴史の1頁に記録される記念行事に参画できたことを嬉しく、また、光栄に思った。
 
 今回の禊には保険がかけられており、宮司の細やかな配慮に感服した。来年も必ず取材して、この新事業がどのように展開してゆくのかをフォローしてゆきたい。私の作品を見た人が全国から多数参加して、大きく発展してゆくことを祈念しながら神社を後にし、水行和田グループ4人は徒歩で上総一ノ宮駅に向かった。

謝  辞

 このたびは、栗原宮司はじめ玉前神社の皆様と道彦の宮嵜様には、新たな歴史の一頁を飾る記念すべき貴重な神事に、快く密着取材させて頂いたことを衷心より御礼申し上げます。今後ともどうか宜しくお願いします。貴社の今後益々のご発展を祈念しております。有り難うございました。〈 拝 〉 2010.2.5 和田義男

日本の裸祭り第106集 「玉前神社大寒禊」

撮影・制作:和田義男

  平成22年(2010)2月5日 作品:第5作 画像:(大53+小13) 頁数:4 ファイル数:134 ファイル容量:35.2MB
  
平成12年(2000)〜平成22年(2010) 作品数:353 頁数:1,328 ファイル数:55,185 ファイル容量:7,852MB
  海原の大寒禊九十九里  北舟 

うなばらの だいかんみそぎ くじゅうくり

Kujyukuri, purification of the coldest season in the ocean.

編集子の選ぶ傑作

砕けた磯波!

砕けた磯波!

拡大写真(2500X1900)664KB

読者からのお便り

2010年1月28日(木)曇  橋本絹子  様より

Re: 「玉前神社大寒禊」速報! 今日は、何時もご丁寧なお返事に感謝して居ます。豊後正月裸祭りと玉前神社大寒禊拝見しました。雪の上を褌一丁で歩かれて居るのを見るだけで寒くなりますね。禊をする人達は精神力が強いのですね、

玉前神社大寒禊には外国の方も参加され 大祓詞をすらすら読まれたとか 素晴らしいですよね。クイズに大学出の方が参加して居ますが 簡単な文字が読めない人達が多いのですよ 吃驚しました。俳句も全部赴きのある実体験しないと詠めない句ですね 素晴らしいと思いました。何時も楽しみにして居ます。有難う御座いました。
 
今晩は。お便り有り難うございました。日本の冬は裸祭りのシーズンで、外国では絶対にありえない文化ですね。裸文化を後進性や恥ずかしみを感ずる人が多いと思いますが、私は、日本人として誇りに思う文化だと思っています。

俳句はなかなか上達しませんが、情熱だけはありますので、これからも続けてゆきたいと思います。橋本さんに応援して頂き、とても嬉しく思います。有り難うございました。
2010年1月27日(水)晴  新尺俊勝  様より

上総一ノ宮大寒禊 いつもお世話になっております。群馬の新尺です。 連絡遅くなりました。当日は羽場様と共に千葉駅からご同席、ありがとうございました。

 当日は快晴の九十九里。真っ青い空に彼方まで続く白い浜は言葉にならない開放感がありました。禊ぎ神事は鳥舟、雄健、雄詰、息吹行事と進んだ後、いよいよ寒禊ぎ・海へ。波打ち際は以外と波の力が強く、しっかり立っていないと波頭に押し返されるのですが、道彦の先生が居られるあたりは胸までの深さがあり、以外としっかり立っていることができました。ただ先生に会わせて大祓詞を最後までしっかりと唱えることができなかったのが残念でした。来年は暗記する程度まで練習しておく必要がありますね。

 終わった後は、潮を拭き取るのに水を用意していたのですが、タンク車のお湯が準備してあるとはとてもありがたかったです。まるで銭湯にでも入っているかのよう。浜で銭湯とは、準備された方々一人一人にお礼を言いたいほど感激でした。その後の神事・直来では、やはり直接帰られた方がおられたのは残念でした。海鮮鍋はとても美味だったのにもったいないですね。

 ところで、玉前神社の宮司さんはもしかしたらすごい方かなと思います。宮司さんは「玉前神社の神様はいつもお考えをイメージで伝えてこられるんです。私の体調がすぐれなくてはっきり言葉でわからないのが口惜しい...」とのこと。いつも神社・神と氏子や上総一ノ宮の街のことを第一考えておられる、そして何度も脳内出血ぎりぎりの生死の境?を経験された人だけが経験できることなのでしょう。本当に頭が下がります。

 それともう一つびっくりしたのは、御神体の鏡の台になっている波の彫り物。南総には江戸時代「波の伊八」と呼ばれる有名な彫刻師がいたと聞いています。もしかしたら本人か、またはその一門が彫ったものではないでしょうか?

 今回の禊ぎは、自分の心身の鍛練など、比べにならないほどとても大切なものを見つけた神事でした。和田様、本当にありがとうございました。
 
おはようございます。お便り有り難うございました。日曜日は、ご苦労様でした。素晴らしい感想文、じっくりと読ませて頂きました。海浜禊のポイントは、なるべく沖に行き、砕け波を受けない場所を見つけることでしょうね。波に備えて身体を踏ん張ったりする必要があり、斉唱に専念できなかったというのが、共通の感想のようです。しかし、爽快感も共通の感想なので、素晴らしい大寒禊であったことは間違いありませんね。来年も大いに期待したいと思います。

栗原宮司は、とても気さくな方で、普通、挨拶程度で終わるのですが、昼食会のホスト役を買って出られたことに驚きました。最後まで、話が弾み、鍋物を頂きながらの歓談を楽しませていただきました。おっしゃるように、神の啓示でしょうか、夢告というのでしょうか、インスピレーションを感じた体験談をお話頂きました。オルレアンの少女ジャンヌダルクが神のお告げを聞き、フランスを救ったという実話を思い出しましたが、何かのきっかけで新しい歴史が生まれるのは、素晴らしいことですね。

拝殿の鏡台の彫り物は、素晴らしいですね。玉前神社の名品といえるものではないでしょうか。来歴を調べ、宣伝すれば、参拝者も喜ばれることでしょう。

旅に出れば、必ず出会いや浪漫、感動がありますね。今回、4人で参加して本当に良かったですね。来年も宜しくお願いします。有り難うございました。
2010年1月26日(火)晴  羽場左近  様より

「玉前神社大寒禊」深謝。 この度の玉前神社大寒禊、大変お世話様になりました。行事へのお誘い、往復のご同行、タクシ−手配等々有り難う御座いました。お蔭様で、初めての海での行に安心して参加専念できました。また、新尺様 松本様もご一緒で大変心強く、何かとお力添え頂きました。和田様 さぞ、お疲れだったことでしょう。
 
 以下に気付いたことを認めます。御嶽神社、鉄砲洲稲荷神社、今回と参加してみましたが、禊の方法は異るものの、本質は、当然のことながら同じですね。神への感謝を通して自身を省み、新たな出発点とすること、でしょうか…。初回で事故も無く、非常に有意義な禊だったと思います。
 
 道彦も慣れた方々で、指導も大変よかったと思います。ただ、大波に対峙しての大祓詞の斉唱は、祈りへの集中心を削ぎました。無我夢中で所要時間も非常に短かく感じました。諳んじているなら兎も角、「祓戸大神」と連呼しながらの合掌で充分です。隣の外国人青年の流暢な日本語での朗読に驚き、わが身を恥じました。祝詞は、準備運動の前にやればよいでしょう。

 事後の社務所での神事・鍋会の参加者の半減は、主催者にお気の毒でした。現地の交通事情、指示の不徹底で多くが、其の儘帰ったものと思われます。鍋会は、甘酒・ぶり煮込鍋・お握り等々美味しく量も充分でした。関係者の方々のご苦労が偲ばれ、感謝の念にかられました。会食中、参加最高齢者とのことで、朝日新聞のインタビユ-を受けました。身に余る光栄と快諾致しました。後日、送付下さる由、さて、如何なる記事か楽しみです。 
 
 健康に留意し、次回も是非参加したいと思っております。なにとぞ、宜しくお願い致します。遅ればせながら、御礼申し上げます。
厳寒のみぎり、ご自愛下さい。

≪追伸≫ 先刻電送頂きました当日の記録写真、楽しみに鑑賞させて頂きます。重ねて御礼申し上げます。ロ頑張ってダイエットしようと思っています。しかし、本日新聞の発送が完了したので、夕飯は鍋で祝杯をあげてしまいました。
 
おはようございます。先日はお疲れ様でした。長文の感想文、有り難うございました。玉前神社にとっては初めての寒中禊だったので、説明不足などがありましたが、来年は改善されていかれることと思います。ご家族でみそぎされた眼鏡の方は、権禰宜の久松広樹さんでした。みなさん、真摯に取り組んでおられ、とても好感が持てました。海中禊のそばにはサーフライダーたちが波乗りを楽しむ姿があり、違和感がありました。禊場をもう少し南にすれば、サーフィンに煩わされることがないのではないかと思われました。

朝日新聞の記事が送られてきましたら、お知らせ下さい。羽馬さんは理想的な体格ですので、ダイエットは不要ではないでしょうか。(^^ これからも宜しくお願いします。今年のご発展、ご健勝を祈念しております。有り難うございました。
2010年1月26日(火)晴  松本高明  様より

玉前神社大寒禊の感想 松本です。玉前神社の大寒禊に参加できて、とても良かったです。ありがとうございました。澄み渡った青空の下、太平洋を前にしての禊。海水の冷たさは心配していたほどではなく、晴天に恵まれたこともあって、とても爽快な気分でした。雄健では、水平線まで届け!とばかりに大声を出せたと思います。終了後のタンク車による「湯」のサービスは嬉しいですね。そのあとは神社に参拝して食事しておしまいと思っていましたが、お祓いまでしていただけたのはとてもありがたいと思いました。

今回は、海ならではの試練?がありました。傾斜のある砂浜での褌ランニングと鳥船〜氣吹は、何度も砂に足をとられそうになり、姿勢をうまく保てず、ちょっと大変でした。海に入ってからは、ある程度の深さまでたどり着く前に、次々と押し寄せる波で何度もよろけ、立ち上がろうとしても岸から戻る海水の流れに足をとられてなかなか立ち上がれず、大祓詞の書かれた紙は破れ、いつの間にか波にさらわれてしまいました。文字通り、波に揉まれている間に禊が終わってしまった、という感じでした。朝、浜辺に着いたときは「波は穏やかだな」と思ったのですが、考えてみれば、サーファーが集まっている海の波が穏やかなはずがありませんよね。私は何を勘違いしていたのでしょう…。

褌と鉢巻が回収というのはちょっと残念でしたね。鉢巻は神社の名前が入っていましたので良い記念になる、と思っていたのですが。実は、受付のとき、私は褌を2枚もらっていました。何も説明がなかったので、受付の人が間違って2枚とってしまったのかも知れません。最初はまったくわからなかったのですが、褌一丁になる前にふと手元を見ると、あれ?紐が4本あるぞ?と気付き、2枚あることがわかったのです。そのうち1枚を締め、もう1枚はバッグの中に入れたままだったので、結果としてそのまま持ち帰ってくることになってしまいました。家に帰って寸法を測ってみたところ、褌の長さ115cm、幅33.5cm、紐の長さ145cmで、柔らかくて肌触りも良いな、と感じました。晒の一端に真田紐を縫い付けただけの簡素なものでしたが、もしかしたら、神社での手作りだったのでしょうか?褌鉢巻の回収も「持って帰りたい」という人がいることを想定していなかったのかもしれませんね。年配の人でも越中褌の締め方を知らない人がいたくらいですから「持って帰れ」と言っても参加者は困るだろうから回収しよう、と決めたのかな?と思いました。

慣れていない砂浜と海中での足の踏ん張りのせいか、その日のうちに筋肉痛が現れました。今回は、恥ずかしながら、波を受けるので精いっぱいでしたので、これから何回か海に通い、浸かり、砂浜歩きと波の勢いに慣れなきゃ、と思いました。鐵砲洲に続き、参加を続けたい行事がまたひとつ増えました。ありがとうございました。
 
おはようございます。日曜日は、お疲れ様でした。長文の感想文、有り難うございます。初めての太平洋での大寒禊でしたが、気に入って頂けたようで、光栄です。宮司主宰の昼食会まで用意されており、至れり尽くせりでした。

海に入るとき、我先に走っていった若者たちがいましたが、道彦はゆっくりと歩いて海に入りました。参加者たちは、道彦の後に続いて、整然と海に入るべきで、道彦の説明が足りませんでした。若者たちは、元気が良いのはいいとして、興味本位ではしゃいでおり、最初に、神事であることを説明し、マナーについてキチッと指導すべきでしょう。松本さんは走る必要はなかったのですが、走られたのですね。

貸与された越中褌は、デパートなどで販売されている廉価品のように、布テープの紐を縫いつけ、前垂れの先端を縫っただけで、病院の売店で売られている使い捨てのT字帯と同じものでした。鐵砲洲の方もデパートなどで販売されているものですが、木綿の袋縫いの紐でしたので、下着として使えます。袋に入っておらず、そのまま手渡されましたので、二枚がだぶっていたようです。袋入りを渡すとゴミになるので、わざわざ袋から出していたとすれば、細かな心配りだと思います。一枚記念に持ち帰れて良かったですね。

来年もご一緒したいと思いますので、宜しくお願いします。有り難うございました。
 
2010年1月27日(水)晴  松本高明  様より

大寒禊の補足 松本です。早速のお返事ありがとうございます。ランニングの件について、補足させていただきます。

鐵砲洲で神社周辺の公道ランニングがあったように、先日の玉前神社大寒禊でも、最初の鳥船の前に、砂浜に立てられた看板(鳥船の中で唱和?する和歌の書かれた看板)の周りを2周する、道彦主導のランニングがありました。先日のメールに書いた「褌ランニング」は、この準備運動的なランニングのことです。言葉が足らず、申し訳ありません。現在の私の足の状態では、押し寄せる波に駆け足で挑むことなど、とても無理です…。

ランニングの途中、何回か足が砂の中に「ズボッ」と入ることがありました。その際、つま先に無理な力がかかったのか、帰宅して靴下を脱いだら、右足の親指の付け根の周辺が内出血していまして、2日経ってもまだ引いていません。ですが、痛みや歩行への支障はありませんので、大丈夫です。次回の禊のために、少しでも砂浜に慣れておこうと思います。
 
おはようございます。補足説明、有り難うございました。最初にランニングがあり、和歌の看板を2周されたんですね。そのときは、ギャラリーが多く、どのようにして撮影すべきか考え中で、見ていたにもかかわらず記憶にありませんでした。(^^; 

乾燥した砂浜を裸足で駆けるのは不安定で、足の局所に負担がかかりますので、松本さんのように親指に内出血するアクシデントが生まれたんですね。むしろ波打ち際の砂浜は、波に洗われて平坦になっていて、海水に濡れて締まっていますので、走っても大丈夫です。来年からは、乾いてでこぼこの砂浜は、走らない方が良いでしょう。無理をしない方が賢明です。貴重な教訓、有り難うございました。
2010年1月20日(水)晴  皆  様へ

上総一ノ宮大寒禊のお誘い 今晩は。来る1月24日(日)午前10時から玉前(たまさき)神社が九十九里浜で初めて大寒禊を開催するため、取材に行くことにしています。玉前神社は、千葉県・上総国(かずさのくに)の一ノ宮で、今年から寒中禊の新たな歴史をスタートさせることになりました。 玉前神社公式ホームページ


神社に取材を申し入れており、初回は20人ほどの申込があるようですが、ご都合のつく方は参加しませんか。初回の参加ですので、値打ちがあります。神社から送って頂いたPDFを添付しましたので、希望される方は直接申し込んで下さい。

大寒禊の集合場所は、地先の一ノ宮海岸です。上総一ノ宮駅からタクシーで行けます。テントを張ってあるので分かるということでした。参加者は10時までに集合してください。

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■== Wa☆Daフォトギャラリー url: http://wadaphoto.jp/ ==■
■== mail: master@wadaphoto.jp ==■
□== 和田義男 ==============================================□


配信を希望されない方は、「配信停止」と書いて、お知らせ下さい。

「玉前神社大寒禊」募集広告

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資料:玉前神社社務所

2010年1月20日(水)晴  新尺俊勝  様より

Re: 上総一ノ宮大寒禊のお誘い いつもお世話になっております。群馬の新尺です。先ほど玉前神社のHPを確認しました。当日は0904に上総一ノ宮駅着で行く予定です。ただ、浜でテントがすぐに見つかるか心配ですが。では、当日よろしくお願いします。
 
新尺 様 今晩は。お便り有り難うございました。ご一緒できて光栄です。千葉0817発、上総一ノ宮0904着の電車ですね。東京駅0719発の総武線快速に乗り、0758千葉に着けば間に合います。新尺さんと東京駅で合流できそうですね。

他の方の回答も届いていますが、先約があったりして、今のところ新尺さんだけです。まだ、増えるかも知れませんが・・・。

神社の電話番号を携帯に入れましたので、分からなければ照会します。余裕をもって到着しますので、大丈夫だと思います。どうか宜しくお願いします。有り難うございました。

2010年1月21日(木)晴  三木芳樹  様より

Re: 上総一ノ宮大寒禊のお誘い 先日の江ノ島はお会いできず残念でした。暖かい日が続いておりましたが、そろそろ冬に逆戻りのようですね。やはり冬は寒いほうが身も心も引き締まりいいですね。

さて、上総一ノ宮大寒禊ぎのお誘いありがとうございます。第一回ということですから是非是非参加したいところですが、当日はあいにくとポランティアガイドグループの年次総会に出席することになっており、残念ですが参加見合わせます。どうぞ、初めて禊ぎをする方々の範をとっていただき、素晴らしい禊ぎ大会になることをお祈りしております。

先日の江ノ島はお会いできず残念でした。今年は天候にも恵まれ無風状態での海中渡御となりましたが、波も穏やかだったため胸まで海につかりましたが海からあがった後も全然ふるえがこず、豚汁も落ち着いて頂けました。なお、主催者から指示がでたようで振り袖神輿はおろか、新成人が神輿にあがったのは発進のおりと手締めの時だけで、海中渡御中はいっさい神輿に人を乗せませんでした。今後も踏襲するとすると和田さんには撮影意欲がそがれることになるかもしれませんね。

それでは、一ノ宮お気をつけて大いに楽しんでらしてください。

こんにちは。お便り有り難うございました。雄大な大海原での寒中禊は、初めての経験ですので、楽しみにしています。

江ノ島寒中神輿錬成会の内容が今年から変わり、神輿の上に新成人を乗せたまま海に繰り出す光景が見られなくなったとのこと、とても残念ですね。三社祭を参考にされたのかも知れませんね。カラフルな褌姿が見られるのは、このときだけですので、まだ、撮影意欲は残っています。来年、天気が良ければ、取材したいと思っています。こちらは、ご一緒しましょう。有り難うございました。

2010年1月23日(木)晴  衷鼾カ近  様より

「玉前神社大寒禊」 参加致します。 大寒の節 過日は、有意義な禊に参加させて頂き深謝致します。おかげさまで元気百倍、爽快な日々を送っております。毎々、迫力ある記録写真を、そして、此のたびは大寒禊のご案内。重ねて御礼申し上げます。

 早速ですが、昨夕刻、神社宛電話にて参加申込みをし、了承頂きました。その際和田様のご紹介である旨、申し添えました。少々急故、思案しましたが大海原での禊は初体験、絶好の機会。また格別の感慨あるものと、予定調整し意を決しました。新尺様もご参加、是非皆様とご一緒させて下さい。どうぞ、宜しくお願い致します。
  
《参》 以下、社務所担当者(鵜沢氏)に確認した事項です。
     1.着駅からはタクシーで約5分。「一ノ宮海岸地引小屋隣」と指示すればわかるそうです。
    2.ビーチサンダル持参の要あり(?)(私見)
   3.禊後、洗足用(?)の湯が用意される模様です。

おはようございます。お便り有り難うございました。第1回目の記念すべき玉前神社の大寒禊に参加されるとのこと、大変嬉しく思います。どうか宜しくお願いします。明日は、絶好の禊日和ですね。太平洋の大海原での水浴は、気分爽快だと思います。私もご一緒したいくらいですが、今回は、撮影に専念します。(^^

ビーチサンダルは、持参品に入っていませんので、裸足だと思われます。夏ではないので、砂が焼けていて歩けないようなことはないでしょう。衣装統一の見地から、神社の指示に従った方がよろしいかと思いますが、一応持参されてもよいと思います。明日、楽しみにしています。有り難うございました。

2010年1月23日(木)晴  松本高明  様より

玉前神社大寒禊について 松本です。参加のお誘い、ありがとうございます。私も参加することにしました。私は八丁堀から京葉線で蘇我へ向かい、上総一ノ宮9:04着の安房鴨川行きに乗る予定でいます。玉前神社から、禊の場所の目印がついた地図をメールで送っていただきましたので、印刷して持参します。大海原での禊、初体験です。とても楽しみです。よろしくお願いいたします。

おはようございます。お便り有り難うございました。これで、当日は、水浴和田グループ1期生から新尺さん、衷黷ウん、松本さんの3人が参加することになり、とても嬉しく思います。上総一ノ宮駅前から4人が1台のタクシーで禊会場に向かいたいと思いますので、宜しくお願いします。明日、楽しみですね。有り難うございました。
大祓詞 海浜禊 雄詰剣 海鮮鍋 和田義男
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