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前夜祭に参加する天下祭参加者たちは、2月11日(土)午後5時までに社務所に集合したあと、松平東照宮拝殿に移動し、午後5時15分から「安全祈願」が行われた。 |
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前夜祭の |
大禊 |
に参加する男性たち/松平東照宮拝殿 2012.2.11 17:15 |
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天下祭の安全祈願 |
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▲▼ 安全祈願は、拝殿に正座した参加者たちが見守るなか、神職が太鼓を打ち鳴らして始まった。最初に、大幣(おおぬさ)により御祓いが行われた後、大河原宮司による祝詞(のりと)奏上と神職四人による座位の玉串奉奠(たまぐしほうてん)が行われた。 |
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大河原宮司による |
祝詞奏上 |
17:23 |
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▲▼ 続いて座主三人、水姫二人と原田委員長に玉串が渡され、順番に立位(りつい)による玉串奉奠を行って神事を締めくくった。 |
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水姫 |
たちの |
玉串奉奠 |
17:33 |
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原田好夫委員長の |
玉串奉奠 |
17:34 |
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▼ 安全祈願が終わると、大河内宮司から座主に楷書で「崇(しゅう)」と墨書された大絵馬と彫刻道具、願布(ねがいぬの)が授与された。 |
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宮司から「 |
崇 |
」の大絵馬を託された座主たち 17:37 |
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▲▼ 最後に、安全祈願の参列者全員が拝殿に用意された御神酒(おみき)を飲み干したあと、社務所に戻った。 |
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拝殿で |
御神酒 |
をいただく天下祭参加者たち 17:44 |
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▼ 社務所は、東照宮拝殿に向かって左手に隣接して建てられており、渡り廊下で社務所と拝殿を往来できる。 |
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社務所の控え室では、今宵の大禊(おおみそぎ)に使用する褌を準備する光景が見られた。天下祭では、全幅の木綿布を半反(5m)使用し、そのままロールする。 |
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午後5時50分ころ、大禊(おおみそぎ)参加者が社務所に揃ったところで、第25回天下祭実行委員会の鈴木仲弘事務局長の司会により、ミーティングが始まった。 |
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天下祭実行委員会・鈴木仲弘事務局長の司会で大禊参加者のミーティング開始 17:51
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ミーティングの冒頭、第25回天下祭実行委員会の白半纏を羽織った原田好夫実行委員長の挨拶が行われた。 |
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前夜祭の大禊(おおみそぎ)参加者は約30人。無料で参加できるものの、部外者は一泊しないといけないので、翌日の本番よりは人数が少ないのはやむを得ないところであろう。 |
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続いて、座主・水姫・介添人の自己紹介が行われた後、鈴木事務局長より、大禊の実施要領が説明された。 |
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▼ 今宵の大禊を指揮する道彦(みちひこ)は、実行委員の本田智之さん(50歳)。晒木綿半反を使った白晒褌の締め方の実演指導が行われた。なお、還暦といえども、禊には赤褌は認められない。 |
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晒木綿半反を使った |
白晒褌 |
の締め方を実演指導 18:17 |
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▼▲
褌を締めてもらう人は、布の先端を頭の高さまで持ち上げ、後は補助者が一般的な六尺褌の締め方に従って巻締めて行く。 |
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できあがりは、前垂れが膝下まで伸びる独特のスタイルとなった。筆者はこの褌を天下褌と呼ぶことにした。 |
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前垂れの長い |
天下褌 |
のできあがり 18:19 |
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禊鉢巻は、願布(ねがいぬの)を締める。これは、白地に親氏公の願文32文字と葵紋(墨書)に天下祭(朱書)がプリントされた願布二枚を左右対称に縫い合わせたもの。 |
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テープのような |
願布 |
(禊鉢巻)の説明 18:23 |
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私も1本もらい、帰宅後撮影したのが下の写真。実行委員会では願文(がんもん)の文字を願字(がんじ)と呼ぶ。広辞苑にも掲載されていない造語である。天下祭では、毎年願文の冒頭から一字ずつ願字の大絵馬を作成して産八幡(うぶはちまん)に奉納してきた。 |
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▲▼ 大禊参加者に配付された願布は、「用」という願字が朱色だった。「用」は24字目なので、昨年の第24回天下祭で作成・配付されたものである。ちなみに、今年の願布は25文字目の「崇(しゅう)」の願字が赤くなっている。 |
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▲▼ ミーティングが終わると、大禊参加者たちは願布と褌ロールを受け取り、暗い夜道を更衣テントに向かった。 |
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▼ 更衣テントは、松平郷入口から松平東照宮に至る600mほどの舗道の途中に設けられた西側の駐車場(天下祭の第二イベント場)に設営されており、社務所から歩いて200mほどのところにある。 |
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Google Earth |
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▼ 更衣テントは、十分に広いもので、駐車場の南端に3張りほど設営されており、簡易トイレも置かれていた。 |
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↓簡易トイレ |
更衣テント 18:30 |
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▼ 更衣テントの中は、全面にブルーシートが敷き詰められており、西側のテントには、仮設風呂が持ち込まれ、既にお湯が張られていて湯気が立っていた。 |
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