|
|
|
|
▼ 赤組全員の御祓いが終わると、大河原宮司から竹本座主に水玉(すいぎょく)が授与された。いよいよ玉競り(たませり)の始まりである。 |
|
|
|
|
|
|
|
大河原宮司から |
水玉 |
を授かる赤組竹本周司座主 / 松平東照宮 14:26 |
|
|
拡大写真(2000X1500)664KB |
|
|
|
|
拡大写真(2000X1500)490KB |
|
|
|
|
|
|
▲▼ 玉競りでは、赤組が水玉を守る立場になるため、二列縦隊になった中を杉浦現座主が水玉を掲げて最後尾まで進み、赤組全員に水玉を触れさせた。これによって、後顧の憂いなく守りに専従することができる。 |
|
|
|
|
|
|
|
二列縦隊の中を |
水玉 |
を持って進む杉浦現座主 |
|
|
拡大写真(1800X1600)499KB |
|
|
|
|
拡大写真(2000X1400)429KB |
|
|
|
|
|
|
拡大写真(2000X1600)680KB |
|
|
|
|
|
|
▲▼ 赤組は、杉浦・砂原・竹本の3騎の座主を連ね、水玉を掲げた杉浦座主を先頭に松平東照宮を出発し、玉競場に向かった。 |
|
|
|
|
|
|
|
水玉 |
を持って松平東照宮を出発! 14:26 |
|
|
拡大写真(2400X1800)0.99MB |
|
|
|
|
拡大写真(2000X1750)1.02KB |
|
|
|
|
|
|
▼ 先頭の杉浦座主の騎馬が第一イベント場に入ると、和太鼓が打ち鳴らされ、大勢の観客の歓迎を受けた。 |
|
|
|
|
|
|
|
冬の日射しを受けながら第一イベント場に練り込む 14:27
|
|
拡大写真(2400X1800)533KB |
|
|
|
|
拡大写真(2400X1800)975KB |
|
|
|
|
拡大写真(2400X1800)1.12MB |
|
|
|
|
|
|
▼ 松平わ太鼓による「迎え太鼓」が打ち鳴らされるなか、座主三人の騎馬が次々に群衆の前を駆け抜けるさまはとても勇壮で素晴らしく、彼らにとって最高の晴れ舞台となった。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
拡大写真(2400X1700)1.02MB |
|
|
|
|
拡大写真(2400X1800)917KB |
|
|
|
|
|
|
▲▼ 座主三騎に続いて、赤組の裸男たちが観客の前を走り抜け、第一イベント場の奥の入口から右折して、玉競場に入場していった。筆者もこのあと、全力で引き返し、玉競場の報道塔によじ登った。 |
|
|
|
|
|
|
|
第一イベント場の奥(北東角)から |
玉競場 |
に入場する 14:27 |
|
|
拡大写真(2600X1700)1.12MB |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
▼ 第一イベント場の東に隣接する玉競場の南東角(なんとうかど)の緩衝ゾーンに三階建ての報道塔が建てられ、報道陣が陣取っている。私もこゝの二階に上がらせてもらい、玉競りの一部始終を激写することができた。写真家の原田さんは、裸男を間近から撮影すべく、北西角の緩衝ゾーンに脚立を据えていた。 |
|
|
|
|
|
|
|
玉競場 |
を周回する裸男たち(以後報道塔二階席から撮影) 14:28 |
|
玉競場出入口↓ |
先に入場した白組 |
水玉を持つ赤組 |
|
|
拡大写真(2600X1950)1.13MB |
|
|
|
|
|
|
▲▼ 玉競場では、白組に続いて赤組も入場し、反時計回りに周回していた。会場を見渡すと、北面が祭壇となっており、左(西)から白組の「天下」の幟旗、中央左右に「和順 日月清明 風雨以時 災」「癘不起 国豊民安 兵戈無用」の幟旗が吊り下げられ、右(東)端に赤組の「崇」が掲げられており、合計25の墨の願字が朱の葵紋と共に並べられていた。 |
|
|
正面中央には演壇が設けられており、その上には、登里公旅館の大将が提供した大きな紫色の葵紋が掲げられている。この葵紋は、反転して色づけされているため、見方によっては逆さに見えるが、これが正しい。昨日の準備段階では上下が逆さになっており、有識者の指摘で、訂正されていた。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
原田さん↓ |
|
|
拡大写真(2400X1700)1.22MB |
|
|
|
|
|
|
▲▼
玉競場は、裸男たちが怪我をしないよう、全周が畳(たたみ)で囲われ、東面・南面・西面から観戦できるようになっている。畳と観客の間には、幅1.5mほどの緩衝ゾーンが設けられており、裸男たちと観客とのトラブルが起こらないように配慮されているのに感心する。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
報道塔 |
第一イベント場 |
大勢の参拝客が観戦 |
出入口 |
|
拡大写真(2600X1950)1.24MB |
|
|
|
ふゆひかげ ふんどししゅうの たませりば |
The winter
sunshine, ascetics of fundoshi loincloth in the ground of ball
battle. |
|
|
|
|
拡大写真(2400X1800)1.13MB |
|
|
|
|
|
|
▲▼
玉競場の四隅には、座主経験者を示す赤い半纏を着た裸男4人が配置され、手桶で力水を掛けていた。登里公旅館の大将は、この4人の中の一人だが、彼の配置は何処か、読者には分かるだろうか。 |
|
|
|
|
|
|
|
玉競場 |
北西角で白組に囲まれた杉浦座主 14:30 |
|
|
↓原田さん |
|
拡大写真(2400X1400)612KB |
|
|
|
|
拡大写真(2400X1700)844KB |
|
|
|
|
|
|
▲▼
午後2時半ころ、二手に分かれて玉競場を周回していた裸男たちは、北西角で合流し、肩車して近づいてきた白組の男性が後ろから手を掛けて座主を崩し、水玉(すいぎょく)は、裸男たちの渦の中に消えていった。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
拡大写真(2400X1900)1.11MB |
|
|
|
|
拡大写真(1400X1300)419KB |
|
|
|
|
|
|
拡大写真(2400X1700)894KB |
|
|
|
|
拡大写真(2400X1800)875KB |
|
|
|
|
|
|
▲▼
原田さんが北西角に陣取っている理由が分かった。玉競りは、何故かこの位置で揉み合うことが多く、原田さんは、目の前で激写できる絶好の位置であることを経験的に知っていたのである。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
拡大写真(2000X1850)734KB |
|
|
|
|
|
|
▲▼
残念ながら報道塔の位置は、最も遠い場所になり、望遠レンズでは、迫力ある映像を切り取るのは難しい。しかし、今となっては身動きできず、この位置で激写するしかないと腹をくくった。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
拡大写真(2000X1700)606KB |
|
|