テントの外に全員集合! 2012.2.11 18:43
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▲▼ 天下褌と願布の鉢巻を締めた裸男たちは、テントの外に集合して隊列を整え、天野康男副委員長の引率により、暗闇の車道を禊場に向かった。 |
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天野康男副委員長 |
隊列を組んで禊場に向かう 18:44 |
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▼ 裸男たちが石橋を渡り、親氏(ちかうじ)像の前に設けられた臨時の禊場(みそぎば)の入口に着くと、榊の幣束を持つ中根大神職により、禊場の清祓(きよめはらえ)の神事が始まった。 |
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中根大神職(67歳) |
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▼ 最初に天下褌・鉢巻姿の本田智之道彦が二の井戸から汲んだ御神水を一列に並べられた三つの水槽に注いでまわった。 |
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▲▼ 次いで榊の御幣(ごへい)を持つ神職により、禊場と裸男や大禊の最中に煙火を打ち上げる職人たちの御祓いを行った。
花火業界では、花火のことを煙火と呼んでいるので、本作品では煙火と表現する。 |
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▲▼
御祓いを受けた裸男たちは、二列縦隊で禊場に入場し、水槽に向かって整列して、各自が使う水桶を確認した。続いて、本田道彦が塩を撒いて、禊場を清めた。 |
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本田智之道彦(天下祭実行委員 50歳) |
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▲▼
禊場の清祓が終わると、裸男たちは全員北の神社の方向を向き、二拝二拍手一拝の拝礼を行った後、準備運動の鳥船(とりふね)を始めた。暗闇の彼方から寒気が流れてくる中で二筋の煙火が打ち上げられ、大禊の開催に花が添えられた。 |
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煙火 |
を背に櫓漕ぎ運動の |
鳥船 |
18:56 |
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▲▼
道彦の視線の先には、禊祓次第(みそぎはらえしだい)と題する看板が立てられており、ときおり、動作を確認しながら各種行事が進められていった。鳥船(とりふね)、雄健(おたけび)、雄詰(おころび)、息吹(いぶき)までが準備運動で、身滌(みそぎ)が水をかぶる禊(みそぎ)となる。 |
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▲▼
約8分の準備運動が終わると、いよいよ本番の大禊(おおみそぎ)となった。行者たちは、桶で手足に水を掛け、身体を冷水に慣らした後、口を漱(すす)いだ。道彦の向こうには、三人の座主と二人の介添人の姿が見える。その奥に一般参加者たちが並んでいる。 |
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▼
各自の身体を十分に冷水に慣らした後、一斉に禊が始まった。手桶で水を汲み、胸部に打ち掛けるのが大禊の作法らしく、頭から水をかぶる人はいなかった。 |
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厳しい禊の最中に親氏像のそばで噴水のように吹き上げる二筋の煙火が打ち上げられ、行者たちを鼓舞していた。飛び散った水飛沫(みずしぶき)が赤く染まり、漆黒の闇に消えてゆくさまは、とても美しく、勇壮だった。 |
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煙火 |
を背景に気合いの |
大禊 |
! 19:00 |
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かんのよや えんかのあがる おおみそぎ |
The water purification, displaying fireworks in the cold winter
night. |
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激しく水を胸部に打ち付ける天下祭流の大禊は、あっという間に水槽の水を使い果たし、1分も経たないうちに終わってしまった。道彦から奥への立入が禁止されているため、撮影位置を変えることができず、一般参加者の禊の様子を捉えられなかったのが残念である。 |
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