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中洲流は、午後3時過ぎ、櫛田入りした。タイムレースの本番にそなえた練習であるが、真剣そのものの走りは本番さながらで、とても素晴らしかった。幸運にも良いカメラ位置の見学席を確保し、激写することができた。 |
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櫛田入りした一番山笠・中洲流 2010.7.11. 15:15 |
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▲▼ 現在、七流(ななながれ)が保有する舁き山笠は、 6名の台上り(だいあがり)を含めて重量が約1トン。構造材は桧、杉、桜、樫などで、込栓(こみせん)や八つ文字縄と呼ばれる独自の方法で組み立てられ、一本の釘も使わないのが特徴。4本の脚があるが車輪はなく、地面と激しくぶつかる脚の先端には鋳物の胴沓(どうがね)が取り付けられている。 |
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清道旗に入る |
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▲▼ 山台は毎年、組立・解体され、10年程使われる。長い歳月の中で、山大工による木組みの知恵と技術が結集されている。舁き棒の寿命は長く、80年以上も使われた棒もあったという。 |
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清道旗を廻る |
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▲▼ 舁き山の高さは15尺(4.55m)。長さ20尺(5.45m)の舁き棒6本を26人で担ぎ、10人ほどが後押しする。招き板を持った子供たちが先走るなか、数百人の男衆が山の周りを走り、適宜交代しながら走る。 |
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疾走する中洲流! |
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舁き手は「台上がり」「鼻どり」「前さばき」「さき走り」「あと押し」などの役割分担があり、手拭(てのごい)や襷(たすき)の色によって役職が識別される。最初は白手拭からスタートするが、年期と熟練を要する赤手拭(あかてのごい)から役付となるため、赤手拭は男たちの憧れの的(まと)である。 |
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手拭は首にかけておくが、出動するときは、捻り鉢巻(ねじりはちまき)にする。 |
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やまかさや せいどうまわる あかてのごい |
Yamakasa festival,
Carriers Akatenogoi turning around the Seido precincts.
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全力投入の「台上り」と「赤手拭」たち |
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▲▼ 台上り(だいあがり)は、中央を「棒捌き」、両袖を「右袖」「左袖」といい、表(前部配置)、見送り(後部配置)ともに3人ずつ上がり、鉄砲と呼ばれる赤い指揮棒で舁き手を鼓舞する最も晴れがましい役である。この日は練習のため、どの流も本番の鉄砲の代わりに舁き縄を持っていた。 |
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清道旗を回り終えた中洲舁山 |
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