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 感動写真集

2009年11月13日改訂

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♪太鼓メドレー

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秋の潮上り神輿の濡褌   北舟

2007年12月11日制作

最後の踏ん張り!

最後の踏ん張り!(若宮八幡はだか祭り/大分県豊後高田市)

若宮八幡神社の神紋   川を渡る神輿

若宮八幡裸祭'07

お上り神輿

  宮出し神輿 お下り神輿 御旅所神輿 お上り神輿 '16 '13 '12 '11 '10 '09 '08 '06 清原 浩

漆黒の桂川に入水したお上(のぼ)り神輿は、そのまま川を横断し、5分後に桂川東岸(右岸)の会場に到着した。

桂川東岸(右岸)の会場に現れた神輿

桂川右岸(東岸)の会場に現れた神輿

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観衆の前で手締めを披露する川組たち

観衆の前で手締めを披露する川組たち

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桂川の深みを渡る神輿

桂川の深みを渡る神輿

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桂川を渡りきった神輿

桂川を渡りきった神輿

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最後の盛り上がり

最後の盛り上がり

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豪快に桂川東岸のスロープを駆け上がる神輿

豪快に桂川東岸のスロープを駆け上がる神輿

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スロープで神輿を押し上げる赤組の與丁たち

スロープで神輿を押し上げる赤組の與丁たち

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  秋の潮上り神輿の濡褌   北舟

あきのしお のぼりみこしの ぬれふどし

上陸した川組神輿

上陸した川組神輿

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   11月25日(日)午後7時40分ころ、対岸にたどり着いたお上り神輿は、スロープをのぼって無事に上陸し、陸組に引き継がれた。還御神輿の川渡り神事は、35分で終了した。  

【編集子が選ぶ名作】

最後の踏ん張り!

最後の踏ん張り!

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撮影・原作:清原 浩 きよはらひろし

住居:宇佐市(豊後高田市生まれ)

昭和36年生まれ

趣味:写真、流木アート

若宮 秋季大祭 川組後援会 役員

日本の祭り第93集/感動写真集第89集 「若宮八幡裸祭'07」

  平成19年(2007)12月11日 作品:第38作 画像:(大42+小2) 頁数:4 総ファイル数:100 ファイル容量:19MB
  平成12年(2000)〜平成19年(2007) 作品数:269 頁数:925 ファイル数:31,460 ファイル容量:4,591MB
與丁よちょう 定年
 平成19年(2007)11月23日(金)と25日(日)の両日に秋季大祭川渡し神事が盛大に行われました。祭日と日曜日とあって観客人数も予想以上でした。また、祭り自体は、例年になく荒々しく、気迫に満ちた神事でした。
 この裸祭りの川組には年齢制限があり、20歳以上40歳以下と決められています。今年の渡御のあと、役員4名、一般與丁5名が定年を迎えて退会しました。退会者の多くが、「まだ担ぎたい!」「もっと早くから担げば良かった!」と、この神事の名残りを惜しんでいました。
 この寒い時期に川に入り神輿を担ぐ。見る側には理解に苦しむでしょう。でも、この祭りが終わった後の『充実感』や『達成感』は、担いだ者でないと味わえません。毎年色んなドラマがあります。現役與丁のみんなが1 年でも長くこの神事に携わってくれることを切に願っています。 〈 完 〉

【編集子が選ぶ名作】

篝火の間を進む川渡神輿 = 静 =

篝火の間を進む川渡神輿

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清原ワールド
 大分県宇佐市にお住いの清原浩さんが激写されたこの「若宮八幡裸祭'07」は、「櫛来社(くしくしゃ)のケベス祭」に続く第4作で、素晴らしい作品である。
 昨年、清原さんのお誘いを受けて、この祭りを激写して「若宮八幡裸祭り」を発表することができたが、今年は、そのときの案内役だった清原さん自身が、オリンパスE-500を入手されて、自ら激写されたのである。
和田義男
 たった1年の間に、すっかり和田式撮影術をマスターされたようで、その上達ぶりは目を見張るほどである。私が特別に指導したわけでもないのに、撮影には脚立を持参し、高い位置から奥行きのある構図を的確に切り取っておられるし、撮影位置も完璧で、與丁らの前後左右だけでなく、上部からも肉迫して、男たちの精悍な表情を的確に捉えておられ、天賦のセンスを持っておられるようである。何より600枚650MBもの写真を激写されており、私が写したのと変わらない、いや、それを超える名作が多々あり、脱帽するほかはない。
 この「若宮八幡裸祭'07」は、「清原ワールド」といえる感性豊かな作品である。與丁OBの清原さんだからこそ写すことが出来た裸の男たちのロマンと感動が満ちあふれている。

【編集子が選ぶ名作】

豪快に桂川東岸のスロープを駆け上がる神輿 = 動・濁 =

豪快に桂川東岸のスロープを駆け上がる神輿

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静・濁・動の裸祭り
 若宮八幡の裸祭りは、純白の狩衣(かりぎぬ)に白晒木綿の腹巻と前垂式六尺褌という統一された伝統の装束が美しい。また、赤・白の鉢巻により赤組と白組を明示し、お下りには赤組、お上りには白組が神輿の先棒を担ぐという掟を設けて、変化と公平さを確保している。
 漆黒の川を渡る夜祭りにすることで、大松明や篝火による炎と強力なスポットライトの照射により、川を渡る神輿を浮かびあがらせるという心憎いばかりの演出がなされている。このファンタジーを「静」とすれば、川を渡りきったところで、全員が一丸となって急峻なスロープを担ぎ上げて対岸に上陸し、初めて渡御が完結する。この最大の難所に挑む男たちの雄々しさが「動」として多くの観衆の心を奪うフィナーレとなる。

【編集子が選ぶ名作】

スロープで神輿を押し上げる赤組の與丁たち = 動・濁 =

スロープで神輿を押し上げる赤組の與丁たち

拡大写真(1800X1350)540KB

 この祭りのシナリオを成功させるためには、潮時(しおどき)が大切である。祭り会場は、周防灘に注ぐ桂川の河口近くであるために、潮の干満によって水面が上下する。日没後に丁度よい潮時となる日は毎年変わるため、祭日も毎年変わらざるを得ない。
 去年は11月3日(金)が「お下り」、5日(日)が「お上り」だったが、今年はそれぞれ11月23日(金)と25日(日)だった。私が取材した去年の「お下り」は薄暮の最適な潮時だったが、今年のお下りは日がたっぷりと暮れ、暗闇のなかの渡御となった。潮時が悪いと、深すぎて頭しか見えなかったり、足下しか水がなかったりして、とても見られたものではない。褌が見え隠れするくらいから胸下あたりまでが丁度よい潮時だという。
 潮が逆流してくるため、清流が一転して油や海藻が浮いた水面になり、白装束が汚濁してしまう。その汚れにもめげず、川の深みを渡りきり、難所のスロープを担ぎ上げる男たちの精悍な姿に感動を覚えるのは私だけではないと思う。「清」「濁」合わさった理想と現実の夜祭り。男たちの汚れた濡れ褌がそれを象徴している。この祭りは見れば見るほど味わい深く、規模は小さいものの見せ場が多々あり、私の好きな祭りである。それだけに祭元の苦心が偲ばれる。

   平成19年(2007)12月11日   監修 和田義男

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