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■■■ 「四天王寺どやどや'09」速報! ■■■ |
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平成21年(2009)1月14日(水)午後2時半から大阪市天王寺区・四天王寺で恒例の「どやどや」が開催されたので7年ぶりに取材した。 |
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最初は園児の部。先頭グループは和泉チャイルド幼稚園と御池台幼稚園。いずれも仏教系の学校法人・宝泉学園が経営する。鉢巻に健康と太陽の文字。園児211名、職員40名が参加。続いて四天王寺夕陽丘保育園と四天王寺悲田院保育園の園児89名が10名の職員とともに入場。総勢350名の大集団となった。
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四天王寺は、約1400年前に聖徳太子が建立した日本最初の官寺(国立の寺院)で、荒陵山(こうりょうざん)と号し、荒陵(あらはか)寺、天王寺ともいう。もとは天台宗で、戦後独立して和宗総本山となった。 |
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毎年、修正会法要結願日(しゅしょうえ・ほうよう・けちがんび)の1月14日に行われる「どやどや」は、起源は不明だが、遅くとも江戸時代には行われていたという。祭りの解説は、平成14年(2002)に発表した
四天王寺どやどや に詳しい。 |
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濡れ鼠の護符争奪戦 |
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どやどやの ねっきあふるる ふどししゅう |
Guys of fundoshi loincloths gushing out the enthusiasm of Doyadoya ritual. |
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園児が退出した後、前半と後半の2回に分けて御札(おふだ)争奪戦が行われた。 前半の部は、学校法人四天王寺学園が経営する四天王寺羽曳丘(はびきがおか)高校と中学校(いずれも男女共学)の男子生徒260名に教職員31名が参加。 |
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午後2時45分、一行は境内南に建つ仁王門の前から二手に分かれて出発。教官の吹く「ピッピッ!」にあわせて「わっしょい!わっしょい!」という声が四天王寺に響き渡る。白組は東側から、赤組は西側から、それぞれ六時堂に向かい、御札と呼ばれる護符「牛王宝印(ごおうほういん)」の争奪戦を行った。
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御札は20枚づつ2回に分けて撒かれ、教職員が大きな柄杓(ひしゃく)で撒き散らす力水(ちからみず)を頭から浴びながら、赤褌の赤組と白褌の白組に別れた男子生徒たちが激しい争奪戦を繰り広げた結果、今年は白組の勝ちとなった。 |
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午後3時15分から始まった後半の部は、仏教系の学校法人・清風(せいふう)学園が経営する清風中学・高校と清風南海高校(いずれも男子校)の生徒459名に教職員62名が出場。夏休みの1ヵ月間ブリスベンから留学中のオーストラリア人2名も参加。1回15枚の御札が3回にわたって撒かれ、赤組、白組、赤白全員の順に、梁から落ちてくる御札を争った。 |
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今年、褌を締めてどやどやに参加した生徒と教職員は、総勢約800名にのぼった。引き続き編集を続け、昨年末に発売された1230万画素のオリンパス E-30 の処女作「四天王寺どやどや'09」として発表する予定なので、ご期待願いたい! |
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