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本日、今年第23作(通算第432作)目の作品をアップした。
感動写真集/ 第141集「オーストリア初夏の旅」
撮影・原作: 松井公代 監修: 和田義男 |
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クスコの松井公代 |
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住居:愛知県刈谷市 |
現在の楽しみ:旅行・60の手習いで始めたパソコン・
お友達とのちょっと贅沢なランチ |
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あとがき |
ハプスブルグ家ゆかりの地インスブルック、ウィーン、そして映画「サウンド・オブ・ミュージック」の舞台となった場所を見てみたい!という思いでオーストリア周遊のツアーに参加いたしました。
ウィーンは5年前に一度訪ねているので、シェーンブルン宮殿や王宮は2度目でしたが、何度訪れてもその華麗さには圧倒されます。特に王宮に開館された「シシィ・ミュージアム」はハプスブルグ家皇帝フランツ ヨーゼフと皇后エリーザベト(愛称シシィ)の日常が伺え、日本語の解説もあって、大変興味深いものでした。
撮影は不可でしたが、体型維持のための運動器具が居間に設置され、体操のつり輪も取り付けられていて、
シシィの美に対する思いが伝わる気がいたしました。身長172cm、体重 48kg のスタイルを維持されていたというのも 納得!・・・
ただ、爽やかな5月にしては、連日雨模様で、折角の美しい風景写真が撮れず、すこし残念でしたが、限られた自由時間を有効にウィーンの街中を あちこち 歩き回った楽しい旅でした。 2010年8月29日 |
★☆★彡 |
感動写真集/ 第141集 「オーストリア初夏の旅」 |
撮影・原作: 松井公代 監修: 和田義男 |
平成22年(2010)8月29日 作品:第23作 画像:(大93+小9) 頁数:5 ファイル数:230 ファイル容量:71MB
平成12年(2000)〜平成22年(2010) 作品数:432 頁数:1,664 ファイル数:59,035 ファイル容量:8,620MB |
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はつなつを しろいぶーけの えがおかな |
Smiles holding a white bouquet, enjoying early summer. |
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【編集子が選ぶ名作】 |
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編集子は、平成9年(1997)3月、出張でウィーン滞在中、オーストリアの若者でステファンという英語ガイドによる日帰りツァーに参加したことがある。参加者は、日本人2名(私と同僚)、韓国人1名(サムスン社員)、アメリカ人2名(夫妻)の5名。日本語ガイドのツァーもあったのだが、つまらないという評判を聞き、ステファンのツァーに参加した。天気にも恵まれ、楽しい旅だった。 |
ウィーンから途中、ザルツカンマーグートと呼ばれる風光明媚な湖水地方を通った。このときの旅を作品にしたのが
ザルツブルクへの旅 であるが、当時はフィルム写真で、画質も悪く、今見ると恥ずかしい限りだが、13年の進歩がどれほどのものであったかがよく分かり、当時の画像に手を入れることなく、今も掲載している。 |
ステファンはボックスカーを運転しながら「サウンド・オブ・ミュージック」の数々の音楽を聴かせてくれ、そのたびに映画のシーンが鮮明に蘇り、気分が高揚したことを昨日のように想い出す。 |
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最も印象深かったのは、トラップ・ファミリーが過ごした美しい湖に面した黄色い館だった。上の写真は、そのとき購入した資料からコピーしたものである。当時は、公開されていなかったために立入りできず、遠くから眺めるだけだったが、このほどホテルの営業許可が下りたというニュースが流れた。今後、トラップ・ファミリーが実際に過ごし、映画のメイン・シーンとなった黄色の館に一泊するツアーも登場することが期待される。 |
子供たちがボート漕ぎに夢中になって転覆したり、長女が新聞配達の子と親しくなったり、田舎娘のマリアが社交界の中で徐々に洗練されてゆき、やがて大佐の婚約者とのライバルになるまでに成長して行くさまなど、エピソードがたっぷりと詰め込まれ、サウンド・オブ・ミュージックの核となる黄色の館は、一泊できれば最高の感動を覚えることだろう。機会があれば、是非、妻と共に訪れたいと思っている。〈 完 〉 2010.8.29 和田義男 |
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わかばして せんとうぬるる りきゅうあめ |
New green leaves, the steeple getting wet by the rain of grey-green color. |
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【編集子が選ぶ名作】 |
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昨日、今年第22作(通算第431作)目の作品をアップした。
Wa☆Daフォトギャラリー 第431集 北舟の英訳写真俳句 「白褌 BYAKKON 」
企画・制作 : 和田義男 |
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びゃっこん なつみそぎ |
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白褌のドドンと波の夏禊 |
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夏越の釣ヶ崎海岸禊 |
Summer purification of white loincloth,
the shock of the wave. |
平成22年(2010)6月27日
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二段波の襲来!/九十九里浜(千葉県長生郡一宮町) |
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Wa☆Daフォトギャラリーは、全国の愛読者のご支援を賜り、平成22年(2010)7月16日(金)、満10歳の誕生日を迎えた。この節目を記念し、「Wa☆Daフォトギャラリー10周年記念作品」第5弾として、和田北舟こと和田義男が過去10年間に俳句「海の風景」全27集に発表した1300句余から気に入った俳句を選んだアンソロジー(句集)を作成し、北舟の英訳写真俳句「白褌 BYAKKON 」というタイトルで発表することにした。 |
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十年の吟行辿る夏休 |
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The summer vacation,
reviewing the haiku
composed for the past ten years. |
じゅうねんの ぎんこうたどる なつやすみ |
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編集作業は、会社の夏休みにあわせて平成22年(2010)8月6日(金)夜から15日(日)までの10日間、我が家の居間の一角にあるパソコン・デスクで行い、420枚の写真を使って9頁600句を旅した順に収録し、折々の日記を挟んだ。裸祭ファンのために、138の褌句を再録した「褌」の頁(上・中・下)を加え、最後に結語の頁を設けた。どうか、お時間のあるときに、ごゆるりとご覧いただきたい。 |
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白褌と名付けし句集夏の海 |
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The summer sea,
an anthology of haiku
named Byakkon the white loincloth. |
びゃっこんと なづけしくしゅう なつのうみ |
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みそぎ ぬ ふんどし かんもうで
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禊して濡れ褌の寒詣 |
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鐵砲洲寒中水浴 |
Winter visit to the shrine,
wearing a wet loincloth after ablutions. |
平成22年(2010)1月10日(日) |
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水浴和田グループの参拝(第55回鐵砲洲稲荷神社寒中水浴大会/東京都中央区湊一丁目) |
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俳句のアンソロジー(句集)とは云いながら、これは筆者が歩いてきた10年の足跡であり、自分史そのものである。よくもこれだけの旅を続け、写真を撮り、俳句を詠んだものだと、我ながら感心する。 |
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歳ひとつ重ねて白褌寒の垢離 |
としひとつ かさねてびゃっこん かんのこり |
Winter water ablution,
white loincloth
aging a year. |
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この句は、平成22年(2010)1月10日(日)、東京都中央区湊一丁目に鎮座する鐵砲洲稲荷神社で和田グループ17名の代表として、六十の還暦赤褌水浴以来3回目の寒中水浴をしたときのもの。写真上は、禊を終えた直後、濡れたままの姿でグループ全員が神殿に向かって二礼二拍手一礼の参拝をしているところである。 |
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平然としているようだが、寒さで足に震えが来ていた。齢(よわい)六十三となり、体力的に衰えを自覚しはじめているが、できればあと十年、気力・体力・財力の続く限り、ロマンと感動を求めて世界の旅を続けて行きたい。引き続き、読者の皆様方のご支援ご鞭撻のほど、宜しくお願い申し上げる。 〈 完 〉 2010.8.15 和田義男 |
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Wa☆Daフォトギャラリー 第431集 北舟の英訳写真俳句 「白褌 BYAKKON 」 |
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企画・制作 : 和田義男 |
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平成22年(2010)8月15日 作品:第22作 画像:(大394+小26)(再掲) 頁数:13 俳句:600句(うち褌句138)(再掲)
平成12年(2000)〜平成22年(2010) 作品数:431 頁数:1,659 ファイル数:58,767 ファイル容量:8,546MB |
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本日、今年第20作(通算第429作)目の作品をアップした。
感動写真集第140集/旅紀行日本の祭り第142集「博多山笠寸描」
撮影・原作:辻 竜二 監修 : 和田義男 |
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山笠や気合の先棒白褌 北舟 |
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Yamakasa festival, the heated guys of loincloth carrying the front mikoshi. |
2010年8月4日制作
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大黒流の全力疾走!/楠田神社(福岡県福岡市) |
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出生:昭和44年(1969)長崎県佐世保市 |
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住居:長崎県佐世保市 |
職業:水道工事 |
趣味:写真、車、野鳥(観察・撮影) |
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おわりに |
7月11日(日)日は、天気予報で100%雨となっていたので、行くつもりは無かったんですが、当日朝からさほど崩れる様子でも無かったので、一か八かで出掛けました。
運良く雨模様にはならなかったので、東流付近に車を止めてから東流、西流、大黒流、博多リバレイン、川端中央商店街、上川端通、キャナルシティ、櫛田神社、中州流と足早に回り、この後は中州流が他流舁きに出発するのを待つことに。始めは少なかった見物人も増え始め、舁き手が集まるころにはいつの間にか大勢のギャラリーが集まっており、いざ出発の時にはものすごい盛り上がりでした。
地元の人に聞いたところ、最終的に櫛田神社へ行くと言われたので先回りをして櫛田入りの練習を見学しました。練習とは言っても本番どおりに行われ、博多祝い唄も聞くことが出来ました。
博多祇園山笠の見物は今回で3回目となります。休みの日にしか行けないというのもありますが、参加団体が多く、広範囲で行われ、また集団で見ることが出来るのは追い山ならしと集団山見せと最後の追い山の3回、それ以外は決まったスケジュールの中、各流がそれぞれに活動しているという祭りの為に未だ全部は見れていません。
博多祇園山笠を見学しようと思われる方は、事前にスケジュールを確認するのはもちろんですが、公式ホームページにも地図が公開されていますので、見学する順路を決めておくことをお勧めします。各流の飾り山や舁山の所にも必ず地図がおいてありますので、これも活用しましょう。そうしないと同じ流でも当番町によって舁山の設置場所が変わる為、探すのにひと苦労すると思います。 |
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感動写真集〈 第140集 〉「博多山笠寸描」 |
撮影・原作:辻 竜二 監修: 和田義男 |
平成22年(2010)8月4日 作品:第21作 画像:(大46+小3) 頁数:4 ファイル数:115 ファイル容量:36.3MB
平成12年(2000)〜平成22年(2010) 作品数:430 頁数:1,646 ファイル数:58,798 ファイル容量:8,577MB |
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博多山笠の褌文化 |
▼ 写真下は、博多祗園山笠振興会が平成6年(1994)に発行した「戦後五十年博多祗園山笠史」の表紙に使われている博多祗園山笠屏風(櫛田神社蔵)で、江戸時代の博多祗園山笠の様子が描かれている。 |
博多祗園山笠屏風 |
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拡大写真(920X660)120KB
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▲ これを見ると、江戸時代の博多山笠は、日本全国の裸祭にみられるように、全員が褌一丁の裸形で、足は草鞋(わらじ)か裸足(はだし)である。電線がないため、山笠も今の飾り山笠以上に立派なもので、氏子たちは誇らしげにカラフルな褌を締めて公道を練り歩いている。 |
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明治時代に入り、西洋の文化が全て進んでいるという誤った認識に基づく文明開化政策の影響で、褌一丁の裸祭は野蛮とされ、法被を着るようになり、その衣装が現在に及んでいる。 |
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▼ しかし、締め込みと呼ばれる褌だけは、頑なに守られており、誰一人違反する人はみられない。女子であっても男子同様の褌を締めれば、祭に参加できるのは驚くべきことで、博多以外では女子の褌姿は見られない。博多山笠では、今も変わることなく日本古来の褌文化が熱く息づいていることに感動する。 |
女子も褌を締めれば祭りに参加できる博多山笠/中洲流
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拡大写真(610x1024)128KB
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その反面、江戸の夏祭は、かつては裸祭であったが、高温多湿にもかかわらず、褌姿を嫌って半纏・ハンダコ・股引に身を固めているのはとても残念である。深川祭では褌禁止という町内さえあるのには驚きを禁じ得ない。江戸の祭文化からすっかり変質してしまった現代の江戸っ子たちは、この作品を見て、父祖伝来の伝統を重んじる博多っ子の誇らしげで素晴らしい心意気を見習って欲しいものである。 |
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日本三大裸祭と裸祭日本一 |
平成22年(2010)7月31日、10年間の総括として「日本裸祭百景」が完成した。上・中・下巻あわせた収録内容は、正月から師走(12月)までの12ヵ月間に開催された裸祭69件、20頁、ベスト・ショット545(大476+小69)枚にのぼった。 |
全国の主な裸祭は全て収録しているので、この機会に比較検討してみたところ、Wa☆Daフォトギャラリーが認定する日本三大裸祭は、次の祭で、その規模と内容において群を抜いており、有識者で異論を唱える人はいないだろう。
(1)博多祗園山笠(福岡市) (2)西大寺会陽(岡山市) (3)国府宮はだか祭(愛知県稲沢市) |
これらの祭は、長い歴史文化を持ち、いずれも5,000〜10,000人の褌姿の裸たちが参加し、厳正な規律に服し、西洋文化に翻弄されることなく一人の衣装違反者もいない。その中でも、唯一国の重要無形民俗文化財に指定されていることや、開催期間が15日間もある点において、博多祗園山笠が裸祭日本一であると認定する。 |
なお、例年9月に静岡県磐田市で実施される見付天神裸祭は、国の重要無形民俗文化財に指定されている大規模な裸祭であるが、一時期、褌に代えてハンダコやパンツを容認したため、祭り衣装の乱れが見られるのが残念である。現在、保存会の方で、本来あるべき褌姿に戻す努力がなされており、それが実現して日本三大裸祭と同様に一人の例外もなく全員褌姿に衣装統一された暁には、これを加えて日本四大裸祭と呼びたい。今年は全国から希望者を募り、和田グループとして参加し、微力ながら見付天神の美しくも勇壮な裸祭の復帰に加勢することにしている。その詳細は、後日、作品化して発表することにしているので、ご期待願いたい!
〈 完 〉 |
平成22年(2010)8月4日 22:00 和田義男 |
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