2003年12月29日(月)晴 山里を下る旅人初時雨
■■■ 日本の裸祭り第17集
「二見夫婦岩しめ縄張り神事」をアップ! ■■■
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響灘(ひびきなだ)を望む山口県豊北町(ほうほくちょう)の漁師町・二見にある夫婦岩は、国道191号線脇の海岸べりに立っている。古来より神聖な岩として信仰され、二つの岩をつなぐしめ縄は、毎年正月に地元二見自治会の若者たちの手で張り替えられる。響灘に夕日が沈む頃、夫婦岩と海と太陽があいまって作り出す風景は、神秘的でおごそかな気持ちにさせられるという。 |
毎年正月2日、航海の安全と豊漁を祈り、地元二見の若者たちが厳寒の響灘で身を清め、大注連縄(おおしめなわ 長さ約30m、重さ約120kg)を張る光景は男の力強さと勇ましさを感じさせ、ふるさとの伝統文化を守る若い力がある。このしめ縄張りの行事は、地元の氏神を祀る二見若宮神社の新年恒例の神事である。現地へはJR山陰本線長門二見(ながとふたみ)駅下車、徒歩15分。豊北町漁業協同組合二見支所(Tel0837-82-1003)が窓口となっている。
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二見の夫婦岩といえば、伊勢の二見町にある二見ヶ浦の夫婦岩が有名である。朝日の遥拝所として知られ、5月・9月・12月の年3回行われるしめ縄張りの光景は、写真やテレビでもよく見かける。しかし、しめ縄張りを厳寒の正月に、しかもふんどし・鉢巻姿の裸の氏子が行うというのは、豊北町の二見だけである。山口新聞の報道によると、二見夫婦岩のしめ縄張りは、約160年前から続く伝統の神事だという。豊北町では、地域住民により、日本古来の伝統文化が脈々と育まれていることを嬉しく思った。
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2003年12月27日(土)晴 心字池孤高の一羽冬の鷺
■■■ 多摩川紀行第7集
「羽田空港」をアップ! ■■■
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2003年12月18日、冬晴れの抜けるような青空に恵まれたこの日、多摩川の河口にある羽田空港に出かけた。羽田空港は、多摩川河口左岸(北側)にあり、正式には東京国際空港という。 |
昭和 6 年(1931)東京飛行場の名で開港した羽田空港は、昭和27年(1952)に米国から返還されて東京国際空港と改称し、国内・国際線兼用の空港として使われてきたが、昭和53年(1978)新東京国際空港(成田)の開港以後、ほぼ国内線専用となり、昭和63年〜平成11年(1988‐1999)の拡張工事によって滑走路
3 本を持つ大型空港に生まれ変わった。
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羽田空港は、都心から南へ19kmの地点にあり、国土交通省が管理する第一種空港で、約1,100haの広さがある。A滑走路(3,000x60m)・B滑走路(2,500x60m)・C滑走路(3,000x60m) の 3 本の滑走路により、約25.5万回/年の滑走処理能力があるという。
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空港ターミナルの中央にショッピングモール「ガレリア GALLERIA 」があり、エレベーターで 6 階「展望デッキ」まで行き、階段を上ると屋上の展望デッキに至る。全周に金網が張り巡らされているが、所々網目が切れていて、カメラのレンズが通るように配慮されている。 |
展望デッキの西方にA滑走路が見える。展望デッキから一番よく見える滑走路である。タクシング(TAXING 地上滑走)中の旅客機(ANA B747-400D)が見えた。A滑走路の向こうに多摩川の河口が見える。その向こうは川崎浮島の石油コンビナートである。 |
今回、一気に多摩川を下り、河口に隣接する羽田空港を取材した。富士山の写真も沢山撮影することができ、予想外の収穫があった。超ラッキーである。ライト兄弟が1903年12月17日キティホークで人類初の動力飛行に成功して丁度100年後のフライトだったが、僅か一世紀でこのような巨大な金属の鳥が大空を飛び交うとは誰も予想しなかったに違いない。 |
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2003年12月14日(日)晴 多摩川や煙一筋冬浅し
■■■ 旅紀行日本の祭り第11集
「江戸天下祭」をアップ! ■■■
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徳川家康が江戸幕府を開いて丁度400年となる平成15年(2003)の11月22日(土)から24日(祝)まで、東京都千代田区江戸開府400年記念事業実行委員会主催による江戸天下祭(えどてんかまつり)が開かれ、絢爛豪華な江戸時代の祭りが再現された。 |
特に11月24日(祝)は、電線が妨げとなり、明治22年(1889)を最後に行われなくなった山車(だし)や神輿(みこし)の順行が披露され、30万人の見物客が見守った。正午から薄暗くなるまで続いた総勢5500人による順行のお陰で、江戸時代に繰り広げられた絢爛豪華な歴史絵巻の様子を垣間見ることができた。
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明治時代に順行が廃止になったとき、東京には100台を超える山車があったことを考えると、今回の天下祭の規模は非常に小さく、昔は如何に盛大な祭であったかがよく分かり、その凄さを実感する。
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明治維新以後、文明開化により舶来文化がもてはやされ、古い伝統文化が廃れていったことは、明治政府の大きな失政である。今は殆ど消えてしまったチンチン電車が東京に入ってくると、電線のために山車が通れず、江戸時代から何百年も続いてきた天下祭の順行は途絶え、殆どの山車が地方へ売り払われてしまった。 |
そのお陰で、地方の祭文化が花開き、川越まつりをはじめ、全国に盛大な祭が催されるようになったことは非常に喜ばしいが、東京都民にとっては寂しい現実となっている。 |
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2003年12月1日(月)雨 奥多摩の峰より出づる鱗雲
■■■ 多摩川紀行第6集
「紅葉の御岳渓谷」をアップ! ■■■
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2003年11月15日(土)、快晴に恵まれたので、紅葉を求めて御岳(みたけ)渓谷に行った。JR青梅線
・青梅駅から奥多摩行きに乗って約15分、5つ目の沢井(さわい)駅で下車。ここから遊歩道(吉野氷川(よしのひかわ)線歩道)を上流に向かって2kmほど散策した。 |
山と川に挟まれた沢井駅の直ぐ前にある坂道を下ると、清酒「澤乃井(さわのい)」の造り酒屋「小澤酒造」がある。工場は近代化された建物になっているが、すぐそばの国道沿いには、白い土蔵や茅葺きの家などが昔の風情を今に伝えている。
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御岳渓谷を流れる清水は、御岳清流として環境省選定による「日本の名水100選」に選ばれている。御岳清流は水温が低いため、夏場でも水浴には適さない。多摩川下流には6ヵ所の取水口があるが、主に羽村市(はむらし)にある小作取水堰(おざくしゅすいせき)と羽村取水堰(はむらしゅすいせき)によって取水され、東京都民の飲料水として利用されている。
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玉堂美術館の銀杏の木のそばで、毎年紅葉の御岳渓谷を撮りに来ているという年配のアマチュア写真家と出会った。夏の天候不順が原因で、今年の紅葉は今が最盛期にもかかわらず、これまでの最悪だと不満げだ。そうかも知れない。しかし奥日光の晩秋の景色を見てきた私は、この景観も、とても新鮮で美しいと感じた。自然は精一杯、生を謳歌している。二度とこないこの日を素直な気持ちで鑑賞したいと思った。 |
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2003年11月22日(土)晴 深山路の茅葺の家秋深む
■■■ 感動写真集第20集
「屋久島の森へ」をアップ! ■■■
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昨日、感動写真集第20集を発表した。今回の作品は、福岡市に単身赴任中の大庭靖雄さんが11月最初の連休に世界自然遺産に登録されている屋久島に旅行し、往復9時間の登山により撮影された貴重な映像と紀行文により構成されている。樹齢7千年の縄文杉など、太古の原始林が画面一杯に展開し、圧巻である。 |
「ひと月に35日雨が降る」といわれるほど豊富な屋久島の降雨量がヤクスギやシイ、タブノキなどの自然林を育んだ。ヤクシカやヤクザルなど野生の動植物も多い。このため、大正13年(1924)に屋久島スギ原始林が特別天然記念物に指定され、また、平成 5 年(1993年)には屋久島の約20%の区域が白神山地とともに世界自然遺産に登録された。 |
屋久島の自然林は、樹齢100〜300年のコスギが主で、常緑広葉樹と混交している。この中に樹齢1000年以上のヤクスギが点在している。老齢のヤクスギは現在なお
1 万本は存在すると推定されており、樹高20m、直径1〜2mに達するものが
9 割を超す。樹齢300年以下のものはヤクスギとはいわず、コスギと呼ばれる。
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薩摩藩による重い年貢を課された島民の窮乏を救うために、約300年前から老齢のヤクスギからなる原生林の伐採を始め、現在のコスギを主とした天然林はその跡地に更新したものであるという。
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2003年11月14日(金)曇 秋の嶺餌場に遊ぶ山雀
■■■ 多摩川紀行第5集
「御岳山」をアップ! ■■■
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2003年11月8日(土)、晴天に恵まれたので、家内と二人で青梅市にある御岳山(みたけさん)に行った。標高929mの山頂には神社が建ち、門前町が形成され、茅葺き屋根の民家がある。御岳山の長い伝統と歴史の息吹を感じた。 |
御嶽講の記念碑の中に新しい碑が散見され、現在でも各地から講が組まれ、参拝客で賑わっていることに心を引かれた。御岳山上の超僻地で生活をしている人たち。私と同じ青梅市民であり、東京都民である。人々の生活を支えるケーブルカーの有り難さを知った。 |
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■■■ OLYMPUS E-1 の使用感(その2) ■■■
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今回も10月10日に新発売されたOLYMPUS E-1を使って全て撮影したが、バッテリー交換は不要で、寿命が長いのに驚いた。 |
山雀(ヤマガラ) |
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拡大写真(1024x768)108KB |
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御岳山の長尾平では、50-200mmズームに1.4倍のテレコンバータを取り付け、超望遠の連写モードで、山雀(ヤマガラ)を手持ち撮影したが、その威力は素晴らしく、たまに12枚のバッファがフルになり、若干待たされることがあったものの、動きの早い野鳥の姿を見事にとらえることができた。 |
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撮影中はカシャ・カシャ・カシャ・・・という軽快な音に心が弾んだ。山雀は動きが早いので、E-20では絶対に撮れない。勿論、E-20の倍率は低いので、これだけ大きく撮るのは不可能である。 |
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明るい場所であったが、ISO800にして、フルオートで撮影したのだが、結果は566mm F6.3 1/320 で撮影していた。超望遠にもかかわらず、高速シャッターのため手ぶれの影響もなく、F6.3と絞り込みができたので、全身にピントが合い、豊かな快調の写真が得られた。 |
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ISO800にしたため、暗部に雑音が乗っていたが、フォトレタッチ・ソフトで雑音を除去したので、ISO800でも十分に実用になることが分かった。もっともISO400にしても良かったかなと思っている。 |
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2003年11月07日(金)曇 幽谷の大樹に寄添ふ藤袴
■■■ 「晩秋の日光路」をアップ! ■■■
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2003年11月1日(土)、家内と二人で日光へ旅した。早起きして中央線快速でJR神田駅まで行き、地下鉄銀座線で浅草に出て、東武浅草駅0710発特急けごん1号に乗り、0916東武日光駅に着いた。 |
日光は、栃木県北西部、日光市を中心とする地域の通称で、日光火山群の南部、大谷(だいや)川水系の中・上流地域に当たる。華厳滝より上流の奥日光と下流の表日光(口日光)に分けられる。 |
日光は雄大な自然に恵まれた地であり、また、男体山(なんたいさん)を中心に奈良時代末期に勝道上人(しょうどうしょうにん)によって開かれた山岳仏教の聖地である。近世には徳川家康を祀る日光東照宮の造営により栄え、国宝などに指定された建築物や文化財も多い。このため「日光を見ずして結構というなかれ」とまでいわれ、日本を代表する観光地の一つとして国際的にも知られている。 |
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紅葉の最盛期が過ぎていることは出発前に分かっていたが、盛りを過ぎた風景はどういうものなのか興味があった。結果は、枯淡の境地とでもいうべきか、枯れ木も山の賑わいというが、予想外に素晴らしく、見たことのない世界が広がっていた。枯れ木も景色のひとつとなっており、変化に富んだ色合いが付加され、景色に渋みや深みが加わっている。これはちょっとした発見だと思う。 |
上りの第二いろは坂の途中にある明智平でバスを降りる人があまりいなかったが、日光に行けば、明智平は絶対に外せないスポットである。中禅寺湖と華厳滝を一望できるこの展望台は、素晴らしいの一語に尽きる。 |
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■■■ OLYMPUS E-1 の使用感 ■■■
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今回、10月10日に新発売されたOLYMPUS E-1を使って全て撮影した。総じて素晴らしい使用感だった。 |
1 感 度 明るいところから夕方の暗いところまで、ISO100〜800まで試してみた。ISO400までは、雑音は全くなく、無条件で使用できる。ISO800は暗部に雑音が乗っていたが、よく見ないと分からない程度で、実用上問題のないレベルであった。 |
2 画 質 三脚は一切使わず、超望遠を含め、全てフリーハンドで撮影。超望遠だけは、レンズを手すりなどで支えて撮影した。標準のHQ(JPG1/8圧縮)で保存したが、解像力・発色ともに素晴らしく、E-20とは数段上の素晴らしい画質が得られた。 |
3 連 写 これも私の主義で、AF/AE
フルオートの最速で撮影したが、撮影しながら同時に外部メモリーに転送されるので、12枚(128MB)のバッファは常に余裕があり、シャッターが切れなくなる事態は皆無で、メモリーがなくなるまで撮影でき、銀塩一眼レフと全く変わらない使用感だった。 |
4 電 池 専用のリチウムイオン電池BML-1は寿命が長く、夕方700枚ほど撮影した時点で電池切れのサインが出たので取り替えた。画像確認などで液晶を時々表示させたりしたのだが、驚くほどの寿命だった。 |
5 重 量 フォーサーズシステムのメリットは小型軽量ということだが、E-1はキャノンのEOS10DやニコンのD100と殆ど変わらない。そのため、フル装備のリュックの重量は、三脚抜きで
5Kg もある。日光は9時間ほど行動したが、ヘトヘトになった。オリンパスのホームページを見ると、今後小型軽量のモデルを発売するとのことだが、早期発売を期待したい。 |
6 フラッシュ 今回、日光東照宮で外付け専用フラッシュFL-20を使用したが、TTL
AUTO自動シンクロ発光は快適だった。ただ、外付けのため、フラッシュを装着すると我が愛用のキャップのツバが当たり、ファインダーが覗けなくなった。やむなく帽子を後ろ向きに被って使用したが、家内からは「格好悪い」の一言。出っ張っているし、バッテリーは別途単三2本を用意しなければならないし、E-20の内蔵フラッシュの有り難さが思い出された。 |
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2003年10月23日(金)雨 肩車父の温もり秋桜
■■■ 「130万本の秋桜」をアップ! ■■■
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2003年10月19日(日)、東京は久しぶりの快晴に恵まれたので、JR青梅線西立川駅前の国営昭和記念公園に行き、ちょうど見頃を迎えた秋桜(あきざくら
コスモス)を撮影した。 |
国営昭和記念公園は、
東京都立川(たちかわ)市と昭島(あきしま)市にまたがる国営公園で、日比谷公園の11倍の広さがあり、130haに及ぶ広大な敷地に季節の花が咲き乱れる花園や水鳥の池、広大な原っぱがあるほか、総延長14kmのサイクリングロード、プール、バーベキューガーデンなど多くの施設があり、四季を通して都民のオアシスとなっている。 |
コスモス畑は4ヵ所に点在していたので、近い方から順に廻ることにした。結果的には自転車を借りればよかったが、歩いて廻ったので、全てを撮影するのに3時間を要した。 |
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2003年10月10日、全てがデジタルカメラ用に設計された革新的な
OLYMPUS E-1
が発売され、早速入手することができた。その筆卸しのため、昭和記念公園の秋桜を撮影したが、結果は驚くほど素晴らしい写真が撮れた。 |
フォーサーズシステムの最大の特徴は、豊かな階調と再現性にあると聞いていたが、まるで絵の具をたっぷり塗り込んだ絵画のようにリッチな画像が得られた。レタッチも殆ど必要ないほどの出来映えで、豊かな階調とはこういうことかと、改めて実感した。 |
レンズは14-54mm、50mm macro、50-200mm、1.4倍テレコンバーターを揃えた。OLYMPUS E-1 は、これから私の強力な武器となってくれることだろう。 |
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2003年10月18日(土)曇 畦に来て渡るそよ風曼珠沙華
■■■ 「京都紅葉の旅」をアップ! ■■■
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神戸の単身赴任中、2001年と2002年の秋に旅した京都の紅葉の名刹《南禅寺 永観堂 高山寺 神護寺 三千院》の5ヵ所を収録した「京都紅葉の旅」が完成した。それぞれに特徴があり、味わい深い。
旅紀行ジャパンもこれで21集を数える。集を重ねるごとにマンネリを排し、レベルアップに努めているが、今回の作品がどう評価されるか、気になるところではある。私にとっては、苦労して作成した大作であることには間違いない。 |
京都は盆地性気候のため、夏は暑く、冬は寒い。寒暖の差が大きく、住むには大変だが、その分秋の紅葉が素晴らしい。日本の大自然の偉大さに敬服すると共にその恵みに感謝したい。 |
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2003年10月11日(土)曇 奥多摩の吊橋ひとつ秋茜
■■■ オリンパスE-1の新発売 ■■■
2003年10月10日、沈黙を保っていたオリンパスは、満を持してE-1(イーワン)を全国一斉に発売した。朝起きてみると、朝刊には見開き両面に新発売の広告があった。10月10日というきりの良い日を選び、しかもこの日に発売されるという予告は一切なく、発売はあくまでも10月上旬ということで、予約もそれでとおしていた。
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昼休み、ヨドバシカメラ新宿西口本店と、ビック新宿西口店に行ってみた。デジカメコーナーにキャンペーンガールが一人立っていて、E-1と宣伝ビデオのそばでパンフレットを配っていた。
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聞いてみるとオリンパスから派遣されたアルバイトで、2時間講義を受けてきたらしく、10日から13日までの4日間、全国の大規模店でキャンペーンガールが店頭に立つという。記念品を配るでもなく、購入すれば特典があるわけでもない。新時代のデジカメ登場という熱気はさほど感じられず、静かな売り出し風景だった。 |
肝心の値段だが、両店とも殆ど同じで、ボディと標準レンズの組み合わせで、消費税込みで30万円であった。両店とも10%のポイント還元がつく。隣にはレンズを入れて14万円の EOS Kiss Disital
が置かれており、来客も性能は申し分ないが値段が高く、簡単には買えない様子だった。 |
値段について、店員は、「キャノンのEOS10DやニコンのD100のような大衆機ではなく、その上のプロ仕様機なので、それと比べると安いですよ。」と説明していた。 |
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また、キャノンやニコンの一眼レフデジカメと大きさや重さが変わらないので、「小型軽量といっていたフォーサーズシステムの最初の話と違うね。」という客もいた。それに対しては、「プロの意見を聞き、手になじむ大きさとある程度の重さが必要ということで、このサイズになりました。」という説明だった。
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しかし、コンパクトデジカメは軽量でもちゃんと写るのに、プロ仕様機は重さが必要というのでは誰も納得しないだろう。早急に小型軽量の機種が発売されることを期待したい。
(2003年10月11日)
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2003年10月5日(日)晴 湖に沈みし村の秋祭
すっかり秋らしくなってきた。10月から長袖のワイシャツに衣替え。土日の2日間、多摩川沿いをマウンティンバイクで走った。平地でないため、距離を出せないが、2日間で35+20=55km走った。秋に入っても御岳渓谷ではカヌーやゴムボートで川下りする光景が見られた。
■■■ ファイルの分散化 ■■■
先日の急激なアクセスアップを契機に、ひとつのレンタルサーバーで全てをまかなうのは巨大なファイル転送量となり、負担が大きくなることから、ファイルを分散化することにし、無料サイトを利用したりしたのだが、無料サイトはラッシュ時にはダウンロードできないことがおこるなど、ゲストに迷惑をかけることが分かった。そこで、有料のレンタルサーバーを別途確保し、ダウンロードの負担の大きな写真集を次のように割り振った。
maturi/
300MB 旅紀行日本の祭り 旅紀行日本の裸祭り
http://wadaphoto2.web.infoseek.co.jp/
300MB 旅紀行ジャパン 特集!旅紀行
http://wadaphoto3.web.infoseek.co.jp/
300MB 感動写真集 フォトギャラリー
この結果 http://wadaphoto.com/
は、トップページとお便りコーナーや徒然日記などの関連テーマのみになった。これで軽快になったと思う。
2003年10月2日(木)曇 奥多摩や川のせせらぎ秋入日
■■■ 「多摩川紀行」をアップ! ■■■
東京都青梅市(おうめし)河辺(かべ)の我が家は、標高200m、西から東に流れる多摩川の北岸に建つマンションで、奥多摩湖から流れてくる多摩川を毎日眺めて暮らしている。これからの私の人生は多摩川と共にある。 |
マンションの北側には、南白はけ*公園を挟んで奥多摩街道がある。上流に向かって行くと、東青梅で青梅街道と合流し、30kmほどで奥多摩湖に至る。河辺から7km上流にある日向和田(ひなたわだ)から秩父多摩甲斐国立公園に入る。
*
はけ:丘陵山地の片岸 秩父多摩甲斐国立公園の概要
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2003年4月以降、週末には電車やマウンティンバイクを利用して多摩川周辺を散策し、その風景をデジカメに収めてきた。今後「多摩川紀行」と題し、多摩川の四季折々の風景をシリーズで紹介してゆきたい。 |
今回は、「多摩川の夏」「カヌーの御岳渓谷」「小河内の鹿島踊」「原の獅子舞」
の4タイトルである。奥多摩の大自然やそれを楽しむ人々、昔から培われてきた伝統文化・・・。これらは全て多摩川の恵みによるもので、改めてその有り難さを知る。
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2003年9月21日(日)雨 多摩川の瀬音聞こゆる夕月夜
今日は、台風15号の影響で朝から雨が強く降っている。台風は日本の南岸沿いを東に進むようだが、前線が刺激され、かなりな雨量である。我が家のベランダから見える多摩川の水量はそれほどでもないが、小河内ダムも水を満々とたたえており、水不足の心配はない。
■■■ アクセス数、正常に復帰 ■■■
先週末は、異常なアクセス増に驚いたが、その後は落ち着き、現在は600〜700件/日ほどになっている。しかし、今後も起こりうるので、ダウンロード量を減らすために、画像の置き場所を無料ホームページサイトと併用するようにした。AAA!CAFEなど、サイトによっては画像だけを取り出すことができないようになっているところがあるが、infoseek
や yahoo!
などは、そのようなけちくさい措置をとっていないのが幸いだ。
AAA!CAFEは、特殊な対応をしているためか、私のパソコンでは、ノートンセキュリティが画像の表示を拒んでしまう。ノートンの常駐を切ると画像が表示される。この会社は、ウィルスファイルと間違われて画像が不表示になるというデメリットを承知しているのだろうか。大きなファイルのアップロード制限があったり、AAA!CAFEのように、基準以上の大きなファイルはアップロードできてもダウンロードできないようにしている所もある。このような規制の多い無料サイトは敬遠され、結局淘汰されてしまうのではないかと思う。一般に大手サイトは寛大のように思われる。
2003年9月16日(火)晴 鮎を焼く煙の上がる向かう岸
■■■ 連休にアクセス10倍の悲鳴! ■■■
先週末は、敬老の日を入れて3連休だったが、14日(土)は600件程度のアクセスだったのが、15日(日)・16日(月)のアクセスが異常に増えた。15日・3798件
+ 16日・3580件 = 7374件 と3日間で1万件になろうかというハイペースだった。これは普段の10倍である。最初、余りにも多いので、カウンターの故障かと思ったが、そうではなく、10倍ほど増えているタイトルがかなりあった。
異常に増えたのは、日本の裸祭りシリーズで、その目次ページが1300件/日、日本三大奇祭が800件/日、灘のけんか祭りが700件/日、浜の宮天満宮と大野八幡神社やんさ祭りがそれぞれ500件/日であった。今日16日(火)はウィークデーに入り、落ち着いてはいるが、それでも1300件を超え、3日間で8676件のアクセスとなった。
1週間で1万アクセス達成! この大ブレークのお陰で、1週間で1万件というアクセス新記録をつくった。その原因がよくわからないが、どこかのお祭り系の人気サイトで私のホームページが紹介されたか、目に付くところにリンクされたためではないかと推測される。いずれにしても今後もinternetのゴールデンタイムには、異常に多いアクセスが発生する恐れがある。
これで困るのは、ダウンロード量(レンタルサーバーがファイルを送り出す量)が1月90GBで契約しており、これを超過すると追加料金が発生することである。先日、60GB/月から五割アップの90GB/月に増やしたばかりであり、このペースでアクセスが続くようだと、直ぐにパンクしてしまうだろう。
ダウンロード量を契約範囲に抑えるため、灘のけんか祭りなどの人気タイトルを無料サイトに移したり、トップページをスリム化するなど、現在、可能な対応策を実施中である。
2003年9月9日(火)曇 急流の音より高き蝉時雨
■■■ デジタル・ネット図書館
PART2 ■■■
2003年8月19日の日記に 残したくないものまで勝手に残すデジタル・ネット図書館
というタイトルで、世界最大の規模を誇るネット上の図書館が米国の「インターネット・アーカイブ」
http://www.archive.org/
というサイトであることを紹介した。
その際、私の以前のサイト http://www3.justnet.ne.jp/~wadayoshio/
を検索すると、2001年が10世代、2002年が2世代保存されていたが、現在の
http://wadaphoto.com/
は保存されていなかったため、検索されるよう入力していたところ、今日、オフィスのパソコン(Windows2000プロフェッショナル)で改めて
http://wadaphoto.com/
を検索してみると、保存されていることが判明した。しかも、2002年は6世代、2003年は2世代が保存されていた。
帰宅後、自宅のパソコン(WindowsXPホームエディション)で検索してみると、どういうわけか
Sorry, no matches. という表示となる。OSによって、検索結果が変わってしまうということが分かった。つまり、前回の検索時点で既に保存されていたにもかかわらず、私のパソコンでは表示されなかったわけで、多分オフィスのパソコンを使えば表示されたのだろう。なぜ、XPだと駄目なのだろう。検索エンジンに問題があるのかも知れない。ともあれ、私のホームページは、2001年4月4日から2003年2月16日までの20世代がインターネットアーカイブに保存されていることが判明した。
保存記録を見ると、私のホームページのあゆみがよく分かり、感慨深いものがある。しかし、これだけのスペースをとって記録していくことは、膨大なストレージを必要とするので、大変なコストがかかると思う。internetの資産を保全するという意味では、大変価値のある試みであり、私自身は有り難く思う。しかし、保存されたくないサイトも本人の承諾なしにいつの間にか保存されてしまうことには、問題が残る。
* denotes when site was updated.
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Feb
06, 2003 *
Feb
16, 2003 *
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2003年9月4日(木)曇 多摩川の水音高し戻り梅雨
■■■ アクセスカウンターによる来訪者数の分析 ■■■
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トップページ |
アクセスカウンターを新しいものに付け替えた際、アクセス件数をとりまとめてみた。トップページは、開設以来37ヵ月間で、236,934件のアクセスがあり、平均アクセス件数は6,400件/月となった。最近は20日で1万件のペースなので、平均アクセス件数は更に増えてゆくことだろう。 |
全てのタイトル |
トップページを含め、カウンターを設置している130タイトルの総アクセス件数は、1,416,451件であり、平均すると38,282件/月(1,276件/日)となった。 |
トップページ以外の総アクセス件数は、1,179,487件であった。これをトップページの総アクセス件数で割ると、丁度5となる。読者が全てトップページから来訪したものと考えると、一人あたり5つのタイトルを見たことになり、読者に気に入っていただいているものと推定できる。 |
2003年9月3日(水)のアクセス状況 |
2003年9月3日(水)のアクセス件数は、692(トップページ)+2,297(トップページ以外)=2,989件であった。この日は、延べ700人が来訪し、一人あたり3タイトルを見たことになり、トップページを含め、延べ3,000件のタイトルがヒューストンにあるサーバーから日本の読者のパソコンに送り出された。ページが複数あるタイトルも多いので、ページ数にすると倍近くになるかもしれない。 |
個別タイトルの状況 |
2003年9月3日現在で各タイトルの総アクセス件数を比較すると、次表のような順位となる。アップロードの期間が長いタイトルほどアクセス件数が多いのは当然なので、月平均で見直すと、順位が変わる。全体的に、裸祭りの人気が高い。 |
|
|
タ イ
ト ル
|
総件数
|
|
月平均
|
|
|
|
タ イ
ト ル
|
総件数
|
|
月平均
|
|
1 |
ベルサイユ宮殿 |
48,694 |
25 |
1,948 |
3 |
12 |
フランス写真解説 |
25,980 |
37 |
702 |
16 |
2 |
灘のけんか祭り |
43,194 |
22 |
1,963 |
2 |
13 |
イタリア写真解説 |
25,588 |
37 |
692 |
17 |
3 |
日本三大奇祭 |
38,658 |
19 |
2,035 |
1 |
14 |
どやどや写真展 |
25,379 |
19 |
1,336 |
6 |
4 |
フランス写真集 |
30,962 |
37 |
837 |
12 |
15 |
中国写真集 |
25,076 |
37 |
678 |
18 |
5 |
日本の裸祭り目次 |
29,902 |
22 |
1,359 |
5 |
16 |
男たちの写真展 |
24,131 |
22 |
1,097 |
8 |
6 |
イタリア写真集 |
29,432 |
37 |
795 |
13 |
17 |
お便りコーナー |
22,846 |
27 |
846 |
11 |
7 |
ふんどし談議 |
28,346 |
22 |
1,288 |
7 |
18 |
水上都市ベニス |
22,735 |
29 |
784 |
14 |
8 |
四天王寺どやどや |
27,018 |
19 |
1,422 |
4 |
19 |
イギリス写真集 |
22,697 |
37 |
613 |
19 |
9 |
万里の長城 |
26,881 |
25 |
1,075 |
9 |
20 |
徒然日記 |
20,986 |
37 |
567 |
22 |
10 |
悲劇の画家ゴッホ |
26,860 |
27 |
995 |
10 |
21 |
リンク集 |
20,935 |
36 |
582 |
20 |
11 |
作者プロフィール |
26,788 |
37 |
724 |
15 |
22 |
アメリカ写真集 |
20,831 |
36 |
579 |
21 |
|
2003年9月2日(火)晴 風紋の広がり行きぬ夏の川
■■■ 全タイトルにアクセスカウンターを設置 ■■■
|
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先週末の3日間、トップページを除くアクセスカウンターが表示されないというトラブルが続いた。実は、トップページ以外のカウンターは、会津大学の無料アクセスカウンター
http://face.u-aizu.ac.jp/counter/counter.html を利用している。
「本カウンタは、会津大学の公式のものではなく、学生の実験的プロジェクトのため、安定したサービスを保証できません。予告なくサービスを停止・休止する事があります。」と断り書きがあり、それを承知で数年間にわたり利用していた。たまに不調になるときがあったが、通報すると翌日には正常に復帰していたので、安心していたのだが、今回はメールを二度にわたって送ったが、復旧は月曜日の朝になってしまった。学生が夏休み中で、対応できなかったのだろう。
そこで、無料カウンターの利用をあきらめ、トップページと同じカウンターを全タイトルに設置することにした。この作業が大変で、130タイトルに【今日
合計
昨日】を表示する本格的なカウンターにしたため、フルに週末をこの作業に費やし、月曜日に会津大学のカウンターが復旧するのを待ち、その数字をひとつひとつ読みとって移植し、月曜の夜、やっと完成した。
アクセスカウンターの表示は、レンタルサーバーに用意されているPERL(テキストデータを編集加工するのに優れたソフトウェア(スクリプト言語))によるCGI
(Common Gateway Interface)
を利用するもので、トップページと同様に、DAY COUNTER http://www.kent-web.com/count/daycount.html
というKENT氏(日本人男性)によるフリーのCGIスクリプトを使った。カウンターのフォントは、気に入ったものがなかったので、自分で作成した。
大変だったが、これで当サイトは、完全に現在のレンタルサーバー内で完結することになった。完成したページを見ると、なかなかのできばえだと思う。個々のページの昨日と今日の来客数が分かるので、現在、どのタイトルに人気があるのかがよく分かるようになった。
■■■ ウィルス(スパム)メールに悲鳴! ■■■
最近、W32.Sobig.F@mm
(ソービッグF) というスパムメールが大量に送りつけられ、困っている。私はso-netのウィルスチェック・サービスとパソコンにインストールしたノートンセキュリティによるダブルチェックをしているので、実害はないのだが、一晩に200通ほどが送りつけられてくる。削除するのに手間がかかる。日中もパラパラと来るので、自動受信の設定を切り、任意の時間にメールチェックをすることにしている。ホームページにメールアドレスを公開している以上、やむを得ないのかも知れないが、明らかに犯罪であり、何とかして欲しいものだ。
【参考】 W32.Sobig.F@mm (ソービッグF): 独自のメール送信機能を利用して、大量メール送信を行う。メール差出人、件名、添付ファイルの名称が不定で英語になっている。添付ファイルの容量は、約72,000バイト。主な症状は、パソコンのWindowsフォルダ(またたWinntフォルダ)の中にwinppr32.exeという名称のファイルを書き込む。 メール感染だけでなく、アクセス可能な共有ネットワークに自分自身をコピー しようとする。
2003年8月29日(金)曇 夏の山赤きカヤック川上る
■■■ 「オリンパスE-1発表会」をアップ! ■■■
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拡大写真(970X883)138KB |
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2003年8月26日(火)夜、六本木ヒルズ森タワー49階六本木フォーラムで開かれたオリンパス光学工業(株)主催の「デジタル一眼レフカメラ新製品発表会」に出席した。新製品・E-1(イーワン)は10月上旬に発売される。 |
1900から約20分ほど昆虫写真の第一人者として知られる自然写真家・海野和男氏によるカメラマンリポートがあった。E-1で撮影した豊富なスライド写真をもとに、具体的な試用結果の説明がなされ、素晴らしいできばえであるとの結論だった。 |
カメラマンレポートのあと、テクノロジー店頭コーナーに行った。フォーサーズシステムの全製品が展示されていた。 |
雨に濡れて水滴の着いたE-1がガラスケースに収められて展示されており、防滴・防塵性に万全であることをアピールしていたのが印象的だった。 |
E-20を持参していたので、E-1と持ち比べてみたが、E-1の方が軽く、特にホールド感はE-20を超えていて直ぐに手に馴染んだ。シャッターを切ると、極めて軽快で、銀塩の一眼レフと全く同じ感覚でカシャカシャと切れたのには感動的だった。 |
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|
隣の部屋に入ると、E-1フォトギャラリーとなっており、海野和男氏はじめ、動物写真家の岩合光昭、俳優アイドル写真家の山岸伸、ミスユニバース日本代表から写真家になった織作峰子、宮島康彦、石黒賢治といった著名なプロカメラマンがE-1で撮影した作品が展示されていた。E-1は500万画素であるが、全紙大に引き延ばしても十分に鑑賞に堪えることがよく分かった。素晴らしい作品ばかりで、それぞれに個性があり、さすがプロだと感心した。 |
奥の広いフロアーにE-1体験コーナーがあった。人数が多く、大変だったが、実機で撮影すると、エプソンのプリンターでA4サイズに印刷してくれる。私は、50mm(100mm)マクロレンズが装着されたE-1で生け花を自動露出・オートフォーカスで5枚ほど撮影した。持参したコンパクトフラッシュを使用させてもらったので、印刷してもらったあと、持ち帰ることができた。期待した以上に鮮やかな画像が撮れた。 |
|
今回、オリンパスが社運をかけて開発したデジカメ専用設計のフォーサーズシステムは、デジタルカメラの特性を生かした理想的なシステムで、革新性に富んでいる。開発に時間がかかり、出遅れている感があるが、10月上旬にE-1が発売されれば、世界から高い評価を受けるに違いない。 |
しかし、E-1は、E-20にあった内蔵ストロボを外し、コンパクトフラッシュとスマートメディアのデュアルスロットからスマートメディアが使えないシングルスロットにするなどスペックダウンしている部分がある。特に、逆光時の補助光などに手軽に使える必須機能ともいうべき内蔵ストロボを外したのは理解に苦しむ。 |
E-1は堅牢で高性能であることには間違いないが、残念ながら小型軽量を期待する我々アマチュアのニーズを十分に反映した仕様になっていない。ボディや標準レンズの大きさは他社のものと殆ど変わらず、フォーサーズのメリットを十分に反映しているとは言い難い。これは、開発陣がプロ仕様にこだわったためといえるだろう。 |
キャノンは、EOS10Dの普及機 EOS Kiss Disital をレンズ込みで実売14万円弱(ヨドバシカメラ新宿西口本店)で9月20日から発売するという。連写機能が少し弱くてボディもプラスティックであるが、これまでの半値に近い衝撃的な価格である。オリンパスからアマチュア対象のコストパフォーマンスに優れたE-1普及機の早期発売が待たれる。ともあれ、発売と同時にプロ仕様のE-1を入手し、今後の主力機として活用したい。 |
|
2003年8月19日(火)曇 雨止まぬ九連休の冷夏かな
■■■ 残したくないものまで勝手に残すデジタル・ネット図書館 ■■■
今朝の毎日新聞に近畿大学講師・岡村久道さんの〈 ネット図書館の「諸行無常」〉というコラムがあった。internet上に現れたホームページは、うたかたの如く消えてゆくものが多いので、これらネット上のデジタル作品を後世に残すためのプロジェクトとして、さまざまなデジタル作品の保存サイトが世界中に立ち上げられているという。
そのなかで、世界最大の規模を誇るネット上の図書館が米国の「インターネット・アーカイブ」
http://www.archive.org/
というサイトだという。早速アクセスしてみたところ、直ぐにつながり、トップページに設立趣旨とWeb Address を検索する入力フォームがあった。キーワード検索は行えない。説明によると1996年以来のinternet上のサイト約100億ページが保存されているという。これは膨大なデータである。
そこで私の以前のサイト http://www3.justnet.ne.jp/~wadayoshio/
を検索すると、2001年が10世代、2002年が2世代保存されていた。古いものから順に覗いてゆくと、私のサイトがだんだんと充実していく様子がよくわかる。
* denotes when site
was updated.
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Results for Jan 01, 1996 - Aug 19, 2003 |
1996 |
1997 |
1998 |
1999 |
2000 |
2001 |
2002 |
2003 |
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04, 2001 *
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17, 2001 *
May
18, 2001 *
May
20, 2001
May
30, 2001 *
Jun
16, 2001 *
Jun
29, 2001 *
Jun
30, 2001
Jul
21, 2001 *
Oct
30, 2001 *
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Feb
04, 2002 *
Jun
06, 2002 *
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私の現在のサイトはどうかと、http://wadaphoto.com/
を検索したところ、残念ながら記録されていなかった。説明では、リンクなど辿ってはいるが、完全に探知・収録するのは難しいという。次回検索されるよう登録するフォームがあったので、早速入力しておいた。
問題は、ロボットが機械的に検索・記録するため、著作権侵害・わいせつ物陳列罪・名誉毀損などに当たるとして削除されたページまでが保存されており、誰でもこれを閲覧できる状態にあることだ。事後的に削除を申し込めば、消去してくれるというが、そのような記録が残っていることを知らなければ、知るまでは削除されないという問題点が残る。当人の了解なしに残したくないものまで残されるのは問題があるが、現時点ではこのようなサイトを規制するルールはない。
日本でも国立国会図書館がウェブページの保存実験を行っているそうだ。総務省も保存のための仕組みを検討中だという。保存してはならないものや、残したくないと思われるものを保存しないようにするにはどういう方策があるのか、難しい課題である。
→ デジタル・ネット図書館
PART2
2003年8月16日(土)雨 赤い屋根遥に続く麦の丘
8月の盆休みで日本列島は里帰りのシーズンだ。今週は会社全体が夏休みなので、私も休みを取っているが、東京は雨続きで、外出ができない。一日中、家の中で過ごしている。お陰で、未編集の作品を数本、一気に仕上げてアップすることができた。
今週は低温続きで、クーラーは不要。東京電力はホッとしていることだろうが、海の家は大打撃だろう。テレビのニュースではおでんが売れているという。日本の農作物は日照不足で、不作になるのは素人の私にも分かる。海外では未曽有の熱波で苦しんでいる国々やニューヨークの原因不明の大停電など、異変が起こっている。夏は暑いに限る。夏の太陽は来週以降か・・・。
■■■ 「ニュージーランドの山々」をアップ! ■■■
タスマン氷河に着陸したセスナ機 |
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拡大写真(1600X720)140KB |
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南半球の温帯に位置するニュージーランドは、先住民族マオリの言葉でアオテアロアAotearoa
「白い雲のたなびく島」と呼ばれる。その言葉のとおり、南北ふたつの島からなるこの国は、緑豊かな美しい国である。 |
ニュージーランド南島の南部には、世界一美しい散歩道と称されるミルフォードトラックと、山岳展望ではそれを凌ぐといわれる全長41kmのルートバーントラックがある。 |
私たちはマウントクック国立公園、クィーンズタウンのベン・ローモンド山のトレッキングを含む後者を選び、海外の山岳ツアーに初挑戦した。 |
1995年12月26日、関空発ブリスベーン経由で翌日オークランドに入り、国内線に乗り継ぎ、クライストチャーチ経由でクィーンズタウンに到着。南半球の真夏の旅がスタートした。 |
|
この作品は、アマチュア山岳写真家・南光優さんの海外山岳シリーズ第3弾である。ニュージーランドの美しい山岳風景が我々を魅了する。是非ご覧いただきたい。 |
|
■■■ Wa☆Daフォトギャラリーを紹介するサイト ■■■
Wa☆Daフォトギャラリーをキーワードに検索してみた。google
では656件のヒットがある。 yahoo! では655件、excite
では657件表示される。しかし、goo では63件しかヒットしなかった。検索エンジンの性能がよく分かる。表示された内容は、私の各ページとリンクが主であるが、中には私のホームページを紹介してくれているサイトがある。有り難い。ここで、その一部を紹介したい。 |
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1 日本インフォマットは、色々なサイトを詳細に紹介している異色のホームページだ。 海外/国内旅行写真集集覧
というページに「わだフォトぎゃらりー」という欄があった。データは2003年1月で若干古いが、私のホームページを詳しく調べた内容にビックリ。手間暇かけた調査に脱帽である。
「写真家和田義男氏の世界写真集・・・高画質の絶賛・比類なき写真を多数収録」という表現は、ちょっとオーバーだと思うが・・・。私も遂に写真家になってしまった!
(^^;
わだフォトぎゃらりー
◆◇◆ http://wadaphoto.com/(日本語・英語
<English>)〔Wa☆Daフォトギャラリー〕
※写真家和田義男氏の世界写真集。
※フランス、ドイツ、英国、ロシア、オーストリア、イタリア、米国、中国、韓国など世界12カ国を巡る写真2590枚が納められている〔100万〜200万画素/高画質の絶賛・比類なき写真を多数収録〕。
【目次(2003.01.22現在)】
PART T
@お知らせ、Aお便りコーナー、B徒然日記、C俳句・海の風景、DHP奮闘記、E作者プロフィール、Fリンク、GENGLISH
PART U
(大分類目次)
@特集!
旅紀行〔外国で撮影した写真〕 、A旅紀行
ジャパン、B旅紀行
日本の祭り、C旅紀行
日本の裸祭り、D旅紀行
日本の花、E写真集
【項目@「特集!
旅紀行」の頁の項目(2003.01.22現在)】
※〔 〕内の数字は写真の枚数を示す。
@ワインの里
ボルドー・メドック(フランス)〔11枚〕、Aポンペイの遺跡(イタリア)〔13枚〕、B万里の長城(中国)〔11枚〕、C城塞都市カルカソンヌ(フランス)〔11枚〕、Dザルツブルクへの旅(オーストリア)〔11枚〕、E砂上の僧院モン・サン・ミッシェル(フランス)〔15枚〕、F水上都市ベニス(イタリア)〔17枚〕、G悲劇の画家ゴッホ(フランス)〔13枚〕、H船のある風景
<前編>(英仏等5カ国)〔15枚〕、I船のある風景
<後編>(伊米等5カ国)〔15枚〕、J故宮探訪(中国)〔15枚〕、Kベルサイユ宮殿(フランス)〔16枚〕、Lロワール渓谷の古城(フランス)〔15枚〕、Mモーゼルワイン紀行(ドイツ)〔23枚〕
【項目A「旅紀行
ジャパン」の頁の項目(2003.01.24現在)】
@みなとまち神戸(神戸)〔25枚〕、A淡路島紀行(淡路島)〔24枚〕、B京都洛西の旅(京都)〔29枚〕、C京都大原の秋(京都)〔23枚〕、D京都東山散策(京都)〔32枚〕、E京都宇治探訪(京都)〔30枚〕、F京都秋の紅葉展(京都)〔21枚〕、G奈良古寺巡礼(奈良)〔21枚〕、H奈良西ノ宮(奈良)〔21枚〕、I比叡山延暦寺(京都)〔22枚〕、J高野山金剛峯寺(高野)〔56枚〕、K鞍馬天狗の里(京都)〔47枚〕、LJCG大阪湾クルーズ(神戸)〔44枚〕、M巨大船誕生!(神戸)〔24枚〕、N京都・保津川下り(京都)〔42枚〕
【項目B「旅紀行
日本の祭り」の頁の項目(2003.01.24現在)】
@京都・葵祭速報!(京都)〔29枚〕、A楠公武者行列(神戸)〔29枚〕、B祇園祭・宵山(京都)〔33枚〕、C祇園祭・山鉾巡行(京都)〔40枚〕、D徳島・阿波踊り(徳島)〔63枚〕、E岸和田だんじり祭り(岸和田)〔38枚〕、F海神社・海上渡御祭(神戸)〔33枚〕、G播州編・赤穂義士祭(赤穂)〔69枚〕
【項目C「旅紀行
日本の裸祭り」の頁の項目(2003.01.24現在)】
@播州秋祭・浜の宮天満宮(姫路)〔15枚〕、A播州秋祭・灘のけんか祭り(姫路)〔29枚〕、B播州秋祭・男たちの写真展(姫路)〔34枚〕、C播州秋祭・ふんどし談義(姫路)〔26枚〕、D四天王寺どやどや(大阪)〔31枚〕、Eどやどや写真展(大阪)〔25枚〕、F灘のけんか祭り2002(姫路)〔82枚〕、G日本三大樹奇祭(全国)〔13枚〕、H宗像大社/沖津宮現地大祭(玄海)、I高良大社へこかき祭、J玉垂宮/鬼夜(久留米)、K鞍馬の火祭り(京都)〔3枚〕、
【項目D「旅紀行
日本の花」の頁の項目(2003.01.24現在)】
@2002年春桜速報!(西日本)〔16枚〕、A京都・東山桜巡り(京都)〔18枚〕、B奈良・吉野山の桜(奈良)〔22枚〕、C大阪・浪花の桜(大阪)〔26枚〕、D姫路城の桜
好古園(姫路)〔27枚〕、Eインフィオラータ2002(神戸)〔23枚〕
【項目E「写真集」の頁の項目(2003.02.22現在)】
@三峰山の霧氷(奈良)〔5枚〕、A雪の大菩薩嶺(山梨)〔6枚〕、B白銀の上高地(長野)〔10枚〕、C夏の穂高連峰(長野)〔4枚〕、Dドイツ最高峰
ツークシュビッツェ(ドイツ)〔5枚〕、E中国山地の雲海(岡山)〔5枚〕、F光の芸術・神戸ルミナリエ(神戸)〔12枚〕、G知床半島・流氷の尾白鷲(羅臼)〔7枚〕
【当ホームページのタイトル記載頁】
■「フランス関連情報」、■「イタリア関連情報」、■「中国関連情報」、■「祝祭/催事期日・期間集覧」、■「紅葉に関する情報」
【備考】
■旅紀行
日本の花....................................「桜に関する情報」
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2 写真を趣味とする福岡県久留米市在住の隈充寛さんのリンク集に、わだフォトギャラリーが収録されている。フォトサロンというジャンルに入っているのだが、まわりは全て会社のサイトばかり。よほど気に入っていただいたのだろうか、これも破格の扱いで、少々居心地が悪い。(^^; |
写真情報 |
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3 【写真を楽しむ生活】 第0063号 2002年11月28日(木) 発行部数3967部 編集後記に当サイトの裸祭りが紹介されている。
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2003年8月13日(水)曇 丘を越え野を越えて行く麦畑
今年の夏は、梅雨明け宣言がなされても天候不順が続いている。カラッとした暑い夏は何処へ行ったのだろうか。フランスは豊かな農業国で、先進国トップの自給率140%を誇っているが、それに引き替え、日本の食糧自給率は先進国で最低の40%しかない。今年は更に長梅雨と日照量不足で心配になる。
■■■ 「北の国から」を追加! ■■■
ラベンダーのライトアップ(ふらのワイン) |
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拡大写真(1200x740)254KB |
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初夏の北海道旅行の写真集「ラベンダーの里」に「北の国から」バージョンを追加した。2003年7月14日(月)、
羽田空港から千歳に飛び、千歳空港からツアーバスを利用し、2泊3日で道央を旅したが、初日の午後は富良野に入り、テレビドラマ「北の国から」のロケ地を巡った。 |
テレビドラマ「北の国から」は昭和56年(1981)、富良野出身の黒板五郎(くろいたごろう)(田中邦衛)が東京で生まれ育った二人の子供・純(じゅん)(吉岡秀隆)と蛍(ほたる)(中嶋朋子)を連れ、故郷・麓郷(ろくごう)の電気も水道もない廃屋に住みつくことから始まった。 |
東京出身の作者・倉本聰(くらもとそう)は、生まれたときから文明の中にどっぷりつかった今の子供たちが、自然の中で生きるということの頂点に触れたとき、どのように考え、どのように育つか、そのことを見極める一つの実験をこの作品で試みた。 |
さだまさしの名曲「北の国から」の流れる中、このドラマは22年間続き、平成14年(2002)の「'02遺言」で、惜しまれつつも完結した。 |
|
この作品には、都会に住む人々が失ってしまったロマンがある。そして何よりも素晴らしかったのは、富良野に広がる雄大な大自然を知ったことだった。 |
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2003年8月8日(金)曇のち大雨 台風第10号
■■■ BGM
コントロール・バーを設置 ■■■
現在、Wa☆Daフォトギャラリーには、約120の作品があるが、全て各ページにふさわしいBGM
を1曲ずつループ形式で流している。感動写真集 第17集「マッターホルン」では、勉強の結果、java script を利用して、5曲を繰り返し演奏するようにした。(この場合、残念ながらnetscapeでは最新バージョンでも音が出ないので、Internet Explorer 5.5以上をお勧めする。)
しかし、人によっては音を小さくしたり、音楽を切って静かに写真を鑑賞したいと思われる方もおられる。そこで、全ページにBGM
をコントロールできるバーを設置した。先ほどその作業が終わったが、全部で276ページもあったため、大変な作業だった。このような全般に渡る修正はこれが最後であってほしい。
このバーを使えば、ボリューム調整、一時停止、演奏をコントロールできる。画面上で手軽に操作できるので、活用して頂きたい。ただし、ページが変わる毎に調整しなければならないので、これが煩わしいと感じる方は、パソコンのボリューム調整という従来のやり方が最良である。私はこの方法を常用しており、画面にコントロール・バーは不要との意見なのだが、複数の読者から要望があったので、設けた。
2003年8月2日(土)晴 梅雨明け宣言 風渡る黄金の丘は夏の色
■■■ 転送量超過に悲鳴! ■■■
昨日、契約しているレンタルサーバーのECTECから、次のmailが届いた。
Your site wadaphoto.com has exceeded its bandwidth quota in the period beginning on 2003-07-01.
Your quota is set to 62914560000 bytes, and your site has consumed 3883055013 bytes beyond that quota.
契約では月60GB(この通知では62.91GB)のダウンロード量(サーバーのパケット送信量)までOKということだったのだが、7月分はそれを3.88GB超過したというサーバープログラムによる知らせだ。今年の2月、30GBを超えてしまったため、10GBまでの契約だったBig-Server.com
から引っ越してきて僅か半年で、ダウンロード量が2倍の60GBを超えてしまったのだ。Yahoo!
のディレクトリー・サービスに登録され、アクセスが200件/日ほど増えたことが原因と考えられる。
続いてECTECの管理者から次のmailが届いた。
転送量超過の件:平素は当社サーバーをご愛用いただき誠にありがとうございます。さて、貴サイトの7月のデータ転送量が上限の60GBを突破しました。60GBという値は他のお客様の2倍(他のお客様の上限は30GBです)であり、これ以上のサービスは他とのバランス上も、当社の経営上にも問題が多く、困難です。
そこで8月からは60GBを超過した分に関しては超過料として1GBにつき500円(1GB未満切り上げ)を申し受けたく、ご了承ください。ギャラリーのご成功、おめでとうございます。末永くお付き合いの程、お願い申し上げます。
現在、月6000円のレンタル料を年払いで支払っている。今後もアクセス件数が増加することが予想されるので、レンタル料が上がっていくのは仕方ないことだ。数度のやりとりの後、5割アップということにした。月9000円で90GBまでダウンロードOKとなった。これを超えないことを祈る。贅沢な悩みなのだが・・・。
■■■ 第1回ホームページビルダーコンテストに応募 ■■■
全国にパソコン教室「日本パソコン学院
アビバ」を展開している株式会社アビバジャパンが、日本アイ・ビー・エム、富士通、ソースネクストの協力を得て、日頃からホームページを作成している人やホームページを新しく作りたい人を応援するために、『第1回 ホームページ・ビルダー
コンテスト』を開催した。
IBM
のホームページビルダーのユーザー登録をしていたところ、IBMからダイレクトメールが届いて、このコンテストを知った。チャレンジ部門とアピール部門があり、グランプリ1名(賞金20万円+トロフィー+表彰状)、入賞各部門6名(賞金3万円+盾・表彰状)が選ばれるという。8月が受付で、発表は10月1日である。そこで、少なくとも入賞したいという思いで、アピール部門に応募した。
アピール部門では、「企画力(アイデア性)」「表現力(デザイン性)」「操作力」「技術力」「総合力」の項目を基準に審査し、「アピールポイント」と合わせて評価される。
アピール部門応募作品 |
Wa☆Daフォトギャラリー
http://wadaphoto.com/ |
ホームページの紹介(400字以内) |
趣味で始めたWa☆Daフォトギャラリーは、2003年7月、3周年を迎えた。掲載した特大写真1,900枚、ファイル容量500MBに及び、アクセスカウンターは21万件を超えた。誰もやったことのないサイトを創りたいと考えた私は、《ロマンと感動》をキーワードに《大きくて綺麗な写真と簡明な紀行文による世界の旅の写真館》を築いてきた。癒し系サイトとして訪ねてこられた読者は、ちょっぴり旅に出かけた気分になってくれるかも知れない。知的好奇心が刺激されて、旅に出かけようと思われるかも知れない。写真をダウンロードして、壁紙にしたり、印刷して鑑賞したり、カレンダーや絵葉書に利用することもできる。Tシャツにプリントするのも面白い。大いに利用して楽しんでいただきたい。最近では、百科事典や単行本、雑誌、教材、パンフレット、ポスター、ホームページ、テレビなどにも使用され、利用方法も多様化している。思わぬ社会貢献になっていることが嬉しい。 |
ホームページの制作にあたっての創意工夫(400字以内) |
internetの写真は小さくてぼやけたものが大半で、鑑賞に耐えないだけでなく、利用することもできない。そこで、自由に利用できる特大写真を多数掲載し、紀行文を読み、BGMを聞きながら旅の醍醐味を味わってもらうサイトを創った。誰でも簡単に楽しめるように、シンプルなデザインと操作性を目指した。これを実現するには、写真・旅行・パソコンの三拍子そろった知識・経験が必要である。幸い、長年私が趣味でやってきたジャンルばかりであり、余暇にこつこつと築き上げてきた結果、多くのゲストに楽しんでもらえるようになった。問題は、ファイルサイズが大きいため、サーバーの容量が大きく、ダウンロードに時間がかかることである。何度か引っ越しをして、現在は米国ヒューストンにあるレンタル・サーバーを利用している。ブロードバンドのお陰で、ダウンロードに時間がかかる点も解消された。ダイヤルアップ接続の方には、CD版を実費でお分けしている。 |
その他・コメント |
写真を扱ったホームページは沢山あるが、残念ながらアマ・プロを問わず、単に写真を展示するだけという銀塩写真時代の発想の域から出ていない。そこで、internet時代にふさわしく、静止画・動画・文字・音などのマルチメディアを駆使したホームページを目指してやってきた。幸い、ホームページ・ビルダーなどの素晴らしいソフトのお陰で、簡単に綺麗なホームページをつくることができた。internetで検索しても前例のない取り組みであると自負している。
京都で高校生の写真展があったが、訪れる人は僅かであった。案内係に「internetで写真展を開けば、もっと多くの人に見てもらえるよ」とアドバイスした。反応は鈍く、どうも先生ができないので、学生たちもできないようだった。宣伝費もかからず、僅かなコストで世界に向けて自己の感性と創造力をアピールできるinternetは、本当に素晴らしい世界である。先生方にもっと勉強してほしいと言いたい! |
この他、応募作品のトップページの左下に
というロゴを貼り付け、コンテストのホームページにリンクした。参加者の印だという。これで申し込みは完了。初めてのビッグ・コンテストなので、結果がどうなるか、今から楽しみである。
■■■ 「マッターホルン」アップ! ■■■
7月31日、感動写真集 第17集「マッターホルン」をアップした。アマチュア山岳写真家・南光優さんのご厚意で、「海外山岳シリーズ」を企画。その第一弾である。
4000m級の山々が連なるスイス・アルプスの中で女王と呼ばれるマッターホルン。標高4478m、山頂には夏でもなお白銀の雪を冠するこの美しい山は、古くから世界中のアルピニストたちを魅了し続けてきた。
南光さんのコメント: スイスの山々については、カレンダーや旅行案内、近年ではインターネット等で良く見かけているので、ツエルマットに着いて近郊を散策している時は、6人中4人が女性であるせい(?)か、花の観察を除いては談笑の方が忙しいぐらいで、写真も記念撮影の域を出なかった。
しかし、いったん山に入り、大自然に囲まれ、高山植物を愛で、マッターホルンをはじめ次々とアルプスの山々が目に入ってくると、その雄大な景色に引き込まれ、感動につられてカメラのシャッターも忙しくなっていった。
花の方は、はじめて見る花もいくつかあったが、日本で見られる花も多く、肝心のエーデルワイスは、今は少なくなっているせいでなかなか見当たらなかったところ、見つけた人が登山道にエーデルワイスと書き、矢印で示してくれていたので、カメラに収めることが出来た。
まさに貴重品で、非常に幸運だった。(ツエルマットの教会の傍の墓地にエーデルワイスの花がたくさん添えられていたが、栽培された花ではないかと思う。)
クリアーで大きなマッターホルンの写真が沢山収録され、居ながらにしてスイスのマッターホルン・トレッキング・ツアーに参加した気分になる。是非ご覧いただきたい。
2003年7月27日(日)晴 ラベンダーかほり富良野の丘に満つ
■■■ 「ラベンダーの里」アップ! ■■■
7月22日、旅紀行ジャパン第20集「ラベンダーの里」をアップした。2003年7月14日(月)、千歳空港からツアーバスを使用し、2泊3日で道央を旅した。富良野で1泊した後、翌15日(火)、富良野〜上富良野〜美瑛(びえい)〜富良野と巡った。
富良野地方は、山と畑しかない典型的な北海道の農村である。そこに拓真館とファーム富田がある。写真家前田真三と富田忠雄さんのお陰で、多くの観光客が注目する観光資源が生まれ、今日の隆盛を迎えた。地元の人にはありふれた山と畑の景色が、都会に住む人間には極めて新鮮に映る。過疎化と高齢化の波に洗われながらも、この素晴らしい大自然を誇りに思い、守り続ける人たちがいる。心から敬意を表したい。
車窓からの風景を含め、期待していた以上に素晴らしい撮影ができたのは、CAMEDIA E-20 の力によるところが大きい。フォトショップによるレタッチ処理により、足らないところを補い、作品を完成することができた。
■■■ so-net
ウイルスチェックサービス ■■■
ホームページに私の mail
アドレスを公開しているため、ウィルスメールが頻繁に送られてくる。しかし、Norton
Internet Security
を導入しているお陰で、これまで実害を受けたことはないが、着信ごとに
Norton
が起動し、駆除につきあわされるのにウンザリしてきた。そこで、先日
so-net
のウィルスチェックサービスを申し込んだ。着信のみ、so-net
のメールサーバー上で駆除が行われる。ウィルスに感染していたメールはその場で廃棄され、代わりに駆除した旨の通知がso-net
から送られてくる。通知のmailは、自動仕分けで so-net
フォルダーに格納されるので、いちいち閲覧することもない。この150円/月のサービスは、予想外に有り難みがあった。
2003年7月16日(水)曇 紫陽花のひときは映ゆる雨上り
■■■ 祝
開設三周年! ■■■
3年前の7月16日、Wa☆Daフォトギャラリーを開設して以来、丁度満3周年の記念すべき日を迎えた。この日のアクセス件数は565件で、カウンターは「211279」を刻み、17日へと移った。
巻頭言を読み返してみた。「最初は、昨年秋、家内と共に2週間の旅行をしたフランス編で、12枚の写真をアップしてスタートした。2日間で160件のアクセスがあり、予想外の反響に少々驚いている。さすがにinternetだと感心した。」という、よちよち歩きだった頃の一節が懐かしい。3年経ってみると、何処に出しても恥ずかしくないホームページに成長できたのではないかと自負している。Yahoo!
に認めてもらったことも大きな自信となった。
しかし、これで満足することなく、よりクオリティの高い、誰も真似することのできない独自のホームページを目指してゆきたい。私のホームページは、多くのリピーターの皆さんに支えられている。これからもご愛顧の程、宜しくお願い申し上げたい。
2003年7月14日(月)雨
■■■ 19日間でアクセス1万件! ■■■
Wa☆Daフォトギャラリーが満3周年を迎える2日前の14日、トップページのカウンターが21万件を超えた。去る6月25日に20万件を達成してから19日しか経っていない。これまでの最高となるスピード記録である。理由は、Yahoo!
のディレクトリサービスに当サイトが収録されたためだと思う。Yahoo!から通知が届いて以降、1日のアクセス件数が急に200件ほど増加した。現在も1日500〜600件の水準で推移している。Yahoo!は矢張り偉大だと思う。
2003年7月12日(土)曇 手を取りて歩く畦道花菖蒲
■■■
「残雪の立山」アップ! ■■■
昨日、感動写真集第15集「残雪の立山」をアップした。去る7月8日(火)、大森保武さんが立山黒部アルペンルートを旅して写してこられた貴重な作品である。撮影から3日後に発表という超スピード作品となった。
立山黒部アルペンルートは、四季を通じて人気があり、私も旅したいと思っていたが、大森さんが一足先に行かれ、写真をお送り頂いたので、一気に監修させて頂いた。山の天気は変わりやすく、撮影にはいつも大変な苦労が伴うものだが、梅雨時のひととき、晴れ間が出た一瞬をうまく切り取っておられる。冒頭の黒部ダムは、石原裕次郎の「黒部の太陽」で取り上げられ、ロマンと感動を与えてくれたダムで、今でも人間が蟻のように見える巨大さに圧倒される。
■■■ SPAMメールの攻撃でサーバーがダウン! ■■■
7月8日夕刻、ヒューストンにある私のレンタルサーバーの管理人から次のmailが届いた。
平素は当社サーバーをご愛用いただき誠にありがとうございます。さて、昨夜一部のサーバーが長時間に亘ってアクセス不能に陥りましたが、ハッカーによる大量のSPAMメールによるものと推定されました。本来当社サーバーは送信時にも認証を行っておりますのでSPAMメールの踏み台にされる危険は少ないのですが、パスワードを盗まれると逆に容易に踏み台にされる危険があります。過去、メールユーザーの中には極めて簡単なパスワードを設定したり、全ユーザに共通のパスワードを設けたりしている例が見受けられました。このようなことはハッカーからするとパスワードを極めて盗み易い状況になっておりますので、以下のガイドラインに従い、全員のパスワードを可及的速やかに変更していただくようお願いします。
1 パスワードは各ユーザ毎にユニークなものに設定し、共通パスワードを使用しないこと。
2 パスワードはランダムな英数8文字以上とし、生年月日、電話番号、辞書にある単語、星座名等を用いないこと。 ランダムなパスワードを作成するツールとして
http://www.ectec.jp/preskserver/files/MakePassword.xls
を用意してありますので、ご利用ください。
3 退職等で使わなくなったユーザーは直ちに削除してください。 一般的に、退職者は最も危険な人物の一人です。
以上、よろしくご協力のほどをお願いします。
そのときは私に実害がなかったのだが、翌9日の午前中、長時間にわたってWa☆Daフォトギャラリーがアクセス不能に陥り、100人ほどのゲストの方にご迷惑をおかけしてしまった。幸いその後無事に正常化されたが、このような攻撃は、業務妨害として刑法上の重大な犯罪に該当する。愉快犯と思われるが、鴻池防災担当大臣の発言のように、市中引き回しの上獄門に値する卑劣な行為であり、警察の対応がまたれる。
2003年7月5日(土)曇 雨粒を蓄えてゐる花さうぶ
■■■ Yahoo!
JAPAN 当サイトを勝手に登録! ■■■
今日、突然、Yahoo!
JAPAN から次のmailが届いた。
貴サイト登録のお知らせ
こんにちは、Yahoo! JAPAN サーファーチームです。突然のメールで失礼いたします。
さて、Yahoo! JAPAN <http://www.yahoo.co.jp/>
では現在、情報提供サービス、ショッピングサービス、オークションサービスなどのサービスを提供しておりますが、なかでもディレクトリサービスはサイトをカテゴリ別に分類し、ユーザーの皆様にご紹介させていただくことのみを目的とする無料のインターネット総合ガイドとしてご利用いただいております。
このたびは、貴殿が一般に公開されているサイト Wa☆Daフォトギャラリー URL:
http://www.wadaphoto.com/
をこのディレクトリサービスにて広くユーザーの皆様にご紹介させていただきたく、ご案内差し上げました。登録手続きを行わせていただきましたので、約1〜2営業日以内に行われる次回データベース更新で反映されます。ぜひ、ご確認いただきますようお願いいたします。
以下、掲載に際して特に知っておいていただきたいことについてご説明させていただきます。
ヤフーでは、ユーザーの使いやすさを優先し、サイトを客観的に紹介させていただくため、担当サーファーが実際にサイト内容を見て、ディレクトリサービスの編集方針に基づき、掲載カテゴリやタイトル、コメント、URLを決定しております。カテゴリ分類やタイトル、コメントの変更をご希望いただきましてもどの部分を変更するかについてはヤフーが決定いたします。また、必要に応じてヤフー側でカテゴリ分類やタイトル、コメントを
変更する場合、あるいは掲載を中止する場合があります。
なお、掲載されたサイトのURL、タイトル、コメント、およびカテゴリ情報などをYahoo! JAPAN以外の雑誌等の媒体へ、貴サイトをPRする目的で使用させていただくことがあります。予めご了承ください。
詳細につきましては、「サイト掲載のルール」 <http://help.yahoo.co.jp/help/jp/url/url-30.html>
「Yahoo! HOW-TO」 <http://howto.yahoo.co.jp/chapters/10/7.html>
をご覧ください。
上記内容にご了承いただけない場合は、掲載を中止とさせていただきますので10日以内にcs@mail.yahoo.co.jpまでご連絡いただけますでしょうか。今後ともYahoo! JAPANをよろしくお願いいたします。
Yahoo! JAPAN サーファーチームより |
一昨年、アクセス件数が少ない頃、Yahoo!
に登録を申し込んだのだが、無視された経緯があり、残念に思っていた。Yahoo!
は内部に登録基準があるようで、審査しているようだ。今回、申請してもいないのに勝手に探し出して登録するという。internetはプロ・アマを問わず、コンテンツさえ良ければ認めてもらえる実力が全ての世界だと感じた。ともあれ、間もなく三周年を迎えようとしているこの時期に、Yahoo!
に評価されたことは最高のプレゼントだと思った。
早速先ほどYahoo!
にアクセスしてみると、「芸術と人文」→「写真」→「個人の作品集」に、私のサイトが登録されていた。
Yahoo!
へは次の返事を出した。
Yahoo! JAPAN サーファーチーム 様
今晩は。このたび、貴社のディレクトリサービスに当サイトのURLをご登録いただき、有り難うございました。
当サイトは、この7月でちょうど三周年になります。お陰様で、既に20万アクセスを超え、多くの皆様にご愛顧いただいております。この時期に、ボータルサイトでトップを走る Yahoo! JAPAN のディレクトリ型データベースに登録されることは、大いに励みになります。既に貴社のロボット型データベースには自動登録されているのですが、貴社が厳選したディレクトリ型データベースにも当サイトを加えていただけることは、大変名誉なことだと喜んでおります。
これからもよりクオリティの高いコンテンツを提供して参りたいと思っておりますので、今後ともどうか宜しくお願いします。有り難うございました。 |
Yahoo!
に登録されたせいか、今日土曜日は、執筆時点の2200現在で、既に570件のアクセスがあった。有り難いことだ。\(^o^)/
■■■ 「知恩院の鐘」アップ! ■■■
除夜の鐘と日本一の大きさを誇る三門(さんもん)で有名な知恩院は、祇園祭で知られる京都・八坂神社の東方、東山連峰の一つである華頂山(かちょうざん)山麓にあり、承安5年(1175)法然上人(ほうねんしょうにん)が浄土宗の総本山として開基したお寺である。山号は華頂山といい、「華頂山知恩教院大谷寺」(かちょうざん・ちおんきょういん・おおたにでら)が正式名称である。
法然上人がこの地で入滅したときには、簡素な庵があるだけの寺であったが、後に秀吉や家康の庇護を受け、現在の壮大な堂宇が構築された。特に、徳川幕府は、ことあらば戦用の城郭に転用すべく多大な援助を惜しまなかったようで、境内の至る所に「丸に三つ葉葵」の紋所が目につく。
法然上人(法然房源空 1133-1212)は、浄土宗の開祖である。浄土仏教の元祖は空也上人(くうやしょうにん 903-972)まで遡るが、浄土系の仏教が大きく飛躍するのは鎌倉時代の始め頃からである。
平安時代の末期、仏教に帰依(きえ)して種々の善行を積めば極楽浄土へ行けるが、そうでなければ血の池や針の山などのある地獄へ落ちるといった論法が行われており、京都の公家たちが多数信者になった。しかし、お寺に寄進などする余裕のない一般大衆は、救われなかった。
そこで、法然や親鸞らの浄土系仏教の伝道者たちは、「阿弥陀(あみだ)が全ての人々を救済するまでは自分は仏にならない」という阿弥陀の本願を根拠に、その阿弥陀に帰依する心を持って「南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)」と一心に念仏を唱えさえすれば、たとえ悪人でも必ず極楽往生できるという考え(専修念仏せんじゅねんぶつ)を庶民に広めた。 この無条件の本願念仏の教えは、非常に分かりやすく、浄土系仏教は急速に発展していった。
年の瀬の知恩院は、訪れる人の影もまばらで、境内は閑散としており、ゆっくりと法然の足跡を辿ることができた。法然入滅のとき、彼は立派な堂宇伽藍を持たなかった。弟子がそれに触れると、そんなものはなくとも広く民衆の心にすむことこそ尊いと述べたという。法然の信念とは裏腹に、徳川幕府の尽力で、このような立派な伽藍が建てられた。彼はこれを見てどう思うのだろうか。法然の素晴らしい人間性に触れた旅であった。(撮影 2002年12月29日)
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