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この年初めて舁き山が動き出す流舁き。同時に三流が動き出すが、今回は恵比寿流を撮らせてもらった。舁出しの時間よりかなり早めにスタンバイし、各町会が集まってくる様子を取材した。 |
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恵比寿流は、伝統を誇る流のひとつ。博多五町横筋の11ヵ町で構成。これらの町を6ブロックに分けて当番町を回している。他の流に比べると舁き手はやや少ないが、山巧者が多い。当番法被、水法被とも各町で異なる。 |
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町会毎に集結して手締めで挨拶 / 恵比須流 15:36
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時間が来ると各町会が集合し、通りは水法被・締込姿の褌衆で埋め尽くされてしまった。この後、赤手拭(あかてのごい)が集まり、持ち場ごとの打ち合わせが行われたあと、いよいよ舁出しの時間となり、緊張感が最高潮に達した。 |
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▲▼ ここで「1本、手を入れようや!」の声がかかり、全員で
独特の「博多手一本」の手締めを行った後、出発。 |
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博多川右岸一帯の十二ヶ町で構成する。古くからの伝統を誇り、しきたりが色濃く残っている。流の名称は大黒天に由来する。当番法被、水法被とも町ごとに異なっている。女の子も褌を締め込み、手を携えて会場にやってきた。 |
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町内会の水法被を着て集結「古門戸町二区」 / 大黒流
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大黒流の今年の標語は、「常行一直心」。「つねに・いちじきしんを・ぎょうず」と読む。「一直心」とは「真っ直ぐな心」「無心」というような意味で、先入観を抱かず、「常に純真な心で行動しよう」というような意味らしい。 |
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だいこくや いちじきしんの ながれかき |
Daikoku
the god of wealth, carrying a wagon by a group of innocent minded. |
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山笠の舁き棒(かきぼう)に肩を入れるのは、競争率が高く、至難の業。殆どの氏子たちは、先走りか、後ろで前の人の褌を掴んでひたすらプッシュする支援部隊となる。褌の横褌(よこみつ)は、掴みやすいので、転んだときに助け上げるにも便利で、身を守る安全装備でもある。 |
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前の人の褌を掴んでひたすらプッシュする後方部隊 / 大黒流
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東旧十ヶ町で構成する土居流は、7本の舁き山笠が勢ぞろいする土居通り(櫛田神社前)に面した流区域。旧七流のひとつで、伝統を誇る。 |
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当番法被、水法被とも各町独自のデザインで、ほとんどが紺の久留米絣を用いており、一種独特の雰囲気が漂う。古くからのしきたりが残った流でもある。 |
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流舁きのコース途中に長い直線部分があり、先行して途中で待機。遙か彼方から通りを埋め尽くしてやってくるのが見え始めると、前さばきが交通整理を始め、舁き山と通行車両が鉢合わせしないように車の流れを変える。招き板を持った子供たちを先頭に、物凄い人数が走ってくるが、山はまだはるか後ろである。 |
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いったい何人の参加者が居たんだろうか。大勢の先走りたちが目の前の交差点を走りぬけ、やっと山笠が見えてきた。人が渡っているときは信号に従っていたが、山笠が来たときには、赤信号にもかかわらず、交差点を横断した。 |
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東流(ひがしながれ)は、福岡市博多区博多地域の大博(たいはく)通りの東側、南北に伸びる旧東町筋沿いを区域とし、昭和41年(1966年)の町名町界整理により旧東町流を中心に再編された流区域である。 |
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流(ながれ)内の融和を図るためもあって、法被を一新して統一。水法被は「東」一文字、当番法被は「縦筋」に統一された。舁き山の山台は、飾り山と共用で、運行の際は飾り山の下部から引き出し、別に用意した人形を飾る。 |
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やまかさや きあいのさきぼう しろふどし |
Yamakasa festival, the heated guys of loincloth carrying the front mikoshi.
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舁き山を運行する町内は、狭い道路が多く、観客も気をつけておかないと怪我をする可能性がある。写真上左端のお母さんに抱かれている幼児は、オムツの上から褌を締め込んでいる。博多らしい光景である。 |
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町内を巡回する流舁きが終わると、山台から人形を切り離し、山台を飾り山に取り付ける作業が行われた。 |
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▼ 午後7時過ぎ、東流の飾り山笠がライトアップされ、この日の予定が終わった。舁き手たちは、激しい運動にもかかわらず、褌が緩んでいる人は一人もいなかった。基本動作ができており、褌をしっかり締め込んでいるからだろう。力水をかぶり、襷の青色が白い水法被に滲んでいる。お疲れ様でした! |
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