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▼ 7月15日は丁度日曜日だったので、朝早くから博多入りしてフィナーレの追い山を激写した。 追い山は、午前4時59分にスタートした一番山笠を先頭に7流が次々と出発し、櫛田入りのあと、須崎の廻り止めまでの約5kmのコースをひた走り、タイムを競う。 |
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追い山のスタート位置に付いた一番山笠西流 2018.07.15 01:12:47
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集結する三番山笠恵比寿流 03:12:04
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腹巻なしの出で立ち/四番山笠土居流 02:43:14
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▲▼ 博多山笠七流のうち、土居流と大黒流だけは伝統の腹巻をせず、締込みと水法被だけの臍出しスタイルだ。腹巻がないと涼しくて良いのだが、この程度の変質なら許されるということになったのだろう。他の五流は伝統のスタイルを守っている。 |
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こちらも腹巻無しのスタイル/五番山笠大黒流 02:58:47
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位置に付いた六番山笠東流 02:09:02
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伝統装束を守る東流 02:46:45
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スタート位置に陣取った七番山笠中州流 02:12:04
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一番山笠西流の追い山 【壱】 05:21:40
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一番山笠西流の追い山 【弐】 05:22:19
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二番山笠千代流の追い山 【壱】 05:24:00
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二番山笠千代流の追い山
【弐】 05:24:10
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二番山笠千代流の追い山
【参】 05:25:00
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二番山笠千代流の追い山
【四】 05:25:01
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二番山笠千代流の追い山
【五】 05:25:04
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三番山笠恵比寿流の追い山 【壱】 05:31:20
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三番山笠恵比寿流の追い山 【弐】 05:31:37
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三番山笠恵比寿流の追い山
【参】 05:32:59
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三番山笠恵比寿流の追い山 【四】 05:33:02
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三番山笠恵比寿流の追い山 【五】 05:33:03
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三番山笠恵比寿流の追い山 【六】 05:33:04
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四番山笠土居流の追い山 【壱】 05:35:20 |

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四番山笠土居流の追い山 【弐】 05:35:31 |

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やまかさや かきなわいっぽん ふどししゅう |
Yamakasa festival, guys of loincloth each grasping a straw rope.
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四番山笠土居流の追い山 【参】 05:36:43 |

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四番山笠土居流の追い山 【四】 05:36:43 |

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四番山笠土居流の追い山 【五】 05:36:44 |

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四番山笠土居流の追い山 【五】 05:36:46 |

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五番山笠大黒流の追い山 【壱】 05:39:51 |

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五番山笠大黒流の追い山
【弐】 05:40:33 |

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五番山笠大黒流の追い山 【参】 05:40:36 |

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五番山笠大黒流の追い山
【四】 05:40:37 |

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五番山笠大黒流の追い山
【五】 05:40:49 |

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六番山笠東流の追い山 【壱】 05:44:13 |

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六番山笠東流の追い山
【弐】 05:45:18 |

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六番山笠東流の追い山
【参】 05:45:20 |

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六番山笠東流の追い山
【四】 05:45:22 |

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六番山笠東流の追い山 【五】 05:45:24 |

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六番山笠東流の追い山
【六】 05:45:25 |

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七番山笠中州流の追い山 【壱】 05:53:57 |

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七番山笠中州流の追い山 【弐】 05:54:13 |

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七番山笠中州流の追い山
【参】 05:54:14 |

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七番山笠中州流の追い山
【四】 05:54:15 |

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七番山笠中州流の追い山
【五】 05:54:16 |

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七番山笠中州流の追い山 【六】 05:54:23 |

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四番山笠土居流川口町の記念撮影 2018.07.15 06:13:37 |

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出生:昭和44年(1969)長崎県佐世保市 |
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住居:長崎県佐世保市 |
職業:水道工事 |
趣味:写真、車、野鳥(観察・撮影) |
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おわりに |
●
写真を見るとわかるかもしれませんが、7月15日の追い山まで、ほとんどの休日を博多で過ごしました。この期間に界隈を歩くと何らかの山笠に関連した発見があります。
今回はじめてじっくりと見た舁き縄の制作風景、土居流の詰め所にお邪魔して見学しました。それぞれこだわりもあるでしょうが、皆が命綱と呼んでいるのを聞き納得しました。他の流で大量の舁き縄がおいてあるのを見ましたが、仕上がりが綺麗に揃っていて明らかに業者からの購入品のようでしたね。
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● 皆が水法被で舁き縄を手に走っているとき、それを見ている少年がいました。お父さんらしい男性と一緒に。
世間話をしていると、少年は「お尻を出したくないから参加しない」と言っているそうです。地元らしいので小さいときから周りの大人たちが締め込み姿で走っているのを見ていたはずなんですが、そういった子供も居るんでしょうね。
その少年に「おじちゃんなんか参加したくても他所の人だから参加できないんだよ、地元なのにこんなすごい祭に参加しないなんて勿体無い」と話したら笑っていました。いつの日か参加したくなってくれたらいいですね。
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感動写真集〈 第229集 〉/日本の裸祭り〈第230集/105種〉「博多山笠寸描'18」 |
撮影・原作:辻 竜二
監修: 和田義男 |
令和元年(2019)08月14日
作品:第2作 画像:93(大91+小2) 頁数:5 ファイル数:197
ファイル容量:167MB
平成12年(2000)〜令和元年(2019) 作品数:530 頁数:2,182 ファイル数:101,826 ファイル容量:25,122MB |
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「博多山笠寸描'18」名場面集(アニメーション) |

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● 博多祗園山笠を追って9年目、ちばあきおさんの作品とあわせてシリーズ第10作となる5頁93枚の感動大作「博多山笠寸描'18」が完成した。第39代感動写真集同人・辻竜二さんの第19作である。今回も感動しながら1,600枚20GBの原画の中から名作を抽出し、夢中で編集させてもらった。 |
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internetで博多祇園山笠の写真集を検索してもこれほど多くの作品を発表している人は見出せない。もはや辻竜二さんは博多山笠の第一人者といっても良い存在になったと思う。サンデー・カメラマンという制約を受けながらも毎年山笠を追い続ける彼の熱意と根気には脱帽する。 |
この年も福岡市内に散らばる7基の舁き山と飾り山を丹念に廻り、全て高精細画像として収録した辻さんの執念と労力は大変なことである。毎年、同じ手法で同じ視点から博多山笠を追い続けておられ、追い山では道路に出て撮影できないという制約を受けながらも、名作を切り取っておられる手腕にただただ感動する。(体調不良により、半年ほど編集作業ができなかったため、発表が大幅に遅れたことをお詫びします。) |
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● 毎年、撮影を続けることで、より深い観察が可能となる。今回、編集していて気づいたのは、土居流と大黒流は、水法被の下に腹巻をしていないことが分かった。過去の作品をチェックしてみると、取材を始めた10年前から同じだった。
なぜ、この二流だけが腹巻をしない臍出しルックなのか、その理由を知っている読者がおられれば、是非教えて頂きたい。他の五流は、たまに腹巻をしない人が散見されるが、大勢は伝統装束の腹巻をしている。伝統や仕来りに厳格な東流は、一人の造反者もいない。流によって細かな違いがあることは分かっていたが、明治以来の伝統装束違反になりかねない腹巻無しは、暗黙の了解なのだろうか。
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裸褌祭のロマンと感動を親から子へ、子から孫へと受け継ぎ、伝統777年の15日間の夏祭に込められた博多っ子の心意気は日本一、いや世界一の裸祭にふさわしいもので、日本人のみならず、世界中の人々の心を虜にする。大都市のスプロール化による祭町会の人口減にも対応し、磐石の後継者が育っている。
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これからも博多祗園山笠は、永遠に日本人の誇りであり誉れであり続けることだろう。 博多山笠万歳!〈 完 〉
2019年8月14日 監修 和田義男
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