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2005年1月1日(土)晴 本堂の人影絶えし冬構 |
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新年あけましておめでとうございます。2005年元旦、足かけ6年目のWa☆Daフォトギャラリーは総アクセス数652,815件からスタートしました。皆様のお陰で、5日で1万件のペースです。今年もロマンと感動の旅をお送りすべく、張り切っておりますので、どうか宜しくお願いします。 |
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大祓式 |
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12月28日の御用納めの日は、午後3時から本社課長以上が新宿センタービル52階の大講堂に集合し、新宿中央公園に鎮座する西新宿の氏神様である熊野神社による大祓式があった。生演奏の雅楽が流れる中、宮司の祝詞奏上など、式典が厳かにとりおこなわれ、葉山社長の玉串奉奠のあと、お神酒をいただき、清らかな身体で新年を迎えることになった。宮司が最後におめでとうございますといったのは、厄が払われて清らかな身体になったので、おめでたいのだろうと理解した。 |
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そのあと、12階の土木本部で納会があったが、災害の年の厄払いということで、初めて宮司によるお祓いを受けた。式の後、市川土木本部長の挨拶のあと乾杯し、間もなくお開き。その後、各課で懇親会が開かれ、夕方仕事納めの行事が全て終わり、年末年始の特別休暇に入った。 |
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雪の明善寺(白川郷) |
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柿の木と合掌屋(白川郷) |
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相倉の合掌屋(五箇山) |
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雪の北陸・飛騨の旅 |
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翌29日から2泊3日の日程で、internetで予約したクラブツーリズム主催のバス旅行に参加し、家内と共に北陸・飛騨を旅した。暖冬で雪がないと危惧していたところ、西高東低の冬型となって季節風が強まり、幸運にも雪が降り出したのはよかったが、中央自動車道で8台の玉突き事故が発生するという不運に見舞われ、初日は富山第一ホテルに到着するのがやっとだった。 |
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二日目の12月30日も雪が降ったり止んだりという天候だったが、最初の石川県金沢市の兼六園は前日の雪が積もっていて、美しい景色だった。朝日新聞の女性記者がカメラを手に園内を歩いていたので、良い時期に兼六園を撮影できたと思った。その後、加賀金箔工芸館に立ち寄った。金沢は、金箔の90%以上のシェアを誇る日本一の生産地である。気温や湿度が金箔作りに理想的なのだという。2gの金が畳1丈分に広がる。前田利家公の金の具足(模造)が素晴らしかった。昼前、福井県に入り、東尋坊を見物。時折霰(あられ)がパラパラ降る悪天候だったが、砕ける日本海の荒波が印象的で、素晴らしかった。 |
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午後から日本の禅の元祖・道元禅師が開いた曹洞宗大本山永平寺を訪れた。雪が積もっていて、想像通りの七堂伽藍の佇まいだった。雲水(修行僧)にカメラを向けない限り、フラッシュ撮影もOKということで、伽藍を足早に回ってシャッターを切った。ここで初めて失敗した。あとで確かめると、E-300にE-1の標準ズームをつけて内蔵フラッシュで撮影したため、レンズが長い分、フードの影ができていた。外付けのフラッシュも持って行ったのだが、使わなかったのが悪かった。 |
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三日目の12月31日は更に豪雪になった。(東京も珍しい大雪で、元旦の夜もまだ消えていない。)お陰で、世界遺産に登録されている五箇山(ごかやま)・相倉(あいのくら)と白川郷の雪景色を撮影することができた。白川郷は前日降った雪が積もっていたような感じで、2004年2月のライトアップの写真と比べると積雪は僅かで、豪雪地帯のこれからの冬ごもりを暗示する降雪だった。白川郷は撮影中も激しい降雪のため、カメラのレンズにかかる雪をタオルで払いつつ、傘をさしながらE-1の広角ズームとE-300の標準ズームの二刀流で撮影した。 |
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初日パスした高山も大雪で、1時間の散策の後、帰途についたが、豪雪のため、中央道はじめあちこちで除雪が間に合わなかったり、事故があったりして、一般道を含めて渋滞が激しく、バスが遅々として進まなくなった。一時はバスで新年を迎える覚悟もしたのだが、結局、バスを諦め、松本駅から特急スーパーあずさで帰宅することができた。 |
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私の主力機となったE-300 |
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年末の旅行は、アクセスにトラブルがあったものの、撮影は2800枚、2.2ギガ、CD4枚分を収録。ソニーのイメージ・ストレージも役に立った。小さなミスがあったものの、満足ゆく結果を得た。特にE-300の使い勝手は素晴らしく、E-1との二刀流で撮影したため、E-1の動きと比較することができた。ハッキリいって、E-300の方が動きが良く、自動焦点、自動露出が瞬時に行われる感じで、ピッピッという小気味の良い音を耳にしながら、シャッターを押すと、カシャッという切れのある音が響いて撮影が瞬時に終わる。E-1に持ち替えて、同じような動作を繰り返すと、いまいちもたつきがあるような感じを受けた。入門機という位置づけのカメラにもかかわらず、E-1を超える機動力があり、改めてその実力を見直した。 |
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E-300で撮影した画像をパソコンでチェックしたが、800万画素だけあってきめ細かな絵づくりがなされており、E-1を超えるクオリティがあるように思えた。祭りほどの頻度はないが、連続撮影も軽快で、撮影機会を逃すことは一度もなかった。最後の白川郷では-3℃の豪雪の中、傘を差しながら撮影したが、少々濡れても動作にはまったく影響がなかった。永平寺では暗い七堂伽藍の内部の撮影に内蔵フラッシュを使ったが、暗いところでは自動的にAFイルミネータが働き、赤外線が照射されて露出やピント合わせが行われ、スムーズにシャッターが切れたのには驚いた。E-1ではピントが合わず、手動に切り替えても暗いファインダー内でのピント合わせに苦労したものだが、この課題を見事にクリアしている。E-1の経験がE-300に結実している感じで、自信を持ってお薦めできるデジカメに仕上がっている。今後、E-300を主力機とし、E-1を補助機として使い込んで行きたい。 |
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