ホームページお知らせお便りコーナー徒然日記俳句・海の風景ホームページ奮闘記作者のプロフィールリンク
  Wa☆Daフォトギャラリー 特集!旅紀行Q

2018年7月3日改訂

♪劉三姐/山歌好比春江水

拡大写真(1600x1200)302KB

桂林や久遠の流れ霧襖  北舟

2006年12月9日作成

観光竹筏

観光竹筏(霧の桂林紀行/中国)

中国国旗

 雨の桂林紀行

竹筏

 
竹排ツーパイ の観光竹筏

 漓江下りで印象深いのは、竹排(ツーパイ)と呼ばれる竹筏である。竹江を出港してしばらくは、この竹筏の土産物売りがしつこく遊覧船にやってくるので、うるさく感ぜられたが、この辺まで来ると、今度は観光客を乗せた観光筏に変身する。

竹筏による川下り

竹筏による川下り

拡大写真(1400x970)372KB

 10本の竹を横に並べただけの簡素な観光筏には、小型のガソリン・エンジンが積まれ、必要により機走(きそう)する。筏の中央にはどれも居心地の良さそうな椅子が据え付けられ、観光客が陣取って筏下りを楽しんでいる。

竹筏と奇山

竹筏と奇山

拡大写真(1400x1050)192KB

 筏の中央や後方に人が乗ると、筏がたわみ、舳先(へさき)が浮き上がるので、滑らかに進むことができる。なかなか上手い考えで、昔、誰かが豊富な自生の竹を使って筏を造ったところ、輸送や移動に便利であることから普及したものだろう。

機走する観光竹筏

機走する観光竹筏

拡大写真(1400x1050)324KB

未だに竹筏が生き残っているのは、簡単に作れてコストパフォーマンスに優れているからに違いない。

観光竹筏

観光竹筏

拡大写真(1600x1200)302KB

 殆どの筏にはカラフルな屋根がついているが、俄雨(にわかあめ)程度には役立つだろう。利用者はバックパッカー・タイプの個人旅行を楽しむ人たちで、ツアーにも組み込めば、もっと親水性のある旅が楽しめることだろう。ただし、筏では全員救命胴衣をつけることを励行願いたい。

機走する観光竹筏

機走する観光竹筏

拡大写真(1400x750)277KB

 

五指山ごしざん

 
 漓江左岸(東岸)の興坪(こうへい)という村落を過ぎると、やがて右岸(西岸)に五指山が見えてくる。隣接するタワーカルストが丁度五指に見えることから命名されたものと思われる。

五指山の景観

五指山の景観

拡大写真(1400x1050)167KB

 この近くで、5本の竹を組んだ漁労用の竹筏のそばで、漁師たちが川鵜を休ませながら網を繕っていた。

竹筏の川鵜と漁師たち

竹筏の川鵜と漁師たち

拡大写真(1200x620)340KB

 川鵜が自生しているのか、漓江のあちこちで群れているのが見られた。その向こうには家鴨(アヒル)も見える。

川鵜に占領された竹筏

川鵜に占領された竹筏

拡大写真(1800x860)363KB

 桂林から竹江の間には何本か橋が架かっており、バスは桂林から橋を渡って西岸の竹江に着いたが、それから下流約60kmの陽朔までは一本の橋も架かっておらず、住民たちは未だにフェリーや竹筏で川を往復している。

対岸への渡し場

対岸への渡し場

拡大写真(1400x1050)372KB

 南光優さん撮影による川に向かって建つ川辺の豪邸。何族かはわからないが、漓江沿いに暮らす少数民族の建物である。川が富をもたらしてくれる豊かな漁村であろう。

川辺の豪邸

川辺の豪邸

拡大写真(1400x920)216KB

 撮影:南光優 / 1996.12.6 

 黒い川鵜と対照的に、白い家鴨(あひる)があちこちに群れをなしており、川魚(かわざかな)を漁(あさ)っていた。

竹筏と家鴨の群

竹筏と家鴨の群

拡大写真(1200x620)338KB

 漓江の河川敷では水牛が放牧されていた。亜熱帯気候に属し、タイ系のチワン族が住む村落とあってみれば、当然の光景かも知れない。広西チワン族自治区の西隣はベトナムである。

水牛の放牧

水牛の放牧

拡大写真(1800x1200)396KB

 彼らは水牛を農耕に使い、最後は食用に供するという。亜熱帯とはいえ、秋になれば草が枯れてくるようだ。

草を喰む水牛

草を喰む水牛

タニシ

 漓江右岸(西岸)にタニシ山が見えた。日本の漢字にない名前がついているが、英語で River Snail Hill とあるので、川のカタツムリ、すなわちタニシということらしい。写真下は船の後方を撮影したもので、この山を通過した後は、さほどの景観がなく、後は陽朔に到着するまで、船室で休むことになった。

タニシ山 River Snail Hill

タニシ山 River Snail Hill

パノラマ写真(1600x800)105KB

 桂林や久遠の流れ霧襖  北舟 

けいりんや くおんのながれ きりぶすま

 それでも私は休むわけにはいかず、キャビンの窓から見える珍しい光景にカメラを向けていた。先ほどの水牛は陸上で草を喰んでいたが、矢張り水牛らしく、川の中で水草を喰んでいる光景が似つかわしい。

水草を喰む水牛

水草を喰む水牛

拡大写真(1400x1050)293KB

Wa☆Daフォトギャラリー

今 日

 和田フォトギャラリー

昨 日

 Copyright (C) 2000-2018 Yoshio Wada. All Rights Reserved. 

ホームページお知らせお便りコーナー徒然日記俳句・海の風景ホームページ奮闘記作者のプロフィールリンク