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▲▼ 湯殿山参籠所の御神前で護摩祈祷の申込が行われた。自分で神木に願意・住所・祈願主をしたためておくと、神職の方で紙に書き写し、護摩祈祷のときに、祭主が読み上げながら神木(護摩木)を炊き上げてくれる。 |
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護摩木 |
に願文を書く / 湯殿山参籠所・御神前の間 |
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今回の錬成修行道場の責任者は、吉住登志喜・禰宜(ねぎ)で、護摩祈祷の祭主である。筆者の電話とファックスによる密着取材の事前申込を快く受け入れて下さった方である。行人たちが湯殿山参籠所に帰ってきたのとほぼ同時に、羽黒山の社務所から吉住さんの車が到着したので、早速挨拶し、改めて護摩祈祷の取材をご了解いただいた。 |
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護摩木 |
に点火する祭主・吉住登志喜禰宜 / 湯殿山参籠所
御神前の間 2010.8.7 18:14 |
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▲▼
御神前の間には、錬成道場の行人たちのほか二組の団体が着座し、午後6時20分ころ、天井の照明が落とされて護摩祈祷が始まり、吉住祭主が護摩木に点火した。 |
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祭主:吉住登志喜禰宜 |
佐藤敬幸権禰宜 |
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▲▼
護摩祈祷中、行人たちは、全員平伏するのが習わしである。人数が多いので、祈祷が終わるまでにはかなりの時間を要し、ちょっと辛いようにも見えるが、これも修行であろう。 |
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▲▼ 中央の護摩壇では、次々に護摩木が炊きあげられ、護摩火が煌々と燃え上がるなか、祭主は一人づつ住所氏名・願意を読み上げ、祈願をしてゆく。護摩木が燃やされて行くにつれ、火勢が増し、筆者には燃え上がる炎が神の化身のように見えた。 |
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なつみやま たくすごまびや かみのごと |
Deep
summer mountains, holy fire of hope standing like a god. |
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▲▼ 護摩祈祷が終わると、祭主はじめ神職たちは、祭壇左に祀る御祖神(みよやのかみ)に向かい、物故者たちの冥福を祈った。神職たちが仏像の姿をした御祖神に祈りを捧げるのは、神仏習合の修験道の流れを汲むものである。 |
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御祖神 |
に物故者の冥福を祈る 18:31 |
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最後に、各団体代表者による玉串奉奠(たまぐしほうてん)に移り、錬成道場からは、大橋幸治さん(福島県伊達市
44歳)が祭主の座に正座し、神前に玉串を捧げた。 |
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錬成道場を代表して大橋幸治さん(44歳)の |
玉串奉奠 |
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18:33 |
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▲▼ 最後に祭主・吉住登志喜禰宜の挨拶で約35分間の護摩祈祷が終わり、太鼓の音とともに照明が点った。 |
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▲▼
この日の予定は、スケジュールどおりに終わり、太田道彦のお達しのあと、夕食・直会・入浴が行われ、午後10時に消灯・就寝となった。 |
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明日の予定を説明する太田慶春道彦 18:52 |
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湯殿山の夕焼け 19:10 |
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▲▼
この日の取材を終え、休憩所2階の自室に戻るべく外に出ると、湯殿山の真っ赤な夕焼けに遭遇し、大自然の壮大な営みに心を打たれた。ビルの乱立する大都会では味わえない美しい光景だった。 |
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大鳥居の夕焼け 19:11 |
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