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 旅紀行日本の裸祭り

2011828日改訂

 

 

 

今 日

昨 日

♪法螺の音〜篠笛〜小鼓

湯殿山夏早朝の御沢駆   北舟

 

Mt. Yudono, going along a stream early morning in summer.

2011年8月25日制作

岩壁の直下を進む 05:54

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岩壁の直下を進む/湯殿山梵字川(山形県鶴岡市)

神紋   出羽三山神社   神紋

 湯殿山滝行

御沢駈

▼ 3日目、午前5時起床。5時半すぎ湯殿山参籠所を出発し、御沢駆け・滝行・湯殿山神社本宮参拝に向かう。

 
出発の準備 2011.8.8 05:16

出発の準備 2011.8.8 05:16

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出発に先立ち班長たちが輪になってミーティングを行った説明しているのは夕べの護摩祈祷で玉串奉奠を行った大橋幸治さんである。後日、メールをやりとりし、素晴らしいコメントを頂いたので、ここに紹介させて頂く。

 

 出羽三山神社練成修業道場への参加は今年で8回目になります。毎年、「今、自分が生かされている事への感謝」の気持ちで修行に参加させて頂いております。
 我が家では私が9代目に当たります。私がこの世に生を受けるためには両親・祖父母・曾祖父母・・・・と、数えてみますと510人もの先祖がいる事になります。その先祖一人一人が、寸分の狂いもなく出会い、結婚をして、家庭を守り、命を繋いできたことに、偶然の奇跡を感じるとともに、唯々「感謝」があるばかりです。
 この感謝の気持ちを忘れないために、そして子々孫々まで受け継がれていくためにこれからも精進したいと考えております。 福島県伊達市 大橋幸治 44歳
説明する大橋幸治さん
 

班長たちのミーティング 05:21

佐藤篤さん

班長たちのミーティング 05:21

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太田道彦が御霊水を法螺貝に注ぎ少しして反対側から水を抜いた珍しそうに見ている女性たちに「法螺貝は中が湿っていないと音が出ない」と説明した。

 
法螺貝ほらがい に水を通す

道彦みちひこ

の太田 禰宜ねぎ

法螺貝に水を通す道彦の太田禰宜

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湯殿山本宮に向かって礼拝

湯殿山本宮に向かって礼拝

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▲▼ 錬成道場の行人たちは、湯殿山本宮に向かって拝礼した後、太田道彦を先頭にして湯殿山参籠所を出発。

 
早朝湯殿山

参籠所さんろうしょ

を出発 05:33

早朝湯殿山参籠所を出発 05:33

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湯殿山参籠所から御沢駆け入口への道 / 衛星写真

湯殿山参籠所から御沢駆け入口への道 / 衛星写真

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Google Map

  ▲▼ 徒歩8分ほどで御沢橋南端に到着太田道彦が法螺を吹鳴しつつ橋の南東端から梵字川の沢に向かった  
御沢橋南東端から梵字川の沢に向かう 05:41

御沢橋南東端から梵字川の沢に向かう 05:41

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御沢橋〜御滝の御沢駆けコース / 衛星写真

御沢橋〜御滝の御沢駆けコース / 衛星写真

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Google Map

  ▲▼ 御沢橋のたもとから2〜3分ほど進んだところから沢に入り、御沢駈けが始まった。全員、足袋草鞋なので、滑ることもなく、順調に梵字川の川床を遡上(そじょう)した。  
梵字川ぼんじがわ  の沢に入る 05:44

梵字川の沢に入る 05:44

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  ▲▼ 一行は一列縦隊になり、太田道彦を先頭に男性行人が進み、その後を女性行人が追った。このあたりは平坦なので、楽に進むことができた。  
御沢橋おさわはし 付近から

御沢駈けおさわがけ

 /   梵字川ぼんじがわ   05:47

御沢橋付近から御沢駈け / 梵字川 05:47

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滝が見えてきた 05:50

滝が見えてきた 05:50

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  ▲▼ 10分ほど進むと、落差のある滝が見えてきた。このあたりから沢は高低差を増し、沢歩きは難易度を増す。  
滝のそばを 遡上そじょう する 05:52

滝のそばを遡上する 05:52

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岩壁の直下を進む 05:54

岩壁の直下を進む 05:54

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   湯殿山夏早朝の御沢駆  北舟 

ゆどのさん なつそうちょうの おさわがけ

Mt. Yudono, going along a stream

early morning in summer.
次々に現れる難所 06:03

次々に現れる難所 06:03

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  ▲▼ 手を貸さないと危ない箇所が出現する毎に班長たちが張りつき、最後の人が通過するまで支援してくれるので、女性でも安全に通過することが出来た。  
班長が手を貸して難所を克服する 06:04

班長が手を貸して難所を克服する 06:04

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支援して汗だくになった大橋幸治さん 06:07

支援して汗だくになった大橋幸治さん 06:07

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御沢駈けが始まって30分ほど経った頃岩の割れ目に祀られた胎内権現・伊邪那美(いざなみ)神社に到着。まず道彦が入り灯明を点した後、順番にお参りした読者ご想像のとおりの胎内潜りである(内部は撮影禁止 )  
岩の割れ目で

胎内潜りたいないくぐり

 06:10

岩の割れ目で胎内潜り 06:10

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▲▼ 割れ目の奥は洞窟で、行き止まりに道彦の点した灯明が立つ小さな祠があるので参拝する。その左に清水が湧き出ているので、口にすると御利益があるという。柄杓(ひしゃく)がなくなっていたので、手ですくって飲んだ。  
胎内権現たいないごんげん

伊邪那美いざなみ

神社に手を合わせる大橋幸治さん 06:12

胎内権現・伊邪那美神社に手を合わせる大橋幸治さん 06:12

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御沢駆けでは、沢の左右に13の神社が祀られているので、行人たちは参拝をしながら進んだ。神社といっても祠があるのは、伊邪那美(いざなみ)神社だけで、あとは神社名を刻んだ石碑が建てられていたり、立て掛けてあったりするだけである。  
 写真下の飯野山神社は苔むした岩壁が御神体の神社である修験道では大自然のあらゆるものに神が宿ると信じる。自然崇拝と神道から始まり、6世紀中葉に仏教が伝来すると、本地仏(ほんじぶつ)という概念が生まれ、神仏習合の修験道が生まれた。
 岩壁の 飯野山いいのやま 神社に合掌 06:19

岩壁の飯野山神社に合掌 06:19

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明治に御沢橋が完成し湯殿山本宮への参道が整備されるまでは、一般参拝客は、先達に引率されて御沢駆けをしやがて現れる御滝(おたき)で禊をしたのち30mの垂直の梯子をよじ登って本宮にお参りするしか道はなかった。湿地に一枚の板があるだけで、どんなに助かることか。  
 湿地の 一枚木道いちまいもくどう を歩く 06:19

湿地の一枚木道を歩く 06:19

あと僅か! 06:24

あと僅か! 06:24

沢に入って50分ほど経った頃二筋の滝が見えてきたこれが目指す御滝神社(おたきじんじゃ)滝そのものが御神体 となっている。これからこの聖なる地で、錬成修行道場最後の修行となる滝行が行われる。  
 御神体直下の 御滝おたき 神社に到着! 06:27

御神体直下の御滝に到着! 06:27

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